2012/08/26

ドメーヌ・ピエール・アンリ・モレル コート・デュ・ローヌ 2010 (ブラインドテイスティング:当てる)

ドメーヌ・ピエール・アンリ・モレル コート・デュ・ローヌ 2010
(1)グルナッシュ70%、シラー30%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1575
(2)シラー100%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1480
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(4)メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(仏:ボルドー地方:AOCコート・ド・カスティヨン:00)\1080

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、少し濃いルビー
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若さのある、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:なめし革、乾燥肉、ドライフラワー、香木、ヴェジェタル、青ピーマン
香りの印象:開いている、少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:なめらかな、しっかりした
バランス:ふっくらとした、心地良い
タンニン分:緻密、心地良い
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー(グリーン系)

【評価】
成熟度が高く、まろやかでボリューム感を持っている。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若さのある、紫がかった色調で、深い透明感のある外観。
グルナッシュかメルロー。

香りは香木のようなグリーン系のハーブ香が特徴的。
南フランスのイメージ?

味わいはほんのり甘みがある優しい飲み口。
南ローヌの、グルナッシュの印象。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ、シラーのローヌ。
で、ピンポン

いかにも南仏って感じのまとまりです。

【総評】
ドメーヌ・ピエール・アンリ・モレル コート・デュ・ローヌ 2010
PIERRE HENRI MOREL COTES-DU-RHONE 2010

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:不明
ブドウ品種:グルナッシュ70%、シラー30%

伊勢丹で、1575円で購入。

ガリーグのような、独特なハーブ香と、少し加熱されたような熟した果実感が、いかにも南仏のグルナッシュのイメージ。
グルナッシュって、濃厚でチャーミングな果実感が特徴ですね。

このワイン、非常にバランス良く、飲みやすく、品よくまとまっていると思います。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
ただ、熟した印象と甘みのバランスがあまり良くない、という評価。

そう言われると、確かに、熟した印象のフルーツ感がやや浮いてる印象がありますかね?
フルーツ感が強すぎる?

今日の晩御飯は、プルコギ風の豚肉炒め。
このワイン、柔らかい飲み口なので、そんなに対立もしないけど、引き立てるような事もありません。

まあ、これはしょうがないですね。

食事が終わって、ワインだけになっても美味しく飲めます。

ほんのり甘みがあって、果実感とのバランスがいいですね。
口あたりは柔らかくて、後味もジューシー。

万人受けしそうなタイプで、安心して人に勧められます。

このワイン、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

ドメーヌ・ピエール・アンリ・モレルコート・デュ・ローヌ[2010]

※サイトより引用
1808年に創設されたM.シャプティエ社は、エルミタージュの丘の麓にあるタン・エルミタージュを拠点とし、ローヌ地方を代表する銘醸ワインを産み出し、エルミタージュの歴史と伝統とともに生きる名門。1808年創業のシャプティエ社はローヌ最高の生産者の一人として、高い評価を受けています(「Wine Buyer's Guide R.Parker」四~五つ星  「Les meilleurs vins de France2009」三つ星)。
ポリドール・シャプティエが、1879年に最初の自社畑を取得して以来、現当主のミシェル・シャプティエに至るまで、一貫した家族経営のもとに、畑を守り、テロワールを尊重するワイン造りを行っています。
特に北部ローヌのワインで高い評価を受けているシャプティエですが、近年では南部のワインにも注力しており、2008年に新しい拠点として、このピエール・アンリ・モレルを設立しました。
代表にはシャプティエの取締役の一人ピエール・アンリ・モレル氏が就き、シャプティエ社の現在の代表ミシェル・シャプティエ氏との強力タッグで運営に当たっています。
ネゴシアンとしてのシャプティエのテーマが安定した高品質のワインであるとすれば、このドメーヌはシングル・ヴィンヤードとして個性的なワインを生み出すことにあると言えます。
またシャプティエと言えばビオディナミで知られていますが、このピエール・アンリ・モレルでも、全ての畑をビオディナミに転換中であり、今後が更に楽しみなドメーヌです。

2012/08/25

シャトー・ド・ウッシュ 2009 (ブラインドテイスティング:当てる)

シャトー・ド・ウッシュ 2009
(1)グルナッシュ70%、シラー30%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1575
(2)シラー100%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1480
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(4)メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(仏:ボルドー地方:AOCコート・ド・カスティヨン:00)\1080
(5)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド10%(仏:ボルドー地方:AOCメドック:09)\880

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:薬箱、ケミカル、ややカビ?、硫黄、青草香、閉じている
香りの印象:閉じている、控えめな

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ、ドライ
酸味:なめらか、控えめ
バランス:ライトでシンプル
タンニン分:サラサラした、弱目
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ミディアムボディ。ドライでシンプルなまとまり。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
かなり濃い外観で、若々しい。
この段階では2000年以外は候補。

香りは閉じていて品種の特徴は感じられないが、青草香があってカベルネ・ソーヴィニヨンの印象。

味わいはミディアムボディでドライ。
柔らかい飲み口がちょっとボルドーっぽい?

おそらくローヌの2本も外れて、南アフリカかメドック。

飲み口の軽さやドライな後味はニューワールドっぽくない。

ファイナルアンサーで、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンのメドック
で、ピンポン

最初は閉じてたけど、だんだん良くなりそう。

【総評】
シャトー・ド・ウッシュ 2009
CHATEAU DE UCH 2009

フランス:ボルドー地方:AOCメドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド10%

町田の蔵家さんで、880円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
確かに軽めだけど、しっかりした味わいです。

少し時間が経つと、カラメル香が強くなってきました。

軽くて、ボリューム感はありませんが、すーっと入る美味しさを持ってます。
後味はドライで、余韻がとても良い感じ。

このワインはいいですね。

今日の晩御飯は、自家製ミートローフ。
野菜が多めに入ってるので、肉料理としては軽め。

このワイン、良く合いました。

ドライで素直な味わい、さらに軽めなので、家庭の肉料理に幅広く合いそうですね。

ちなみに伊藤ハムのビーフジャーキーに合わせると、ワインの上品さがすっと立ってきて、優しくなだめるような合い方をします。

ドライフルーツはさすがに、ワインが持っていかれますが、箸休め的なおつまみでいいですね。

グラスに注いだばっかりだと、固くて閉じてるような印象なんですが、グラスに入れて時間が経つと、いろいろ語り出しますね。

そうか!?
デキャンタージュすれば良かった?

でも時すでに遅しで、半分以上無くなってます。

軽めでもいろいろ楽しめるタイプですね。

コストパフォーマンスも非常に高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・ド・ウッシュ[2009]年・AOCメドックChateau de Uch [2009] AOC Medoc

※サイトより引用
ボルドー・メドック・フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目!しかもスーパーグレイトヴィンテージ!世紀のヴィンテージと言われ、1982年や2005年を凌ぐとまで言われる最高!満点5つ星年!!五大シャトーの全てが10万円以上になるといわれる究極ヴィンテージ[2009]年!口当たりに力強い新鮮な果実のアロマが一斉に広がり、丸みのあるタンニンと凝縮された果実味のバランスが素晴しい、究極辛口赤ワインがインポーターさんとの協賛プライス!で少量入荷!

サントネージュ エクセラント 甲州 辛口仕込み NV (ブラインドテイスティング:当てる)

サントネージュ エクセラント 甲州 辛口仕込み NV
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)甲州(日本:山梨県産甲州ぶどう100%使用:NV)\1380
(3)ピクプール・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコトー・デュ・ラングドック ピクプール・ド・ピネ:10)\1280
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(NZ:マールボロ:11)\990
(5)シャルドネ(チリ:DOセントラル・ヴァレー:11)\680

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:スモーク、ヴァニラ、クリーム、柑橘系、ミネラル
香りの印象:控えめな、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらかな、スムーズな
バランス:スリムな、ドライな
苦味:穏やかな
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
シンプルで、ドライ。ややアルコールが浮いている。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
色味が弱く、グレーっぽい外観からは甲州が候補。

香りは、ヴァニラやクリームのような印象が強く、品種の印象が弱い。
ただ、柑橘系や酵母の印象では甲州。

味わいは、軽めでドライ。
ボリューム感がなく、スッキリスリムな印象は甲州。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン

モダンな甲州と、昔ながらの甲州のハイブリッドって感じ?

【総評】
サントネージュ エクセラント 甲州 辛口仕込み NV
Ste.Neige Excellente Koshu Dry NV

日本:山梨県産甲州種ぶどう100%使用
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:甲州

イトーヨーカドーで、1380円で購入。

香りは、酵母の印象が強めで、フルーティさは弱め。
でも口に含むと心地良いフルーツ感があります。

少し甘みがありますが、良いバランスでまとまってて気になりません。
後味はややエグ味が残ってストンと落ちる感じですが、余韻にグレープフルーツのような印象が残ります。

カミさんに価格感を聞いたら、「日本のワインは高いんだよね、1280円?」という評価。
確かに、全体的な印象は、1000円台前半ですね。

今日の晩御飯はミートローフと、アボカドのサラダ。
ミートローフはともかく、アボカドのサラダには良く合いました。

ドライフルーツにも合わせてみましたが、ワインが軽くて、すっとずれる感じ?

グラスに残り少なくなると、ちょっと嫌な樽香が出てきました。
飲み進むと、ちょっとお化粧感が強くなってきて、イマイチかも。
木樽の印象もややくどく、木のチップを加えたようなイメージ?

甲州の繊細さはあまりなく、ちょっと重い感じでしょうか。

無難なまとまりだとは思いますが、いまどきの日本ワインの中では、それほど突出した良さは無いかも。

2012/08/24

シャトー・ド・ヴィルクール カベルネ・ソーヴィニヨン 2009 (ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・ド・ヴィルクール カベルネ・ソーヴィニヨン 2009
(1)グルナッシュ70%、シラー30%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1575
(2)シラー100%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1480
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\1080
(5)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド10%(仏:ボルドー地方:AOCメドック:09)\880

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、やや濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:わずかに熟成感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブルーベリー、チェリー、干しプラム、イチゴ、メントール、赤い花、グリーン系のハーブ
香りの印象:熟成感がある、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:円みのある、しっかり効いている
バランス:流れるような、心地良い
タンニン分:緻密、心地良い
アルコール度:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(熟成感のある)

【評価】
ミディアムボディで、程よい熟成感がある

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
少し落ち着いた外観からは、2008年のカベルネ・ソーヴィニヨンが候補。

香りはチャーミングな果実香が中心で、ほどよく熟した印象。
カベルネ・ソーヴィニヨンっぽくはなく、どちらかというと、メルローやグルナッシュ。

味わいは、ミディアムボディで、熟成感のあるまろやかな味わい。
このへんもメルローやグルナッシュっぽい感じ。

2009年メドックあたりが候補で、2010年のローヌもギリギリ入る?

少し時間が経つと人工的な香りの印象が出てきて、結構お化粧されてるイメージがある。
ガムみたいな香りを感じる。

全体的な口あたりの良さも、ニューワールドっぽいかも。
そうなると、最初の候補だった、2008年の南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨンに戻る?
アルコール臭が出てきて、全体的にギクシャクしたまとまりになってきた。

ファイナルアンサーで、南アフリカのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

何と、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨン。

【総評】
シャトー・ド・ヴィルクール カベルネ・ソーヴィニヨン 2009
CHATEAU DE VIRECOURT CABERNET SAUVIGNON 2009

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

町田の蔵家さんで、1080円で購入。

ネタバレしてみると、確かにボルドーの印象があります。
飲み口のまろやかさと後味の辛さがボルドーっぽいのかな?

ただ、価格が安いこともあって、グローバルワインって感じのまとまりですね。

ボルドーでカベルネ・ソーヴィニヨンの単一品種って珍しいですが、このワイン、全然カベルネ・ソーヴィニヨンって感じがしないんですよね。
何か不思議。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
何か食べ物が欲しくなる、という感想です。

レトルトのモッツァレラトマトパスタに合わせると、とても良く合いました。
バジルをかけて、香り付けをしてあげるとさらに合います。

ボルドーだけど、お肉よりもパスタくらいがいいですね。

温度もちょっと低めで、気軽に飲むようなタイプ。
少し冷やした方が、素直な味わいになります。

カニ玉もあったので、ダメもとで合わせてみると、これが意外と大丈夫。

あまりプライドのないボルドー?
というか、フレンドリーなボルドーなんですね。

週末だったので、カミさんもたくさん飲んで、あっという間に残りわずか。。。
あまり気負わずに家庭で、気軽に飲めるボルドーという点ではとても良いですね。

低価格なボルドーの中では、まとまりが良い方だと思います。
しかも飲み進むとだんだん良くなってきますね。

フルーツ感があって、飲みやすいのですが、気品というか上品さも兼ねてます。
そこはニューワールドとは違う点でしょうか。

このワインオススメですね。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・ド・ヴィルクール カベルネ・ソーヴィニヨン[2009]

※サイトより引用
高品質かつ値頃にという信念の下、ワイン造りを行う、ボルドー地方の家族経営のシャトー ≪シャトー・ド・ヴィルクール≫。
1858年にシャトー・デ・コンブを所有していたデュクール家が、アントゥル・ドゥ・メールの小さな村であるLadaux(ラドー)に拠点を移しました。
1885年にベルナール・デュクール氏の祖父であるピエール・デュクール氏と父のルイ・デュクール氏が、9haの畑でワイン造りを始めました。
その後、1951年にアンリ・デュクール氏が加わり、ルイ・デュクール氏の息子達と様々な挑戦を行い、その品質を高めていきました。
現在、デュクール家は新しい世代が、受け継がれてきた伝統を大切にしつつ、たゆまぬ改革を行い続けています。
平均樹齢20年。土壌は粘土石灰質。
ステンレス・タンクにて醗酵、熟成(8~12ヶ月)
エッジに紫を帯びた明るいルビー。
若々しい色合い。
アセロラやクランベリー、カシスなどの果実や、
真っ赤なバラをイメージした香り。
口当たりはなめらかで、後からアルコール感もしっかり感じられ、フルーティながら飲み応えのある赤ワインです。

2012/08/22

シエンブラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴ 2011

シエンブラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴ 2011
シエンブラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴ 2011
SIEMBRA CABERNET SAUVIGNON RESERVA 2011

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体

ローソン100で、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:ブラックベリー、カシス、硫黄、血液、燻製肉、タバコの葉、杉、青ピーマン
香りの印象:還元状態?、やや刺激的

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:フレッシュな、赤ワインにしては強め
バランス:流れるような
タンニン分:緻密、やや弱め
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
ミディアムボディで、シンプルなまとまり。カジュアルに楽しむ。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
香りはやや還元状態なのか、ケミカルな印象が強め。

味わいはミディアムボディで、ややトゲトゲしい味わいながら、バランスよくまとまっている印象。
後味にタンニンと一緒にエグ味もちょっと残ります。

ワンコインワインなので、あまり期待はしてませんでしたが、そこそこ問題ない感じですね。

ちょっと酸味が強めで、酸っぱい感じのワインです。

今日の晩御飯は、レトルトのごはんに、レトルトカレー、それにプチトマトを載せた、トマトカレー。
レトルトカレーと一緒に温めたプチトマト6個が、インスタントくささを、ちょっと抑えてくれます。

このワイン、食事と合わせると、とても軽い印象になります。
辛さや、インスタント臭さを洗い流す役目で、よく合いました。

食事が終わって、ワインだけになると、何か欲しくなるタイプですね。

アーモンドチョコレートがあってので合わせてみると、ワインの単調さが助けられて、少し進みます。
アーモンドの香ばしさに良く合うんですね。

このワイン、単調な印象で、ちょっと飽きてきますね。
香りも、青臭い感じがずっと続いて、イマイチ。

余韻が良くないのか、あまりワインが進みません。
さらに軽めなので、あまり酔わない?

ワンコインとしては、まあ合格点かな、と思いますが、あまり魅力は感じないかも。

■関連リンク(ローソンのワイン)


■楽天ショップへのリンク

シエンブラカベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルヴ(コノスル社)

※サイトより引用
チリは南米屈指のワインの銘醸地。
ブドウの病害がほとんどなく、高品質のワインを生み出す土地柄です。
凝縮したフルーツの香りと、柔らかなタンニンが心地よい、ミディアムボディーの赤ワインです。

2012/08/21

クラウディア フリツァンテ 白 2010

クラウディア フリツァンテ 白 2010
クラウディア フリツァンテ 白 2010
CLAUDIA FRIZZANTE VERDEJO 2010

スペイン:カスティーリャ・イ・レオン州
アルコール度:9.5%
ブドウ品種:ベルデホ100%

町田の蔵家さんで、480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:薄め
粘性:弱め
泡立ち:弱発砲
外観の印象:若い、色付きが良い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:熟れた果実、蜜、洋ナシ、火打石、ミネラル、百合
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖が多め
酸味:さわやか、フレッシュな
バランス:溌剌とした、まろやかな
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでシンプル。甘みとフレッシュさをカジュアルに楽しむ。

【供出温度】
5-8度

【グラス】
小ぶり

【総評】
ほんのりと甘みがあって、フレッシュでイキイキしてて、カジュアルに楽しめて、暑い日にはピッタリ。

口あたりがまろやかで、ふわっと優しい感じがいいですね。
弱発砲なので、炭酸が苦手な人でも、飲みやすいのではないでしょうか。

と思って、泡モノが苦手なカミさんに飲ませたら、「うわっ、何これ、ワインじゃないよね?」という感想・・・
価格を聞いたら、680円くらい?とのこと。

炭酸だし、カルピスみたいなエグ味が後味に残るので、カミさんの苦手なタイプだったみたい。

このワイン、ちょっと濃厚な果実感があって、いわゆる爽やかなタイプではありません。
果実味を楽しむようなフルーティタイプですね。

今日の晩御飯は、鶏のキャベツのコク旨炒め。

食事に合わせると、ジュースを飲んでるような感覚になります。
でも、そんなに悪くないかな。

焼き明太子に合わせてみても、全然平気。
ほうれん草のおひたしに合わせてみても、我が道を行く感じ。
食事の邪魔をしませんね。

とはいえ、なんだがグラスに手が伸びません。
やっぱりジュースと合わせてるみたいな感じに違和感があるのでしょうか。

食事が終わって、堅揚げのポテチに合わせてみたら、塩気をフォローしないことが判明。

やっぱり我道を行く感じでしょうか?
食べ物とからまないですね。

アルコール度は9.5%と低いのですが、意外と酔っ払いますが、嫌味が無くて、飲みやすくて、シーンによってはいいワインだと思います。

ややベタつく甘さ、後味のエグ味、は温度低めだと、あまり気になりません。

飲み会用ワインですね、価格もやすいし。
食事と一緒に楽しむようなタイプではありません。

昼下がりに、キンキンに冷やして、ワインだけで楽しむ、というようなシーンでも合いそうですね。
ちょっとジュース代わりみたいな。

■楽天ショップへのリンク

【やや甘口★白】クラウディア フリツァンテ ベルデホ 白泡 750mlClaudia Frizzante Verdejo

※サイトより引用
約500ヘクタールの広さがあるモンテ・ラ・レイナ社の農園は、上質の土壌に加えて、冬の寒さと長い日照時間という素晴らしい自然条件に恵まれています。
そんな畑から育まれるぶどうは、香りが豊かでボディーがしっかりした、味わい深いワインを生み出します。
『クラウディア・フリツァンテ』は 爽やかな柑橘系の香りとリンゴや桃の香りのアクセント。
柔らかい口当たりで、心地よい酸味とフルーティな余韻が長く続きます。
やや甘口で飲みやすい微発泡のスパークリングワインです。

2012/08/19

シャトー・テルトル・ド・モン・サン・ペ 2009 (ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・テルトル・ド・モン・サン・ペ 2009
(1)甲州(日本:山梨県産甲州ぶどう100%使用:NV)\1380
(2)ピクプール・ブラン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコトー・デュ・ラングドック ピクプール・ド・ピネ:10)\1280
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(NZ:マールボロ:11)\990
(4)ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:09)\780
(5)シャルドネ(チリ:DOセントラル・ヴァレー:11)\680

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し熟成感がある、色付きが良い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:リンゴ、蜜、スモーキー、グリーンっぽいハーブ、オリエンタルスパイス、ユーカリオイル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:シャープ、荒い
バランス:ドライな、スリムな
苦味:後味に強くのこる、やや不快
アルコール:やや弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ、スパイシー

【評価】
軽めのまとまりだが、香りは個性的。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
オレンジっぽくて、濃いめの外観からは、シャルドネかピクプール。

香りは、スパイシーでハーブの印象が強く、個性的。
シャルドネっぽくないので、ピクプール?

味わいは、ライトでやや飲み口が荒い感じ。
ちょっと嫌な香りが口に残って、安いワインをイメージさせる。

香りも落ち着いてくると、個性的な部分は落ち着いて、スモーキーな厚みのある果実香が強くなり、シャルドネっぽくなってきた。

セミヨンの入ったアントル・ドゥ・メールという方向もありそうだが、ソーヴィニヨン・ブランの印象は感じられない。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブー

アントル・ドゥ・メールでした。

【総評】
シャトー・テルトル・ド・モン・サン・ペ 2009
CHATEAU TERTRE DE MONT SAINT PEY BLANC 2009

フランス:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン50%、セミヨン50%

町田の蔵家さんで、780円で購入。

セミヨン+ソーヴィニヨン・ブランのボルドーって、シャルドネと間違える事が結構あります。。。(言い訳)
この手のボルドーからソーヴィニヨン・ブランの香りを嗅ぎ取るのはなかなか難しいですね。

このワイン、最初はやや臭みを感じたり、アルコール臭が強くて、ややマイナスイメージでしたが、じわじわと良くなってきました。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円と高評価。
飲んだ感じは、確かにそれくらいの印象ですね。
1000円を下回るとは思えない、まとまりです。

グラスに入れて時間がたって、温度が上がってくるとベースがしっかりしている事が良くわかります。

んん、でもやはり、温度が上がってくると、何か嫌な香りが混ざる?
香りを嗅いでも感じないのですが、口に含んで、ふわっと香りが広がったときに、ちょっと何か生臭い感じが・・
グラスに注いだ時は感じないのですが、時間が経つと出てくるのかな?

アルコールも強めに感じられて、辛口の硬派なタイプのワインです。

今日の晩御飯はゴーヤチャンプルー。
さすがに、このボルドーテイストが強めのワインには合わないだろうと思っていたら、意外と、フィットします。

カミさんも、意外とゴーヤチャンプルーに合うね、といっていたのですが、なんでしょうか、苦味がつなぎになってる感じ?
ちょっと不思議な合い方です。

食事が終わってワインだけになっても、全然美味しいですね。

後半ぐっと良くなって来ました。

やや軽めのボディですが、ワインらしさをしっかり持っているタイプで、オススメです。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・テルトル・ド・モン・サン・ペ[2009] 白 750ml

※サイトより引用
Concorrs General Agricole de Paris 2010(パリ・農業コンクール 2010)において最高金賞受賞!
フランス最大級のコンクール。ボルドーだけでなく、毎年フランス各地から1万点の上るワインが出品され、予選で選出されたワインのみが、パリにおける本選への参加を許可されます。
公正な審査の下、ブラインドテイストによって味、香り、外観、全体のバランスのとれた素晴らしいワインだけが選ばれる。
いわばコンクールの中のコンクールの最高峰に贈られる名誉ある賞なのです。
しかも、2009年は世界的にもっとも影響力を持つワイン評論家ロバート・パーカー氏が、「2009年は私がボルドーを取材してきた32年間に試飲した中で最良のヴィンテージになるかもしれない」と評したいわば世紀のグレートビンテージ!1982年や2005年を凌ぐとまで言われる最高の当たり年なのです!
そんな2005年をこのお値段で味わえることは、これから先 ないかもしれません。
白い花や果実のいきいきとした香りが広がり、フレッシュな果実味と酸味のバランスの良さが心地よいワインです。

2012/08/18

ヴァル・セレーナ・ロッソ NV (ブラインドテイスティング:当てる)

ヴァル・セレーナ・ロッソ NV
(1)グルナッシュ70%、シラー30%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1575
(2)シラー100%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1480
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(4)サンジョヴェーゼ(伊:地理的表示無し:NV)\314

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、少し濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、明るめ

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:ブルーベリー、ケミカル、針葉樹、セメダイン、フローラル
香りの印象:閉じている、ケミカル

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:弱め
バランス:ライトでシンプル
タンニン分:弱い、サラサラした
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
ライトでシンプルな味わい、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
明るめの外観で、底がしっかり見えるくらい。
この時点ではサンジョヴェーゼ。

香りは、ケミカルな印象が強めだが、なめし革っぽい感じや、紹興酒っぽいハーブ香がサンジョヴェーゼのイメージ。

味わいは、超ライト。
アルコール度も低く、500円くらいのワインのイメージ。

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ
で、ピンポン

軽いながらもサンジョヴェーゼらしさを持ってるワインです。

【総評】
ヴァル・セレーナ・ロッソ NV
Val Serena Rosso NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ

OKストアで、314円で購入。

かなり軽い飲みくちで、ボリューム感は無く、喉を過ぎるまえに余韻が消えるほど。

水っぽいくらいの軽さなので、人によっては全くダメかもですが、嫌味は無くて、バランスがいいので、軽いワインが大丈夫な人は、そこそこ納得して飲めるのではないでしょうか。

ワインだけでもグイグイ飲んじゃいますね。

カミさんに価格感を聞いたら、「680円、軽くて飲みやすい。」とのこと。

今日の晩御飯はチキンカツのチーズとトマトソースがけ。
軽いので、あまり主張もせずに、さらにニュートラルなバランスで、食事によく合いました。

家で焼いたブラウニーがあったので試してみると、これがバッチリ!
ワインは完全に裏方に回りますが、ブラウニーにジャムとブランデーを加えたような、大人のスイーツになります。

このワイン、軽いけど素性がいいので、料理に合わせやすいんですね。

軽さの中にワインらしさもあって、飲み進んでも飽きて来ません。

カミさんいわく、甘さとかフルーティさが少なめだからいいんだろうね、という感想。

たしかに全体的に、ドライな印象ですね。

300円ちょっとのワインとしては十分だと思います。
買い置きしておいてもいいくらいですね。

シャトー・リュニー マコン・ヴィラージュ 2010 (ブラインドテイスティング:外す)

シャトー・リュニー マコン・ヴィラージュ 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)甲州(日本:山梨県産甲州ぶどう100%使用:NV)\1380
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCマコン・ヴィラージュ:10)\1080
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(NZ:マールボロ:11)\990

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ベージュっぽい、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し熟成感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:パイナップル、ヴァニラ、レモン、オレンジ、洋ナシ、ミント
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):穏やか
酸味:しっかりしている、シャープな
バランス:芯の強さがあり、やや厚みを感じる
苦味:コクを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
軽さの中に、ボリューム感を感じさせる。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
ややオレンジがかった、ベージュっぽい外観からは、2008年のシャルドネか、甲州?

香りは果実香が中心で、ラムネとかお菓子っぽい印象があって、イタリアっぽい。
シャルドネっぽくも、ソーヴィニヨン・ブランっぽくもない。
そうなると甲州だけど、いわゆる甲州の特徴ではない。

味わいは、飲みくち軽めで、芯がしっかりしていて、酸味がシャープ。
ちょっとニューワールドっぽいまとまりなので、これはニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン?

グラスに入れて少し時間が経つと、青草香が出てきて、ソーヴィニヨン・ブランらしくなってきた?

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

おっと、シャルドネでした。

【総評】
カーヴ・ド・リュニー マコン・ヴィラージュ 2010
SCV Lugny L'Aurore Macon Village 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCマコン・ヴィラージュ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、1080円で購入。

シャルドネをソーヴィニヨン・ブランに間違えるのは久しぶりな気がする。。。

ネタバレして改めて飲んでみても、あまりシャルドネらしさは感じません。
何だかギクシャクした味わいで、ちょっと人工的?

後味にエグ味が残って、第一印象はイマイチです。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
少し厚みのある果実香が、価格より高めに感じるみたいですね。

今日の晩御飯は、イタリア風?チキンカツ。
チーズとトマトソースがかかってます。

このワイン、チキンカツくらいでちょうど合うみたい。
さらにチーズとトマトソースが相性を良くしてます。

食事が入った方が、イキイキするタイプです。

ワインだけになると、ちょっと荒っぽさが気になるけど、まあそれなりに飲めるかな。

ただ、あまり人にオススメできる感じではないかも。

■楽天ショップへのリンク

★最高賞のトロフィー受賞!★カーヴ・ド・リュニーマコン・ヴィラージュ[2010]

※サイトより引用
英国の有力ワイン評価誌『デキャンタ』が毎年年末に発表するデキャンタ・ワールド・ワイン・アワード2011年で、なんと12,254本から僅かに25本しか選ばれないインターナショナル・トロフィーに見事このワインが選ばれました!
全世界中のあらゆるワインの中から選び抜かれ、数あるブルゴーニュワインの中から獲得したのはこのワインだけ!!最高級の栄誉なんです!
世界でも数百名しかいないワインの最高の権威、マスター・オブ・ワインの称号を持つセレナ・サトクリフ女史にも、「樫樽仕込みしない賢明な数少ない協同組合のひとつ。 白の品揃えはとても上手に造られていて、シャルドネの純粋なリンゴとメロンの風味が際立っている。赤のマコンはブルゴーニュ・ピノ・ノワールよりもお買い得。ここは訪れる価値がある。」と絶賛されています!!

2012/08/17

ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン ルージュ 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン ルージュ 2011
(1)グルナッシュ70%、シラー30%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1575
(2)ガメイ、ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCコトー・ブルギニョン:11)\1480
(3)シラー100%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1480
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(5)サンジョヴェーゼ(伊:地理的表示無し:NV)\314

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱い
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、透明感がある

【香り】
豊かさ:弱い
特徴:カラメル、ブラックベリー、グリーン系のハーブ、なめし革、血液
香りの印象:弱い、アンピルマティック

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープ、とげとげしい
バランス:軽い、心地良い
タンニン分:弱め、収斂性がある
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
若々しく、ライト、カジュアルに楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、深い透明感のある外観。
ガメイ、ピノ・ノワール、サンジョヴェーゼあたりが候補。

香りは弱め、深みがなく、カラメルのような印象が強い。
安めで、大量生産ワインの印象。

味わいはかなりのライト。
広がりも、深みもない。
500円以下のワインのイメージ。

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ
で、ブー

な、なんと、コトー・ブルギニョン・・

【総評】
ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン ルージュ 2011
LOUIS JADOT COTEAUX BOURGUIGNONS ROUGE 2011

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCコトー・ブルギニョン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ、ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1480円で購入。

やってはいけない間違いをしてしまいました。
ルイ・ジャドを314円ワインと間違えてしまうなんて・・・

かみさんに、ルイ・ジャドって事は置いといて、どのくらいの価格が妥当だと思う?って聞いてみたら、680円という答え。
多分、一口目はみんな同じような感想ではないでしょうか。

温度が高めなのかと思って、冷蔵庫で少し冷やしてみました。

このワイン、温度が高いとダレた感じで、温度が低いと軽くて深みの無い味わいになるみたいですね。
グラスに残り少なくなると、ちょっと生臭香も出てきます。

楽しみにしていた、ルイ・ジャドのコトー・ブルギニョンですが、第一印象は散々かな・・・

今日の晩御飯は、お土産の唐揚げと、家で揚げたチキンカツ。

出来合いの唐揚げは香りが強すぎて、ワインの良さが出てきません。

チキンカツは、何も付けないとワインのタンニンが強調されて、ソースをつけると味の強さにワインが消される感じ。

パンに、チーズとオリーブオイル、乾燥バジルをふったものを合わせてみても、何か微妙に合わない。
後味の辛さが強調される感じ?

このワイン、軽いのですが、とても主張が強いみたい。
家庭料理に合わせるなよ!みたいなプライドを感じます。

合わせるとしたら、しっかりブルゴーニュに合う、ビーフのトマト煮込みとかでしょうか?
しっかりした料理を、裏でそっと支える、みたいな合い方がベストなのかな。

食事が終わって、ワインだけで飲んでると、後味が辛くて、何か欲しくなりますね。
意外とタンニンが強くて、後味が辛くて、収斂性があります。

ピーナッツがあったので試してみると、これは意外と悪くない。
油脂分がタンニンをまろやかにするのかも。

カミさんは、イマイチといいながらも結構飲んで、二人で割と早めに無くなってしまいました。

飲み進むと、とても素性が良い感じが、じわじわと伝わってきます。
ただ家庭料理に合わせにくい、ワインだけだと後味が辛くて、ややつっけんどん。

家庭料理に合わせにくくて、つっけんどんな印象は、ある意味、しっかりブルゴーニュらしさを持っている、という事かもしれません。

最後まで香りは弱めで、単調で、カラメルのような甘い焦げ臭が中心。
飲み口も軽くて、細身で、膨らみは無い。
でも確かに、後味にじわっと沁みる、旨みをもってるんですよね。

空になったグラスからは、木樽の印象の焦げ臭が残って、軽いながらも、存在感と主張がありますね。
最後の一口が名残惜しかったのが、このワインの良さを示していると思います。

ただ、マニアックな良さなので、人には薦めにくいワインでしょうか?

■楽天ショップへのリンク

【ルイ・ジャド】コトー・ブルギニョン ルージュ 【ジャド3本お買上でトートバッグ】 赤ワイン

※サイトより引用
<コメント>
メゾン・ルイ・ジャドは、150年の歴史と約200haの広大な自社畑を有する名門ワイナリーです。ブルゴーニュ産ガメイ種とピノ・ノワール種の厳選されたブドウから、名匠ジャック・ラルディエールの巧みなブレンド技術によってつくり出された、果実味溢れるスタイリッシュなミディアムボディの赤ワインです。
<テイスティング>
やや紫がかった深みのあるルビー色。赤や黒色ベリー系フルーツの香りに、微かにスパイスのニュアンスが感じられます。2011年ヴィンテージの特徴である丸みのある柔らかさとフレッシュなフルーツの味わい、程良い酸とのバランスがよく取れています。いきいきとした余韻が長く続きます。ブルゴーニュの血統の良さを感じさせる、果実味溢れるスタイリッシュな赤ワイン。
<お料理>
パテ、ソーセージ、ポークソテー

2012/08/14

バロン・ド・リロンドー 白 NV

バロン・ド・リロンドー 白 NV
バロン・ド・リロンドー 白 NV
BARON DE LIRONDEAU BLANC NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明(EU構成国のブドウを使用)

びっくり酒店の通販で、6本セット2980円、1本あたり497円で購入。
単品価格は、498円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:薄め
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽め

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:アルコール臭、カリン、メロン、洋ナシ、パイナップル、蜜、白い花
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):軽い
酸味:さわやか、シャープな
バランス:スリムな、やわらかさのある
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
シンプルなまとまり、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【総評】
ライトでスッキリ、優しい口あたりだけど、後味はエグ味が残る感じ。
アルコール度は低く、やや水っぽさも感じるけど、ぎりぎりセーフかな。

カミさんに価格感を聞いたら、「明らかに安っぽい味、398円。」という評価。
と言いながら、おかわりして飲んでたので、嫌いではないみたい。

確かに、ワインとしては安っぽいのですが、国産ワインみたいな人工的な印象がないので、私的にはOKです。

今日の晩御飯は、自家製の肉巻きおにぎり。
白米に、焼いた豚肉の薄切りが巻いてあって、味付けは醤油ベースの甘辛だれ。

おにぎりですが、口に入ると、豚肉丼みたいな味になるので、白ワインには不向きですね。

でも、口をさっぱりしてくれる、チューハイ的な感じでは良く合います。
ワインを飲んでる、って感じではありませんが。

さらにゆず胡椒をつけてみると、ワインが完全に蹴散らかされて、アウト。

じゃがバターもあったので、バジルをふって合わせると、これはなかなか良い感じ。
軽いながらも、ワインらしい味わいなので、ハーブ系が良く合います。

冷やした方が飲みやすいですね。
スクリューキャップなので、そのまま冷蔵庫から出して飲む、という感じで大丈夫そう。

ワインだけで飲むと、何か欲しくなるタイプですが、軽めなので、ワインだけでも、それなりに飲めます。

安いワインは飽きてくるパターンが多いですが、このワインは大丈夫そうですね。

舌にワックスが残るような印象と収斂性がありますが、ワンコインワインとしては、十分楽しめると思います。

まあ、口あたりはあまり良くないので、ワインを飲み慣れてる人向きかもしれません。

2012/08/12

ル・ジュグラロン ソーヴィニヨン 2010 (ブラインドテイスティング:外す)

ル・ジュグラロン ソーヴィニヨン 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)甲州(日本:山梨県産甲州ぶどう100%使用:NV)\1380
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCマコン・ヴィラージュ:10)\1080
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(NZ:マールボロ:11)\990
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:コート・ド・ガスコーニュ:10)\785

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:厚い
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、力強さがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、青草香、ミネラル、スモーキー、白い花
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープ、フレッシュ
バランス:ドライな、スリムな
苦味:軽め
アルコール:やや弱い
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
シンプルなまとまり、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
ギラギラした強さを感じる外観。
淡めでグリーンがかった印象は、ソーヴィニヨン・ブラン。

香りは青草香とグレープフルーツ、そこにスモーキーな印象もあって、ソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは、シャープでスレンダーでソーヴィニヨン・ブラン。

そうなると、フランスかニュージーランドだが、ここは悩むところ。

シンプルで、ソーヴィニヨン・ブランらしい味わいなので、ニュージーランドっぽいイメージ。
フルーティさも強めなので、これはニューワールドかな。

ファイナルアンサーで、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

コート・ド・ガスコーニュの方でした。

【総評】
ル・ジュグラロン ソーヴィニヨン 2010
LE JUGLARON SAUVIGNON 2010

フランス:南西地方:コート・ド・ガスコーニュ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

OKストアで、785円で購入。

シンプルで、ソーヴィニヨン・ブランらしさ全開なので、ニューワールドかと思いましたが、南仏のソーヴィニヨン・ブランでしたね。

しっかり、誠実に造られている印象があって、とても好印象。
シンプルでシャープな味わいで、深みや広がりなどはありませんが、後味にじわっと美味しさが残りますね。

カミさんに価格感を聞いたら、780円でほぼ正解。
ちょっと炭酸を含んだ印象があるので、ややカミさんの苦手なタイプみたいですが、食事と合わせると美味しそうという評価。

好き嫌いはあると思いますが、このワイン、いいですね。
何もなく飲んでいても、後味にエグ味のようなものはたまらず、スッキリした印象があります。

抑えた、大人なフルーツ感がなかなか絶妙で、ワインだけでも美味しく飲めるタイプ。

今日の晩御飯は自家製餃子。
野菜中心で、軽めの味わいです。

このワイン、レモンを絞ったような合い方をしますね。
悪くないですけど、ワインが活きるような合い方ではないかも。

ちなみに、ワインの天敵、明太子があったので、合わせてみると、意外と合いました。
明太子ってなかなかワインに合わせにくい食材ですが、これだけ合うのは、珍しい。

餃子の皮でチーズを巻いて、フライパンで焦げ目をつけて、バジルとオリーブオイルをかけたおつまみを作ってみたら、バッチリ合いました。

やはり、ハーブ系の香りがたっている食事の方が良く合うみたい。

さすがにグラスに入れて時間が経つと、酸化して痩せた味わいになってしまいますが、この価格だったらお買い得だと思います。

日本ソムリエ協会 平成24年度 ワインエキスパート 呼称資格認定試験

ワインエキスパート呼称資格認定試験 一次試験が近づいてきました。

分厚い教本を読み込んでの、最後の追い込みに入っている事かと思います。

少しでも役に立ちそうな情報をまとめてみました。

右の写真はシニアワインエキスパートのバッジですが、デザインは同じみたい。
このバッジが届いたときは感無量です。みんながんばれ! p( ̄0 ̄)/

■教本は一通り目を通すべし!

試験内容は、教本の内容がそのまま出るパターンが多いので、分厚い本ですが、一通り目を通しておく必要があります。

ただ、それではポイントが分かりにくいので、参考書も別に購入してポイントを重点的に覚える事も必要ですね。

<参考書例>

ワイン受験講座 2012
私の受験時(2005年版)はA5サイズで持ち運びやすく、会社の行き帰りにずっと勉強してましたが、今はB5サイズでちょっと大きめですね。

A5サイズだと以下のテキストもあります。
改訂新版 30日間ワイン完全マスター2012 (Winart Book)
この参考書は、コンパクトに良くまとまっていて、分かりやすいですね。 (⌒_⌒)

残り少ない休日はじっくりと教本を読み込んで、平日は参考書を持ち歩いてどこでも勉強、というパターンはいかがでしょう。

■過去問題は必ずやること! ( ̄‥ ̄)/

過去問題が出る確率はかなり高いので、必ずやっておく必要があります。

日本ソムリエ協会の会員になると、ホームページで過去問題のPDFをダウンロードできるので、オススメです。
http://www.sommelier.jp/
入会金・初年度年会費は25,000円ですが、8月入会だと月割で安くなって、16,250円。
来年以降の年会費は15,000円です。(値上げしなければね)

ちなみに、会員は合格発表をホームページで確認できますね。
ワインセミナーなどにも参加出来て、情報ぎっしりの機関紙も隔月で届きます。

その他にも、過去の試験問題をまとめた本もあります。

改訂新版 ワインの過去問400 ソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパート呼称資格認定試験過去問題と解説でワインを学ぶ (Winart Book)

田辺由美のワインノート〈2012年版〉ソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパート認定試験合格のための問題と解説

「田辺由美のワインノート」はワイン呼称資格認定試験ではバイブル的な存在ですね。
私も買いましたが、あまりに問題数が多くて、全部は出来ませんでした・・・
( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

■短期間で頭にたたきこむ!

ワインエキスパート試験は、とにかく記憶するものが多くて大変。
さまざまな方法でアクションしながら覚える事も重要ですね。

私の場合、どうしても覚えにくいものは単語帳を使って、常に持ち運んで見ていました。
自分で書き込む、というアクションも記憶につながります。

こういった本もあるんですよね、私は使いませんでしたが。

ワイン受験ゴロ合わせ暗記法〈2011〉
「ムートンは一級並(1973年)と言われていた天才(ピカソ)。」
シャトー・ムートン・ロートシルトが1級に格上げされた年とそのラベルの画家ですね。
なるほど、これは覚えるかも。 ( ̄∧ ̄)ふむふむ

試験はもう目前、あとはやるしかありません。
みなさん、全力を尽くして、がんばってください!

<参考リンク>

・ワインエキスパート 呼称資格認定試験:勉強方法
・ボルドーの等級格付け メドックの格付け(1855年) 1級-2級
・シニアワインエキスパートの認定バッジが届きました!
・ワインエキスパート二次試験用の資料(テイスティングシート)
・ワインエキスパート二次試験 ブラインドテイスティングのコツ
・「ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート 日本ソムリエ協会教本 2011」電子教本
・イーエックスワイン 品種別ハーフセット 12本
・Winaroma(ワイナロマ:香りのサンプル)

2012/08/11

リオ・スール 赤 NV

リオ・スール 赤 NV
リオ・スール 赤 NV
Rio Sur Red NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

びっくり酒店の通販で、6本セット2980円、1本あたり497円で購入。
単品価格は、398円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:落ち着いた、黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、透明感がある

【香り】
豊かさ:最初はしっかりと感じられる
特徴:カラメル、グリーン系スパイス、ケミカル、硫黄、アルコール臭、赤い果実、キャンディ、イチゴ
香りの印象:ケミカルな印象が強い、ちょっと人工的

【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:おだやか、弱め
バランス:水っぽいくらいの軽さ
タンニン分:弱め
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ(人工的)

【評価】
ライトでカジュアル、気軽に楽しむ。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
これはちょっと軽すぎるかも。
たまたま、一緒に開けた白が強めだったので、余計にそう感じてしまいます。

ただ、バランスはまとまってて、悪くありません。

カミさんに価格感を聞いたら、680円。
軽いけど、まあ、悪くない、という評価。

今日の晩御飯は、エビとキャベツのペペロンチーノだったのですが、軽い事もあって、そこそこ問題なく合いました。

食事が終わって、ドライフルーツと合わせると、ワインが完全に負けてしまいますが、おつまみとしてはバッチリですね。

飲み会ワインとして、ごくごく飲むには良さそう。
ビールとか、チューハイ代わりですね。

ライトで、ドライで、すっきりまとまっていて、ちょっと国産ワインっぽさもありますが、まあ、それよりはワインらしい主張を感じます。

余ったので、次の日の飲んでみましたが、あまり印象は変わりませんね。

餃子にはとても良く合いました。

冷蔵庫に入れておいて、2~3日かけて晩酌で飲む、という飲み方が出来そうなタイプですね。

398円なら、とてもお買い得感があります。

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※サイトより引用
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ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン ブラン 2011

ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン ブラン 2011
ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン ブラン 2011
LOUIS JADOT COTEAUX BOURGUIGNONS BLANC 2011

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCコトー・ブルギニョン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ、アリゴテ

リカーランドトップで、1480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:厚め
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、力強さを感じる

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:パイナップル、リンゴ、ミネラル、石灰、スモーク、グリーン系ハーブ、バタークリーム
香りの印象:開いている、第2アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):抑えめ
酸味:シャープな、やや収斂性がある
バランス:ドライな、スリムな
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
ミネラル感のある

【評価】
ボリューム感は無いが、芯の強さがある。 やや酸味に収斂性。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
コトー・ブルギニョンは、2011年から適用された、ブルゴーニュ・グラン・オルディネールに代わる、普及ゾーンの新しいAOCですね。

ルイ・ジャドのコトー・ブルギニョン、日本でデビュー
※サイトより引用
オーセロワからボージョレまでのブルゴーニュ全域で造れ、複数品種をブレンドできる。ブレンド比率の規定はない。白はアリゴテ、シャルドネ、ムロン、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、赤はガメイ、ピノ・ノワール、セザール、ロゼはガメイ、ピノ・グリ、ピノ・ノワール、セザールを使用できる。

この、ルイ・ジャドの白は、シャルドネとアリゴテです。

見た目は、とても1400円そこそこの価格帯とは思えない、ギラギラした力強さ。
香りも、ミネラリーで、バターリィなリッチ感があって、かなり期待が高まります。

でも、ひとくち口に含むと、ちょっと拍子抜け。

まあ、当たり前ですね、1000円代半ばのワインに期待しすぎでした。

ちょっと口あたりが荒くて、収斂性を感じます。

冷やした方が美味しいのかな?と思っていたら、グラスの中で、ジワジワと良くなってきました。
とろっとした口あたりになって、全体にまろやかに。

ベースがしっかりしているので、意外と温度高めがいいのかも。

カミさんに価格感を聞いたら、780円・・・
グレープフルーツっぽい感じと、ミネラル感が、ちょっと安めの感じがした、とのこと。

確かに、ちょっとニューワールド的なイメージがあるかも。

今日の晩御飯は、むきエビとキャベツのパスタ。
軽い塩味です。

食事時には、ちょっと冷やしていたので、軽めの印象で良く合いました。

このワイン、それだけで、じっくり楽しむというよりは、気軽にいろいろな食事に合わせるタイプみたいです。

香りはちょっと独特で、おがくず?みたいな、木樽の印象が出てきました。

最初は後味にエグ味が残る感じで、イマイチ感がありましたが、飲み進むと、まろやかさが出てきて飲みやすくなってきました。
最後の一口が一番美味しい、名残惜しいタイプです。

少し温度高めで、時間をかけてじっくり変化を楽しんだ方が良いみたい。

コストパフォーマンスは高いと思います。

ルイ・ジャドが1500円で買えるって点でも、貴重なワインですね。

■楽天ショップへのリンク

ブルゴーニュの名門が手掛ける新AOCコトー・ブルギニョン【ルイ・ジャド】コトー・ブルギニョン...

※サイトより引用
メゾン・ルイ・ジャドは、150年の歴史と約200haの広大な自社畑を有する名門ワイナリーです。ブルゴーニュ産シャルドネ種とアリゴテ種の厳選されたブドウから、名匠ジャック・ラルディエールの巧みなブレンド技術によってつくり出された、さわやかな酸味が心地よいフルーティな辛口白ワインです。
輝きのある淡いイエロー。白い花、蜂蜜、フレッシュなフルーツ、微かにドライハーブの香り。味わいはいきいきとしたエネルギーが感じられ、フレッシュなヘーゼルナッツ、白い花、白胡椒のニュアンス。アロマティックな余韻が長く続く。さわやかな酸味が心地よいフルーティな辛口白ワイン。

2012/08/04

アスティカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

アスティカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
(1)グルナッシュ70%、シラー30%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1575
(2)ガメイ、ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCコトー・ブルギニョン:11)\1480
(3)シラー100%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1480
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(アルゼンチン:クージョ地方:11)\738

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、透明感がある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スパイス、なめし革、ドライフルーツ、ケミカル、硫黄
香りの印象:ケミカルな印象が強い、閉じてる?

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:フレッシュ、強め
バランス:心地よさの中に、強さを感じる
タンニン分:弱め、収斂性がある
アルコール度:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
軽めのボディで、心地良い飲みくち。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
底がしっかり見えるくらいの透明感。
この中では、ガメイ、ピノ・ノワール。

香りはなめし革やドライフルーツの印象はピノ・ノワールだが、スパイシーさが強めで、やや閉じている印象もあって、イマイチ分からない。

味わいは軽めのミディアムボディ。
マイルドな口あたりは、ニューワールドのピノ・ノワールって感じ。

カベルネ・ソーヴィニヨンはまず無いので、シラーかガメイ+ピノ・ノワールだが、さすがにこの軽さでシラーは無いか。

ファイナルアンサーで、ガメイ、ピノ・ノワール
で、ブー

何と、アルゼンチンのカベルネ・ソーヴィニヨン。

【総評】
アスティカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
Trapiche Astica Cabernet Sauvignon 2011

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、738円で購入。

カベルネ・ソーヴィニヨンでは珍しい、とてもライトなタイプ。
でもこれ、単純に薄いだけですね。

深みとか余韻は無いので、ただ、安いワインって感じ。

いわゆる、カベルネ・ソーヴィニヨンっぽい、力強さとか、タンニンの強さ、青味、みたいなものは感じません。

ちょっと冷やした方がいいかもですね。
温度高いと、ダレダレになる感じ。

今日の晩御飯は、ドライカレー。
トマトベースのあっさり味です。

このワインは軽めなので、良く合います。
お祭りで買ってきた焼き鳥にも良く合う。

ワイン自体は、軽くて、カジュアルなので、食べ物にも気を使わない感じ。

ワインだけでも素直な感じで悪くないのですが、やや単調。

香りはずっと、こもった、閉じた印象で、地味な感じで、味わいも、最初から印象が変わりません。
でも、嫌味がないので、飲み進んでも飽きてはこないかな。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
ちょっとイマイチ、と言いながら、いっぱい飲んでました。

カベルネ・ソーヴィニヨンを期待して飲むと軽すぎてちょっととまどうタイプですね。

軽いという点は悪くないけど、もう少し、深みとか奥行きが欲しい印象。

700円はコストパフォーマンスが高いとは思いますが、これといって特長も無いので、また買おうって気にはなれないかも。

■楽天ショップへのリンク

【666均】トラピチェ・アスティカ・カベルネ・ソーヴィニヨン[2011]年・D.O・メンドーサ・ボデ...

※サイトより引用
トラピチェが自信を持ってお届けするお手頃価格のヴァラエタルワイン。 『アスティカ』は、トラピチェが誇るトップレベルの品質とエレガントさをカジュアルに楽しめる逸品で、アルゼンチンワインの中で手頃な価格帯の単一品種ワインと位置付けられます。
『アスティカ』という名は、古くインカ帝国の言葉で「花」を意味し、表ラベルの渦巻きのようなマークは、古いインカの「花」をイメージしています。花のような爽やかさとすがすがしさを持ったワインであること、そしてテーブルに花とワインがあれば楽しい時間の始まりという意味を込めて、この名前が付けられました。
ボルドーの代表的なぶどう品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種を使用したこのワインは、タンニンの渋みが心地よく、バランスのとれた口当たり。デイリーワインに最適。

2012/08/02

ヴァル・セレーナ・ビアンコ NV (ブラインドテイスティング:外す)

ヴァル・セレーナ・ビアンコ NV
(1)甲州(日本:山梨県産甲州ぶどう100%使用:NV)\1380
(2)品種不明、EU構成国のブドウを使用(仏:地理的表示無し:NV)\498
(3)トレッビアーノ100%(伊:地理的表示無し:NV)\314

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:薄め
粘性:弱め
泡立ち:スティル(グラスの内側に気泡が多く付着)
外観の印象:若い、色付きが良い

【香り】
豊かさ:最初はしっかりと感じられるが、だんだん弱くなる
特徴:グレープフルーツ、リンゴ、レモン、白い花、グリーン系ハーブ、ミネラル
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:なめらか、やや弱い
バランス:ライトながら、やや膨らみがある
苦味:軽め
アルコール:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトながら、ややボリューム感がある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
中庸な色付きからは、甲州が消える。

香りは、柑橘系よりのフルーツ感。
白い果肉の感じや、やや明るい印象がイタリアっぽい。

味わいは、ふっくらとボリューム感がある。
ただ、後味はエグ味が強く残り、アルコール感は浮いていて、バランスは悪い。
低価格な印象。

トレッビアーノ100%か、そうじゃないか、というのが判定ポイント。
洋ナシっぽさがあったり、割と複雑な要素が混ざっている感じがあるので、ここはブレンドか?

ファイナルアンサーで、EU構成国のブドウを使用のフランス
で、ブー

トレッビアーノでした。

【総評】
ヴァル・セレーナ・ビアンコ NV
Val Serena Bianco NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ100%

OKストアで、314円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、498円。
炭酸を含んでいる感じがイマイチ苦手、飲み口もちょっとトゲトゲする、という感想。
チューハイみたいな味、だそうです。

今日の晩御飯は、揚げ玉子の野菜あんかけ。

食事と合わせると、すごく、チューハイっぽい。
確かに、炭酸の味がしますね。

逆に、気にせず何でも合わせやすそうな印象です。

ワイングラスじゃなくて、タンブラーで飲むようなイメージで、氷入れても大丈夫そう。

時間が経つと、香りが生臭くなってきました。
後味の悪さは、飲み進むとだんだん気にならなくなってきましたが、でもやっぱりちょっと残ります。

香りと後味はイマイチだけど、口あたりは良くて飲みやすいんですよね。
冷やした方がいいかも。

ちょっと炭酸の印象があるので、このへんは好み。

ただ、そんなに飲み飽きないですね。

300円ワインとしては十分なのではないでしょうか。

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