2014/10/23

ビストロ・ドゥ・ジュール 赤 NV

ビストロ・ドゥ・ジュール 赤 NV
ビストロ・ドゥ・ジュール 赤 NV
Bistrot de Jules Red NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:品種不明

デリドで、税抜き457円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:少しオレンジがかった、黒くくすんだ落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:熟成感がある、ピークを過ぎた印象

【香り】
豊かさ:ケミカルで鼻を突く感じ
特徴:
<果実>干しプラム、プルーン、ドライフルーツ
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>血液、生肉、タバコの葉
<化学物質>硫黄
香りの印象:ケミカルで、熟成感がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープな、やや荒い
タンニン分:きめ細やか、後味に強めに残る
バランス:スマート、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっとスパイスの効いた果実のソース

【評価】
ライトでちょっと熟成感があるが、傷んだ感じはなく、しっかりしたワインらしい味わいがある

【供出温度】
14-17度 冷やしても美味しいが、ちょっと温度上がってきてもそれなりに美味しそう 

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、ややオレンジがかった落ち着いた色調で、輝きは弱め、透明感があり底がしっかり見えます。

香りは硫黄の印象が強めで、熟成感のあるドライフルーツやプルーン、ドライフラワー、血液や生肉、タバコの葉の印象もある。

味わいは、軽めのアタックからやや刺々しい酸味、熟成感とフルーツ感、強めのタンニンが出てきてしっかり後味を締めて、少しえぐ味の残るフィニッシュ。

ちょっと熟成感があって、荒い感じのまとまりながら、全体のバランスがなんとも絶妙で、これは個人的に当たりです。
気がつくとどんどんワインだけで飲んでますね。
ただ、しっかりしたタンニンがあるので、ワインを飲み慣れてる人じゃないと渋みが気になるかも。

後味にえぐ味が残って渋いのですが、なんでしょうか、心地良いんですよね。
この熟成感もなかなか絶妙で、いい感じです。

ミニパウンドケーキ フルーツミックスに合わせると、ベースは問題無いけど、渋みが浮いて最後に強く残って、これはダメ。

今日の晩御飯は、コンビニのキーマカレー卵のせ。
合わせると、挑発するような感じで、カレーのスパイスにさらにワインが乗ってく感じ。

このワイン、安いのですが、ベースはしっかりしてて、決して安っぽくないのでプライドをもって料理に対峙するような印象があります。

家庭料理には合いにくそうな、ワインとしてプライド持っているタイプでしょうか。
落ちぶれても私は貴族よみたいな?

個人的には超コスパワインだと思います。

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