(2)シラー100%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1480
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(4)メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(仏:ボルドー地方:AOCコート・ド・カスティヨン:00)\1080
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、少し濃いルビー
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若さのある、よく熟した
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:なめし革、乾燥肉、ドライフラワー、香木、ヴェジェタル、青ピーマン
香りの印象:開いている、少し熟成感がある
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:なめらかな、しっかりした
バランス:ふっくらとした、心地良い
タンニン分:緻密、心地良い
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
スパイシー(グリーン系)
【評価】
成熟度が高く、まろやかでボリューム感を持っている。
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
若さのある、紫がかった色調で、深い透明感のある外観。
グルナッシュかメルロー。
香りは香木のようなグリーン系のハーブ香が特徴的。
南フランスのイメージ?
味わいはほんのり甘みがある優しい飲み口。
南ローヌの、グルナッシュの印象。
ファイナルアンサーで、グルナッシュ、シラーのローヌ。
で、ピンポン
いかにも南仏って感じのまとまりです。
【総評】
ドメーヌ・ピエール・アンリ・モレル コート・デュ・ローヌ 2010
PIERRE HENRI MOREL COTES-DU-RHONE 2010
フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:不明
ブドウ品種:グルナッシュ70%、シラー30%
伊勢丹で、1575円で購入。
ガリーグのような、独特なハーブ香と、少し加熱されたような熟した果実感が、いかにも南仏のグルナッシュのイメージ。
グルナッシュって、濃厚でチャーミングな果実感が特徴ですね。
このワイン、非常にバランス良く、飲みやすく、品よくまとまっていると思います。
カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
ただ、熟した印象と甘みのバランスがあまり良くない、という評価。
そう言われると、確かに、熟した印象のフルーツ感がやや浮いてる印象がありますかね?
フルーツ感が強すぎる?
今日の晩御飯は、プルコギ風の豚肉炒め。
このワイン、柔らかい飲み口なので、そんなに対立もしないけど、引き立てるような事もありません。
まあ、これはしょうがないですね。
食事が終わって、ワインだけになっても美味しく飲めます。
ほんのり甘みがあって、果実感とのバランスがいいですね。
口あたりは柔らかくて、後味もジューシー。
万人受けしそうなタイプで、安心して人に勧められます。
このワイン、オススメです。
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ドメーヌ・ピエール・アンリ・モレルコート・デュ・ローヌ[2010]
※サイトより引用
1808年に創設されたM.シャプティエ社は、エルミタージュの丘の麓にあるタン・エルミタージュを拠点とし、ローヌ地方を代表する銘醸ワインを産み出し、エルミタージュの歴史と伝統とともに生きる名門。1808年創業のシャプティエ社はローヌ最高の生産者の一人として、高い評価を受けています(「Wine Buyer's Guide R.Parker」四~五つ星 「Les meilleurs vins de France2009」三つ星)。
ポリドール・シャプティエが、1879年に最初の自社畑を取得して以来、現当主のミシェル・シャプティエに至るまで、一貫した家族経営のもとに、畑を守り、テロワールを尊重するワイン造りを行っています。
特に北部ローヌのワインで高い評価を受けているシャプティエですが、近年では南部のワインにも注力しており、2008年に新しい拠点として、このピエール・アンリ・モレルを設立しました。
代表にはシャプティエの取締役の一人ピエール・アンリ・モレル氏が就き、シャプティエ社の現在の代表ミシェル・シャプティエ氏との強力タッグで運営に当たっています。
ネゴシアンとしてのシャプティエのテーマが安定した高品質のワインであるとすれば、このドメーヌはシングル・ヴィンヤードとして個性的なワインを生み出すことにあると言えます。
またシャプティエと言えばビオディナミで知られていますが、このピエール・アンリ・モレルでも、全ての畑をビオディナミに転換中であり、今後が更に楽しみなドメーヌです。