2014/10/12

E.ギガル タヴェル ロゼ 2012

E.ギガル タヴェル ロゼ 2012
E.ギガル タヴェル ロゼ 2012
E.GUIGAL TAVEL ROSE 2012

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:南部地区:A.O.C.タヴェル
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:グルナッシュ50%、サンソー30%、クレーレット10%、シラー5%、その他5%

リカーランドトップで、税込み2634円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:赤味が強く、黒っぽい色調の濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強い
外観の印象:色付きが良い、輝きが強い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実、チェリー、アセロラ
<花・植物>花の蜜、ヴァニラ、香水のようなフローラル
<香辛・芳香>甘い印象のハーブ香
<化学物質>なし
香りの印象:まだ開いてないせいか、香りが弱め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:はっきりした、優しい
タンニン分:ロゼとしては強め、舌の脇に残る
バランス:心地よい、骨格のある
アルコール度:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
スィートな果実感ながらスパイシーでもある

【評価】
柔らかく優しい口当たりだが、しっかりしたボディがあり硬派な印象を残す

【供出温度】
14-17度 しっかりしたボディがあるので、温度高めの方が楽しめるのでは(まだ分からない)

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ギガルのタヴェル、飲むのは二度目です。
なかなか手に入らないワインなので、楽しみにしてました。

外観は、赤みの強い鮮やかな色調ながら、黒っぽく濃いロゼで、強い輝きを持っています。

香りは弱めで、最初にヴァニラのような印象、その後に赤い果実、花の蜜、ふっと香水のようなフローラル、さらに時間が経つと粉っぽいようなミネラル、あまり良くない感じです。

味わいは、軽めでやさしい口当たりから、穏やかな酸味と控えめの果実感、ボリューム感は無く、アルコールの強めの印象が出てきて、やや辛いフィニッシュ。

期待感が大きかったせいか、最初はなんだかイマイチだったのですが、飲み進むと印象が変わってきました。
引き込まれる魅力がありますね。

ギガルのタヴェルはロゼワインの最高峰で、赤ワインでいうとロマネ・コンティみたいなもの、と考えていましたが、やはりロゼってちょっと別カテゴリというか、ワインとしての深度を深めるというよりは、カジュアルでバカンスワイン的なイメージが強いですよね。

今日の晩御飯は、鳥手羽元のトマトシチュー。
マカロニとバケット、ガーリックライスがついています。

合わせると、大人な対応でフルーツ感を料理に乗せながら、穏やかに合わせる感じです。
甘みとフルーツ感が食事との相性のポイントですね。

おつまみでピスタチオに合わせると、ワインが消えてしまいます。
そこそこ強めのワインなのに、不思議ですね。

カミさんに特別なロゼと伝えて感想を聞くと、「ちょっと甘いかな、価格は1980円くらい?」という感想。
2600円と伝えると、それは高い、という評価でした。

決して悪くないし、美味しいロゼなのですが、ギガルのタヴェルに期待する深みとか奥行きみたいなものが足りないのかな?
もしブラインドで飲んだとしても、特別なロゼと思えないかもしれません。

コストパフォーマンスもイマイチでしょうか。
スペインの1000円くらいのガルナッチャのロゼとあまり変わらないかも。。

でもきっとまたギガルのタヴェルは見かけたら買ってしまうと思います。
次に期待です!

よく考えてみると、ロゼの完成形のイメージってありませんね。
最高のロゼってどういう味わいなのでしょう。

■楽天ショップへのリンク

■E.ギガル タヴェル ロゼ[2012](750ml)ロゼ E.GUIGAL Tavel Rose[2012]【出荷:7〜10日後】

※サイトより引用
【赤の代わりに使えるパワフルロゼ!】 コート・ロティの名門、ギガルのタヴェル。グルナッシュとサンソーを主体としたこのロゼは、濃いめのチェリーピンク。香りはストベリーキャンディ。味わいは力強く、飲みごたえたっぷり。赤の代わりに十分なります。
【料理】 ポークソテー、焼き肉、煮込みハンバーグ

■関連リンク

E.ギガル タヴェル ロゼ 2006

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