(2)ガメイ、ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCコトー・ブルギニョン:11)\1480
(3)シラー100%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:10)\1480
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア:コースタルリージョン:パール地区:08)\1365
(5)サンジョヴェーゼ(伊:地理的表示無し:NV)\314
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱い
色調:紫がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、透明感がある
【香り】
豊かさ:弱い
特徴:カラメル、ブラックベリー、グリーン系のハーブ、なめし革、血液
香りの印象:弱い、アンピルマティック
【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープ、とげとげしい
バランス:軽い、心地良い
タンニン分:弱め、収斂性がある
アルコール度:弱い
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
若々しく、ライト、カジュアルに楽しむ
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
若々しくて、深い透明感のある外観。
ガメイ、ピノ・ノワール、サンジョヴェーゼあたりが候補。
香りは弱め、深みがなく、カラメルのような印象が強い。
安めで、大量生産ワインの印象。
味わいはかなりのライト。
広がりも、深みもない。
500円以下のワインのイメージ。
ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ
で、ブー
な、なんと、コトー・ブルギニョン・・
【総評】
ルイ・ジャド コトー・ブルギニョン ルージュ 2011
LOUIS JADOT COTEAUX BOURGUIGNONS ROUGE 2011
フランス:ブルゴーニュ地方:AOCコトー・ブルギニョン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ、ピノ・ノワール
リカーランドトップで、1480円で購入。
やってはいけない間違いをしてしまいました。
ルイ・ジャドを314円ワインと間違えてしまうなんて・・・
かみさんに、ルイ・ジャドって事は置いといて、どのくらいの価格が妥当だと思う?って聞いてみたら、680円という答え。
多分、一口目はみんな同じような感想ではないでしょうか。
温度が高めなのかと思って、冷蔵庫で少し冷やしてみました。
このワイン、温度が高いとダレた感じで、温度が低いと軽くて深みの無い味わいになるみたいですね。
グラスに残り少なくなると、ちょっと生臭香も出てきます。
楽しみにしていた、ルイ・ジャドのコトー・ブルギニョンですが、第一印象は散々かな・・・
今日の晩御飯は、お土産の唐揚げと、家で揚げたチキンカツ。
出来合いの唐揚げは香りが強すぎて、ワインの良さが出てきません。
チキンカツは、何も付けないとワインのタンニンが強調されて、ソースをつけると味の強さにワインが消される感じ。
パンに、チーズとオリーブオイル、乾燥バジルをふったものを合わせてみても、何か微妙に合わない。
後味の辛さが強調される感じ?
このワイン、軽いのですが、とても主張が強いみたい。
家庭料理に合わせるなよ!みたいなプライドを感じます。
合わせるとしたら、しっかりブルゴーニュに合う、ビーフのトマト煮込みとかでしょうか?
しっかりした料理を、裏でそっと支える、みたいな合い方がベストなのかな。
食事が終わって、ワインだけで飲んでると、後味が辛くて、何か欲しくなりますね。
意外とタンニンが強くて、後味が辛くて、収斂性があります。
ピーナッツがあったので試してみると、これは意外と悪くない。
油脂分がタンニンをまろやかにするのかも。
カミさんは、イマイチといいながらも結構飲んで、二人で割と早めに無くなってしまいました。
飲み進むと、とても素性が良い感じが、じわじわと伝わってきます。
ただ家庭料理に合わせにくい、ワインだけだと後味が辛くて、ややつっけんどん。
家庭料理に合わせにくくて、つっけんどんな印象は、ある意味、しっかりブルゴーニュらしさを持っている、という事かもしれません。
最後まで香りは弱めで、単調で、カラメルのような甘い焦げ臭が中心。
飲み口も軽くて、細身で、膨らみは無い。
でも確かに、後味にじわっと沁みる、旨みをもってるんですよね。
空になったグラスからは、木樽の印象の焦げ臭が残って、軽いながらも、存在感と主張がありますね。
最後の一口が名残惜しかったのが、このワインの良さを示していると思います。
ただ、マニアックな良さなので、人には薦めにくいワインでしょうか?
■楽天ショップへのリンク
【ルイ・ジャド】コトー・ブルギニョン ルージュ 【ジャド3本お買上でトートバッグ】 赤ワイン
※サイトより引用
<コメント>
メゾン・ルイ・ジャドは、150年の歴史と約200haの広大な自社畑を有する名門ワイナリーです。ブルゴーニュ産ガメイ種とピノ・ノワール種の厳選されたブドウから、名匠ジャック・ラルディエールの巧みなブレンド技術によってつくり出された、果実味溢れるスタイリッシュなミディアムボディの赤ワインです。
<テイスティング>
やや紫がかった深みのあるルビー色。赤や黒色ベリー系フルーツの香りに、微かにスパイスのニュアンスが感じられます。2011年ヴィンテージの特徴である丸みのある柔らかさとフレッシュなフルーツの味わい、程良い酸とのバランスがよく取れています。いきいきとした余韻が長く続きます。ブルゴーニュの血統の良さを感じさせる、果実味溢れるスタイリッシュな赤ワイン。
<お料理>
パテ、ソーセージ、ポークソテー
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