2007/10/30

ルフィーノ オルヴィエート・クラッシコDOC 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・グロ・マンサン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%(アラン ブリュモン:ヴァン・ド・ペイ・ド・コート・ド・ガスコーニュ)\1200
・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000
・グレケット、プロカニコ、ヴェルデッロ、カナイオーロ・ビアンコ(ルフィーノ オルヴィエート・クラシコ DOC)\980
・ヴィウラ、ソーヴィニヨン・ブラン(ガンディア マルケス・デ・トゥーリア 白)\720
・シャルドネ(豪:ダックス フラット)\698

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

ルフィーノ オルヴィエート・クラッシコDOC 2006 ボトル ラベル
【外観】
淡いグレーでほんのり黄色がかっている外観。
ちょっと緑もあるかな。
粘性は割りと強いみたいで、ディスクもそこそこ厚く、脚もゆっくり降りてくる。

【香り】
まず強いミネラル香。
あとからじわじわと化石化された鉱物香。
ペトロール香っぽいが、ここはソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマだろう。
フルーツは柑橘系が主体だが、やや鉱物香に抑えられていて、裏に隠れている感じ。
香りは全体に重く、どっしりとしている。

【味わい】
シャープな酸味に切れのいい後味。
ボディはスレンダーで、すっきりしている。
余韻もじんわり残り、全体にしっかりとした骨格を感じる。
後味にやや苦味を残す。

【判定】
外観の段階では、イタリアが候補でしたが、香りがまさにソーヴィニヨン・ブラン。
やや粘度もあり、アルコール度も高そうなので、きっと南フランスのものと思われる。
さらに飲み口もソーヴィニヨン・ブランらしい。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブーーー!!

なんと、イタリア、ルフィーノ オルヴィエート・クラシコ
オルヴィエートって、こんな感じだっけ・・

【反省点】
ルフィーノ オルヴィエート・クラッシコDOC 2006
Ruffino Orvieto Classico DOC 2006

イタリア:ウンブリア州:オルヴィエート・クラシコDOC
アルコール度:12%

リカーランドトップで、980円で購入。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452052/797138/

※「うきうきワインの玉手箱」サイトより引用
白いバラやチューリップの花の香りと、青りんごやレモンの皮などのフルーティな香りが心地よい、フレッシュな味わいのワイン。フィニッシュには牧草地の花のイメージが感じられます。
おすすめ料理 生ハムサラダ、焼魚、焼きなすのマリネ

さすがにキレイにまとめられたコメントです、素晴らしい。

私の勝手な印象で、イタリアワインは飲んだときに陽気なイメージを受けるものが多いのですが、このワインはどちらかというと「陰」なイメージを受けます。
軽くて陽気というよりは、堅くてまじめ、な感じでしょうか。
ワインはとても良く出来ていて、コストパフォーマンスも高いので、後は好みの問題でしょうね。

香りの印象を風景にたとえると、曇り空の荒涼とした土地(ミネラルたっぷり)、さらに枯れ草が丸くなってかさかさ飛んでいる、みたいな感じでしょうか。
花もフルーツも一緒に乾燥していてるような印象です。
時間が経つと、やや樽の影響が強くなってきますね。

飲み口は辛口ですが、ほんのり甘さを感じさせて、ん? 時間が経ってくると少しほのぼのしてきます。
温まってくると酸味が柔らかくなってちょっと「ほわん」とした飲み口になるんですね。
冷えているときは結構シャープだったけど、イメージが変わってきました。
いろいろ変化も楽しめてしかもこのコストパフォーマンス。
やっぱりこのワイン、とてもお得なワインだと思います。

【カミさんのコメント】
価格は1200円くらい?
980円だとお買い得感がある、ワインがしっかりしてるから。
でもちょっとバターっぽい印象があって重い。
もう少しスッキリするとおいしいのに。

2007/10/28

KWV ピノタージュ 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・テンプラニーリョ(エストラテゴ レアル ティント ドミニオ デ エグレン)\1239
・メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック:マルキ・ド・ペノティエ)\1180
・グルナッシュ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン(VDT:オ・フィル・デュ・タン ヴェルジェ・デュ・スッド)\1000
・ピノタージュ(南ア:KWV)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

KWV ピノタージュ 2004 ボトル ラベル
【外観】
深い透明感のあるやや濃い色調。
底がぎりぎり見えるくらいの濃さ。
紫色が強く、特にエッジにピンクぽい紫を感じる。
粘性は強く、複雑な形で脚が多く表れる。
タンニンもよく溶けているが、ほんのり雫に色味を感じる。

【香り】
ボルドーっぽい。
すみれの香りと、スパイシーさがあり、華やかな印象。
ちょっと動物的な香りもあり、官能的なイメージを出している。
香りは強いがそれほど複雑さや奥行きを感じない。
このレベルのワイン(1000円代前半)では当たり前だけど、第一印象がいいので、もうちょっと奥行きが欲しくなる感じ。

【味わい】
香りの華やかさとは対照的に、口にふくむとそっけない印象。
酸味もそれほど利いてなく、タンニンも溶けているというよりは足りない感じ。
ただ渋みや嫌味はなく、すーっと消える後味も悪くない。
余韻は静かに続く感じ。

【判定】
ボルドーっぽい感じだの候補としては、「エストラテゴ レアル ティント」かメルロー。
両方のワインともに飲んだことが無いが、テンプラニーヨとメルローとして考えると、どちらもしっくり来ない。
かなりスパイシーさが強いので、ピノタージュも考えられるが、ピノ・ノアールっぽい部分が少ないかな。
ピノタージュは、この中では唯一飲んだことがある品種だが、以前の印象とはちょっと違う気がする。
ボルドーっぽくてスパイシーっていうと、ローヌのシラーあたりが候補になるが、そういえば今回の「オ・フィル・デュ・タン」は南仏だけど、ローヌの葡萄を使っていると言っていたぞ。
すみれ&スパイスの印象を持っていると考えるとこれかな。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ、シラー
で、ブー

なんと!ピノ・タージュ
やはり銘柄を分かって飲むのと、ブラインドで飲むのでは感じ方が随分と印象が違うものです・・

【総評】
KWV ピノタージュ 2004
KWV PINOTAGE 2004

■楽天ショップへのリンク
世界の銘酒・大島コレクション:KWV PINOTAGEKWVピノタージュ

ピノタージュって、「ピノ・ノアール」と「サンソー」を交配したものですね。
「サンソー」ってあまりイメージがありませんが、シャトーヌフ・デュ・パフの使用品種に入っていますね。
ジゴンダスとか、タヴェルロゼなんかにも使われるようです。
以前このワインを飲んだときの印象はピノ・ノアールをスパイシーにしたような感じでしたが、こんなにすみれのような香りがあるとは気がつきませんでした。
ちょっと香りが立ちすぎてるというか、浮いた感じというか、付け足しっぽいというか、香りと味わいのバランスの悪さはありますが、コストパフォーマンスはとても高く、お買い得。
今日の夕食、煮込みハンバーグには良く合いました。
香りは強めですが、飲み口が柔らかく主張が無いので、いろいろな家庭料理に合いそうです。
カレーとか、香辛料が強い料理なんかいいのかな。

【カミさんのコメント】
これは割りとおいしい。
値段?おいしいけど南アフリカだから980円くらい。
ずっと印象が変わらないけど、この値段なら許せる。

2007/10/27

セッテソリ マンドラロッサ シャルドネ 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・グロ・マンサン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%(アラン ブリュモン:ヴァン・ド・ペイ・ド・コート・ド・ガスコーニュ)\1200
・シャルドネ(シチリア:マンドラロッサ)\1100
・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

セッテソリ マンドラロッサ シャルドネ 2006 ボトル ラベル
【外観】
彩度の強い、やや濃いめの黄色で、少しグリーンがかっている。
ちょっと黄緑って感じ。
粘性はしっかりあり、ディスクも厚く、脚も複雑に現れる。
艶もあり、きらきらしていて、とろとろしている感じ。

【香り】
ほとんどフルーツ香。
柑橘系からカリン、トロピカルフルーツのような香り。
シロップ漬けのような甘い印象もある。
ちょっと熟しすぎた果実から発する香りのようなニュアンスもやや感じる。
フルーツ香は抜けていくタイプではなく、やや抵抗感をもって感じるタイプ。
重いフルーツ香というのかな。
やや樽の影響を受けているのかな、という気もするが、ほぼフルーツ香なので樽由来の香りは見つけにくい。
あえて言えば白い花、蜜、といった感じかな。
※樽は全く使わず、ステンレスタンクで熟成しているみたい

【味わい】
ボリューム感があり、ふくらみがあり、なめらかなアタック。
余韻も長く、後味にやや苦味を感じる。
アルコール度が強い時に感じる、独特の甘さを感じる。
13.5%以上あるんじゃないだろうか。
シェリーとかの酒精強化ワインくらいのアルコール度のイメージ。

【判定】
色合いで、エスト!エスト!!エスト!!!は消える。
香りはフルーツ主体で、ややトロピカルフルーツのような印象はソーヴィニヨン・ブランかと思われるが、ソーヴィニヨン・ブランのバラエタルアロマを感じないので、やや怪しい。
対してシャルドネと考えると、当てはまる点がいくつかある。
やや重い、抵抗感のあるフルーツ香。
品種の独特な香りを感じず、アロマティック品種ではなさそうな点。
ちょっと飲み口にとろみを感じる、ネクターのような飲み口。
なんとなくシャルドネっぽいなー、これは。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

こってり系のシャルドネですが、嫌味はなく、よくまとまってます。

【総評】
セッテソリ マンドラロッサ シャルドネ 2006
Settesoli Mandrarossa Cardonnay 2006

イタリア:シチリア州:IGT
アルコール度:14%

レ・シ・ピ 青葉台で、1100円で購入。

フルーツとシロップ、クリームのような印象があり、洋酒の利いたフルーツケーキのような印象の香り。
口当たりはなめらかで、とろみががあり、しかも力強い。
我が家的にはもうちょっと酸がきりっとしているタイプが好みだけど、ワインとしてはとても良く出来ている印象をうけます。
クリーミーでとろっとしているシャルドネが好きな人はいいのでは。
樽を使わずに熟成しているとの事ですが、これで樽のニュアンスが入ったらベタベタで重くなってしまいそうなので、ステンレス醸造で正解なんでしょうね、きっと。
コストパフォーマンスはべらぼうに高いのではないでしょうか。
千円後半くらいの印象がありますね。(好き嫌いはともかく)
ちなみに料理は、チキンカツによく合いました。
強いアルコール度とこってりした印象が鶏肉料理によく合いそうです。
そういえばこれって、ワインエキスパート二次試験に出た日本のシャルドネにちょっと似てる?色といい、香りといい。
次にまた買うかというと・・・ちょっと難しいかな。
うちの好みではないですね。

AccessAnalyzerを入れてみた感想

AccessAnalyzerを入れてみましたが、とても便利。
やはり評判どおりのツールです。

高機能だし、使いやすいし、満足度は高いですね。

■AccessAnalyzerを入れたメリット

1.どのくらいの人が見てるか実感できて、緊張感が出る。

2.リンク元や検索キーワードが分かる

3.見に来てる人の目的が何となくイメージ出来るので、次のアクションのイメージが沸きやすい。

■次のアクション

・ワインの銘柄で入ってきている人が多いので、それぞれの目的のページにきちんと誘導出来るようにしよう。

・ラベルのデザインを確認したい人も多いみたいで、しかもラベル画像があると一覧性がよくなるのでラベルの画像をアップすることにしよう。

・もっとユーザーを増やすために、読んだワインの本の紹介や、ワインエキスパート試験受験者へのアドバイスページなど、コンテンツを充実させよう。


次のアクションの後押しをしてくれる、という点でログ解析ツールはとても有効です。
がんばって、もっと使いこなすぞ!

2007/10/26

グレイス ヴィンテージ・甲州 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・甲州(グレイス:ヴィンテージ甲州2006)\1250
・グロ・マンサン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%(アラン ブリュモン:ヴァン・ド・ペイ・ド・コート・ド・ガスコーニュ)\1200
・シャルドネ(シチリア:マンドラロッサ)\1100
・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000
・シャルドネ(豪:ダックス フラット)\698

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

グレイス:ヴィンテージ甲州2006 ボトル ラベル
【外観】
ほとんど無色、白。
艶があるので水とは思わないが、日本酒やティオペペくらいには思えるかも。
粘性はほどほどにあって、ディスクも白く厚く光っている。

【香り】
まずシュールリー独特の香りを感じる。
麹の匂いというのか、グルタミン酸というか。
うまみ成分みたいな感じですね。
ミュスカデのシュールリーとは違い、このワインは日本酒っぽい印象。
そこにミネラルの堅いイメージと、ほんのりスモーク香。
これが樽由来なのかどうかはよく分からない。
それから少し、アルコール臭も感じる。
これはマイナス要素だけど、日本のワインにはよくある香りですね。
香り自体はそれほど強くない。

【味わい】
すっきり爽やかな飲み口。
酸味がとても爽やかで、きりっとしている。
香りのイメージではもっとベタッとしているのかと思ったが、さすがグレースワイン。
(ってもう決まっているし)
全体に力強くは無いが、とてもいいバランスでまとまっている。

【判定】
ほとんど無色、ってところでほぼ甲州だが、もし残るとしたらエスト!エスト!!エスト!!!。
でも香りを嗅ぐと、まさにシュールリーなので、甲州以外にはもう選択肢は無い。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン

すっきりしておいしい甲州です。

【総評】
グレイス ヴィンテージ・甲州 2006年
GRACE VINTAGE 2006 KOSHU

日本:山梨県甲州市:中央葡萄酒株式会社
アルコール度:11%

リカーランド・トップで、1250円で購入

最初はアルコール臭を感じたが、飲み進むと無くなってきた。
基本はしっかり出来ているので、とても安心して飲めるワイン。
独特な日本的なニュアンスもなかなか秀逸で、なるほどなー、と思わせる繊細さがある。
口に含んだときに、なぜか二回響くような印象があって、最初のアタックとその後やってくる何かが二度響くような印象を与えるのだと思うのだけど、なんだろうな?
和食に合いそうなので、いくつか合わせてみる。

・ブリの素焼き
 ちょっと生臭さがでてNG。

・ブリの照り焼き
 なかなか良いが、せっかくのワインが日本酒っぽい印象になってしまう。

・きゅうりのぬかづけ
 意外と合うが、やっぱり日本酒っぽくなってワイン飲んでる感じがしない。

・福神漬け
 全然打ち解ける部分が無く、我関せずで両方ともそのままの味。

・ピスタチオ
 おつまみとしてはよく合う。
 ワインらしい香りがたってくる。

・野菜のてんぷら
 これだ!
 抹茶と塩とか、少し香り付けをしてやればバッチリの相性。
 あるいは揚げたてだったらとってもいいのかな。
 てんぷら系はこの甲州はきっと良く合いますね。

・ボンゴレのスパゲティ(レトルトのもの、パスタはディチェコ)
 安心して合わせられる取り合わせ。
 レトルトのパスタもちょっとおいしくなるね。

・韓国のり
 日本の焼き海苔は完全にNGだけど、韓国のりはそれほど外してない。
 大きな違いはヨード香(海の匂い)だけど、韓国のりって意外とヨード香が少ないのね。

しかしこのワインのすごいところはどんどん無くなるところ。
1250円が高いか安いかの判断は難しいところですが、グレースワインには期待しているので、これからもきっと買い続けるでしょう。
甲州の中では、トップのブランドですからね。
今年5月に勝沼のぶどうの丘に行って、地下のセラーでいろいろなメーカーのワインをテイスティグしましたが、やはりグレースワインのレベルに達しているワインは少ないですね。
まだ日本のワイン全体が底上げしてるわけじゃないんですよねー、残念ながら。
それでも一部のがんばっている生産者が日本のワインの品質向上を牽引しているので、それはそれで応援したいと思っています。

2007/10/24

AccessAnalyzerの導入 とまどった3つのポイント

アフェリエイトを始めようかな、と思い立ち、
ログ解析では評判のいい、AccessAnalyzerを導入する事にしました。

導入にあたって、とまどった3つのポイント

1.Bloggerってどこでテンプレート編集できるの?

テンプレートの「HTML の編集」でできました。


XMLなのでちょっと手強い感じです。

2.貼り付けるソースがエラーではじかれる!

無事テンプレートのHTML編集画面までたどり着いて、AccessAnalyzerで発行された「貼り付けタグ」を貼り付けようとするとエラーが出てテンプレート保存が出来ない。
テンプレートの形式が適切でないため、解析できませんでした。 すべての XML 要素が適切に閉じられているかどうかを確認してください。
XML エラー メッセージ: The reference to entity "url" must end with the ';' delimiter.

どうも、「&url」を「&url」にしないとならないようです。

サンプルソース
<script type="text/javascript">
var ID="XXXX";
var AD=0;
var FRAME=0;
</script>
<script src="http://j1.ax.xrea.com/l.j?id=XXXX" type="text/javascript"></script>
<noscript>
<a href="http://w1.ax.xrea.com/c.f?id=XXXX" target="_blank"><img src="http://w1.ax.xrea.com/l.f?id=XXXX&amp;url=X" alt="AX" border="0" /></a>
</noscript>
※XXXX部はそれぞれの設定にする必要があります

3.広告バナーが表示されない

ちゃんとソースが貼り付けられると、AccessAnalyzerの広告バナーが表示されるはずなのに、どこにも表示されない。

調べると、FireFoxだと表示されないようですね。
IEだとちゃんと出てました。
私は左下に表示を選びました。


しかも時間がたつと消えるのね。

使い勝手など、またレポートします。

2007/10/23

サンタ・ヘレナ・グラン・ヴィーノ シャルドネ 2007

サンタ・ヘレナ・グラン・ヴィーノ シャルドネ 2007
SANTA HELENA GranVino Chardonnay 2007

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%

デイリーヤマザキで、690円で購入。

【外観】
やや淡い黄色。
少しグレーがかっていて、艶っぽさは無い。
粘性は並程度。

【香り】
第一印象は、梨、もも、トロピカルフルーツのようなフルーツ香。
フレッシュでフルーティな印象があり、結構、いい感じ。
あとからスモーキーさが続き、ちょっとペトロール香に近いようなミネラルの印象もある。
フルーツ香が消えると、重くてだるい印象になる。
ただ、香りはしっかりしていて、弱々しくはならない。

【味わい】
酸味はしっかりしているが、フレッシュでもない、何とも言いがたいアタック。
バランスがちぐはぐな感じ。
ドライなんだけど、なんだか切れが悪く、ボリュームは無いんだけど、スマートでもない、みたい。
つかみどころが無い印象。
ちょっと飲み進むと苦味が口に残ってくる。
ドライで苦い、硬派な印象になる。

【総評】
なんだか料理に合わせにくい。
チーズと合わせようとすると、ワインが拒絶する感じ。
(パルミジャーノ・レッジャーノのリゾット、さけるチーズプレーン)
やたら苦味が強調される。
ワインの苦味をチーズで消す、という食べ方ならOK。
マヨネーズで合えたマカロニのサラダは完全にNG。
いっしょに含むと生臭くなって耐えられない。
何が合うんだろう?
焼き鳥とかかな?
チョコレートが意外と合うみたいだけど、ちょっと蒸留酒っぽいのかな?
ビスケットも割りと合うな。
バターと香ばしい香りがいいのでしょうね。
なんだかんだ言っても、ワインとしてはとてもコストパフォーマンスは高いと思う。
シャルドネでも、まじめで堅い印象で、正直に作ってる感じ。
華やかさやふくよかさとは縁がなく、実直で硬質な印象です。
もう一回買ってみようかな、という気にはなりますね、この価格だと。

http://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/santa-helena/G3587.html
※サイトより引用
ピーチやシトラスの香りをもち、フルーティですっきりとした味わいのワインです。

※ラベルより引用
チリの名門サンタ・ヘレナ社がお届けする高品質ワイン「グラン・ヴィーノ」。ピーチやシトラスの香りをもち、フルーティですっきりとした味わいのワインです。


■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/mizusato/688437/688572/#830023

※サイトより引用
ピーチやシトラスの香りをもち、フルーティですっきりとした味わいのワインです。

2007/10/20

シャトー・グロリア2002

シャトー・グロリア 2002
Chateau Gloria 2002

フランス:ボルドー地方:サン・ジュリアン
カベルネソーヴィニヨン65%、 メルローおよびカベルネフラン25%、プティヴェルド5%

成城石井でラベル破損ものを、3323円で購入。
滓がありそうだったので、デキャンタージュしてテイスティング。

シャトー・グロリア2002 ボトル ラベル
【外観】
紫色を感じる濃い色調。
透明感はほとんど無く、雫にややタンニンが残る。
粘性は強く、あとからあとから脚がたってくる。
少し濁っているような印象を受けるが、量が少なくなると濃いガーネット色の艶のある透明感がある。

【香り】
分厚く重みがあり強い香り。
すみれ。
濃縮した果実、カシス。
動物香、なめし革。
やや鉄っぽい印象。

【味わい】
なめらかでスムーズ。
ふわっと消える印象はグランヴァンの印象。
バランスがとてもよく、フルーティさと厚みを感じる。
繊細というよりは、フルーティで力強さを感じる飲み口。

【総評】
どちらかというとやや硬質な印象で、華やかな印象ではない。
香りはなめし革の印象が強く、そこにやや鉄っぽさを感じる。
なめらかでスムーズな飲み口だが、フルーツを強く感じる飲み口はボルドーっぽくない感じを受ける。(個人的な感想)
よく出来たイタリアとか新世界のワインみたい。
フィネスというよりは力で押してくるタイプに感じる。
ただ、とても力強いボディなのに、飲み口はとてもやわらかく爽やかさがあり、いいワインだなー、と実感する。
家ではローストビーフに合わせたが、ワイン自体のまとまりが良いので、料理の許容範囲は広いだろう。
ちょっと文句をつけるとすると、飲み進んでも印象があまり変わらず、癖というか個性があまり無く、複雑性を感じないので、ややつまらない印象を受ける。
雫にタンニンが残るのもちょっと不満で、見た目が安いワインみたい。
今回はラベル破損で3000円台前半で買ったが、この価格ではとてもお買い得感を感じる。
外で飲んだら10000円以上は間違いないね。
グラスが空になると動物っぽい香りが残る。トリ小屋みたいな匂い。
ところが、次の日になるとグラスの残り香は、バラの香りに変わっていました。
ひょっとして良さを出し切れないうちに飲みきっちゃったかな?
機会があればもう一度飲んでみたいワインです。

【カミさんのコメント】
おいしい。
飲み口がいい。
すいすいいけそうだけど、アルコール度は強そう。
印象がずっと変わらないのはちょっと残念。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/nakashimaya/478452/679483/#759395

※サイトより引用
常に「クリュ・クラッセに格付けされるべき」と評価され続けているプティ・シャトー。
丸みとコクを兼ね備えた素晴らしいワインで、スパイシーなブケも特徴的です。
メドック格付け以降に設立された為、格付けには入っていないが、常にパーカーには「ヴィンテージによっては4級、5級にも匹敵する品質。」と評価されている。

http://www.rakuten.co.jp/yoshiya/421504/421684/803688/#890709

※サイトより引用
ブラックチェリーやハーブ、カシスの果実の香りが口いっぱいに広がり、豊かな果実味とタンニンのバランスが非常に良いワインです。ビロードのような舌触りの、ミディアムボィで、まさに豊かなワインです。 牛フィレ肉のステーキなどと最高の相性を見せるでしょう!

2007/10/19

プラティパス ピノ・ノワール2001(ブラインドテイスティング:外す)

・ピノ・ノワール(豪:プラティパス)\1020
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック:マルキ・ド・ペノティエ)\1180
・グルナッシュ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン(VDT:オ・フィル・デュ・タン ヴェルジェ・デュ・スッド)\1000
・ピノ・タージュ(南ア:KWV)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

プラティパス ピノ・ノワール2001 ボトル ラベル
【外観】
やや茶色っぽい色合い。
透明度は高いが、やや濁りを感じる。
粘性は強く、脚が木の根っこのように出来る。

【香り】
最初に強いスパイス香。
ちょっと火が入って煮詰まった、ジャムのような果実香。
プルーンのイメージ。
そこに土っぽい、獣っぽい印象。

【判定】
かなり独特な野暮ったさを感じる、土っぽい動物香。
明るい色合いから、ピノ・ノアールかピノ・タージュに絞られるが、この野暮ったさはまさに南アフリカ。
飲まずに香りだけで、決定。

ファイナルアンサーで、ピノ・タージュ
で、ブー!

なんと、ピノ・ノワールでした。

【総評】
味わいもスパイシーさが強く、かなりドライ。
ややエキゾチックな印象があるのはやや熟成しているせいでしょうか。
しかし、飲んだ後でも、多分ピノ・タージュって言っていたかな。

プラティパス ピノ・ノアール2001
PLATYPUS RUN YARRA VALLEY Pinot Noir 2001

オーストラリア:ヴィクトリア州:ヤラ・バレー
アルコール度:13.5%(そんなにあるとは思えない飲み口)

大丸ピーコックで、1020円で購入。

このワイン、決して悪くない。
1000円そこそこのピノ・ノアールとしてはとてもコストパフォーマンスが高い。
スパイシーさが強い分、パスタやピザなんかにも良く合いそう。
塩味の焼き鳥なんて、バッチリかも。
居酒屋向きって事かな。
ミディアムボディだけど、とても芯が強く、時間がたってもヘナヘナになることもない。
アルコール度の強さが効いるのだと思われる。
スマートなんだけど、プチマッチョって印象。
しかし、13.5%もあってすっきりと飲めるってのは、造りがとても丁寧なんでしょうね。
なんだかこのワイン、ちょっと訳ありっぽい感じがします。

【カミさんのコメント】
なんだかどんよりしている。
980円くらい。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/vindu268/142281/1764157/#1325234

※サイトから引用
オーストラリアワインがいくら安いからと言って、「ヤラ・ヴァレー」の地を名乗りこの価格はあり得ません。
私の推理では2001年は通年よりは弱いとされている年です。オーストリアはとんでもないロットでワインを仕込んでいます。ひょっとして、メーカー自体が放出している価格なのかも知れません。

2007/10/17

ギャルソン! 白 ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス

ギャルソン! 白 ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス
GARSON! Blanc Sec VIN DE TABLE DE FLANCE
輸入者:メルシャン株式会社(オリジナル製品のように見える)

フランス:ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス
アルコール度:11%

デイリーヤマザキで、700円で購入。

【外観】
やや淡い黄色。
小さな気泡がある。
ややグレーっぽいが、艶がある印象。
粘性は中程度。

【香り】
かりんやパイナップルのようなフルーツ香。
キャンディっぽい甘い香りもある。
ミントの香りが強く、ちょっと歯磨き粉っぽい印象。
ミントキャンディって感じかな。

【味わい】
やさしい飲み口で、酸味はしっかりしている。
発泡しているので、少し口で膨らむ印象。
ボディは弱く広がりがないので、やや物足りない感じをうける。
すきっと切れ味が良いわけでもない。
たまにある、真ん中が抜けたような味わい。
何か抜けてるんだろう?
後味があまりよくなく、のどにちょっとひっかかる感じがある。

【総評】
品種の予想はグルナッシュとシャルドネ。
おそらくカミさんには酷評のワインだろう。
(会社で飲んでます)
リバークレストやフランジアよりはちゃんとしたワインの印象。
軽いので平日に飲むには良いかも。
料理は魚介類の火を通したものが合いそう。
あさりの酒蒸しとか良さそうだけど、ミネラルとヨード香に負けるかな。
キッシュとかスパニッシュオムレツとかの卵料理くらいがいいかも。
サンドイッチとかも良さそう。
ちょっとイタリアのテーブルワインっぽい軽やかさがあって、フランスっぽくないかも。
食事のじゃまをしない、という点では重宝するワインかもしれません。

※ラベルより引用
「ギャルソン」とは、お客様にサービスをする人という意味。その名の通り、いつも食卓に彩を添え、素敵な時間であなたをおもてなしします。ワインの本場フランスでも愛飲されている、スッキリとして爽やかな味わいです。
辛口:5(最高)
飲み頃温度:6~8℃

2007/10/16

ガストン パリジャン 白(ブラインドテイスティング:当てる)

・甲州(グレイス:ヴィンテージ甲州2006)\1250
・シャルドネ(豪:ダックス フラット)\698
・セミヨン、コロンバール、グルナッシュ・ブラン(仏テーブルワイン:ガストン)\568

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ガストン パリジャン 白 ボトル ラベル
【外観】
彩度の低い中庸な黄色。
ややグレーっぽい。
粘度は割りと強く、ディスクも厚い。

【香り】
まずしっかりとしたミネラル香。
フルーツは柑橘系だが控えめに香る。
グラスを回すと、草っぽさや煙っぽさが出てくる。
リースリングやソーヴィニヨン・ブランのような印象を受ける。
ただ全体に香りは重く暗めで、いわゆる華やかな香りでは無い。

【飲み口】
かなり攻撃的な酸味。
厚みやふくらみは無い。
切れは良いが、すこし独特な味が舌に残る。
塩味でも苦味でもない、うまみの部類に入るのかな?
華やかな印象は無く、質実剛健で、素朴な味わい。
昔ながらのワインって感じの味。

【判定】
攻撃的で硬質な印象から、甲州は消える。
香りの印象や飲み口でもシャルドネは無いだろう。
というか、この質実剛健な味わいはコロンバールの印象だと思う。
ブランデーのベースになりそうな、純粋なアルコールに近いような印象。(偏見かな?)

ファイナルアンサーで、ガストンのパリジャン
で、ピンポン

一度飲んだことあるけど、外で飲むのと家ではちょっと印象が違うね。

【総評】
ガストン パリジャン 白
Gaston Parisien Blanc

ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス
アルコール度11%

大丸ピーコックで、568円で購入。

ぐぐっと喉にくる酸味。
飲み口はドライで甘さはほとんど感じない。
フルーティさや爽やかさを求めている人には不向きな、固くて重い、酒飲みが好むワイン。
ワインとしての作りはしっかりとしているので、安い割には水っぽさは少ない。
ただ、あまりに硬派なので、日本酒とか焼酎のようなイメージがあって、ワイン飲んでいるって感じがしないのはマイナスポイントかな。
今回、家で飲んでいるとちょっとその当たりが気になってきた。
決して悪くは無いんだけど、酸っぱい日本酒みたいだな、これ。
買い置き候補かどうか、もう一回買って飲んでみよう。

http://www.kokubu.co.jp/CGI/search.cgi?ct_1=1&ct_2=13&ct_3=26
※サイトより引用
ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス。CVBG社の手によるガストンブランドの親しみやすいテーブルワインです。使用ぶどう品種はセミヨン、コロンバール、グルナッシュ・ブラン等が主体となっています。爽やかな風味が心地よく広がります。キリっと冷やして食卓へ。


【カミさんのコメント】
最初:割といい
後半:まあまあ

2007/10/14

パスクア ビアンコ デル ヴェネト 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・甲州(グレイス:ヴィンテージ甲州2006)\1250
・トレッビアーノ、ガルガネーガ(伊:パスクア ビアンコ・デル・ヴェネト)\609
・シャルドネ(豪:ダックス フラット)\698
・セミヨン、コロンバール、グルナッシュ・ブラン(仏テーブルワイン:ガストン)\568

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

パスクア ビアンコ デル ヴェネト 2006 ボトル ラベル
【外観】
淡い色合い。
ほんのりオレンジっぽさとグレーっぽさがある。
泡がちょっとフチにあり、炭酸をふくんでいる印象。
粘性はそこそこ。

【香り】
香りは弱い。
フレッシュですっきりした印象。
フルーツはライムやレモンくらい。
ほんのりミネラル。
ややスモーキーな香りもある。

【味わい】
すっきりと爽やか。
酸味も程よい感じだが、飲み口はとても水っぽい。

【判定】
日本の新酒のような印象。
弱弱しいボディだが、フレッシュ感はある。
全体に力が弱く、水っぽい印象を受けてしまう。
ややアルコールを感じる香りとこの軽さは日本のワインか?
でもシュールリーの印象は無く、グレープフルーツっぽい感じも無いので、グレースワインの甲州らしさはあまり感じない。
でもこのリストの中で印象が一番近いのは甲州か?

ファイナルアンサーで、甲州
で、ブー

答えはイタリアでした。

【総評】
あまりに安易に決めすぎたかな。
弱弱しくて安っぽい印象だけで甲州を選ぶのは、やや偏見あり。
さすがにこの薄っぺらく、軽い印象は、明らかに甲州ではない。
それにしてもブラインドティスティングは難しい。

パスクア ビアンコ デル ヴェネト 2006
PASQUA BIANCO del VENETO 2006

インディカツイオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ
Indicazione Geografica Tipica
地理的表示つきのテーブルワイン

イタリア:ヴェネト州:テーブルワイン
アルコール度:11.5%

リカーランドトップで、609円で購入。

http://www.kokubu.co.jp/CGI/search.cgi?ct_1=1&ct_2=14&ct_3=24
※サイトより引用
トレッビアーノ、ガルガネーガを用いて造られたヴィーノ・ダ・ターヴォラ。バランス良くまろやかな味わいに穏やかな酸味が溶け込んでいます。イタリアらしい陽気で気軽に楽しめるワインです。良く冷やしてお召し上がり下さい。


悪い印象は少ないが、とにかく水っぽい軽さ。
安いとはいえ、おそらく次に買う事はないだろう。

【カミさんのコメント】
いまいち。
水っぽい。
次は無い。

2007/10/13

ガストン パリジャン 赤(ブラインドテイスティング:外す)

ピノ・ノアール(豪:プラティパス)\1020
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック:マルキ・ド・ペノティエ)\1180
・ピノ・タージュ(南ア:KWV)\950
・グルナッシュ、サンソー、カリニャン(仏テーブルワイン:ガストン)\568

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

ガストン パリジャン 赤 ボトル ラベル
【外観】
紫色が強い、濃い外観。
透明感はややあり、底がぎりぎり見えないくらいの透明度。
しずくにタンニンが残る。
粘性は強い。

【香り】
濃縮感のあるジャムのようなフルーツ香。
スパイス香がとても強い。
この時点ではシラーっぽいが今回の選択肢にシラーは無い。
グラスを回すと動物っぽい香りが出てくる。
ちょっと生っぽさを感じるが少し燻されているくらいの肉のイメージ。

【味わい】
渋み、タンニンを感じる、ドライな味わい。
余韻は短く、力も無い。
価格的には低価格な印象だが、国の印象ではフランス。
余計な甘さや不必要な滑らかさは無い。

【判定】
香りの印象ではシラーっぽいので、今回ではメルローとグルナッシュ、ピノ・タージュが候補。
味わいの印象では、ドライで渋みがしっかりあるのでフランス。
メルローとグルナッシュに絞られるが、価格が全然違う。
力は弱いがバランスがよいので、フランスだったら、1000円くらいかな。
しかも、いままで散々メルローをシラーと間違ってきているので、このシラーっぽさはメルローに違いない。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

グルナッシュ、ガストンのテーブルワインでした。

【総評】
ガストン パリジャン 赤
GASTON LE PARISIEN ROUGE

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:11.5%

大丸ピーコックで、568円で購入。

香りは複雑でそれなりに楽しめる。
シラーっぽい、ジャムとスパイシーな印象を感じる。
飲み口は軽いが、タンニンがしっかりとしていて、フランスワインらしい味わい。
余韻も短く、ボディも薄く、力も弱いが、全体のバランスが良く悪い印象は感じない。
コストパフォーマンスは抜群。
数本買い置きしておいてもいいかな、って感じ。
料理との相性としては、だいたいどんな料理にも負ける。
ビーフジャーキーやサラミは論外で、相手にならなず水っぽい印象になる。
ただ邪魔はしないので、家庭料理には合わせやすいかもしれない。
グリルしたチキンくらいだと合うのかな。

グルナッシュはここのところ連敗中。
前回はピノ・ノアールと間違えて、今回はメルロー。
スパイシーで動物的、濃くても透明感があるのが特徴か。

http://www.kokubu.co.jp/CGI/search.cgi?ct_1=1&ct_2=13&ct_3=26
※サイトより引用
ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス。ラングドック・ルーシヨン地方の良質なブドウをセレクトし造られました。使用ぶどう品種はシラー、グルナッシュを主体に、サンソー、カリニャン等が使われています。渋味が少なくソフトで軽やかな味わいです。軽く冷やしてどうぞ。

あれ?シラーが入っている。

【カミさんのコメント】
悪くないけど、飲み進むとだんだんつまらなくなる。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/sakekome/851964/876743/878134/#923503

※サイトより引用
ヴァン・ド・ターブル・ド・フランス。
ラングドック・ルーシヨン地方の良質なブドウをセレクトし造られました。使用ブドウ品種はシラー、グルナッシュを主体に、サンソー、カリニャン等が使われています。渋味が少なくソフトで軽率かな味わいです。軽く冷やしてどうぞ。

リュリー プルミエクリュ"モン・パレ":オリヴィエ・ルフレーヴ 1998

リュリー プルミエクリュ モン・パレ :オリヴィエ・ルフレーヴ 1998 ボトル ラベル
リュリー プルミエクリュ"モン・パレ":オリヴィエ・ルフレーヴ 1998
Rully 1er cru Mont Palais:Olivier Leflaive 1998

フランス:ブルゴーニュ:コート・シャロネーズ:リュリー プルミエクリュ
アルコール度:13%

町田の蔵家さんで、980円で購入(ハーフ)。

【外観】
輝く黄金色。
ほんのりオレンジを帯びている。
粘性はあるが、並程度。

【香り】
熟したカリン。
バター、ミネラル、ヴァニラ、アーモンド。
白い花あるいは白系スパイスの印象。
厚みがあって、複雑性がある。
時間が経つと樽のニュアンスが強くなってくる。

【味わい】
すっきり、切れの良い味わい。
なめらかさもあり、ふわっと消える感じはとても良い。
ただ、樽の影響と思われる酸味や後味が残り、ちょっと残念な部分がある。
9年たっているがフレッシュさは無くなっていない。

【総評】
過度な樽の影響がなければ、力強く良いワインだと思われる。
最初の香りはとても厚みがあり、複雑性もあり、とても良い。
飲み口も一口目はとても良いが、飲み進むとだんだん、香り味ともに樽の影響が気になってくる。
チーズやハーブを焦がした香りのする料理と合わせると、マイナスの部分を隠してくれてとても相性がよくなる。
料理を選ぶワインなのかもしれない。

【カミさんのコメント】
樽くさい。
料理に合わない。
苦手。
料理の種類によっては飲める。

2007/10/12

メディテール ヴァン・ド・ペイ・ド・ロード ブラン(ブラインドテイスティング:外す)

・甲州(グレイス:ヴィンテージ甲州2006)\1250
・トレッビアーノ、ガルガネーガ(伊:パスクア ビアンコ・デル・ヴェネト)\609
・ヴァン・ド・ペイ・ド・ロード(メディテール)\714
・シャルドネ(豪:ダックス フラット)\698
・セミヨン、コロンバール、グルナッシュ・ブラン(仏テーブルワイン:ガストン)\568

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
ややオレンジがかった中庸よりやや薄い黄色。
粘性はそれほどない。
色味が独特で、複数の品種が混ざっているような印象を受ける。

【香り】
フルーツ香は、梨から桃くらいのやや熟した感じ。
歯磨き粉のような強烈なミント香。
フルーツ香よりも何よりもミント香が強いので、本当に歯磨き粉みたい。
全体に香りはそれほど強くないが、微妙な複雑さを感じる。
冷えているので香りがたってこないのかもしれない。

【味わい】
しっかりした酸味。
厚みやボリューム感はほとんど感じない、すっきりとした飲み口。
ミントの香りも手伝ってとても爽やか。
というか歯磨き粉の印象が強すぎて、ワインじゃ無いみたい。
余韻はわずかに残る。

【判定】
色合いや香りで甲州はまず外れる。
ミント香はヴァン・ド・ペイ・ドックのシャルドネで感じられる事があるが、飲み口のスッキリ感で、外す。
フランスのオードのヴァン・ド・ペイか、ガストンのテーブルワインか、トレッビアーノの3拓だが、すももっぽい香りと、ライトな飲み口はイタリアっぽい。

ファイナルアンサーで、トレッビアーノ、ガルガネーガ
で、ブー

品種が分からない、ヴァン・ド・ペイ・ド・ロードでした。

【総評】
メディテール ヴァン・ド・ペイ・ド・ロード ブラン
Mediterre VIN DE PAYS DE L'AUDE BLANC

フランス:オード県:ヴァン・ド・ペイ・ド・ロード
アルコール度:11.5%

リカートップで、714円で購入。

全体的にバランスが悪いワイン。
香りも、複数の要素が複雑な印象を見せながらも、何となく全体のバランスが悪い。
味わいもスッキリした酸味がありながらも、トータルのバランスが悪い。
香りも味わいも、不協和音のようなものを常に感じる。
時間がたつと、香りも飲み口も、水っぽい生臭さが出てくる。
我が家的にはNGワインです。

※ラベルのコメント
フランス南部、オード県のなだらかな丘陵地から生まれたフレッシュな白ワインです。
淡い黄色の色調が美しく、白い花や白い果実のフレッシュ感のある香りが印象的です。味わいにはフルーティで余韻があります。ご家庭での毎日の料理によく合います。

【カミさんのコメント】
いまいち。
バランスが悪い。
後味に嫌な甘さが残る。
700円だったらあと300円足してもっとおいしいワインを買う。

2007/10/10

イーグルホーク リースリング 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・リースリング(豪:イーグルホーク)\880
・セミヨン、コロンバール、グルナッシュ・ブラン(仏テーブルワイン:ガストン)\568

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

イーグルホーク リースリング 2005 ボトル ラベル(汚損)
【外観】
やや黄緑っぽいしっかりとした色合い。
艶っぽさを感じる。
炭酸を含んでいて、小さな気泡が多く見られる。
粘性は弱く、さらっとしている。

【香り】
フレッシュな柑橘系のフルーツ香。
ミネラルと、スモーキーな印象。
ややミントっぽいハーブ香。
グラスを回すと明らかなペトロール香。
炭酸の印象も感じる。

【味わい】
フレッシュで豊かな酸味。
スマートなボディ。
余韻は短く、切れがあるが、やや舌に残る感じはある。
ほんのりと苦味のような印象もあるが、基本的にはとてもすっきりとした味わい。
炭酸を含んでいるフレッシュ感の影響も大きい。

【判定】
香りの段階で明らかに、リースリング。
しかも、両方とも飲んだことあるので、迷いようがない。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ピンポン

さすがにこの2本では外さないだろう。

【総評】
イーグルホーク リースリング 2005
EAGLEHAWK RIESLING 2005

オーストラリア:サウスオーストラリア
アルコール度:12%

大丸ピーコックで、880円で購入。

すでに何度も買っている、割と好きなワイン。
リースリングのヴァラエタルアロマをしっかり残しながら、すっきり飲みやすいワインに仕上がっている。
イーグルホークの他のワインはあまり好きじゃないのだけど、このリースリングだけは別。
フレッシュにまとまっているバランスが良いのだと思う。
アルコール度の低さ(12%)と飲みやすさもあって、カミさんと二人で飲むと平日でも1本すぐ空いてしまう。
和食にも良く合いそうなワイン。
鶏を蒸したり煮たりしたもの、魚の煮付けやムニエル、塩焼きにも合いそうかな。
水炊きなんて、かなりいいかも。

ドイツでもアルザスでも無い、オーストラリアのリースリングという主張を感じる。

http://www.mercian.co.jp/wolfblass/wines/eagle.html#02
※サイトより引用
美しくきらめく金色で、柑橘系の香りの中でも特にライムの香りが特徴的で、アジア料理やシーフード、サラダなどによく合います。

【カミさんのコメント】
発泡してる。(炭酸を含んでいるという意味)
少し置いて炭酸が抜けたくらいがおいしい。(カミさんは炭酸嫌い)
後味がいまいちかな。(カルピスのような後味がある)
鍋料理に合いそう。
冬場には1本買い置きしててもいいかも。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452059/680567/#696794

※サイトから引用
美しくきらめく金色。ライムの香りが特徴的な、世界的に名高いオーストラリアを代表するワイナリー、ウルフ・ブラス社が造る最も身近なプレミアムワイン!

2007/10/08

ウェイトローズ コート・デュ・ローヌ 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー(ローヌ:ウェイトローズ)\1480
ピノ・ノアール(豪:プラティパス)\1020
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック:マルキ・ド・ペノティエ)\1180

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

ウェイトローズ コート・デュ・ローヌ 2004 ボトル ラベル(汚損)
【外観】
明るい外観。
底がはっきり見えるくらいの透明感。
ちょっと落ち着いた色調。
粘度は以外とある印象。
この段階ではほぼ、ピノ・ノアール。

【香り】
少しケミカルっぽい、硫黄のようなニュアンスがある。
フルーツよりは、ミネラルやスパイスの香りが強い。
それほど香りも強くなく、これといったポイントが見つからない。
グラスを回すとほんのり動物香がたってくる。

【味わい】
フレッシュでスッキリした飲み口。
心地よいタンニンで、ほんのり渋みを感じる。
ちょっと苦味も残る。
ボリューム感はあまり無く、すっきりとした印象。
余韻は短い。

【判定】
外観の印象ではほぼピノ・ノアール。
可能性があるとするとメルロー。
ただ、香りからはこれといった特定できる情報が得られず。
あまりに品種の特徴がつかめないのでやや混乱。
飲み口に関しても特にこれといって、特定出来る情報は得られず。
これは外観の印象で決めるしかないか。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ブー

なんと、グルナッシュ、ローヌ。
グルナッシュは想定外だった。

【反省点】
ウェイトローズ コート・デュ・ローヌ 2004
Waitrose Cote du Rhone 2004

フランス:ローヌ地方:コート・デュ・ローヌ

大丸ピーコックで、1480円で購入

時間が経つと、焦げ臭やタバコのような印象がしてきた。
明らかにピノ・ノアールとは違う香り。
香りの段階でとまどった原因としては、試験の主要品種にグルナッシュが無かった事が大きい。
いままでのブラインドテイスティングでは覚えなくて良かった品種なんですよね。
グルナッシュの品種の特徴を覚える必要がなかったので、そりゃ戸惑うわ、って感じです。
試験も終わっていまだブラインドテイスティングを続けていますが、これからは主要品種では無い品種もある程度分かるようにするのが目標でしょうか。

ちなみに今回のグルナッシュに限っての特徴をリストアップすると。

・ピノ・ノアール並みに明るい透明感
・香りは、陰で重い印象ながら、スパイスが効いているので、メリハリを感じる。
・動物香もあり、ケミカルな印象もあるので、いわゆるなめし革の部類だけど、ピノ・ノアールのそれはと、ちょっと違う。やはりケミカルっぽさやスパイス香が強いのかな。
・飲み口は軽く、ふくらみも少なく、余韻も短い。
・飲み口は軽いが、水っぽくは無く、安っぽい印象も無い。
・一番特徴的な香りはスパイスの印象。
・シラーとの違いは、ジャムっぽい濃縮感や飲み口の甘い印象。
・他に間違えそうなのは、ピノ・タージュとか、カベルネ・フランとかかな。

ちなみに我が家的には悪くないワインですね。
好きなタイプです。

【カミさんのコメント】
スパイシー
おいしい
餃子に合いそう(おかずが餃子でした)
値段は1280円くらい?

ただ、この価格帯でローヌだと、やはりギガルに行っちゃうかな~。

2007/10/07

シャトー・サン・ディディエ・パルナック:ハーフ(ブラインドテイスティング:当てる)

・ピノ・ノアール(ポマール:ルイ・ラトゥール:ハーフ)\2184
・サンジョヴェーゼ、カナイオーロ・ネーロ(メリーニ キアンティ・クラッシコ:ハーフ)\1100
・コット=マルベック75%、メルロー 20%、タナ5%(シャトー・サン・ディディエ・パルナック:ハーフ)\956

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い色調。
紫色が強い。
深い透明感はあるが、底は見えない。
粘性は強く、アルコール度は高そう。

【香り】
カシス、ジャムのような濃縮感、たばこ、焦げ臭、スパイシー、生肉のような印象。
明らかに、ピノ・ノアールやサンジョヴェーゼではない。

【味わい】
香りの印象とは違い、意外とスッキリさわやか系の味わい。
セックで甘さをほとんど感じず、余韻は短くキレイ。
程よい酸味で、タンニンや収斂性はあまり感じない。

【判定】
香りの段階でほぼ、カオールに決定。
ただ、味わいが予想外に軽く爽やかなので、ちょっと戸惑うが、こんなピノ・ノアールやサンジョヴェーゼは無い。

ファイナルアンサーで、カオール
で、ピンポン

カオールの印象は思っていたものと随分違ったけど、この選択肢では間違えようが無いかな。

【総評】
シラーっぽい、スパイス香。
メルローっぽい?動物香。
まろやかだけど、セックな飲み口は、フランスらしいイメージ。
素朴でおいしい、って印象なのかな?
あまり華は無いが、堅実でまじめな印象。

シャトー サン ディディエ パルナック カオール 2004
CHATEAU StDIDIER‐PARNAC CAHORS 2004

フランス:南西地方:カオール地区
アルコール度:12.5%

http://www.rakuten.co.jp/winemarche/563598/572185/
※サイトより引用
品種 コット(=マルベック) 75%、メルロー 20%、タナ 5%。
メルローが丸みを、タナが骨格を与え、マルベックとうまく調和しています。コット(Cot)はマルベック(Malbec)の別名です。
味わい
恵まれた土壌の特長が生きるこのワインは、深みのあるルビー色をし、柔らかく深い味わいを持ち、熟成させても楽しめます。

※ラベルより引用
大西洋と地中海に挟まれたフランス南西部の丘陵地帯に広がるカオールは昔から良質なワインの産地として有名ですが、中でもリガル家は300年以上の伝統を持ち、そのワインは内外で高い評価を得ています。シャトー・サン・ディディエ・パルナックは、カオールで最良といわれるリガル家のサン・ディディエの畑で収穫されたぶどう(マルベック75%、メルローとタナが25%)から作られています。深いルビー色の輝きを帯び、香り豊かで、しっかりとしたタンニンが心地よく広がる、柔らかく口当たりの良いワインです。赤味の肉やフォアグラ、チーズなどに良く合います。

サンセール ドメーヌ・ドールニー 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(サンセール:エチエンヌ・ドールニー)\2907
リースリング(豪:イーグルホーク)\880
・セミヨン、コロンバール、グルナッシュ・ブラン(仏テーブルワイン:ガストン)\568

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

サンセール ドメーヌ・ドールニー 2005 ボトル ラベル
【外観】
やや明るめの中庸な黄色。
緑色を少し感じる。
粘性はそれほど感じず、さらっとしている。
見た目の印象はリースリングか、サンセール。

【香り】
ミネラル、柑橘系のフルーツ、少し爽やかなハーブのような香り。
ミントっぽい揮発性があるようなハーブの香りを感じる。
そこにソーヴィニヨン・ブランであろうヴァラエタルアロマがしっかりとたっている。
リースリングのペトロール香の印象かなと思うが、これは間違いなく、ソーヴィニヨン・ブランだろう。
全体的にとても爽やかで、ほんのり甘さを感じるとろけるような香り。

【味わい】
りりしい酸味とすっきりと消える後味。
とてもキレイな飲み口。
これは一回飲んだことがある、とても好印象のワイン。
ほんのり苦味も感じるが、全体の爽やかさにとても良いバランスで影響している。
すっきりとしていて、後味もとてもキレイで、それでいて深みというか厚みのような余韻を残す。
とても素晴らしい。

【判定】
明らかにソーヴィニヨン・ブランな上に、これは飲んだことがある味わい。

ファイナルアンサーで、サンセール
で、ピンポン

このサンセール、とても素直でおいしいんです。

【総評】
サンセール ドメーヌ・ドールニー 2005
Sancerre Domaine Daulny 2005

フランス:ロワール地方:サンセール
アルコール度:12.5%

ル・ヴァン・ヴィヴァンで、2907円で購入

我が家的にはとても好みのワイン。
ソーヴィニヨン・ブラン独特のスモーキーなグリーン香がしっかりたっている。
世界的な流行では、ヴァラエタルアロマを消して、トロピカルフルーツの印象を強めたタイプが評価されていると聞いた事があるが、素性を隠さずにとても上品に仕上げているこのサンセールには強いポリシーを感じる。
と言うと、とても頑固に仕上げているワインのようだが、すっきりフルーティ、さらに上品な余韻、とてもバランスが良い。
飲んだ後の印象が梨を食べたあとみたい。フルーツを食べたあとの余韻みたいなキレイなスッキリ感があります。
そこそこ良い値段だけど、買い置きしておきたくなるワインですね。
最近の白の中では一押しかな。

【カミさんのコメント】
おいしい。
我が家好み。
酸味がとても良い。
値段は3500円くらい?

http://www.rakuten.co.jp/kobusiya/428768/430211/963488/
※サイトからの引用
ロワールのグラン・クリュ格、サンセールの地で数百年前から代々葡萄栽培を行う名門。
当主は寡黙で実直。まさに職人といった雰囲気をもつエチエンヌ氏。
サンセールはフルーティでチャーミングなタイプからミネラルの骨格が雄大な長期熟成に耐えるタイプまで、幅広いスタイルのワインを持つが、当然それを生み出す多彩で広大なテロワールを有する。
ドールニー家のあるショードネィ村は、後者を生み出す急激な斜面の麓にある。
ドメーヌの特徴は所有畑16haの殆ど全てが南向きという絶好のロケーションに位置する事、ほぼ無農薬に近いリュット・レゾヌの農法を10数年以上前から採用している事、及び、多産のこのエリアでは例外的なほどに少ない収量にある。
類い稀なる土壌に起因する完熟したソーヴィニヨン・ブランのフルーツの2要素が両立する完璧なサンセールとなる。
積極的な宣伝をしないため、無名にとどまってきたドメーヌだが、実際その生産はイギリスの愛好家の手に渡って完売という現状。

2007/10/06

サルデッリ キャンティ 2005

サルデッリ キャンティ 2005
SARDELLI CHIANTI 2005

イタリア:トスカーナ州:キャンティDOCG
アルコール度:12.5%

大丸ピーコックで、1200円で購入。

【外観】
底が見えるくらいの深い透明感。
ちょっとピンクっぽい印象と黒っぽい印象がある。
若さを感じる外観。
タンニンはキレイに溶けていて雫に色素がほとんど残らない。

【香り】
全体的に香りはおとなしい。
フルーツの印象よりも、なめし革の印象が先にくる。
そこにスパイシーな印象と、スミレのようなフローラルな香りがまざる。
イメージとしては、ピノ・ノアールの印象。

【味わい】
すっきりとしていてやさしい飲み口。
渋みやタンニンはほとんど感じないが、極端に飲みやすい新世界ワインの印象ではない。
酸はしっかりとしていて、味の基本構成はほとんど酸味。
ふくらみは無くスレンダーな味わいで、ワイン自体の強さもそれほど無い。
チャーミングな味わいっていうのかな。
ほんのり甘さも感じる。

イタリアのワインは飲んだときの印象が「陽」なものが多いと勝手に思っているが、これはやや「陰」な印象。
フランスっぽさを感じるキャンティ。
というか、ピノ・ノアールっぽい。

まずくは無いが、これと言って特徴も無い。
家庭の食事には合いそうなミディアムボディなので、料理によってはとても活きるかも。

ブラインド・テイスティング サンジョヴェーゼ 外す

サンジョヴェーゼ、カナイオーロ(キャンティ:サルデッリ)\1200
・グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー(ローヌ:ウェイトローズ)\1480
ピノ・ノアール(豪:プラティパス)\1020
・メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック:マルキ・ド・ペノティエ)\1180

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
底が見えるくらいの透明感。
紫色が強いルビー色。
ピノ・ノアールにしては濃い方か。
サンジョヴェーゼも怪しい。
メルローも可能性あり。
粘性は中程度。

【香り】
チェリーくらいのフルーツ香に、スパイスとスミレの香り。
そこに独特のなめし革のような動物的な香り。
酸を感じさせる独特な香りもある。
ピノ・ノアールが有力だが、サンジョヴェーゼも候補。

【味わい】
すっきりとフルーティな飲み口。
酸もしっかりとしている。
余韻は短く、収斂性もそれほどない。
ライトで、すっきりとした味わい。

【まとめ】
サンジョヴェーゼかピノ・ノアール。
なめし革の印象はどちらもあるが、どちらかというとピノ・ノアールっぽい印象を受ける。
飲み口はすっきりしていて、酸が強く、これはサンジョヴェーゼっぽい。
ピノ・ノアール独特な渋みのようなものが無い。
でも今回あるのはオーストラリアのピノ・ノアールなので、こんな飲み口もあるかも。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ブー

サンジョヴェーゼでした。

【反省点】
これは分からないなー。
飲み口の軽さや独特の酸味はサンジョヴェーゼって感じなので、このへんがポイントなのかな?

ワインエキスパート試験 無事合格

1年間の努力が実って、ワインエキスパート試験に無事合格しました。

昨年の10月に二次試験落ちてからの1年間は、カミさんにワインを開けてもらい、ブラインドテイスティングでシートにチェックを付けるのが日課になっていました。

夜遅くても、やらないと不安にかられるんですよね。
帰ってきてカミさんが寝てたらがっかりしたものです。

最初はホントに分からなかったけど、1年間続けてきた事でかなり分かるようになった気がします。
去年二次試験落ちた事を感謝しないといけませんね。
この1年間の特訓は、ものすごく勉強になって、さらに貴重な経験になっています。

とはいえ、ブラインドテイスティングは落とし穴の連続。
ワインの世界も広くて、深すぎて、知らない事ばかり。
試験には受かったとはいえ、修行はまだまだこれからです。

シニアワインエキスパート目指してがんばるかー?

バロン・ド・レスタック ボルドー ブラン 2004

バロン・ド・レスタック ボルドー ブラン 2004
BARON DE LESTAC BORDEAUX BLANC 2004

フランス:ボルドー
アルコール度:12%

グルメシティで、970円で購入

【外観】
淡いグリーンがかった黄色。
ややグレーの印象もある。
ちいさな気泡が見られるので、炭酸を少し含んでいるようだ。
粘性はそこそこ。

【香り】
まず最初にミネラルの印象。
それから南国系のフルーツ。
ヴァニラやシロップのような甘い印象もある。
ややして、ソーヴィニヨン・ブランのスモーキーなグリーン香もたってくる。
ここまでは、割と好印象。
しかし時間が経ってくると、樽由来の香りが強くなり、最初のフレッシュでフルーティな印象からがらっと変わってくる。
だんだん酸の印象も強くなってくる。

【味わい】
強烈にフレッシュな酸味。
こんなに酸味が強かったっけ?って感じ。
ボディのふくらみはほとんどなく、酸味だけでフィニッシュまで突っ走る。
舌にはやや軽い苦味が残るが、後味は切れが良い。
最初はおいしいのだが、酸の印象がややとげとげしいので、やや荒っぽい飲み口に感じてしまう。
さらに時間が経つと酸化しているような印象が強くなる。

【まとめ】
何度も飲んでいる、バロン・ド・レスタックだけど、今日のはちょっとダメかな。
最初は樽の影響をほとんど感じず、フレッシュさが強調されていたので、割と好印象だったが、時間とともに悪い癖が顔を出してくる。
樽の影響なのか葡萄の力なのか分からないが、だんだん木酢液のような、渋酸っぱいような印象になってくる。
少なくとも今日飲んだ感想では、人に薦められるレベルでは無い。
飲めば飲むほど変な酸味が気になる。
酸が暴れているって印象なのかな。
でも以前のジェ・ド・シャトー・ギローもこんな木酢液っぽいワインだった。
これはひょっとして、ボルドーの安いワインの伝統の味?
さらに飲み進むと、今度は逆に気にならなくなってくる。
酔っているせいなのか、味に慣れたせいなのか。
酸味は相変わらず強いが、痛んでいるような印象ではない。
でも酸がぎすぎすしている印象は変わらないかな。

バロン・ド・レスタック ボルドー ルージュ 2004
バロン ド レスタック(赤)2006

2007/10/03

デリカート・シラー 2005

デリカート・シラー 2005
DELICATO SHIRAZ 2005

アメリカ:カリフォルニア州:ローダイ
アルコール度:13.5%

グルメシティで、1100円で購入。

【外観】
来い色調。紫が強い。
深い透明感があり、底が見えないくらい。
シラーズの特徴である、エッジの独特の紫色がある。
粘性は割りと強く、エッジにタンニンが残る。
これもシラーで良く見られる現象。
濁っている印象はなく、艶っぽさを感じる。

【香り】
カシス、濃縮されたジャム、たばこ、生肉、それから強いスパイス香。
退廃的で肉厚で、やや野暮ったいシラーズ独特の香り。
土臭さや煙っぽさもある。
とはいえ、やや洗練されていて、羽目は外してない感じ。

【味わい】
なめらかで、やさしいアタック。
少し甘さを感じる。
酸味も適度にあり、バランスが良い。
タンニンはとても滑らかで、とても飲みやすくで、ちょっと物足りない感じ。
余韻は短く、後味もすっきりしている。

【まとめ】
とても良く出来たワイン。
計算されたワイルドさというか、徹底的に管理されている印象。
渋みやタンニンが苦手でスッキリ飲みやすいワインが好き、という人にはお薦め。
渋くてタンニンが強くて癖のあるワインが好き、という人には薦められない。
透明感があって、クリアな印象は、一部のオーストラリアのシラーズよりはずっと好感が持てる。
とはいえ、あえて買い置きしておこうとは、ちょっと思わないかな。

http://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/delicato/UM285.html
深いガーネット色を帯び、トーストした樽香にプラムやブラックベリーの香りが調和した、絹のようなやわらかさが特徴のいきいきとしたワインです。カリフォルニア・ステイト・フェアにおいて、3年連続「Best Syrah of California」に選出されました。

ブラインド・テイスティング シラー 当てる

・シラー(米:デリカート)\1100
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098

の2本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い、底が見えないくらいの深い透明感。
紫色が強く、特にエッジにピンクっぽい独特の色調。
粘性はそこそこ強めで、雫にタンニンが残る。

【香り】
たばこ、生肉、スパイス。
こってりとした果実香。

【判定】
二択なうえに、二本とも何度も飲んだ事のあるやつなので、飲むまでもなく決定。

ファイナルアンサーで、シラー
で、ピンポン

さすがにこれは外せないというか、サービス問題でした。

2007/10/02

ボワ・デュ・ロワ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005

ボワ・デュ・ロワ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
Bois du Roi Cabernet Sauvignon 2005

フランス:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%

セブンイレブンで、630円で購入(ハーフ)。

ボワ・デュ・ロワ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005 ボトル ラベル
【外観】
深い透明感を持った、若々しい濃い紫色。
グラスの底がぎりぎり見えないくらいの透明度。
粘性は強く、雫がゆっくりと降りてくる。
タンニンはやや荒く、雫に色味が残り、溶けきれていない印象。

【香り】
まず最初に、フルーツ香が主体のややフレッシュジュースのような印象。
そこに甘いヴァニラが混ざり、シナモンっぽいスパイスが効いている。
フルーツのデザートのようなイメージ。
グラスを回してみるが、あまり印象は変わらず。
時間が経ってくるとタバコの印象や薫香が強くなってくる。

【味わい】
香りの印象と同じ、フレッシュでジューシーな味わい。
収斂性や渋みは少なく、おだやかな飲み口。
酸味はほどほどに利いているので、ダレた印象は無い。
ほんのり甘さも感じるが、基本的には辛口なので後味は切れが良い印象。
余韻もそれほど長くは無いが、スパッと切れるのではなく、細く長く続く。
ボディはミディアムくらいか。
スレンダーでふくらみは感じない。
飲み始めは軽く感じるが、飲み進むと香りも変わり、重厚な印象が出てくる。

【まとめ】
ハーフで、630円というのは平日に飲むのに手ごろな設定。
香りにやや人工的な印象があるのが気になるが、全体的に欠点は少ないので、買い置きしておいても損は無い。
タンニンも控えめとはいえ、カベルネ・ソーヴィニヨンらしい渋みがしっかりとあり、そこそこ香りも強いので、しっかりした肉料理が合いそう。
ミート系のパスタくらいでは、ワインが重く感じるかも。
焼肉とかハンバーグとかくらいが合いそうかな。
ラングドックのカベルネ・ソーヴィニヨンなので、ボルドーの普段飲みの代表、バロン・ド・レスタックよりはやや重さを感じる。
良い意味の「重さ」の事ではなく、ちょっと重苦しい感じ。
チリカベとか、シラーズとかに通じる印象。
ちなみに、今日の晩御飯「煮込みハンバーグ」にはバッチリ。
おつまみで買ってあった「ビーフジャーキー」だとワインが軽く感じる。

※ラベルのコメント
南仏ラングドック地方で栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨン種100%で造られた赤ワイン。熟した黒い果実の香りと甘苦いスパイスの香りが調和し、まろやかな後味にコクのある渋みが広がります。

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