2016/05/21

マルキ・ド・シャス リザーヴ ブラン 2014

マルキ・ド・シャス リザーヴ ブラン  2014
マルキ・ド・シャス リザーヴ ブラン 2014
Marquis de Chasse Reserve blanc

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50%

町田の蔵家さんで、税抜き1100円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、アカシアのはちみつ、メロン、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>白い小石のようなミネラル、クリーム、白木
香りの印象:爽やかで上品、甘い印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:強烈、爽やか
苦味:旨みを伴った
バランス:溌剌とした、主張が強い
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
レモンのような柑橘系の印象

【評価】
フレッシュで爽やか、ドライでシャープな味わい

【供出温度】
11-14度 強烈な酸味があってしっかり冷やして飲むのが王道と思われるが、温度高くなってからも期待出来そう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、金属質な輝きがあります。

香りは、カリンやハチミツのような甘い果実、メロンのようなちょっと揮発性のある印象、クリーム、ミネラル、ハーブなど、上品で甘い印象があります。

味わいは、いきなりドカンと強い酸味がきて、舌の両脇を締めるように酸っぱさが続きながら、フレッシュな果実感や、苦味や旨みなどが重なってきて、ジューシーな印象でフィニッシュ。

こんなに酸っぱいワイン、最近はあまりないですね。
マロラクティック醗酵してない印象ですが、輸入元の重松貿易さんのサイトを見ても詳しい情報はありませんでした。
http://www.shigematsu.jp/search/detail.html?seq=72404114

とにかく、このワインの味の中心は酸味ですね。
強い酸味を軸として味の構成が成り立っていますが、最近のボルドーブランらしいクリーンで品の良い印象でまとまっていて、素性の良さを感じます。

今日の晩御飯は「アジの竜田揚げ」と「あさりの酒蒸し」。

あさりの酒蒸しはワインでやっているので、相性は悪くないですが、ワインがちょっと上品なので、もう少し繊細な食事に合わせたい感じ。
アジは青魚の生臭さが出るのであまり合いません。

強い酸味が後味にも残るのですが、果汁を加えたような印象があります。
フレッシュフルーティなドイツワインを、過去一大ブームにした、ズースレゼルヴってやつですね。

飲み進むとやっぱり不思議なバランスで、果汁が混ざってるようなイメージがあって、このあたりは好みが分かれそうです。

個人的には好きなタイプなので、またビンテージ違いを飲んでみたいですね。

1000~2000円のおすすめワイン

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事