・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・メルロー主体(ボルドー)\1280
・シラーズ(豪 ウィンダムエステート555)\1533
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ルーマニア)\87
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
かなり明るいルビー色
ピノ・ノアールやサンジョベーゼがあったら間違いなくそれを選ぶくらい
粘度はそこそこ、12.5%くらいか
色調は紫だがやや落ち着いている感じ
【香り】
チェリーくらいの果実香
香りはそれほど強くない
ややグリーンっぽい香り
樽の影響もあるのか、ややスモーキーなグリーン香
【味わい】
柔らかでフレッシュなアタック
余韻は短い
あと味に塩味が残る
フランスでも、オーストラリアでも、イタリアでも無いような印象
【判定】
この中でこのくらい明るくなる可能性があるのは、ルーマニアのカベルネ・ソーヴィニヨン
香りにもカベルネ・ソーヴィニヨンらしいグリーンのスパイス香を感じる
しかも全体の印象としては、今まで飲んだことがない感じ
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン
ちょっと反則っぽいけど、当たりました
【総評】
リヴァールート カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
RIVER ROUTE CABERNET SOUVIGNON 2005
http://www.nlwine.com/wine/detail.php3?seqno=412
※サイトより引用
栽培
土壌はオーストラリアのテラ・ロッサの土壌と同じ赤土です。
同ワイナリーでは最新のワイン醸造技術を取り入れ、有機栽培に取り組んでいます。2002年からエコセールの審査を受けており、2005年ヴィンテージからエコセール認定を受ける予定です。
味わい
熟した黒スグリの香り、フランス産オーク樫のほのかな香りが混ざり合っています。
サーヴィス説明
ややしっかりした骨格が料理によく合います。特にローストやグリルした肉料理に最適です。
個人的な感想
カベルネ・ソーヴィニヨンとしては珍しいライトボディ。
(でもアルコール度は強い、13%)
飲み口も独特で、総合的な印象ではライトボディとは感じない。
こんなものが試験に出たら間違いなく、ピノ・ノアールかサンジョベーゼと答えてしまうだろう。
花粉症で鼻がつまっていていまいち香りが分からないが、カベルネ・ソーヴィニヨンらしい茎っぽい香りはある。
飲んだときに独特な香りが印象的に残る。
やや東洋的なスパイスというか薬っぽいというか。
しかもやさしいアタックに比べて、後からがつんと来て、余韻を止めるものがある。
塩味とタンニンなのか。
全体的な構成が、やや独特で、これが東欧的な構成なのだろうか。
ちょっと紹興酒っぽいかも。
ちなみにミモレットには合わなかった。
2007/02/17
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