2016/09/17

シャトー・レ・ベルンデ 2010

シャトー・レ・ベルンデ 2010

シャトー・レ・ベルンデ 2010
Chateau Les Bernedes 2010

フランス:ボルドー地方:A.O.C.メドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

ワインショップ ドラジェの通販で6本セット5,378 円、1本あたり896円で購入。
参考価格は、1,825 円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:落ち着いていた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:やや熟成した、輝きと深い透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、ちょっとセメダイン
香りの印象:まだ閉じている印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖がある
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:緻密、溶け込んだ、収斂性がある
バランス:スマート、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
熟成感がありライトでスマートだが、ドライで渋みが強め

【供出温度】
14-16度 ヒンヤリした口あたりなのでやや温度が高めの方が良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
飲む30分前くらいにデカンタージュしておくと良さそうだけど、すぐに酸っぱくなる可能性もある

【総評】
外観は、熟成感のある落ち着いた色調の濃いルビーで、深みのある美しい輝きがあります。

香りは、まだ閉じた印象で、ドライフラワーやドライフルーツ、なめし皮、ちょっとセメダインなど、これから変わってきそうです。

味わいは、ライトで優しいアタックから、熟成した果実味とほんのり甘みがじわっと沁みるように広がり、スマートなボディがスーッと続いた後に強めの渋みが出て、乾く印象のフィニッシュ。

6年前のグレートヴィンテージ2010年で、さらにA.O.Cボルドーよりワンランク上のA.O.C.メドック。
今回のワインセットの目玉ですが、これはなかなかアタリかも。

香りはイマイチ良くなってきませんが、もう少し待ちましょう。
口あたりはだんだん良くなってきて、ヒンヤリしたクールさのある、優しい沁みる味わいです。
熟成して魅力の増したワインを、この価格で感じられるのはラッキーですね。

ただ、香りはゴムっぽい感じがあって、イマイチ良くなってきません。

今日の晩御飯は、「チキンソテー和風ソース」。
熟成感があるので、和食との相性も良く、フィット感がありますね。

おつまみの「イタリアンケーゼ」にもじわっとフィットして良く合いました。

香りは相変わらず良くなりませんが、優しい口当たりで食事とも合わせやすく、熟成感が活きてます。

「グレートヴィンテージ」的な存在感はありませんが、この価格でまだしっかりしてるというのは、ブドウがちゃんと熟成した年だったらからでしょうか。
2000円は出せないけど、1500円だったらお買い得な印象で、普段飲みのワインとはちょっと違う、ワンランク上の存在感があります。

残ったワインを冷蔵庫に入れておいて次の日に飲んでみましたが、香りは開いてきませんでしたね。

<ドラジェさんのサイトより引用>

色は少し黒みがかったガーネット。
つぶした黒い果実や、ダージリン、乾いた木材、ペッパーなどの香りが感じられる。
飲むと口の中でフレッシュな果実味が広がり、ボルドーワインらしいしっかりしたコクがありますが、酸とタンニンのバランスが良く取れているので、とても飲み易く感じるワインです。

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