2011/08/21

エルザ・ビアンキ・シャルドネ 2010(ブラインドテイスティング:外す)

 
エルザ・ビアンキ・シャルドネ 2010(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:AOCサンセール:06)\2680
(2)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:DOCトレッビアーノ・ダブルッツォ:09)\1350
(3)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(4)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(5)シャルドネ(アルゼンチン:メンドーサ州:サン・ラファエル地区:10)\880

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
グリーンがかった、中庸なイエロー。
色調はやや淡く、若々しい。
輝きは大人しい。
粘性は強めで、脚が長く残る。

【香り】
熟した果実。
ミネラル。
スモーキー。
厚みのある果実香。
バターリィ。
グラスを回すと、クリームやシロップのような甘い印象が出てくる。
ハーブの印象もあり、ボリューム感の中に、爽やかさを持っている。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
シャープでフルーティなアタック。
ボリューム感のあるボディ。
アルコール度は高め。
酸味はしっかりと強く、全体を引き締めている。
舌の表面が少し乾くような苦みがある。
後味はキレイに消えるがアルコールの印象が少し残る。
しっかり造られた、高そうなイメージ。

【判定】
若々しい色調と弱めの輝きからは、2006年サンセールは無さそう。

香りはスモーキーで熟した果実香、さらにバターリィな感じはシャルドネ。
樽の影響も強く感じる。

味わいは甘みを残してフルーティさが強く、ニューワールド的。
チリのシャルドネか、アルゼンチンのシャルドネが候補だが、価格が倍近く違う。
香りは1500円クラスの印象だけど、口当たりに何というかスキがあって、実は安いんじゃない、って印象。
外観もギラギラしてないので、安い方のアルゼンチン?

チリのシャルドネはロス・ヴァスコス。
う~ん、飲めば飲むほど、ロス・ヴァスコスっぽい気がする。

ファイナルアンサーで、チリのシャルドネ
で、ブー

あー、アルゼンチンの方でした。

【総評】
エルザ・ビアンキ・シャルドネ 2010
ELSA BIANCHI CHARDONNAY 2010

アルゼンチン:メンドーサ州:サン・ラファエル地区
アルコール度:14%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、880円で購入。

かなりコストパフォーマンスの高いワインですね。
ブラインドで飲んだ感想は1500円越えくらいの印象でした。

でも何というか、ちょっと古い感じのまとまりとでも言いましょうか。
樽をしっかり使ったバターリィな、ステレオタイプな感じで、あまり個性が無いような。

今日の晩御飯は、釜揚げしらすのかき揚げ。
案の定、まったく合いません。

さらに、そのままの釜揚げしらすと、しらすのサラダと、めんたいこ。
何も合いません・・・
ワインにごめんなさいって感じです。

ワインだけでも美味しく飲めますが、食事と合わせた方が美味しくなりそう。
魚よりも肉の方がいいですね。
チキンのグリルとか、焼き鳥とか合いそう。

個人的にはあまり好きなタイプじゃないですが、コストパフォーマンスは高いと思います。

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