(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\980
(3)クレレット、ブールブーラン、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:11)\980
(4)グルナッシュ・ブラン、クラレット(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOPヴァントゥー:12)\800
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:輝きがある、色づきが弱め
【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:柑橘系、ミネラル、白い花、爽やかなハーブ
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:やや軽い
バランス:溌剌とした、力強さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
フルーティ
【評価】
フレッシュで、フルーティだが、力強さがある
【供出温度】
8-10度
【グラス】
中庸
【判定】
外観は若々しい色調で、やや淡く、ギラギラした輝きがある。
香りは柑橘系とハーブの爽やかな印象。
石灰のようなミネラル感も強い。
時間が経つと、蜜のような甘い印象も出てくる。
ソーヴィニヨン・ブランとはちょっと違うような感じ?
飲みくちは、少し厚みのある果実感で、ちょっと残糖もあり、ニューワールドのイメージ。
味わいの印象もソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。
ローヌ品種の2つに絞るが、ブドウ品種も生産年も価格もほぼ一緒なので、これはヤマカンの世界。
ただその前に、チリのソーヴィニヨン・ブランの可能性だけ確認。
あらためて香りを確かめて、やっぱりこれはソーヴィニヨン・ブランではない。
若々しいのと、ちょっと安そうなまとまりなので、AOPヴァントゥーの方かな。
ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ブラン、クラレットのAOPヴァントゥー
で、ブー
スペインのソーヴィニヨン・ブランでした。
【総評】
ランソス・ブランコ 2012
LANZOS BLANC 2012
スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、ビウラ
リカーランドトップで、990円で購入。
淡い色調で、ギラギラと輝きのある外観、粘性も強め。
香りは、最初ミネラルと柑橘系のフルーツ、時間が経つと香りが立ってきて、シロップや蜜のような、濃縮感のある甘い印象になります。
味わいは、フレッシュな酸味とフルーツ感、甘みのバランスが良く、爽やかで心地よい。
第1印象はとても良いですね。
スペインですが、ちょっとニューワールド的な味わいです。
ソーヴィニヨン・ブランとビウラのブレンドなので、ちょっと個性的な味わいになっているんでしょうね。
ビウラって安いワインに使われている事が多くて、よく飲んでいるんですけど、イマイチ個性をつかみきれてません。
アロマティックでマスカットのような香りがあったり、シャープな酸味でトゲトゲしていたり、いろいろです。
このワイン、食べ物無くても、どんどん飲めますね。
アルコール度が高くちょっと強めのアタックなので、だんだん重さが出てきました。
今日の晩御飯は、薄切り肉にいろいろな具を混ぜてフリッターにしたもの。
このワイン、ちょっと厚めの味わいなので、お肉のメニューに良く合いました。
チキンとか、豚肉とかの洋食メニューに、幅広く合いそうです。
おつまみの堅揚げポテトにはバッチリ。
スナック系にもよく合いますね、飲み会系のワインかも。
ちなみにカミさんの価格感は、780円と、やや低い評価。
ちょっと癖があるね、という感想でした。
ビウラの個性の部分かもしれません。
個人的にはまたリピートしてもいいワインですね。
■スペインワインオンラインショップ
http://shop.spainclub.jp/shopdetail/002000000038/
※サイトより引用
スペイン白ワインの産地ルエダ内のボデガ、アルバレス・イ・ディエスがカスティーリャ・イ・レオン地方で造る、よりお手軽でコスト・パフォーマンスの高い白ワインです。 「ランソス」はボデガがD.O.ルエダ内とその近郊に所有する自社畑の名前で、その区画のブドウを100%使用しています。グレープフルーツ、グァバ、モモを想わせるフルーツのアロマを持ち、クリスピーでドライな味わいです。
ルエダ地区は、スペインの北西部カスティーリャ・イ・レオン地方の中心部に位置、典型的な大陸性気候と石灰質と粘土層の土壌を持ち、スペインの高級白ワイン産地として知られています。かつては熟成タイプのワインや酒精強化ワインを生産していましたが、1970年代にフランスの醸造家エミール・ペイノー氏が、この産地のポテンシャルを見出し、同時期に原産地呼称の基礎が確立すると、ブドウ本来の特性を活かした果実味豊かで、より現代的な醸造のプロセスを使い始めました。重要なブドウは土着品種のヴェルデホで、フレッシュでしっかりとしたストラクチャー、キレのある味わいと共に、酸味と果実味のバランスがとれた白ワインに仕上がります。また70年代当時に植えられたソーヴィニヨン・ブランも、豊かなアロマと上品な酸味、トロピカルな果実味を持つ白ワインを生み出し、当時はヴェルデホのアロマを補うためにブレンドされていましたが、ヴェルデホの樹齢が高くなり、単一で上質の白ワインが出来るようになると、ソーヴィニヨン・ブランのみでもワインが造られるようになりました。
造り手のアルバレス・イ・ディエスは1941年創業。 1980年に創設された原産地呼称のために尽力した8つある内のボデガの1つで、ルエダの南部、ナバ・デル・レイにあります。1977年にホセ・デ・ベニート氏が会社を取得すると、1984年に自社のマンテルのブランドで世界初の有機ワインを生産するなど、当時としては画期的なプロセスを用いてワイン造りを行なっていました。現在は息子のホアン・デ・ベニート氏が当主となり、受け継がれてきた伝統を守りながら、品質の高いワインを生み出し続けています。
■関連リンク
ランソス・ティント 2012
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