2011/03/19
シャトー・ガリノー 白 2009(ブラインドテイスティング:外す)
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:06)\1990
(3)甲州(日本:山梨県:甲府市酒折町:07)\1320
(4)グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1098
(5)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\880
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
少しグリーンがかった、淡いイエロー。
色味は淡く、濃淡の差が大きい。
輝きは強く、ギラギラしている。
粘性は中庸。
【香り】
白い花。
蜜。
カリン。
グラスを回すと甘い印象が強くなる。
クリームっぽい印象。
ミネラル。
香りはそれほど強くないが複雑で繊細。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
スッキリとした爽やかなアタック。
アルコール度は低めだが、甘い印象がある。
酸味は強く、フレッシュな果実の印象。
ボディは中庸。
後味に苦みが残り、爽やか。
余韻は少し続く。
【判定】
若々しくて強い輝きがあり、少し淡い。
2008年のローヌか、2009年のボルドーが候補。
香りは甘く、熟した果実のような印象。
ボルドーよりはローヌ。
口当たりはスッキリとしていてボディは弱め。
ブドウ品種はやや弱い感じ。
やはりローヌが近いか。
ソーヴィニヨン・ブランの印象は無く、甲州でもアリゴテでもない。
シャルドネはちょっと怪しいが、3000円を超えるようなレベルではない。
改めて飲み直すと、ちょっと甲州が気になりだした。
あれ?これ甲州かな?
ファイナルアンサーで、甲州
で、ブー
なんと、ボルドーでした。
【総評】
シャトー・ガリノー 白 2009
Chateau GARINEAU 2009
フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル
リカーランドトップで、880円で購入。
まったくハズレでしたね。
軽いんですが、バランスが良くて、飲みやすいボルドーです。
ワインが無くなると、グラスに樽香が残りますね。
スモークチップみたいな匂い。
ちょっと人工的?
カミさんに価格感を聞いたら、780円。
飲み進むと、だんだんボロが出てきて、イマイチです。
第一印象はいいけど、後から悪くなるタイプですね。
ワイン温度が上がると鈍調で重い感じになるので、冷やした方が美味しく飲めると思います。
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