2013/11/04

ブリュオワ ABC ルージュ 2011

ブリュオワ ABC ルージュ 2011
(1)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%(仏:ボルドー地方:AOCグラーヴ:09)\1190
(2)メルロー、タナ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン:11)\1050
(3)シラーズ100%(オーストラリア:GIサウス・イースタン・オーストラリア:12)\850

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:落ち着いた紫色の、鮮やかな濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:透明感がある、鮮やかな色調

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:黒い果実、なめし革、茎っぽいグリーン香、温泉のような硫黄香?
香りの印象:やや閉じた印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラした、収斂性がある
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプルな果実感、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
透明感があり、色味は鮮やか、キレイな輝きのある外観。
まだ若々しい。

香りはまだ閉じている感じ。
茎っぽいグリーン香があるが、これも品種の特徴がどうかはわからない。

味わいは、フルーティさが中心で、すっきり飲みやすく、ニューワールドの印象。
昨日飲んだオーストラリアのシラーズもこんな感じだった。

とにかく、角が取れてて、シンプルでのみやすい、ちょっとジュースっぽいくらい。
やはりこれはニューワールド?

シラーズって感じじゃないけど・・

ファイナルアンサーで、シラーズ
で、ブー

おおっと、ラングドック・ルーシヨンの、メルロー、タナでした。

【総評】
ブリュオワ ABC ルージュ 2011
ABC ROUGE MERLOT TANNAT 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー、タナ

リカーランドトップで、1050円で購入。

透明感があって、鮮やかな色調で、輝きのある、キラキラしたキレイな外観。

香りは閉じているのか硫黄系の香りが支配的です。
茎っぽいグリーン香とか、やや生っぽい香りがあって、あまり良くありません。
これから変化して、良くなってくるかな?

飲みくちは、軽めでスムーズ、すっきりとした飲みやすいフルーツ感で、シンプルなまとまり。
ボリューム感はなく、スリムな印象ですね。
後味はややえぐ味が残って、収斂性があります。

ニューワールドっぽい、角の取れた印象だけど、ドライな味わいなので、やはり伝統産地らしいのかな。

ワインだけで、どんどん飲めるタイプですが、食事にもよく合いそう。

今日の晩御飯は、チキンのグリルと、茶碗蒸し。
チキンは塩コショウのシンプルなものですが、皮のカリカリの香ばしい部分にピッタリ合いました。

料理がシンプルなので、ワインをあわせる事で、ちょっとソース代わりになるというか、ちゃんと食事を高めるような合い方。
これは良いですね。

さすがに茶碗蒸しには合いませんでした。

食事が終わってワインだけになると、ちょっと辛くてドライで、飲みにくい?

ピスタチオに合わせると、不思議な味わいのソースになります。
ワインだけでは楽しめない感覚が味わえますね。

香りは最後までイマイチでした。
味わいも、ちょっと茎っぽい感じが強くて、辛味と後味にえぐ味が気になるかな~。

ちょっと魅力がなくて、コストパフォーマンスもイマイチでしょうか。

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