2011/08/30
ジョルジュ・デュブッフ オリジナル シラー ムーンダストラベル 2003(ブラインドテイスティング:外す)
(1)ツヴァイゲルトレーベ(日本:岩手県:花巻市大迫町:07)\3570
(2)メルロー(チリ:マイポ・ヴァレー:09)\970
(3)シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPコルビエール:10)\950
(4)シラー(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:03)\598
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
落ち着いた色調の、濃いガーネット。
ほとんんど黒に近いが、フチはほんのりオレンジがかってるルージュ。
深い透明感があるが、底はまったく見えない。
粘性は強めで、脚が長く残る。
【香り】
濃厚なフローラル。
ジャム。
グリーン系スパイス。
グラスを回すとなめし革。
香りは濃厚で、化粧品かのようなフローラル香がある。
グラスを回して十分空気に触れさせると、ケミカルな印象がたってくる。
その後少し時間がたつと、熟成感のある落ち着いた印象になる。
【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
マイルドな熟成感のある口当たりながら、フルーティさも強め。
ミディアムボディ。
酸味は強く、熟成した深みがある。
タンニンはきめ細かいがしっかり効いている。
アルコール度は強め。
後味は乾く。
余韻は長く続く。
【判定】
熟成感のあるオレンジのさした外観。
2007年ツヴァイゲルトレーベか、2003年シラー。
香りは強烈なフローラル香。
青っぽい、茎っぽい印象もある。
少し鼻を突く、ケミカルな印象もあり。
シラーっぽくは無いかも。
味わいは、熟成感のあるミディアムボディ。
なんとなく、シラーっぽくは無い。
熟成感のせいか、品種の個性か、独特な味わいを持っている。
アルコール度がやや強めで、バランスがいまいちだが、全体的には上質感がある。
価格が5倍以上違うので、なかなか難しいが、この味わったことの無い個性は、ツヴァイゲルトレーベのような気がする。
ファイナルアンサーで、ツヴァイゲルトレーベ
で、ブー
2003年シラーでした。
【総評】
ジョルジュ・デュブッフ オリジナル シラー ムーンダストラベル 2003
GEORGES DUBOEUF SYRAH 2003
フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シラー
リカーランドトップで、598円で購入。
強烈なフローラル香で、これはジョルジュ・デュブッフだな~、って思ったのですが、熟成したシラーが醸しだす、個性的なアロマに惑わされてしまいました。
これはワゴンセールだったので、特別安いですが、この熟成感が味わえるんだったら、1500円くらいまで出してもいいですね。
カミさんにワゴンセールだった、という前提で価格感を聞いたら、980円、って答えてました。
このワイン、ラベルが損してますね。
ちょっと安っぽくて、ワインとして美味しそうじゃない。
それでワゴンセールになったのかな・・・
でもとっても美味しいワインです。
これはいいですね。
熟成してるけど、軽めなので食事に合わせやすそうです。
今日の晩御飯は鶏のから揚げ。
バランス的には全然問題ないのですが、せっかくの熟成感との相性はさすがに難しいですね。
スパイスを多く使ったような鶏料理だといいのかな?
ちょっと紹興酒っぽいので、中華とか、ものすごく合いそうです。
熟成感がありながら、フレッシュさもあって、ワインとしては力が落ちてない印象ですね。
というか、元気もりもり?
軽めのボディにパワーを感じます。
元気なおばあちゃん・・・
いやいや元気なアラフォー女子くらいでしょうか。
ジョルジュ・デュブッフのワインいいですね。
なんでしょうね、元気が出るような、パワーというか、アゲアゲな印象がありますよね。
もうこの値段では売ってないと思いますが、超コスパワインです。
ジョルジュ・デュブッフのボージョレ以外のワインももっと飲んでみたくなりました。
2011/08/28
サン・サタルナン ル・クロシェール ルージュ 2010(ブラインドテイスティング:外す)
(1)ツヴァイゲルトレーベ(日本:岩手県:花巻市大迫町:07)\3570
(2)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバルバレスコ:07)\1880
(3)メルロー(チリ:マイポ・ヴァレー:09)\970
(4)シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPコルビエール:10)\950
(5)シラー、グルナッシュ、サンソー(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPラングドック:10)\950
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
若々しい紫色がさした、濃いガーネット。
色は漆黒に近いが、フチはかなり青味の強いバイオレット。
透明感はまったく無い。
粘性はやや強め。
【香り】
黒い果実。
茎っぽいグリーン香。
かすかにタバコ。
グラスを回すとヴェジェタルな印象が強くなる。
ミントっぽいハーブ香。ユーカリ?
香りは強めで、少し刺激的。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
穏やかでフルーティな口当たり。
酸味は穏やか。
タンニンは細かいがしっかり効いていて、舌全体が乾く感じ。
ミディアムからフルボディ。
アルコール度は高め。
後味は乾く。
余韻は少し続く。
【判定】
かなり若い外観からは、2010年のワインが候補。
青味がかなり強く、やや特殊な品種のイメージ。
香りは、香木のような、ユーカリのような香りが特徴的。
南西地方やラングドックのワインのイメージ。
この中ではムールヴェードル?
味わいはフルーティさと甘みがあって、ニューワールドっぽさもあるが、後味がスッキリドライな感じは、ラングドックくらい?
2本のラングドックのうちからはムールヴェードルが入ってる方?
ファイナルアンサーで、シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル
で、ブー
シラー、グルナッシュ、サンソーの方でした。
【総評】
サン・サタルナン ル・クロシェール ルージュ 2010
Saint-Saturnin Le Clocher Rouge 2010
フランス:ラングドック・ルーション地方:AOPラングドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ、サンソー
リカーランドトップで、950円で購入。
若すぎて、荒っぽいまとまりですが、何となく魅力のある味わいですね。
全体の印象はニューワールドワイン。
フルーティさが前面に出てる感じです。
余計な甘さは無くドライな飲みくちなので、スッキリした印象。
でも雫に色素は残ってグラスはすぐ汚れるし、まだワインになりたてみたいな感じで、プリムールワインを飲んでるみたい。
もうちょっと落ち着いて、って言いたくなる感じですね。
茎っぽい青さが特徴でもあり、欠点でもあります。
人によって受ける印象が大分違うのではないでしょうか。
個人的にはグラスに手が伸びるので、キライじゃないですね。
カミさんに価格感を聞いたら、880円。
新酒みたいな生っぽさが苦手、らしいです。
今日の晩御飯は鶏肉を上げて、和風のソースをかけたもの。
鶏肉の皮の部分には合いましたが、やはりもう少し肉の味が強いものがいいですね。
カレーとか、焼肉とか、ハンバーグ、みたいな繊細じゃないものが良さそうですね。
まだまだ若すぎる状態なので何とも言えませんが、コストパフォーマンス的にはいまいちかな。
「ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート 日本ソムリエ協会教本 2011」電子教本
<ご注意! 現在電子教本は発売されていません>
ソムリエ協会の、「ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート 日本ソムリエ協会教本 2011」電子教本を購入しました。
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正会員 4,200 円(消費税込)
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■便利な半面、ちょっと面倒な部分も
まず、ライセンス管理が厳しくて、インターネットに繋がるパソコンじゃないと閲覧出来ません。
開くときは必ず、閲覧キーを取得して、それをコピーして、PDFの入力フォームにペーストする必要があります。
ノートを外に持ち運ぶ人は、外でインターネットにつながらないと、教本を見ることが出来ないって事ですね。
ファイルサイズは意外と軽くて、18MB。
冊子の分厚さからいくと、数百MBある感じですけど、ほとんどテキストとモノクロ画像だからでしょうね。
■購入してダウンロード、閲覧まで
サイトで購入したら、メールが届くので、ダウンロードページに行って、PDFをダウンロードします。
PDFを適当なところに保存して、立ち上げて承認しようとしたら、「このファイルをユーザーディレクトリ以下に保存して開いて下さい。」というアラートが出てしまいました。。
「ユーザーディレクトリ」の意味が良く分かりませんが、マイドキュメント以下に置いたら見ることができました。
ちょっとひやっとしましたね。
■しおりが便利
全体の目次は「しおり」が便利。
行きたいページにすぐに飛べます。
常に出しっぱなしだと文字が小さくなるので、普段は格納しておいて、必要な時に出すのがいいですね。
しおりの開け閉めはとても簡単です。
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全ページをバラバラにして、つなげて見てるような感覚です。
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セキュリティ面が厳しくて、やや面倒な部分もありますが、総合的には電子教本、とっても便利だと思います。
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■ちょっとした手違いで閲覧できなくなる
閲覧キー発行画面をうっかり閉じてしまって、再度発行しようと思ったら、まったく閲覧できなくなりました。
ライセンスキーを再発行してもらって、再度ログインしようとしても全然ダメ。
何度やり直してもダメで途方に暮れてしまいました・・・
でも、あらためて、コピーして入力したライセンスキーを確認したら、コピーした際に半角スペース(あるいは改行)が入ってしまっててそれがダメだったみたいです。
コピーの際には十分気をつけてくださいね。
2011/08/27
シャトー・ラ・ジョンカード 白ラベル 2006
シャトー・ラ・ジョンカード 白ラベル 2006
CHATEAU LA JONCARDE WHITE LABEL 2006
フランス:ボルドー地方:AOCコート・ド・ブール
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%
MICHIGAMIワインで、2000円。
【外観】
まだ若い色調の、濃いガーネット。
色味はほとんど黒に近いが、フチが5mmくらい青味のあるルージュ。
透明感はほとんど無い。
粘性は強め。
【香り】
強いスミレの香り。
しっかりした伝統的なボルドーのイメージ。
黒い果実。
スパイス。
なめし革。
グラスを回すと、さらにボリューム感のある華やかな香り。
これからの変化が楽しめそう。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
滑らかで優しいアタック。
消え入るような飲みくちはグランヴァンのイメージ。
後味がとてもキレイに消える。
酸味は穏やか。
タンニンはきめ細かいがしっかりしていて、舌の真ん中が乾くくらい。
アルコール度は抑えめな感じ。
ボリューム感はやや弱め。
余韻は長く続く。
【総評】
しっかりボルドーらしい、華やかなワインです。
香りが強めで、口当たりがエレガント。
メルロー主体で、サンテミリオンの上質ワインのイメージでしょうか。
きめ細かいタンニンが、いかにもメルローって感じ。
香りも強くしっかりしていて、グランヴァンのセカンドからサードワインくらいのイメージがありますね。
グラスにほとんど残ってなくても、華やかな香りはしっかり残ります。
普通のワインだと5年くらい下り坂になるのですが、このワインはまだまだいけそう。
10年くらい寝かせるとさらに味わいが深くなりそうです。
今日の晩御飯は、ミートローフ。
ちょうど良く合いました。
香りが強いので、ビーフとかラムにもよく合いそうです。
飲み口に上質感があるので、ワインだけでも美味しく飲めますね。
余韻がいいので、ついついグラスに手が伸びてしまいます。
特別な日のワインとしても十分な品質です。
とても真面目に正直に作っている感じがあって、コストパフォーマンスも高いと思うのですが、ラベルがイマイチおしゃれじゃないんですよね~。
日欧文化交流の先駆者「道上伯」さんの顔写真がラベルに印刷されてるんですが、知らない人にとっては、この日本人のオジサンは何だろう・・・って感じ?
ユニコーンラベルってのもあるみたいなんですが、それもちょっと・・・
ワインも2000円を超えると見た目も重要になってきますからね~。
顔写真はいらないのでは・・・と個人的には思ってしまいました。
■MICHIGAMIワインさんへのリンク
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル 2006年 2,000円(税込)
※サイトより引用
白ラベルは、樹齢25~35年の若木から、取れたブドウを使用 しています。早い時期に成熟を迎える、メルロー種のブドウを多く使っているので、2~3年の比較的短い熟成期間でも、なめらかな美味しさが楽しるため、今までワインを飲みつけていなかった方にも、美味しく召し上がって頂けるワインです。
また、長期熟成に適した、カベルネソーヴィニョン種のブドウを ブレンドしているため、時が経つごとに味わいの変化をお楽しみ頂けます。
<香り>
スミレの花、カシス、ブラックペッパー、杉、インク、タール、プラム、ブラックベリー。やや濃厚な香り。
<味わい>
しなやかな口当たり。しっかりとしたフルボディの辛口。
コク、酸味、渋み、バランスが取れているがややタンニン粗めか。
凝縮した果実味。スパイシーな風味も。余韻は長めのコクが特徴的
<より美味しく味わうには?>
お召し上がりの15分~30分前に開栓しておくとコクの風味に まろやかさが増し更に味わい深さをお楽しみいただけます。
贅沢ディナーのメインディッシュはもちろん 手の込んだ、しっかりとした味付けのお料理の 最適なパートナーとしてテーブルに ワイン好きのお客様の(急な)おもてなしにもお薦めです。
ヴィュ・シャトー・ラモット・ロゼ 2009
ヴィュ・シャトー・ラモット・ロゼ 2009
VIEUX CHATEAU LAMOTHE ROSE 2009
フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー40%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン30%
MICHIGAMIワインで、1800円。
【外観】
わずかにオレンジがかったルージュ色の、濃いロゼ。
色味は均等で少し黒っぽさがあるオレンジっぽいルージュ。
輝きは強めで、ちょっとゼリーっぽい。
粘性は中庸。
【香り】
赤い果実。
オレンジっぽい甘い果実香。
かすかにハーブ。
グラスを回すと張りのあるミネラル。
香りはそれほど強くないが、上質なイメージ。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
マイルドでフレッシュなアタック。
酸味はしっかりと強め。
渋味は微かにある。
マイルドな飲み口ながら、その後ボリューム感が広がり、後味はやや乾く。
アルコール度は強め。
余韻は長めに続く。
【総評】
しっかりしたボディをもったロゼですね。
飲みくちは優しく、上品なフルーツ感を持っていますが、後味はサッパリしたドライ。
ややボディが弱めですが、バランスが良く、上質感を持ってます。
ボルドーのロゼ、って感じ。
今日の晩御飯はミートローフ。
ベースは合い挽き肉。
ワインが軽いので、肉の味にちょっと負けてしまいますね。
合わなくはないですが、鶏肉くらいの方が合いそう?
ライトな中華に合わせてみたいですね。
このワイン、軽やかでドライな味わいには嫌味がなく、素直でまっとうな感じです。
それでいて、モダンな印象も持ってます。
ワインだけでも十分美味しいですね。
食事が終わっても、グイグイ飲んでしまって、カミさんはすっかりダウンです。
温度の幅も広いですね。
冷やしても、温度高めでも両方大丈夫。
抜群にコストパフォーマンスが高いわけではありませんが、安心して勧められる1本だと思います。
■MICHIGAMIワインさんへのリンク
ヴィュ・シャトー・ラモット・ロゼ 2009 1,800円(税込)
※サイトより引用
シャトー・ラモット・ロゼは世界的に有名な醸造アドバイザーのミシェル・ロ-ラン氏の協力(1986-94年)の下、柔かで繊細なワインに仕上がっています。当店のみの独占販売です。 カシスなどの紫系果実の香りや、土や草などの自然の香りを感じることができます。
<香り>
梅や赤い果実の香り、トマト、トマトのヘタ、赤ピーマンのような野菜の青さが感じられる。ゼリー、グミを思わせるかすかな甘さの風味、 ハーブの種などのスパイス、オレンジの皮など華やかな香りの中に野菜、果実、スパイスなどの香りが取れる
<味わい>
すっきりとした口当たり。ライトミディアムボディの辛口。綺麗な酸味が全体を包み込みかすかなコクと塩味、ほのかな果実味が印象的。キレの有る余韻
<より美味しく味わうには?>
9~11℃が適温です。目安としては冷蔵庫の野菜室が10℃です。
2011/08/26
アモーレ・ミーオ ロッソ NV
うちにある赤ワイン(7本)から適当に開けてもらって、ブラインドテイスティング。
【外観】
若さのある明るめのルビー。
色調はやや紫がかったルージュ。
透明感があり、底がうっすらみえる。
粘性は弱め。
【香り】
赤い果実。
なめし革。
やや鉄サビを感じさせる。
香りは弱め。
グラスを回しても収斂性のある感じは変わらない。
少しヴェジェタルな感じもある。
【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
軽くまろやかなアタック。
ライトボディ。
酸味は穏やか。
タンニンは控えめ。
軽いながらバランスは良い。
アルコール度は低い。
余韻は短い。
【判定】
明るい外観からは、ピノ・ノワールやガメイなどが想像される。
ビンテージは、2~3年前くらい?
香りは鉄サビっぽく収斂性を感じる。
イメージはピノ・ノワールというよりはサンジョヴェーゼ。
あるいはグルナッシュくらい。
味わいはマイルドでバランスがいい。
軽いながらまとまっている感じはイタリア。
<予想>
品種:サンジョヴェーゼ
産地:イタリア
生産年:2009年
アルコール度:12%
<解答>
品種:バルベーラ、サンジョヴェーゼ
産地:イタリア
生産年:不明
アルコール度:12%
すごい!結構当たってる!
【総評】
アモーレ・ミーオ ロッソ NV
Amore Mio Rosso NV
イタリア:ロンバルディア州:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ
アルコール度:12%
ブドウ品種:バルベーラ、サンジョヴェーゼ
ジュピターで、670円で購入。
軽くてバランス良い、カジュアルなテイストのワインですね。
飲み会帰りに買ってきた、冷凍のミートソースにも良く合いました。
サンジョヴェーゼらしいクセのある香り。
優しい飲み口ですが、サンジョヴェーゼらしいクセがあって、ちょっと深みを出しています。
イマドキの670円は価格なりって感じですが、バランスが良くて、美味しいと思います。
2011/08/25
ドミニオ・デ・トラスモンテ 赤 NV(ブラインドテイスティング:当てる)
(1)ツヴァイゲルトレーベ(日本:岩手県:花巻市大迫町:07)\3570
(2)バルベーラ、サンジョヴェーゼ(イタリア:ロンバルディア州:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ:NV)\670
(3)シラー(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:03)\598
(4)テンプラニーリョ主体(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:NV)\523
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
色味はほとんど黒で、フチは鮮やかなバイオレット。
透明感はほとんど無い。
粘性は中庸。
【香り】
黒い果実。
グリーン系スパイス。
タバコの葉。
卵白のような動物っぽさ?
グラスを回すと、花の印象と、なめし革。
香りは強めでボリューム感がある。
【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
軽く、優しい口当たり。
ライトボディ。
酸味はしっかり強め。
タンニンも強く、舌全体が乾く感じ。
アルコール度は低めだが、後味に残る。
タンニンが支配的で、後味はかなりドライ。
余韻は短い。
【判定】
若々しく、濃い外観からは、ノンヴィンテージのイタリアとスペイン。
香りはグリーン系の印象と、動物香が強め。
印象としてはカベルネ系。
でもこの中にはない。
飲みくちはかなりライトで、低価格な印象。
わりとマイルドで、ドライ。
かなりの辛口。
全体の印象ではテンプラニーリョ。
ちょっとワイルドな動物香があって、そこもテンプラニーリョっぽい。
ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ
で、ピンポン
強いタンニンがひとクセくわえてて、面白いまとまりです。
【総評】
ドミニオ・デ・トラスモンテ 赤 NV
DOMINIO DE TRASMONTE RED NV
スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ主体
OKストアで、523円で購入。
カミさんの価格感は580円で、ほぼ正解。
軽いので、高そうな感じはしませんが、しっかり個性を持っていて面白いワインです。
ちょっとシラーっぽい感じもありますが、飲みくちのドライさはまったく違うかな。
やはりカベルネ・ソーヴィニヨンの方が近い印象です。
ただ、この何とも言えないこのクセは、カベルネ・ソーヴィニヨンだと出ないでしょうね。
テンプラニーリョならではの味わいって感じがします。
このワイン、タンニンや香りの主張が強いのに、頼りないボディがなんともアンバランス。
竹内力の顔をしてる、カラテカ矢部って感じ?
でもまあ、それが何ともいい味を出してます。
今日の晩御飯は照り焼き味のチキンソテー。
照り焼きのソースに良く合います。
焼き鳥とかつくねとかいいでしょうね。
ワインの力が弱い分、料理の邪魔をしません。
甘いソースだとタンニンも和らいでいい感じ。
ただやっぱり、後味に強すぎるタンニンが残るので、そこが課題かもしれません。
釜揚げしらすの佃煮、ってのをカミさんが作っていたので試しに合わせてみると、ひぇ~ってくらい合いません。
生臭さが爆発して、ワインも佃煮もアウト。
まあ、当たり前か・・・
チョコレートに合わせると、一瞬合うのですが、チョコレートの苦みとワインの渋味が見事にケンカします。
ナッツクリームの入っているチョコだと、クリームのなめらかさがタンニンを和らげてくれてよく合いますね。
いろいろ試すと楽しいワインです。
デイリーワインとしては完全に合格点ですね。
タンニンが強めな分、食事と合わせる楽しみがあるような気がします。
2011/08/23
ビニャ・ソエ 白 2010
ビニャ・ソエ 白 2010
VINA ZOE BLANCO 2010
スペイン:アラゴン州:カリニェーナDO
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ビウラ(マカベオ)
肉のハナマサで、498円で購入。
【外観】
ややグレーっぽい、淡いレモンイエロー。
色味は淡く、グレーにほんのり黄色味が差している感じ。
輝きはそこそこある。
粘性はやや強め。
【香り】
熟した果実香。
スモーク。
ややグリーン系のハーブ。
ミネラル。
グラスを回すと炭酸の印象。
香りはドライでフレッシュな印象に変わる。
オレンジのような甘い果実香。
香りは弱めだが、要素がいろいろ顔を出す。
【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
軽くてフレッシュで、ジューシーな口当たり。
酸味はしっかり強く、フルーティ。
アルコール度はやや強く感じて、後味に少し残る。
ボディは軽く、やや水っぽい。
優しくライトなアタックから、膨らまず、すっと消えてなくなって、後味が物足りない感じ。
余韻は少し続く。
【総評】
安くて美味しい、肉のハナマサワインシリーズ。
赤が美味しかったので白も買ってみましたが、最初の印象はまずまず。
軽くてやや水っぽさがあるものの、ワンコインワインとしては上々です。
グレープフルーツのようなフレッシュさも持っててスイスイ飲めてしまいます。
平日に飲み過ぎてしまうタイプですね、キケンキケン。
コンビニパスタのカルボナーラがとても良く合いました。
チーズに良く合うみたいですね。
ピザやパスタにカジュアルに合わせるのもいいでしょうね。
食事が終わって、ワインだけになってもそれなりに美味しいのですが、何か欲しい感じ。
お腹空いてるだけ?
チーズとの相性が良かったので、チーズが欲しい感じ・・・
って事で、コンビニでチーズスナックを購入。
チーズリングのスナックでも、美味しいですね。
グレープフルーツジュースみたいな感じで合います?
ライトでもフレッシュで、とても飲みやすく、後味の果実感が良くてついついグラスに手が伸びます。
500円以下のワインとしてはお買い得。
飲み過ぎ注意、ですね。
■関連リンク(肉のハナマサのワイン)
2011/08/21
エルザ・ビアンキ・シャルドネ 2010(ブラインドテイスティング:外す)
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:AOCサンセール:06)\2680
(2)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:DOCトレッビアーノ・ダブルッツォ:09)\1350
(3)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(4)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(5)シャルドネ(アルゼンチン:メンドーサ州:サン・ラファエル地区:10)\880
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
グリーンがかった、中庸なイエロー。
色調はやや淡く、若々しい。
輝きは大人しい。
粘性は強めで、脚が長く残る。
【香り】
熟した果実。
ミネラル。
スモーキー。
厚みのある果実香。
バターリィ。
グラスを回すと、クリームやシロップのような甘い印象が出てくる。
ハーブの印象もあり、ボリューム感の中に、爽やかさを持っている。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
シャープでフルーティなアタック。
ボリューム感のあるボディ。
アルコール度は高め。
酸味はしっかりと強く、全体を引き締めている。
舌の表面が少し乾くような苦みがある。
後味はキレイに消えるがアルコールの印象が少し残る。
しっかり造られた、高そうなイメージ。
【判定】
若々しい色調と弱めの輝きからは、2006年サンセールは無さそう。
香りはスモーキーで熟した果実香、さらにバターリィな感じはシャルドネ。
樽の影響も強く感じる。
味わいは甘みを残してフルーティさが強く、ニューワールド的。
チリのシャルドネか、アルゼンチンのシャルドネが候補だが、価格が倍近く違う。
香りは1500円クラスの印象だけど、口当たりに何というかスキがあって、実は安いんじゃない、って印象。
外観もギラギラしてないので、安い方のアルゼンチン?
チリのシャルドネはロス・ヴァスコス。
う~ん、飲めば飲むほど、ロス・ヴァスコスっぽい気がする。
ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ
で、ブー
あー、アルゼンチンの方でした。
【総評】
エルザ・ビアンキ・シャルドネ 2010
ELSA BIANCHI CHARDONNAY 2010
アルゼンチン:メンドーサ州:サン・ラファエル地区
アルコール度:14%
ブドウ品種:シャルドネ
リカーランドトップで、880円で購入。
かなりコストパフォーマンスの高いワインですね。
ブラインドで飲んだ感想は1500円越えくらいの印象でした。
でも何というか、ちょっと古い感じのまとまりとでも言いましょうか。
樽をしっかり使ったバターリィな、ステレオタイプな感じで、あまり個性が無いような。
今日の晩御飯は、釜揚げしらすのかき揚げ。
案の定、まったく合いません。
さらに、そのままの釜揚げしらすと、しらすのサラダと、めんたいこ。
何も合いません・・・
ワインにごめんなさいって感じです。
ワインだけでも美味しく飲めますが、食事と合わせた方が美味しくなりそう。
魚よりも肉の方がいいですね。
チキンのグリルとか、焼き鳥とか合いそう。
個人的にはあまり好きなタイプじゃないですが、コストパフォーマンスは高いと思います。
2011/08/20
コート・デュ・ローヌ レ・プラド ドメーヌ・マズール 2000年(ブラインドテイスティング:外す)
(1)ツヴァイゲルトレーベ(日本:岩手県:花巻市大迫町:07)\3570
(2)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバルバレスコ:07)\1880
(3)グルナッシュ75%、カリニャン20%、シラー5%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:00)\1450
(4)シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPコルビエール:10)\950
(5)シラー、グルナッシュ、サンソー(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPラングドック:10)\950
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
若さのあるルージュ色の、濃いルビー。
黒っぽい色調だが、フチは若いルージュ。
深い透明感があり、底が何となく見える。
粘性は弱め。
【香り】
プルーン。
ドライフルーツ。
加熱された果実の印象。
グラスを回すとフレッシュな果実の印象が出てくる。
熟成感を感じる。
香りはそれほど強くない。
【味わい】
残糖をやや多めに感じるセック。
ほんのり甘いく、優しいアタック。
酸味は穏やか。
タンニンもきめ細かい。
ミディアムボディ。
アルコール度は強め。
後味は若干乾く感じがあるがジューシーさも残る。
余韻は長めに続く。
【判定】
やや明るめの色調は、日本かイタリアの印象。
香りは独特な、煮詰めた果実のような熟成感を持っている。
そこにフレッシュさが同居してて、ちょっと不思議な感じ。
色調は若さがあるので、2000年まではいかない。
2007年の2本が候補。
味わいはほんのり甘く、ボディも軽めで日本のワインの印象。
とても丁寧に造られている印象で、のみ口も上質。
ファイナルアンサーで、ツヴァイゲルトレーベ
で、ブー
なんと2000年のローヌでした。
【総評】
コート・デュ・ローヌ レ・プラド ドメーヌ・マズール 2000年
Cotes du Rhone Les Prades Domeine Mazurd 2000
フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ75%、カリニャン20%、シラー5%
リカーランドトップで、1450円で購入。
カミさんに価格感を聞いたら、1980円。
香りが弱いので、2000円は超えないと思ったけど、口当たりがまろやかで美味しいという評価。
飲み口や香りは熟成感があるのですが、外観がまだまだ若さを持っていて、11年前のワインとは思えません。
さらにいい感じで熟成してて、飲みごたえがありますね。
今日の晩御飯は鶏のグリルだったのですが、とても良く合いました。
白身の肉部分よりは、皮の脂身の多いところがいい感じ。
口当たりがいいので、ワインだけでも美味しいですね。
熟成感とフレッシュさが同居してていい感じ。
この価格で、10年たってこの品質は素晴らしいですね。
ちゃんと管理されてたんでしょうね。
ほんのり甘みがあって、熟成感のある感じは、シャトーヌフ・デュ・パプのイメージ。
これはお買い得な1本です。
ルミエール 甲州 シュール・リー 2010(ブラインドテイスティング:当てる)
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:AOCサンセール:06)\2680
(2)甲州(日本:山梨県:10)\1360
(3)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:DOCトレッビアーノ・ダブルッツォ:09)\1350
(4)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(5)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140 (トップ)
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ほんのりピンクがかった、ロゼっぽい、グレー。
黄色味がほとんどなく、ピンクに近いベージュ。
小さな気泡が多く現れる。
粘性は弱め。
【香り】
酵母。
柑橘系フルーツ。
モモや洋ナシのような甘い印象。
グラスを回すとミネラルっぽさが強くなる。
香りはそれほど強くないが、甘い上品な印象。
【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
ライトボディ。
ドライだけど優しい飲みくち。
酸味はしっかりしてるが柔らかい。
かすかに炭酸を残している。
アルコール度は弱め。
余韻は少し続く。
【判定】
すでに色が特殊。
この選択肢の中で皮に色がついているのは甲州だけ。
香りもシュールリーっぽい酵母の印象や、柑橘系のフルーツなど甲州の要素。
味わいもライトで上品な印象が甲州。
ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン
皮の色が出てる甲州って珍しいですよね。
【総評】
ルミエール 甲州 シュール・リー 2010
Lumiere Koshu Sur Lie 2010
日本:山梨県
アルコール度:11%
ブドウ品種:甲州
リカーランドトップで、1360円で購入。
カミさんに価格感を聞いたら、1980円。
甲州だから高いかと思った、という事ですが、それにしても高い評価です。
水っぽいけど、後味に残るグレープフルーツみたいな苦みが美味しい、とのこと。
今日の晩御飯は、鶏をオリーブオイルでソテーしたもの。
ワインが軽くて負けてしまいますが、邪魔しない感じで合いました。
親戚に送ってもらった釜揚げシラスがあったので、合わせてみると、これも問題なく合いました。
普通の白ワインだと、生臭くなる事が多いですが、この甲州は大丈夫ですね。
すっきりした味わいの中に、かすかなコクがあります。
シュール・リーの酵母の印象なのか、皮の色が出てるせいなのか。
全体的にはライトで、水っぽい感じなんですが、後味とか余韻とかに何か一味、残ります。
甲州の皮の色がワインに出てる、珍しいタイプですが、普通の白ワインの造り方と違うんでしょうね。
赤ワインのように、果汁に皮を触れさせる工程がありのかな?
食事が終わって、ピーナッツとキットカットに合わせてみましたが、どれも合いません。
ワインが繊細なんですね。
ちょっと軽くて水っぽいですが、とても甲州らしい味わいです。
ドライな余韻がいい感じ。
イマドキのモダンな甲州としては、まあ標準的な品質でしょうか。
2011/08/18
ビニャ・ソエ 赤 2010
ビニャ・ソエ 赤 2010
VINA ZOE TINTO 2010
スペイン:アラゴン州:カリニェーナDO
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ、ガルナッチャ
肉のハナマサで、498円で購入。
【外観】
少し落ち着いた、透明感のあるルビー。
色調はルージュで、少し黒っぽい。
透明感があり、底がしっかり見える。
粘性は弱め。
【香り】
張りのある鉱物質な感じで閉じている印象。
なめし革や、ドライフルーツのような香り。
グラスを回すと、ケミカルさのある動物香。
ややフローラル。
グリーンっぽいスパイス。
香りは強くないが、やや刺激的。
【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
ライトボディ。
ほんのりフルーティさのある、ライトな飲みくち。
酸味はしっかりあるが、ちょっと頼りない?
タンニンは弱めだが、後味にしっかり残る。
アルコール度は弱め。
後味はやや乾く印象。
余韻は少し続く。
【総評】
肉のハナマサの、ワイコイン、スペインワイン。
ライトボディだけど、バランスはいいですね。
このワイン、2010年なのに、微妙な熟成感を感じるんですよね。
少し温度低めの方がしまって美味しいかもしれないので、冷蔵庫で冷やしてみることに。
今日の晩御飯はローソンのミートスパ。
結構、いい感じで合います。
ワインが軽めで、ドライなフルーティさがあるので、口をさっぱりしてくれる感じで合います。
クイクイ飲めて、とてもキケンですね。
とても13.5%もあるとは思えません。
これは平日に飲むと危ないかも。
おつまみにストリングチーズ(スモーク)に合わせてみましたが、これくらいがちょうどいいですね。
ワインと食事のバランスがいい感じです。
冷やすととても飲みやすくなりますが、温度高めでも意外と美味しく飲めます。
近くにあったチョコレートの、カバヤのヘーゼルナッツキャラメリゼに合わせてみると、これがまた良く合いました。
ナッツやカラメルの印象が、ワインとの接点が多くて、ジューシーなチョコレートみたいな感じになりますね。
甘さと香りが、わーっと広がっていきます。
肉のハナマサのワイン、いいですね。
何かツボをおさえてる感じ。
ワインだけでも美味しく飲めるし、食事にも合わせやすい。
ほどよい軽さで、カジュアルに飲める、美味しいワインです。
■関連リンク(肉のハナマサのワイン)
2011/08/16
シャポン・ファン 白 NV(ブラインドテイスティング:外す)
(1)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(2)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(3)ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン(仏:地理的表示なし:NV)\628
(4)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー:10)\368
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
グリーンがかった、やや淡いイエロー。
色味はグリーンっぽくもあり、オレンジっぽくもある。
輝きは弱め。
粘性も弱め。
【香り】
ミネラル。
熟した果実。
スモーキー。
ハーブ。
ボリューム感のある香り。
グラスを回すと、クリーミーで、甘い印象になる。
フルーツケーキみたいな感じ。
香りはそれほど強めではないが、厚みを持っている。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フルーティで、シャープ、でも口当たりのいい飲みくち。
ボディはやや頼りないが、まとまりはいい。
アルコール度は低め。
後味は少しエグ味が残るものの、ジューシーで心地よい果実感を持っている。
余韻は少し続く。
【判定】
力の無い感じの外観からは、低価格な印象。
香りはいかにもシャルドネっぽい。
スモーキーで熟した果実感や、ボリュームのある印象。
飲みくちはやや甘みを残していて、軽めながらバランスよくまとまっている。
普通に考えるとチリのシャルドネだけど、フランスのテーブルワインがとても気になる。
こちらはソーヴィニヨン・ブラン。
シャルドネは明確な特徴が無いので、ソーヴィニヨン・ブランかどうかがカギとなる。
う~ん、これはやっぱりシャルドネかな。
しかも安い方。
ファイナルアンサーで、チリの368円のシャルドネ
で、ブー
うーん、ソーヴィニヨン・ブランだった・・・
【総評】
シャポン・ファン 白 NV
Chapon Fin Blanc NV
フランス:地理的表示なし
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン
OKストアで、628円で購入。
ユニ・ブラン比率が高いのか、ほとんとソーヴィニヨン・ブランの印象がありません。
でもネタバレしてみるとやっぱりユニ・ブランっぽい、クセのある香りが混ざってますよね。
シャルドネよりは、ややワイルドな感じです。
ブラインドは外れたものの、このワイン、美味しいですね。
単一品種かと思うくらい、素直なまとまりです。
のみ口も良くてスーっと入る上に、チャーミングな果実感が残るので、どんどんグラスに手が伸びます。
カミさんに価格感を聞いたら、「これは安そうだな、598円。」と、ほぼ正解。
後味のエグ味が気になって、もう少し爽やかさが欲しい、という意見でした。
今日の晩御飯は豚しゃぶサラダとポテトサラダ。
豚しゃぶサラダはピリ辛の醤油ダレですが、このワイン、良く合います。
ポテトサラダも、とってもいい感じ。
暑い時期の食事によく合いそうですね。
フルーツ感が上品なので、食事の邪魔をしないんですね。
ちょっとレモンを絞ったような爽やかな合い方をします。
まずワインには合わない、禁断の「めんたいこ」があったので、試しに合わせてみると・・・
やっぱ、ダメですね~。
生臭さが広がって、めんたいこもワインも不味くなります。
オリーブオイルをパンに浸したおつまみをカミさんが作ってくれましたが、これはバッチリでした。
でも、オリーブオイルの香りが強いと負けるかもしれません。
このワインいいですね。
ストックしておいてもいいかも、って思うくらい。
2011/08/14
ミニミニワインアンケート:微発泡ワインはどう?
暑い季節には、シュワッと炭酸がいいですね。
スパークリングは王道ですが、以外に良いのが微発泡ワイン。
気軽でカジュアルな味わいです。
そんな微発泡ワインについて、みなさんに聞いてみました。
【質問】
微発泡ワインはどう?
【回答】
■■■ あまり好きじゃない 3 (30%)
■■■ あまり売ってない 3 (30%)
□■■ 飲んだことが無い 2 (20%)
□■■ 良く飲む 2 (20%)
あれ~、意外と飲まれてないみたい。
泡好きな人はスパークリングに行くし、泡が嫌いな人は避ける、って事でしょうか。
個人的には好きなんですけど、確かに・・・泡嫌いなカミさんにはいまいち受けません。
ロゼとか微発泡とか、中間のモノってなかなか難しいんでしょうか。
みなさん、今年は微発泡を飲んでみませんか?
エスプリ・ドゥ・ラバスティド 2010
エスプリ・ドゥ・ラバスティド 2010
Esprit de Labastide 2010
フランス:南西地方:AOCガイヤック
アルコール度:12%
ブドウ品種:ランドレル、モーザック、ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、880円で購入。
【外観】
グラスに注ぐと、表面いっぱいに泡が現れる。
その後は普通のスティルワインのような印象。
色味はほんのりグリーンがかった淡いイエローだが、グレーっぽく金属質な印象。
輝きは強めでギラギラしている。
粘性はやや強め。
【香り】
カラメルのような香ばしい甘さ。
柑橘系の皮。
グラスを回すとますます砂糖菓子のような甘い香り。
グリーン系のハーブ香が爽やかさを加えている。
香りは弱めだが、本格的な印象がある。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
口に含むとフワッと炭酸を感じるが、微発泡ってほどではない。
やや炭酸を残している、普通のスティルワインって感じ。
辛口だが素直でシャープな口当たり。
酸味は柔らかいがしっかりしている。
苦みはかすかにあって後味に残る。
アルコール度はほどほどで、後味はジューシー。
余韻は細く続く。
【総評】
普通の白ワインだったら普通の温度でも、微発泡しているので、ややぬるく感じる。
でも、ワインとしてはしっかりしているみたいなので、あまり冷やしてもどうかな、って感じ。
カミさんに価格感を聞いたら、880円でドンピシャ。
泡モノ嫌いなカミさんにも、これは大丈夫だったみたい。
逆に言うと、泡モノ好きな人には物足りないのでは、って思ってしまいます。
ドライで、すっきりしてて飲みやすいので、料理には合わせやすいみたい。
今日の晩御飯は鶏のソテー カレー風味。
そのまま合わせると、ワインが完全に負けてしまいますが、野菜とかと一緒に食べると良く合います。
ちょっとチューハイっぽい感じで、家庭料理にはよく合いそうですね。
フルーティさが弱めなので、甘めでフルーティなニューワールドタイプなワインが好きな人には、ちょっと辛めかもしれません。
とてもバランスが良くて、後味がスッキリしてて、我が家的にはヒット。
これは美味しいですね。
後味が良くて、軽い柑橘系のフルーツ感が残り、またグラスに手が伸びます。
微妙な炭酸も、暑い季節にはいいですね。
880円だったらお買い得だと思います。
2011/08/13
ビニャ・マイポ ソーヴィニヨン・ブラン 2010 (ブラインドテイスティング:外す)
(1)甲州(日本:山梨県:10)\1360
(2)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:DOCトレッビアーノ・ダブルッツォ:09)\1350
(3)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(4)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\840
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
少しグリーンがかった、淡めのイエロー。
色調は若々しく単調で、まんべんなく色がついている感じ。
輝きは強めで、キラキラしている。
粘性はやや強め。
【香り】
熟した甘い果実香。
パイナップルやモモの印象。
ボリューム感と厚みがある。
スパイシー。
グラスを回すと、バターリィなこってりした印象が出てくる。
樽の影響を感じるが、樽臭さは無い。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
シャープで、キレのいいアタック。
ボディは細めで強い。
酸味はかなり強めで、フレッシュな果実の印象。
リンゴや梨の種の部分のような強い酸味。
余韻は少し続く。
【判定】
フチまでしっかり色がついていて、ちょっと特殊な印象を受ける。
シャルドネやソーヴィニヨン・ブランとは違う?
香りは、アロマティック品種かと思うくらいの強い果実香。
グラスを回すとバターリィな印象が出てきて、チリのシャルドネのイメージ。
味わいは素直な印象でかなり強い酸味。
しかもフレッシュ。
ほんのりした甘みと飲みやすさはニューワールドのイメージ。
でも香りの全体的な印象は、トレッビアーノ?
シャルドネっぽくも、ソーヴィニヨン・ブランっぽくも無い。
フチまでしっかり色がついている感じも、特殊な品種っぽい。
ややザラつきのあるような酸味の感じも、高貴品種とは違うような。
ファイナルアンサーで、トレッビアーノ
で、ブー
チリのソーヴィニヨン・ブランでした。
【総評】
ビニャ・マイポ ソーヴィニヨン・ブラン 2010
VINA MAIPO SAUVIGNON BLANC 2010
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、840円で購入。
ソーヴィニヨン・ブランらしさがほとんど感じられないのは、夏休みで1週間ブラインドテイスティングをさぼっていたからでしょうか?
品種由来よりも醸造由来の要素の方が多いような気がします。
酸味の強烈さは確かにソーヴィニヨン・ブランっぽいのですが、何だかちょっと重いんですよね。
今日の晩御飯は、ビビンバソーメン。
普通のソーメンに焼肉と野菜をのせたメニューです。
酸味が強めでスッキリしてるので、ビールっぽい合い方をして、そこそこ美味しく飲めます。
でもさすがにこのメニューだと、ビールの方が美味しいですね。
しっかりした造りで、マイナスポイントも少ないですが、イマイチ良さが無いんですよね~。
カミさんに価格感を聞いたら、680円。
だいぶ、低い評価。
ちょっと水っぽいかな、という感想でしたが、確かに今一つ深みが足りないんですよね。
グラスに入れて時間が経つと、やや酸っぱい痩せた感じになります。
1000円弱の印象ですが、500円に近い感じでしょうか。
我が家的にはリピートしないワインだと思います。
■関連リンク(ビニャ・マイポのワイン)
2011/08/06
エリタージュ シャブリ 2010
エリタージュ シャブリ 2010
HERITAGE CHABLIS 2010
フランス:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ
アルコール度:
ブドウ品種:シャルドネ
OKストアで、1029円で購入。
【外観】
かすかにオレンジっぽさを感じる、中庸なイエロー。
色味は強くないが、鮮やかさを感じる。
輝きは強めで、キラキラ感がある。
粘性は弱め。
【香り】
ミネラル。
スモーク。
蜜のある果実。
それほど強くないが、厚みのある香り。
グラスを回すとクリームっぽさが出てくる。
ちょっと果熟したような果実感もある。
【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
フレッシュな酸っぱい果実のようなアタック。
舌にひっかかるようなエグ味がある。
酸味は強く、梨の芯の部分のようなフレッシュさ。
ボディはそれほどボリューム感は無いが、しっかりしている。
アルコールはそれほど強く感じない。
酸味に、エグ味や収斂性を感じる。
余韻は短い。
【総評】
やや飲みくちが荒い、フレッシュさの強いワイン。
酸味が立ちすぎているが、シャブリの酸というより、果実の酸の印象が強く、あとからジュースを混ぜたような味わい?
気になるポイントが多いですね。
でも、開けて時間が経つと、少しまろやかさが出てきたかも。
今日は鶏のソテーでしたが、食事と合わせると、マイナスポイントが少し緩和されますね。
シャブリらしいミネラル感とか、強い酸味があって、良さもあるのですが、全体的にちょっと荒っぽい感じを受けてしまいます。
シャブリなので1029円は激安ですが、ワインとしては、まあそんな価格でしょうか。
2011/08/05
ジョルノ・ペル・ジョルノ 白 NV
ジョルノ・ペル・ジョルノ 白 NV
MONTEMARTE GIORNO PER GIORNO BIANCO NV
イタリア:ウンブリア州:IGTウンブリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明
肉のハナマサで、398円で購入。
【外観】
グリーンがかった、やや淡いイエロー。
色調はシンプルで、淡め。
グラスのフチはほぼ無色。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。
【香り】
モモやナシのような甘い果実香。
ややハーブ。
グラスを回すとクリームっぽい濃厚な印象が出てくる。
樽の印象。
奥にちょっと酸っぱいオレンジのような爽やか系の果実香がある。
香りは弱めで、カジュアル。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
アルコール強めで、酸味が強めの、重めの口当たり。
ボディは薄く、ボリューム感は無い。
酸味はギスギスした強め。
アルコールの印象が強く、浮いている。
後味は喉にひっかかるようなエグ味が残りやや乾く。
余韻は短い。
【総評】
赤は軽くてスッキリしてましたが、この白は何だか暴れん坊。
口当たりも悪くて、アルコールが浮きまくってます。
喉にひっかかるような感じもいまいち。
香りもほとんどしない感じですね。
温度が低い方が欠点が隠れて飲みやすいのかも、と思っていたら、温度が上がってきて、ちょっと滑らかなふっくらとした印象になってきました。
これ、温度高めのほうが美味しい?
というより、温度低めでも、開けてちょっと時間をおいた方が美味しいみたいですね。
ローソン100で買ってきた、のスモークたんレモン風味(105円)と合わせたら、何ともいい感じ。
スモークたんのレモンの香りがワインに不足してる部分をフォローしてくれますね。
これはいい取り合わせです。
このワイン、だんだん良くなってきましたね。
飲んだ後に、ほんのりオレンジ風味のチャーミングな果実香が残ります。
ワインの残り香って、次のグラスに手が伸びるかの大きなポイントですよね。
ローソン100のスモークチーズ(105円)に合わせると負けますね。
でも邪魔はしないみたいです。
若干人工的な残り香のような感じもありますが、コストパフォーマンスは十分なのではないでしょうか。
■関連リンク(肉のハナマサのワイン)
2011/08/03
ジョルノ・ペル・ジョルノ 赤 NV
ジョルノ・ペル・ジョルノ 赤 NV
MONTEMARTE GIORNO PER GIORNO ROSSO NV
イタリア:ウンブリア州:IGTウンブリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明
肉のハナマサで、398円で購入。
【外観】
少し落ち着いたルージュ色の、ルビー。
色調は少し黒っぽいルージュ。
透明感があり、底がハッキリ見える。
粘性は弱い。
【香り】
弱い焦げ臭。
グラスを回すを生っぽい動物香。
赤い果実。
ややキャンディっぽい。
香りはとても弱い。
【味わい】
残糖を少し残したセック。
ほんのり甘く、ライトな口当たり。
酸味は穏やか。
超ライトボディ。
タンニンは微かにある、くらい。
軽いながらもバランスが良く、後味はキレイ。
余韻は短い。
【総評】
軽くて、ジュースっぽい感じだけど、ギリギリワインを保っている感じでしょうか。
アルコール度が低く、スイスイ飲めますね。
ただ、グラスに入れて時間がおいたり、温度が上がったら、腰が砕けてしまうみたい。
コンビニのお弁当、野菜のスパイシーカレーに合わせると、辛さが出て、ややギスギスした味わいになりました。
食事と合わせると急に辛いですね。
ビーフジャーキーにもいまいち合いません。
食事が終わっておつまみで合わせた、チーズあじのスナック菓子には良く合いました。
飲み会系ワインなのかもですね。
アルコール度が低く、あまり酔った感じがしないのも、平日にちょうどいいかもしれません?
ワインだけで美味しく飲めて、嫌味な要素は少なく、しかも398円という超コスパなので、これは買いですね。
■関連リンク(肉のハナマサのワイン)
ヴィーニャ・オリア マカベオ 2009(ブラインドテイスティング:外す)
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:10)\1029
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\840
(3)ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン(仏:地理的表示なし:NV)\628
(4)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:09)\500
(5)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー:10)\368
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
グリーンがかった、やや淡いレモンイエロー。
色味は若々しく、シンプルで淡く、ややグレーっぽい。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。
【香り】
スモーク。
柑橘系。
グラスを回すと、やや熟れ過ぎたような果実香。
ミネラルっぽさもある。
香りは弱めで、神経質な印象。
鉱物っぽい感じが強い。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フレッシュでフルーティ、ほんのり甘みのあるアタック。
アルコール度は高く、ボリューム感があるが、口当たりは荒い。
ちょっとピリピリしたような口当たり。
酸味は強め。
後味はアルコールの印象が残り、辛く乾く。
余韻は少し続く。
【判定】
淡い色味でグリーンっぽい感じはソーヴィニヨン・ブラン。
シャルドネもあるが、マカベオは無さそう。
香りは弱めで、閉じてる?
品種の特徴らしきものは感じられないが、何となくシャルドネっぽい。
味わいは荒いながらもボリューム感を持っている。
このあたりはシャルドネっぽい。
ほんのり甘みを残していて、ニューワールドの印象。
価格も安そう。
ほぼチリのシャルドネに決まるが、もう一度再考してみると、フランスのソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブランもちょっと怪し
い?
香りの地味な印象がユニ・ブランっぽさを感じる。
アルコール度の尖った感じとかもユニ・ブランっぽい?
迷うところだが、口当たりとか、香りとかが、南西地方の白のような・・・
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン
で、ブー
シャルドネでもなく、マカベオでした。。
【総評】
ヴィーニャ・オリア マカベオ 2009
VINA ORIA BLANCO 2009
スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ
アルコール度:13%
ブドウ品種:マカベオ
ドラジェの通販で、500円で購入。
このワインジワジワと良くなってきました。
カミさんに価格感を聞いたら、980円。
ボリューム感があるので高そう、っていう感想。
確かにワンコインワインとは思えないボリューム感を持ってます。
今日の晩御飯は、鶏とブロッコリーの炒め物。
ピリ辛の塩味です。
鶏肉は、辛い部分がケンカして微妙な合い方ですが、ブロッコリーは青い香りがつなぎになって良く合いました。
ボリューム感があっても、香りが弱く、ライトな印象なので、家庭料理には合わせやすそうですね。
ちなみに、水菜のおひたしもあったので合わせてみたら、苦みがケンカしてまったくダメでした。
まあ、当たり前ですね。
それにしてもこのワイン、飲み進むとどんどん良くなってきますね。
口当たりもまろやかになって、穏やかなフルーツ感がとても上品です。
とても500円のワインとは思えません。
1000円超えて、1500円弱くらいの印象?
第一印象があまり良くないのと、香りが地味で弱いところが、価格の安い理由かも。
このワイン、後味というか、余韻がとてもいいですね~。
じゅわっと沁みるようなフルーツ感を持ってます。
それでまた、グラスに手が伸びるんですよね。
マカベオで、こんなに上品で可愛らしいタイプは初めてかも。
いいですね~、オススメです。
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いままで、ワインは飲みきってしまうことが多く、余ったら料理用にして、ワインの保存はあまり気にしていませんでした。 でも最近、年齢とともにワインが多めに残るようになってきたので、ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」を購入。 で、ホントに効果があるのか、早速テストしてみました...
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初歩からわかる 日本酒入門―きき酒師が本気で選んだ、本当においしい日本酒82種がわかる (主婦の友ベストBOOKS) を参考にして、日本酒用のテイスティングシートを作成しました。 ワインのテイスティングシート は呼称資格認定試験の勉強用ですが、この日本酒テイスティングシート...