シャトー・ラ・ジョンカード 白ラベル 2006
CHATEAU LA JONCARDE WHITE LABEL 2006
フランス:ボルドー地方:AOCコート・ド・ブール
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%
MICHIGAMIワインで、2000円。
【外観】
まだ若い色調の、濃いガーネット。
色味はほとんど黒に近いが、フチが5mmくらい青味のあるルージュ。
透明感はほとんど無い。
粘性は強め。
【香り】
強いスミレの香り。
しっかりした伝統的なボルドーのイメージ。
黒い果実。
スパイス。
なめし革。
グラスを回すと、さらにボリューム感のある華やかな香り。
これからの変化が楽しめそう。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
滑らかで優しいアタック。
消え入るような飲みくちはグランヴァンのイメージ。
後味がとてもキレイに消える。
酸味は穏やか。
タンニンはきめ細かいがしっかりしていて、舌の真ん中が乾くくらい。
アルコール度は抑えめな感じ。
ボリューム感はやや弱め。
余韻は長く続く。
【総評】
しっかりボルドーらしい、華やかなワインです。
香りが強めで、口当たりがエレガント。
メルロー主体で、サンテミリオンの上質ワインのイメージでしょうか。
きめ細かいタンニンが、いかにもメルローって感じ。
香りも強くしっかりしていて、グランヴァンのセカンドからサードワインくらいのイメージがありますね。
グラスにほとんど残ってなくても、華やかな香りはしっかり残ります。
普通のワインだと5年くらい下り坂になるのですが、このワインはまだまだいけそう。
10年くらい寝かせるとさらに味わいが深くなりそうです。
今日の晩御飯は、ミートローフ。
ちょうど良く合いました。
香りが強いので、ビーフとかラムにもよく合いそうです。
飲み口に上質感があるので、ワインだけでも美味しく飲めますね。
余韻がいいので、ついついグラスに手が伸びてしまいます。
特別な日のワインとしても十分な品質です。
とても真面目に正直に作っている感じがあって、コストパフォーマンスも高いと思うのですが、ラベルがイマイチおしゃれじゃないんですよね~。
日欧文化交流の先駆者「道上伯」さんの顔写真がラベルに印刷されてるんですが、知らない人にとっては、この日本人のオジサンは何だろう・・・って感じ?
ユニコーンラベルってのもあるみたいなんですが、それもちょっと・・・
ワインも2000円を超えると見た目も重要になってきますからね~。
顔写真はいらないのでは・・・と個人的には思ってしまいました。
■MICHIGAMIワインさんへのリンク
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル 2006年 2,000円(税込)
※サイトより引用
白ラベルは、樹齢25~35年の若木から、取れたブドウを使用 しています。早い時期に成熟を迎える、メルロー種のブドウを多く使っているので、2~3年の比較的短い熟成期間でも、なめらかな美味しさが楽しるため、今までワインを飲みつけていなかった方にも、美味しく召し上がって頂けるワインです。
また、長期熟成に適した、カベルネソーヴィニョン種のブドウを ブレンドしているため、時が経つごとに味わいの変化をお楽しみ頂けます。
<香り>
スミレの花、カシス、ブラックペッパー、杉、インク、タール、プラム、ブラックベリー。やや濃厚な香り。
<味わい>
しなやかな口当たり。しっかりとしたフルボディの辛口。
コク、酸味、渋み、バランスが取れているがややタンニン粗めか。
凝縮した果実味。スパイシーな風味も。余韻は長めのコクが特徴的
<より美味しく味わうには?>
お召し上がりの15分~30分前に開栓しておくとコクの風味に まろやかさが増し更に味わい深さをお楽しみいただけます。
贅沢ディナーのメインディッシュはもちろん 手の込んだ、しっかりとした味付けのお料理の 最適なパートナーとしてテーブルに ワイン好きのお客様の(急な)おもてなしにもお薦めです。
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