2007/10/19

プラティパス ピノ・ノワール2001(ブラインドテイスティング:外す)

・ピノ・ノワール(豪:プラティパス)\1020
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(バロン・ド・レスタック)\1098
・メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック:マルキ・ド・ペノティエ)\1180
・グルナッシュ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン(VDT:オ・フィル・デュ・タン ヴェルジェ・デュ・スッド)\1000
・ピノ・タージュ(南ア:KWV)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

プラティパス ピノ・ノワール2001 ボトル ラベル
【外観】
やや茶色っぽい色合い。
透明度は高いが、やや濁りを感じる。
粘性は強く、脚が木の根っこのように出来る。

【香り】
最初に強いスパイス香。
ちょっと火が入って煮詰まった、ジャムのような果実香。
プルーンのイメージ。
そこに土っぽい、獣っぽい印象。

【判定】
かなり独特な野暮ったさを感じる、土っぽい動物香。
明るい色合いから、ピノ・ノアールかピノ・タージュに絞られるが、この野暮ったさはまさに南アフリカ。
飲まずに香りだけで、決定。

ファイナルアンサーで、ピノ・タージュ
で、ブー!

なんと、ピノ・ノワールでした。

【総評】
味わいもスパイシーさが強く、かなりドライ。
ややエキゾチックな印象があるのはやや熟成しているせいでしょうか。
しかし、飲んだ後でも、多分ピノ・タージュって言っていたかな。

プラティパス ピノ・ノアール2001
PLATYPUS RUN YARRA VALLEY Pinot Noir 2001

オーストラリア:ヴィクトリア州:ヤラ・バレー
アルコール度:13.5%(そんなにあるとは思えない飲み口)

大丸ピーコックで、1020円で購入。

このワイン、決して悪くない。
1000円そこそこのピノ・ノアールとしてはとてもコストパフォーマンスが高い。
スパイシーさが強い分、パスタやピザなんかにも良く合いそう。
塩味の焼き鳥なんて、バッチリかも。
居酒屋向きって事かな。
ミディアムボディだけど、とても芯が強く、時間がたってもヘナヘナになることもない。
アルコール度の強さが効いるのだと思われる。
スマートなんだけど、プチマッチョって印象。
しかし、13.5%もあってすっきりと飲めるってのは、造りがとても丁寧なんでしょうね。
なんだかこのワイン、ちょっと訳ありっぽい感じがします。

【カミさんのコメント】
なんだかどんよりしている。
980円くらい。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/vindu268/142281/1764157/#1325234

※サイトから引用
オーストラリアワインがいくら安いからと言って、「ヤラ・ヴァレー」の地を名乗りこの価格はあり得ません。
私の推理では2001年は通年よりは弱いとされている年です。オーストリアはとんでもないロットでワインを仕込んでいます。ひょっとして、メーカー自体が放出している価格なのかも知れません。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事