2007/10/02

ボワ・デュ・ロワ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005

ボワ・デュ・ロワ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
Bois du Roi Cabernet Sauvignon 2005

フランス:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%

セブンイレブンで、630円で購入(ハーフ)。

ボワ・デュ・ロワ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005 ボトル ラベル
【外観】
深い透明感を持った、若々しい濃い紫色。
グラスの底がぎりぎり見えないくらいの透明度。
粘性は強く、雫がゆっくりと降りてくる。
タンニンはやや荒く、雫に色味が残り、溶けきれていない印象。

【香り】
まず最初に、フルーツ香が主体のややフレッシュジュースのような印象。
そこに甘いヴァニラが混ざり、シナモンっぽいスパイスが効いている。
フルーツのデザートのようなイメージ。
グラスを回してみるが、あまり印象は変わらず。
時間が経ってくるとタバコの印象や薫香が強くなってくる。

【味わい】
香りの印象と同じ、フレッシュでジューシーな味わい。
収斂性や渋みは少なく、おだやかな飲み口。
酸味はほどほどに利いているので、ダレた印象は無い。
ほんのり甘さも感じるが、基本的には辛口なので後味は切れが良い印象。
余韻もそれほど長くは無いが、スパッと切れるのではなく、細く長く続く。
ボディはミディアムくらいか。
スレンダーでふくらみは感じない。
飲み始めは軽く感じるが、飲み進むと香りも変わり、重厚な印象が出てくる。

【まとめ】
ハーフで、630円というのは平日に飲むのに手ごろな設定。
香りにやや人工的な印象があるのが気になるが、全体的に欠点は少ないので、買い置きしておいても損は無い。
タンニンも控えめとはいえ、カベルネ・ソーヴィニヨンらしい渋みがしっかりとあり、そこそこ香りも強いので、しっかりした肉料理が合いそう。
ミート系のパスタくらいでは、ワインが重く感じるかも。
焼肉とかハンバーグとかくらいが合いそうかな。
ラングドックのカベルネ・ソーヴィニヨンなので、ボルドーの普段飲みの代表、バロン・ド・レスタックよりはやや重さを感じる。
良い意味の「重さ」の事ではなく、ちょっと重苦しい感じ。
チリカベとか、シラーズとかに通じる印象。
ちなみに、今日の晩御飯「煮込みハンバーグ」にはバッチリ。
おつまみで買ってあった「ビーフジャーキー」だとワインが軽く感じる。

※ラベルのコメント
南仏ラングドック地方で栽培されたカベルネ・ソーヴィニヨン種100%で造られた赤ワイン。熟した黒い果実の香りと甘苦いスパイスの香りが調和し、まろやかな後味にコクのある渋みが広がります。

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