(2)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ:11)\1680
(3)サンジョヴェーゼ50%、モンテプルチアーノ30%、メルロー20%(イタリア:ラツィオ州:IGPラツィオ:12)\1180
(4)マルベック、サンジョヴェーゼ(アルゼンチン:メンドーサ州:12)\1050
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:コルチャグア・ヴァレー:11)\962
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:黒っぽいルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:やや熟成感がある、落ち着いた
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:フローラル、ミネラル、硫黄、エーテル香、ドライハーブ、カラメル
香りの印象:やや閉じた印象?香りが弱い
【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらか、弱め
タンニン分:緻密、なめらか
バランス:やわらかな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
シンプル、素っ気ない
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
2~3年くらいの熟成感を感じる、落ち着いた外観。
あるいは、落ち着いた色調の品種?
透明感があり、底がうっすら見えるくらい。
この段階では、サンジョヴェーゼかガメイ。
香りは、弱めで、硫黄の印象が強めで、品種の個性がイマイチ感じられない。
ガメイっぽい感じではなくて、どちらかというとサンジョヴェーゼ。
そこに青臭いような印象が混ざる。
味わいは、軽めのミディアムボディくらいで、ドライ。
ニューワールドのイメージではない。
ほぼイタリアのサンジョヴェーゼに決まりだが、ガメイの可能性も捨てがたい。
今回のガメイは、ルイ・ラトゥール。
品種の力は弱いけど、ワインメーカーが上品に仕上げた、というようなイメージが、迷うポイント。
でもやっぱり、ガメイらしさが無いかな。
ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、メルロー
で、ブー
なんと、ニュージーランドのメルロー
【総評】
シレーニ・セラー・セレクション メルロー 2011
SILENI CELLAR SELECTION MERLOT 2011
ニュージーランド:ホークス・ベイ地区
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー
エノテカの通販で、6本セット5,775円、1本あたり962円で購入。
参考価格は1,837円。
外観は落ち着いた色調で、深い透明感があります。
輝きもあって、ちょっと期待感がありますね。
香りは弱くて、硫黄の印象が強め。
硫黄じゃなくて、還元香?
とにかく、香りは弱めです。
味わいは、軽めのアタックから、膨らまず、じわっと旨味が広がって、やや水っぽい後味。
作りは丁寧な印象ながら、ブドウの力がとても弱い印象を受けます。
最近のニュージーランドのワインって、こういった弱々しいタイプが多いような。
つい数日前にセミナーを受けてきましたが、2010年、2011年は、力が無いって言ってたような。
しかも、あまり過熟させずに早摘みするのが流行っているって事ですが、まさにそんな感じ?
ブラインドテイスティングでは、伝統産地の印象がありましたが、ニュージーランドのワインって、一般的なニューワールドのタイプではないですよね。
独特のフィロソフィーを持っている感じがします。
今日の晩御飯は、自家製のピラフと、パスタサラダ。
普通赤ワインだと合わないのですが、このワイン、軽いので、何となく馴染みます。
ビーフジャーキーだと、木っ端微塵に消え去りますね。
跡形もなくなって、何のフォローもなし。
ワインだけだと、気兼ねない感じで美味しく飲めます。
ただ、このワインが2000円弱と考えるとさすがに高い。
1500円くらいまでが許容範囲?
カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
元値は1800円くらいというと、それは高い、でも悪くないという評価。
食事には合わせやすそうという感想でした。
ワインが飲みきれなかったので、冷蔵庫に入れておいて、次の日に飲んでみたら、香りが華やかになってました。
サン・テミリオンとか、ブルゴーニュのようなイメージでしょうか。
このワイン、デキャンタージュとかした方がいいのかも。
ポテンシャルを持ってるワインなので、飲み方をちょっと考えた方が良さそうです。
■楽天ショップへのリンク
[2011] セラーセレクション・メルロ / シレーニ ニュージーランド ホークス・ベイ / 750ml / 赤【楽ギフ_包装】
※サイトより引用
チーフ・ワイン・メーカー、グラント・エドモンズ氏の最も得意とするメルロを使用した自信作!!
日本で一番売れている、ニュージーランドワイン、『シレーニ』。
世界中のコンペティションで高い評価を受けている、クリーンでクリアなテイストが魅力的!
本拠地は北島でワイナリーが集中しているホークスベイ。
ただし、ソーヴィニヨン・ブランに限っては、南島のマルボロにこだわっています。
シレーニは世界で認められる程のプレミアム級の品質のワインを生産しています。
シレーニ・エステートのチーフ・ワイン・メーカー、グラント・エドモンズ氏はフランスのボルドー、ブルゴーニュ、アルザス、オレゴン、オーストラリア、チリでワイン造りを学んだベテランで、国内外のコンクールで数々の賞を受賞しています。
グラント・エドモンズ氏はかつてサン・テミリオンのシャトー・パヴィで働いていた経験もあり、得意品種はメルロを使用した赤ワイン。
白ワインのイメージの強いシレーニですが、赤・白全てのワインが美味しい理由はこの辺りにあるのかもしれません。
ワイナリー名のシレーニはローマ神話に登場する、酒の神であるバッカスの従者であるシレーニ神に由来しています。
このシレーニという神は、おいしいワイン、食事、そして素晴らしい仲間との生活を楽しんだとして知られています。
そんなワイナリーの気持ちもあってか、シレーニのワインは白・赤・スパークリングワイン、いずれも爽やかな仕上がりで、食事に相性抜群!
リーズナブルな価格も嬉しいエノテカデイリーワインの定番です。
そしてこちらはグラント・エドモンズ氏が造るメルロ。
最も得意とし、こだわりを持っているワインです。
ニュージーランド・ホークス・ベイのメルロに最適なテロワールで造られます。
機械を使わずに全て手作業で収穫し、タンクで発酵を行います。
ワインはその後、マロラクティック発酵させるため樫の木の樽に移し、12~15ヶ月の間、樽で熟成させます。
濃い赤色。熟したプラムや黒系果実の味わい、ホークスベイらしいメルロの特徴が良く表れています。
滑らかでやさしいタンニン、芳醇で豊かな果実味、程よい酸。
バランスに優れたこのメルロは若いヴィンテージの内から楽しむことができますが、2~4年熟成させることも可能です。
メルロが主体で約70%以上使用。
残りはカベルネ・フランとマルべックをヴィンテージによってブレンド比率を変えて使用しています。
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