2007/02/24

ウィンダム・エステート・BIN555・シラーズ 2002(ブラインドテイスティング:外す)

・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・メルロー主体(ボルドー)\1280
・シラーズ(豪 ウィンダムエステート555)\1533

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ウィンダム・エステート・BIN555・シラーズ 2002 ボトル ラベル
【外観】
紫の強い、濃い色調
濃いが、透明感のある深い濃さ
粘度は高そう、13%以上か

【香り】
強い果実香、濃縮されたカシスのような香り
果実香が主体の中に動物的な香りがある
ここでシラーズが消える

【味わい】
タンニンを強く感じるアタック
収斂性を感じる
余韻はそれほど長くないというか短い
やや塩味を感じる

【判定】
濃いなかにも透明感を感じるので、フランスの2本ではないか。
動物的と植物的に分けると、動物的。
濃いジャムのような果実香と動物的な香りがメルローか。
でも、ボルドーらしさは無いところが悩みどころ。
それほど複雑な香りは無いので、ローヌは外す。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

答えはシラーズでした。

【反省点】
タンニンがきれいに溶けていて、濃いながらも透明感のある上品なワイン。
雫に色素がたまるような事もなく、ちょっとフランスっぽさを感じてしまったのが敗因か。

少し時間が立つと、グリーンぽいスパイス香。
また口あたりも滑らかになる。
そうなると確かにシラーズ、って感じになりますね。
最初のアタックはどの赤でも収斂性を感じるのかもしれないので、慎重にいかなくては。

WYNDHAM ESTATE BIN555 SHIRAZ 2002
ウィンダム・エステート・BIN555・シラーズ 2002
濃厚な果実味とややチョコレートっぽい香ばしい甘い香りがある。
フランスワインによくある悪臭成分のような香りのアクセントが無く、やや優等生的でつまらない印象。
ただ、口あたりも大変良いので、人気があるのかなーと思われる。

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