2011/08/03

ヴィーニャ・オリア マカベオ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:10)\1029
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\840
(3)ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン(仏:地理的表示なし:NV)\628
(4)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:09)\500
(5)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー:10)\368

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴィーニャ・オリア マカベオ 2009【外観】
グリーンがかった、やや淡いレモンイエロー。
色味は若々しく、シンプルで淡く、ややグレーっぽい。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。

【香り】
スモーク。
柑橘系。
グラスを回すと、やや熟れ過ぎたような果実香。
ミネラルっぽさもある。
香りは弱めで、神経質な印象。
鉱物っぽい感じが強い。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フレッシュでフルーティ、ほんのり甘みのあるアタック。
アルコール度は高く、ボリューム感があるが、口当たりは荒い。
ちょっとピリピリしたような口当たり。
酸味は強め。
後味はアルコールの印象が残り、辛く乾く。
余韻は少し続く。

【判定】
淡い色味でグリーンっぽい感じはソーヴィニヨン・ブラン。
シャルドネもあるが、マカベオは無さそう。

香りは弱めで、閉じてる?
品種の特徴らしきものは感じられないが、何となくシャルドネっぽい。

味わいは荒いながらもボリューム感を持っている。
このあたりはシャルドネっぽい。

ほんのり甘みを残していて、ニューワールドの印象。
価格も安そう。

ほぼチリのシャルドネに決まるが、もう一度再考してみると、フランスのソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブランもちょっと怪し

い?
香りの地味な印象がユニ・ブランっぽさを感じる。
アルコール度の尖った感じとかもユニ・ブランっぽい?

迷うところだが、口当たりとか、香りとかが、南西地方の白のような・・・

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン
で、ブー

シャルドネでもなく、マカベオでした。。

【総評】
ヴィーニャ・オリア マカベオ 2009
VINA ORIA BLANCO 2009

スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ
アルコール度:13%
ブドウ品種:マカベオ

ドラジェの通販で、500円で購入。

このワインジワジワと良くなってきました。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
ボリューム感があるので高そう、っていう感想。

確かにワンコインワインとは思えないボリューム感を持ってます。

今日の晩御飯は、鶏とブロッコリーの炒め物。
ピリ辛の塩味です。

鶏肉は、辛い部分がケンカして微妙な合い方ですが、ブロッコリーは青い香りがつなぎになって良く合いました。
ボリューム感があっても、香りが弱く、ライトな印象なので、家庭料理には合わせやすそうですね。

ちなみに、水菜のおひたしもあったので合わせてみたら、苦みがケンカしてまったくダメでした。
まあ、当たり前ですね。

それにしてもこのワイン、飲み進むとどんどん良くなってきますね。

口当たりもまろやかになって、穏やかなフルーツ感がとても上品です。

とても500円のワインとは思えません。

1000円超えて、1500円弱くらいの印象?

第一印象があまり良くないのと、香りが地味で弱いところが、価格の安い理由かも。

このワイン、後味というか、余韻がとてもいいですね~。
じゅわっと沁みるようなフルーツ感を持ってます。

それでまた、グラスに手が伸びるんですよね。

マカベオで、こんなに上品で可愛らしいタイプは初めてかも。
いいですね~、オススメです。

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