2017/07/28

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015

フォール・デュ・ミライユ ルージュ 2015
Fort du Mirail Rouge 2015

フランス:ボルドー地方:A.O.P.ボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:

ファミリーマートで、1080円で購入。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫色がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、ジャム、カシス、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>ちょっとヴァニラ?、コーヒー
香りの印象:最初はかなり弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:ややギスギスした
タンニン分:収斂性がある
バランス:痩せた、渇いた
アルコール度:やや高め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
痩せてて、パサパサに乾いてるような、味気ない印象

【供出温度】
14-16度 どの温度帯でも美味しく無さそう・・・

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは弱く、黒い果実、煮詰まったジャム、カシス、ちょっとヴァニラ?、タバコなど、時間が経つと茎っぽい青臭い印象になってきました。

味わいは、軽いアタックから、雑な酸味とパサパサした渇いた印象になり、ストンとそのまま落ちて、えぐ味のある乾くフィニッシュ。

これは最近まれにみるハズレワインかも。。。

果実味やフレッシュ感は無く、ギスギスした酸味と乾いてボソボソのタンニン、口の唾液を全部持って行かれるような乾き方で、何か呪いでもかけられるのかと思うくらい。
飲むと不幸になる感じ?

ワイン飲んでるのに、まったく気分が上がりません。
週末だからちょっといいワインを買ったのに・・・

ワンコインでハズレてもダメージは大きくありませんが、最近では1000円超えて外れるとダメージが大きいですね。
当たり前ですが、2000円だろうが、5000円だろうが、外れるときは外れます。

飲み進むと変わってくることを期待して、もう少し飲み進んでみますか。

今日の晩御飯は、成城石井の「3種きのこと揚げ茄子のパルミジャーノのトマトパスタ」
両方ともちょっと大人な感じなので、世界観はいいですね。

成城石井のパスタは香りが良くて、ワインにも合わせやすいですね。
麺はちょっと柔らかいですが。

でもこれは完全に、パスタソースにワインが助けられてる感じになってますね。
ワインの果実味や甘みが抑えられているので、料理を殺さないというか、引き立ててくれる役目は果たしてますが。

食事が入るとワインの評価が大分変わりましたね。
案外スパイシーで大人な味わいです。

成城石井のパスタがこのワインにとっては良いパートナーだったのかも。
これが普通のコンビニパスタだと、かなり乖離しそうですね。

さすがボルドーというか、だんだん良さが出てきましたね。
おつまみの「ストリングチーズ」も大人な合い方で、お互い干渉しません。

なんだかんだで1本開けそうな勢いですが、食事が入るとこのワインは活き活きしますね。
後半だんだん良くなってきました。

ただ、合わせる食事に気を使うのと(コンビニパスタが合わなさそう)、香りもあまり良くないので、またこのワインをリピートしたいとはあまり思わないかな~。
1000円出せばもうちょっと良いワインがありますからね。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


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