2011/03/05

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ ブラン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(3)グロ・マンサン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ:07)\1050
(4)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600
(5)シャルドネ(米:カリフォルニア州:NV)\380

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・アラン・ブリュモン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ ブラン 2007【外観】
少しベージュがかった、中庸な濃さのイエロー。
黄色の色調が強く、シンプルな印象。
輝きは大人しい。
粘性はやや強め。

【香り】
濃い果実香。
熟した、甘い印象。
オレンジ、カリン。
スモーキー。
グラスを回すと、もっと熟した果実香になる。
洋ナシくらい。
グリーンっぽいハーブ香もある。
ミネラル。
香りはそれほど強くないが、厚みを感じる。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フレッシュ、フルーティで、穏やかなアタック。
まろやかさもある。
酸味は強く、フレッシュフルーツの印象。
アルコール度は高め。
ボディはミディアムで、やや腰が強い。
あと味に心地よい苦みが残る。
余韻は短い。

【判定】
やや熟成感のある色調は、あまり若くない印象。
2007年以前か。
単調な色調なので単一品種の印象がある。

香りは、スモーキーな熟した果実香で、シャルドネっぽい。
甘い果実香が中心でニューワールドの印象。
時間が経つとオレンジの香りが特徴的。

味わいは、やや甘みを残したタイプだが、ニューワールドっぽさはあまりない。
熟成感も果実の熟成感の方が強そうで、瓶熟成って感じではない。
暖かい地域で作られた感じ?

改めて香りを嗅ぐと、アロマティック品種のような香りの主張の強さを感じる。
価格帯のイメージは1000円台前半くらいかな?

シャルドネ以外だとリースリング、あるいはグロ・マンサンとソーヴィニヨン・ブラン。
リースリングの香りの特徴も、ソーヴィニヨン・ブランの特徴も感じられない。
でも、何となく、南西地方の固有品種を使った印象がある。

ファイナルアンサーで、グロ・マンサン、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

どこがポイントとは言えないのですが、南西地方の白ワインって感じがします。

【特徴】
ドメーヌ・アラン・ブリュモン ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ ブラン 2007
Alain Brumont Gascogne Blanc 2007

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グロ・マンサン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%

リカーランドトップで、特売1050円で購入。

もう4年前のワインなので、すでに下り坂に入ってるかと思っていましたが、全然大丈夫。
いい熟成感で逆に美味しいかも。

このワイン以前も飲んだ事がありますが、その時よりは好印象ですね。

あと味に残る、苦みとエグ味が気になりますが、飲み口はマイルドで、オレンジのような独特な香りもいい感じ。

1000円台前半で、4年の瓶熟成をしていると、すでに酸化してたり下り坂だったりすることが多いですが、このワインはイキイキしてます。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
意外と低評価。
あと味の苦みが気になるみたい。

確かに人によって好みが分かれるかもしれません。

ちょっと個性的で、バランスがちょっと崩れてる感じが、逆に食事にも合わせやすそうです。

1000円台前半だったらオススメですね。

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