2011/03/29

ブレザック ブラン NV ハーフボトル

 
ブレザック ブラン NV ハーフボトルブレザック ブラン NV ハーフボトル
Brezac Blanc NV 375ml

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

セブンイレブンで、448円で購入。

【外観】
少し淡めの中庸なイエロー。
色あいはシンプル。
輝きは大人しい。
粘性は中庸。

【香り】
柑橘系。
フローラル。
少しスモーク。
ミネラル感もあり。
グラスを回すと熟した果実。
熟したというより、ちょっと酸化が進んだ感じ?
香りはちょっと粗野な、荒っぽい感じ。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
少し収斂性のあるような酸味の強いアタック。
酸っぱい、感じ。
ボディは弱め。
アルコール度は実際よりも少し高めに感じる。(実際は11%)
喉につっかかるようなエグ味と苦みがある。
余韻は短い。

【総評】
荒っぽい飲み口の、いかにも伝統産地のテーブルワインって感じです。

ニューワールドのサービス精神とか、フルーティさはありません。
バランスは悪く、トゲトゲしている飲み口です。
そういうと完全に悪口ですが、ワインの基本は抑えてるというか、安心する味わいなんですよね。
ちょっと懐かしい感じ?

今日の晩ご飯はコンビニのパスタだったのですが、入っていたソーセージに良く合いました。
ビールみたいな合い方ですね。

塩気や脂分と良く合うみたいです。

ワインだけでは、まとまってなくてバランスが悪いのですが、食事と合わせると美味しく感じるのが、昔ながらのワインって感じがします。

食事と合わせると、ワインが健全な事がよく分かりますね。

試しに合わせた、パフ入りチョコレートもそこそこいい感じ。

アルコール度が軽い事もあり、ハーフ1本はアッという間に無くなります。

コンビニで手に入るハーフボトルとしては、とっても重宝しそうなワインです。

2011/03/27

平成23年度ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート呼称資格認定試験

 
今年度のソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパート呼称資格認定試験の資料が届いたので、PDFにしてアップしてみました。

平成23年度ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート呼称資格認定試験募集について

計画的に勉強を進めてくださいね。

ワインエキスパートの情報あれこれ

シャトー・シャン・デ・トレイユ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:06)\1990
(3)ソーヴィニヨン・ブラン33%、セミヨン33%、ミュスカデル33%(仏:ボルドー地方:AOCサント・フォア・ボルドー:09)\1848
(4)甲州(日本:山梨県:甲府市酒折町:07)\1320
(5)グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1098

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・シャン・デ・トレイユ 2009【外観】
少し淡めの、中庸なイエロー。
色調は、緑にもオレンジにもふれてないイエロー。
フチはほぼ無色。
輝きはあり、上品に輝いている。
粘性は弱め。

【香り】
スモーキー。
グリーン。
柑橘系。
香りは弱めで上品な印象。
グラスを回すと熟した印象の果実香が出てくる。
クリームっぽさも少し。

【味わい】
残糖を多めに残す、やや辛口。
甘さのある、軽やかなアタック。
アルコール度はやや高く、後味にアルコール感が残る。
酸味は穏やかで、しっかり効いている。
飲み終わりに苦みが残り、アルコールの辛さと一緒になってややエグ味が残る。
余韻は少し続く。

【判定】
少し淡めで、グリーンにふれてない外観からは南のローヌっぽさを感じる。

香りはいろいろな要素があり、複数の品種が入っている印象。
ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネっぽさも少し感じるが、ちょっと違うかな。

味わいは甘さが特徴。
ここで急に甲州が浮上。

ちょっと日本のワインっぽい甘さ。
でも香りも味わいも甲州っぽくない。
どちらかというと、グルナッシュとかのイメージ?

もう一度香りを嗅ぐと、シュールリーのような印象がある。
澱と、炭酸の印象。

価格的にも、味わい的にも、シャルドネ、アリゴテ、ボルドーは外れる。

甲州か、ローヌ。
普通に考えるとローヌだけど・・

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ
で、ブー

おおっと、ボルドー。

【総評】
シャトー・シャン・デ・トレイユ 2009
Chateau du Champ des Treilles 2009

フランス:ボルドー地方:AOCサント・フォア・ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン33%、セミヨン33%、ミュスカデル33%

伊勢丹で、1848円で購入。

なるほど、ボルドーね~。
この甘さはセミヨンの甘さでしょうか。

確かに、スモーキーなグリーン香などの、ソーヴィニヨン・ブランの要素も感じます。

サント・フォー・ボルドーを改めて調べてみると、白は半甘口、とちゃんと書いてある。
これは単純に勉強不足でした・・・

<サント・フォー・ボルドー>
※フランスAOCワイン事典より抜粋
アントル・ドゥー・メール地区でもっとも東にあるAOCで、ジロンド県の県境。となりのドルドーニュ県はもう南西地方。
白ワインの特徴は、アカシアなどの白い花、蜂蜜、微妙に麝香も感じられ、心地良く繊細。味わいはなめらかキリリとした酸とミネラル感を伴う爽やかな甘さ。
ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンはほぼ同量で、ミュスカデルも用いられる。
テロワールは、河のおかげで湿気があり暖かく、夏の終りの夜に霧が発生する。
このミクロクリマは貴腐菌が発達するのに適している。
貴腐菌が、ブドウの果皮を破り、水分が蒸発して果皮はしなび、果肉は糖度とアロマが凝縮した状態となる。

貴腐菌のついたブドウが入っているってほどではありませんが、甘いタイプを作る産地のワイン、って感じがします。

カミさんに価格を聞いたら、880円。
甘さのあるワインって価格の判断が難しくて、確かにこのワイン最初は安いのかと思ったのですが、上品な甘さで、品質は高いです。

今日の晩ご飯は、子持ちガレイの煮物。
あとは、納豆と、厚揚の煮物。

ワインに合うわけないのですが、やっぱり全然合いませんでした。

ちょっと甘く煮てる、厚揚の煮物がちょっと合ったくらいかな。

このワイン、家庭の食事に合わせるのは難しそうですね。
あまりイメージがわきません。

フランスAOCワイン事典によると、合うメニューは、フォワグラ、ブラックチョコレートケーキ、生姜でソテーした小海老、マンステールチーズ、ブルー・デ・コースチーズ。
フォワグラは確かに合うかもしれませんね。
ブルー・チーズにも合いそうです。

ほんのりと甘さがあるので、ワインだけで飲んでも美味しいタイプです。

ただ、甘さが強いので、人によって好き嫌いがありそうですね。

ミニミニワインアンケート:春に飲みたいロワールワイン(白)は?

フランスでは、ロワールからの野菜が届くと春の訪れ、みたいですね。

ロワールワインは春のイメージがあるそうですが、確かに味わいも春っぽいかも。

ロワールの代表的な白ワインで、何が春っぽいか、アンケートしてみました。

【質問】

春に飲みたいロワールの白は?

【回答】

■■■■■ サンセール 5 (71%)
□□□■■ サヴニエール 2 (28%)
□□□□□ ミュスカデ 0 (0%)
□□□□□ ヴーヴレ 0 (0%)


個人的には、ミュスカデが春で、サンセールが夏、ってイメージだったのですが、ある意味人気投票みたいになったかも?

とはいえ、サンセール、春に飲むと美味しいでしょうね~。

高いから頻繁には飲めませんけど、暖かくなったら飲んでみようかな。

フィンカ・エンゲラ テンプラニーリョ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、カベルネ・フラン5%(仏:ボルドー地方:AOCメドック クリュ・ブルジョワ:07)\2100
(2)グルナッシュ60% シラー30% ムールヴェードル10%(仏:ローヌ地方:AOCコトー・デュ・トリカスタン:08)\1680
(3)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ:09)\1499
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(5)テンプラニーリョ(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:09)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

フィンカ・エンゲラ テンプラニーリョ 2009【外観】
若さのある、紫がかった、濃いガーネット。
色はほとんど黒に近いが、フチは若さを感じる紫。
深い透明感があり、底光りしている。
粘性はやや強め。

【香り】
凝縮感のある果実香。
黒いフレッシュな果実。
プルーンやブルーベリー。
スパイス。
グラスを回すと生っぽい動物香。
香りは強めでボリューム感がある。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ほんのり甘みを感じる、フルーティなアタック。
アルコール度が強く、後味は辛い。
酸味は強く飲み終わっても残る。
タンニンは細かく柔らかい。
フルーティな飲み口ながら、後味はとても辛く感じる。
余韻は長めに続く。

【判定】
濃く、若さのある外観からは、ピノ・ノワール以外が候補。

香りは、スパイシーでシラーの印象。
ただ、カベルネ・ソーヴィニヨンもテンプラニーリョも可能性あり。

味わいは、アルコール度が高く、甘い印象と後味の辛さがある。
強さが突出していて、バランスがいまいちで、華やかさにかける。

ボルドーのクリュ・ブルジョワと、ローヌは違いそう。

残るは、チリのカベルネ・ソーヴィニヨンとテンプラニーリョだが、グリーン香や、芯の強さはカベルネ・ソーヴィニヨン。

テンプラニーリョの独特な野趣な香りも無い。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

テンプラニーリョでした。

【総評】
フィンカ・エンゲラ テンプラニーリョ 2009
Finca Enguera Tempranillo 2009

スペイン:バレンシア州:DOバレンシア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

リカーランドトップで、980円で購入。

最近のスペインはニューワールドテイストのワインが多くありますが、いい方のニューワールドかも。

ネタばれしてみると、しっかりしたボディと思ったのは、アルコール度が高い事に惑わされていたようで、そんなに強くありません。

香りもフォクシーというか、濡れた犬というか、そういったワイルドな動物香も感じられますね。

ただ、第一印象でそのへんを上手く隠しているような気がします?

最初は濃厚な印象があるのですが、飲み進むと、軽やかさがあって飲みやすいですね。

ニューワールドタイプにありがちな、単調でジュースっぽい軽さではなく、しっかりした味わいを持っています。

カミさんに価格を聞いたら、980円でピッタリ。
軽いけど美味しい、って評価でした。

飲みやすさの中に、魅力を持っているワインだと思います。

2011/03/25

サウスヒル シラーズ 2009

 
サウスヒル シラーズ 2009サウスヒル シラーズ 2009
South Hill Shiraz 2009

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

セブンイレブンで、980円で購入。

【外観】
鮮やかな色調の、深い透明感のある、濃いルビー。
色調は若々しさのある、濃いバイオレット。
深い透明感があり、底がうっすら見える。
粘性は中庸。
雫に色素が残る。

【香り】
凝縮感のある果実香。
生っぽい動物香。
スパイス。
グラスを回すと、さらに動物香が強くなる。
揮発性のあるハーブの印象。
チョコレート。
香りは強めで、ボリューム感がある。

【味わい】
残糖を多く感じる、やや辛口。
フルーティで、甘みを感じるアタック。
ミディアムからフルボディ。
酸味は強く、最後まで続く。
タンニンは、穏やかで、軽め。
舌がかすかに乾く、くらいの印象。
後味も酸味よりも渋味よりも、甘さが残る。
フルーティさのある甘さなので、嫌な感じではない。
余韻は長めに続く。

【総評】
クラシックなラベルとは印象の違う、甘くてチャーミングなシラーズです。

渋味も少なく、フルーティで飲みやすい。
ただ、この印象がずっと続くと飽きてきそうですね。
ちょっと単調なジュースっぽさがあるのが気になります。

試しに冷やしてみると、よりジュースっぽくなります。

今日の晩ご飯は、コンビニのカレーと、ハムの乗ったポテトサラダ。

赤ワインって、ハムには合いにくいですが、これは甘くてジュースっぽいので、そんなに悪くないですね。

ビーフカレーに合わせてみると、甘さがちょっと気になります。

食事と合わせるには、このフルーティでジュースっぽい甘さが邪魔してるみたい。

ワインだけで飲んだ方が美味しいかもしれません。
飲み会とかで活躍するパーティワインの印象ですね。

2011/03/23

トゥール・ドリゾン(白)NV

 
トゥール・ドリゾン(白)NVトゥール・ドリゾン(白)NV
TOUR d' HORIZON WHITE WINE NV

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ主体

スーパーデリドで、500円で購入。

【外観】
やや淡い、ニュートラルなイエロー。
色調はシンプルな黄色。
輝きは弱め。
粘性は弱め。

【香り】
青りんご。
熟した果実。
やや酸化したリンゴ。
出汁のようなアミノ酸のような印象。
しょうゆ?
香りはあまり強くない。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
刺激的な強いアタック。
酸味は強く、トゲトゲしい。
ボディは弱め。
やや酸化している印象があるが、個性の範囲。
後味にエグ味と苦み、強い酸味が残る。
余韻は少し続く。

【総評】
昔ながらのテーブルワインって感じですね。

ちょっと酸化してるような、飲みにくい口当たりに、強めのアルコール。
私はこのタイプ、結構好きです。

フルーティさとか、ジューシーさはあまり無くて、荒々しくて、ギスギスしてるような感じなんですよね。
好きなヤツだけ飲め、みたいな。


今日の晩ご飯は冷凍食品の海老のトマトクリームパスタだったのですが、食事合わせると、まろやかな果実感が出て、印象が変わってきました。

ワインだけよりも食事と合わせると活きてくるタイプですね。

良いワイン、って感じではありませんが、伝統産地のデイリーワインの感じが、個人的には好きかも。

2011/03/21

サン・タムール 2009 テラ・ヴィティス ドメーヌ・デュ・クロ・デュ・シャピトル(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCサンタムール:09) \1920
(2)グルナッシュ60% シラー30% ムールヴェードル10%(仏:ローヌ地方:AOCコトー・デュ・トリカスタン:08)\1680
(3)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ:09)\1499
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(5)テンプラニーリョ(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:09)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

サン・タムール 2009 テラ・ヴィティス ドメーヌ・デュ・クロ・デュ・シャピトル
【外観】
鮮やかな色調の、深い透明感のある、濃いルビー色。
色調は鮮やかで、フチは少し青みがかったバイオレット。
深い透明感があり、底がうっすら見える程度。
底光りするような輝きを持っている。
粘性は中庸。

【香り】
キャンディ。
フローラル。
赤い果実。
なめし革。
香りは華やかで、チャーミング。
グラスを回すと、やや動物香が強くなるが、あまり印象は変わらない。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
ライトからミディアムボディ。
穏やかなフルーティさを感じるアタック。
アルコール度は強めで、後味にアルコールの印象が残る。
酸味はフレッシュでちょっと若々しい荒っぽさがある。
タンニンは穏やかで、舌の表面が少し乾くくらい。
若いのに、干しぶどうのような味わいがある。
余韻は長めに続く。

【判定】
若々しくて、透明感を感じる外観からは、サンタムール、ローヌ、ピノ・ノワールが候補。

香りは、キャンディ、干しぶどう、なめし革、の印象があり、ほぼガメイ。

味わいもボージョレ・ヌーヴォーを思わせる、軽さ、ジューシーさ、酸の強さ、タンニンの弱さがある。

ファイナルアンサーで、サンタムール
で、ピンポン

ボージョレらしさをしっかり持っていながら、力強さもあります。

【総評】
サン・タムール 2009 テラ・ヴィティス ドメーヌ・デュ・クロ・デュ・シャピトル
Saint-Amour 2009 Terra Vitis Domaine du Clos du Chapitre

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCサン・タムール
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ

リカーランドトップで、1920円で購入。

軽いのですが、プルーンのような濃厚な果実感を持っています。
干しぶどうのジュースみたい、というか。

ガメイは好き嫌いがある品種ですが、このワインはとってもガメイっぽい味わいなので、元々ガメイが嫌いな人にはダメでしょうね。

ボージョレが嫌いじゃない、って人には、リーズナブルなクリュ・ボージョレとしてオススメです。

カミさんに価格感を聞いたら、1780円。
実際の価格よりは安く感じたみたいですが、華やかで美味しいと、好評価です。
花粉症で鼻がつまっていても、口に含んだ時に華やかな印象が広がる、らしいです。

なんかこの、プルーンジュースみたいな、濃縮された果実感がクセになりそうですね。

飲み口も、だんだん、とろみが出てきて、全体的にまったりした味わいになってきました。

バランスも良くなってきましたね。

飲み進むとどんどん美味しくなります。
いいですねー、このワイン。

今日の晩ご飯は自家製のチャーシューだったのですが、イマイチかみ合わない感じ。

華やかな香りもそうですが、アルコールの強さが合わせる料理によっては辛く感じてしまいますね。

ライトボディで優しい飲み口なので、家庭料理にも合いそうなイメージがありますが、意外と神経質。

料理を選びそうなワインです。

ちなみにナッツに合わせてみたら、アーモンドは辛くなるけど、カシューナッツはOKって感じでした。
油脂分が多くて、塩味が少ないものが合うのかな?

でもこのワイン、それだけで飲んでも十分美味しいです。

クリュ・ボージョレってなかなか手が出ませんが、たまには飲んでみることをオススメします。

2011/03/20

サンタ・リタ シェント・ベインテ ロゼ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010

 
サンタ・リタ シェント・ベインテ ロゼ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010サンタ・リタ シェント・ベインテ ロゼ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
Santa Rita 120 Rose Cabernet Sauvignon 2010

チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体

リカーランドトップで、980円で購入。

【外観】
鮮やかな色調の、濃いロゼ。
濃さは、クレレットくらい。
色あいは鮮やかで、バイオレットに近いルージュ。
濃いせいか、輝きは大人しく見える。
粘性は中庸。

【香り】
バラのようなフローラル。
赤い果実。
グリーン香。
炭酸の印象。
香りはそれほど強くないが、ちょっと圧力のある感じ?

【味わい】
残糖を少し残したセック。
フルーティで、ほんのり甘みを感じるアタック。
ミディアムボディ。
酸味は柔らかいがしっかりしている。
かすかにタンニンの渋味がある。
アルコール度が高めで、後味は少し乾く印象。
余韻は少し続く。

【総評】
赤ワインに近いテイストのロゼ。
しっかりした、強さを持っていますが、口当たりはほんのり甘みがあります。

ロゼダンジューのような、残糖の多い甘さでは無いですね。
アルコール度が高くてフルーティなので、甘い印象がある、というレベル。

スッキリして飲みやすいので、ワインだけでも楽しめるタイプですね。

今日の晩ご飯はマグロ、サーモン、イクラ、アボカドの入った海鮮丼。
ロゼでも軽くて白ワインに近いものは合うのかもしれませんが、このワインは全然ダメ。

やっぱり赤ワインにテイストが近いんでしょうね。

カミさんに価格感を聞いたら、780円
甘いんだけど辛い、なんだかバランスが悪い、そうです。
14%とロゼとしてはかなり高めのアルコール度が、バランスが崩れて感じる要因でしょうか。

確かに飲み進むと気になる点が出てきますが、気がつくと1本飲んでしまったので、まあ1000円クラスのロゼとしては合格ラインなのではないでしょうか。

2011/03/19

カヴィロ タヴェルネッロ サンジョヴェーゼ NV 1000ml

 
カヴィロ タヴェルネッロ サンジョヴェーゼ NV 1000mlカヴィロ タヴェルネッロ サンジョヴェーゼ NV 1000ml
CAVIRO TAVERNELLO SANGIOVESE NV 1000ml

イタリア:エミリア・ロマーニャ州:IGTルビコーネ
アルコール度:11%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ

もらいものなので、価格不明。

【外観】
若々しい色調の、明るいルビー色。
色調は紫がかった、ルージュ。
透明感があり、底がハッキリ見える。
輝きがあり、ルビー色の輝きがある。
粘性は中庸。

【香り】
フレッシュな赤い果実。
新酒のような炭酸の印象。
キャンディ。
グリーン系のスパイス。
香りは弱め。

【味わい】
残糖をわずかに感じるセック。
ライトボディ。
軽くてフレッシュなアタック。
酸味は穏やか。
タンニンはかすかにある、くらい。
余韻は短い。

【総評】
軽くて明るい色調のワインです。
ちょっと水っぽさを感じるくらいの軽さですね。

紙パックなので、1000ml入っていても750mlのガラスのボトルよりも軽く、取り扱いはとても便利。

冷蔵庫にいれておけば、2~3日くらいは持ちます。

平日に飲むんだったら、まあいいかな、って感じ。
アルコール度も低いのであまり酔いません。

濃いタイプが好きな人は、かなり物足りないでしょうね。

今日の晩ご飯は自家製の餃子だったのですが、合わせると苦みが出てイマイチでした。

軽いけど、ドライなので、合わせる食事が難しいのかも。
あまり許容範囲が広くなさそうな味わいです。

ピザとか、トマト系のパスタとかは合うでしょうね。

この気が抜けたような軽さをどう感じるかで、評価は変わってくるでしょうね。

まあ、嫌味がないので、気がつくとグラスに手が伸びて、結構飲んじゃいます。

冷蔵庫に入れておくとあまり印象も変わらないので、平日に3~4日かけて飲むといいんじゃないでしょうか。

シャトー・ガリノー 白 2009(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:06)\1990
(3)甲州(日本:山梨県:甲府市酒折町:07)\1320
(4)グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1098
(5)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\880

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・ガリノー 白 2009
【外観】
少しグリーンがかった、淡いイエロー。
色味は淡く、濃淡の差が大きい。
輝きは強く、ギラギラしている。
粘性は中庸。

【香り】
白い花。
蜜。
カリン。
グラスを回すと甘い印象が強くなる。
クリームっぽい印象。
ミネラル。
香りはそれほど強くないが複雑で繊細。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
スッキリとした爽やかなアタック。
アルコール度は低めだが、甘い印象がある。
酸味は強く、フレッシュな果実の印象。
ボディは中庸。
後味に苦みが残り、爽やか。
余韻は少し続く。

【判定】
若々しくて強い輝きがあり、少し淡い。
2008年のローヌか、2009年のボルドーが候補。

香りは甘く、熟した果実のような印象。
ボルドーよりはローヌ。

口当たりはスッキリとしていてボディは弱め。
ブドウ品種はやや弱い感じ。
やはりローヌが近いか。

ソーヴィニヨン・ブランの印象は無く、甲州でもアリゴテでもない。
シャルドネはちょっと怪しいが、3000円を超えるようなレベルではない。

改めて飲み直すと、ちょっと甲州が気になりだした。

あれ?これ甲州かな?

ファイナルアンサーで、甲州
で、ブー

なんと、ボルドーでした。

【総評】
シャトー・ガリノー 白 2009
Chateau GARINEAU 2009

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル

リカーランドトップで、880円で購入。

まったくハズレでしたね。
軽いんですが、バランスが良くて、飲みやすいボルドーです。

ワインが無くなると、グラスに樽香が残りますね。
スモークチップみたいな匂い。
ちょっと人工的?

カミさんに価格感を聞いたら、780円。

飲み進むと、だんだんボロが出てきて、イマイチです。

第一印象はいいけど、後から悪くなるタイプですね。

ワイン温度が上がると鈍調で重い感じになるので、冷やした方が美味しく飲めると思います。

2011/03/18

ベリンジャー カリフォルニア ホワイト・ジンファンデル 2008

 
ベリンジャー カリフォルニア ホワイト・ジンファンデル 2008(空き瓶)ベリンジャー カリフォルニア ホワイト・ジンファンデル 2008
BRINGER CALIFORNIA COLLECTION WHITE ZINFANDEL 2008
※写真は空き瓶です

アメリカ:カリフォルニア州:ナパ・ヴァレー
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:ジンファンデル

セブンイレブンで、1155円で購入。

【外観】
サーモンピンクの落ち着いたロゼ。
濃さはロゼとしては中庸。
輝きは少ない。
少し炭酸を含んでいて、小さな気泡が多く見られる。

【香り】
赤い果実。
スモーク。
グラスを回すと少し酵母の印象。
タバコの葉。
樽香が強め。
香りは弱い。

【味わい】
残糖の多い甘口。
フレッシュでフルーティなアタック。
アルコール度は低め。
ライトボディ。
甘くてフルーティでフレッシュなまとまり。
酸味は強いが、マイルド。
かすかなタンニン。
後味にエグ味が残る。
余韻は短い。

【総評】
甘いロゼですが、フルーティで、少し炭酸を含んでいるのでスッキリとした爽やかさがあります。

バランスが良くて飲みやすいですね。

アルコール度も低いので、お酒が苦手な女性でも飲みやすいタイプかも。

今日の晩ご飯は、コンビニのカルボナーラですが、問題なく合いました。

甘くてフルーティなので、あまり食事と喧嘩しないんですね。

もちろん、ワインだけでも美味しく飲めます。

チョコに合わせると、ワインが負けるけど、とても相性がいいですね。
フルーツチョコレートみたいな味わいになります。

甘いタイプのワインって、敬遠しがちですが、たまに飲むと美味しいです。

飲み会向けの美味しいロゼだと思います。

2011/03/15

フロンテラ カルメネール 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(2)テンプラニーリョ(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:09)\980
(3)品種不明(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:06)\598
(4)カルメネール(チリ:産地不明:10)\580

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

フロンテラ カルメネール 2010【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
ほとんど黒に近い色調だが、フチは鮮やかなバイオレット。
透明感はほとんど無いが、底光りするような輝きがある。
粘性は中庸。

【香り】
黒いフレッシュな果実。
バラに近いようなフローラル。
グリーン系のスパイス。
グラスを回すと生っぽい動物香。
香りはあまり強くない。

【味わい】
ほんのり残糖を感じるセック。
フレッシュでフルーティな、カジュアルな口当たり。
ライトボディ。
酸味は柔らかいが、しっかり効いている。
タンニンは控え目で、下の真ん中が少し乾く感じ。
軽くてカジュアルなまとまり。
余韻は短い。

【判定】
濃くて若々しい外観は、ボルドー以外が候補。

香りの印象は、カベルネ・ソーヴィニヨンっぽくは無い。
やや野性的な感じで、テンプラニーリョか、カルメネール?

味わいはフルーティでカジュアル。
これはニューワールドっぽい。

ファイナルアンサーで、カルメネール
で、ピンポン

これは何となく当たっただけですね。

【総評】
フロンテラ カルメネール 2010
FRONTERA Carmenere 2010

チリ:産地不明
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カルメネール

グルメシティで、580円で購入。

フロンテラ、相変わらす美味しいです。

香りは強くありませんが、安っぽさはありません。

ライトボディで、フルーティでカジュアル。
でも、ジュースっぽくない、絶妙なバランスですね。

今日の晩ご飯は、普通のカレーでしたが、良く合いました。

強いスパイスの香りにも負けず、フルーティさをプラスする感じでしょうか。

サンライズのカルメネールも、カジュアルなフルーツ感と飲みやすさがありましたが、このワインもまさにそんな感じ。

ただ、花粉症で鼻がつまっているので、あまり詳細なレポートは出来ませんね。

リーズナブルで、美味しい、コストパフォーマンスの高いワインであることは間違いないと思います。

■関連情報(フロンテラ)

2011/03/12

ドメーヌ・ド・マージュ ブラン 2009(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)甲州(日本:山梨県:甲府市酒折町:07)\1320
(3)ユニ・ブラン70%、コロンバール30%(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ:09)\1149
(4)グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1098
(5)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\880

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・ド・マージュ ブラン 2009
【外観】
ややベージュがかった、中庸なイエロー。
グラデーションが強く、フチから無色の部分が多い。
輝きは強め。
粘性はやや強め。

【香り】
甘い果実香。
モモやオレンジ。
ハーブ。
白い花。
アロマティック品種の印象。
香りはそれほど強くないが、特徴的。

【味わい】
かすかに発泡を感じ、口に含んだ時に膨らみを感じる。
残糖をやや多めに感じるセック。
サッパリしたフレッシュなアタック。
酸味は柔らかめだが、新鮮な果実のような印象。
かすかに苦みを持っていて、爽やかさを感じる。
ボディは軽めで、アルコール度も低そう。
バランスは良く、ライトなまとまり。
余韻は少し続く。

【判定】
複雑な色調で、若々しさがあってベージュっぽい外観は、ユニ・ブランやグルナッシュ・ブランの感じ。
生産年は2009年くらい。
香りは甘い果実感が強く、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランの印象ではない。
もちろん甲州でもない。
味わいの印象はフレッシュで、バランスが良いが、ブドウの力は弱そう。
ユニ・ブランやコロンバールか、コート・デュ・ローヌの2択。
上品さや飲みやすさ、香りの印象などもローヌの方が近いか。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ
で、ブー

ユニ・ブランやコロンバールの方でした。

【総評】
ドメーヌ・ド・マージュ ブラン 2009
DOMAINE DU MAGE BLANC 2009

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:ユニ・ブラン70%、コロンバール30%

伊勢丹で、1149円で購入。

ユニ・ブランとコロンバールは、安いワインで多い組み合わせですが、これは今までで一番美味しいかも。

少し炭酸を含んでいて、ひんやりしたクールな飲み口と、カジュアルなフルーツ感がいいですね。

カミさんに価格感を聞いたら880円。
水っぽいので安い感じ、だそうです。

確かに、ブドウ品種に力が無いので、グラスに入れて時間をおくとすぐにギスギスした味わいになってしまいます。

グラスに注いですぐ飲んだ方が美味しいですね。

ライトな口当たりで、ボリューム感はありませんが、上品なフルーツ感のある、美味しいワインです。

2011/03/09

ダニエル・ベシエール ミネルヴォワ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シラー、ムールヴェードル、グルナッシュ、カリニャン、サンソー(仏:ラングドック・ルーション地方:AOCミネルヴォワ:08)\1080
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(3)テンプラニーリョ(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:09)\980
(4)品種不明(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:06)\598

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ダニエル・ベシエール ミネルヴォワ 2008【外観】
若さを感じる、濃いガーネット。
色はほとんど黒だが、フチは青味のあるバイオレット。
フチぎりぎりまで、しっかり色がついている。
深い透明感があるが、底は見えないくらい。
粘性は中庸。

【香り】
凝縮感のある果実。
ブルーベリージャム。
グリーン系のスパイス。
スモーキー。
グラスを回すと生っぽい動物香。
フローラルとフルーツもしっかりある。
香りはそれほど強くないが、厚みを感じる。

【味わい】
残糖をわずかに感じるセック。
ライトからミディアムボディ。
やや頼りない印象。
酸味は弱く、締りがない。
タンニンは弱めで、かすかに舌が乾く感じ。
チグハグでバランスの悪い印象。
口に入れてすぐに萎むようなボディ。
後味は、渋味とエグ味が残る。
余韻はほぼ無い。

【判定】
濃い外観からはほぼどれも候補。
生産年の印象は、2008年くらい。

香りは果実香主体で、それほど強くないが、厚みがある。
スモーキーなグリーン香があり、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。

チリカベかボルドー。

味わいはライトボディで、低価格ワインの印象。
ややジュースっぽくて、アルコール度も低い。

ファイナルアンサーで、低価格ボルドー
で、ブー

なんと、ミネルヴォワでした。

【総評】
ダニエル・ベシエール ミネルヴォワ 2008
Daniel Bessiere Minervois 2008

フランス:ラングドック・ルーション地方:AOCミネルヴォワ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シラー、ムールヴェードル、グルナッシュ、カリニャン、サンソー

ライフで、1080円で購入。

シラーをカベルネ・ソーヴィニヨンと間違える、よくあるパターンでした。
スモーキーさのあるグリーン香が、ローヌのシラーに良く似てますね。

でも、ネタばれしてみると、これはやっぱりシラー寄りで、スパイシーさも強く、間違っちゃいかんだろ、って感じ。

最初の印象はあまり良くありませんでしたが、飲み進むと結構美味しいです。
軽くてジュースっぽい印象は、変わりませんが、何か嫌味がないんですね。

今日の晩ご飯のハンバーグには良くあいました。

軽さが特徴的ですが、ちょっと苦い感じも独特です。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円と高評価。
軽くて美味しい、とのこと。

そうですね、軽さの中に、独特な深みというか、個性をもっているワインだと思います。

2011/03/08

メルシャン ミラージュ 白 NV (2011年購入)

 
メルシャン ミラージュ(白)NVメルシャン ミラージュ(白)NV
Mercian Mirage Vin Blanc NV

日本:輸入ぶどう果汁、輸入ワイン使用
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

セブンイレブンで、385円で購入。

【外観】
かすかにオレンジっぽい、淡いイエロー。
色味はほとんどなく、グレーに近い。
輝きは弱め。
粘性は弱い。

【香り】
ミネラル。
酵母。
熟れた果実。
スモーク。
グラスを回すと甘い果実香になる。
香りは弱め。

【味わい】
残糖を多めに残す、中辛口。
ライトボディで、やや水っぽい。
酸味は穏やかで弱めだが、バランスよく効いている。
後味にアルコールの香りが残る。
苦みも柔らかめで、ほどよく効いている。
余韻は短い。

【総評】
超ライトボディだけど、軽いなりにバランスよくまとまっています。
アルコールの浮いた感じと、後味にアルコール感が残るのがちょっと残念でしょうか。

輸入の果汁・ワインを使った国産のワインも、微妙に品質が上がってきているような気がしますね。
無理しなくなった感じというか、バランスが良くなってきたというか。

しかし、コンビニで買ったカルボナーラに合わせたら、これは合わない。

まずワインが軽くて負けて、さらにアルコール感が強くなって、辛くなる。
これはダメですね。。

ワインが料理を受け入れる力を持ってないのかな?

ワインだけだどそんなに悪くないけど、食事と一緒だと、急に険悪な感じになってしまいますね。

他の食べ物がチョコレートしかなかったので、試しに合わせてみると、ワインの気になる部分が無くなり、そこそこ合います。
ただ、ワインの味はすべて消えてしまいますね。

最初の印象は良かったのですが、、飲み進むとちょっと神経質な感じが気になってきました。

でもまあ、この値段を考えると合格レベルじゃないでしょうか。

2011/03/06

ミニミニワインアンケート:ロワールのワイン、飲む?

春に美味しいのは、フランス、ロワール地方のワイン。

穏やかで上品なテイストが、春の食材に良く合うと言われています。

そんなロワールのワイン、みなさん飲んでるか聞いてみました。

【問題】

ロワールのワインは?

【回答】

■■■■ 好きで良く飲む 4 (57%)
□□■■ あまり売ってない 2 (28%)
□□□■ 高いので飲めない 1 (14%)
□□□□ あまり好きじゃない 0 (0%)


このアンケート結果は、私の個人的な意見にピッタリ合いますね。
違うのは「良く飲む」って点だけでしょうか・・・

ロワールのワインは飲みたいといつも思っているのですが、なかなかお店に置いていないんですよね。
置いてあっても、大体価格は高めで、気軽に買えません。

サンセールなんて、3000円近くするし、一番良く売ってるミュスカデでも2000円近くします。

ボルドーが1000円前後で売ってて、2000円しないブルゴーニュが数多く出てる中、ロワールのワインはいまだに高価格帯を保ってますね。

比較的安く売ってるのは、ロゼ・ダンジューくらいでしょうか。
ちょっと甘いので、手が伸びないんですけど・・・

でも、これからロワールのワインが美味しくなる季節、ちょっと奮発して飲んでみたいですね。

ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2008(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)ユニ・ブラン70%、コロンバール30%(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ:09)\1149
(3)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(4)グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1098
(5)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600(ワゴンセール)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2008【外観】
ほぼ無色の、グレーっぽいレモンイエロー。
わずかに色味がついている程度で、日本酒くらいの色調。
輝きは強め。
粘性は弱めで、サラッとしている。

【香り】
梨。
柑橘系。
白い花。
香りは弱めだが、上品で繊細な印象。
グラスを回すと、柑橘系の香りが強くなって、さらに酵母の印象が出てくる。
クリーム系の印象もある。

【味わい】
残糖を多めに感じる、中辛口。
ボディは軽いが、水っぽさは無い。
穏やかで、優しい、フルーツ感の強いアタック。
アルコールがやや浮いた印象があり、あと味にアルコールの香りが残る。
あと味はスッキリしていて、かすかな苦みがある。
余韻は細めで少し続く。

【判定】
ほぼ無色の外観からは、日本のワインが候補。
ただ、甲州じゃなくて、シャルドネなので、他の候補も残る。

香りは、上品なフルーツ感で、甲州のイメージ。
ただ、柑橘系だけではなく、もう少し熟した果実も混ざっている。
シャルドネっぽくは無いが、外れてもいない。

味わいは、ライトで上品な、甲州テイストの軽さ。
最近の美味しい日本のワインって感じ。
アルコールがちょっと浮き気味なのも、日本っぽい。

他に可能性があるとしたら、ユニ・ブランとコロンバール。

ただ、極端にライトで端正なまとまりなので、ヨーロッパで作られたワインとは思えない。
和食をイメージして造られている印象。

ファイナルアンサーで、日本のシャルドネ
で、ブー!

ええっ、リースリング!?

【総評】
ユルツィガー・シュヴァルツライ リースリング トロッケン 2008
Urziger Schwarzlay Riesling Trocken 2008

ドイツ:モーゼル地区:QbA
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング

リカーランドトップで、1120円で購入。

これは完全に日本のワインかと思ってました。
ドイツのリースリング飲むのは久しぶりだけど、これはまたかなり印象が違いますね。

まず、ペトロール香がまったく無い・・・
と思ったら、よくよく嗅ぐと、かすかに感じます。

ただ、梨っぽいというか、オレンジっぽいというか、甘い果実の印象が、リースリングっぽい無いんですよね。

軽くて少し甘いのですが、バランスが良くて、クリーンな味わいなので、あまり気になりません。
ドイツワインは和食に合うと良く言われますが、このワインは特に和食に良く合いそうです。

軽い飲み口と、控え目な上品な香り、それに一番のポイントは、ほんのりとある甘さですね。
やっぱり和食には少し甘いお酒の方が良く合います。

カミさんに価格感を聞いてみたら、1580円。
ドイツワインだから高いかと思ったとのこと。

味の感想は、甘くて、辛い、だそうです。
確かに最初のアタックは甘いのですが、後味は辛めですね。
和食に合いそうという意見は同じでした。

今日の晩ご飯はサワラの味噌焼き。
これは結構合うかなと思っていましたが、塩辛さがちょっと合いませんでしたね。

ホウレンソウのおひたしと、がんもどきは良く合いました。

ちょっと甘さのある方が合いますね。

なかなか良いワインだと思いますね。
特に和食に合わせやすいという点は、このワインの特長だと思います。

ちょっと甲州ワインにも似た、控え目で和風な感じが、日本人に良く合いそうな気がします。

2011/03/05

カンプリアーノ キャンティー・コッリ・セネージ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)グルナッシュ60% シラー30% ムールヴェードル10%(仏:ローヌ地方:AOCコトー・デュ・トリカスタン:08)\1680
(2)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ:09)\1499
(3)サンジョヴェーゼ85%、カナイオーロ・ネッロ10%、マルヴァジア・ネラ5%(伊:トスカーナ州:DOCGキアンティ・コッリ・セネージ:08)\1250
(4)シラー、ムールヴェードル、グルナッシュ、カリニャン、サンソー(仏:ラングドック・ルーション地方:AOCミネルヴォワ:08)\1080
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

カンプリアーノ キャンティー・コッリ・セネージ 2008【外観】
深い透明感を持った、濃いガーネット。
フチが鮮やかなルージュで、若さを感じる、
濃い色調ながら、わずかに透明感があり、底が何となく見える。
ディスクは薄く、フチぎりぎりまで黒い。
粘性は強め。

【香り】
ブルーベリージャムのような甘い香り。
果実香主体。
濃い果実香。
シナモンのようなスパイス。
グラスを回すとグリーン系のスパイスが出てくるが、果実香が主体。
フレッシュで、フルーツ感が強い。

【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
ミディアムから、フルボディ。
フレッシュだが、ドライで辛口なアタック。
酸味は強めで、やや尖ってる。
タンニンも強く、舌全体が乾くような印象。
あと味はドライで、渋味が強く残り、乾く。
余韻は短い。

【判定】
濃く若い印象からは、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン。
ミネルヴォワも候補。

香りは濃厚なフルーツ香が中心でニューワールドタイプ。
スモーキーなグリーン香もあり、やはりカベルネ・ソーヴィニヨンが候補。

味わいはかなりのタンニン。
しっかりした品種で、強いボディ。
洗練されてない感じもニューワールドっぽい。

ミネルヴォワの可能性を検討するが、あまりに香りも味わいもカベルネ・ソーヴィニヨンっぽい。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

何と、サンジョヴェーゼでした。

【総評】
カンプリアーノ キャンティー・コッリ・セネージ 2008
CAMPRIANO CHIANTI COLLI SENESI 2008

イタリア:トスカーナ州:DOCGキアンティ・コッリ・セネージ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ

リカーランドトップで、1250円で購入。

このワイン、ラベルの印象と全然違う・・・

シンプルなラベルデザインからは、もっとクラシックな軽くて、深みのあるワインを期待していたのですが、まったくもってニューワールド。

香りもあれこれ混ざってる感じで、ちょっと香料っぽい。

サンジョヴェーゼの個性が、厚化粧ですっかり消されてるような気がします。
(当たらなかった言い訳・・・)

樽の影響なのか、スモーク臭が強くなってきて、ちょっと鼻につきます。

う~ん、飲めば飲むほど、これは苦手なタイプ?
ちょっと人工的な印象を受けてしまいますね。

カミさんに値段を聞いたら、780円。
安い印象だけど、そこそこ美味しいみたい。

今日の晩ご飯は鶏肉のトマト煮込みだったのですが、これは良く合いました。
ガーリックトーストにも良く合います。

キアンティって感じじゃないですね、ニューワールドの、がぶ飲みタイプのワインみたい。

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ ブラン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(3)グロ・マンサン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ:07)\1050
(4)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600
(5)シャルドネ(米:カリフォルニア州:NV)\380

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ ブラン 2007【外観】
少しベージュがかった、中庸な濃さのイエロー。
黄色の色調が強く、シンプルな印象。
輝きは大人しい。
粘性はやや強め。

【香り】
濃い果実香。
熟した、甘い印象。
オレンジ、カリン。
スモーキー。
グラスを回すと、もっと熟した果実香になる。
洋ナシくらい。
グリーンっぽいハーブ香もある。
ミネラル。
香りはそれほど強くないが、厚みを感じる。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フレッシュ、フルーティで、穏やかなアタック。
まろやかさもある。
酸味は強く、フレッシュフルーツの印象。
アルコール度は高め。
ボディはミディアムで、やや腰が強い。
あと味に心地よい苦みが残る。
余韻は短い。

【判定】
やや熟成感のある色調は、あまり若くない印象。
2007年以前か。
単調な色調なので単一品種の印象がある。

香りは、スモーキーな熟した果実香で、シャルドネっぽい。
甘い果実香が中心でニューワールドの印象。
時間が経つとオレンジの香りが特徴的。

味わいは、やや甘みを残したタイプだが、ニューワールドっぽさはあまりない。
熟成感も果実の熟成感の方が強そうで、瓶熟成って感じではない。
暖かい地域で作られた感じ?

改めて香りを嗅ぐと、アロマティック品種のような香りの主張の強さを感じる。
価格帯のイメージは1000円台前半くらいかな?

シャルドネ以外だとリースリング、あるいはグロ・マンサンとソーヴィニヨン・ブラン。
リースリングの香りの特徴も、ソーヴィニヨン・ブランの特徴も感じられない。
でも、何となく、南西地方の固有品種を使った印象がある。

ファイナルアンサーで、グロ・マンサン、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

どこがポイントとは言えないのですが、南西地方の白ワインって感じがします。

【特徴】
ドメーヌ・アラン・ブリュモン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ ブラン 2007
Alain Brumont Gascogne Blanc 2007

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グロ・マンサン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%

リカーランドトップで、特売1050円で購入。

もう4年前のワインなので、すでに下り坂に入ってるかと思っていましたが、全然大丈夫。
いい熟成感で逆に美味しいかも。

このワイン以前も飲んだ事がありますが、その時よりは好印象ですね。

あと味に残る、苦みとエグ味が気になりますが、飲み口はマイルドで、オレンジのような独特な香りもいい感じ。

1000円台前半で、4年の瓶熟成をしていると、すでに酸化してたり下り坂だったりすることが多いですが、このワインはイキイキしてます。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
意外と低評価。
あと味の苦みが気になるみたい。

確かに人によって好みが分かれるかもしれません。

ちょっと個性的で、バランスがちょっと崩れてる感じが、逆に食事にも合わせやすそうです。

1000円台前半だったらオススメですね。

2011/03/04

ヨセミテ・ロード シャルドネ NV(2011年購入)

 
ヨセミテ・ロード シャルドネ NVヨセミテ・ロード シャルドネ NV
YOSEMITE ROAD CHARDONNAY NV

アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

セブンイレブンで、598円で購入。

【外観】
わずかに黄緑がかった、中庸なイエロー。
色あいは鮮やかで、シンプルな色調。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。

【香り】
熟れた感じの果実香。
スモーク。
ユリのような花の香り。
グラスを回すと、傷みかけた果実のような感じ。
やや腐臭に近い印象で、鼻につく。
香りは弱め。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
マイルドな飲み口。
酸味は穏やか。
アルコール度は低め。
ボディは少しふっくらしてるが、やや頼りない。
余韻は短い。

【総評】
酒飲み向けの、味も香りも気にせず、ガバガバ飲むようなタイプでしょうか。
最初は、酸っぱい感じで、後から重い飲み口になります。

じっくり味わうとアラが目立つのですが、何気なく飲むと、それなりに飲めます。

ただ、女性向けじゃないですね。
いろいろなお酒があって、みんなでワイワイ飲むようなシーンが合いそうなタイプ。

個人的にはそんなに悪くないですね、

ワインだけで、フルーツと一緒に飲んでるような感じ?
あと味に残るフルーツ味が割と良くて、またグラスに手が伸びますね。

あと味に苦みが強く残りますが、それが逆にいいのかも。

酸っぱかったり、鈍調だったり、重かったり、あまり良いワインじゃないけど、それなりに飲めるワインです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2011/03/01

マプ ソーヴィニヨン・ブラン 白 2010(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(2)グロ・マンサン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ:07)\1050
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:10)\898
(4)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600(ワゴンセール)
(5)シャルドネ(米:カリフォルニア州:NV)\380

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

マプ ソーヴィニヨン・ブラン 白 2010【外観】
わずかにグリーンがかった、淡いレモンイエロー。
色味は非常に薄く、無色のグレーに近い。
輝きは穏やか。
粘性は弱め。

【香り】
強いグリーン香。
強いミネラル。
石油香に近い印象。
スモーキー。
柑橘系。
グレープフルーツ。
白い花。
香りはやや強めで、主張がある。

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
ライトボディ。
フレッシュだが苦みが強いアタック。
収斂性を感じる。
酸味はちょっとギスギスした荒い感じ。
あと味にエグ味と、苦みが残る。
喉の途中でブレーキがかかるような飲み口。
口に何か残るような少し変な味わい。
余韻は少し続く。

【判定】
淡い外観からはソーヴィニヨン・ブランかリースリングが候補。

香りは、青草香とスモーキーな印象がソーヴィニヨン・ブラン。
ペトロール香の印象もあって、リースリングも候補。

味わいはライトで、やや荒い。
水っぽいくらいの軽さ。

しかもとても酸っぱい、リンゴの芯のような要素が混ざっている感じ。

ちょっとドイツワインっぽさがある。

でもあまりいい出来ではない。

極端にボリューム感を削ぎ落した感じは、フランスやニューワールドではないかも。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー

チリのソーヴィニヨン・ブランでした・・

【総評】
マプ ソーヴィニヨン・ブラン 白 2010
MAPU SAUVIGNON BLANC 2010

チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

スーパー ライフで、898円で購入。

これは明らかにソーヴィニヨン・ブランです。

この香りでソーヴィニヨン・ブランって言わない方がおかしい、ってくらいソーヴィニヨン・ブランらしい香り。

えー、でも間違ったのは、バロン・フィリップ・ド・ロートシルト・ブランドのワインなので、もう少し、ボリューム感があるのかな、と思った点。
それと、ジュースを加えているような、何か混ざったような味わいだったからですね。

このワイン、もうちょっと期待してたんですけどね・・
第一印象は、やや残念、って感じでしょうか。

サッパリしてるけど、喉につっかかるような、口にワックスが残るような、イヤな飲み口です。
このワイン、飲んで大丈夫?って思うくらい。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。

意外と高評価で、サッパリして美味しい、という感想です。
でも飲み口が悪い、という点は同じ意見でした。

今日の晩ご飯は自家製のチキンナゲット。
豆腐が入ってふわふわしたタイプ。

食事に合わせると、また印象が変わってきます。

とっても馴染みが良くてフトコロの深さを感じます。

食事と一緒だと、口当たりの悪さも、あまり気になりません。

どんな食事でもそれなりに合いそうですね。
おやつの残りの、ポテトチップスに合わせても良く合いました。

パスタにも合いそうだし、和食もわりといけそう。

これは結構使い勝手の良いワインかもしれません。

しかし、ニューワールドなのに、後から良くなるってのは、珍しいですね。
大体、第一印象が良くて、だんだん飽きてくる、ってパターンが多いですが。

でも、あらためてワインだけで飲むと、やっぱり何だかワックスが入っているような口当たりの悪さがありますね。

なかなか評価の難しいワインかな~。
やっぱり、オススメは出来ないかも。

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