2007/02/28

ブラインド・テイスティング ソーヴィニヨン外す

・ミュスカデ(ロワール)\1590
・シャルドネ(米)\750
・ボルドー(ドゥルト)\880

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
淡い黄色、ややグレー
粘度高い、ディスクも厚い、14%くらいか
(正解は12%、大外れ)

【香り】
柑橘系、香り弱い
シュールリーらしさもソーヴィニヨンらしさも感じない

【味わい】
フレッシュ、酸味控えめ、やや苦味、ボディ薄い
ふくらみが無く、酸が余韻で残るが、キレはよくあと味良好
アルコール度が高いのにも関わらず、さっぱりとした飲み口
(実はアルコール度はそれほど高くなかった)

【判定】
香りでは判定つかず、飲み口で判定
シャルドネは明らかに違うので外す
飲んだ印象はミュスカデ、やや炭酸っぽさもあるような
ただ一度口に含むとソーヴィニヨンっぽさも感じる

ファイナルアンサーで、ミュスカデ
で、ブー

答えは、ボルドー白でした

【反省点】
同じ廉価版ボルドーでもバロンドレスタックとは大きく違う印象

ドゥルト b ボルドー 2005
DOURTHE b BORDEAUX 2005

ラベルのコメント
セミヨン、ソーヴィニヨン・ブランから造られたフレッシュさと酸味のバランスがとれたワインです。

※ひょっとしてバロンドレスタックとの違いは、主品種がセミヨンかソーヴィニヨン・ブランかの違いかも

2007/02/25

コート・デュ・ローヌ ベルルーシュ ブラン 2005 M・シャプティエ(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(シャブリ)\1800
・ミュスカデ(ロワール)\1590
・グルナッシュ・ブラン、クレレット、ブールブーラン(ローヌ、シャプティエ)\1565

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

コート・デュ・ローヌ ベルルーシュ ブラン 2005 M・シャプティエ ボトル ラベル
【外観】
やや濃い黄色、フチの透明度が高くやや色調が複雑な印象
粘度は強め、13%くらいか
(正解は13.5%)

【香り】
熟したフルーツの香り
パパイヤとかマンゴーのような印象
それに樽の影響のスモーキーな印象、タバコの葉っぱのような香り

【味わい】
柔らかい、ふくよかな印象
酸味も柔らかい
余韻はそこそこ長い

【判定】
色調が複雑なのは複数の品種がブレンドされているから
アルコール度もそこそこ強く、ふくらみもある
とても代表的な南のニュアンスを感じる
逆に、シャブリっぽさも、ミュスカデっぽさも無い

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ブラン
で、ピンポン

これは当たって当然かな

【総評】
グルナッシュブランはやや熟した果実香と、全体に穏やかな飲み口でしょうか。

コート・デュ・ローヌ ベルルーシュ ブラン 2005 M・シャプティエ
Cotes du Rhone Blanc Belleruche 2005 M.Chapoutier

2007/02/24

ウィンダム・エステート・BIN555・シラーズ 2002(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・メルロー主体(ボルドー)\1280
・シラーズ(豪 ウィンダムエステート555)\1533

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ウィンダム・エステート・BIN555・シラーズ 2002 ボトル ラベル
【外観】
紫の強い、濃い色調
濃いが、透明感のある深い濃さ
粘度は高そう、13%以上か

【香り】
強い果実香、濃縮されたカシスのような香り
果実香が主体の中に動物的な香りがある
ここでシラーズが消える

【味わい】
タンニンを強く感じるアタック
収斂性を感じる
余韻はそれほど長くないというか短い
やや塩味を感じる

【判定】
濃いなかにも透明感を感じるので、フランスの2本ではないか。
動物的と植物的に分けると、動物的。
濃いジャムのような果実香と動物的な香りがメルローか。
でも、ボルドーらしさは無いところが悩みどころ。
それほど複雑な香りは無いので、ローヌは外す。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

答えはシラーズでした。

【反省点】
タンニンがきれいに溶けていて、濃いながらも透明感のある上品なワイン。
雫に色素がたまるような事もなく、ちょっとフランスっぽさを感じてしまったのが敗因か。

少し時間が立つと、グリーンぽいスパイス香。
また口あたりも滑らかになる。
そうなると確かにシラーズ、って感じになりますね。
最初のアタックはどの赤でも収斂性を感じるのかもしれないので、慎重にいかなくては。

WYNDHAM ESTATE BIN555 SHIRAZ 2002
ウィンダム・エステート・BIN555・シラーズ 2002
濃厚な果実味とややチョコレートっぽい香ばしい甘い香りがある。
フランスワインによくある悪臭成分のような香りのアクセントが無く、やや優等生的でつまらない印象。
ただ、口あたりも大変良いので、人気があるのかなーと思われる。

2007/02/23

ジェオグラフィコヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(米)\750
・ボルドー(ドゥルト)\880
・ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(トスカーナ)\1200

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
今日は少し香りを感じる事を確認してトライ

ジェオグラフィコヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ 2004 ボトル ラベル
【外観】
中庸な黄色、ややグリーンを感じる
粘度はそれほどない、11.5%くらいか
(正解は12%)

【香り】
バターやクリーム、バニラ、などの樽に由来する香り
ミント、梨から桃くらいの果実香
ややグリーンっぽいスパイス香

【味わい】
酸味が強く、収斂性がある
舌の脇に強く酸味が残り、苦味も少しある
香りは穏やかだが、味わいはキツイ感じ
余韻は短く、ミネラルっぽいあと味がある

【判定】
実はこれ、コルクが浮いていて、スクリューキャップのボルドーが消える
そうなるとシャルドネ米と、ヴェルナッチャ伊の二択だけど、
飲み口が明らかにシャルドネじゃない

ファイナルアンサーで、ヴェルナッチャ
で、ピンポン

ちょっとズルだったかな

【総評】
ジェオグラフィコヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ 2004
Geografico Vernaccia di San Gimignano 2004

※京橋ワインさんのサイトより引用
http://www.rakuten.co.jp/kbwine/450495/450498/450668/#391110
ヴェルナッチャ・サンジミニャーノ100%

サンジミニャーノといえば「塔の街」としても知られ、世界遺産にも指定されるイタリア・トスカーナの有名な町。そこで造られるヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノは白ワイン原産地呼称になっているんですが、この白ワインはイタリア白ワインの中でも独特の味わいを持っていて、爽やかな酸味にほんのり香ばしい余韻は、当店スタッフも大好き白ワインなんです。

『爽やかな酸味、ほんのり香ばしい余韻』の期待通りの美味しい味わいが満喫できる、オススメ激安旨ヴェルナッチャです。魚料理には絶対迷わずこのヴェルナッチャで決定です。

個人的な感想
最初は樽のニュアンスが強かったが、すぐに消えて、フレッシュなフルーツとハーブの香りになる。
香りは爽やかそのもの、嫌味はなく、フレッシュな果実を使ったフルーツケーキみたい。
飲み口は最初は酸味が強かったが、これも時間と共に落ち着く、爽やかな苦味がまさにグレープフルーツを感じさせる。
余韻にミネラルっぽさが残り、これはハーブを載せた魚のグリルなんかに合うんじゃないかと思わせる。
基本的にとてもセックなワインなんだけど、一瞬だけチャーミングな甘みを感じるポイントがある。
これもこのワインの良さと思われる。
ヴェルナッチャは胡椒の香りがある、と言われているが、白胡椒のようなニュアンスは感じた。
ミントのようなユーカリオイルのような香りにグリーンぽさが混ざって胡椒のような香りになるのかな?

でもこのワインのキーワードは、爽やか、だと思う。
朝のグレープフルーツみたい。

2007/02/21

ブラインド・テイスティング ソアベ外す

・シャルドネ(米)\750
・ソアベ(バスクア)\788
・ボルドー(ドゥルト)\880

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
かなり淡い黄色、ややグレーがかっている
粘度弱い

【香り】
全然しない
無臭
なんと花粉症で鼻をかみすぎて、香りを感じなくなる
かなり香りの強いエビの料理も一切香りを感じない
以前にもあったからそれほど驚かないが、テストがこの時期じゃなくて良かった
というか花粉症のソムリエさんはどうしてるんでしょうか

【味わい】
フレッシュなアタック、余韻短い
(って、香りを感じないだけかも)
ボディは痩せている
やや苦味

【判定】
香りを全然感じないので、あてずっぽうで行くしかない
シャルドネ、というボリューム感ではないので、ボルドーかソアベ

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー

答えはソアベでした

【反省点】
香りを感じない状態ではワインを飲む意味がないね。
飲んだときに鼻の奥からあがってくる香りも味わいには重要な要素になっているので、飲み口もそっけない。
ひょっとしたら当分ブラインドテイスティングは中止かも

2007/02/18

ルバイヤート甲州シュール・リー 2005 白(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(シャブリ)\1800
・グルナッシュ・ブラン、クレレット、ブールブーラン(ローヌ、シャプティエ)\1565
・甲州シュールリー(ルバイヤート)\1554

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ルバイヤート甲州シュール・リー 2005 白 ボトル ラベル
【外観】
無色、ややグレーがかっている。
すでにもう決まり?
粘度はそこそこあり、12%くらいあるか
(正解は12.5%)

【香り】
ほのかに柑橘系の香り
やや、炭酸のようなグルタミン酸のようなシャンパンのような香り
そこにやや重い樽のような煙のようなニュアンス

【味わい】
フレッシュでフルーティなアタック
やわらかい酸味、余韻は短いがアルコールの強さは感じる
やや苦味が残り、グレープフルーツのような味わい

【判定】
悩むことのなく決定

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン
これはサービス問題だな

【総評】
ルバイヤート甲州シュール・リー 2005 白
http://www.rubaiyat.jp/
※サイトより引用
辛口 ¥1,660 レモンイエロー。和食に合うワインをテーマにシュール・リー製法で溌刺とした香りと厚みのある味わいを表現。香味を残すべくあまりろ過をしていない。勝沼町産甲州種100%使用。

柑橘系の香りが収まると、樽のニュアンスが香ってくるが、これが非常に押さえられた上品な印象。
アルコール度がそこそこあるだけに、少なくなっても腰砕けにならないしなやかなボディも好印象。
酸味も抑えられているが、時間がたっても嫌な感じにならない。
非常に軽やかだけど、実はしっかりとしたワイン。
シュールリーの印象はそれほど強くないが、コクのような、うまみ成分のようなものがやはり活きているようだ。
おそらくそこが日本酒っぽさにつながっているのだと思う。
しかもあと味すっきりしていて、嫌なあと味が残らない。
明らかにワインに合わない旬のものなどに重宝するかもしれない。
初鰹とか、筍とか、松茸とか。
ルバイヤートは昔から好きな日本のメーカーだが、今回はその実力を垣間見て恐れ入りました、って感じでしょうか。
日本のワイン、いいですね。

2007/02/17

ブラインド・テイスティング カベルネ・ソーヴィニヨン当てる

・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・メルロー主体(ボルドー)\1280
・シラーズ(豪 ウィンダムエステート555)\1533
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ルーマニア)\87

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
かなり明るいルビー色
ピノ・ノアールやサンジョベーゼがあったら間違いなくそれを選ぶくらい
粘度はそこそこ、12.5%くらいか
色調は紫だがやや落ち着いている感じ

【香り】
チェリーくらいの果実香
香りはそれほど強くない
ややグリーンっぽい香り
樽の影響もあるのか、ややスモーキーなグリーン香

【味わい】
柔らかでフレッシュなアタック
余韻は短い
あと味に塩味が残る
フランスでも、オーストラリアでも、イタリアでも無いような印象

【判定】
この中でこのくらい明るくなる可能性があるのは、ルーマニアのカベルネ・ソーヴィニヨン
香りにもカベルネ・ソーヴィニヨンらしいグリーンのスパイス香を感じる
しかも全体の印象としては、今まで飲んだことがない感じ

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

ちょっと反則っぽいけど、当たりました

【総評】
リヴァールート カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
RIVER ROUTE CABERNET SOUVIGNON 2005
http://www.nlwine.com/wine/detail.php3?seqno=412
※サイトより引用
栽培
土壌はオーストラリアのテラ・ロッサの土壌と同じ赤土です。
同ワイナリーでは最新のワイン醸造技術を取り入れ、有機栽培に取り組んでいます。2002年からエコセールの審査を受けており、2005年ヴィンテージからエコセール認定を受ける予定です。
味わい
熟した黒スグリの香り、フランス産オーク樫のほのかな香りが混ざり合っています。
サーヴィス説明
ややしっかりした骨格が料理によく合います。特にローストやグリルした肉料理に最適です。

個人的な感想
カベルネ・ソーヴィニヨンとしては珍しいライトボディ。
(でもアルコール度は強い、13%)
飲み口も独特で、総合的な印象ではライトボディとは感じない。

こんなものが試験に出たら間違いなく、ピノ・ノアールかサンジョベーゼと答えてしまうだろう。
花粉症で鼻がつまっていていまいち香りが分からないが、カベルネ・ソーヴィニヨンらしい茎っぽい香りはある。

飲んだときに独特な香りが印象的に残る。
やや東洋的なスパイスというか薬っぽいというか。

しかもやさしいアタックに比べて、後からがつんと来て、余韻を止めるものがある。
塩味とタンニンなのか。
全体的な構成が、やや独特で、これが東欧的な構成なのだろうか。
ちょっと紹興酒っぽいかも。

ちなみにミモレットには合わなかった。

ブラインド・テイスティング セミヨン外す

・ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(トスカーナ)\1200
・ミュスカデ(ロワール)\1590
・セミヨン(豪 BIN777)\1533
・シャルドネ(米)\750

の4本のうち、1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
輝きのある黄色、ややグリーンの印象
粘度は高い、13%くらいあるか

【香り】
強い樽の香り
バターの印象
ミネラルの香りもある
フルーツは柑橘系の印象だが、樽の影響に押されて前面には出てこない

【味わい】
フレッシュな印象ながら、やや不思議な味わい
樽の影響によるものか、ちょっとオリエンタルな感じ
余韻はそれほど長くなく、ボディのふくらみもそれほど感じない

【判定】
香りのバターっぽい感じでは、アメリカのシャルドネ。
でも飲み口がやや特殊な印象。
塩味や渋さを感じる。
ヴェルナッチャとミュスカデはここで消えて、セミヨン(豪)とシャルドネ(米)の一騎打ち。
あまりに樽の影響が強くて何とも判断できないが、第一印象で決める。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブー

答えはセミヨン(豪)でした。

【反省点】
セミヨンは麝香(ムスク)の香り、と言われるが、全然感じない。
ちょっと樽の影響の強いボルドー白に似ている。

ウインダム・エステート BIN777 セミヨン 2002

最後の最後になって、ちょっと動物っぽさを感じるスパイスのような印象が出てくる。
ややスモーキーな印象だが、ソーヴィニヨン・ブランよりも動物っぽい。
それにユーカリオイルのような揮発性が混ざり、動物的な香水の香りになる。
とはいえ、これはこれで、ソーヴィニヨン・ブランとの判別が難しいかもしれない。
樽の影響によるところも大きいような気がするし。

2007/02/15

ブラインド・テイスティング ソーヴィニヨン・ブラン外す

・ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(トスカーナ)\1200
・シャルドネ(米)\750
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(ボルドー)\980

の3本のうちから、1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
中間くらいの、グレーを感じる黄色、ほんのりオレンジを感じる、でもグリーンもちょっとあるかも
粘度弱い、11.5%くらい?

【香り】
強い樽の香り、バターをイメージさせる
ミントっぽさやバニラ香もある
フルーツは梨からももくらいか

【味わい】
フレッシュなアタック
ふくらみは無く、余韻も短い
酸味は印象的に残る

【判定】
香りではシャルドネ
でも飲み口がやや違う
と、いったん迷うと、ヴェルナッチャもそうじゃないかと思い出し、ますます分からなくなる
ソーヴィニヨン・ブランの線をもう一度嗅いでみるが、それらしさは感じられず

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブー

答えは、ソーヴィニヨン・ブランでした

【反省点】
これはいわゆる樽香の強いボルドーブランだ。
何度も外しているが、また同じミスって感じ。

樽のニュアンス、バニラの香り、やや熟した果実香。
という厚みのある香りの割には、飲み口がやや頼りない、ボディが薄い。
酸も後をひくようなじんわりとくる印象。
時間を置くと酸っぱくなりそうって感じ。

と、あまりいいコメントではないが、バロンドレスタックはこの価格では大変良いワインだといつも感じる。
樽香だけもうちょっと抑えてくれればもっといいのに・・・

それにしても、何度も飲んでるんだからそろそろ記憶しろよ!って感じですね。

バロン ド レスタック(白)
http://www.suntory.co.jp/wine/special/bdl/introduction.html
※サイトより引用

ソーヴィニヨン・ブラン/セミヨン
ボルドーAC

ソーヴィニヨン・ブラン種由来の柑橘系の爽やかな香りと、すっきりした酸味、セミヨン種ならではの厚みに、オーク樽での発酵によるバニラの香りが心地よい調和のとれた白ワインです。幅広い料理と合わせてお楽しみいただけます。

2007/02/12

ブラインド・テイスティング ソーヴィニヨン・ブラン外す

・シャルドネ(シャブリ)\1800
・ミュスカデ(ロワール)\1590
・セミヨン(豪 BIN777)\1533
・ソーヴィニヨン・ブラン(ヴァン・ド・ペイ)\980

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
ふちは透明感の強いが、全体的にやや淡い黄色
ほんのりオレンジっぽさもあるし、グレーがかってもいる
粘度は普通、12%くらいか

【香り】
果実味が主体の香り、青リンゴの蜜のような香り
樽の影響もほどほどに感じる
全体的にそれほど香りは強く無い
ミントの香りもあり
ミネラル香や、シャンパンのような感じは無いので、ここでシャブリとミュスカデは消える

【味わい】
ややメリハリのない、穏やかな飲み口
酸はじんわりと残るタイプ
フレッシュで甘さと果実味を感じる
少し置くと酸味が立ってくる

【判定】
シャブリは消したが、もう一度検証してみる。
やはり香りの弱さやミネラルやチーズのような印象がほとんど無いので外す。
ソーヴィニヨン・ブランの麦わら香を探すが、どちらかというと明るい印象の香りでグリーンっぽさもミントや明るい果実香と相まって、ライムのような印象になる。
いわゆる明るい印象を与える香り。
消去法でセミヨンだが、いわゆる麝香の香りというのも感じない
どれもピタッとこないが、やや果実が熟したようなニュアンスで判定

ファイナルアンサーで、セミヨン
で、ブー

答えはソーヴィニヨン・ブランでした

【反省点】
ヴァンドペイドックのソーヴィニヨン・ブランってのは始めてかもしれない。
熟した果実やミント香はヴァンドペイドックのワインによくある要素。
となるとこれは品種の個性ではなく、地域性や作り方の問題か。
酸味よりも甘さの方が勝っている印象を受ける最初の飲み口。
アルコール度12.5%というのが甘さを感じる要因かもしれない。
品種が分かると、何となく濃いフルーツ香のウラにある、品種の個性である麦わら香を感じる事ができる。
以前に飲んだプイィ・フュメも時間を置くとトロピカルフルーツとミントの香りがしてきた、と記録してるが、これは、いまどきの流行なのかもしれない。

L'ENCLOS DOMEQUE VIN DE PAYS D'OC Sauvignon 2004

2007/02/11

ブラインド・テイスティング ピノ・ノアール 当てる

・シャトー・ピック・カイユ 赤(グラーブ)\3150
・ジュヴレ・シャンベルタン04 赤(ブルゴーニュ)\2880

の2本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
これは外せないサービステイスティング

【外観】
透明感のある、濃いきれいなルビー色
粘度はそこそこあって力がありそう

【香り】
華やかな香り、樽のニュアンス
それにほんのりなめし革のような香り
花の香りはバラの感じ

【判定】
これはサービス問題だなーって感じ
自信を持ってピノノアール

で、ピンポン

久しぶりにおいしいピノ・ノアール

【総評】
Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes 2004
Les Heritiers de gabriel Tortochot
ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2004
ドメーヌ・トルトショ
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452051/452062/606857/736411/

透明感のある濃いルビー色
華やかで奥行きのある香り
バラ、なめし革、湿った土
飲み口も柔らかい

ブラインド・テイスティング グルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン、シャルドネ 当てる

・グルナッシュ・ブラン 30% ユニ・ブラン 30% シャルドネ 40%(ラングドック グランザルブル)\520
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ド・オック ラブレロア)\620
・シャルドネ(リュリーモンバレ98)\980

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
本格的に花粉が来ているのでどうなることやら

【外観】
やや淡めの黄色だがややオレンジがかっている
粘度はそこそこ
フチが透明感強い

【香り】
熟した果実の香り
バターのような印象は無い
ミントっぽさも弱い
樽のニュアンスが少し
香りはそこそこ強い感じ

【味わい】
酸味がやや弱いがあと味で残る
余韻は短い
やや苦味を感じる

【判定】
いわゆるバターっぽいシャルドネではない
熟した感じは南を感じさせる
グルナッシュ・ブランが入っているかどうかが判定となる

良く分からないけど、ヴァンドペイ
と言ったところでやはり色味のオレンジが気になる
やっぱりグランザルブル

で、ピンポン

ぎりぎりセーフって感じ?

【反省点】
今回はシャルドネに他の品種が混ざっているかがポイント
色味の複雑さと香りの複雑さがポイントか
フチの透明感が強くて、濃い色の部分にオレンジを感じる
味わいもやや熟した果実の甘さがグルナッシュ・ブランか

2007/02/10

ブラインド・テイスティング テンプラニーヨ外す

・テンプラニーヨ(スペイン)\850
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドー ルーデンヌ)\1440
・マルベック75%、メルロ、タナ(カオール)\956

の3本のうちから1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
紫、やや濃いが底がぎりぎり見えるくらいの透明度

【香り】
濃厚なフルーツ香に動物的なニュアンス
ややピノノアールのような印象

【味わい】
なめらかなアタック
酸が弱くややおとなしい印象
渋みも少ない

【判定】
ボルドーの感じではない
濃縮感のある果実香と酸が少ないところが南のニュアンス
スペインは良く分からないので、マルベックを選択

ファイナルアンサーで、マルベック
で、ブー

答えは、スペインテンプラニーヨでした

【反省点】
少し独特な香りがテンプラニーヨか。

動物的な香りがやや土臭いような洗練されてない野暮ったさを感じる。
同じく動物的なニュアンスのある、ピノ・ノアールやメルローとは違った印象。
華やかな香りの要素が少ないのか。

素朴で野暮ったい動物香ってのがポイントか

TORRES CORONAS TEMPRANILLO 2003
トーレス コロナス テンプラニーヨ 2003

ブラインド・テイスティング ヴィオニエ外す

・シャルドネ(シャブリ)\1800
・ミュスカデ(ロワール)\1590
・セミヨン(豪 BIN777)\1533
・ソーヴィニヨン・ブラン(ヴァン・ド・ペイ)\980
・ヴィオニエ(ヴァン・ド・ペイ)\980

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
ややオレンジを感じる濃いめの黄色
輝きもある
粘度も高い、13%くらいか

【香り】
フルーツ主体の香り
やや熟した果実にミントの香りがまざる
蜂蜜のようなニュアンスも感じる
少し痛んだフルーツのようなニュアンスもある
ミネラル香やグリーンのニュアンスは無い
全体的に香りは弱い

【味わい】
なめらかで穏やかなアタック
酸が弱くやや鈍い感じ
やや収斂性を感じるようなあと味
余韻はそこそこ長い

【判定】
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデは外す
ヴィオニエとセミヨンの一騎打ち
ミントの香りはヴァンドペイオックのワインに良く感じる
しかしながらヴィオニエらしさというものが固まっていないので決定打にならず
少し痛んだような果実香や収斂性を感じるあと味がちょっとソーテルヌっぽいような気がする
本来甘くなるワインを辛口にしているような印象

ファイナルアンサーで、セミヨン!
で、ブー

答えはヴィオニエでした、とほほ4連敗

【反省点】
今回評価できるのは、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデを外した事でしょうか。

ヴィオニエの特徴
・熟した果実香
・ミントのようなユーカリオイルのような香り
・やや蜂蜜のようなニュアンス
・色はややオレンジ
・さわやかなグリーン香
 鮎やきゅうり、ソーヴィニヨン・ブランとは明らかに違う

「きゅうり、」てのが以後のポイントになるか

2007/02/09

ブラインド・テイスティング カベルネ・ソーヴィニヨン外す

・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪)\1250
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200
・メルロー(豪 イエローテイル)\850

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
今日は簡単だから、さくっと片付ける

【外観】
濃い紫
粘度高い、13%くらいか
(正解は14%、相当高い)
ここでサンジョベーゼは消える

【香り】
濃厚なフルーツ香
やや甘さを感じる
グリーンっぽさや、動物っぽい感じのないニュートラルな印象
果実はブルーベリージャムのような濃縮感
やや樽の影響も感じる

【味わい】
タンニンが強く、収斂性がある
やや甘さを感じる
基本的には若くフレッシュ

【判定】
カベルネとメルローの一騎打ち
香りではカベルネっぽいグリーンのニュアンスも、メルローっぽい動物的なニュアンスも感じない
ニュートラルな果実味主体の香り
ジャムのような濃縮感ではメルロー一歩リード
味わいでは、かなり収斂性のある渋さの強い味わい
これはどちらもそうなので決定的な判定にならず

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

正解はカベルネ・ソーヴィニヨンでした・・・
この不正解は前回に引き続いて、痛い・・

【反省点】
オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンはシラーと間違えやすい、と聞いた覚えがあるが、メルローと間違えるのはちょっと痛いかも。

かなり濃い、タンニンの強い外観なのだが、これはメルローも同じ場合がある。

白のソーヴィニヨン・ブランと同じでグリーンっぽさを感じないとなかなか当てにくい。
でも時間がたつとカベルネ・ソーヴィニヨンっぽさが立ってきた。
ソーヴィニヨン・ブランと同じようなスモーキーなグリーン香。
フルーツはカシスくらいか。

ジェイコブス・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2004
http://www.jacobscreek.jp/our_wines/tasting_note/core/cabernet_sauvignon.html

※サイトより引用

紫色の輝きをおびた深紅色。
香り
ブドウ品種がもつ強いプラム、グリーン色のトウガラシ、黒スグリなどのアロマと、ほのかなスパイス香やオークの香りを感じます。
味わい
黒スグリとベリーの凝縮感のある品種の果実のフレーバーとスパイシーな味わい。エレガントでしっかりとしたタンニンをもち、長い余韻へと続きます。フルボディーでバランスのとれた味わいのワインです。

2007/02/06

ブラインド・テイスティング シャルドネ外す

・ソーヴィニヨン・ブラン(ヴァン・ド・ペイ)\980
・ヴィオニエ(ヴァン・ド・ペイ)\980
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ)\980

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
それほど濃くない黄色
ややグレーがかっていて、ほんのりオレンジを感じる
粘度普通、11.5%くらいか
(大外れ12.5%)

【香り】
やや熟したフルーツ香
ミネラルのニュアンス
スパイシーさも感じる
樽の影響も少し
グリーンっぽさは無く、果実味の方が強い
醗酵や樽に由来する香りが強い
ここでソーヴィニヨン・ブランは候補から外す

【味わい】
なめらか、フレッシュなアタック
やや果実の甘さを感じる
酸味も強く、余韻として残る
ややネクターのようなとろみのある後味

【判定】
色合いと香りで、シャルドネとヴィオニエに絞る
飲み口やボリューム感、酸の印象などでシャルドネにほぼ決定するも、
香りのややスパイシーな印象とあと味のネクターのような印象で、判断を変更

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ブー

答えはシャルドネ、でした・・

【反省点】
ヴァンドペイドックのシャルドネはよく、このネクター風のあと味があるんだよねー。
逆に言うと、ヴィオニエってそんなあと味、あったっけかな?
今回のポイントは、
・やや熟した果実香
 でも改めて嗅ぐと柑橘系が主体のようだ
 樽や醗酵に由来する甘さを感じる香りでやや惑わされているような気がする
・ミネラル香
・樽の醗酵に由来する香り
今回はややカラメルのような、バニラのようなニュアンスがあったが、ワインによってはミントのような香りがある
・しっかりとした酸味
・とろみを感じるあと味

L'ENCLOS DOMEQUE Chardonnay VIN DE PAYS D'OC 2005

2007/02/04

ブラインド・テイスティング バルベーラ外す

・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・バルベーラ(バルベーラ ダルバ)\1397
・メルロー主体(ボルドー)\1280
・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪)\1250

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
明るい紫色、ピンクにちかい印象を受ける
透明感があり、底が見える程度
雫にタンニンが残る
粘度やや弱く、12.5%くらいか(正解)

【香り】
グリーン系の香り、茎のような印象
硫黄の香りも残る
動物的な印象は無い
フルーツ香は弱いがイチゴからチェリーくらい

【味わい】
フレッシュな味わい
タンニン弱い、まろやか、ジューシー
やや甘さを感じる
ライトボディ
アルコール度11.5%くらいなんじゃないの?って感じ

【判定】
第一印象はカベルネ・ソーヴィニヨン。
でもやや透明感が強すぎるか。
香りはグリーンの印象が強く、動物的な香りはほぼ無く、またジャムのような濃厚な果実香も無い。
選択肢としては、カベルネ・ソーヴィニヨンかバルベーラに絞り込む。

でもバルベーラって飲んだことあっても印象に残ってないし、イタリアってもっと渋みが残るような飲み口だったような気がするし、ここは第一印象を大事にいきますか。

という訳で、ファイナルアンサーでカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー。

答えはバルベーラでした。

【反省点】

バルベーラ・ダルバ 2004 フォンタナフレッダ
BARBERA D'ALBA 2004 Fontana Fredda

フレッシュな果実味、特徴的な酸、とあるが、確かに酸を感じる赤。
ほんのりスパイシーとあるが、それがグリーン系の香りではないか。
飲み進むとやや特徴的のある味わいがしてくる。

色が明るく、紫が強く、フレッシュな果実味が強く、ややグリーンっぽいスパイス香、それから印象的な酸味、これがバルベーラか。

2007/02/03

ブラインド・テイスティング ピノノアール当てる

・ピノ・ノアール(コート ド・ニュイ ヴィラージュ)\1600
・テンプラニーヨ(スペイン)\850
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドー ルーデンヌ)\1440
・マルベック75%、メルロ、タナ(カオール)\956

のハーフ4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
明るい、グラスの底まで透けて見える程度
粘度はそこそこある、13%くらいか
(正解は12.5%)

【香り】
フレッシュなフルーツ、イチゴくらい
それに重なるようになめし革の香り
ややスパイシーな香りもある

【味わい】
フレッシュなアタック
収斂性は少ない、渋みも少ない、柔らかい口あたり
甘さをほとんど感じないセックな印象だが、爽やかさがある

【判定】
外観と香りはピノノアール。
でも飲み口がやや柔らかく、別の選択肢も検討。
外観から、マルベックとカベルネ・ソーヴィニヨンを外すと、あとはテンプラニーヨ。
もう一度香りを嗅いでみるが、これはピノ・ノアールだろ、という香り。
第一印象を大事にする。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ピンポン

すごい4連勝、だけど、
最近、ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノアールばかりだな

【総評】
FAIVELEY Cote de Nuits-Villages 2002
フェヴレ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2002

上品で大変おいしい
飲み口が柔らかく、ブルゴーニュっぽくない?
アメリカのピノ・ノアールみたいな感じかな。
でも香りの上品さやスマートな感じはフランスっぽい。
飲み比べると分かるのかもしれない。

以前飲んだフェヴレイはちょっと飲み口が渋く、玄人ごのみだった気がするが、これは多くの人に受け入れられそうな感じ。

ブラインド・テイスティング ソーヴィニヨン・ブラン当てる

・シャルドネ(シャブリ)\1800
・ソーヴィニヨン・ブラン(プイィ・フュメ)\1980

の2本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
ある意味、絶対外せないテイスティング

【外観】
やや濃いめの黄色、輝きもある
粘度もそこそこ高く、12.5%くらいか(正解)

【香り】
第一印象で、フルーツ香
青リンゴから梨くらいの幅?
麦わらっぽさは香らないが、プイィ・フュメは麦わら香が少ない場合が多いので慎重にいく

【味わい】
柔らかい酸味でフレッシュなアタック
余韻もほどほどに長い
ボディは、それほどふくらみが無くストレートな印象
酸味が柔らかく、刺激的でないのも特徴

【判定】
香りの最初のイメージではややシャルドネだったが、
少し時間を置くと、ソーヴィニヨン・ブランのややスモーキーな麦わら香が香る。
飲み口もさっぱりとして、やや収斂性を感じる。
これはやはり、ソーヴィニヨン・ブランだろう。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン!

プイィフュメで当てたのは始めてかな。
でも2択だからなー。

【総評】
町田の蔵家さんで買った、お買い得なプイィ・フュメ。

Les Vieilles Terres Pouilly-Fume 2005
Dominique Pabiot
\1980

非常にバランスがよい、
樽がかってもないし、フレッシュなのに奥深さを感じる。
しなやかな強さがあるというか。

フルーツは最初は青リンゴくらいだったが、時間がたつと桃に近いくらいの熟した感じになる。
ソーヴィニヨン・ブランの独特なスモーキーな香りが深みを出している。
味わいはスッキリと、嫌味がなく、余韻もきれいに消える。
ぎりぎり2000円未満だが、とってもお買い得感がある。

追記:
時間を置くと、トロピカルフルーツとミントの香りがしてきました。
口あたりはやや酸味が立ってきて、力が落ちてきた印象で、
別のワインになったみたいです。

ブラインド・テイスティング ピノノアール当てる

・メルロー主体(ボルドー)\1280
・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪)\1250
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200
・ピノ・ノアール(ヴァン・ド・ペイ・ド・ロード)\1155

の4本のうちから1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
明るい、透明感のある色調
色合いはやや落ち着いた紫色
粘度はそこそこ感じる、13%くらいか
(正解は12.5%)

【香り】
最初にフレッシュなフルーツ香
イチゴからチェリーくらい?
スワリングでピノノアール独特の動物的な、なめし革の香り
樽のニュアンスも感じる

【味わい】
明るい色調なのに渋みが強い
収斂性がある
余韻はそれほど長くない

【判定】
色の段階では、ピノノアールかサンジョベーゼ
香りでピノノアール
味わいもフランスらしいピノノアール
どこで切ってもピノノアール

ファイナルアンサーでピノノアール
で、ピンポン

このあいだのヴァンドペイピノノアールは外したが、
今回は王道のピノノアールでした。

【総評】
ヴァン・ド・ペイ・ド・ロードのピノ・ノアール
ラブレ・ロア

http://www.sapporobeer.jp/CGI/wine/search.cgi/457?key=detail
※サッポロのサイトより
南フランス産のピノ・ノワール種を100%使用。繊細で果実風味のある豊かな香りが特徴。

個人的な感想
ピノノアールの普及価格帯のなかではトップレベルではないか。
フルーティな香りでもピノ・ノアールらしさがあり、飲み口はセックでドライ。
フランスらしい神経質な複雑さも感じる。

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