2014/09/27

昔懐かしの白ワイン NV

昔懐かしの白ワイン NV
昔懐かしの白ワイン NV

日本:山梨県:勝沼町
アルコール度:13%
ブドウ品種:甲州、ナイアガラ

リカーランドトップで、税込み1290円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>マスカット
<花・植物>かすかに白い花
<香辛・芳香>かすかにグリーン系のハーブ
<化学物質>なし
香りの印象:マスカットの香りが強すぎて他の香りがしない

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖多めのやや甘口
酸味:爽やかな、まろやかな
苦味:やや強めで後味に爽やかさを与えている
バランス:まろやかな、ややアルコールが浮き気味
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
マスカット

【評価】
残糖多めのやや甘口でまろやかな味わいながら、アルコールが強く浮き気味

【供出温度】
7度以下、8-10度 キンキンに冷やしてジュースのように飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかった色調で、グレーっぽい金属質な輝きを持っています。

香りは、ほぼマスカットで、他の要素を隠していますが、悪い要素はありません。

味わいは、残糖多めのやや甘口で、ジュースのようなフルーツ感とまろやかな酸味で穏やかな印象ながら、後味にアルコールの印象が出てきて、やや辛さの残るフィニッシュ。

最初の一口は、意外と美味しいじゃん、って感じだけど、グラス1杯目で早くも飽きてきたかも。
マスカットジュースに焼酎入れてるみたいな感じ?

かれこれ30年ワイン飲んでますが、昔の日本のワインって不味かったですよね~。
バランスが悪くて、クリーンじゃなくて、アルコールが浮いてて、妙に酸っぱかったり、辛かったり。

でもこのワインは現代風の印象があって、少なくともクリーンなイメージです。

あっ、分かった。
これ一時期とても流行った、フレッシュフルーティなドイツワインのイメージですね。
確かに日本のワインもジュースを混ぜたようなフレッシュなワインが流行った時期があった気がします。

甘いワインの復権を狙ってるんですかねー。
昔の日本の新酒って、確かにこんなのばっかりだった事があります。

食事には合わせにくそうだけど、ワインだけでどんどん飲めますね。
しかもこのワイン、アルコール度が13%もあるので、気が付くとすぐ酔ってます。

ジュースを混ぜたら13%もいかないですよね。
昔のドイツワインは9-11%くらいだったような。
そこが日本ワインの技術力なのでしょうか。

う~ん。
しっかりブドウの味がして、これはこれで美味しいかも。
後味に残る苦味がジュースっぽさを軽減してますね。
甘いんだけど、苦い。

今日の晩御飯は、自家製の冷や汁。
宮崎県のソウルフードですね。

このワイン、甘くてマスカットの香りが強いので、和食にはまったく合わないみたい。
マヨネーズ味のマカロニサラダもあったのですが、これも合いません。

おつまみの、シャトレーゼのブラックペッパー味のラスクに合わせても、まったくからみません。
食事とからむという意識がまったくないみたいで、どの食事にあわせても、ジュースっぽい合い方をしそうです。

でも憎めないキャラクターで、これはこれで美味しいですね。

人に例えると、穏やかで優しい和服をきたちょっと年配の女性?
こういうワインがあってもいいじゃん、って感じです。

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