・シャルドネ(シャブリ)\1800
・ミュスカデ(ロワール)\1590
・セミヨン(豪 BIN777)\1533
・ソーヴィニヨン・ブラン(ヴァン・ド・ペイ)\980
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
ふちは透明感の強いが、全体的にやや淡い黄色
ほんのりオレンジっぽさもあるし、グレーがかってもいる
粘度は普通、12%くらいか
【香り】
果実味が主体の香り、青リンゴの蜜のような香り
樽の影響もほどほどに感じる
全体的にそれほど香りは強く無い
ミントの香りもあり
ミネラル香や、シャンパンのような感じは無いので、ここでシャブリとミュスカデは消える
【味わい】
ややメリハリのない、穏やかな飲み口
酸はじんわりと残るタイプ
フレッシュで甘さと果実味を感じる
少し置くと酸味が立ってくる
【判定】
シャブリは消したが、もう一度検証してみる。
やはり香りの弱さやミネラルやチーズのような印象がほとんど無いので外す。
ソーヴィニヨン・ブランの麦わら香を探すが、どちらかというと明るい印象の香りでグリーンっぽさもミントや明るい果実香と相まって、ライムのような印象になる。
いわゆる明るい印象を与える香り。
消去法でセミヨンだが、いわゆる麝香の香りというのも感じない
どれもピタッとこないが、やや果実が熟したようなニュアンスで判定
ファイナルアンサーで、セミヨン
で、ブー
答えはソーヴィニヨン・ブランでした
【反省点】
ヴァンドペイドックのソーヴィニヨン・ブランってのは始めてかもしれない。
熟した果実やミント香はヴァンドペイドックのワインによくある要素。
となるとこれは品種の個性ではなく、地域性や作り方の問題か。
酸味よりも甘さの方が勝っている印象を受ける最初の飲み口。
アルコール度12.5%というのが甘さを感じる要因かもしれない。
品種が分かると、何となく濃いフルーツ香のウラにある、品種の個性である麦わら香を感じる事ができる。
以前に飲んだプイィ・フュメも時間を置くとトロピカルフルーツとミントの香りがしてきた、と記録してるが、これは、いまどきの流行なのかもしれない。
L'ENCLOS DOMEQUE VIN DE PAYS D'OC Sauvignon 2004
2007/02/12
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