・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000
・グレケット、プロカニコ、ヴェルデッロ、カナイオーロ・ビアンコ(ルフィーノ オルヴィエート・クラシコ DOC)\980
・ヴィウラ、ソーヴィニヨン・ブラン(ガンディア マルケス・デ・トゥーリア 白)\720
・シャルドネ(豪:ダックス フラット)\698
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
淡いグレーでほんのり黄色がかっている外観。
ちょっと緑もあるかな。
粘性は割りと強いみたいで、ディスクもそこそこ厚く、脚もゆっくり降りてくる。
【香り】
まず強いミネラル香。
あとからじわじわと化石化された鉱物香。
ペトロール香っぽいが、ここはソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマだろう。
フルーツは柑橘系が主体だが、やや鉱物香に抑えられていて、裏に隠れている感じ。
香りは全体に重く、どっしりとしている。
【味わい】
シャープな酸味に切れのいい後味。
ボディはスレンダーで、すっきりしている。
余韻もじんわり残り、全体にしっかりとした骨格を感じる。
後味にやや苦味を残す。
【判定】
外観の段階では、イタリアが候補でしたが、香りがまさにソーヴィニヨン・ブラン。
やや粘度もあり、アルコール度も高そうなので、きっと南フランスのものと思われる。
さらに飲み口もソーヴィニヨン・ブランらしい。
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブーーー!!
なんと、イタリア、ルフィーノ オルヴィエート・クラシコ
オルヴィエートって、こんな感じだっけ・・
【反省点】
ルフィーノ オルヴィエート・クラッシコDOC 2006
Ruffino Orvieto Classico DOC 2006
イタリア:ウンブリア州:オルヴィエート・クラシコDOC
アルコール度:12%
リカーランドトップで、980円で購入。
■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452052/797138/
※「うきうきワインの玉手箱」サイトより引用
白いバラやチューリップの花の香りと、青りんごやレモンの皮などのフルーティな香りが心地よい、フレッシュな味わいのワイン。フィニッシュには牧草地の花のイメージが感じられます。
おすすめ料理 生ハムサラダ、焼魚、焼きなすのマリネ
さすがにキレイにまとめられたコメントです、素晴らしい。
私の勝手な印象で、イタリアワインは飲んだときに陽気なイメージを受けるものが多いのですが、このワインはどちらかというと「陰」なイメージを受けます。
軽くて陽気というよりは、堅くてまじめ、な感じでしょうか。
ワインはとても良く出来ていて、コストパフォーマンスも高いので、後は好みの問題でしょうね。
香りの印象を風景にたとえると、曇り空の荒涼とした土地(ミネラルたっぷり)、さらに枯れ草が丸くなってかさかさ飛んでいる、みたいな感じでしょうか。
花もフルーツも一緒に乾燥していてるような印象です。
時間が経つと、やや樽の影響が強くなってきますね。
飲み口は辛口ですが、ほんのり甘さを感じさせて、ん? 時間が経ってくると少しほのぼのしてきます。
温まってくると酸味が柔らかくなってちょっと「ほわん」とした飲み口になるんですね。
冷えているときは結構シャープだったけど、イメージが変わってきました。
いろいろ変化も楽しめてしかもこのコストパフォーマンス。
やっぱりこのワイン、とてもお得なワインだと思います。
【カミさんのコメント】
価格は1200円くらい?
980円だとお買い得感がある、ワインがしっかりしてるから。
でもちょっとバターっぽい印象があって重い。
もう少しスッキリするとおいしいのに。