2013/11/30

フィンカ・エル・プンタル テンプラニーリョ 2011

フィンカ・エル・プンタル テンプラニーリョ 2011
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPヴァン・ド・ペイ・ドゥ・レロー:10)\1260
(2)ピノ・ネーロ(伊:ロンバルディーア州:DOPピノ・ネーロ・デル・オルトレポ・パヴェーゼ:10)\1200
(3)テンプラニーリョ(スペイン:ムルシア地方:11)\1050
(4)テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(5)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた黒っぽい色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:少し落ち着いた、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:なめし革、硫黄、ややケミカル、プルーン、干しぶどう、腐葉土、血液
香りの印象:まだ閉じている印象、ちょっと熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:なめらか、優しい
バランス:柔らか、心地良い
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ジャムのようなフルーティさ

【評価】
少し熟成感があるが、フレッシュさとエレガントさがある

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
やや黒っぽい落ち着いた色調で、深い透明感を持っている。
輝きと粘性がある。

香りは干しぶどうやプルーンのようなやや熟成感を感じる香り。
ニューワールドのピノ・ノワールでやや熟成したような感じで、ピノ・ネーロが候補。

味わいは、マイルドで、残糖の甘みもあって、個性的。
ニューワールド的ではなく、伝統産地でも甘みのバリエーションが広い、イタリアのイメージ。

ファイナルアンサーで、ピノ・ネーロ
で、ブー

スペイン2011年のテンプラニーリョでした。

【総評】
フィンカ・エル・プンタル テンプラニーリョ 2011
FINCA EL PUNTAL TEMPRANILLO 2011

スペイン:ムルシア地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

ワインショップソムリエの通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。
参考価格は、1050円。

黒っぽく落ち着いた色調で、輝きと、深い透明感があります。
底が何となく見えそうなくらい。

香りは、干しぶどうやプルーンのような印象で、シェリーのオロロソのような熟成香があります。
これって、ひょっとしてシェリー樽とかで熟成しているのかも。

2年前のワインでこんなに熟成感を感じる事は、普通ありませんね。

味わいも熟成感のあるマイルドな味わい。
ちょっと酒精強化ワインみたいな感じもありますが、フレッシュ感があって、やはりまだまだ若いワインの印象です。

飲みくちはマイルドでふっくらフルーティですが、熟成感が深みを出してて、第一印象はいい感じ。
ワインだけで、どんどん飲んじゃいますね。

今日の晩御飯は、豚肉の薄切り肉にいろいろな具材を混ぜてフリッターにしたもの。
このワイン、穏やかなので、大人な感じで合います。

熟成感があるので、醤油系の味にもフィットしそうですね。
煮ものとか、照り焼き系のものとか、よく合いそうです。

醤油系の味が強いビーフジャーキーに合わせてみると、負けてしまうものの、フィットします。

ただ、このワイン、ずっと印象が変わらない。
ちょっと飽きてきましたが、安定感はあります。

ほんのり甘い印象がいいみたいですね。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。

個性的で、コストパフォーマンスも高く、良いワインではないでしょうか。

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※サイトより引用
この「カペル」のあるムルシア地方は、マドリッドから南東に400kmあまり、 ヨーロッパ中の人々が「別荘を持ちたい」と憧れる、太陽の国です。
年間の平均気温24℃ほど、年間を通して雨も少なく、果物や野菜作りでも有名な地域。 ブドウ栽培においても例外でなく、乾燥した土地と長い日照時間のおかげで、凝縮度の高い素晴らしいブドウが収穫できます。
カペル社は、このムルシア地方に1956年に設立されました。 目的は地元の協同組合と協力し、「ムルシアの高品質なブドウで コストパフォーマンスの良いワインを造る」こと。
この戦略は大当たりし、 地元スペインだけでなく、広く海外から注文を受けるようになりました。 今でも85%の量が輸出にあてられる程、 その品質は高く評価されています。
カペル工場カペル社の強みは、個々のブドウ栽培家たちとの密接なつながり。
ムルシア地方のブドウ畑は主に石灰質土壌、乾燥した気候と 暑さのため、農薬など科学的な処置はほとんど必要としません。 つまり、栽培はほぼオーガニック!!
また、この恵まれた気候のおかげで、ブドウはしっかりと完熟し、 果実味を持った、飲みやすいワインができます。
ついついグラスを重ねてしまう、スペインならではのコスパ高いワイン!!
ラズベリーやストロベリー、スグリなど印象的なベリー類の香り、滑らかな飲み心地があり、わずかにカカオの香りも感じられます。 重いワインではありませんが、味わいのバランスが取れており、 飲みやすく香りも豊かで毎日の食卓で開けられるコストパフォーマンスの良さが魅力です。
肉料理全般によく合います。気軽にハムやサラミを使ったピンチョス(小さなおつまみ)や、鶏肉のパエリヤなど。 ムルシア地方の伝統料理「カルデロ」を、鶏肉や生ハム切り落とし、サラミなどお肉ベースで野趣あふれる男の料理に仕上げてみるのも◎です。

ランソス・ブランコ 2012

ランソス・ブランコ 2012
(1)ソーヴィニヨン・ブラン、ビウラ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\980
(3)クレレット、ブールブーラン、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:11)\980
(4)グルナッシュ・ブラン、クラレット(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOPヴァントゥー:12)\800

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:輝きがある、色づきが弱め

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:柑橘系、ミネラル、白い花、爽やかなハーブ
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:やや軽い
バランス:溌剌とした、力強さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
フレッシュで、フルーティだが、力強さがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
外観は若々しい色調で、やや淡く、ギラギラした輝きがある。

香りは柑橘系とハーブの爽やかな印象。
石灰のようなミネラル感も強い。
時間が経つと、蜜のような甘い印象も出てくる。
ソーヴィニヨン・ブランとはちょっと違うような感じ?

飲みくちは、少し厚みのある果実感で、ちょっと残糖もあり、ニューワールドのイメージ。
味わいの印象もソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。

ローヌ品種の2つに絞るが、ブドウ品種も生産年も価格もほぼ一緒なので、これはヤマカンの世界。

ただその前に、チリのソーヴィニヨン・ブランの可能性だけ確認。
あらためて香りを確かめて、やっぱりこれはソーヴィニヨン・ブランではない。

若々しいのと、ちょっと安そうなまとまりなので、AOPヴァントゥーの方かな。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ブラン、クラレットのAOPヴァントゥー
で、ブー

スペインのソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
ランソス・ブランコ 2012
LANZOS BLANC 2012

スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、ビウラ

リカーランドトップで、990円で購入。

淡い色調で、ギラギラと輝きのある外観、粘性も強め。

香りは、最初ミネラルと柑橘系のフルーツ、時間が経つと香りが立ってきて、シロップや蜜のような、濃縮感のある甘い印象になります。

味わいは、フレッシュな酸味とフルーツ感、甘みのバランスが良く、爽やかで心地よい。

第1印象はとても良いですね。
スペインですが、ちょっとニューワールド的な味わいです。

ソーヴィニヨン・ブランとビウラのブレンドなので、ちょっと個性的な味わいになっているんでしょうね。
ビウラって安いワインに使われている事が多くて、よく飲んでいるんですけど、イマイチ個性をつかみきれてません。
アロマティックでマスカットのような香りがあったり、シャープな酸味でトゲトゲしていたり、いろいろです。

このワイン、食べ物無くても、どんどん飲めますね。
アルコール度が高くちょっと強めのアタックなので、だんだん重さが出てきました。

今日の晩御飯は、薄切り肉にいろいろな具を混ぜてフリッターにしたもの。
このワイン、ちょっと厚めの味わいなので、お肉のメニューに良く合いました。

チキンとか、豚肉とかの洋食メニューに、幅広く合いそうです。

おつまみの堅揚げポテトにはバッチリ。
スナック系にもよく合いますね、飲み会系のワインかも。

ちなみにカミさんの価格感は、780円と、やや低い評価。
ちょっと癖があるね、という感想でした。
ビウラの個性の部分かもしれません。

個人的にはまたリピートしてもいいワインですね。

■スペインワインオンラインショップ

http://shop.spainclub.jp/shopdetail/002000000038/

※サイトより引用
スペイン白ワインの産地ルエダ内のボデガ、アルバレス・イ・ディエスがカスティーリャ・イ・レオン地方で造る、よりお手軽でコスト・パフォーマンスの高い白ワインです。 「ランソス」はボデガがD.O.ルエダ内とその近郊に所有する自社畑の名前で、その区画のブドウを100%使用しています。グレープフルーツ、グァバ、モモを想わせるフルーツのアロマを持ち、クリスピーでドライな味わいです。
ルエダ地区は、スペインの北西部カスティーリャ・イ・レオン地方の中心部に位置、典型的な大陸性気候と石灰質と粘土層の土壌を持ち、スペインの高級白ワイン産地として知られています。かつては熟成タイプのワインや酒精強化ワインを生産していましたが、1970年代にフランスの醸造家エミール・ペイノー氏が、この産地のポテンシャルを見出し、同時期に原産地呼称の基礎が確立すると、ブドウ本来の特性を活かした果実味豊かで、より現代的な醸造のプロセスを使い始めました。重要なブドウは土着品種のヴェルデホで、フレッシュでしっかりとしたストラクチャー、キレのある味わいと共に、酸味と果実味のバランスがとれた白ワインに仕上がります。また70年代当時に植えられたソーヴィニヨン・ブランも、豊かなアロマと上品な酸味、トロピカルな果実味を持つ白ワインを生み出し、当時はヴェルデホのアロマを補うためにブレンドされていましたが、ヴェルデホの樹齢が高くなり、単一で上質の白ワインが出来るようになると、ソーヴィニヨン・ブランのみでもワインが造られるようになりました。
造り手のアルバレス・イ・ディエスは1941年創業。 1980年に創設された原産地呼称のために尽力した8つある内のボデガの1つで、ルエダの南部、ナバ・デル・レイにあります。1977年にホセ・デ・ベニート氏が会社を取得すると、1984年に自社のマンテルのブランドで世界初の有機ワインを生産するなど、当時としては画期的なプロセスを用いてワイン造りを行なっていました。現在は息子のホアン・デ・ベニート氏が当主となり、受け継がれてきた伝統を守りながら、品質の高いワインを生み出し続けています。

■関連リンク

ランソス・ティント 2012

2013/11/29

ラ・ピントラ カベルネ・ソーヴィニヨン NV

ラ・ピントラ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
ラ・ピントラ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
LA PINTORA CABERNET SAUVIGNON NV

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ファミリーマートで、598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかな紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:硫黄、スモーク、茎のようなグリーン香、ケミカル
香りの印象:閉じている?最初香りが強めだが、すぐに弱くなる

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープな、フレッシュな
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
濃縮感のあるフルーツ感、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
買った時に冷蔵庫に入っていたので、温度が低すぎてイマイチ味が分かりません。

外観は、鮮やかな紫色のフチをした、濃い色調。
粘性強めで、テラテラした輝きがあります。

香りは温度が低いせいで、ほとんど開いて来ません。
硫黄やケミカルな印象が強いですが、もうちょっと時間が立たないと分からないかも。

味わいは、フレッシュでフルーティ。
厚みのある濃厚な果実感だけど、すっきりしたフレッシュな印象があります。
酸味がしっかり効いているのと、タンニンが弱めでスムーズな味わいだからでしょうか。

ちょっと温度低すぎで、味が分からないものの、第一印象は悪くありません。
全体的にスッキリ飲みやすく出来ていて、余韻のフルーツ感も心地よいですね。

今日の晩御飯は、ファミマの冷凍食品、トマトとモッツァレラチーズのパスタ。
いかにも冷食って感じですが、意外と美味しいです。

このワイン、冷凍食品の脂っこさをすっきりと洗い流す感じで、とても良く合います。
ひんやりしたクールな飲みくちなので、フレッシュ感がありますね。

やばいくらいにどんどん進みますね、でも明日は休みだからいいや~。

おつまみのスパイシービーフジャーキーに合わせると、完全に負けました。
方向性が違って、まったく合いません。
これはダメみたい。

食事が終わって、ワインだけになると、ちょっとボソボソした印象になってきました。
香りも良くなってきませんね。

このワイン、コストパフォーマンスは微妙かな~。
飲み始めは、冷えていて、わりと良かったのですが、飲み進むと飽きが来るタイプですね。

ワンコインでももっといいものがあるので、あえてこれを選ぼうとは思わないかも。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)

2013/11/26

コンチャ・イ・トロ エクストリーモ シャルドネ 2013

コンチャ・イ・トロ エクストリーモ シャルドネ 2013
コンチャ・イ・トロ エクストリーモ シャルドネ 2013
Concha y Toro EXTREMO CHARDONNAY 2013

チリ:中央渓谷地方:マウレ・ヴァレー地区
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:バタークリーム、ミネラル、カリン、パイナップル、南国系果実、爽やかなハーブ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ドライで、厚みがあり、力強い
アルコール:高め
余韻:やや長く続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
ドライでシンプルながら、力強さがある。
アルコールが高すぎてややバランスが悪い。

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、若々しい色調で、輝きがあります。

香りは、最初は強く香りますが、時間とともに弱くなりますね。
ミネラルや、南国系の果実、バターリィな印象もあって、シャルドネらしい香りです。

味わいは、爽やかさがありながら、力強さも持ってます。
やや強めのアタックから、強い酸味が広がり、アルコール度の高さもあって、辛い感じでフィニッシュ。

ワンコインよりはしっかりしていて、1000円台でも遜色ないレベルでしょうか。

香りではリッチ系のシャルドネかと思ったら、さわやか系のシャルドネですね。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
ソーヴィニヨン・ブランとかの、爽やか系の品種の方が合うメニューです。

このワイン強さがあるので、そこを料理がカバーしきれず、ワインが勝ち気味になりますね。
でも、何か食べ物があった方がワインが進みます。

カシューナッツのチョコレートに合わせると、ワインが負けずに対等に渡りあって、とても良く合いますね。

オレンジピールの入ったチョコレートだと、ワインの負け。
でも底上げするような合い方をするので、バランスはとても良いです。

このワイン、強気な印象なので、強めのつまみの方が合うみたいですね。

食事が終わってワインだけになっても、フレッシュ感があるので、美味しく飲めます。
白ワインでアルコール度13%というのは、かなり強めですが、このワインすいすい飲めて、ちょっと危険かも。
平日でもついつい飲み過ぎちゃいますね。1本空きそうな勢いです。

チリでは有数のメジャーブランド、コンチャ・イ・トロが出してる、戦略ワインなので、それなりの品質だとは思ってましたが、これはかなり上出来ですね。

セブンイレブン的には、ドロスディ・ホッフとの差し替えみたいですが、タイプはちょっと違うみたい。
ドロスディ・ホッフはリッチなタイプでしたが、このワインはフレッシュで爽やか。

盛り上がり感は、ドロスディ・ホッフの方が上ですが、これはこれで十分美味しいワインだと思います。

人の家に持っていくにも問題なレベルではないでしょうか。
安定感があって、良いワインだと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/11/24

ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 新酒 2013

ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 2013
ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 新酒 2013
JAPAN PREMIUM MUSCAT BAILEY A 2013

日本:山梨県
アルコール度:12%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA

リカーランドトップで、1490円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかなピンクに近い紫色の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:底がハッキリ見えるくらいの透明感、鮮やかな色調

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:赤い果実、ぶどうジュース、ややフォクシー、フローラル、シロップ、カラメル、キャンディ
香りの印象:弱めながら、華やかさがある

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープで、フレッシュ
タンニン分:弱め、緻密、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュでフルーティ

【評価】
フレッシュでシンプル、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
今年2本目の、日本の新酒。
日本ワインの品質が上がってきてるので、期待して開けました。

外観は鮮やかな色調で、透明感があり、キラキラと光る輝きがあり、とてもキレイ。

香りは華やかで、赤い果実の印象と揮発性のあるぶどうジュースのようなフレッシュな果実感、フローラルな印象やキャンディのような印象が、チャーミングです。

味わいは軽いアタックから、柔らかい酸味がジワッとひろがり、心地良い果実感がひろがります。
ライトでカジュアルな果実感で、ほんのり甘みもありますが、後味はスッキリとドライで、キレイな余韻です。

全体的にとても上品に、マジメに、造られてる感じがしますね。
日本ワインの赤の新酒としては、いままで飲んだ中では一番美味しいのでは。

まあ、いままで美味しい日本の赤の新酒って無かったような気がしますが・・・

今日の晩御飯は、サーモンのムニエルホワイトソースがけ、しめじのソテー、マッシュポテト。
ジュースっぽいので、どれもイマイチだったけど、カミさんはマッシュポテトが合った、と言ってました。

食事が終わって、ピスタチオに合わせると、個性的なスイーツのような絡み方?
ピスタチオの青味と油脂分に、ジャムとアルコールを合わせたような味わいのスイーツみたい。

このワイン、食べ物があれば、飽きずに飲めるかもしれませんが、ワインだけだと、だんだん飽きてきます。
やっぱりワインらしくないのかな。
なんかジュース飲んでるみたいな感じです。

でももうちょっとワインとしての深みとか、変化とか、欲しいですね。
丁寧な造りの印象はあるものの、ちょっと単調すぎて、つまらないかもしれません。

でも来年出たら、期待してまた買いたいと思います。

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国産100%ヌーボー!!マスカット・ベーリーA・新酒・ヌーヴォー [2013]年・超限定品・サントリー・ジャパンプレミアム品種シリーズ・山梨県産100%JAPAN Premium Nouveau Muscat Bailey A [2013]

※サイトより引用
厳選されたぶどうを丁寧に手摘みし、瑞々しい香り・味わいを封じ込めた「日本の旬を味わう」新酒です。
山梨県産のぶどうをタンク100%熟成し、フルーティーな香りと果実味、新鮮な酸味のある味わいを引き出す予定。(NBは山梨と長野、タンクと樽のブレンド)
日本固有品種「マスカット・ベーリーA」の華やかな香りと、フレッシュな果実感、ほどよいタンニンが心地よい、軽やかな辛口の赤ワインです。 
ついにOIVに登録!マスカット・ベーリーA、世界へ!
岩の原葡萄園から始まった、川上善兵衛品種のマスカット・ベーリーAが世界で認められました。
マスカット・ベーリーAが、国際ブドウ・ワイン機構(OIV)の「国際ブドウ品種」についに登録されました。マスカット・ベーリーAは岩の原葡萄園の創業者川上善兵衛が1927年にベーリー(♀)とマスカット・ハンブルグ(♂)を交雑してつくりだした品種です。日本の固有品種が登録されたのは、甲州に続き2つめとなります。
OIV登録されると?
OIVに品種登録されていないと、EU以上でブドウ品種をラベルに明記することができません。今回の登録で、マスカット・ベーリーAを明記して、輸出販売が可能になります。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2013/11/23

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2013

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2013
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2013
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2013

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

リカーランドトップで、2280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:黒っぽい落ち着いた紫の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:ヌーヴォーにしては落ち着いた色調で、かなり濃い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:イチゴ、赤い果実、炭酸の印象、エーテル、揮発性のある香り、イースト、グリーン系のハーブ、ちょっとナッツ?
香りの印象:弱めながら、華やかさと複雑性がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽め
酸味:フレッシュ、なめらか
タンニン分:サラサラした、緻密
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
口当たりはライトながら、ボディは強め。フレッシュ感を楽しむ。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
毎年飲んでる、ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォー。
去年はイマイチな感じでしたが、今年はどうでしょう。

外観はボージョレ・ヌーヴォーらしからぬ、落ち着いた色調で、液面のツヤがあって、粘性も強め。
最近の傾向ではありますが、かなり濃く、グラスの底がギリギリ見えないくらい。

香りは意外と弱めで、華やかさはありますが、今年はちょっと抑えめな印象ですね。
全体的に抑えた感じ?
キャンディ香はあるものの、ハーブっぽい感じもあって、ちょっと大人な、普通のワインのような印象です。

味わいはライトなアタックで、ボリューム感は無いけど、すっきりとして飲みやすいタイプ。
アタックからフィニッシュまで、キレイな余韻で流れていきます。

うん、これは美味しいかも。
飲んでて、しあわせ感があります。

今日の晩御飯は豚の生姜焼き。
バランス的には合うけど、香りが合いませんね。

もうちょっと、ハーブやスパイスが効いているものが良さそうです。
バジルとモッツァレラのパスタやピザだと、とても良く合いそう。

ピスタチオに合わせてみると、ちょっと苦味が強くなるけど、全体的には悪くありませんでした。

食事が終わってワインだけになっても大丈夫ですね。

軽めの仕上がりだけど、バランスがよくて、スッキリと飲みやすいと思います。

やはりジョルジュ・デュブッフは安定感がありますね。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

トルティ ピノ・ネロ ビアンコ オルトレポ・パヴェーゼ 2012

トルティ ピノ・ネロ ビアンコ オルトレポ・パヴェーゼ 2012
(1)ピノ・ネーロ(伊:ロンバルディーア州:DOPピノ・ネーロ・デル・オルトレポ・パヴェーゼ:10)\1200
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、ビウラ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\980
(4)クレレット、ブールブーラン、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:11)\980
(5)グルナッシュ・ブラン、クラレット(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOPヴァントゥー:12)\800

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:オレンジっぽい独特な色調と、強い輝き

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:酸化をイメージさせるシードルのようなリンゴ、フローラル、爽やかなハーブ
香りの印象:シードル香が強くて他の要素が感じられない

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、収斂性がある
苦味:コク(深み)を与える
バランス:強さがあり、固めでコンパクト
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
リンゴのようなフルーティさ

【評価】
独特な香りと味わい、強い個性

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
少しオレンジがかった色調が個性的で、ピノ・ネーロかクレレットあたりが怪しい。

香りは強いシードル香。
普通に考えると酸化が進んでるサインだけど、これはちょっと違うみたい。
普通の白ワイン品種じゃないみたい。
そうなると、ブラン・ド・ノワールのピノ・ネーロが候補。

味わいは、強烈な酸味があるものの、酸化してる印象は無い。
収斂性のある酸味はちょっと飲みにくい、伝統産地のローカル品種のイメージ。
とても個性的。

この中ではやはり、ピノ・ネーロか。

ファイナルアンサーで、ピノ・ネーロ
で、ピンポン

このワイン、とっても個性的。

【総評】
トルティ ピノ・ネロ ビアンコ オルトレポ・パヴェーゼ 2012
TORTI Oltrepo Pavese Pinot Nero Bianco 2012

イタリア:ロンバルディーア州:DOPピノ・ネーロ・デル・オルトレポ・パヴェーゼ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・ネーロ

リカーランドトップで、1200円で購入。

ちょっとオレンジがかった、ベージュっぽい色調が、普通の白ワインとちょっと違うぞ、って感じ。
輝きもあり、ギラギラとした輝きがあり、粘性も強めです。

香りはとにかく、シードル香、リンゴの印象ですね。
なぜ、ピノ・ノワールがリンゴ香なのかイマイチ分かりませんが、普通の白ワインではこういうタイプはありませんね。

味わいも個性的。
強い酸味とシードルのような収斂性があって、まったくのブラインドでこのワイン飲んだら、「シードル?」って言ってるかも。

スッキリとした爽やかな味わいなので、傷んでる感じとか、酸化しているってことはありません。

個性的で、美味しいですね、このワイン。

今日の晩御飯は、豚の生姜焼き。
このワイン、白だけど、ちょうど良く合います。

もやしのサラダとか、白菜の一夜漬けとか、どれもそこそこ合いました。

食事との相性がいいみたい。

食事が終わっておつまみにピスタチオ、実によく馴染みます。

からみ合って、スペシャルなソースみたいになります。

いいですね、こういった個性的なワインがあるのが、イタリアワインの奥深さでしょうか。

このワインオススメです。

■楽天ショップへのリンク

トルティ・“ピノ・ネロ・ ビアンコ”オルトレポ・パヴェーゼ[2010]年・トルティ・ワインズ社・DOC・オルトレポ・パヴェーゼ(ロングボトル)TORTI Oltrepo Pavese Pinot Nero“Bianco” [2010] DINO TORTI DOC Oltrepo Pavese

※サイトより引用
イタリア辛口白ワイン愛好家大注目!なんと!ピノ・ネロ(ピノノワール)からの珍しいビアンコ(白ワイン)が!!ずばり!超高級ホテル!七つ星★★★★★★★ホテル!ドバイのバージュ・アル・アラブ・ホテルでもオンリスト!の人気造り手!ロンバルディア州のオルトレポ・パヴェーゼDOCにある1930年設立の家族経営の造り手から、ピノ・ネロ100%(ピノノワール100%)の高級DOC規格の貴重なビアンコ!!濃いめの黄金色!花の香りにカリンやリンゴ、グレープフルーツなどの果実の香りがあります!濃い果実味で骨太な味わいで、酸と果実のバランスが非常にいいです!ナッツなどの印象もあり、後半にかけてミネラルを感じます!味わいに強さがあり飲み応えのある究極辛口白ワインが限定で少量入荷!
濃いめの黄色で、花の香りにカリンやリンゴ、グレープフルーツなどの果実の香りがあります。
濃い果実味で骨太な味わいで、酸と果実のバランスが非常にいいです。ナッツなどの印象もあり、後半にかけてミネラルを感じます。
味わいに力強さがあり飲み応えのある辛口白ワインです。

2013/11/22

ポレール 玉諸マスカットベリーA 2013

ポレール 玉諸マスカットベリーA 2013
ポレール 玉諸マスカットベリーA 2013
POLAIRE TAMAMOEO MUSCAT BAILEY A 2013

日本:山梨県:玉諸地区
アルコール度:5%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA

グルメシティで、698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:明るい赤紫色の、明るいルビー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:濃いロゼくらいの明るさ、マスカット・ベーリーAらしい鮮やかな色調

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:イチゴ、キャンディ、シロップ、ややフローラル、グリーン系スパイス
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュな、シャープな
タンニン分:弱い、心地よい
バランス:軽くてまろやか
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(ジュースのような)

【評価】
軽くてジュースのよう、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
今年初の、国産赤ワインの新酒です。

外観は濃いロゼくらいの濃さで、鮮やかな色調の赤紫。
ちょっとフルーツゼリーくらいの感じです。

香りは弱めで、いちごキャンディやシロップのような甘い印象に、少しグリーン系のフローラルやハーブの印象があり、悪くありません、

味わいは、残糖多めの、やや甘口くらい。
フルーティで甘いアタックから、ジュースのようなフレッシュ感のある酸味が広がり、後味はややえぐ味が残ります。

ライトでフレッシュ、ジューシーな味わい、というか、ほぼジュースですね。

ただ、飲み物として悪くないと思います。
全体的なバランスとかまとまりは良いですね。

今日の晩御飯は、野菜炒めと、冷凍食品のカルボナーラ。

案の定、食事合わせるとジュースっぽさが邪魔をして合いません。
食事の余韻をワインが台無しにする、みたいな感じでしょうか。

カルボナーラは、ちょっと微妙な合い方をしますね。
冷凍食品で、ちょっとスナックっぽいからみたいですね。

このワイン、食事に合わせるのは難しいみたい。
味の濃い、宅配ピザとかだったらいいのかな。

飲み進むと、さすがにこの甘さは飲み続けられませんね。
ジュースを延々と飲んでるような気分になります。

お酒が弱くて、ワインをあまり飲んだことのない、女性に、ちょっと飲ませて、美味しいって言わせるような使い方ですかね。

あとはパーティワイン。
お酒があまり強くない女性がいるようなときにはいいかも。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2013/11/21

トップバリュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2013

トップ・バリュー ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2013
トップバリュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2013
TOPVALU Beaujolais-Villages Nouveau 2013

フランス:ブルゴーニュ地方:AOPボージョレ・ヴィラージュ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

グルメシティで、980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかなピンクっぽい紫色の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:ボージョレ・ヌーボーらしい鮮やかな色調

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:硫黄、ミネラル、キャンディ、赤い果実、グリーン系のハーブ
香りの印象:極端に弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:キメ細やか、サラサラした
バランス:軽い、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
何も残らない

【評価】
香りがなくて、水っぽい軽さで、存在感が無い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
今年一発目のボージョレ・ヌーボーは、ちょっと外した感じです。

外観は、ボージョレ・ヌーボーらしい、鮮やかな色調ですが、かなり濃い方でしょうか。
グラスの底が見えるかどうか、ってくらい。

香りはとにかく弱く、地味で、残念な感じ。
ボージョレ・ヌーボーらしさもない。
何でこんなに香りが無いんだろう。

味わいは、水っぽい軽さのアタックで、痩せたボディで、まったく膨らまず、香りもなく、存在感がまったくない。

スッキリとした飲みくちなので、嫌味はないけど、ワイン飲んでる感じがまったくしません。

今日の晩御飯は、麻婆もやし、と豚汁。
このワイン、香りが無くて主張が無いので、食事の邪魔をまったくしません。
大人しくて無言で、何考えてるか良くわからないけど、付き合いはいい友人、ってタイプ?

しずくに色素が残って、グラスが汚れやすいのも気になるポイントですね。

でも、このワイン、油っこさをすっきり流すって役目はきっちり果たしてくれます。
たべものをあわせると悪くありません。

食べ物があると、グイグイ進んで、結構酔っ払いますね。

おつまみで、サラダピーナッツせんべいにあわせると、これもよく合う。
ワインがとても従順、というかポリシーが無い感じ。

何というか、これはこれであり?みたいな雰囲気になってきました。

飲み進んでも、すっきり飲みやすいという長所は変わりませんね。

決定的に悪いのは、一口目のガッカリ感でしょうか。
カミさんも、一口飲んで、「うわっ、これは駄目」って言ってました。

■関連リンク(トップバリュのワイン)



■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2013/11/19

キュヴェ・ド・マリー 白 NV

キュヴェ・ド・マリー 白 NV
キュヴェ・ド・マリー 白 NV
Cuvee de Mally Blanc NV

フランス:ヴァン・ド・フランス
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

ファミリーマートで、598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、輝きがある、色づきが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:バタークリーム、パイナップル、ややミネラル、ちょっと柑橘系、ほんのり青草香
香りの印象:グラスを回すと立ってくるが、その後すぐに消える

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、強め
苦味:コク(深み)を与える
バランス:コンパクト、まろやか
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプルでコンパクトだが、ややボリューム感あり。ワンコインよりちょっといい感じ。

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
若々しい、グリーンがかったイエローの色調で、輝きがあります。
期待感のある外観ですね。

香りは、最初バタークリームの印象で、南国系の果実、そのあとに硫黄のようなミネラル感、時間が経つと、蜜のような、シロップのような印象が出てきます。

味わいは、ちょっと軽めのアタックで、すっきりした味わいから、ふっくらと膨らみがあります。
後味はクリーンで、すっきりした果実感が残り、軽めながら、バランスのいい感じ。
スッキリした味わいも好印象です。

今日の晩御飯は、コンビニのクリームチーズパスタ。
このワイン、実によく合います。

この組み合わせを狙って商品開発した、としか思えないくらいのフィット感。

クリームチーズの軽い感じと、ワインの軽やかな爽やかさがとても良いバランスで、とてもしあわせ感のある組み合わせです。

パックの茶碗蒸しがあったので、試しに合わせみると、これはちょっと微妙。

ゆでたまごは、ワインに合わない食べ物の代表的なものですが、これは卵のせいじゃなくて、和食とこのワインが合わないみたい。
茶碗蒸しの優しい味わいに、ワインの香りが邪魔をします。
というか、そもそも茶碗蒸しって、お酒のつまみにならないですよね、すみません。

グラスに残り少なくなると、樽香が強く出てきました。

食事が終わって、海老黒胡椒せんべい、に合わせると、味の強さにワインが完全に負けます。
マカダミアナッツのチョコレートは、ワインが完全に負けるけど、悪くありません。
裏に回ってしっとりとした果実感を加えます。

ちょっと食べ物が欲しくなるので、ダイエッターには要注意。

このワイン598円で、ワンコインよりちょっと上の価格レンジなんですよね。
セブンイレブンやローソンが500円で揃えているだけに、ちょっと割高感を感じます。
それなりの存在感がありますが、ワンコインとの勝負になると、ちょっと厳しい感じ。

この100円の差は大きいですよね。
ワンコインがあったらそっちを選びそう。

ただ、コストパフォーマンスは悪くないと思います。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2013/11/17

ブリュオワ ABC ブラン 2011

ブリュオワ ABC ブラン 2011
(1)ピノ・ネーロ(伊:ロンバルディーア州:DOPピノ・ネーロ・デル・オルトレポ・パヴェーゼ:10)\1200
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、グロ・マンサン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン:11)\1050
(3)ソーヴィニヨン・ブラン、ビウラ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(4)グルナッシュ・ブラン、クラレット(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOPヴァントゥー:12)\800

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、ややグレーがかったイエロー
濃淡:淡め
粘性:やや強め
外観の印象:淡い色調で、輝きは強め

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:柑橘系、青草香、ミネラル、フリンティ、麦わら
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、強い
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーティ

【評価】
すっきりしたフルーツ感だが、アルコール度が高く、強さがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡い、グレーっぽい色調に、ギラギラした金属質な輝き。

香りは、ソーヴィニヨン・ブランらしい、柑橘系と青草香。
フリンティな印象もあって、品種はソーヴィニヨン・ブランで決定。

飲みくちは、アルコール度強めで、フレッシュで爽やかな果実感。
酸味もしっかりしていて、ニューワールドのソーヴィニヨン・ブランって感じ。

南仏かスペイン、グロ・マンサンのブレンドかビウラのブレンド、のどちらかだが、全体的なまとまりは南仏のソーヴィニヨン・ブランって感じがある。
スペインワインは時々シェリーぽい酵母の印象があるが、このワインは無い。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、グロ・マンサン
で、ピンポン

南仏のソーヴィニヨン・ブランって独特な美味しさがありますよね。

【総評】
ブリュオワ ABC ブラン 2011
ABC BLANC SAUVIGNON GROS MANSENG 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、グロ・マンサン

リカーランドトップで、1050円で購入。

淡く、グリーンがかった若々しい色調で、輝きが強め。
グレーっぽく、金属質なギラギラした輝きを持ってます。

香りはあまり強くありませんが、柑橘系フルーツ、青草香、火打ち石を擦ったようなフリンティな印象があり、ソーヴィニヨン・ブランらしさが全開です。
そのなかで、グロ・マンサンがどういう役目をしているかは分かりません。

味わいは、フレッシュでフルーティなアタックながら、アルコールの印象が強く、しっかりした強さを感じます。
すっきりした爽やかなアタックから、スリムで芯の強いボディ、後味はドライで、ちょっと乾く感じもありますね。

爽やかさと、しっかりした強さを感じるワインで、ちょっとアルコールが強めな印象。
後味は、やや乾く感じとえぐ味が残ります。
全体的には悪くありませんが、ちょっと辛いかな。

今日の晩ご飯は自家製のワンタン。
ワインがスッキリしているので、美味しく食べられます。

カミさんも「クセがなくて飲みやすい、ツマミもいらない。」という評価。

個人的には、後味がやや苦い感じが、ちょっと気になりますが、まあ個性の範囲かも。
スッキリと飲みやすく、フルーツ感も心地よいですね。

1000円程度だったら、お買い得だと思います。

■関連リンク

ブリュオワ ABC ルージュ 2011

2013/11/16

シャトー・ポウヤンヌ 2009

シャトー・ポウヤンヌ 2009
(1)ピノ・ネーロ(伊:ロンバルディーア州:DOPピノ・ネーロ・デル・オルトレポ・パヴェーゼ:10)\1200
(2)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%(仏:ボルドー地方:AOCグラーヴ:09)\1190
(3)テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(4)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:落ち着いたルージュの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:弱め
外観の印象:やや大人しい印象

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:チョコレート、コーヒー、カシス、ジャム、ヴァニラ、スパイス
香りの印象:木樽からのニュアンス(強いヴァニラ香)

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらか、はっきりした
タンニン分:弱め
バランス:なんだか気持ち悪い感じ、なにか混ざってる?
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
生っぽい感じが残る

【評価】
香料を添加されている裏に、傷んだ果実が入っているような、気持ちの悪い感じ

【供出温度】
11-14度 ※冷やした方が飲みやすいかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
落ち着いたルージュ色で、輝きも弱め。
力のない印象。

香りは木樽からの影響が強く、チョコレートやコーヒー、強いヴァニラ香が特徴的で、何だか香料が添加されているような気持ち悪さがある。
品種の特徴は良くわからない。

飲みくちはほんのり甘みがあって、フルーツ感のあるニューワールドタイプ。
ただ、アフターにやや生っぽい、傷んだ果実のような悪臭系が残る。

この中では、生産国だけで選んで、オーストラリア?
シラーズっぽさもある。

ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ブー

なんと、グラーヴの赤。

【総評】
シャトー・ポウヤンヌ 2009
Chateau Pouyanne 2009

フランス:ボルドー地方:AOCグラーヴ
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%

リカーランドトップで、1190円で購入。

品種も生産国も生産年もまったく違う、パーフェクトな間違い・・

熟成感があるので、少なくとも1年前のワインではありません。
それにしても、大分お化粧されている感じがあるので、これで品種を当てるのはなかなか難しいかと・・(言い訳)

外観はちょっと落ち着きのある、黒っぽいルージュ。
輝きも弱めで、期待感はイマイチ。

香りは、アンピルマティックな香りに、強いヴァニラ香が影響して、チョコレートやココアのような香り。
それが落ち着くと、ちょっと腐臭というか、いたんだ果実のような生っぽい香りが、ふっと出てきます。

茹でたとうもろこしのような感じというか。
とにかく香りは良くないですね。

味わいも、甘みがあって濃厚なフルーツ感がありますが、アフターの香りが良くないので、ちょっと気になります。

今日の晩ご飯は、焼肉のタレでつけこんだ、鶏の唐揚げ。
焼き肉のタレの甘みがワインの甘みとフィットするかと思ったら、ちょっと並行線。

やはり樽香が強いので、食事と合わすのが難しそうですね。

気になる点はあれこれあるけど、意外と飲んじゃました。
ベースは悪くないんでしょうね。

ただ、ちょっとお化粧感が強くて、また買おうとは思えないかな。

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シャトー・ポウヤンヌ[2009]年・AOCグラーヴ・(チャレンジ・インターナショナル・ゴールドメダル受賞酒)・(金賞受賞酒)・シャトー元詰Chateau Pouyanne[2009] AOC Graves (Challenge International Medaille d'Or)

※サイトより引用
ボルドー、グラーヴ辛口フルボディ赤ワイン愛好家大注目!アシェットガイド誌2013年版でも、この2009年ものが大注目!セパージュは、メドックワインによく似ているが南部のグラーヴファンに大人気のメドックの赤とはっきり区別できる性格を持っていることで有名な高級ACOグラーヴの赤!しかもチャレンジ・インターナショナルで見事ゴールドメダル(金賞)受賞酒!しかも世紀のヴィンテージと言われるスーパーグレイトヴィンテージ[2009]年もの!造り手はChateau Margesと同経営!ゾーサ家によるグラーヴ地区Budos村に55haを所有するシャトー・ポーヤンヌ!のシャトー元詰ワイン!平均樹齢25年以上のカベルネ・ソーヴィニヨンを30%にカベルネ・フラン20%にメルロー50%を、オーク樽12ヶ月熟成で造られるこのワインは、きれいなガーネット色!ブラックチェリーやブラックベリー、ブラックカラントの凝縮したアロマ!ミネラル感があり、トースト香も口一杯に広がる、やわらかいアタックと豊かなボディが人気の究極辛口フルボディ赤ワインが、限定で極少量入荷!

オックスフォード・ランディング ヴィオニエ 2011

オックスフォード・ランディング ヴィオニエ 2011
(1)ピノ・ネーロ(伊:ロンバルディーア州:DOPピノ・ネーロ・デル・オルトレポ・パヴェーゼ:10)\1200
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、グロ・マンサン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン:11)\1050
(3)ヴィオニエ(豪:南オーストラリア州:11)\1000
(4)ソーヴィニヨン・ブラン、ビウラ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(5)グルナッシュ・ブラン、クラレット(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOPヴァントゥー:12)\800

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:熟した果実、カリン、アカシア、マスカット、蜂蜜
香りの印象:アロマティック

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:ふくよかな、厚みのある
アルコール:高め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
厚みのあるフルーツ感

【評価】
濃縮感があり、強さを持っている

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
グリーンがかった、やや濃い色調で、ギラギラした輝きがある。

香りはアロマティックなフルーツ香。
熟した果実の独特な印象はヴィオニエ。
蜜っぽい感じとか、カンロ飴みたいな感じ?

アタックはやや残糖を残した甘みがあり、しっかりした酸味と、果実感が強め。
こってり濃厚な果実感は、やはりヴィオニエ。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ピンポン

ヴィオニエは特徴があるので、あまり外しませんね。

【総評】
オックスフォード・ランディング ヴィオニエ 2011
OXFORD LANDING ESTATES VIOGNIER 2011

オーストラリア:南オーストラリア州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ

リカーランドトップで、1000円で購入。

輝きがあり艶っぽい色調で、グリーンがかった濃い色調。

香りは、熟した果実香が特徴的で、少し時間が経つとスモーキーな木樽の印象も強くなってきました。
ヴィオニエの果実香って、独特な深みというか、「重み」みたいなものがありますね。

飲みくちは、ちょっとトロッとした、厚めの果実感のある、ヴィオニエらしい味わい。
しあわせ感、強めですね。

ドライなワインが好きな人には、やや香りが強すぎでしょうか。
ちょっとクセがあるので、シャルドネとかのスッキリした果実感が好きな人は気になるかもしれません。

でも、この独特な濃厚な味わいにハマると、シンプルでスッキリしたワインが物足りなくなるんですよね。
ヴィオニエの頂点、コンドリューを目指しているような印象をうけます。

ただ、樽香がだんだん鼻についてきたかも。

今日の晩ご飯は、焼肉のタレ風味の鶏の唐揚げ。
白ワインだけど、こってりした味わいは、鶏の唐揚げくらいで、ちょうどいい感じです。

焼き肉のタレの、フルーツの印象にも馴染みがいいみたい。

それにしても、このワイン、家庭料理だと合わせるイメージがわきませんね。

ゴージャスなフルーツ感というか、果実味がたっぷりなので、少なくと和食には合わないでしょうね。
ゲヴュルツトラミネールとかと同じで、カレーにはよく合いそうです。
そういう点では、中華とか、辛い料理でもいいかもしれません。

樽の印象も気にならなくなってきました。

ワインだけでも飲めるし、ナッツを合わせても美味しい。

1000円くらいだったらお買い得ですね。
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランに飽きたらヴィオニエはいかがでしょうか。

2013/11/15

きままに楽しむ伊太利亜ワイン 赤 NV

きままに楽しむ伊太利亜ワイン 赤 NV
きままに楽しむ伊太利亜ワイン 赤 NV

イタリア:原産地表示なし
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

グルメシティで、480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:落ち着いたルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:深い透明感がある、落ち着いた色調

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ケミカル、なめし革、アルコール臭、茎っぽいグリーン香
香りの印象:とても弱い、閉じている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:痩せた、ギスギスした
タンニン分:控えめ、収斂性がある
バランス:痩せた、荒いまとまり
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
あまり感じられない

【評価】
香りも極端に弱く、味わいも痩せた印象

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
このシリーズ、白が美味しかったので、期待して買ってみましたが、この赤はハズレみたい。

大人しい、力のない、落ち着いた印象の外観で、期待感は薄め。

香りはとにかく弱く、ケミカル。

味わいは、痩せてギスギスした印象。
ドライでライトなアタックから、荒い印象の酸味が支配的になって、後味は収斂性のあるえぐ味が残ります。

これはダメダメですね~。
第一印象はアウト。

今日の晩ご飯は、自家製の和風ハンバーグ。
このワイン、負けてしまいますが、ちょっと飲みやすくなります。
食事の口直しにも役立ってますね。

ハムの入ったポテトサラダくらいでも合いますが、ピスタチオは何故か合いませんでした。

食事に合わせるの前提だったら、ありかもしれませんが、リピートはしないかな。

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きままに楽しむ伊太利亜ワイン 赤 750ml【イタリア】

※サイトより引用
【特徴】IGT格付。ブドウ品種がサンジョヴェーゼ100%。タンニン分は少なく、口あたりがなめらかで木イチゴなどのフルーティさが感じられます。くせの無い味わいで、非常に飲みやすく気軽に楽しめるワインです。

2013/11/12

ポレール 勝沼甲州 新酒 2013

ポレール 勝沼甲州 新酒 2013
ポレール 勝沼甲州 新酒 2013
POLAIRE KATSUNUMA KOSHU SHINSHU 2013

日本:山梨県:勝沼町
アルコール度:5%
ブドウ品種:甲州

グルメシティで、500mlボトル、698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、ベージュ色
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:甲州独特の色合い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:バナナ、南国系果実、柑橘系、白い花、ハーブ
香りの印象:強いバナナのような果実香が支配的

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープな、ちょっと酸化した感じ
苦味:ほとんど感じない
バランス:残糖を多めに残したやや甘口、酸味がややキツめ
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーティさ

【評価】
フレッシュで、フルーティ、シンプルな味わい

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
甲州らしい、ピンクっぽい色味がついた、ベージュ色の外観。
輝きはありますが、全体的に弱々しい印象です。

香りは、強いバナナのような果実香が、ツンときます。
日本の新酒で良くある香りだけど、何由来なんでしょうね?
そのカゲに、柑橘系の印象や、酵母の印象、ヴェジェタルなイメージなどがあります。
ちょっと甘酒みたいなイメージもありますね。

味わいは軽めのアタックで、残糖を多めに残した、やや甘口。
酸味がその後に強烈に襲ってきて、酸っぱいイメージになります。
酸っぱくて固い梨のような感じというか。

全体的には、バランスが悪く、荒っぽいまとまりですね。
ワインとしてはイマイチですが、飲み物としてもイマイチかな。

酸味が強いのですが、爽やかさが無いんですよね。

今日の晩ご飯は、うちの節約メニューの、おからあげ。
おからと鶏挽き肉を団子にして揚げたもの。

このワイン、ちょうど良く合いました。
レモンを絞ったような爽やかな合い方ですね。

ワインだけだと酸味が暴れてる感じだけど、食事と合わせると、すーっと落ち着く感じになります。

このワイン、半分くらいジュースが混ざってるイメージなのですが、ベタベタした甘さがなくて、スッキリしているので、食事に合わせやすいみたい。
ワインというより、チューハイっっぽい感じで、揚げ物によく合います。

食事が終わって、ワインだけになると、また素っ気ない酸味が気になってきました。
フレッシュでフルーティだけど、食べ物がないと、ちょっと辛く感じますね。

悪くないけど、また買おうとは思えないかな。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2013/11/10

ミケーレ・キアルロ ガヴィ ロヴェレート 2011

ミケーレ・キアルロ ガヴィ ロヴェレート 2011
ミケーレ・キアルロ ガヴィ ロヴェレート 2011
MICHELE CHIARLO GAVI ROVERETO 2011

イタリア:ピエモンテ州:DOCGガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:コルテーゼ100%

カルディコーヒーファームで、10%割引の1206円で購入。
元値は1340円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:炭酸を多く含んでいて、小さな気泡が多く現れる

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ミネラル、麦わら、感想したハーブ、リンゴ、炭酸の印象
香りの印象:閉じてる?

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:爽やかな
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムでドライ、
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ミネラル感のある

【評価】
スリムでドライ、シンプルな味わい

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
グラスに注ぐと、小さな気泡が一面に現れます。
弱発泡?ってくらい。

香りは弱めで、シンプル、で乾いた感じ。
フルーツ感は少なめ、ミネラリーでドライ、ハーブの印象の方が強めですね。

味わいはシンプルで、すっきりとしたドライ。
ベタベタした甘さはありませんが、ただちょっとシンプルすぎる感じ?

今日の晩御飯は、サバの味噌煮。
まあ、当たり前ですが、このワインまったく絡みません。

笹かまぼこにも合わない。(まあ、当たり前ですが・・)

このワイン、和食は無理そうですね。
ドライなタイプなので、洋食系でも、魚介系のパスタとか、フリッターとかでしょうか。

ガヴィらしい、すっきりとしたドライな味わいは、好印象です。
ただ、余白が無いというか、余裕がないというか、もうちょっと遊びが欲しいかな~。

まあ、嫌味がないので、問題はないのですが。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円でほぼ正解。

悪くないとは思うのですが、個人的にはリピートしたいほどではないかも。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)



2013/11/08

きままに楽しむ伊太利亜ワイン 白 NV

きままに楽しむ伊太利亜ワイン 白 NV
きままに楽しむ伊太利亜ワイン 白 NV

イタリア:原産地表示なし
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

グルメシティで、480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:色づきが弱い、ツヤのある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:柑橘系、レモン、石鹸、ミネラル、白い花、爽やかなハーブ
香りの印象:弱めで、硫黄の影響を感じるが、品があって悪くない

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:爽やかさを与える
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュ、フルーティ

【評価】
スッキリとした軽さと上品なフルーツ感でバランスが良い

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
グリーンがかった、グレーっぽい淡い色調で、輝きがあって艶っぽい外観。

香りは弱めながら、柑橘系のフルーツや、ミネラル、フローラルやハーブの印象もあり、爽やかです。

味わいは、超ライトだけど、上品なフルーツ感と、ほんのりある甘みのバランスが良く、爽やかな酸味が効いてますね。
スーッと、入っていく感じで、後味はややえぐ味が残るものの、余韻に心地よいフルーツ感があります。

まったく期待してなかったのですが、このワイン、良いですね。
何というかセンスを感じる、バランスの良さがあります。

グラスに注ぎたてだと、硫黄の印象が気になりますが、すぐに消えて、すっきりした印象になります。
ワインだけでもドンドン飲めるタイプ。

温度は、低めの方が美味しいみたい。
冷蔵庫でしっかり冷やしても、グラスに入れて少し温まったくらいで、ちょうど飲み頃になる感じでしょうか。

今日の晩御飯は、クリームシチュー。
合わせてみると、ちょっとレモンを絞ったような、爽やかさを加える合い方をします。

これはありですね。

粉チーズをシチューに加えて、コクを出してみたら、さらによく合いました。
タバスコを加えてスパイシーにしてみても、意外と負けずにフォローします。

このワイン、家庭の洋食に幅広く合いそうですね。
ワイン自体がシンプルで、素直な印象なので、食事の邪魔をしないみたいです。
天ぷらとか、フライとか、ペペロンチーノやカルボナーラ、アラビアータのパスタにも合いそう。

ワンコインワインの中でも、シャルドネとは違う存在感を持っているワインなので、これはいいですね。

このワイン、ラベルがイマイチなのが残念なのですが、家庭で飲む分にはオススメです。

■楽天ショップへのリンク

【PASQUA】きままに楽しむ伊太利亜ワイン (白)750ml

※サイトより引用
当製品は「誰にでも分かりやすく」「もっと気軽に」「料理」の3つをコンセプトとしたイタリアワインです。商品名は日本語とし、ワインが難しいと考えられていらっしゃるお客様にも非常に分りやすく、リーズナブルかつ普段の食事と一緒に合わせて気軽に楽しんでいただけるワインとなっております。プーリア州のより温暖な南側の地域でこのブドウは収穫されており、新鮮な果実の風味と共に、トロピカルフルーツのニュアンスも感じられ、酸味とのバランスに優れたワインです。

2013/11/06

ラ・ピントラ シャルドネ NV

ラ・ピントラ シャルドネ NV
ラ・ピントラ シャルドネ NV
LA PINTORA CHARDONNAY NV

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

ファミリーマートで598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:色づきが良い、ツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:硫黄、ミネラル、熟した果実、スモーク、やや傷みかけた果実の印象、バニラ、バタークリーム
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、やや荒い
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
濃縮感のあるフルーツ感

【評価】
厚みのある果実感ながら、やや荒いまとまり、ちょっと酸化?

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーン系のイエローで、やや濃くて輝きもあります。

香りは、まず硫黄っぽいミネラル、グラスを回すと濃縮感のある南国系果実が出てきますが、ちょっと傷みかけたくらいの過熟した印象があります。
そこから、バタークリームやヴァニラ、ハーブの印象もでてきます。

味わいは、厚みのある果実感で、ふっくらと膨らみもありますが、後味に収斂性やえぐ味が残って、やや荒い感じのフィニッシュ。

シャルドネらしい、濃縮感のある果実感で、後味はややサッパリ系。
598円なので、ワンコインよりは、ちょっと良くないといけないけど、ワンコインとくらべても、ちょっと微妙?

今日の晩御飯は、ほうれん草入り生パスタのサーモンクリーム。
コンビニのパスタなので、これもまた微妙な味わいですが、このワインを合わせると、ちょっとランクが上る感じがあります。

コンビニパスタと、コンビニワインの組み合わせは、庶民の幸せというか、1000円くらいで、ちょっとリッチな気分が味わえますよね。

食事が終わって、オレンジピールとヘーゼルナッツが入ったチョコレートに合わせると、ワインが生臭くなりました。

ワインの不出来が、洗い出される感じ?

確かに、ちょっと荒いのと、生臭かったり、傷んだ印象があったりしますが、(ほぼ悪口)でもまあ、この価格帯の中ではまあ十分だと思うわけですが、そこをつつかれる感じ。

チョコレート、オレンジピール、ヘーゼルナッツの香りに勝てるワインはなかなかないですからね。

価格と、手に入りやすさを考えると、またリピートしてもいいかな。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)

2013/11/04

ブリュオワ ABC ルージュ 2011

ブリュオワ ABC ルージュ 2011
(1)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%(仏:ボルドー地方:AOCグラーヴ:09)\1190
(2)メルロー、タナ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン:11)\1050
(3)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:落ち着いた紫色の、鮮やかな濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:透明感がある、鮮やかな色調

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:黒い果実、なめし革、茎っぽいグリーン香、温泉のような硫黄香?
香りの印象:やや閉じた印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラした、収斂性がある
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプルな果実感、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
透明感があり、色味は鮮やか、キレイな輝きのある外観。
まだ若々しい。

香りはまだ閉じている感じ。
茎っぽいグリーン香があるが、これも品種の特徴がどうかはわからない。

味わいは、フルーティさが中心で、すっきり飲みやすく、ニューワールドの印象。
昨日飲んだオーストラリアのシラーズもこんな感じだった。

とにかく、角が取れてて、シンプルでのみやすい、ちょっとジュースっぽいくらい。
やはりこれはニューワールド?

シラーズって感じじゃないけど・・

ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ブー

おおっと、ラングドック・ルーシヨンの、メルロー、タナでした。

【総評】
ブリュオワ ABC ルージュ 2011
ABC ROUGE MERLOT TANNAT 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー、タナ

リカーランドトップで、1050円で購入。

透明感があって、鮮やかな色調で、輝きのある、キラキラしたキレイな外観。

香りは閉じているのか硫黄系の香りが支配的です。
茎っぽいグリーン香とか、やや生っぽい香りがあって、あまり良くありません。
これから変化して、良くなってくるかな?

飲みくちは、軽めでスムーズ、すっきりとした飲みやすいフルーツ感で、シンプルなまとまり。
ボリューム感はなく、スリムな印象ですね。
後味はややえぐ味が残って、収斂性があります。

ニューワールドっぽい、角の取れた印象だけど、ドライな味わいなので、やはり伝統産地らしいのかな。

ワインだけで、どんどん飲めるタイプですが、食事にもよく合いそう。

今日の晩御飯は、チキンのグリルと、茶碗蒸し。
チキンは塩コショウのシンプルなものですが、皮のカリカリの香ばしい部分にピッタリ合いました。

料理がシンプルなので、ワインをあわせる事で、ちょっとソース代わりになるというか、ちゃんと食事を高めるような合い方。
これは良いですね。

さすがに茶碗蒸しには合いませんでした。

食事が終わってワインだけになると、ちょっと辛くてドライで、飲みにくい?

ピスタチオに合わせると、不思議な味わいのソースになります。
ワインだけでは楽しめない感覚が味わえますね。

香りは最後までイマイチでした。
味わいも、ちょっと茎っぽい感じが強くて、辛味と後味にえぐ味が気になるかな~。

ちょっと魅力がなくて、コストパフォーマンスもイマイチでしょうか。

■関連リンク

ブリュオワ ABC ブラン 2011

2013/11/03

オックスフォード・ランディング シラーズ 2011

オックスフォード・ランディング シラーズ 2011
(1)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%(仏:ボルドー地方:AOCグラーヴ:09)\1190
(2)メルロー、タナ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン:11)\1050
(3)シラーズ(豪:南オーストラリア州:11)\1000
(4)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:黒っぽい紫色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:若い印象ながら、ちょっと落ち着いた色調で、ツヤと輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:ミネラル、なめし革、ややケミカル、グリーン系スパイス、黒い果実、ヴェジェタル、ガリーグ
香りの印象:最初閉じた印象だったが、時間とともにハーブ香が強くなる

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラした、キメ細やか
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
心地よい爽やかなフルーツ感があるが、後味はやや辛め

【供出温度】
11-14度、15-18度
※温まってみないとわからない

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
外観は、若々しいものの、ちょっと落ち着いた色調で、深い透明感をもっている。
輝きも粘性も強めで、力強さがある。
深い透明感がある感じは、オーストラリアのシラーズではないかも。

香りは、最初閉じた印象だったが、時間が経つと、南仏のガリーグのようなハーブ香が出てきた。
グリーン系の香りが強めで、カベルネ・ソーヴィニヨンのイメージ。
ちょっと生木っぽい印象もある。

味わいは、スムーズで、フレッシュな酸味があり、タンニンは優しい。
若干甘い印象もあって、ボルドーって感じではないかも。
そうなると消去法で南仏になるが、優等生的な果実感はメルローっぽくて、香りは南仏の印象なので、ドンピシャ、のはず

ファイナルアンサーで、メルロー、タナ
で、ブー

なんと、オーストラリアのシラーズ

【総評】
オックスフォード・ランディング シラーズ 2011
OXFORD LANDING ESTATES SHIRAZ 2011

オーストラリア:南オーストラリア州
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラーズ

リカーランドトップで、1000円で購入。

最近、伝統産地とニューワールドの差が少なくなってきて、分かりにくくなってますよね。(言い訳)
若干品種の個性が弱めに出ているような感じですが、上品なまとまりで、ニュージーランドのワインみたいでもあります。

外観は、落ち着いた色調で、底光りするような輝きがあって、とてもキレイ。

香りは、弱めで、グリーン系の印象とハーブの印象が強め。
シラーズって、よくカベルネ・ソーヴィニヨンと間違えるのですが、この生木っぽい感じはブドウじゃなくて「梗」の残し方なのかもしれません。

味わいは、ニューワールドらしいサービス精神のある感じで、スムーズで心地よいフルーツ感があります。
ボリューム感はあまりなく、酸味が支配的に広がってさわやかな印象で、フィニッシュはややアルコールの強さもあり、辛い後味です。

ワインだけで、どんどん飲んでしまうタイプですね。

今日の晩御飯は、自家製の和風ハンバーグ。
このワイン、食事に合わせると、やや強めに主張します。

もうちょっと強い食事じゃないと合わないですね。
辛く感じるので、もう少し肉感があった方がいいみたい。

食事が終わってワインだけになっても、やっぱりちょっと辛さが気になるかも。

でも良いワインだと思います。

■ジェロボーム株式会社のサイトより
http://www.jeroboam.co.jp/wine_maker/oxford_landing.html

※サイトより引用
1958年、南オーストラリア、マレー川の川岸にオックスフォード・ランディング・エステートが誕生しました。50年に渡る革新的で色鮮やかな歴史があり、サステイナビリティ(持続的発展性)の運営、恥じることなくこの特別な土地を愛する堅実な人々、そしてオックスフォード・ランディング・エステートの畑の魅力と自然で快活な味を閉じ込めたワイン・コレクションなど、様々な特徴があります。今日、オックスフォード・ランディング・エステートはオーストラリアで最も革新的なブドウ栽培を行うワイナリーとして、テロワールの持つ個性を忠実に現すワインを生み出しています。
発酵は静止・回転両方の機能を備えた発酵機械で、暖かい気温のもと6日間行います。これにより骨格に必要な適切量のタンニンを抽出することができると同時に、果実味とアロマを残します。深い赤紫色、プラム、ベリー系果実、アメリカンチェリー、かすかにスミレや白コショウが香ります。味わいは黒スグリなどのダーク・ベリー系果実、プラムを連想させ、ソフトでしなやかなタンニンと、少量のチョコレートとスパイスがうまく支えています。ほのかなオーク、明るい果実味と長く続くジューシーなフィニッシュが特徴です。

2013/11/02

エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ 2003

エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ 2003
エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ 2003
ERMITA DE SAN LORENZO GRAN RESERVA 2003

スペイン:北部地方:DOカンポ・デ・ボルハ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ガルナッチャ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%

酒本舗はな、の通販で、6本セット6000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、2000円。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:強め
色調:黒っぽい紫の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:熟成感があるが、色はまだ鮮やか、濃いが深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:すみれ、フローラル、ミネラル、ブラックベリー、グリーン系スパイス、血液、ドライフルーツ
香りの印象:華やかなフローラル、ミネラリー、最初は強いがだんだん弱くなる

【味わい】
アタック:やわらか
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:刺激的、やや酸化の印象
タンニン分:キメ細やか、緻密
バランス:まろやかな、流れるような、やや酸化の印象
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
熟成感によるブーケ、やや酸化

【評価】
華やかなフローラルの印象で、優しい飲みくちながら、やや酸化の印象がある

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
落ち着いた色調ながら、まだまだ若さを感じる外観。
深い透明感と底光りするような輝きがあります。

香りは、最初にスミレのようなフローラル。
それから、グリーン系のスパイスの印象が出てきて、時間とともに弱くなっていきます。
華やかさがあって、ミネラル感もありますね。

味わいは、マイルドなアタックながら、ちょっと酸化してる感じ。
後味もややえぐ味が残り、あまり良くないですね。
ボリューム感もありません。

10年熟成は持たないタイプのワインだったのかもですね。

今日の晩御飯はすき焼き風の肉豆腐。
甘い味付けなので、このワインとはちょっと合いません。

もう少しハーブとかスパイスが無いとダメみたい。

食事が終わってガーリックラスクに合わせると美味く合いました。

香りはとても良いんですよね。

次の日になっても、ちょっと酸っぱくなったものの、まだ飲める。
香りはさらに良くなってました、ただ、力がないので、グラスに入れると割と早めに香りが落ちてくる。

いいところはあるのですが、さすがにちょっと力が落ちてるかな。
リピートしたいとは思えないレベルでした。

■楽天ショップへのリンク

エルミータ・デ・サン・ロレンソ・グラン・レセルバ[2003]年・ベルリナー・ワイン・トロフィー金賞受賞酒・秘蔵限定古酒・オーク樽36ヶ月熟成(新樽100%) & 大樽6年熟成・D.Oカンポ・デ・ボルハ(アルティガ・フステル社)RMITA de SAN LORENZO Gran Reserva [2003]

※サイトより引用
スペイン辛口赤ワイン愛好家大注目!スペイン、オーク樽熟成225L樽で驚異の36ヵ月!(新樽100%)さらに大樽(1,500L樽)で6年熟成!&瓶熟成6ヶ月の計9年6ヶ月の熟成の後リリースされる驚異のスペイン辛口赤ワイン!!造り手はニューヨーク屈指の高級レストラン「オレオール」でチーフ・ソムリエを勤めたマルティーケール氏が“美味しい”“お洒落”“お買い得”の3拍子が揃った情熱のスペインワインを!というコンセプトのもと、地中海をのぞむ古都バルセロナ近郊のペネデスを本拠地に立ち上げたボデガスから、平均樹齢33年のガルナッチャを中心に、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド!収量35hl/haにまで抑えた(凝縮させた)ブドウから造られる“ガルナッチャ帝国”D.O.カンポ・デ・ボルハの「パイオニア」による、500年以上の歴史ある地下セラーでじっくりと長期熟成!された究極辛口赤ワイン!ガルナッチャの古木が与えた、この自然な果実味とまろやかな口当たり!生き生きとした果実味!時を経て、スペインのパイオニアが届ける10年熟成、[2003]年産ワイン!10周年のお祝いなどのプレゼントにも最適です!

ラ・マルケシーナ ヴィーノ・スプマンテ ブリュット NV

ラ・マルケシーナ ヴィーノ・スプマンテ ブリュット NV
ラ・マルケシーナ ヴィーノ・スプマンテ ブリュット NV
LA MARCHESINA VINO SPUMANTE BRUT NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

セラー専科の通販で、12本セット6600円、1本あたり550円で購入。
参考価格は、1280円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
泡立ち:泡持ちはあまり良くない
外観の印象:若々しい、ツヤがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:リンゴ、白い実の果実、白い花、グリーン系の爽やかなハーブ、ややミネラル
香りの印象:華やかなフローラルやハーブの印象

【味わい】
アタック:泡立ちは優しい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープ、爽やか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ドライな
アルコール:やや強め
余韻:苦味と辛さが残る

【フレーヴァー】
フローラルやハーブ

【評価】
華やかな雰囲気のある香りだが、味わいは後味にアルコール感と苦味が残る

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
グラスに注ぐと泡が一気に立つが、すぐに消えます。
その後の泡持ちは良くありませんが、時間が経っても少しは残っている感じ。

香りは、リンゴの香りに、そのあとにフローラルと、グリーン系のハーブ。
爽やかで華やかな印象で、悪くないですね。

味わいは、ライトでフルーティなアタックで、優しい泡立ち。
でもそのあとに強い苦味が出てきて、アルコールの辛さと相まって、辛い後味です。

後味の苦味が結構キツめですね。

でも時間とともに、だんだん飲みやすくなってきて、苦味も気にならなくなってきました。

フルーツ感が爽やかで、炭酸が抜けても飲めるのがいいですね。

家庭で気軽に飲むにはいいかも。
個人的には、炭酸が抜けても飲めるところがいいですね。

2013/11/01

甲州勝沼のワイナリーが醸(つく)った食事によく合うワイン 赤

甲州勝沼のワイナリーが醸(つく)った食事によく合うワイン 赤
甲州勝沼のワイナリーが醸(つく)った食事によく合うワイン 赤

日本:輸入ぶどう果汁使用
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

肉のハナマサで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:少しオレンジがかった、明るいルビー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:明るい、軽い、甘そう

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:酵母、フォクシー、キャンディ、イチゴ、カラメル、すいか、ヴェジェタル
香りの印象:ぶどうの印象がある、ジュースっぽい

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:弱め、後味に少し残る
バランス:痩せた、流れるような
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーツ

【評価】
ライト、シンプル、弱い

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
とても淡く、透明感があって、ちょっとオレンジがかった、フルーツゼリーのような色調。

香りは弱く、酵母の印象や、キャンディ、ヴェジェタルな印象があります。
単調で、複雑性もなく、フォクシーな生ブドウの香り。

味わいはライトで、ドライだけど、ほんのり甘みを感じますね。
痩せた飲みくちで、酸味がしっかりあり、タンニンは弱め、後味に微かに渋みを残します。

まあ、いわゆる国産ワインの味わいだけど、メジャーレーベルとはちょっと違う個性を持ってますね。
ドライで、ちょっとひっかかりがあるところかな?

今日の晩御飯は、コンビニのロコモコ丼。
決して食事を高めるような合い方はしないけど、邪魔もしません。

ジュースっぽいのが気になるかと思ったけど、そうでもないですね。
食事には合わせやすそう。

このワイン、いわゆる国産ワインですが、メジャーレーベルとは違う個性があって、それなりの存在感があるみたい。
ライトで、ほんのり甘みがあって、飲みやすいけど、ちょっとワインらしい引っ掛かりがある感じ?

ただ、あえてリピートしたいとは思わないかな。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)


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