2016/05/05

シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ 2010

シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ 2010
シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ 2010
Chateau Lescaneaut by Poupille 2010

フランス:ボルドー地方:A.O.C.コート・ド・ボルドー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン5%

町田の蔵家さんで、税抜き2000円で購入。

【外観】
清澄度:かすかに濁りを感じる
輝き:強め
色調:若さのあるやや紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:まだ若さのある色調で、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>スミレ、カシス、ブラックベリー、
<香辛料・芳香・化学物質>ヴァニラ、血液、肉、メントール、シナモン
香りの印象:香りが強く華やか、若干まだ還元的な印象がある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらかな、しっかりした
タンニン分:緻密でサラサラしているが、強い収斂性がある
バランス:スマートな印象ながら、アルコールが強く浮き気味
アルコール度:強い
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
華やかな香りとスッキリした飲み口ながら、アルコールが強く後味は辛い

【供出温度】
14-16度 これからどのくらい香りが開いてくるかによるけど、温度高めにして香りを立たせたい

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
最初ちょっと閉じた感じだったので、デキャンタージュしたら開くかもしれないけど、ボトル底には澱は無かったので、ボトルから大きなグラスに注いで様子を見ながら楽しんだ方が良さそう。

【総評】
外観は、まだ若さを感じる紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような美しい輝きとツヤがあります。

香りは、フローラルの印象が強く華やかで、スミレやヴァニラ、カシス、ブラックベリー、グラスを回すと生肉のような印象が出てきて、メントールやシナモンのようなスパイスなど、複雑性があります。

味わいは、スッキリした優しいアタックから、抑えた果実感とドライな味わいがじわっと広がり、スマートながら芯の強いボディで、アルコールが強く出てきてえぐ味と辛さの残るフィニッシュ。

華やかでスーッと入ってきますが、メルローらしい舌全体が乾くような強い渋みと、アルコールの強さが出てきて、フィニッシュは辛く感じます。

ちょっと冷蔵庫で冷やして飲み始めたので、これから温度が上がってくると、ワインも開いて変わってくるかもしれません。

温度が低いとかなりドライな印象ですが、温度が上がってくるとほんのり甘みが出てきますね。

今日の晩御飯は、ビースステーキ。
スーパーで買ってきた、和牛A4ランクのリブロース。
子供の日のごちそうです。

塩コショウで焼いて、わさび醤油でいただきました。

ベースはしっかりと合いますが、わさび醤油だとお肉をサッパリしてしまうので、ワインがちょっと浮いてしまいますね。
オニオンベースの和風ソースとか、普通のステーキソースが良さそうです。

カミさんに価格感を聞いたら、2980円で高評価。
香りがとても良いというのが感想でした。

ひょっとしたらもう少し寝かせた方が美味しくなるのかも。

まだちょっと若いというか荒々しいというか、力を持て余しているような印象を受けますね。

人に例えると、才能はあるけど、まだ若くてうまく表現できていない若者みたいな。

2000円だったら買っておいてセラーに寝かせておいてもいいかもしれません。
ただ、うちのセラーはこわれてしまったので、今は床下収納しかありませんが・・・

たまに贅沢したいときには良いのではないでしょうか。

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シャトー・レスカノ・バイ・プピーユ [2010]赤ワイン フルボディ 750mlフランス ボルドー コート・ド・ボルドー AOCコート・ド・ボルドー あのプピーユから遂に新商品登場! しかもグッドヴィンテージの2010年!

※サイトより引用
シャトー・プピーユ(Chateau Poupille)
ボルドー右岸サン・テミリオンのすぐ東側に位置する“コート・ド・カスティヨン”。 僅か10数年前までは高品質なワインが存在するなどとは誰も考えていなかった、このマイナーなアペラシオンから彗星のごとく現れ、そのような状況を変えたのが、この「シャトー・プピーユ」のオーナー、フィリップ・カリーユ氏です。 1990年代中頃から突如としてここカスティヨンのワインが話題となり、無名の産地であるこの地に、このような傑出したワインが存在するという驚きが渦巻きました。 彼の造り出す「濃く、絹のように滑らかなワイン」は品評会でも話題となり、専門家によるブラインド・コンテストで、最後まであの『シャトー・ペトリュス』と張り合ったこともあるという実力派です。
ワイン情報
濃く美しいルビー色。カシスやブラックベリーなどの黒果実の凝縮したアロマ。程良い樽のニュアンスに、完熟した果実のアタック。繊細でエレガント、タンニンは溶け込んでいる。調和の取れたワイン。
プピーユのフィリップ・カリーユ氏が従弟のパスカル・ブエックス氏と協力して造るカスティヨン。ブドウは有機栽培で育てられる。果実味に溢れたスタイルでカジュアルに楽しめる。
オーガニック等の情報:ビオロジック

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