2014/10/31

パスクア ロッソ・デル・ヴェネト 赤 2012

パスクア ロッソ・デル・ヴェネト 赤 2012
パスクア ロッソ・デル・ヴェネト 赤 2012
PASQUA ROSSO del VENETO 2012

イタリア:ヴェネト州:I.G.T.ロッソ・デル・ヴェネト
アルコール度:12%
ブドウ品種:コルヴィーナ、サンジョヴェーゼ主体

マルエツで、税込み570円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:やや落ち着いた黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:落ち着いた色調で、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実
<花・植物>薔薇、香水っぽいフローラル
<香辛・芳香>血液、ややヴェジェタル、カラメル
<化学物質>硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:サラサラしている、緻密、軽い
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱい赤い実の果実

【評価】
ライトでやや痩せた印象の口当たりながら、スマートで爽やかさもある

【供出温度】
10-13度 軽いので温度低めがいいが、あまり冷やしすぎると痩せた印象が強くなりすぎる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、黒っぽい落ち着いた色調で、底が見えるくらいの透明感があり、輝きも少しあります。

香りは弱めで、最初に強い硫黄香があり、赤い果実、ちょっと香水っぽいフローラル、ヴェジェタル、時間とともにカラメルやキャンディのような甘い印象が出てきます。

味わいは、軽めでフレッシュ、抑え気味のフルーツ感が爽やかで、スリムで膨らまず、軽いタンニンの渋みがキュット締めて、ジューシーなフィニッシュ。

かなり軽めで、やや頼りなく酸っぱいイメージはあるものの、全体的なバランスは良くて、心地良い飲み口ですね。

ワインコインクラスならこれはアリかな、って感じ。
後味にえぐ味と酸っぱい感じが残るので、人によって好き嫌いがありそうです。

今日の晩御飯は、レトルトのハッシュドビーフ。
ちょっとトマトを加えてみました。

加えたトマトが、レトルトの脂っぽさをフォローして、ワインが不要になってますね。
合わせるとちょっと邪魔な感じになってしまいます。
ちょこっと入ってる佃煮みたいな牛肉に合わせると、ワインの酸味が強く浮いてしまいます。

酸味を加えて美味しくなる料理がいいでしょうね。
唐揚げとか、タレ味の焼き鳥なんかもいいかも。

ちょっと酸味が強く出るものの、バランス的にはそんなに悪くありません。
軽いので、カレーよりはハッシュドビーフくらいがいいでしょうね。

おつまみの、ミックスナッツに合わせてみると、食事よりこっちの方がよく合うみたい。

ワインだけだと、ちょっと酸味が気になりますね。
酸っぱいワインが大丈夫な人だったら問題ないと思いますが、個人的にリピートするかは微妙かも。

でも生産年が変われば、また試してみたいワインですね。

■楽天ショップへのリンク

パスクアロッソ・デル・ヴェネト 2012赤ワイン ライトボディ 750ml イタリア ヴェネト州Rosso del Veneto

※サイトより引用
パスクア
イタリア北東部、北はアルプスよりオーストリアと国境を接し、東はアドリア海に面するヴェネト州のヴェローナに本拠を構えるパスクア社。1925年創業の家族経営の造り手で、プライベートカンパニーとしての生産量はイタリアの五指に入り、名実ともにヴェローナを代表する生産者です。
同社はヴィラ・ボルゲッティやテッレ・ディ・カリアーノなどのヴァルポリッツェラ・クラシコや、モンテグランデなどのソアヴェ・クラシコの地域等に100ヘクタール以上の自社畑を所有し、評価の高いワインを産み出しています。
同社はカルロ・パスクア氏のもと、あくまでも伝統的な手法にのっとった品質の追求をポリシーに掲げておりますが、昨今ではそれに加えてさまざまな新しい技術の導入が進んでいます。それを支えるのが、1998年より本格的に稼動したサン・フェリスの最新ワイナリーです。5,000〓の地下の熟成庫を含む30,000〓のワイナリーでは、醸造と熟成の為の最適な環境が整っています。また、1999年の収穫からは、より柔らかい口あたりのワインを造る目的で、夜に収穫を行うナイトハーベストが試験的に始まっています。
現在取り扱う製品は、ヴィーノ・ダ・ターヴォラからDOCまでヴェネト州全域をカバーし、38ヶ国以上の国々へ輸出され、数多くのワインが国際的な賞を多数受賞するなど、日常的に楽しむワインからアマローネ・クラシコなどの高品質なワインまで、いずれも高い評価を得ています。
商品説明
IGT格付。
コルヴィーナ、サンジョヴェーゼといった葡萄を用いて造られたヴィーノ・ダ・ターヴォラ。
柔らかく包み込むように果実の風味が広がり、渋味の少ないワインに仕上げています。
軽く冷やすといっそう爽やかさが引き立つ親しみやすいワインです。※スクリューキャップ採用

■関連リンク(マルエツのワイン)

2014/10/29

ビストロ・ドゥ・ジュール 白 NV (2014年2回目)

ビストロ・ドゥ・ジュール 白 NV
ビストロ・ドゥ・ジュール 白 NV
Bistrot de Jules Blanc NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:品種不明

デリドで、税込み493円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>熟した果実、
<花・植物>すいかずら、蜂蜜
<香辛・芳香>バタークリーム、ヴァニラ、ややナッティ
<化学物質>少し硫黄
香りの印象:弱いが開いている

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:やわらか、爽やか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュな柑橘系の果実

【評価】
ライトでドライ、フレッシュで爽やかだが、やや大人しい印象

【供出温度】
7度以下 とても軽いので冷やして飲むほうが良さそうだが、温度高めでも意外といけそうな印象

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった中庸なイエローで、少し輝きがあります。

香りは弱く、最初は硫黄香が強く、熟した果実香、ややバターとヴァニラ、ちょっと傷んだ果実の印象もあり、あまり良くありません。

味わいは、ライトでドライなアタックから、優しいけどフレッシュさもある酸味が支えて、後味はちょっと水っぽさのあるジューシーなフィニッシュ。

かなり軽くて、ちょっとマイナス要因もあるけど、なんというかワインらしさがあって、これは悪くないですね。
個人的にはOKです。

飲み進むと、じわっと甘みも出てきて、これはあまり冷やさない方が美味しいかも。
冷やしすぎると、ワインが痩せて感じますね。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタと、豆のサラダ。
ボンゴレパスタは、ワインとのフィット感はいいけど、やや辛い感じ。
豆のサラダはワインが完全に裏に回るけど、フィット感は抜群です。

食事に脂分というか甘みが欲しい感じでしょうか。
軽めで水っぽいけどワインらしさがあって、伝統産地のテーブルワインって感じで食事との相性は良さそうです。

家庭の食事にも合わせやすそうです。

試しにピーナッツチョコに合わせてみると、ワインがまったく消えるけどフレッシュ感を与えてくれて、これはこれでアリって感じ。

このワイン軽いので、へたすると平日でも1本開けてしまいそうですね、危ない危ない。
またリピートすることがありそうなワインです。

2014/10/28

サルシターノ ヴィーノ・ビアンコ NV

サルシターノ ヴィーノ・ビアンコ NV
サルシターノ ヴィーノ・ビアンコ NV
SARSITANO VINO BIANCO NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ、ガルガネーガ

リカーランドトップで、598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>柑橘系、青りんご、
<花・植物>菩提樹、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>貝殻のようなミネラル
<化学物質>やや硫黄
香りの印象:弱い、ミネラリー、ややケミカル

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やか、やや頼りない
苦味:弱め
バランス:力の無い、痩せた
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
すっぱい梨汁のような頼りない感じ

【評価】
ライトで弱い口当たりで、酸味も荒く、全体に頼りない印象

【供出温度】
7度以下 そうとう弱い、頼りないワインなので、冷やしてスッキリ飲むのがおすすめ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったイエローで、輝きがあります。

香りは弱く、柑橘系や青りんご、酸っぱい梨のような果実感、青っぽいハーブ、貝殻のようなミネラル、硫黄の印象。

味わいは、ライトで弱々しいアタックから、酸っぱい梨の芯のような酸味が出てきて、まったく膨らまずスレンダーで、水っぽい味わいのフィニッシュ。

とにかく、軽くて薄くて水っぽいのですが、でも何というか、そんなに悪くない。

ガリガリに痩せた、ちょっとアルビノっぽいモデル風の女性のような、とっつきにくいけど、独特の世界観はあります。

今日の晩御飯は、ホッケと、白身魚の練り物、しいたけ、鶏つくねの中華スープ。

どれに合わせても問題ありません。
ぴったりフィットって感じでもないけど、鶏つくねが一番合いました。

ホッケに醤油をたらして、ご飯といっしょに食べてから合わせても、チューハイっぽく馴染みます。
白身の干物とか合いそうですね。

家庭で飲むには意外と万能選手かも。

食事が終わって、柿ピーわさび味に合わせても問題ありません。

なんでもいいので食べ物があった方が美味しいみたいで、ワインだけだと、ちょっと物足りなくて寂しい感じになってしまいます。
個人的にはきらいじゃないけど、オススメできるか微妙な感じ。

特別にいいわけでもないのですが、でもなんか良さを持ってますね。

人に例えると、ものすごくタンパクでそっけない、あまり会話の無い同級生で、クールで冷たいやつかと思ったら、意外といいやつ、みたいな?

ワインコインレンジの中では軽い方ですが、ワインらしさと個性を持っている方だと思います。

■楽天ショップへのリンク

モンダヴィン サルシターノ ヴィーノ・ビアンコ 〔白〕 やや辛口 750ml

※サイトより引用
イタリアの代表ブドウ品種トレッビアーノ種をベースに、ソアヴェなどで使用されるガルガネーガ種をバランスよくブレンドしました。
フルーティーで華やかなアロマが感じられる飲みやすいタイプの白ワインです。
産地:イタリア
合う料理:魚介料理全般、塩味のパスタ

2014/10/26

ガタオ ロゼ NV

ガタオ ロゼ NV
ガタオ ロゼ NV
GATAO ROSE NV

ポルトガル:トラズ・オス・モンテス地方
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:トウリガ・フランカ、モウリスコ

バッコスで、4本セット4320円、1本あたり1080円で購入。
参考価格は、1060円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:赤味の強い、やや濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強め
泡立ち:微発泡
外観の印象:若々しい、色づきが良い、粘性が強い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>赤い果実
<花・植物>ややヴェジェタル?
<香辛・芳香>カンパリっぽいハーブ香?、ミネラル
<化学物質>なし
香りの印象:香りが弱く、ほとんど感じない

【味わい】
アタック:とても軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:後味に強めに残る
バランス:スリムで柔らか
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
薬草っぽいハーブ

【評価】
ライトで穏やか、優しい飲み口ながら、独特なスパイス感のある余韻が残る

【供出温度】
7度以下 軽くて微発泡なので冷やして飲むのが王道だけど、ちょっと温度が上がってきてもそれなりに面白そう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、赤味の強い鮮やかな色調の濃いロゼで、輝きがあります。

香りは、極端に弱く、赤い果実や、薬草っぽいハーブ香、ちょっとミネラルの印象もあります。

味わいは、ライトでやさしいアタックから、柔らかい酸味と優しい果実感が広がりますが、ふくらみは無くスリムで、ただ余韻に独特なハーブ感と苦味が残ります。

とっても軽いのですが、なんとも良いバランスで、余韻がいいですね。
ワインだけで、どんどん飲んでしまうので、アルコール度低くてもすぐに酔っ払うタイプ。

微発泡なのですが、時間が経って炭酸が抜けても美味しく飲めますね。
やや温度が上がっても大丈夫。

今日の晩御飯は、ブリの照り焼きと、昨日の残りのおでん。
ブリの照り焼きは、ワインのフルーティな香りがイマイチフィットしないけど、おでんは辛子をつけると馴染みがいいみたい。

ワインが軽いので、香辛料とか工夫してあげれば、家庭料理にも合いそうです。

カミさんに感想を聞くと「発泡してるワイン自体があまり好きじゃないけど、軽くてフルーティで飲みやすい。」と、わりと好感触。
軽いチョコレートケーキとか、ドーナツとか、スウィーツ系に合いそうという感想です。

ワインだけで飲めるタイプだけど、アルコール度が低いせいか、ちょっと飽きてきたかも。
まあ、1本じっくり飲むタイプじゃないんでしょうね。
それにちょっと食べ物も欲しくなります。

でもまあ、良いワインなので、これはオススメです。
軽くてアルコール度数低めなので、お酒があまり強くない女性には良いのではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ガタオ ロゼ / ボルゲス Gatao Rose / Borges

※サイトより引用
ポルトガル北部の古くからワイン生産が盛んなトラズ・オス・モンテス地方産のロゼワイン。
ポルトガルを代表する古木から収穫された贅沢な葡萄を使った、色鮮やかで香り高い最高品質のロゼワインです。
収穫後、14℃~16℃に温度コントロールされたステンレスタンク8日~10日間発酵を行い、その後少なくとも2ヶ月間、18℃に温度設定されたステンレスタンクで熟成させた後、ボトリングされる。
以上インポーター:木下さんより
スクリューキャップになり、よりフレッシュに辛口と言いたいほどに、旨みを感じる程度にしか甘さは残されていない。
イチゴ、チェリーな香り、そしてクリーミーな泡立ちが微弱に残り、爽快感をもたらしてくれる。
味わい深さもライトにシフト、軽快さがグラスの空くスピードを早める飲み易さ。
ソフトな口当たりが、和食カテゴリーの煮物にOK。
筑前煮のゴボウ・こんにゃくetc.をチマチマつまみながら、また酢豚なんてのも行けていると思いますよ。
勿論!午後に冷やして、クリームチーズをクラッカーですくいながら、なんて最高です。
■関連リンク

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV

ガタオ 赤 NV

ガタオ ロゼ NV

ガタオ スパークリング レゼルバ NV

2014/10/23

ビストロ・ドゥ・ジュール 赤 NV

ビストロ・ドゥ・ジュール 赤 NV
ビストロ・ドゥ・ジュール 赤 NV
Bistrot de Jules Red NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:品種不明

デリドで、税抜き457円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:少しオレンジがかった、黒くくすんだ落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:熟成感がある、ピークを過ぎた印象

【香り】
豊かさ:ケミカルで鼻を突く感じ
特徴:
<果実>干しプラム、プルーン、ドライフルーツ
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>血液、生肉、タバコの葉
<化学物質>硫黄
香りの印象:ケミカルで、熟成感がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、やや荒い
タンニン分:きめ細やか、後味に強めに残る
バランス:スマート、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっとスパイスの効いた果実のソース

【評価】
ライトでちょっと熟成感があるが、傷んだ感じはなく、しっかりしたワインらしい味わいがある

【供出温度】
14-17度 冷やしても美味しいが、ちょっと温度上がってきてもそれなりに美味しそう 

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ややオレンジがかった落ち着いた色調で、輝きは弱め、透明感があり底がしっかり見えます。

香りは硫黄の印象が強めで、熟成感のあるドライフルーツやプルーン、ドライフラワー、血液や生肉、タバコの葉の印象もある。

味わいは、軽めのアタックからやや刺々しい酸味、熟成感とフルーツ感、強めのタンニンが出てきてしっかり後味を締めて、少しえぐ味の残るフィニッシュ。

ちょっと熟成感があって、荒い感じのまとまりながら、全体のバランスがなんとも絶妙で、これは個人的に当たりです。
気がつくとどんどんワインだけで飲んでますね。
ただ、しっかりしたタンニンがあるので、ワインを飲み慣れてる人じゃないと渋みが気になるかも。

後味にえぐ味が残って渋いのですが、なんでしょうか、心地良いんですよね。
この熟成感もなかなか絶妙で、いい感じです。

ミニパウンドケーキ フルーツミックスに合わせると、ベースは問題無いけど、渋みが浮いて最後に強く残って、これはダメ。

今日の晩御飯は、コンビニのキーマカレー卵のせ。
合わせると、挑発するような感じで、カレーのスパイスにさらにワインが乗ってく感じ。

このワイン、安いのですが、ベースはしっかりしてて、決して安っぽくないのでプライドをもって料理に対峙するような印象があります。

家庭料理には合いにくそうな、ワインとしてプライド持っているタイプでしょうか。
落ちぶれても私は貴族よみたいな?

個人的には超コスパワインだと思います。

2014/10/21

モンテマール ロゼ 2012

モンテマール ロゼ 2012
モンテマール ロゼ 2012
MONTEMAR ROSE 2012

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール、ソーヴィニヨン・ブラン

グルメシティで、税込み543円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:オレンジがかった、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては淡い
粘性:弱め
外観の印象:落ち着いた色調、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:やや鼻を突く硫黄の印象
特徴:
<果実>木苺、キャンディ
<花・植物>ヴェジェタル、
<香辛・芳香>グリーン系のハーブ、石灰のようなミネラル
<化学物質>硫黄
香りの印象:硫黄の印象が強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やや酸化の印象、刺々しい
タンニン分:控えめ
バランス:ライトでフレッシュ、やや荒い
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱい梨の芯のようなフルーツ感

【評価】
ライトでシンプル、酸化の印象があり荒い味わい

【供出温度】
7度以下 ちょっと酸化が始まっているので冷やしてごまかす

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、淡めでオレンジ色が強いサーモンピンク色のロゼで、輝きは弱めです。

香りは最初硫黄の印象が強く、そのあと木苺やキャンディ、グリーン系のハーブ、ややヴェジェタル、硫黄由来と思われるミネラルの印象も強めです。

味わいは、軽めのアタックから、ちょっと酸化した印象のギスギスした酸、フレッシュでジューシーな印象もあり、タンニン控えめのジューシーなフィニッシュ。

やや酸化した印象があるものの、慣れるとそれなりに美味しくて、ごくごく飲めるタイプです。
ちょっと口当たりが荒い感じが食事とのつなぎになるかもしれません。

今日の晩御飯は、自家製中華丼。
野菜多めですが、ベースは味覇(ウエイパー)が入ってるみたい。

やや人工的な味わいに、ワインが距離感を置く感じ。
このワイン、荒っぽいわりには、プライドを持ってる感じで、化学調味料的な味に馴染まないですね。

家庭料理の中華でも、出来合いの調味料など使わない方が合いそうです。
というかこのワイン、白だと考えて食事を選んだ方がいいみたい。

味噌汁に合わせると、こっちのほうが馴染みが良かったです。

ちょっと足りなかったので、チキンラーメンminiにたっぷりのネギと胡椒を足して合わせてみたら、ワインにごめんなさい、って感じ。
ネギと胡椒でごまかしてみたものの、完全にインスタントなので、このワインのおメガネにかなわなかったみたい。

ちょっとコンディションが良くなかったものの、美味しく飲めました。
次のビンテージがあったらまた飲みたいと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/10/19

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV
ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV
GATAO VINHO VERDE NV

ポルトガル:ミーニョ地方:D.O.P.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:9%
ブドウ品種:アザール、ペデルナン、トラジャドゥラ、アヴェッソ

バッコスで、4本セット4320円、1本あたり1080円で購入。
参考価格は、1060円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:わずかにオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
泡立ち:弱発泡性
外観の印象:若々しいが、若干オレンジっぽいのが気になる

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>柑橘系、梨、青りんご
<花・植物>菩提樹、針葉樹のようなグリーン香
<香辛・芳香>貝殻のようなミネラル、ハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い、少し発泡している
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:爽やかな、やわらかな
苦味:後味にフレッシュ感を与える
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
青いシトラスの印象

【評価】
ライトで微発泡、フレッシュながらドライな味わいで、爽やかにまとまっている

【供出温度】
7度以下 微発泡なので冷やして飲んだほうが正解だと思われる

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観はやや淡く、ちょっとオレンジがかったベージュっぽい色調で、輝きがあります。
微発泡なので、グラスに入れた瞬間は泡立ちますが、泡はすぐに消えます。

香りは、柑橘系や固い梨のような青っぽい果実感と、個性的で松のような印象のグリーン香、貝殻を思わせるミネラルもあります。

味わいは、軽くスリムな微発泡のアタックから、フレッシュで青い印象の爽やかなフルーツ感、おだやかな酸味がじわっと残りながら、軽めでキレイなフィニッシュ。

とても軽めなのですが、上品にバランスよくまとまっていて、独特の青い印象とともに個性になっていますね。
微発泡の口当たり、ドライで爽やかな味わい、個性的なグリーン系の香りが、とてもうまくまとまっている感じ。

このワイン、6年前の2008年に飲んだことがあって、そのときは「軽くてフレッシュ、爽やかだけど、酸が突出しててやや薄っぺらい。」という感想でした。

今回は、酸がとても穏やかで、軽くてやや水っぽさはあるものの、薄っぺらい、という印象はありません。
まあ、このへんは人の好みで違ってきそうですが。

今日の晩御飯は、さんまの蒲焼。
合わせると生臭さが出て、イマイチですね。
さすがに青魚にはキツイかも。
山椒とかあったら、もうちょっと合うかもしれません。

軽いけど、独特のグリーン系のハーブ香があるので、和食との相性はちょっとむずかしいかも。

サラダ系に合いそうですね、魚料理だとカルパッチョとかフライとか。
和食だったら、白身魚とか野菜の天ぷらとかでしょうか。

甘みが少ないので、パーティワインではなく、食事と合わせた方が活きそうですね。
スッキリドライで爽やかだけど、ちょっとそっけない感じがあります。

おつまみで、柿の種のチーズ黒胡椒味の「たねバル」に合わせるとワインが活きてきます。
スナック、おつまみでも食べ物があったほうがいいですね。

人に例えると、爽やか系でいつもは静かで大人しいけど、パーティになるととても陽気になるカワイイ男子、って感じ?
良いワインですね、おすすめです。

■楽天ショップへのリンク

ガタオ・ヴィーニョヴェルデ NV

※サイトより引用
ワイン王国34号『2000円以下のスペイン・ポルトガ ル白ワイン』のブラインド・テイスティング企画で、 見事最高評価の5つ★★★★★を獲得した溌剌とした 微発泡スパークリングワイン! ヴィーニョ・ヴェルデとは“緑のワイン”を意味す るポルトガル語、フレッシュで爽やかな味わいのイ メージからこの名が付きました。フレッシュで爽や かな地域の特徴を持つと共に、果実味豊かな味わい を持つ洗練された味わいです。 キーンと冷やして一口飲めば、まるで果汁たっぷり のジューシー果実を丸かじりしているような爽快感! 涼しげでキレのよい喉越しはまさに夏スパークリン グ!微発泡の心地よい泡とグレープフルーツや青り んごなどの果実味、そして後味にほんのりと残る苦 味、強すぎない微発泡の泡で、ビール感覚でがぶが ぶ飲めてしまうまさに夏スパークリングの決定版で す!アルコール分も9%と低めな造りもデイリーワイ ンとしては嬉しいところ、さらにほのかな発砲も食 欲をそそります。よく合いそうなメニュー:レモンを絞ったサラダ、 魚介たっぷりのパエリア、フリット(イタリア風天 ぷら)、鶏のから揚げ、白豚の生ハム(イベリコな どの黒豚ではなく)、冷やし中華、完熟ではなくち ょっとまだ青いトマト、貝類など。
■関連リンク

ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ NV

ガタオ 赤 NV

ガタオ ロゼ NV

ガタオ スパークリング レゼルバ NV

2014/10/18

ウルフブラス イーグルホーク ロゼ 2012

ウルフブラス イーグルホーク ロゼ 2012
ウルフブラス イーグルホーク ロゼ 2012
WOLF BLASS EAGLEHAWK ROSE 2012

オーストラリア:南東オーストラリア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シラーズ、サンジョベーゼ、グルナッシュ

グルメシティで、税込み802円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:やや赤味が強めのサーモンピンク色のロゼ
濃淡:ロゼとしては普通
粘性:やや弱め
外観の印象:鮮やかな色調の、輝きとツヤのある、美しい外観

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>木苺、アセロラ
<花・植物>薬草のようなハーブ香、ヴェジェタル
<香辛・芳香>ミネラル、ヴァニラ?
<化学物質>かすかに硫黄?
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ほんのり残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:後味に深みを与える
バランス:心地よい、流れるような、強さもある
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
薬草のような個性的なハーブ香

【評価】
フレッシュで心地よいフルーティな味わいながら、個性的で深みもあり、バランスも良い

【供出温度】
8-10度 ちょっと温度低めの方がフレッシュでフルーティに飲めるが、温度が上がっても結構いけそうな感じ

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ちょっと赤味のあるサーモンピンクで、美しい輝きとツヤがあります。

香りは最初強めで、カンパリのような香草の印象、赤い実の果実、ちょっとヴァニラ香、時間が経つとカラメルやシロップの印象が出てきます。

味わいは軽めでフレッシュ、心地よいフルーツ感と、ほんのり甘みが広がり、穏やかな酸とアルコールの強さに支えられて、効果的なタンニンが後味を締めてフィニッシュ。

このワイン、前回もとても良かったのですが、今回もとても良いですね。
なんというか、幸せ感が抜群なんですよね。
フルーティさと甘みのバランスもいいのですが、個性的なハーブ香や、強めのボディがしっかりと支えてくれてて、安心感もあります。

あー幸せ、って感じ。
このワインいいですね。

一生同じワイン飲めって言われたらこのワインを選ぶかも。
いろいろバランスがいいんですね。
ワインだけで飲めるタイプで、完成したまとまりです。

今日の晩御飯は、ホワイトソースのハンバーグ。
自家製なので、味付けはやや軽め。

合わせると、フルーティさと甘みがあるので、ピッタリフィットはしませんが、なんか楽しい感じ。
食事の邪魔はしませんね。
和食はダメそうですが、洋食一般にはよく合いそうです。
厚切りベーコンとか、スパイスが効いている料理、特に黒胡椒と相性が良さそう。

ただ、料理の香りが強すぎるとワインが負けそうです。

食事が終わって、スナック類に合わせても問題なし。
柿の種「たねバル 黒胡椒チーズ味」にはよく合いました。

人に例えると、明るくて快活で社交的だけど、ふっと艶っぽさも感じる、魅力的な女性、みたいな?

オールマイティにいろいろなシーンで活躍しそうなワインですね。
きっとまたリピートすることがあると思います。

■楽天ショップへのリンク

ウルフブラス イーグルホーク ロゼ 750ml【楽天24】【HLS_DU】

※サイトより引用
商品説明
「ウルフブラス イーグルホーク ロゼ 750ml」は、さっぱりした酸味が心地よいオーストラリア産のロゼワインです。南国系の甘いフルーツに、ほのかにスパイシーな香りが感じられます。中華や・豚しゃぶ料理に。
飲み頃温度
8-10度

■関連リンク

ウルフブラス イーグルホーク ロゼ 2011

2014/10/15

マニャーナ・ソル 赤 NV

マニャーナ・ソル 赤 NV
マニャーナ・ソル 赤 NV
Manana SOL Red NV

チリ:地理的表示なし(日本でボトリング)
アルコール度:13%
ブドウ品種:不明

ローソン100で、税込み500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若さがあるが黒っぽく落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若い、大人しい

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>ブラックベリー、赤い果実
<花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛・芳香>生肉、血液、なめし革
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:ケミカルな印象が強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:鋭く、きつい
タンニン分:ざらついた、収斂性がある
バランス:荒い、バランスが悪い
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い(嫌な余韻が残る)

【フレーヴァー】
ケミカルで青臭い

【評価】
軽めで荒っぽくギスギスした味わいで、後味に腐臭のような臭みが残る

【供出温度】
7度以下 香りが決定的に悪いので冷やさないと飲めないかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さはあるが黒っぽい色調、輝きは弱めで深い透明感があります。

香りは、ケミカルな硫黄の印象、茎のような青臭さ、生肉やなめし革、鼻をつく感じで良くありません。

味わいはライトで、へんな甘みと人工的な印象、ギスギスした酸が広がり、やや腐臭のような臭みも少しあり、荒い収斂性のあるタンニンとえぐ味を残した辛いフィニッシュ。

う~ん、これは久々の大外れワインみたい。
とにかく香りが悪いですね。ケミカルだけじゃなくて、臭みがあります。

今日の晩御飯は、自家製の唐揚げ。
市販のから揚げ粉は使わない、素朴な味わいです。

合わせると、まっいいか、って感じで合います。
香りも気にならなくなるし、なんか食事との相性はいいですね。

大根の味噌汁に合わせても、なんか受け入れてくれます。
人生、酸いも甘いも噛み分けてるって感じ?

でもやっぱり、ワインがない方が食事が美味しいみたい。
ちょっと邪魔な感じかも。

ビールとか焼酎があったらそっちに行ってますね。

何か食べ物があるとまだ飲めるけど、ワインだけになるとやっぱり辛い。

人に例えると、雑でいいかげんで大事なことは頼めないけど、人付き合いは良て、まあ悪い人ではない、って感じ?

このワインをリピートすることは多分ないでしょう。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2014/10/13

丹波ワイン ヌーボー 2014

丹波ワイン ヌーボー 2014
丹波ワイン ヌーボー 2014
TAMBA WINE NOUVEAU 2014

日本:京都府
アルコール度:9%
ブドウ品種:デラウェア

リカーランドトップで、税込み1050円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:ほんのりオレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:色付きが弱い、若々しい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>バナナ、梨
<花・植物>アカシア
<香辛・芳香>若干腐臭?、ちょっと胡瓜のようなヴェジェタル
<化学物質>ちょっと硫黄?
香りの印象:日本の新酒によくあるバナナ香、やや傷んだような感じが気になる

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや残糖の甘み
酸味:爽やか、やわらか
苦味:控えめ
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュな梨のような果実感

【評価】
ライトでフルーティでジューシー、残糖の甘みとしっかりした酸味のバランスが良い

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして、楽しく飲むワイン

【グラス】
小ぶり、ワイングラスでなくてもよい

【総評】
外観は淡く、ちょっとオレンジがかったベージュっぽい色調で、輝きは弱めです。

香りは弱めで、特徴的なバナナ香、アカシア、ややヴェジェタル、やや傷んだ果実のような印象があって気になりましたが時間とともに消えて、その後熟成感のある酵母のシュール・リーのような印象が出てきました。

味わいは、ライトでフレッシュ、残糖が多めに残っているやや甘口で、爽やかでしっかりした酸味とグレープフルーツのような苦味が支えて、少しえぐ味を残して爽やかなフィニッシュ。

誰もが美味しいって言いそうな、幸せ感のあるまとまりです。
今年も新酒のシーズンが来たなー、ってちょっと嬉しくなりますね。

いままでの日本の新酒と比べると、コクとか旨みとか香りが足されているような、気合を入れて造ってる感じがします。
なんというか、全体のまとまりにセンスを感じるというか。
ただ甘くてフルーティな新酒ではありませんね。

今日の晩御飯は、サーモンフライ。
中濃ソースとマスタードをつけて合わせてみました。

甘くてフルーティなので、食事との相性はあまり良くないものの、それほど気になりません。
ライトで香りも控えめだからでしょうか。

どれに合わせてもまあ問題ないって感じ。
ピスタチオもまったく絡まないけど、邪魔もしません。

そもそも何もなくても全然大丈夫なタイプですね。
たまたまあったマドレーヌに合わせてみると、これが一番合いました。

カミさんに飲ませたら、「これ発泡してる?新酒だから甘いのか~。」とちょっとイマイチな反応。
甘いワインが好きじゃないので、これはしょうがないですね。

ただこのくらい甘みがあると、飲み進むとだんだん飽きてきますね。
後半ちょっと惰性で飲んでるかも。
しかもちょっと胃に持たれる感じ?

そもそも新酒がダメな人にはおすすめできませんが、日本の新酒の中では良い方だと思います。

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丹波ワインヌーボー2014(白)

※サイトより引用
◇京都丹波ワインとは・・・。
丹波ワインの創業は1979年。照明器具メーカー社長であった現社長のお父さんである黒井哲夫さんが、海外で駅のホームやカフェで気軽にサンドイッチ片手に愉しめるワインの旨さに驚き、そのワインを日本へ持ち帰る。しかし、海外で味わったワインも日本で味わうと何かが違う…。何度試しても同じ結果。そこには臭い、言葉、温度、湿度など、歴史が培った食文化が重要であることに気づいたそうです。だからこそ、むこうのように普段の家庭料理に合うようなワインを、丹波で作ろうと決意したそうです。
◇料理がメインのワイン造りとは・・・。
「日本料理は引き算の料理」といられるほど、日本料理は素材の持ち味をいかすため、アクを丁寧にひき、調味料を控え、なるべく薄味で仕上げます。京都では料理の味付けは、かつおと昆布のだしとほんのりとした甘みが基本です。だから、丹波ワインは微妙な味わいの和食と合うように、搾った果汁を清澄し、ぶどうの雑実を取ってから発酵させています。搾ったまま発酵すると果実味があるインパクトの強いワインができますが、これでは料理が負けてしまいます。丹波ワインはあくまで「料理がメイン」のワインなんです。だから数多くの京都の料亭で丹波ワインは愛用されているのです。
■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2014/10/12

E.ギガル タヴェル ロゼ 2012

E.ギガル タヴェル ロゼ 2012
E.ギガル タヴェル ロゼ 2012
E.GUIGAL TAVEL ROSE 2012

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:南部地区:A.O.C.タヴェル
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、サンソー30%、クレーレット10%、シラー5%、その他5%

リカーランドトップで、税込み2634円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:赤味が強く、黒っぽい色調の濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強い
外観の印象:色付きが良い、輝きが強い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実、チェリー、アセロラ
<花・植物>花の蜜、ヴァニラ、香水のようなフローラル
<香辛・芳香>甘い印象のハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:まだ開いてないせいか、香りが弱め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:はっきりした、優しい
タンニン分:ロゼとしては強め、舌の脇に残る
バランス:心地よい、骨格のある
アルコール度:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スィートな果実感ながらスパイシーでもある

【評価】
柔らかく優しい口当たりだが、しっかりしたボディがあり硬派な印象を残す

【供出温度】
14-17度 しっかりしたボディがあるので、温度高めの方が楽しめるのでは(まだ分からない)

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ギガルのタヴェル、飲むのは二度目です。
なかなか手に入らないワインなので、楽しみにしてました。

外観は、赤みの強い鮮やかな色調ながら、黒っぽく濃いロゼで、強い輝きを持っています。

香りは弱めで、最初にヴァニラのような印象、その後に赤い果実、花の蜜、ふっと香水のようなフローラル、さらに時間が経つと粉っぽいようなミネラル、あまり良くない感じです。

味わいは、軽めでやさしい口当たりから、穏やかな酸味と控えめの果実感、ボリューム感は無く、アルコールの強めの印象が出てきて、やや辛いフィニッシュ。

期待感が大きかったせいか、最初はなんだかイマイチだったのですが、飲み進むと印象が変わってきました。
引き込まれる魅力がありますね。

ギガルのタヴェルはロゼワインの最高峰で、赤ワインでいうとロマネ・コンティみたいなもの、と考えていましたが、やはりロゼってちょっと別カテゴリというか、ワインとしての深度を深めるというよりは、カジュアルでバカンスワイン的なイメージが強いですよね。

今日の晩御飯は、鳥手羽元のトマトシチュー。
マカロニとバケット、ガーリックライスがついています。

合わせると、大人な対応でフルーツ感を料理に乗せながら、穏やかに合わせる感じです。
甘みとフルーツ感が食事との相性のポイントですね。

おつまみでピスタチオに合わせると、ワインが消えてしまいます。
そこそこ強めのワインなのに、不思議ですね。

カミさんに特別なロゼと伝えて感想を聞くと、「ちょっと甘いかな、価格は1980円くらい?」という感想。
2600円と伝えると、それは高い、という評価でした。

決して悪くないし、美味しいロゼなのですが、ギガルのタヴェルに期待する深みとか奥行きみたいなものが足りないのかな?
もしブラインドで飲んだとしても、特別なロゼと思えないかもしれません。

コストパフォーマンスもイマイチでしょうか。
スペインの1000円くらいのガルナッチャのロゼとあまり変わらないかも。。

でもきっとまたギガルのタヴェルは見かけたら買ってしまうと思います。
次に期待です!

よく考えてみると、ロゼの完成形のイメージってありませんね。
最高のロゼってどういう味わいなのでしょう。

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■E.ギガル タヴェル ロゼ[2012](750ml)ロゼ E.GUIGAL Tavel Rose[2012]【出荷:7〜10日後】

※サイトより引用
【赤の代わりに使えるパワフルロゼ!】 コート・ロティの名門、ギガルのタヴェル。グルナッシュとサンソーを主体としたこのロゼは、濃いめのチェリーピンク。香りはストベリーキャンディ。味わいは力強く、飲みごたえたっぷり。赤の代わりに十分なります。
【料理】 ポークソテー、焼き肉、煮込みハンバーグ

■関連リンク

E.ギガル タヴェル ロゼ 2006

2014/10/11

バロン・ド・ムスタッシュ メルロー 2012

バロン・ド・ムスタッシュ メルロー 2012
バロン・ド・ムスタッシュ メルロー 2012
BARON DE MOUSTACHE MERLOT 2012

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー

ワイン館ビバヴィーノで、5本セット3199円、1本あたり640円で購入。
参考価格は、1078円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しさのあるやや黒っぽい、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カシス
<花・植物>ガリーグのようなハーブ香、ユーカリオイル
<香辛・芳香>シナモン、カラメル、チョコレート、ヴァニラ
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、木樽の印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらかな、優しい
タンニン分:きめ細やか、控えめ
バランス:柔らかな、心地良い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
濃厚な甘い印象の果実感

【評価】
華やかさのある香りと、まろやかで濃縮感のあるスウィーツのような味わい

【供出温度】
10-13度 甘くて果実感が強いので、あまり温度が高いよりはややひんやりしているくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのある紫色とやや黒っぽい色調で、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、カシスのような濃縮感のある果実香に、ハーブ香の強めのガリーグのような香り、揮発性のあるユーカリオイルと、ヴァニラ香、カラメル、チョコレートのような印象があります。

味わいは、やや軽めのアタックから、濃縮感のある果実香と残糖の甘み、優しい酸が支えて、ふっくらと穏やかなボディで、後味はややアルコールの強さが残るものの、幸せ感のある、スウィーツのようなまとまり。
ヴァニラの香りが効いてますね。

ちょっと甘いかなー、って感じはあるものの、とてもバランスよくまとまってて飲みやすくて、ワインらしさもちゃんとあって、第一印象はGOOD。

この果実感と甘みが、食事とどう馴染むかがポイントになりそうですね。

今日の晩御飯は、カレー。
ふつーのルーのやつですが、子供の要望で、ビーフとチキンのダブル肉入り。

合わせると、まったく絡まないけど、意外と仲がいい感じ。
楽しそうにはしゃいで話してるけど、実はまったく理解し合えてない女子高生みたい?

牛たんスモークに合わせても、印象は同じ。
ピスタチオも仲良く合います。

とても社交的でオープン。
明るくて楽しいだけじゃなくて、ちょっと艶っぽさもあって魅力的ですね。

冷蔵庫で保存しておけば、次の日も飲めますね。
キンキンに冷えてても大丈夫。

カジュアルに気兼ねなく飲めて、華やかさもあるので、パーティ向きですね。
とても良いと思います。

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バロン・ド・ムスタッシュ・メルロー フランス産辛口赤ワイン フランスワイン/辛口/赤

※サイトより引用
コンクール・レジョナル・デ・ヴァン・ド・ラ・コオペラシオン2012金賞受賞
【テイスティングノート】
艶のあるダークレッドが魅惑的。熟したブラックカラントやブルーベリー、プロヴァンスのハーブを思わせるアロマティックな香りが溢れる様に広がります。とても柔らかな口当たりで、シルクの様に滑らかな味わい。ほのかにスパイスを感じる果実味の凝縮されたワインです。
牛すき焼、牛しゃぶ、鰻の蒲焼、ビーフシチューなどに合わせてお楽しみください。

2014/10/10

コアラ・ランチ リースリング 2014

コアラ・ランチ リースリング 2014
コアラ・ランチ リースリング 2014
KOALA RANCH RIESLING 2014

オーストラリア:産地不明
アルコール度:12%
ブドウ品種:リースリング

グルメシティで、税込み1166円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若い、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>レモン、グレープフルーツ
<花・植物>菩提樹、たばこっぽいハーブ香
<香辛・芳香>石油香、ミネラル
<化学物質>硫黄
香りの印象:まだ閉じてる?弱い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、爽やかな
苦味:後味に強めに残る
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
レモンのような柑橘系の印象

【評価】
軽めでスッキリ爽やかな味わいで後味はややえぐ味が強めに残る

【供出温度】
7度以下、8-10度 しっかり冷やして飲むと爽やかだが、やや軽くシンプルな印象になる

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、無色に近いグリーンがかったイエローで、輝きは控えめ。

香りは弱めで、最初に石油香の印象のミネラル、レモンやグレープフルーツのような柑橘系、グリーン系のハーブの印象もあります。

味わいは、すっきりドライで軽めのアタックから、爽やかな酸味と果実香があり、細身のボディで、後味にえぐ味を強めに残してフィニッシュ。

全体的にとても軽いけど、スッキリ爽やかでバランスよくまとまっています。
ちょっと甲州を思わせるような軽さでしょうか。

後味にえぐ味が強く残るのがちょっと気になりますね。

今日の晩御飯は、自家製のエビドリア。
なんだかベシャメルソースが少なくて、ほぼ白米?

このワイン、軽いので、味の薄い料理にも文句言わずに付き合ってくれます。

むきえびと合わせると、まったく何も考えてない感じで、何も起こらない感じ。
まったくの虚無が広がります。
なんか言えよ、みたいな。

このワインわりとそんな感じ、無口で従順で主張が無いですね。
キャベツとチキンのコンソメスープに合わせても、阿呆な感じ。

ワインラベルの顔が、まさにこのワインの顔そのもので、それはそれで見事ですね。
ちょっとイラッとさせる、お前何も考えてねーだろー!って感じの表情を、見事にラベルで表現してます。

でも食事の邪魔をしないので、ついつい飲んでしまいますね。
こんなに主張のないリースリングって初めてかも。

食事が終わって、ワインだけになると、ちょっとさみしいですね~。
飲んでてちょっとさみしくなるワイン。

秋だから?

地味めで、ライトでシンプル、従順だけど楽しくないタイプ。

人に例えると、おとなしくて人に迷惑もかけないけど、一緒にいて全然楽しくない、しゃべりかけてもまったく噛み合わない無反応な人、みたいな。

後味もあまり良くなく、これで1000円超えはイマイチかな~。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/10/07

ロス・モリーノス 白 NV (2014年購入)

ロス・モリーノス 白 NV
ロス・モリーノス 白 NV
LOS MOLINOS WHITE NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:アイレン100%

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強い
外観の印象:若い、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>リンゴ、柑橘系
<花・植物>カビっぽい青臭さ、杉、樹脂
<香辛・芳香>白胡椒?
<化学物質>硫黄、ケミカル、ゴム
香りの印象:ケミカルで鼻をつく印象

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや残糖の甘み
酸味:シャープな、やや酸化の印象
苦味:収斂性がある
バランス:溌剌とした、やや荒い
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ちょっと甘い柑橘系の印象

【評価】
ケミカルな香りにやや荒い口当たりながら、フルーツ感はチャーミング

【供出温度】
7度以下、8-10度 香りも口当たりも良くないので、冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、少しオレンジがかった中庸な濃さのイエローで、輝きがあります。

香りはケミカルで鼻をつくような嫌な感じ、カビっぽい青さや、ゴムなどの化学物質、雨に濡れた杉など、とにかく良くありません。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、やや荒っぽい酸味と残糖の甘み、じわっとフルーツ感が出てくるけどボリューム感はなく、早めにフィニッシュ。

何度か飲んだことがあるこのワイン、2年前の最初の時は最悪、ケミカルで体に悪そうって感想、去年飲んだときは、軽くて水っぽいけどバランスは悪くない、という感想。
今年は、ケミカルで体に悪そうってところはあるものの、身の危険を感じるほどではありません。
軽くて水っぽい感じもなく、それなりに果実感に厚みがあります。
毎年進化を続けているみたい。まあロットの違いとかはあるかもしれませんが。

今日の晩御飯は、コンビニのミネストローネパスタ。
コンビニパスタの、なんというか、人工的な味わいにベストマッチ。

捨てる神あれば拾う神あり、毒を以て毒を制す、って感じ?

果実感がぐっと強くなるので、こういったコンビニ食とか、オードブルスナック系に合いそうですね。
脂っこい唐揚げとかポテトフライ、冷食のピザとか、気兼ねなく合わせられそうなタイプです。

飲み進んで酔っ払ってくると、なんだか全然気にならなくなってきましたね。

人に例えると・・・ケミカルで人工的なので、人には例えにくい・・・
人間になりたいけどなれない、悲しい宿命を背負った小さく可愛らしいロボットって感じ?
また良く分からない例えですみません。

今回あまり良くないですが、きっとまた来年リピートすることになると思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2014/10/05

センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV (2014年購入)

センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV
センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV
SENSI BORGO CIPRESSI BIANCO NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

ローソンで、税込み576円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若い、輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>カリン、パイナップル
<花・植物>蜂蜜
<香辛・芳香>バタークリーム、ハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖とアルコールの甘みがある
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:溌剌とした、ふくよかな
アルコール:やや強め
余韻:短め

【フレーヴァー】
濃縮感のある甘い果実感

【評価】
厚みのある果実感に爽やかな酸味のバランスが良いが、後味にややワックスのような感触が残る

【供出温度】
7度以下、8-10度 冷やしても美味しそうだが、厚みのある果実感を楽しむにはやや温度高めが良い

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若さのあるグリーンがかった中庸な濃さのイエローで、少し輝きがあります。

香りは、カリンや南国系の果実、バタークリーム、蜂蜜、ハーブ香など、リッチ感のある気分の上がる印象の香り。

味わいは、濃縮感のある果実感と甘みのあるアタックから、穏やかで爽やかな酸味が広がり、幸せ感のある味わいで、やや舌にワックスのような印象が残るフィニッシュ。

このシリーズ、何度かリピートしてますが、やはり美味しいです。

今日の晩御飯は、自家製の春巻きと、冷凍のチャーハン。
春巻きは、果実感と甘みが強くなって、食事というよりはおつまみとかオードブル感覚になります。

冷凍チャーハンは、まったくからまず平行線だけど、お互いの邪魔はしないって感じ。
後味をさっぱりしてくれるという点では、役にたってるかも。

そもそも白米とワインが合わないので、無理な組み合わせではあります。

食事が終わって、おつまみでポリッピー塩味、に合わせると、フツーの飲み会的な合い方で、まったく問題なし。
割り切った関係、って感じ?

どちらかというと、食事が終わってからの方が、このワインがイキイキしてる感じがしますね。
コンビニで手頃な価格で手に入るし、パーティワインとして飲み会には重宝しそうなタイプですね。

人に例えてみると、明るく陽気な、小柄な女性、優しさを持ってて、どこか寂しさもある、って感じ?
ちょっと分かりにくいかも。

多分またリピートするワインだと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2014/10/04

ジェイコブス・クリーク わ 2013

ジェイコブス・クリーク わ 2013
ジェイコブス・クリーク わ 2013
JACOB'S CREEK WA 2013

オーストラリア:アデレード・ヒルズ産ぶどうを使用
アルコール度:13%
ブドウ品種:品種不明

グルメシティで、税込み1625円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きは弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>白い実の果実、梨、柑橘系
<花・植物>白い花(ややアカシア)
<香辛・芳香>石鹸のようなミネラル
<化学物質>なし
香りの印象:弱めだが、上品

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かすかに残糖の甘み
酸味:爽やかな、まろやか
苦味:穏やか、爽やか
バランス:スリムでまろやか
アルコール:やや弱めに感じるが、後味に少しアルコール感が残る
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
やさしい、白い実の果実感が残る

【評価】
穏やかで優しい味わいながら、後味にややアルコール感が残る

【供出温度】
8-10度 あまり冷やし過ぎるとこのワインの繊細な印象が無くなる

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったグレーっぽい色調で、金属質な輝きがあります。

香りは、穏やかで、梨や柑橘系の果実、石鹸のようなミネラル、アカシア、時間が経つとやや樽熟成のような印象も出てきました。
穏やかだけど、しっかりしたワインの印象ですね。

味わいは、軽めで優しいアタックから、残糖の甘み、穏やかな果実感と酸味がじわっと広がり、上品な世界観を持っていて、後味はアルコールがやや残る印象でやや辛さを感じるフィニッシュ。

なるほど、香り抑えめで、優しい上品な味わい、ポイントは残糖の甘みですね。
お酒やみりんを使った、煮物系の和食に合いそうですが、生魚や青魚系は苦手そうです。

レモンやかぼすを搾ったような、キュット締めて料理に合う、というタイプではなく、日本酒のような穏やかに包み込むような合い方をするタイプみたい。
フレッシュな日本酒って感じを狙っているような印象をうけます。

今日の晩御飯は、さんまの塩焼き。大根おろしとすだち付き。それに豚汁。
実際に合わせる前の予測は、さんまの塩焼きはイマイチで、豚汁は合いそうな印象ですが、さてどうでしょう。

合わせてみると、さんまの塩焼きは、ピッタリ合わないまでも、ワインの中では最も合う方だと感じました。
普通だと、だいたい生臭さが強調されてダメなパターンが多いですが、このワインは青魚でも問題ないみたい。
豚汁が予想よりも馴染まない感じでしたが、でも問題ありません。

一緒に飲んだカミさんも、「ちょっと甘いね。でもさんまに合わせても大丈夫。」と言ってました。

確かにこのワイン、和食全般に広く合わせやすそうです。
ビールや日本酒、焼酎は好きじゃない、という女性にとっては、和食の時のお酒のチョイスにいいのではないでしょうか。

食事が終わって、ピーナッツとかセサミスナックとかに合わせても問題なし。
アーモンドだと、ちょっと負ける感じ。
醤油味のあられに合わせると、これはOK。やはり和食系が合いそうですね。

このワイン、なんとなく日本の酵母の香りがするような気がします。
いや、酵母じゃなくて、シュール・リーのような、澱の旨みの印象かな。

日本ワイン、特に甲州との違いは、ややボディが強くメリハリがあるところでしょうか。
逆に繊細さは、日本ワインの方があります。

でも、和食に合わせるとなると、このワインの方甲州よりも勝ってる部分も多くありそうですね。
特に青魚との相性は、このワインの方がいいのでは、って感じがします。

日本ワインに挑戦状を叩きつけるような存在感ですね。
和食に合うのは甲州だけじゃないよ、って問題提起していて、これはなかなか面白いワインだと思います。

人に例えてみると、おだやかで優しいけど、芯の強い、和服を来た女性って感じでしょうか。

ジェイコブス・クリークらしい、安定感のあるワインで、安心して人に勧められる1本です。
家庭の和食にもよく合うと思います。

■楽天ショップへのリンク

ジェイコブス・クリーク『わ』 [2013](白ワイン)[Y]

※サイトより引用
その名も『わ』と名付けられたこのワイン、和食と楽しむために生み出されました♪
しかも、その誕生に携わったのは、『ワインと寿司』の組み合わせの楽しみを、いち早く提案してきた…
『《銀座 寿司幸本店》の杉山氏!』
常に、和食とワインの相性を探求して来た氏が、『和食にいちばん合うお酒は日本酒』という常識を打ち破るべく、オーストラリアにまで赴き、ワイン造りのプロと共に生み出したのが、この『わ』なのです。
繊細な和食の味に寄り添うように…
『デリケートでピュアで、エレガントなワイン』
を目指して、醤油、だしにも合うワインとして、生み出されました。
しかも、そのワインを手掛けるのは、初来日の際、タカムラでもイベントを行い、素敵なスマイルでお客様を魅了した、白&スパークリング・ワイン担当ワイン・メーカー、レベッカ・リチャードソンさん!
世界的規模のワイナリーで、ワイン・メーカーと抜擢された彼女の実力は、ジェイコブス・クリークの美味しさをご存知なら、お分かりの通り。
日本もすっかり気に入った彼女が、一流寿司職人とタッグを組んで生み出してくれたのですから、期待せずにはいられません。
ラベルにも、『わ』の文字があしらわれ、目を引くこの1本。
店頭で先行して販売させて頂いたところ、興味を持つお客様が多く、試飲販売でもご好評頂いています♪
【使用ブドウ】主にアデレード産のリザーブ・クラスのブドウを使用

2014/10/03

サンティアゴ メルロー NV

サンティアゴ メルロー NV
サンティアゴ メルロー NV
SANTIAGO MERLOT NV

チリ:セントラル・ヴァレー地域:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

グルメシティで、469円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った印象
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチの濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>赤い実の果実
<花・植物>青ピーマン
<香辛・芳香>なめし革、血液、茎っぽい青さ
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:ケミカルな印象が強い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:柔らかい、やや頼りない
タンニン分:粗い、収斂性がある
バランス:軽くて、荒い
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー、ケミカル

【評価】
軽くて荒い口当たり、頼りなくザラッとした味わい

【供出温度】
10-13度 温度が高いとワインの荒さが目立つが、冷やすと渋みが強く出そう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調でやや濁った印象、底がうっすら見えるくらいの濃さです。

香りは、硫黄のようなケミカルな印象が支配的で他の香りがほとんど感じられませんが、鉄さびや血液、茎っぽい青さがあります。

味わいは、軽めのアタックから頼りない酸味とボディ、後半渋みがぐっと強く出て、荒い印象でフィニッシュ。

これはイマイチです。
なんだか、全体的にとてもいい加減な印象をうけますね。

今日の晩御飯は、豚肉の生姜焼き。
合わせてみると、馴染まないけど、悪くありません。

少なくともワインだけで飲んでるよりは美味しく飲めますね。
食べ終わってから飲むと口をさっぱりリフレッシュしてくれて、これはいい感じ。

食事が終わってワインだけになると、何か欲しくなります。
セサミスナック、つぶ餅、アーモンド、ピーナッツの入ったミックスセレクションがあったので合わせてみると、ワインだけよりも飲みやすくなるのでついつい食べちゃいますね。
ワイン自体が頼りないからでしょうね。

人に例えると、いいかげんでやる気のない若いバイト、って感じ?
なんだか、なげやりな感じがあります。

これはリピートしないタイプですね~。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2014/10/02

サンティアゴ 白 ソーヴィニヨン・ブラン NV

サンティアゴ 白 ソーヴィニヨン・ブラン NV
サンティアゴ 白 ソーヴィニヨン・ブラン NV
SANTIAGO SAUVIGNON BLANC NV

チリ:セントラル・ヴァレー地域:クリコ・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

グルメシティで、税込み469円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きは弱め

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:
<果実>梨、柑橘系
<花・植物>白い花、かすかに麦わら
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、シロップ
<化学物質>硫黄
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やわらか
苦味:穏やか
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツのようなフルーツ感

【評価】
軽めで優しい味わい、フレッシュでフルーティだが、後味はやや辛い

【供出温度】
7度以下、8-10度 しっかり冷やして飲む方が良さそうだが、やや温度高めでもそれほどダレない

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかった色調でややグレーっぽいイエロー、輝きは弱めです。

香りは、まず硫黄由来のミネラル、柑橘系や梨のような果実感、シロップのような甘い印象と少しグリーン系の香りがあります。

味わいは、軽めで優しいアタックから、おだやかな酸味とフルーツ感、ほんのり甘みがあり、後半ややアルコールが主張して、えぐ味のあるフィニッシュ。

全体的にとても柔らかく、バランスよくまとまっている印象ですが、香りは硫黄の印象が強くて、あまり良くありません。
特に時間が経つと、鼻を突く印象になりますね。

でもまあ、この価格なら十分いけるのではないでしょうか。
フレッシュ感もあって、飲みやすいし、ソーヴィニヨン・ブランらしさもあります。

ワインだけで飲んでると、だんだんえぐ味が溜まってくるのがちょっと気になるかも。

今日の晩御飯は、自家製の中華丼、ご飯は雑穀米、それと味噌汁。
合わせるとドライのチューハイをあわせてるみたいで、そこそこ問題ありません。
ワインとしての主張があまりなく、こういうタイプは家庭料理に合わせやすいですね。

食事が終わって、ワインだけでも問題ありません。

人に例えると、気軽に気兼ねなく楽しく過ごせる、ふつーの人だけど、でもとてもいい人みたいな。

このワインはいいですね。普段飲みにちょうどいい。
またリピートしそうなワインです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)



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