2013/07/30

ミラモンテ 白 2012

ミラモンテ 白 2012
ミラモンテ 白 2012
MIRAMONTE SAUVIGNON BLANC-SEMILLON 2012

チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

肉のハナマサで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、やや酸化した印象?

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:硫黄、ミネラル、バタークリーム、塾した果実、花の蜜、白い花、青い野菜
香りの印象:香りは弱め、第2アロマが強め?

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:しっかり、豊かな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:やや厚みがあり、強さもある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ、スパイシー

【評価】
意外と厚みのある味わいで、強さもあるが、全体的に荒削り

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
ややオレンジがかった色調ですが、セミヨンの影響でしょうか。
少し輝きもあり、期待感はあります。

香りは、弱めながら、嫌味な要素はなく、素直にまとまってる感じ。
硫黄の印象がやや強めで、塾した果実やミネラル、白い花や蜜のような印象と、ソーヴィニヨン・ブランらしい青っぽい香りも混ざります。
全体的には悪くないですね。

味わいは、意外と厚め。
きっとセミヨンの影響ですね。
ちょっと強めに感じるアタックから、厚みのあるフルーツ感が広がり、軽い苦味を残しながら、余韻も少し続きます。

このまとまりは完全に398円ワインの枠を超えている感じですね。
ボルドーブランのセパージュですが、下手なボルドーよりも美味しいかも。

このあと、飲み進んだ時にどう印象が変わるかですね。

今日の晩御飯は、レトルトグリーンカレー。
麦ごはんにかけて、枝豆をトッピング。

このワイン、実によく合います。
セミヨンの厚みが、スパイスとのバランスをとって、ソーヴィニヨン・ブランのグリーン香が、またフィットしますね。

グリーンカレーの、ココナッツとスパイス、という関係がそのまま、セミヨンとソーヴィニヨン・ブランって感じで、味の構成が似ているんですね、きっと。

しかも、両方安い、というレベル感もバッチリ。
決して、高級な取り合わせではありませんが、庶民のグルメとしては、こういったマリアージュもあるのでは。

このワイン、2011年の印象は、辛みが強くて、フルーティさが弱め、細くて痩せてるけど、男っぽさを感じる、ワインだけで飲むとちょっとつらい、という評価でしたが、2012年は違いますね。

ボリューム感とフルーティさがあって、飲みやすくて、ニューワールドらしい味わいになっています。
ワインだけでも、どんどん飲んでしまうタイプですね。
まったく痩せてないし、男っぽくもありません。

高校生の野球部男子が、同窓会であったら、可愛らしい女性になっていた、みたいな感じ??

冷やしすぎると、やや後味の苦味が強く感じますね。
ちょっと温度高めの方が、まったりと美味しく飲めるかも。

この398円はかなり良いですね。

でもなんでしょう、ちょっとアウトローな感じもあって、素直に人に薦めにくいというか。
八方美人ではないですね、ちょっと癖がある感じ。
シャルドネっぽい感じもありますが、シャルドネに無い魅力を持ってます。

このワイン、リピート確定ですね。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

2013/07/28

ボデガス・イヌリエータ メディオディア ロサド 2012

ボデガス・イヌリエータ メディオディア ロサド 2012
ボデガス・イヌリエータ メディオディア ロサド 2012
INURRIETA MEDIODIA ROSADO 2012

スペイン:北部地方:DOナバーラ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ガルナッチャ

リカーランドトップで、1090円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:赤味の強いルージュの、濃いロゼ
濃淡:ロゼとしてはとても濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、よく熟した、色づきが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い果実、キャンディ、グリーン系ハーブ、カラメル
香りの印象:まだ開いてない印象、木樽のニュアンス

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:しっかり強め、シャープ
タンニン分:ロゼとしては強め、後味に渋みが残る
バランス:溌剌とした、ドライな
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
フレッシュでカジュアルだが、アルコールが強めに出ているので、強くて辛い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ロゼとしては相当濃い外観で、いわゆるクラレット、ってくらいの印象。
ただ、色調が単調で、タンニンの深みが無いので、ロゼらしいシンプルな色調。

冷やしていたせいか、香りは弱め。
赤い果実やキャンディのような、やや甘い印象があって、グリーンのハーブ系の爽やかさがあります。
これから開いてくると別の香りが出てくるかも。

味わいは、フレッシュなアタックから、酸味がしっかりと広がり、アルコールがやや浮いた、辛い印象でフィニッシュ。

第一印象は、悪くはないけど、ちょっとバランスが悪いかな、って感じでしょうか。
温度低めの方がスッキリとして飲みやすいのかな。

でも、気がつくと、スーッと飲んでますね。
ドライなフルーツ感がいいんですね。

軽い苦味もちょっとグレープフルーツっぽいというか、いや、赤い果実なので、グレープフルーツではないかな。
なんでしょうか、まあ、フレッシュな果実感が心地良いです。

後味に苦味とえぐ味が残りますが、ワインだけでも美味しく飲めるタイプですね。

今日の晩御飯は、自家製のつくね。
甘辛の照り焼きダレです。

このワイン、ちょっとフルーツ感が浮くものの、ドライなのでよく合います。
焼き鳥とか、カジュアルに合いそう。
食事と合わせるってよりは、飲み会用ワインって感じかな。

深みとか、上質感とかはありませんが、ピリッとした、魅力はあります。

シンプルだけど、すっきりまっすぐな印象があって、飲んでて飽きません。
とても素直で正直な感じ。

最初に感じた後味のえぐ味も、だんだん気にならなくなってきた。
ワインだけでも飲めるし、食事にも合わせやすそう。

良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ボデガス・イヌリエータ・メディオディア・ロサド

※サイトより引用
フランス国境ピレネー山脈からエブロ河沿いの渓谷まで、なだらかな平原が広がる北スペインのナバラ地区。バスク語で「山々に囲まれた平原」を意味するこのナバラは、近年《安ウマワイン生産地》として名を馳せていますが…、実は!知る人ぞ知るロゼワインの生産地として有名な地区なんです!!
さらに!このロゼを造る[ボデガス・イヌリエータ]は、世界で最も著名なワイン評論家の一人「ヒュー・ジョンソン」の著書で、世界で800万部売れていると言われる「ポケット・ワインブック」に、『ナバラのベストプロデューサー!!』の大絶賛と共に紹介されている、新進気鋭のワイナリー!!なんと2002年に設立され、しかもブドウを植えたのが1999年という、わずか10年でこれほどまでに凄いワインを造ってしまう、常識では考えられない超凄腕です!!
そんな超凄腕の地元スペインでの評価はもっとすごい!
最高評価誌[ギーア・ペニン]2009年版では、このロゼの2007年ヴィンテージがなんと89点!!さらに、コストパフォーマンスに優れたワインに与えられる星の評価では満点五つ星★★★★★を獲得!!掲載される7アイテム中4アイテムがこの満点五つ星に輝いていて、特に6ユーロ以下の安旨レンジで満点五つ星を連発。
これはまさに、【ナバラ安ウマの帝王】!!!!!! です。
このロゼワインの特徴は、なんと言っても 「とにかく、びっくりするほど濃い赤色。」
まるで、かき氷にかけるイチゴシロップのような、透き通った赤色は、一度見たら絶対に忘れられないくらいのものすごいインパクトがあります。
その濃厚カラーと、コルクを開けた瞬間に部屋中を包み込むイチゴジャム、サクランボなどのたわわなアロマに完全ノックアウト!!
そして、一口口に含めば、香りの甘さとは真反対で、超ドライ!!!
ほんの少しピリピリとくる舌触りからは、2010年出来たてほやほやの若々しさが感じられ、食卓において少し温度が上がってくると、香りのと違わぬ豊かな果実味がぐぐっと押し寄せてきます。
そして、後味のはつらつとした酸味は全体にバランス感を与えています。
このロゼワインは、フレッシュさが命!!!!!
お買い上げ頂いたらすぐにお飲みいただくことを強くオススメします!!!!!
さて、ロゼワインってどんなお料理に合うのでしょうか?
最近よく言われているのが、中華料理や、エスニックなお料理との組み合わせ。もちろん、これらのお料理にも合うのですが…、せっかくスならスペインの料理と合わせたい!ということで、オススメするのは《パエリア!!》
旬のあさりや、手長エビ、ムール貝、イカなどの魚介類をたっぷり入れたシーフードパエリアはもちろん、R子式は、鶏肉やソーセージ
も入れちゃう、水陸両用(笑)パエリアがイチオシ!
それと、ナバラ地方の特産品「ホワイトアスパラガス」との相性も抜群!!さっとゆでたらオリーブオイルでグリルして、相性のいい、パンチェッタ(生ベーコン)をあしらえば、もうロゼワインが止まらない、最高の前菜に!! 生のホワイトアスパラが手に入ったら、ぜひともこの絶品マリアージュをおためしください!!

2013/07/26

ビニャ・マイポ カルメネール 2012

ビニャ・マイポ カルメネール 2012
ビニャ・マイポ カルメネール 2012
VINA MAIPO CARMENERE 2012

チリ:中央渓谷地方:DOマウレ・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カルメネール

マルエツで、798円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:赤味の強い紫の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、よく熟した、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:黒い果実、なめし皮、タバコ、茎のようなグリーン香、黒胡椒、硫黄、ややケミカル
香りの印象:やや閉じ気味、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:シャープ、強め
タンニン分:弱い、サラサラしている
バランス:やわらかな、心地良い、力強さもある
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプル、やや単調、バランスがイマイチ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
フチは、赤味の強い鮮やかな紫色で、深い透明感がある、輝きのあるルビー。

香りは、フルーツ感よりもタバコやなめし皮のような印象が先に出てきて、時間とともにカラメルのような印象が出てきます。

味わいは、なめらかな口あたりながらも、シンプルでソリッド、後味はドライで固め。
やや乾く印象ですね。

全体的に硬派な印象なんですよね。
ビニャ・マイポって、こういったドライで固めのまとまりの印象があります。

今日の晩御飯は、コンビニのチキンカレー。
カレーには負けるけど、全体をふわっと柔らかくして、ワインがある方が美味しいですね。

ドライなので、食事との相性がいいみたい。

ストリングチーズのスモーク味に合わせると、しお味が強くなって、ややイマイチ?
チーズの油脂分ではワインのドライさをカバー出来ない。

このワイン、しっかり脂のあるもの、がよく合いそうです。

そういう点では、やっぱり肉ですね。
普通にステーキとか合いそう。

焼肉のタレにも合わせやすいかも。
脂ののったカルビとか良さそうですね。

カルメネールの優しいフルーツ感もあるにはあるのですが、後味の辛さが強くて、ワインだけだとちょっと辛い感じ。

ちょっと冷やすと飲みやすくなりますが、あまり面白みはありません。
なんでしょう、いままで飲んだカルメネールのなかで、一番つまらない気がする。

あまりしあわせ感が無い?
悪くはないけど、でもつまらないんですよね。

時間が経つと、ワインだけでもまとまってきて、飲みやすくなってきますが、でもちょっとバランスが悪いかな~。

個人的にはあまりオススメ出来ないタイプかも。

■楽天ショップへのリンク

【777均】ビニャ・マイポ・ヴァラエタル・カルメネール[2012]年 Vina Maipo Carmenere [2012] Valle Central

※サイトより引用
ワイン王国41号のプロのソムリエたちによるブラインド・テイスティングで超特選ベストバイワイン★★★★★5つ星に選ばれ、「コストパフォーマンスの良さと均等の取れた味わいではピカイチ」と高評価された、ブラックペッパーなどのスパイシーな香りとほどよいタンニンが心地良い、まろやかな口当たりのチリ・セントラルヴァレーの赤ワイン!
カシス、甘草、シナモンなどのアロマが複雑に絡み合い、熟成も感じられる。酸味が非常にまろやかで、タンニンも滑らか。今回テイスティングしたワインの中で、タンニンのバランスの良さでは群を抜いており、1000円以下でこれだけの味わいが楽しめるとは!と感心させられる、まさに驚きの1本。

■関連リンク(マルエツのワイン)



■関連リンク(ビニャ・マイポのワイン)

2013/07/24

ロス・モリーノス 白 NV (2013年購入)

ロス・モリーノス 白 NV
ロス・モリーノス 白 NV
LOS MOLINOS WHITE NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:アイレン100%

セブンイレブンで、398円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:若々しい、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:硫黄、熟した果実、フローラル、ミネラル、かすかにハーブ
香りの印象:香りは弱い、やや閉じている

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:やわらかい、穏やか
苦味:控えめ
バランス:ライトでスッキリ
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプル、ライト、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
以前飲んで、ひどい品質だったので、すっかり遠ざかっていたこのワインですが、1年以上経ったので、そろそろロットも変わっているかと、勇気を出して再び購入。

外観は淡めの若々しい印象で、そこそこ輝きもあって、そんなに悪くありません。

香りは弱く、最初は硫黄の印象で、後から熟した果実や、ちょっとミネラル感やハーブっぽさも、微かに出てきます。
ただ、香りは非常に弱いですね。

最初のアタックは、フルーティでライト。
軽めで、嫌味なく、フルーティにまとまっている感じは、安い国産ワインと同じような印象です。
とても軽いけど、水っぽさはなくて、うまくまとまっている感じ。

1年前の感想は、「香りが人工的でケミカルな印象」、「味わいもだらしない頼りない」、「水っぽい軽さ」、と散々でしたが、さすがにバージョンアップしてるみたいで、安いなりのバランスで悪くありません。

ブラインドで飲んだら、メルシャンのビストロとかミラージュって言ってしまいそうですね。
ワインだけで、ごくごく飲めます。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
このワイン、食事に絡みません。
邪魔もしないけど、良くもならず、まったくの平行線。

豆のサラダには、まったく干渉しないけど、邪魔もしない、って感じ。

しかも、このワイン、酔わないですね。
結構飲んでるのに。
気がつくと、水代わりのように飲んでます。

このワインだったら、メルシャンビストロでいいんじゃないの、って感じはありますが、少なくとも、不味くて飲めないってことはありません。
398円なりの、安いなりの安定感はあるありますね。

あれ、気がつくと結構酔ってるかも・・・

まあ、無難におさめてきたな、って感じで、面白みはありませんが、悪くもないですね。
ワインとしては、もうひとこえ欲しい感じで、国産ワイン的な、ジュース混ざってる系の印象です。

でもまあ、手軽に手に入る398円ワインとしてはリピートすると思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/07/23

カソーナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012

カソーナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
カソーナ カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
CASONA CABERNET SAUVIGNON 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、500円で購入。

【外観】
清澄度:濁った
輝き:弱め
色調:落ち着いた紫の、黒っぽいガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、よく熟した、力が無い感じ

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:パンのようなイースト香、食べ物の傷んだ香り?、セメダイン、タール、茎のような青臭い印象、悪臭
香りの印象:傷んだような印象、悪臭がある

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらか、シャープ
タンニン分:弱め、サラサラした
バランス:ライトだが、アルコール感が突出している
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
あえていえばスパイシー

【評価】
シンプル、バランスが悪い、品質が悪そう

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は紫がかった若い色調ながら、くすみがあって、輝きもなく、期待感は低め。
パッと見は、ハズレ、って感じ。

香りはさらにハズレ。
最初は、イースト香の印象だったが、そこから糞尿系や傷んだ食べ物の印象、さらにタールやセメダインのような化学系の悪臭。
悪臭オンパレード、って感じ。
はっきり言って、飲むのをちょっと躊躇するくらい。

味わいはライトなアタックから、フルーツ感が広がり、傷んだ感じは無い。
ただ、非常にバランスが悪く、ギスギスした口あたりにアルコールが突出した感じ。
生ぶどうジュースのような、ワインになりかけ感があって、それがマイナスに出ている。

この段階で、別のワインを開けるかどうか、迷うくらい、第一印象は悪い。

でも勇気を出して、もう少し飲み進んでみることにします。

時間が経つと、カビの印象が出てきた。
これは本格的にやられてるかも。。。

他のワインを開けるのももったいないので、ビールで口直し。

このワイン、グラスに入れたら、ぶん回して、とりあえず香りを飛ばすところから始める必要があります。
ある程度香りが飛べば、普通の出来の悪いワインって感じ。

今日は自家製のチャーシュー。
甘辛だれです。

合わせると、ワインが負けますね。
なんか、存在感の無いワイン。

試しに煮玉子に合わせると、硫黄の香りが強調されてダメ。
ゆで玉子はワインに合わない、代表的な食材ですからね。

昆布の佃煮もダメでした。

食事に合わせると、後味の苦味(渋みではない)が強くでますね。

時々ある、大外れ赤ワインの特徴は、この後味の強い「苦味」。
薬のような苦味ですね。

でも、このワイン、食事なしだと、後味はそんなに悪くはありません。

ただ、香りが最悪なので、グラスに入れてから、ぶんぶん回して、ちょっと時間を置かないと飲めないですね。
デキャンタージュするといいのかも。

まあ、リピートしようとはまったく思わないワインです。
これはダメだ。

■楽天ショップへのリンク

カソーナ カベルネ・ソーヴィニヨン [2012] <赤> <ワイン/チリ>

2013/07/21

日本ソムリエ協会セミナー 「ニュージーランド ピノ・ノワールのその背景にあるもの ~地域特性・醸造家~」

日本ソムリエ協会 関東支部 第3回例会セミナー「ニュージーランド ピノ・ノワールのその背景にあるもの ~地域特性・醸造家~」 《6地域のそれぞれのピノ・ノワール8種類をテイスティング》

日時:2013年7月9日(火)14:00~16:00

場所:横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 5 階 宴会場「日輪」

参加人数:400名くらい?

小山 竜宇 氏
コヤマワイパラワインズ オーナー兼醸造家

楠田 浩之 氏
クスダワインズ オーナー

受付に 中本聡文ソムリエがいてビックリ。
とても素敵な笑顔で迎えてくれました。
なんと、ソムリエ協会関東支部の支部長になっていたんですね。
おめでとうございます。

セミナー開催挨拶での、アイスブレイクのコメントもさすが、でした。

講師は、ニュージーランドでワイン造りをしている日本人のお二人、小山氏と楠田氏。

資料はニュージランドワイングロワーズの作成したもので、ややそれながら話は進みました。

■生産量が少ないのに、世界的に注目されている、ニュージーランドのピノ・ノワール

ニュージーランドのワイン生産量は世界の中で0.5~0.8%。
1%にも満たないのに、伸びてきていて、世界的にも注目されている。
しかもピノ・ノワールは、90年半ばくらいから本格的に栽培が始まっているので、まだ15年くらいの若い産地。
ピノ・ノワールだけでみると、ブルゴーニュが57%、カリフォルニアが27%、ニュージーランドは5%で、世界でも第3位。
ニュージーランドはボルドー系はダメ。北ではシラーに力を入れている。

■輸出に力を入れる、ニュージーランドワイン

ニュージーランドは人口が400万人くらいで、国内マーケットではやっていけない。
輸出に力をいれている。
ブドウ畑は、ほぼ100%サスティナブル。
品質をクリアしないと、輸出が出来ない。
チリやオーストラリアのように量での勝負は出来ないので、品質の高いワインをニュージーランドのブランドにしようとしている。
さらにピノ・ノワールは収穫量が少なく、量を作れないので、さらに価格は高くなる。

■テロワールは天候の影響が大きい

まだ若い木が多いニュージーランドでは、テロワールは土壌の影響よりは天候の影響が大きい。
ブドウの木がもう少し年齢を重ねると、土壌の影響が話題にのぼるのだろう。(楠田氏談)
ニュージーランドは気候の変化が激しい。
夏場でも最低気温がマイナスになって、昼間に30度になる、というようなこともある。
一日の寒暖差が20度くらいある。

紫外線の影響も重要。
日本の林業が進出していて、日本よりも早く育って、品質も良いとのこと。
葡萄の木にも影響があると思われる。

開花から収穫までの期間も他の国の産地よりも1ヶ月くらい長い。

■人の影響

ニュージーランドワインは人の影響も大きい。
パワフル、自由、何でもやる。
ラグビーの強さに通じるものがある。
アラン・ブレディがセントラル・オタゴ(世界最南端の産地)にピノ・ノワールを栽培した時は、変人扱いされた。
でもやりぬく力を持っている。

■ピノ・ノワールのクローン

ディジョン・クローン
113、115、667、777

エーベル・クローン
UCD5(ポマール)

特にエーベルが個性が強く、酸がのり、華やかで、重くなり過ぎない。
マルティンボローでは多くの栽培家が使っている。

■除梗の比率が現在大きなポイントになっている

今までは除梗率が高かったが、梗(こう)をどのくらい残すか、トライアルが始まっている。
梗を残すと、タンニンやスパイシーさが強くなる。
果実味を隠す、長期熟成にはタンニンが必要だが、ブドウのタンニンと梗のタンニンは質が違う。
味わいも変わってくる。
トライアルの結果、梗は残さないという方向になるかもしれない。
ただ梗の比率の問題ではない、どのタイミングで絞るか、というのも重要。

■完熟から早摘みのスタイルに

ニュージーランドのピノ・ノワールは一時期、完熟させすぎて糖度が上がり、アルコール度が15%を超えるものが出てきて、世界的に叩かれた時期がある。
最近は糖度が上がり過ぎないように、早摘みをする傾向がある。

■ビンテージの特徴

2009年は暑かった年で、糖度が上がり、アルコール度が高くなった。
2010年は一般的に良い年と言われている。
2011年、2012年は軽めの年。

■ニュージーランドワインの熟成

あまり古いワインが存在していない。
経済的なこともあり、古いワインを残していない。
ただ、2000年のピノ・ノワールも十分熟成しているものがあるので、期待は出来る。

■補酸の問題

ニュージーランドは補酸を認めている、という事についての質問。
酸味を調整するわけではない、PH値を調整するための補酸である。
醸造初期の段階で、カリウムを取るために入れる。
PH値が重要なのは微生物の動きを調整する意味もある。
SO2の働きも違ってくる。

■各産地の特徴

◇ワイララパ/マルティンボロー
北島(きたじま)の南端。
ピノ・ノワールの歴史が古く、30年の樹齢の木もある。
南向きに開いた谷なので、南からの冷たい風の影響を受けやすい。
94年のコンクールでトロフィーを取って、一気に注目され、そこから数年で銘醸地としての地位を固めていった
コンクールでも上位に必ずランキングされる。

◇ネルソン
分水嶺より西側、さらに北に向いているので、穏やかな気候。

◇マールボロ
分水嶺よりも東側、平坦な谷に畑が広がる。
一部のサブリージョンは、冷涼で乾燥。
ソーヴィニヨン・ブランのイメージがあるが、ピノ・ノワールの生産量は一番多い。

◇カンタベリー/ワイパラ
冷涼で乾燥、斜面が多い産地。
栽培が難しい。
南に向いている他になので、南からの冷たい風の影響を受けやすい。
イギリスの専門誌がワイパラのワインを高く評価するなど、冷涼地として注目されている。

◇セントラル・オタゴ
世界で最も南にあるワイン産地だが、内陸に位置し、意外と暖かい。

■テイスティングワイン

すごいワインが8本。
こんなワインを一気にテイスティング出来る機会はなかなかありません。

1)
アタ・ランギ ピノ・ノワール 2010
Ata Rangi Pinot Noir 2010



2)
クスダ ピノ・ノワール 2010
Kusuda Wines Pinot Noir 2010



3)
ノイドルフ・ヴィンヤーズ ムーテリー ピノ・ノワール 2010
Neudorf Vineyards Moutere Pinot Noir 2010



4)
ドッグ・ポイント・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール 2010
Dog Point Vineyards Pinot Noir 2010



5)
フロム・ワイナリー クレイヴィン・ヴィンヤード ピノ・ノワール 2010
Fromm Winery Clayvin Vineyard Pinot Noir 2010



6)
コヤマ・ワイパラ・ワインズ ウィリアムス・ヴィンヤード ピノノワール2009
Koyama Waipara Wines Williams Vinyard Pinot Noir 2009



7)
フェルトン・ロード バノックバーン ピノ・ノワール 2010
Felton Road Bannockburn Pinot Noir 2010



8)
リッポン・ヴィンヤーズ メイチャア ヴァイン ピノノワール 2009
Rippon Vineyard & Wineery Mature Vine Pinot Noir 2009




一番印象に残ったのは、コヤマ・ワイパラ・ワインズ ウィリアムス・ヴィンヤード ピノノワール2009
2009年は暑かった年でアルコール度が高めになった、という事でしたが、それゆえに、しっかりとした印象のあるワインでした。
香水のような華やかな香り、厚みのある、果実感のある味わい、アルコール度もやや高めでした。

次は
1)アタ・ランギ ピノ・ノワール 2010
2)クスダ ピノ・ノワール 2010

この2本、同じワインじゃないの?ってくらい印象が似ていたのですが、香りが独特。
スイカのような、カブトムシのような、青臭い感じの印象なのですが、それが何とも心地よいというか、キレイな印象がありました。
もう一つは
4)ドッグ・ポイント・ヴィンヤーズ ピノ・ノワール 2010
マールボロのピノ・ノワールですが、やや厚みのある味わいで、スパイスやカラメルの印象が特徴的でした。

どのワインも美味しかったですが、共通した印象は、マイルドで飲みやすい口あたり。
とてもフレンドリーな印象が、ブルゴーニュとは違うポイント?

■ニュージーランドの高品質路線は成功するのか?

すでにニュージーランドって高い、という印象があって、ヌーボーも、チリや南アフリカだと1000円程度でも、ニュージーランドだと2000円くらいでもしょうがないか、と思ってしまう、という点ではしっかり根付いていると思います。

でも倍の価格で、飲んだときに満足感を与えられるか、がポイントになるでしょうね。

チリの品質も良くなってきているので、ニュージーランドをわざわざ選ぶシーン、というのがイマイチ思い浮かばないんですよね。

ソーヴィニヨン・ブランはすでに価格競争に巻き込まれている感じがあるけど、ピノ・ノワールはまだ高いレンジを保っていると思います。
ブルゴーニュの10,000円と、ニュージーランドの10,000円が同じ満足感を与えられるか、ここがこれからの課題になるでしょう。

ニュージーランドのワインをどういうシーンで活かせばよいのか、どのような料理に合うのか、というプロモーション提案が必要になるかと思います。
ただ、高品質、サスティナブル、というだけでは消費者は動かないでしょうね。

シレーニ セラーセレクション・ソーヴィニヨン・ブラン 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)

シレーニ セラーセレクション・ソーヴィニヨン・ブラン 2012
(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:10)\2260
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(NZ:マールボロ地区:12)\1837
(3)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:レモン、グレープフルーツ、青草香、ハーブ、石灰のようなミネラル、白い花
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、力強さがある
アルコール:強め
余韻:やや続く

【フレーヴァー】
フレッシュな、ミネラル感のある

【評価】
爽やかでフレッシュなまとまりだが、力強さがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡いが、輝きと粘性がある力強さを感じる外観。
若々しいので、ソーヴィニヨン・ブランが候補。

香りは、グレープフルーツや青臭香にミネラル感があり、完全にソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは、シャープでフレッシュなアタックから、シュール・リーのような旨味と、しっかした力強さを持っている。
ニューワールドのしっかり造られたソーヴィニヨン・ブランって感じ。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

教科書のようなソーヴィニヨン・ブランですね。

【総評】
シレーニ セラーセレクション・ソーヴィニヨン・ブラン 2012
SILENI CELLAR SELECTION SAUVIGNON BLANC 2012

ニュージーランド:マールボロ地区
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

エノテカの通販で、6本セット5,775円、1本あたり962円で購入。
参考価格は1,837円。

外観は、淡いけどギラギラした輝きと強い粘性があって、ワインの強さを感じさせます。

香りは、ソーヴィニヨン・ブランのお手本って感じの構成。
グレープフルーツや、爽やかな青草香、ミネラルやハーブ、花の印象もあるでしょうか。
とても爽やかな印象で、夏にピッタリって感じ。

味わいは、シャープで爽やかなアタックで、想像通りだけど、ボリューム感と力強さは想像以上。
シュール・リーのような旨味も感じられて、単に爽やかな飲みくちってだけじゃありません。

というか、強くてグイグイは飲めないので、そこは香りのイメージからは違うかな。
でも外観のイメージとはピッタリです。

さすがの安定感ですね。
エノテカが推しているシレーニだけのことはあります。

時間が経つと、樽の印象が出て来ました。

今日の晩御飯は、麻婆茄子と冷やっこ。
さすがにこのワインには合わないみたい。

ワインに主張があるので、わりとピンポイントで合わせないと難しい?
後味の強さ、でしょうか。ちょっと気難しい感じがあるみたいです。

ミックスナッツに合わせてみると、カシューナッツが一番合いますね。
アーモンド、ピスタチオはちょっとぶつかり合う感じ。

悪くないんですけど、何でしょうか、飲んでて落ち着かないというか。
気が抜けるポイントが無いんですね、きっと。
緊張感のある味?

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランらしい味わいなのですが、考えてみるとニュージーランドのワインって、こういった緊張感のあるタイプが多いような気がしますね。

しあわせ感が無いというか。

良いワインなんですが、個人的にはあまり好きになれないかも。

■楽天ショップへのリンク

[2012] セラーセレクション・ソーヴィニヨン・ブラン / シレーニ ニュージーランド マールボロ / 750ml / 白【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
ワイン専門誌『ワイン王国 55号』のブラインドテイスティング「酸とキレを楽しむ!1000円台のソーヴィニヨン・ブラン」にて超特選ベストバイワイン5つ星!★★★★★に選ばれました!!
「青草のフレッシュな香りが春にぴったり!
ニージーランド南島、マルボロ地区のワイナリーが造る、フレッシュなソーヴィニヨン・ブラン。グレープフルーツやハーブなど、豊かな香りがグラスを満たし、柔らかな酸味と硬質なミネラルが余韻を引き締める。バランスの良い仕上がりは料理全般と相性が良く、6~7度程度にしっかり冷やすとよりクリーンな印象になる。
タプナードを添えたカナッペやスモークサーモンなどのパーティー料理とともに、アペリティフの1杯に。」(記事抜粋)
ワイン専門誌『ワイン王国』で超特選ベストバイワインに選ばれました!
ワイン王国44号の5人のソムリエによるブラインドテイスティング
『2000円以下のお値打ちソーヴィニヨン・ブランはこれ!』にて超特選ベストバイワイン5つ星!★★★★★に選ばれました!!
輝きのあるレモングリーンの色調と、グレープフルーツ、ライム、カリン、白桃、ミネラル、ハーブ、イーストなどの様々なアロマを持つ、香り豊かな白ワイン。
ドライでフレッシュな酸味が続くシャープな味わいは食事との相性も良く、アウトドアにも最適。アフターに広がるスモーキーなニュアンスに、スモークしたサーモンやチキンなどの料理を合わせると、ワインの持つ個性ある味わいが楽しめる。(記事抜粋)
『ワイン王国49号』「ソムリエが選ぶ極上デイリーワイン」にて「ピエール・ガニェール・ア・トウキョウ」取締役総支配人渋谷氏に紹介されました!
渋谷氏のコメント:
「とにかくコストパフォーマンスが高い。フルーティーで飲みやすく、カジュアルな食事全般に合わせやすい」
雑誌『一個人』のトップソムリエ6人によるブラインドテイスティング「決定!2000円以下!品種別 極旨ワイングランプリ」のソーヴィニヨン・ブラン部門で見事、第1位に選ばれました!!
テイスターのソムリエ五味氏のコメント:
「ハーブのようにさわやかな香りが広がり、酸味も心地よい。
レモン添えのさんまの塩焼きに合う」
テイスターのソムリエ伊東氏のコメント:
「果実味、シャープな酸味とフレッシュな余韻が残る」
日本で一番売れている、ニュージーランドワイン、『シレーニ』。
世界中のコンペティションで高い評価を受けている、クリーンでクリアなテイストが魅力的!
本拠地は北島でワイナリーが集中しているホークスベイ。
ただし、 ソーヴィニヨン・ブランに限っては、南島のマルボロにこだわっています。
ワイナリー名のシレーニはローマ神話に登場する、酒の神であるバッカスの従者であるシレーニ神に由来しています。
このシレーニという神は、おいしいワイン、食事、そして素晴らしい仲間との生活を楽しんだとして知られています。
そんなワイナリーの気持ちもあってか、シレーニのワインは白・赤・スパークリングワイン、いずれも爽やかな仕上がりで、食事に相性抜群!
リーズナブルな価格も嬉しいエノテカデイリーワインの定番です。
こちらのセラーセレクションソーヴィニヨン・ブランは、アメリカ、イギリス、アジア各国のコンペティションで多くの賞を受賞している他、多くの専門誌などでも注目されています。
エノテカのデイリー・ワインの中でも、1位・2位を争うほどの人気ぶり!
洗練されたトロピカル・フルーツの香り、フレッシュな酸が果実味を引き立てています。
引き締まった酸と、ほのかな甘さを感じさせるさわやかな果実味。
バランスに優れ、ドライでフレッシュな後味が印象的なワインです。
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン 100%
評価:2009年はワインスペクテーター誌にて90点を獲得!

2013/07/20

ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2011

ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
VILLA MONTES CABERNET SAUVIGNON 2012

チリ:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

エノテカの通販で、6本セット5,775円、1本あたり962円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、よく熟した、色づきが良い、ツヤがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:すみれ、カシス、ブルーベリー、グリーン系スパイス、ヴェジェタル、青ピーマン、エーテル香、燻製肉
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ
タンニン分:当たりは優しいが、後味に強く残る
バランス:心地良い、流れるような、ややアルコールが浮き気味
アルコール度:強い
余韻:長め

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮感と強さがあるが、バランスがイマイチ

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は若々しい、紫がかった色調で、液面にツヤと輝きがあります。
粘性も強く、期待感を感じます。

香りは、まずフローラル香があり、それから濃縮感のある果実香、グラスを回すとやや重いグリーン香と、アルコールの印象も出てきます。
やや青臭さが強く、荒い印象でしょうか。

口あたりは、ソフトなタッチで柔らかく入ってきますが、アルコール感と後味のタンニンが強烈に強く、カラカラに乾くような後味。
特に、舌に残るタンニンは強烈で、舌の表面全体がしびれるような強さがあります。

ヴィラモンテスは白が良かったので、赤も期待してましたが、第1印象はイマイチ。

頑張ってる感はあるものの、バランスが悪く、口あたりも荒いですね。
肝心な部分が抜けているような、ひと味足らないような余韻です。

今日の晩御飯は、自家製ビーフカレー。
しっかりしたワインなので、ビーフに良く合うのですが、カレーでもワインがやや勝ち気味な感じです。

というか、アルコール感がやっぱり強いのかな。

カレーを、ご飯じゃなくて、ナンにつけると良く合いますが、でもやっぱり最後はワインが主張する感じ。
なんだか妙に自己主張の強いワインですね。

温度が上がると、さらにアラが目立ってきました。

白ワインが良かったので、過剰な期待をしてしまいますが、それを省いても、ややコストパフォーマンスは落ちる感じ。

カミさんに価格感を聞いたら1280円。
いまいち美味しくない、という感想でした。

■楽天ショップへのリンク

【送料無料&44%OFF】ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン&シャルドネ 赤白12本組/ モンテス チリ / 750ml×12【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
究極の晩酌ワインが登場!!
モンテスから新たなシリーズが入荷して来ました!
こちらのワインは、毎日でも飲みたくなる、晩酌にぴったりなワインです。
飲み口はとてもスムースなのに、味わいはしっかり、旨味もたっぷり。
日々の食卓にぜひとも加えていただきたいという思いで
お値段はなんと1本875円!!
高品質なチリワインがなんと44%OFFです!!
おまとめ買いのチャンスです!!!
モンテス社は1988年11月設立、エノテカ株式会社もまた1988年に設立され、モンテス社とともにその歴史を刻んできました。
ワインを愛する2つの魂が集結したワインをぜひお楽しみください。
キャラメル、シナモン、甘いキャンディーやミントなどのニュアンスがあり、フレッシュなフルーツの香りが特徴。
力強く、コクのある豊かな味わいは全ての人に親しみやすく、飽きのこない赤ワインです。

■関連リンク(モンテスのワイン)

2013/07/19

ヴィラ・モンテス シャルドネ 2012

ヴィラ・モンテス シャルドネ 2012
ヴィラ・モンテス シャルドネ 2012
VILLA MONTES CHARDONNAY 2012

チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13.55
ブドウ品種:シャルドネ

エノテカの通販で、6本セット5,775円、1本あたり962円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若い、やや大人しい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:シトラス、ミネラル、白い花、バタークリーム、塾した果実、ハーブ、ミント
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みがあり、力強い
アルコール:やや強め
余韻:やや続く

【フレーヴァー】
フルーティ、フローラル

【評価】
濃縮感があり、力強いが、フルーティでカジュアルな印象

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジっぽさとグリーンっぽさが混ざったようなイエロー。
輝きは弱めですが、粘性は強め。

香りは、力強く、華やか。
バターリィでコッテリした、シャルドネらしい印象。
最初は柑橘系の果実香、そこにバタークリームのような印象が加わり、ミネラルやミントのような爽やかなハーブの印象、時間が経つと、南国系の果実のような印象に変化します。
そこからさらに時間が経つと、樽香がプンプンしてきて、香りだけ嗅いでいると、2000円~3000円クラスの印象ですね。

味わいは、ほんのり残糖のある、甘みのあるアタックから、ボリューム感のある果実感が広がり、余韻は長めに続いて、後味にはしっかりした、フレッシュな苦味が残ります。

価格の割に、しっかりした、とても堂々とした印象ですね。
サービス精神旺盛って感じ。
ただ、コテコテのシャルドネって感じなので、好き嫌いは分かれそうです。

今日の晩御飯は、冷凍パスタの、ウニのクリームソースタリオリーニ。
こってりしたソースが、このワインとの相性がいいですね。

ただ、ウニの香りはワインにはちょっと合いません。
磯臭い感じが強いので、ワインではフォローできない?
ウニの香りがグラスに残ると、ワインが台無しになってしまいます。

ただこのパスタ、ウニの香りは弱いので、そこが合うポイントかも。
それにしてもこの冷凍生パスタ、シコシコした感じがなかなかいいですね。

晩御飯で残っていた唐揚げに合わせても大丈夫です。
ワインがしっかりしているので、唐揚げくらいでバランスが良い感じですね。
おつまみで、アボカドクリームチーズのトルティーヤに合わせてみましたが、これも良く合います。

食事が終わって、ワインだけになると、ちょっと軽い感じになりました。
どんどん樽臭くなるかと思ったら全然そんなことはないですね。

これはいいワインですね。

これが1000円くらいで買えるんだったら、人にすすめるときの第一候補です。

飲み進んでしっとり落ち着きてきたけど、力は落ちてきません。

このワイン、超おすすめです。

■楽天ショップへのリンク

【送料無料&44%OFF】[2012] ヴィラ・モンテス シャルドネ 12本組/ モンテス チリ / 750ml ×12 / 白【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
究極の晩酌ワインが登場!!
モンテスから新たなシリーズが入荷して来ました!
こちらのワインは、毎日でも飲みたくなる、晩酌にぴったりなワインです。
飲み口はとてもスムースなのに、味わいはしっかり、旨味もたっぷり。
日々の食卓にぜひとも加えていただきたいという思いで
お値段はなんと1本875円!!
高品質なチリワインがなんと44%OFFです!!
おまとめ買いのチャンスです!!!
モンテス社は1988年11月設立、エノテカ株式会社もまた1988年に設立され、モンテス社とともにその歴史を刻んできました。
ワインを愛する2つの魂が集結したワインをぜひお楽しみください。
バナナやトロピカルフルーツを思わせるアロマとバニラ、バターなどのニュアンス。
リッチでボリューム感があり、飲みごたえのある1本です。
トロリと喉になじむ感覚がやみつきになりそう。

■関連リンク(モンテスのワイン)

2013/07/18

カーサ・アンヘル ガルナッチャ・ティントレラ NV

カーサ・アンヘル ガルナッチャ・ティントレラ NV
カーサ・アンヘル ガルナッチャ・ティントレラ NV
CASA L'ANGEL GARNACHA TINTORERA NV

スペイン:バレンシア州:DOバレンシア
アルコール度:14%
ブドウ品種:ガルナッチャ・ティントレラ

セブンイレブンで、798円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、よく熟した、色づきが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、チョコレート、タバコの葉、赤身の肉、スパイス、カラメル
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:なめらか、やわらか、しっかり強い
タンニン分:サラサラした
バランス:心地良い、まろやか、甘みが強い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
残糖が多め、やわらかく飲みやすく、濃縮感がある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
若々しくて濃い外観。
ほぼ真っ黒で、液面は艶があり、粘性は強め。

香りは濃縮感たっぷり。
ちょっとプルーンくらいの濃厚な果実と、チョコレートやタバコの葉などの焦げ系の香り、やや硫黄の印象がある。

味わいは、飲んでビックリ、甘いですね。

どのくらいかというと、養命酒?
ポートワインとまではいきませんが、かなり甘く感じます。

口に含んでそれほど膨らまず、甘い印象から、しっかりした酸味が続いて、アフターはスッキリした感じ。
少しえぐ味が残るものの、後味はジューシー。

このシリーズ、白ワインがマスカット・オブ・アレキサンドリア種を使った、かなり個性的なタイプでしたが、赤ワインは一般的な品種のガルナッチャ・ティントレラ。
あれ意外と普通なの?って思ってたら、やはり個性的な味わいでした。

辛口ワインが全盛の中で、甘口の赤ワインって、かなりの冒険ですよね。

フィニッシュに甘さが残らずに、ベタベタしないスッキリした感じの赤ワインって、以前試飲会で飲んだことありましたが、それがコンビニで買えるってことがすごいです。

このシリーズ、テーマは「しあわせ感」ですね。
甘いのに濃厚で、口あたりも良く、ワインだけで、どんどん飲めちゃいます。

普通に辛口のワインを期待して買うと、人によってはがっかりするかもしれませんが、飲んでみると意外と美味しい、って思うのではないでしょうか。

今日の晩御飯は、コンビニのカレー。
でも黒毛和牛をつかった、ちょっと高いやつ。
カレーが濃厚でちょっと甘めで、デミグラスソースみたいな感じ。

このワインを合わせると、「甘み」がつなぎになりますね。

カレーも濃厚、ワインも濃厚なので、フォローしあうって感じじゃなくて、手を取り合って、深みに落ちていくような印象?
ややクドイ取り合わせです。

あー、このワイン、食事に合わせるには、やっぱりちょっと甘いかも。
フィニッシュが、ワインの甘さで落ちるので、食事の余韻が消えるみたいですね。

飲んだ時の気持ちが上がる感じはあるので、平日に夜リラックスするときに、ちょっと飲むってのはいいかも。
赤ワインとチョコレートを一緒に食べてる感じなんですよね。

トルティアチップスのアボカド味に合わせると、ちょうどいい感じです。
スナック系は良さそうです。

甘いワインをちびちび飲むような飲み方が好きな人にはOKだと思います。

個性的で魅力のあるワインだと思いますが、コストパフォーマンスは測りがたいですね。

ただ、甘い赤ワインってなかなか手に入らないので、こういったタイプがコンビニで買えるってのは、時代が変わったって感じがします。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/07/14

カリモチョ (赤ワインのコーラ割り)

カリモチョ (赤ワインのコーラ割り)
最近、赤ワインのコーラ割り、というものが流行っているらしいと聞いたので、早速試してみました。

ワインは、前日に開けた、ニュージーランドワイン、シレーニ・セラー・セレクション メルロー。
ちょっと軽めの赤ワインなので、コーラに入れるにはもう少し重いタイプがいいかも。

コーラは、スタンダードな普通のコカ・コーラ。

どのくらいの比率か分からず、ワインとコーラを、1対1で割ってみました。

見た目は、赤ワインの色が強めに出て、スパークリングの赤って感じで、悪くありません。

飲んでみると、コーラでもない、ワインでもない、不思議な飲み物。

香りは、コーラがメインで、そこに微かにワインの香りが混ざります。
ただ、冷えているので、ワインの香りは期待できませんね。

炭酸は弱めで、優しい感じになります。
個人的には、炭酸がこれくらい柔らかい方が飲みやすいかも。

カリモチョ (赤ワインのコーラ割り)
ちょっとサングリアっぽい印象になりますが、果実感や酸味が不足しているので、何となく拠り所がない感じ?

ワイン3:コーラ2くらいにしてみましたが、更に拠り所がない味に・・・

どちらかというと、コーラ比率が高い方が、味にまとまりが出そうですね。

暑い日に、ちょっとアルコールが入ってる飲み物が欲しい、って時には良さそうです。
ウイスキーで割るよりは優しい味わいになるので、女性はワイン割りの方が好きかもしれませんね。
蒸留酒よりは優しい印象になります。

ただ、酒好きには全然物足りないと思います。
それから、ワイン好きな人にも勧められないかな。

いろいろ調べてみると、「カリモチョ」って、スペインではスタンダードな、パーティドリンクみたいですね。

たしかにこれは、パーティ用としてはいいかも。
みんなで楽しく飲む時は、ちょっとオシャレ感もあって、女子受けも良さそう。
アルコール度も抑えられるので、あまり酔いたくない時はいいかもしれませんね。

ボデガ・ノートン ヴィスタフロー・ソーヴィニヨン・ブラン・シュナン・ブラン 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)

ボデガ・ノートン ヴィスタフロー・ソーヴィニヨン・ブラン・シュナン・ブラン 2012
(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:10)\2260
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(NZ:マールボロ地区:12)\1837
(3)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080
(4)ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン(アルゼンチン:メンドーサ州:12)\1050
(5)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー:11)\962

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:わずかにオレンジを感じる、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若い、色づきが良い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、パッションフルーツ、菩提樹、ハーブ香、ヴァニラ、キャンディ
香りの印象:第1アロマが強い、アロマティック、若々しい

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、キツめ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムで、ドライで、力強さがある
アルコール:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ、スパイシー

【評価】
シンプルなまとまりだが、ややトゲトゲしい強さがある。

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【判定】
外観は、若々しいがほんのりオレンジがかっているのが特徴。
輝きも強く、しっかりしたワインの印象。

香りは、まずライチ香のようなアロマティックな印象。
南国系の果実や熟した果実の印象に、スパイスの印象が混ざる。
品種の印象では、シュナン・ブラン。

味わいは、スリムでシンプルながら、しっかりした強さがある。
ほんのり甘く、フルーティな感じはニューワールド。
ややアルコールが浮いているようなバランスの悪さがある。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブランのアルゼンチン
で、ピンポン

シュナン・ブランらしい、特徴的な果実感があります。

【総評】
ボデガ・ノートン ヴィスタフロー・ソーヴィニヨン・ブラン・シュナン・ブラン 2012
BODEGA NORTON VISTAFLOR SAUVIGNON BLANC CHENIN BLANC 2012

アルゼンチン:メンドーサ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン50%、シュナン・ブラン50%

エノテカの通販で、6本セット5,775円、1本あたり962円で購入。
参考価格は1,050円。

外観は、ややオレンジっぽい中庸な濃さのイエローで、輝きのある外観。

香りは、熟した独特な果実感と、ハーブ香とフローラル香。
華やかさがあって、しっかり強めの香り。

味わいは、やや強めながら、口あたりはソフト。
飲み始めは、スレンダーでアルコールが浮いたトゲトゲした印象でしたが、時間がたつと、ふっくらとマイルドでフルーティ、ほんのり甘みのあるソフトな味わいになってきました。

今日の晩御飯は、自家製のコロッケ。
普通のコロッケと、カレーコロッケの2種類。

このワイン、普通のコロッケにとても良く合いました。
香りは強いのですが、合わせる食事の幅が広そうです。

食事が終わって、ビーフジャーキー、ガーリックラスク、ブラックペッパーラスクに合わせても、とても馴染みがいい。

ちょっと温度高め(15度くらい?)がなめらかで、トロトロの味わいになって、美味しいですね。
最初の印象はイマイチでしたが、どんどん良くなってきました。

ワインだけでも十分美味しく飲めます。

良いワインですね。
マイルドで、フルーティな飲みくちに、後味は苦味がやや強めに残って、でもジューシーさがあります。
シュナン・ブランがアクセントになってて、個性を出していますね。

味わいはシンプルで複雑性はありませんが、ニューワールドらしい、ふところの深さがあって、いいバランスでまとまってます。

コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

[2012]ヴィスタフロー・ソーヴィニヨン・ブラン・シュナン・ブラン / ボデガ・ノートン アルゼンチン メンドーサ/ 750ml / 白【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
クリスタル・ガラスで有名なスワロフスキー社が所有し、ハイクオリティなワインを造る、ボデガ・ノートン。
エノテカでは通称ノートンとして根強い人気を誇ります。
アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスから西へ1000km、アンデス山脈のメンドーサ地区を中心に、ノートンの畑が広がっています。
アルゼンチンは標高が高く、昼夜の気温差により色濃く完熟したブドウが育ちます。
加えてアンデス山脈からの風の影響でブドウは乾燥し、1年を通して病害虫や腐敗の心配がありません。
つまり、殺虫剤や除草剤が必要ないため、自然とオーガニックでナチュラルなワインを造ることができるという訳です。
このようにブドウ栽培に恵まれた天国のような土地で造られるノートンのワインは、プレミアムワインからヤング・バラエタルのシリーズまで、リーズナブルながら、どれもハイクオリティ&ハイコストパフォーマンス!!
凝縮された溢れんばかりの果実味と豊かで広がりのある酸とのバランスが良い、最高に美味しいワインが造られています。
このヴィスタフロー・シリーズは果実味豊かで現代的なスタイルで作られたシリーズとなっています。
このソーヴィニヨン・ブランとシュナン・ブラン、50%ずつで作られたこちらのワインは、ステンレスタンクで16~18℃で14日間、厳選された酵母により発酵が行われます。
新鮮ではじけるような生き生きとした味のハーモニー、草原をイメージさせるような爽やかさの中にある、トロピカルフルーツのニュアンス。
淡い黄緑の美しい色合いが魅力的なワインです。
とても飲みやすく、デイリーな日本食にも合うワイン。
溌剌としたワインを気軽に楽しみたい時に、おすすめの一本です!

2013/07/13

シレーニ・セラー・セレクション メルロー 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

シレーニ・セラー・セレクション メルロー 2011
(1)メルロー(NZ:ホークス・ベイ地区:11)\1837
(2)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ:11)\1680
(3)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(4)マルベック、サンジョヴェーゼ(アルゼンチン:メンドーサ州:12)\1050
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:コルチャグア・ヴァレー:11)\962

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:黒っぽいルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:やや熟成感がある、落ち着いた

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:フローラル、ミネラル、硫黄、エーテル香、ドライハーブ、カラメル
香りの印象:やや閉じた印象?香りが弱い

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらか、弱め
タンニン分:緻密、なめらか
バランス:やわらかな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプル、素っ気ない

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
2~3年くらいの熟成感を感じる、落ち着いた外観。
あるいは、落ち着いた色調の品種?
透明感があり、底がうっすら見えるくらい。
この段階では、サンジョヴェーゼかガメイ。

香りは、弱めで、硫黄の印象が強めで、品種の個性がイマイチ感じられない。
ガメイっぽい感じではなくて、どちらかというとサンジョヴェーゼ。
そこに青臭いような印象が混ざる。

味わいは、軽めのミディアムボディくらいで、ドライ。
ニューワールドのイメージではない。

ほぼイタリアのサンジョヴェーゼに決まりだが、ガメイの可能性も捨てがたい。
今回のガメイは、ルイ・ラトゥール。
品種の力は弱いけど、ワインメーカーが上品に仕上げた、というようなイメージが、迷うポイント。

でもやっぱり、ガメイらしさが無いかな。

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、メルロー
で、ブー

なんと、ニュージーランドのメルロー

【総評】
シレーニ・セラー・セレクション メルロー 2011
SILENI CELLAR SELECTION MERLOT 2011

ニュージーランド:ホークス・ベイ地区
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー

エノテカの通販で、6本セット5,775円、1本あたり962円で購入。
参考価格は1,837円。

外観は落ち着いた色調で、深い透明感があります。
輝きもあって、ちょっと期待感がありますね。

香りは弱くて、硫黄の印象が強め。
硫黄じゃなくて、還元香?
とにかく、香りは弱めです。

味わいは、軽めのアタックから、膨らまず、じわっと旨味が広がって、やや水っぽい後味。
作りは丁寧な印象ながら、ブドウの力がとても弱い印象を受けます。

最近のニュージーランドのワインって、こういった弱々しいタイプが多いような。

つい数日前にセミナーを受けてきましたが、2010年、2011年は、力が無いって言ってたような。
しかも、あまり過熟させずに早摘みするのが流行っているって事ですが、まさにそんな感じ?

ブラインドテイスティングでは、伝統産地の印象がありましたが、ニュージーランドのワインって、一般的なニューワールドのタイプではないですよね。
独特のフィロソフィーを持っている感じがします。

今日の晩御飯は、自家製のピラフと、パスタサラダ。
普通赤ワインだと合わないのですが、このワイン、軽いので、何となく馴染みます。

ビーフジャーキーだと、木っ端微塵に消え去りますね。
跡形もなくなって、何のフォローもなし。

ワインだけだと、気兼ねない感じで美味しく飲めます。

ただ、このワインが2000円弱と考えるとさすがに高い。
1500円くらいまでが許容範囲?

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
元値は1800円くらいというと、それは高い、でも悪くないという評価。

食事には合わせやすそうという感想でした。

ワインが飲みきれなかったので、冷蔵庫に入れておいて、次の日に飲んでみたら、香りが華やかになってました。
サン・テミリオンとか、ブルゴーニュのようなイメージでしょうか。

このワイン、デキャンタージュとかした方がいいのかも。

ポテンシャルを持ってるワインなので、飲み方をちょっと考えた方が良さそうです。

■楽天ショップへのリンク

[2011] セラーセレクション・メルロ / シレーニ ニュージーランド ホークス・ベイ / 750ml / 赤【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
チーフ・ワイン・メーカー、グラント・エドモンズ氏の最も得意とするメルロを使用した自信作!!
日本で一番売れている、ニュージーランドワイン、『シレーニ』。
世界中のコンペティションで高い評価を受けている、クリーンでクリアなテイストが魅力的!
本拠地は北島でワイナリーが集中しているホークスベイ。
ただし、ソーヴィニヨン・ブランに限っては、南島のマルボロにこだわっています。
シレーニは世界で認められる程のプレミアム級の品質のワインを生産しています。
シレーニ・エステートのチーフ・ワイン・メーカー、グラント・エドモンズ氏はフランスのボルドー、ブルゴーニュ、アルザス、オレゴン、オーストラリア、チリでワイン造りを学んだベテランで、国内外のコンクールで数々の賞を受賞しています。
グラント・エドモンズ氏はかつてサン・テミリオンのシャトー・パヴィで働いていた経験もあり、得意品種はメルロを使用した赤ワイン。
白ワインのイメージの強いシレーニですが、赤・白全てのワインが美味しい理由はこの辺りにあるのかもしれません。
ワイナリー名のシレーニはローマ神話に登場する、酒の神であるバッカスの従者であるシレーニ神に由来しています。
このシレーニという神は、おいしいワイン、食事、そして素晴らしい仲間との生活を楽しんだとして知られています。
そんなワイナリーの気持ちもあってか、シレーニのワインは白・赤・スパークリングワイン、いずれも爽やかな仕上がりで、食事に相性抜群!
リーズナブルな価格も嬉しいエノテカデイリーワインの定番です。
そしてこちらはグラント・エドモンズ氏が造るメルロ。
最も得意とし、こだわりを持っているワインです。
ニュージーランド・ホークス・ベイのメルロに最適なテロワールで造られます。
機械を使わずに全て手作業で収穫し、タンクで発酵を行います。
ワインはその後、マロラクティック発酵させるため樫の木の樽に移し、12~15ヶ月の間、樽で熟成させます。
濃い赤色。熟したプラムや黒系果実の味わい、ホークスベイらしいメルロの特徴が良く表れています。
滑らかでやさしいタンニン、芳醇で豊かな果実味、程よい酸。
バランスに優れたこのメルロは若いヴィンテージの内から楽しむことができますが、2~4年熟成させることも可能です。
メルロが主体で約70%以上使用。
残りはカベルネ・フランとマルべックをヴィンテージによってブレンド比率を変えて使用しています。

レ・テラス ブラン グルナッシュ/ソーヴィニヨン 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

レ・テラス ブラン グルナッシュ/ソーヴィニヨン 2011
(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:10)\2260
(2)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーラン他(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPセヴェンヌ:11)\1080
(3)グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ:11)\798

の3本のなかから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:わずかにグリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、色づきが弱い、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:レモン、青りんご、ビネガーのような印象、白い花、香りが弱く要素がつかめない
香りの印象:やや酸化の印象、香りが弱め

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:スムーズな、やわらか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:コンパクトで、ドライ
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
ミネラル感のある

【評価】
シンプルで、固い感じ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
外観の輝きがあって、色づきが弱い感じは、アリゴテ?

香りは弱く、レモンや青りんごのようなイメージもアリゴテ。
ただ、あまりに香りが弱く、2000円を超えるようには感じられない。

味わいは、口当たりが弱く、アルコール度が強め。
酸味もややダレていて、ハリがない。
全体的に力もなくて、1000円を下回る感じ。

アリゴテの印象というか、コロンバールとかの印象?
いわゆるローカル品種の印象が強い。

そうなると、南仏の2つのどちらかだけど、これといって決め手がない。

マイナー品種の印象が強いので、これはラングドックの方かな。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ブールブーランのラングドック・ルーシヨン
で、ブー

グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブランのアルディッシュの方でした。

【総評】
レ・テラス ブラン グルナッシュ/ソーヴィニヨン 2011
LES TERRASSES GRENACHE SAUVIGNON 2011

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、798円で購入。

外観は、色づきが弱めながら、グレーっぽい、金属質な輝きがあります。

香りはリンゴのような、シードルのような印象があって、酸化をイメージさせます。
弱くて、他の要素はあまり感じないですね。

味わいはライトなアタックから、あまり膨らまず、やや力の無い感じで、第一印象はイマイチ。

ただ、時間が経つと、心地良いフルーツ感が出てきて、当初のダレた感じはなくなってきました。

今日の晩御飯は、自家製のピラフと、パスタサラダ。
このワイン、食事の邪魔をしないという点でよく合います。

おつまみで買った、シャトレーゼの、ブラックペッパーのラスクにはバッチリ。
ガーリックのラスクには、ワインがやや負けます。

合わせる食事の幅は広そうですね。
第一印象はあまり良くなかったですが、後半良くなってきました。

カミさんに価格感を聞いたら、880円くらいで、ほぼ正解。
ただ、悪くないけど、つまらない、って感想でした。

確かに、まあ悪くないってくらいの印象でしょうか。

2013/07/12

カーサ・アンヘル マスカット・オブ・アレキサンドリア NV

カーサ・アンヘル マスカット・オブ・アレキサンドリア NV
カーサ・アンヘル マスカット・オブ・アレキサンドリア NV
CASA L'ANGEL MUSCAT OF ALEXANDRIA NV

スペイン:バレンシア州:DOバレンシア
アルコール度:11%
ブドウ品種:マスカット・オブ・アレキサンドリア

セブンイレブンで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若い、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:マスカット、菩提樹、キンモクセイ、グリーン系ハーブ、スパイス、アニス
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:スムーズな、柔らかな、爽やかな
苦味:爽やかさを与える
バランス:溌剌とした、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ、フローラル

【評価】
個性的な香り、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
ちょっと珍しい、マスカット・オブ・アレキサンドリア種で作られたワインです。
いわゆる、「マスカット」ですね。

こういったアロマティック品種は、香りが強すぎてイマイチなものも多いですが、このワインはとても華やかで、良い感じ。
最近は、ゲヴュルツトラミネール種を使った、香りの華やかなワインがありますが、ちょっと似てますね。

香りの華やかさを活かしながら、味わいはドライにスッキリと仕上げてます。

外観は、ちょっとオレンジがかった、色調で、輝きは強め。
ただ、グラスに残る脚が独特で、個性的な品種であることが分かります。

香りは鼻を近づけなくても、プンプンとマスカット香が香ります。
このワイン、ただのマスカット香ではなく、香水のような花の香りが強めですね。

女性はこういった華やかな香りのワインは好きなのではないでしょうか。
ちょっとグリーン系のスパイスと、アニスのようなクセのある感じもあって、複雑で華やか、気分も上がる感じです。

味わいは、すっきりとした軽めのアタックで、酸も苦味もアルコール度も、すべてマイルド。
フィニッシュもキレイに消える感じで、味わいは上品な印象。
とにかくフェミニンな、女性にやさしい感じですね。

ちょっと温度高めで飲み始めたので、特に柔らかさが出てるのかもしれません。

ただ、これくらい香りが強いと、食事に合わせにくそうですね。

今日の晩御飯は、コンビニのトマトソースパスタ。
ガーリックと唐辛子が、しっかり効いてます。

このワイン、ガーリックの強い料理に良いみたい。
トマトソースにも良く合いますね。

モッツァレラとトマトとバジルのピザ、なんてよく合いそう。
トマトソースのパスタ全般にも合いそうですね。

一人暮らしのOLさんが、金曜日に、一週間頑張った自分へのご褒美で一人自宅飲みしてる、ってシーンが浮かびますね。
料理はデパチカとかコンビニで、手間をかけずに、ゆっくりと一人楽しんでるって感じ。

まあ、パスタくらいなら簡単に作れるので、自分の好きなパスタを作って、合わせるってのも良さそうです。

とにかく女子向きで、フェミニンな印象のワインですね。
仕事で疲れたOLさんに、おつかれさま、って注いであげたい感じ。

もちろん、友だちとワイワイやるときにも、このワインは良さそうです。

男子のみなさんは、女子にワインをすすめる時に、抑えておくといいかも。
ワイン好き女子には不評かもしれませんが、あまりワインを飲まないって女子には、きっと美味しいって言われること間違いなし。

まさに女子会向けワインですね。

ラベルも夏向けの爽やかなデザインで、ひょっとしたら、期間限定の企画物ワインかもしれません。

このワイン、冷やしすぎると、苦味が強くなりますね。
単調な印象で、良さがちょっと減るみたい。

ワイン好きな人だったら、やや温度高め、とはいっても10~15度くらいでしょうか。
冷蔵庫に入れとくと、ちょっと冷えすぎって感じです。

コンビニでちょっと変わったワインが欲しい時には、これはいいですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2013/07/10

ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012 (2回目)

ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012
ドロスディ・ホッフ シャルドネ 2012
DROSTDY HOF CHARDONNAY 2012

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、598円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:熟した果実、マンゴー、蜂蜜、バタークリーム、ミネラル、白い花
香りの印象:開いている、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな
バランス:溌剌とした、ふくよかな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
濃縮感とフルーティさがあり、リッチ。

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
このワイン2回目ですが、、安売りになっていたので、また買ってしまいました。

やや輝きがあって、色付きがよく、期待感のある外観。

香りは、バターリィでリッチなシャルドネタイプ。
熟した果実香があり、クリームやカラメルのような深みと、ミネラル感もあります。
ちょっと硫黄っぽさも感じますが、悪い印象はありません。

味わいも厚みがあって、リッチ。
フレッシュ、フルーティで、厚みのあるアタックから、少しふわっと膨らみ、後味は心地よい果実感が残ります。
安定感のある味わいです。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
合わせると、ワインの後味の苦味が強く出てしまいます。

料理がワインをカバーしてくれない感じですが、でもワインに安定感があるので、破綻はしませんね。
クリーム系のパスタだったら、ワインとの相性は良さそうです。

おつまみの、ストリングチーズ(スモーク味)にはピッタリ。
試しにチョコボールに合わせみましたが、ワインが負けません。

いろいろなシーンで活きる、コストパフォーマンスの高いワインですね。

ワンコインでは物足りないときには、プラス300円でちょっとリッチな気分に。
週末に飲むにも十分な品質ではないでしょうか。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2013/07/09

ヴィーニャ・カロッサ ブランコ NV

ヴィーニャ・カロッサ ブランコ NV
ヴィーニャ・カロッサ ブランコ NV
Vina Carossa Blanco NV

スペイン:ヴィノ・デ・メサ
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ

グルメシティで、480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、艶のある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ミネラル、クリーム、グレープフルーツ、かすかにハーブ、かすかに白い花
香りの印象:若々しい、極端に弱い

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:やわらか、力が弱い
バランス:ライト、ドライ、やや水っぽい
苦味:控えめ
アルコール:弱め
余韻:短い、水っぽい

【フレーヴァー】
ミネラル感のある

【評価】
シンプル、力が無い

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めながら、艶っぽい輝きがあって、ちょっと期待感があります。

香りは極端に弱いながらも、ミネラル感とか、白い花の印象とか、上品な感じです。

味わいは、極端に軽いアタックから、水っぽくなってすぐに消える。

これはイマイチかも。

今日の晩御飯は、イカとじゃがいもの炒めもの。
このワイン、軽いので食事の邪魔をしないですね。

ガラムマサラがあったので、ちょっと料理にかけて合わせてみると、スパイスにワインが完全に負けてしまってダメ。

このワイン、超軽いので、和食くらいの方が合いそうです。

食事が終わって、ワインだけになると、さすがに素っ気ないというか、味がないというか、飲んでてありがたみが無いというか。
しかも、何だかあまり酔わないですね。

爽やかさとか、フルーティさも弱めなので、飲んでて、だんだんつまらなくなってきます。
そんなにバランスは悪くないと思うのですが、魅力がほとんど無い感じ。

これはさすがにリピートは無いかな。

最近のワンコインワインの中では、かなり下の方のイメージでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ユニオン・セラーズ ヴィーニャカロッサ ブランコ 750ml[ユニオン・セラーズ スペイン(ワイン) ケンコーコム]【ポイント10倍】1回の決済で5000円以上購入するとP10倍!7/21(日)23:59迄※P付与9/20頃

※サイトより引用
「ユニオン・セラーズ ヴィーニャカロッサ ブランコ 750ml」は、スペイン・バルセロナ郊外で造られたデイリーワインです。
フルーティで爽やかな柑橘系の香りが広がり、軽やかな酸味が楽しめる白ワイン。ライトボディ・やや辛口。

2013/07/07

ブリコ ピノ・ノワール 2012 (ブラインドテイスティング:外す)

ブリコ ピノ・ノワール 2012
(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ:11)\1680
(2)ピノ・ノワール(仏:地理的表示無し:12)\1480
(3)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:鮮やかな紫のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、濃縮感がある

【香り】
豊かさ:やや弱い
特徴:イースト香、グリーン系ハーブ、ガリーグのような、オリエンタルスパイス、ヴェジェタル、プルーン、松前漬け?
香りの印象:開いている、個性的な香り

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらかな、強さがある
タンニン分:緻密、サラサラした、弱め
バランス:まろやかな、流れるような、アルコールが浮き気味
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
シンプルで軽め。個性的なまとまり。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
鮮やかな紫色のフチをした、濃い外観。
ねっとりした液面で、深みのある輝きがある。

香りは、紹興酒のような、佃煮のような、個性的な印象がある。
煮詰めた果実とオリエンタルスパイスのような感じ。
サンジョヴェーゼで時々こういった印象を感じることがある。

飲みくちはミディアムボディで、果実感は少なく、ドライでスパイシーな印象。
アルコールがやや浮き気味で、ややバランスが悪い。

ちょっとぶどうを干してからワインにしたようなイメージ?

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、メルロー
で、ブー

なんと、ピノ・ノワール!

【総評】
ブリコ ピノ・ノワール 2012
Bourricot Pinot Noir 2012

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1480円で購入。

このピノ・ノワールは、ほとんどの人が当たらないのでは。

まず、外観が鮮やかな紫って点で、ピノ・ノワールらしくない。
ピノ・ノワールって、若くても、落ち着いた色調のものが多いですよね。(いいわけ)

外観は、深い透明感があって、濃く作られたピノ・ノワールって感じ。

香りは、独特な焦げ系の香りが、品種本来の香りを隠しています。
オリエンタルスパイスとか、紹興酒とか、松前漬けのような印象があったのは、すべて木樽由来の香りみたい。
ピノ・ノワールが本来持っている繊細さはあまり感じられません。

味わいは、マイルドで飲みやすく、ドライ。
軽めのアタックから、ふわっと少しボリュームが出て、ドライで辛口のフィニッシュ。
すっきりした辛さで、後味はキレイです。

飲み終わりの満足感は良いですね。

でもピノ・ノワールってことがイマイチ納得いかないんですよね。
らしくない、というか。

今日の晩御飯は、豆腐と山芋入りハンバーグ。
ハンバーグと言いながら、ほぼ精進料理のような味わい。

あまり期待せずに合わせてみると、意外と悪くありません。
このワイン、ちょっと独特な味わいですが、食事には合わせやすいみたい。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
今日の食事には合わなかったけど、美味しい、という評価です。

食事が終わって、ワインだけになってもそれなりに飲めますね。
最初に感じた不思議な香りはだんだん落ち着いてきました。

でも個人的には、ちょっとつまらないタイプのワインかな~。
ニューワールド的というか。

角が落とされすぎて、個性が消えてて、ちょっとお化粧気味な印象なんですよね。

■楽天ショップへのリンク

ブリコ ピノ・ノワール

※サイトより引用
「Bourricot」はブルゴーニュのメルキュレーのネゴシアン、「N. ランジュロン」によるヴァン・ド・ペイのブランドで、2010年にモンペリエで開催された南仏ワインの大展示会「ヴィニシュッド」及び「VINEXPO香港」で発表され注目を集めました。
ピノ・ノワールはロワール産、シャルドネは南仏産で、それぞれの地域から買い付けたぶどうから醸造してつくられます。
「私たちはブルゴーニュのネゴシアンですので、なによりも上品さを重視します。いわゆる「濃い」ワインは造りません。ピノ・ノワールは、石灰岩質と泥灰土質の土壌にこだわって、とりわけミネラルに富むものを買い付けました。」(マルタン・ローラン)。
「ブリコ」はロバのことで、酒神「サン・ヴァンサン」のしもべです。
ブルゴーニュでは、サン・ヴァンサンとロバに関する様々な言い伝えがありますが、その昔このロバがある畑の葉や枝をむしゃむしゃと食べたところ、その畑のぶどうが素晴らしい出来になった、そこから剪定が発見されたという話にもあるように、ロバがサン・ヴァンサンに、栽培とワイン造りを伝えたということになっています。
「そのロバにあやかりたいと思って、ブランド名に採用しました」(笑)。
ニューヨークのビストロなどでちょっとしたブームになっているという「ブリコ」。
濃過ぎずちょうどよいバランスです。
ロワール産のピノ・ノワールを買い付け、ステンレスタンクで 醸造しました。
造り手のマルタン・ローラン氏は、 「私達は、ブルゴーニュのネゴシアンですので、何よりも上品さを重視します。いわゆる『濃い』ワインは造りません。 ピノ・ノワールは石灰岩質と泥灰土質の土壌にこだわって、とりわけ ミネラルに富むものを買い付けました。」
ニューヨークのビストロなどでちょっとしたブームになっているという「ブリコ」。
濃過ぎずちょうどよいバランスです。

2013/07/06

シレーニ・ヌーヴォー ピノ・ノワール 2013

シレーニ・ヌーヴォー ピノ・ノワール 2013
シレーニ・ヌーヴォー ピノ・ノワール 2013
SILENI NOUVEAU PINOT NOIR 2013

ニュージーランド:ホークス・ベイ地区
アルコール度:13%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

エノテカの通販で、1995円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほんのり紫の、明るいルビー
濃淡:明るい
粘性:やや強め
外観の印象:若い、軽い、明るい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:黒蜜、カンロ飴、ちょっと麝香、タバコ、干しプラム、木イチゴ、血液
香りの印象:開いている、木樽の印象?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:サラサラした、弱い
バランス:心地良い、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
超ライト、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、クラレットって感じの、明るいルビー色。
グラスの底が完全にはっきり見えるくらいの明るさです。

香りは、最初にアンピルマティックな焦げ系の印象がきます。
カラメルとか、飴のような印象。
悪臭系の要素も入っていて、複雑さを感じるけど、肝心のフレッシュ感が弱いですね。
何か重い感じです。

味わいは、超ライト。
ちょっと水で薄めたくらいの感じ。
酸味もタンニンも、まとめて弱く感じるので、第一印象はちょっとイマイチ。

飲み進むと変わってくるのを期待しましょう。

今日の晩御飯、夏野菜のキーマカレー。
このワイン、軽いので、スパイスに負けて合いませんね。

でも、負けるけど、変に主張がある、みたいな。

そうなんですよね、このワイン、軽いんだけど、主張があって、ここは譲れない、みたいなところがありますね。

シャトレーゼで買った、トマトバジルのラスクにはピッタリ合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
1995円はヌーボーだとしても高い、という評価。

食事終わっても、ワインだけで飲めるタイプですね。

軽いのでだんだん飽きてくるかと思いましたが、沁みる味わいがあって、時間がたっても、飽きてきません。

でもまあ、コストパフォーマンスはいまいちかな。
季節モノと考えると、まあ許せる範囲かな、って感じでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【全商品ポイント10倍!!】【7月1日解禁!】 2013 シレーニ・ヌーヴォー・ピノ・ノワール / シレーニ・エステート/ 750ml / 赤【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
日本NO.1ニュージーランドワイナリーの「シレーニ・エステート」が造る
(※食品産業しんぶん2013 年2 月11 日号「2012 年銘柄別ランキング」にて、日本のニュージーランドワイン輸入数量No.1 となりました。)
ヌーヴォー(新酒)が昨年に引き続き登場!!
シレーニ・エステートと言えば、1998年に初めてリリースして以来、世界レベルの大会や2005年にロンドンで行われたインターナショナル・ワイン・チャレンジで
ベストバリュー白ワイン、
ベストニュージーランド白ワイン、
ベスト・ソーヴィニョン・ブランの
3つの賞を獲得するなど、世界的な評価を受けています。
ヌーヴォーというと、11月に解禁するフランスのボージョレー・ヌーヴォーが有名ですが、ニュージーランドは南半球のため、秋のニュージーランドから夏の日本へ、今年の一番搾りワインが到着します。
夏の暑い時期に、冷やして美味しいヌーヴォーが楽しめます。
こちらのシレーニ・ヌーヴォーは瓶詰を通常よりも早く行うため、よりフレッシュなブドウ本来の味わいや、いきいきとした果実味が楽しめます。
二酸化炭素が完全に溶け込む前に瓶詰めをするため、新酒によくみられるプチプチとはじけるような飲み口です。
ヌーヴォー・ピノ・ノワールは、よく熟したチェリーの香りがあり、複雑な柔らかい味わいの中にスパイシーなニュアンスを感じることができます。
チャーミングでスムース、非常にエレガントな仕上がりです。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

シレーニ・ヌーヴォー ソーヴィニヨン・ブラン 2013

シレーニ・ヌーヴォー ソーヴィニヨン・ブラン 2013
シレーニ・ヌーヴォー ソーヴィニヨン・ブラン 2013
SILENI NOUVEAU SAUVIGNON BLANC 2013

ニュージーランド:ホークス・ベイ地区
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

エノテカの通販で、1995円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きの弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:レモン、グレープフルーツ、青草香、やや石油香?、ヴァニラ、ラムネのような甘い香り、ちょっとバナナ、ミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:フレッシュ感を与える
バランス:溌剌とした、意外と強め
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ、フレッシュな

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
7度以下、8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
今年はじめてのヌーヴォー。
2013年のワイン初飲みです。

外観は淡くて、それほど輝きは弱めで、小さな気泡がグラスの内側に付着します。
あまり期待感はありませんが、まあ新酒なので。

でも、香りはフルーツ感とミネラル感とハーブ香が混ざって複雑。
爽やかさがあって、夏らしい香り。
これはいいですね!

味わいは、フレッシュでフルーティ。
軽めのアタックから、穏やかな酸がじわっと後半にかけて強くなっていく感じで、意外とふっくらした印象。
アルコール度はやや高めの印象があるけど、後味はジューシーな酸味が残ります。

これはまさに夏に飲みたいタイプの白ですが、ただフレッシュなだけじゃなくて、穏やかな優しさを持っているところがポイントでしょうか。
とても上品でおだやかな白い服を着た婦人とお話してるみたいな、素敵な気分になります。

ところが、グラスに入れて時間が経つと、木のチップのような樽香が出てきました。
おやおや、随分お化粧されてないかい、って感じ?
もうちょっと爽やかさを続けて欲しかったな~。

とはいえ、飲みやすくて、美味しいワインであることは間違いありません。

今日の晩御飯は、夏野菜のキーマカレー。
さすがに白ワインは合いませんね。
しかもこのワイン、ライトなので、カレーはまったく無理です。

シャトレーゼで買った、バジルトマト味のラスクには、ぴったり合いましたね。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
1995円と伝えたら、それは高い、という評価。

まあ、縁起物なので、やや高めなのはしょうがないかな~。
来年もお財布に余裕があったら、買ってみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

【全商品ポイント10倍!!】【7月1日解禁!】 2013 シレーニ・ヌーヴォー・ソーヴィニヨン・ブラン / シレーニ・エステート/ 750ml / 白【楽ギフ_包装】

※サイトより引用
日本NO.1ニュージーランドワイナリーの「シレーニ・エステート」が造る
(※食品産業しんぶん2013 年2 月11 日号「2012 年銘柄別ランキング」にて、日本のニュージーランドワイン輸入数量No.1 となりました。)
ヌーヴォー(新酒)が昨年に引き続き登場!!
シレーニ・エステートと言えば、1998年に初めてリリースして以来、世界レベルの大会や2005年にロンドンで行われたインターナショナル・ワイン・チャレンジで
ベストバリュー白ワイン、
ベストニュージーランド白ワイン、
ベスト・ソーヴィニョン・ブランの
3つの賞を獲得するなど、世界的な評価を受けています。
ヌーヴォーというと、11月に解禁するフランスのボージョレー・ヌーヴォーが有名ですが、ニュージーランドは南半球のため、秋のニュージーランドから夏の日本へ、今年の一番搾りワインが到着します。
夏の暑い時期に、冷やして美味しいヌーヴォーが楽しめます。
こちらのシレーニ・ヌーヴォーは瓶詰を通常よりも早く行うため、よりフレッシュなブドウ本来の味わいや、いきいきとした果実味が楽しめます。
二酸化炭素が完全に溶け込む前に瓶詰めをするため、新酒によくみられるプチプチとはじけるような飲み口です。
ヌーヴォー・ソーヴィニヨン・ブランは、フレッシュな青リンゴやライム、グレープフルーツなどの柑橘類に爽やかなハーブのアロマが感じられます。
よく冷やしていただくと、さらにフレッシュな魅力が引き立つでしょう。
アスパラやスナップエンドウなどの季節の野菜、シーフード料理などと好相性です。
花火やパーティーなどの友達同士の集まりなどにもオススメです!

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2013/07/05

ガストン シャルドネ 2012

ガストン シャルドネ 2012
ガストン シャルドネ 2012
Gaston Chardonnay 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

マルエツで、848円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ややオレンジっぽい、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:よく熟した、若い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:花梨、パイナップル、バター、ヴァニラ、マンゴ、ナッティ、蜂蜜、アカシア
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、フレッシュ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みのある、力強い
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ、濃縮した

【評価】
濃縮感があり、力強さをもっている。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【総評】
1000円以下のワインだけど、厚みがあり、ボリューム感があります。
しっかりしたシャルドネのイメージですね。

外観は、黄金色に近い色調と濃さ。
輝きもやや強めで、濃縮感を感じます。

香りはいかにもシャルドネらしい、濃縮感のある果実香が中心。
そこにバターとヴァニラの印象が入って、王道のシャルドネって感じ。
ニューワールドと違うところは、ハーブやフローラルの印象があって、深みと爽やかさを持っているところでしょうか。

味わいも、いかにもシャルドネ。
やや強めのアタックから、ボリューム感が広がり、果実感と甘みが沁みるように広がります。
フィニッシュは、ややドライな印象があるものの、酸味がしっかりしているので、ジューシーさの方がやや勝ち気味ですね。

強さが先行していて、全体のバランスはあまり良くないですが、元気があって、ボリューム感がある、という点では、こういったまとまりもありかな、って感じ。

第一印象はとても良いですね。
この価格では十分な飲みごたえです。

ただ、ステレオタイプな印象があるので、飲み進んだ時にどう変化するかと、飽きてこないかがポイントでしょうか。

今日の晩御飯は、レトルトのグリーンカレー。
合わせてみると、カレーがスパイシーすぎるので、フィットしません。

でも、まあ、あれば飲んじゃいますね。
ワインが、カレーの辛さをちょっと緩和してくれます。

ただ、辛さを緩和するために飲んでると、グイグイいっちゃって危険。
アルコール度が13%もありますからね。

味の薄い、冷凍の枝豆に合わせてみると、何とも薄~い合い方。
でも悪い方向にはなりません。
何も無いよりは、まだいいかな、って感じ。

柿ピーわさびのピーナッツにも合いません。
塩気が強いせいですね。
塩気とアルコールの辛さがケンカします。

ガーナチョコと合わせると、ウイスキーボンボンみたいな味わいになります。
アルコール感しか残らず、あとはチョコレートに持ってかれる感じ。

今回何を合わせてもイマイチですが、チキンとかチーズくらいのボリューム感が合いそうです。
チキンドリア、カルボナーラ、チキンカツ、とかでしょうか。

飲み進んでも印象は変わらず、厚みのあるシャルドネです。
温度高めの方がボリューム感があっていいですね。

安定感があって、安心して飲めますね。

後味に、やや辛みとかえぐ味が残るので、このあたりは好き嫌いが分かれそうですが、コストパフォーマンスは高いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

ガストン・シャルパンティエ シャルドネ 2012白ワイン 辛口 750ml フランス ランドック・ルーション地方  IGPペイ・ドック Gaston Chardonnay Blanc

※サイトより引用
ガストン・シャルパンティエはボルドー最大のネゴシアンの一つであるCVBG社が有するブランドで、ブドウの選別、ワインの醸造・熟成、さらに瓶詰めにいたるまで、全てCVBG社によって管理されています。
また、同ブランドにおいて出荷されるワインは、いずれも安定した高品質を誇り、世界中から高い評価を受けています。
CVBG社の歴史は古く、1840年に同社の母体が設立されました。
その後、多くのネゴシアンや生産者を吸収し、今日ではボトルワインの出荷量としてはボルドー最大の規模となるとともに、メドックやグラーヴ等に265ha以上の畑を所有し、5つのシャトーを自ら経営しております。
CVBG社はフランス国内はもとより、70カ国以上の国々へ輸出を行っており、ガストンブランドのみならず、幾多のシャトーワインの取り扱いにおいて高い信頼を得ているネゴシアンとして、ボルドーのワイン産業のトップに位置しています。
シャルドネ種の特長を生かし、香り豊かではつらつとしたトロピカル・フルーツを想わせる果実実とひきしまった酸味が特長的です。
合う料理:チキンナゲット、マカロニグラタン、アサリの酒蒸、しゃぶしゃぶ。

■関連リンク(マルエツのワイン)

2013/07/04

サンティアゴ ロゼ NV

サンティアゴ ロゼ NV
サンティアゴ ロゼ NV
SANTIAGO ROSE NV

チリ:セントラル・ヴァレー地域:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー

グルメシティで、428円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:赤味の強い、鮮やかなロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した、鮮やかな色合

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:赤い果実、ややフォクシー?、かすかにグリーン系のスパイス、温度低めなのでほとんど香らず
香りの印象:とても弱い

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:フレッシュ
タンニン分:ロゼにしてはやや強め、後味に残る
バランス:心地良い、やや固め
アルコール度:やや強い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ワンコインのロゼって、あまり売っていませんが、その中ではよくまとまっている方だと思います。

色調は、鮮やかなピンクというかマゼンタというか、ロゼにしては濃い方です。
輝きは弱めで、ゼリーまでいかない、アセロラジュースくらい。

香りは弱め。
温度が上がってくると、シラーっぽいスパイス感と、ちょっと重い、薬箱系のハーブの印象が出てきました。

口あたりは、フレッシュで、スッキリシンプルだけど、ロゼらしい重みもあり、なかなか良い感じ。
後味に強くえぐ味が残る感じが好みが分かれそうです。

まあ、ワンコインとしては上出来ですね。

今日の晩御飯は自家製の親子丼。
フルーティさが強めなので、合わないだろうと思っていたら、そんなに悪くありません。
鶏肉だけに合わせてみても、OK。

やや、果実感とかタンニン分が浮く印象はあるものの、食事の邪魔をしない感じですね。

ワンコインのロゼにしては、玄人好みの味わい、と思っていたけど、意外とフレンドリーな印象です。

普通は合わない、大根ののサラダ(マヨネーズ味)にも、何となく馴染む。
なんでしょうか、同窓会に知らない人がいるけど、なんか馴染んでる、みたいな?

ドライフルーツのパイナップルには、甘みで完全に負けてしまうけど、悪くありません。
ウイスキー・ボンボン的な、ワインが完全に裏方になるけど、トータルで美味しくなる、みたいな感じですね。

ビーフジャーキーに合わせてみても、不思議と馴染む。

このワイン、ロゼなんだけど、ちょっと赤ワインっぽくて、いろいろな食事との相性が良さそうです。
特に家庭料理には、万能な気がする。

今回中華を合わせてませんが、ピリ辛中華、あるいは韓国料理までターゲットに入りそうです。

このワイン1本あると、結構便利かも。
フルーティなので、ワインだけでも飲めるし。

ちなみに、カミさんは一口飲んで、「あまり美味しくない」との感想でした。
まあ、ワンコインのレベルの中で良い方、ってことで。

コストパフォーマンスは、とても高いと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)

2013/07/02

アドロ 赤 NV (2013年購入)

アドロ 赤 NV
アドロ 赤 NV
ADORO VINO TINTO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

デリドで、498円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:黒みを帯びた、落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:やや熟成した、落ち着いた

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:血液、鉄さび、硫黄、ケミカル、石鹸、プルーン、甘草、黒蜜
香りの印象:熟成感がある、酸化熟成の段階にある

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:酸化している、トゲトゲした
タンニン分:サラサラした
バランス:ダメージを受けた、欠点のある
アルコール度:弱め
余韻:短め

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトな味わいで、瓶詰め後に酸化した様子。
ようは売れ残り。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
安売りしていたので、ちょっと警戒はしましたが、見事に酸化してました。

外観は、経過年数を感じる落ち着いた色調で、輝きは弱め、これは外したかな、って感じ。

香りは、硫黄の印象から、血液・鉄さびが出てきて、加熱したフルーツと、カラメルのような甘い香りに変化。
香りは悪くないですね。

味わいは、酸化した、酸っぱい味わい。
ライトなアタックから、嫌な酸味がじわっと広がり、フィニッシュは収斂性のある渋みが残ります。
我慢して飲むタイプですね。

でもまあ、飲めないほどではないので、食事が入ると、やや印象が変わるかも。

それにしても、ノンビンテージのワインって、どのくらい前のワインか分からないので、買う時に注意が必要ですよね。
外観が古く感じたら買わないのですが、このワインは割とキレイだったので、すっかり騙されました。

ただ、ベースは悪くないのか、慣れてくると意外と美味しく感じてきます。
まあ、このへんは人によるので、オススメはできませんが。

今日の晩御飯は、コンビニのチキンカレー。
なんというか、サバイバルな感じで、フィットする??

ギリギリの線で、何とか助けあおう、みたいな、必死な感じ??

すみません、よく分からないかと思いますが、ワインが食事に歩み寄っている感はあります。

ワインがあった方が、カレーが美味しく食べられますね。
ワイン自体も飲みやすくなります。
いわゆる、ダメカップル的なマリアージュ。

まあ、ワインと食事がお互いの欠点をカバーしあう、というのが、マリアージュの本来の意味だとは思いますが。

おつまみの、堅揚げポテトには、よく合いました。
スナック系には相性がいいみたい。

ピーナッツチョコレートに合わせると、ワインの酸味が浮いてしまいます。

このワイン、ちょっと酒精強化ワインっぽいんですよね。
時間が経つと、香りはペドロヒメネスのような、極甘シェリーのような印象になりますね。
ひょっとして・・・酸化してたのではなくて、最初からこんな味わい?

酔っ払ったせいか、ワインが馴染んできたせいか、最初に感じた酸化して傷んた感は薄くなり、個性として捉えられる範囲になってきました。

これを個性と捉えると、とたんに楽しくなってきますね。
シェリーっぽい感じが、とてもスペインっぽい。

とても個性的なので、もう少し若い、状態のいいものを選んだ方が良いですが、いかんせん、ノン・ヴィンテージなので、若いのか経過年数が経っているのか、店頭では分かりません。

今(2013年7月現在)売っているこのワインはあまりコンディションが良くないかもしれませんが、つぎのロットになれば良さそうな気がします。

ラベルに見覚えが無かったので、このワイン初めてかと思ったら、昨年飲んでました。
・アドロ 赤 NV(2012年4月購入)
ラベルの色が違うので、去年飲んだものとは違うのかな。

という事は、このワインは今年のロットってこと?
ではこの過熟感は最初から?

でも安売りしていたので、きっと何かあったに違いない。
中身は去年と同じでラベルだけ変えたとか・・

あれこれ詮索してもしょうがないですが、現在店頭にあるこのワインは、オススメできませんね。

■関連リンク

アドロ 白 NV(2014年購入)

閲覧数の多い記事