2015/11/29

マス・ド・ドマ・ガサック ガサック・クラシック・ブラン 2013

マス・ド・ドマ・ガサック ガサック・クラシック・ブラン 2013
マス・ド・ドマ・ガサック ガサック・クラシック・ブラン 2013
Moulin de Gassac Classic 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ド・レロー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、クレレット、ヴェルメンティーノ

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1166円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、やや大人しい印象

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>梨、青りんご、柑橘系、菩提樹、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:軽い
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸っぱい梨や柑橘系のフルーツ

【評価】
フレッシュで爽やか、チャーミングな果実感があるが、ひとクセ持ってる感じ

【供出温度】
8-10度 あまり温度が高いとダレてしまいそうだけど、冷やし過ぎるとワインの良さが出ない感じ

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、金属質な輝きと液面のツヤがあります。

香りは、酵母っぽい印象があって、石灰のようなミネラル、青りんごや梨、柑橘系のフルーツ、グリーン系のフローラルやハーブ、時間が経つとまだ開きそうな印象。

味わいは、フレッシュで優しいアタックから、爽やかなフルーツと甘み、しっかりした酸が広がり、ちょっと独特なクセというか深みを持っていて、軽いえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

このワイン、独特な世界観を持ってますね。

品種は南仏で良く使われているクレレットとヴェルメンティーノに、なぜかソーヴィニヨン・ブランというちょっと不思議な組み合わせ。
通常の南仏ワインだと、グルナッシュ・ブランになるところです。

ワインに少し緊張感みたいなものがあるのはそのせいでしょうか。

クレレットはフランス南部や南アフリカで栽培されている白ワインの補助品種ですが、以下のサイトに詳しく紹介されてますね。
http://www.vindefrance-cepages.org/ja/encyclopedie-des-cepages-de-france-clairette-11

ヴェルメンティーノは元々スペインの品種で、フランスのラングドック・ルーシヨンや、イタリアでも北部のリグーリア、ピエモンテ州、中部のトスカーナ州、南部のサルデーニャ州で栽培されています。
果実味のある若飲みワインを作る、とソムリエ協会の教本には書かれています。

でも以下のサイトではイタリア原産となってますね。
http://www.vindefrance-cepages.org/ja/encyclopedie-des-cepages-de-france-vermentino-35#titre-page
どちらが本当でしょう??

なんか不思議なバランスで、飲むたびに「?」って感じになります。

たぶんグルナッシュ・ブランが入ると柔らかさを加えてくれるのでしょうが、このワインはソーヴィニヨン・ブランがさらに酸味を足して、緊張感を与えているような印象でしょうか。

などといろいろ言ってますが、普通に美味しいワインだと思います。
ワインだけでドンドン飲めますね。

今日の晩御飯は、親子丼と味噌汁。
このワイン、一番大事なところで合いません。

まあ食事の邪魔をするようなことはありませんが、ワインがじれったい感じ。
ちゃんとした料理に合わせろよ、って要求してきます。

パスタとかピザだったら特に問題なく合うと思いますが、もうちょっとフィットさせようと思ったら、香草を使ったチキン料理とか、白身の魚のグリルとかが良さそうですね。

素性のいい感じで、信頼できる味わいです。
ワインだけでも上品なフルーツ感があって美味しいのですが、何か合わせるものが欲しくなるタイプでしょうか。

人に例えると、穏やかに微笑んでいる、肌が白くて頬がほんのり赤い、素朴なファッションの白人のお嬢さんって感じ?

えぐ味が強くて酸っぱくてクセはありますが、でも全体的には良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

土壌はボルドーのグランクリュ!ムーラン・デ・ガサック・クラッシック・ブランmoulin・de・gassic

※サイトより引用
フランス、イギリスを始めとする世界中のワインジャーナリストならびに愛好家から「ラングドックのグランクリュ」と称され、高い評価を受ける マス・ド・ドマ・ガサックのギベール・ファミリー。
ドマ・ガサックは、1970年に、エメ・ギベールがラングドック・アニアン村に設立したワイナリー。
シャトー・マルゴーの再建に尽力したボルドー大 学のエミール・ペイノー教授の助けを得て、ラングドックにボルドーのグランクリュにも比肩する素晴らしいワインを産み出す偉大なテロワール があることを世に知らしめました。
映画にも登場!世界的に超有名な生産者です。
映画『モンドヴィーノ』で、南仏の恵まれた自然をアメリカの巨大資本から守るために立ち向かう当主であるエメ・ギベール氏の姿が鮮明に描かれています。
ミネラル感溢れる鉱物香、そしてまだ青いレモンのような果実香が、ほろ苦くも爽快で、何とも心地よく鼻孔をくすぐります。
味わいは若々しく、とにかくフレッシュ。
ふくよかで厚みのある酸とミネラルが美しく溶け合っています。
後口はほんのり甘く、優しいアフターフ レーバーを楽しめます。
サービスは10℃以下までよく冷やしてどうぞ。

2015/11/28

カンティーネ・サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ 2013

カンティーネ・サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ 2013
カンティーネ・サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ 2013
CANTINE SAN MARZANO IL PUMO PRIMITIVO SALENTO 2013

イタリア:プーリア州:I.G.P.サレント
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:プリミティーヴォ

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1350円。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチをした濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バラ、カシス、杉板、ややメントール
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、カカオ
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ちょっと多めの残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:ちょっとふっくらした感じ
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュな黒い果実やジャム

【評価】
凝縮感のある果実味で甘みが強め

【供出温度】
10-13度 ちょっとひんやりしてるくらいが美味しそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチをしたほぼ黒に近い色調の濃いガーネットで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にスミレやバラのようなフローラルと、凝縮感のある果実香、赤身の肉、杉板、メントールの印象もちょっとあり、華やかで複雑さを持ってます。

味わいは、軽めでソフトなアタックから、フレッシュで凝縮感のある果実感と甘み、しっかりした酸味が一気に広がり、スマートながらやや肉付きのあるボディで、やや早めに軽い苦味を残したジューシーなフィニッシュ。

カジュアルで濃厚な果実感で、甘みも強めですが、スッキリした味わいで素直で飲みやすいバランスでまとまっています。
なんというか、こなれた感じ。

ワインだけで美味しく飲めるタイプですが、アルコール度も高めで濃縮感があるので、グイグイいける感じではありません。

今日の晩御飯は、ひき肉のカレー、手羽元とダイコンの煮物、ブリの刺身。
ブリの刺し身は普通に赤ワインに合わないので、これはなし。
手羽元の煮物もカレーも、合わせると果実感が強めに出てしまいますが、そんなに邪魔する感じではありません。
食後にフルーツ感を加える感じで、人によっては問題ないかも。

おつまみで「ピザまん」にも合わせてみましたが、これも果実感が強めに出て、いまいちフィットしません。

どちらかというとパーティワインで、食事にはちょっと合わせにくいタイプですね。

人に例えると、可愛いファッションが好きだけど、実は地味で重い、面倒くさいタイプの女性みたいな。

えぐ味も強めで、後味の重さが気になるものの、品質は悪くないと思うので、あとは好みの問題でしょうか。
フルーティで甘みの強いパーティワインです。

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よりどり6本以上送料無料 カンティーネ サン マルツァーノ イル プーモ プリミティーヴォ 2013 750ml 赤ワイン イタリア あす楽

※サイトより引用
<カンティーネ・サン・マルツァーノ>
東にアドリア海、南西にイオニア海の二つの地中海を臨む、イタリアのかかと部分にあたるサレント半島に位置するワイナリー。
日照りが厳しく、シロッコが吹き荒れる厳しい環境で、ブドウは力強く育ちます。
サン・マルツァーノはこのDOCエリアの中心に位置し、その代表的な生産者の一つ。
1962年、19人の地元ブドウ栽培農家“父なる創業者たち”が協同組合“カンティーネ・サン・マルツァーノ”を設立。
現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱えています。
彼らは今も、プーリア伝統のワイン(ブドウ)造りの哲学・手法を守り続け、太陽・大地の恵みをたっぷりと吸収したプーリアならではの土着品種で、高品質なワイン造りに取り組んでおり、革新的な醸造技術によってブドウとテロワールの魅力を余すことなく表現した彼らのワインは、現在世界中で人気を高めています。
<ワイン情報>
「プーモ」とは花のつぼみを模った陶器の置物。春の訪れや実りから転じて「良い事が起こる象徴」として縁起の良いものとされています。
地方を代表するプリミティーヴォ。タンニンはスムースで完熟ブドウの凝縮した果実味がリッチで飲みごたえのあるワイン。
スミレ、チェリーやプラムなどのアロマにバニラやローズマリーなどのハーブのニュアンス。
ボリュームのある果実味、ソフトなタンニンとバランスの良さが魅力の飲みの心地よい赤ワイン。
チャイナワイン&スピリッツアワード
2014 ダブルゴールド受賞
1000~2000円のおすすめワイン

2015/11/25

ロス・モリーノス 白 NV (2015年購入)

ロス・モリーノス 白 NV
ロス・モリーノス 白 NV
LOS MOLINOS WHITE NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:アイレン100%

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>香料っぽいジュースのような果実香、ちょっと傷んだ果実、ミントのようなハーブ
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、ミネラル
香りの印象:人工的でケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖やや多め
酸味:果汁が混ざっているような酸味
苦味:軽め
バランス:スリム、ハツラツとしているがワイン風カクテルのよう
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
添加された果汁のような印象が残る

【評価】
いろいろ混ぜて作ったワイン風のアルコール飲料って感じ

【供出温度】
7度以下 人工的でジュースっぽいので、キンキンに冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ほんのりオレンジがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、人工的な果実香と硫黄やケミカル、ミントのようなハーブっぽさやミネラル感もあるけど、チグハグな印象。

味わいは、軽めの作りものっぽい印象のアタックから、添加された果汁のような印象と酸味があって、なんだかワインらしくない印象のままフィニッシュ。

去年まではこんなに人工的では無かったのですが、今年は国産ワインのような味わいになってますね。
ワインとしては作りものっぽいですが、飲み物としてはそこそこ美味しい、って感じ。

ただ競争相手が、缶のカクテルやチューハイになると、とたんに高い印象になってしまいますね。
最近は9%のチューハイが500ml缶で200円くらいで売っているので、500円を超えると途端に高い酒になってしまいます。

まあ、ワインとチューハイでは需要が違うので単純には比較できませんが。

後味に強いえぐ味が残ることを除けば、アルコール飲料としては悪く無い感じです。
コンビニ食とか、スナックにはよく合いそう。

ジュースを混ぜてフレッシュ感を出しているような味わいですが、ベースのワインも悪くないので、好きな人はいそうですね。

最初、なんだこれ?って思いましたが、飲み進むと結構スイスイ飲んでしまってます。

酔っ払ってくると、このワインに丸め込まれてきますね。
説得力があるというか、やり手な印象です。

グリーン系のハーブの印象がいい感じで効いてて、そこがポイントですね。
ちょっとモヒートっぽい感じというか。
フレッシュさがあるので、文句言いながらも飲んじゃうんですね。

このワインの製造元は「フェリックス・ソリス」ですが、最近コンビニやスーパーの安ワインはほぼ制覇してるような勢いですよね。
世界最大規模のワイナリーだそうです。

同じ製造元だと、どこのコンビニのブランドも同じものが入ってるんじゃ、とか思ってしまいますが、意外と味が違います。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのボンゴレビアンコ。
合わせるとジュースっぽさが前面に出るものの、コンビニ食には相性が良さそうです。

コンビニ食とスナックで、気軽にパーティするなら、これはピッタリですね。

最初は国産ワインっぽいかなと思いましたが、もうちょっとワインらしさを持っているようです。

休み前だったら1本軽く無くなってるかも。
社会人として、平日は5cmくらいは(基準があいまい)残さないとといつも思っているのですが、気が付くと結構危ないラインまで来ています。

おつまみで、薄皮付きピーナッツに合わせると、まったく意に介さない感じで合います。
ピーナッツブロックチョコはワインが完全に負けるけど、余韻にフルーツ感を加えて悪くありません。

おみやげのマンゴーラングドシャはオカマ同士で喧嘩してるみたいな、バッティング感があります。

ワイン好きな人にはオススメ出来ないですが、なんだかんだで結構飲んでるので、アルコール飲料としては悪くないですね。

毎年印象が変わるワインですが、来年も期待したいと思います。
というか、ロットでも違うのかも。

また来年も飲んでみます。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/11/23

ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013

ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013
ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013
LA PARRA LOCA SAUVIGNON BLANC VERDEJO 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホ

イオンで、818円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、オレンジがかった色が気になる

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、柑橘系
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:やや酸化をイメージさせる、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:ちょっと尖った印象で強め
苦味:ちょっと収斂性を感じる
バランス:スリムでシンプルで、酸っぱい
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸味の強い柑橘系やリンゴ

【評価】
ライトでドライな印象ながら、強烈な酸味が個性を出している

【供出温度】
8-10度 酸味がかなり強いので温度低めでもやや高めでも大丈夫そう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ややオレンジがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、酸化をイメージさせるリンゴの印象ですが、青りんごのような爽やかさがあり、ハリのあるミネラルっぽさと、要素は少なめでシンプル。

味わいは、軽めのアタックから、優しい上品な果実感と強烈な酸味が口いっぱいに広がり、スレンダーなボディで酸っぱさが続き、苦味とえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

かなり酸っぱいのですが、酸化してる酸っぱさではなく、マロラクティック醗酵をせずにリンゴ酸がしっかり残っているような酸味です。

今どきは、こんなに酸が強く残ってるワインは少ないですが、昔のシャブリとかは暴力的な酸が残っているものなどありましたね~。
ここ最近でしっかり残ってて美味しかったのは「レ・タン・ペルデュ サン・ブリ2010」でしたね。

このワインも好みはあると思いますが、私は好きなタイプですね。
しっかりした個性が好印象です。
飲み手に媚びてないというか、自分をしっかり持ってる感じ。

このシリーズ、テンプラニーリョのロゼも飲みましたが、和食によく合う美味しい、コストパフォーマンスの高いワインでした。

この白もただ酸っぱいだけじゃなくて、しっかり旨みを持っていて、じわじわと美味しさを感じて飲んでてニヤニヤしてしまうようなタイプ。
いろいろな人に飲ませて感想を聞いてみたい感じです。

人に例えると、にこにこ穏やかな好青年なんだけど、とてもしっかりした考え方を持っていて、軸がぶれない若者って感じ。

酸味は強いのですが、全体的に主張は強くなくて、素直な印象なので、レモンやゆずを絞るような料理には全般的に合いそうな気がします。

今日の晩御飯は、鮭のホイル焼き。
味噌マヨネーズとポン酢の味付け。

まったく合わないことはないですが、ワインがややフィットしません。
ハーブ系の印象があるからか、和食はイマイチ合いませんね。
やはり洋食の方が良さそう。

おつまみでスティックポテトに合わせると、まあまあ問題なし。

飲み進むと酸味も馴染んできて穏やかな印象になってきました。
ただちょっと、後味のえぐ味が気になってきたかも。

食事と合わせたいタイプですね。
チーズやハーブを衣に加えたフライとか、普通の天ぷらとか、揚げ物系がフィットしそうですね。

さっぱりしていて食事に合わせやすそうで、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/11/22

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2015

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2015
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2015
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2015

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ

グルメシティで、2138円で購入。

【外観】
清澄度:ちょっと濁りがある?
輝き:強め
色調:若々しいピンクっぽい紫色調、濃いルビー
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、キャンディ、甘いフローラル、花の蜜
<香辛料・芳香・化学物質>最初に酵母の印象
香りの印象:華やか、マセラシオン・カルボニックの印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:軽めだが収斂性がある
バランス:スマートでフレッシュ、華やかさがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
フレッシュでジューシー、フローラルな印象が強く華やかさがあるが、後味がやや重い

【供出温度】
14-16度 温度低めで飲み始めたけど、香りが強いのであまり冷えてない方が良さが出るかも

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクっぽい紫色の、輝きのある濃いルビー。

香りは、最初にヌーヴォーらしい酵母の印象があって、グラスを回すとイチゴやキャンディのような果実感、甘さを感じるフローラル、時間が経つとカラメルのような焦げ香が出てきて、全体的にとても華やかです。

味わいは、やや軽めでフレッシュ、ちょっとピリピリするような若さのあるアタックから、フレッシュな果実感と爽やかな酸味が広がり、華やかな印象でスマートなボディ、その後ちょっと収斂性を感じるタンニンが出てきて、えぐ味のあるちょっと重いフィニッシュ。

定点観測的に、毎年必ず飲んでる、ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォー。
第一印象は、フレッシュでフルーティで華やかさがあって、お祭り的な良さがあるものの、ちょっと後味の重さが気になる感じ。

いままでの記録を見ていると、華やかでジューシーだけど後味に難がある、というのがジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーの特徴のようですね。

今年のジョルジュ・デュブッフのヌーヴォーは、ちょっと濃すぎるような気がしますね。
アルコール度も去年よりも1%高くなっています。
もうちょっと濃縮感を抑えた方が全体のバランスが良くなるような、というか自分の好みに近くなるのかな。

キュイジーヌコンタンポレーヌデュヴァン ミナミのボージョレ・ヌーヴォー飲み比べセットを飲んできましたが、自然派のワインはもっとライトで透明感のある仕上がりでしたね。
飲み比べセットで飲んだ5アイテムよりは、ジョルジュ・デュブッフの方がバランスが悪い印象です。
濃いんだけど、味わいが薄いみたいな。

今日の晩御飯は自家製ぎょうざ。
お酢と醤油、ラー油の普通のつけダレです。

ワインの主張が強めですが、あまりケンカしないで意外と馴染みがいいですね。
中華とか香りの強い食事だと合うのかもしれません。

スモークした軟骨に合わせてみても受け入れてくれました。

食事にピッタリ合うという感じではありませんが、パーティ的に受け入れてくれる感じです。
ワインだけで飲んでも甘みがあるので大丈夫。

今年のボージョレ・ヌーヴォーは、ぶどうの成熟感が強く果実味と甘み、タンニンも強めな感じで、出来が良いと思います。

ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーは、香り強めで濃縮感が高く主張強めなので、あとは好き嫌いでしょうか。
個人的には、もう一度飲みたいかと言われると微妙、というかもういいです、って感じ。

人に例えると、パーティ好きで陽気な、化粧が濃くてキャクターが強いOLさんみたい?

■楽天ショップへのリンク

【新酒】【新酒まとめ買い特典対象】ボジョレー・ヌーヴォー[2015]年・ジョルジュ・デュブッフ・(新酒)(ヌーヴォー)・航空便【先着でボジョレーワイングラス付き】Beaujolais Nouveau 2015 GEORGES DUBOEUF【ボジョレー ヌーボー 2015】

※サイトより引用
当店大人気!ボジョレーの帝王と称されるジョルジュ・デュブッフの、世界中で愛されるヌーヴォーの中のヌーヴォー!!
フランスの3つ星レストラン「ポールボキューズ」が最も気に入っているヌーボーとしても有名!その魅力は「命のよろこび」にも似た味わい!ボジョレーの帝王が造るヌーボー!フレッシュで軽やかな飲み心地の理想のヌーヴォーをお届けしたい。その想いを実現するために、ジョルジュ デュブッフがボジョレー地区のすべての畑から葡萄を選りすぐって仕上げます。
今年のラベルは「感謝」の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザイン!
あなたもジョルジュ デュブッフのボジョレー ヌーヴォーで、ありがとうを伝えませんか。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2015/11/21

ドン・フェリックス ヴィーノ・ティント プレミアム NV

ドン・フェリックス ヴィーノ・ティント プレミアム NV
ドン・フェリックス ヴィーノ・ティント プレミアム NV
DON FELIX VINO TINTO PREMIUM NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ主体、ガルナッチャ

ローソン100で、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい色調の、やや淡いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付が弱い、透明感がある

【香り】
第一印象:やや鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、キャンディ
<香辛料・芳香・化学物質>ケミカル、還元的な
香りの印象:ケミカルで、ちょっと還元状態?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらかな、優しい
タンニン分:軽い
バランス:スマートな、流れるような、バランスは良い
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな赤い果実

【評価】
ライトでスッキリした味わいでバランスが良い

【供出温度】
10度以下 ライトでスッキリ系なのでしっかり冷やしてグイグイ飲むタイプ

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は淡く、若々しい色調の明るめのルビーで、少し輝きがありキレイな印象。

香りはケミカルで還元的な印象があって、赤い実の果実やキャンディっぽい果実感があります。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、穏やかな果実感と優しい酸味がふわっと広がって、スマートなボディでタンニンは優しく、その後舌にベタッとワックスのようにえぐ味を残してフィニッシュ。

香りは、飲むのをためらうようなケミカルさがあるのですが、飲み口はとてもスッキリしていて、ライトながらバランスがいいですね。
でも、飲み終わりに舌にベタッとワックスのようなえぐ味が残って、またちょっと心配になります。

良いのか悪いのか、ちょっと微妙な感じ。
体に悪そうな感じはぬぐえません。

今日の晩御飯は、トンカツ。
中濃ソースと和がらしをつけていただきます。

合わせてみると、ワインが実にスッキリいい感じでサポートしてくれます。
軽くてスッキリしているので、家庭の食事には合わせやすそう。

ビーフジャーキーはワインが負けながらも、陰でしっかり支えるような合い方をします。

食事と合わせると、グッと良さが出てきますね。
最初に感じた体に悪そうな感じも気にならなくなります。

ワンコインの中では特別いい方ではありませんが、スッキリした味わいで、それなりに良さもありますね。

冷蔵庫に入れておいて、次の日に飲んでみたら、最初に感じたマイナスポイントが減って飲みやすくなってました。

税込みでワンコインという価格は最近では貴重ですね。

人に例えると、化学薬品の香りをまとった、クールな白衣を着た理系女子、って感じ?

個人的には嫌いじゃないけど、ちょっとケミカルな印象が強くてオススメできないかも。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/11/20

キュイジーヌ・コンタンポレーヌ・デュ・ヴァン ミナミのボージョレ・ヌーヴォー5種類飲み比べセット2,500円!(各70ml)

ボージョレ・ヌーヴォー5種類飲み比べセット
キュイジーヌ・コンタンポレーヌ・デュ・ヴァン ミナミ<バスティアン プランス>(Cuisine Contemporaine Du VIN MINAMI Chef Bastien PRINCE )のボージョレ・ヌーヴォー5種類飲み比べセット、今年も行ってきました。

■セット内容

1)
ボージョレ・ヌーヴォー 2015 ルイ・テット
Beaujolais Nouveau 2015 Louis Tete

2)
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー P-U-R 2015 シリル・アロンソ
Beaujolais Villages Nouveau P-U-R 2015 Cyril Alonso

3)
ボージョレ・ヌーヴォー シャトー・カンボン 2015 マルセル・ラピエール
Beaujolais Nouveau Chateau Cambon 2015 Marcel Lapierre

4)
ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール 2015 フィリップ・パカレ
Beaujolais Vin de Primeur 2015 Philippe Pacalet

5)
ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール 2015 ルロワ
Beaujolais Villages Primeur 2015 Leroy

5種類で1グラス70mlなので、全部で350mlとハーフボトルより少ないくらいですが、これだけ種類があると満足感がありますね。
食事はオードブルセット(2500円)をオーダーしましたが、とても美味しかったです。

■飲んだ感想

1)
ボージョレ・ヌーヴォー 2015 ルイ・テット

一般的なボージョレ・ヌーボーの印象ですが、これは美味しい。
キャンディやイチゴの印象がありながら、果実感がチャーミングで飲みやすいですね。
価格も手頃で、来年は自宅で1本買ってもいいかなって思いました。
万人受けしそうで、難しいことを考えないで飲めるタイプだと思います。

2)
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー ブランシュ P-U-R 2015

去年はスッキリ飲みやすいという感想でしたが、今年はしっかりした果実味と重みがあって、さらにナチュラルな印象もで、とても良かったです。
最初は閉じた印象であまり良くなかったのですが、時間とともに開いてきました。
5種類の中で、もう一度買って飲むんだったらこれですね。

3)
ボージョレ・ヌーヴォー シャトー・カンボン 2015 マルセル・ラピエール

毎年楽しみにしていて、去年はかなり癖があって面白かったマルセル・ラピエール。
ところが、今年はなんだかすっかりおとなしくなってしまった印象で、他と比べるとあまり押しが強くなく、これといって特筆すべきところも無くなっていたようです。
ずっと好きなブランドだったのですが、今年はちょっとピンときませんでした。
時間が経つと開くかと思っていたら、だんだん酸っぱくなってきましたね。
来年を楽しみにしてます。

4)
ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール 2015 フィリップ・パカレ

去年はあまり印象が良くなかったのですが、今年は普通に美味しかったですね。
時間とともにナッティというかとても個性的な香りが出てきて面白かったのですが、また買って飲みたいというような感じでは無かったかも。

5)
ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール 2015 ルロワ

去年も一番評価が高かったルロワですが、今年もとても良かったです。
厚みがあって、深みもある、普通に美味しいワインです。
最初はカラメルのような焦げ臭が強めで、だんだんジャムのような印象に変わってきましたが、最後まで(グラス1杯)まろやかで包容力のある印象は変わらず、飲み比べても他のワインよりも格が上でしたね。

■まとめ

全体的に果実の成熟感があり、タンニンもしっかりしていて、去年よりも良くなってたように思います。
ただ、各ワインの個性の差があまりなく、みんな兄弟みたいに似てて、そこがちょっと気になりました。

それにしても、ボージョレ・ヌーヴォー解禁後の週末だというのに、あまり賑わって無かったですね~。
ボージョレ会を企画しても「ボージョレ・ヌーヴォー興味無いんだよね~。」という反応が多く、なかなか人が集まらなかったのですが、お店もちょっと空いた感じでした。

安くて美味しいワインが増えていて、ボージョレ・ヌーヴォーって相対的に高いお酒になってきてますよね。
普段飲みのワインは定着してきていますが、高いワインは敬遠される傾向にあるのでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ルイ・テット ボジョレー・ヌーヴォー [2015] 【船便】【予約品:2016年1月中旬入荷予定】

※サイトより引用
このボジョレーヌーボー、当店では、毎年一番売れているボジョレーヌーボーなんです。
毎年よく売れている秘密は、このかわいらしい透明ボトルと、まるで手作りで一枚一枚書いたかのようなこだわりのラベル。そして全く気取らずに気軽に飲める、まるで甘酸っぱいイチゴのようなフレッシュな味わいにあるのです。
さらにこのボジョレーヌーボー、通常コルクの上を覆っているはずのキャップシールが貼られていないんです。初めて買われたお客様は、この変わったスタイルに驚かれますが、あえてキャップシールをはずしたシンプルなデザインも、このボジョレーヌーボーの中身で勝負する姿勢を象徴し、潔さすら感じます。
また、細かいこだわりなのですが、瓶にも特殊なものを使用しています。実は、100年ほど前にフランスのボジョレー村で流通していた『ポット』という瓶を使用していますが、今では高品質と認められたボジョレーヌーボーだけしか使用してはいけないものなのです。

シリル・アロンソ PURボージョレ・ヌーヴォー[2015]

※サイトより引用
シリル・アロンゾの定番ヌーヴォーと言えば、黒ラベルのPUR。PURとは実在するワインブティックの名前でもあり、フランス語で「純粋な」(英語のpureピュア)という意味です。
彼は、このPURというブランドに今までの集大成とも言える熱意を注いでおり、このPURラベルはアロンソのものであり、『健全なブドウを使っている→絶対美味しくて、絶対安心なワインである』という一連の思いを飲む人全てにもって欲しいと、強い意識付けをゴールに設定しています。
除梗後、発酵させるボージョレの新酒では珍しいスタイル(普通ヌーヴォーはマセラシオンカルボニックを行う為除梗など手間が掛かる作業は行いません)。これは常に新しい事へ挑戦し続けるシリルの姿勢の表れであり、画期的な方法と言えるでしょう!丁寧に除梗したブドウをセメントタンクで8日間醸しゆっくりプレス、1~2回ルモンタージュを行う予定。SO2無添加にて瓶詰め予定。
【使用品種】ガメイ100% 【平均樹齢】40~60年

《解禁!》ボジョレー・ヌーヴォー[2015]マルセル・ラピエール(イラストラベル)【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】

※サイトより引用
最新技術を駆使して大量生産でボジョレー・ヌーボを生み出す生産者が多い中、ラピエールファミリーのワインは昔からの自然なワインの製法をかたくなに守っています。
昔からの製法とはすなわち、太陽の光と大地の恵みの全てをワインにこめる造り方。あるがままを守るためにあえて手のかかる方法でワイン造りに取り組んでいるといえます。
有機栽培・無農薬・酸化防止剤も使わない オーガニック・ボジョレー・ヌーボー
1・補糖(葡萄の糖度が足りないときに糖分を加えてアルコール度数を上げること)を一切しない。
2・培養酵母ではなく、葡萄の実の皮に付く天然酵母のみで発酵させる。
3・除草剤、化学肥料(ボルドー液さえも)使わない。4・酸化防止剤を加えない。(自然に発生するSO2 35mg/リットルを含有)。5・濾過処理をせずに瓶詰めする。
このスタイルは弟子のジャン・フォイヤールやカリーム・ヴィオネ。
甥であり長らくラピエールの醸造を担った クリストフ・パカレ。
そしてもう一人の甥 自然派のスーパースター フィリップ・パカレ。
当店の取り扱いのボジョレー生産者にも大きな影響を及ぼしています。

フィリップ・パカレ・ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール 2015「ボジョレーヌーボー 2015」

※サイトより引用
今や世界の注目を集めているパカレ氏が、【最高品質のボージョレ・ヌーヴォー】を目標に掲げ、2003年より造っているのがこのヌーヴォー。
そのスタイルは、どこまでも繊細でエレガントな味わい。
すべて無農薬で栽培された良質なドウだけを選別、ブドウの重みで自然に搾られたエキスのみをワインにするなど、頑固なまでの自然(ナチュラル)な状態に対するこだわりから産み出されるパカレ氏のヌーヴォーは、フレッシュな新酒の特徴を持ち合わせながらも、上品で奥の深い洗練された味わいで毎年、世界の愛好家を唸らせています。
しかも!!
入荷後すぐに飲んで美味しいだけでなく、翌年以降も素晴らしい熟成をするので、あえて「ヌーヴォー」と言わず、「ヴァン・ド・プリムール」という表記を用いてい
ます。

ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール[2015]ルロワボージョレ・ヌーヴォー[ボジョレー・ヌーボー2015]【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】

※サイトより引用
ブルゴーニュを代表する『名門ルロワ』がつくる最高のプレミアム・ボジョレー。
ラルー・ビーズ・ルロワ女史(マダム・ルロワ)“ブルゴーニュの完全主義者”の異名をもつ彼女の経営するネゴシアン&ドメーヌ。
元DRCの共同経営者だが、いま やそのDRCと肩を並べるか、それをしのぐ 水準と評価されています。
その原動力が高齢になった今でも、畑をまわり衰えることのない天才的なティスティング能力をもつマダム・ルロワ。
品質をあげるため、有機栽培でつくられた手間暇かけてつくったブドウを惜しみもなく収穫量を徹底的に減らします。厳選されたブドウもマセラシオンカルボニックと言う近代的手法でなく伝統的製法により、通常のヌーボーとは一線を画した凝縮感たっぷりで、非常にエレガントな仕上がりになります。
販売価格でも最も高価な価格帯のプレミアム・ボジョレー・ヌーボー。
ですが…価格以上の感動はあるはず!!
■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2015/11/17

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2015 (2回目)

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2015
フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2015
FINCA LA ESCONDIDA CHARDONNAY 2015

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>パイナップル、柑橘系
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、ハチミツ、グリーン系のハーブ
香りの印象:ケミカルな印象が強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:コク(深み)を感じる
バランス:溌剌とした、アルコールの強さがある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系

【評価】
フレッシュでフルーティながら、アルコールがやや浮き気味で、後味は辛い

【供出温度】
8-10度 刺々しい強さがあるので、あまり冷やし過ぎない方がいいかも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はやや淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱め。

香りは、硫黄やケミカルの印象が強く、パイナップルなどの南国系果実、柑橘系、ハチミツやシロップのような甘さ、グリーン系のハーブ香もあります。

味わいは、やや強めのアタックから、爽やかなフルーツ感と酸味がパッと広がり、明るく楽しいイメージでスレンダーなボディが少し続いて、その後えぐ味とアルコールの辛さが強めにでて、最後はやや辛いものの酸味が強めに残るジューシーなフィニッシュ。

このワイン、2011年から5年連続で飲んでます。
安定感のあるワインで、去年の2014年がやや評価が悪かったものの、2015年はまた良くなってると思います。

ちょっとアルコールが浮き気味なのが最初気になりましたが、開けて少し経つと気にならなくなってきました。
後味のえぐ味はやや強めに残りますが、全体に明るく華やかな印象はこのワインの良さですね。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのボンゴレビアンコ。
合わせると、ワインの果実感がやや強めに出ますが、まあコンビニ食と合わせるには問題なし。

あさりだけに合わせても自分のスタンスは変えずに、しっかり自己主張します。

コンビニで買った時はキンキンに冷えていましたが、だんだん温度が上がってきて、ワインも空気に振れて落ち着いてきたのか、しっとりした印象になってきました。

おみやげの、東京さくさくパイ(キャラメル)に合わせると、とてもパーティ的な合い方。
サクサクコーンスナックにも、肉厚チップス(ビーフジャーキー味)にもパーティ的な合い方をします。

とても果実味が強くて、どちらかと言うとパーティ向けですね。

人に例えると、明るくて社交的。しっかり場を盛り上げてくれる若者みたいな。

コンビニで買えるワンコインとしてはおすすめです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/11/15

ベラミコ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2014

ベラミコ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2014
ベラミコ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2014
BELLAMICO TREBBIANO D'ABRUZZO 2014

イタリア:アブルッツォ州:D.O.P.トレッビアーノ・ダブルッツォ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ

イオンで、950円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>青リンゴ、梨、柑橘系
<香辛料・芳香・化学物質>貝殻のようなミネラル、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:控えめ
バランス:スリムな、スムーズな
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
洋梨やモモのような白い実の果実

【評価】
ライトでスムーズ、優しい味わい

【供出温度】
7度以下 軽めでスリムなのでしっかり冷やした方が良さそうだけど、やや温度上がっても問題なさそう。

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、青りんご、梨、柑橘系、貝殻のようなミネラルと、シロップやちょっとヴァニラっぽい甘い印象があります。

味わいは、軽めで優しいアタックから、上品な果実感と甘みがじわっと広がり、穏やかな酸味がやさしく締めてくれて、苦味控えめのふんわりした印象のフィニッシュ。

全体にとても穏やかで優しい印象で、とても良いまとまりです。
ワインだけでどんどん飲んでしまうタイプ。

癒し系ですね~。
とても落ち着く味わい。

人に例えると、上品で物静かで、包容力のある、いつも微笑んでいるような女性。
白い柔らかいふわっとしたドレスを着ているイメージでしょうか。

今日の晩御飯は鮭のバターソテー。
キノコのソテーも乗ってます。

合わせると、自分のスタンスは崩さないけど、邪魔もしないって感じ。

薄皮付きピーナッツにもフレンドリーに合いますが、マリアージュって感じではありません。
ビーフジャーキーにも大人な対応で合わせてきます。

ワインだけでも飲めるのでパーティ的な使い方もできるし、普通の食事にも合わせやすそうで、わりと万能なイメージ。

定番のシャルドネやソーヴィニヨン・ブランではない、ローカル品種の個性をうまく活かしていますね。

ここのところでトレッビアーノ・ダブルッツォが続きましたが、両方ともに優しい味わいで、いままでのトレッビアーノとはちょっとイメージが違いますね。
トレッビアーノにも新しい流れが来てるようで、これから人気が出そうですね。

良いワインだと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/11/14

レオン・パルディガル レ・コリン 赤 NV

レオン・パルディガル レ・コリン 赤 NV
レオン・パルディガル レ・コリン 赤 NV
Leon Perdigal Les Collines Rouge NV

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:I.G.P.メディテラネ
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー

リカーランドトップで、税抜き799円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン、ジャム、針葉樹、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>干し肉、なめし革、佃煮
香りの印象:少し熟成感を感じる

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:円みのある、やわらか
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュな干しぶどう

【評価】
ライトでスムーズ、熟成感とフレッシュな印象が混ざっている

【供出温度】
10-13度 軽いので温度低めが良さそうだけど、ちょっと温度高めでも大丈夫そう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、干しぶどうやプルーン、干し肉、なめし革など熟成感と、針葉樹やメントールのような印象もあります。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、熟成感のある干しぶどうのような果実感とやや多めの甘み、優しい酸味が広がり、スマートなボディにタンニンもシルキーで、軽く渋みのあるジューシーなフィニッシュ。

とても穏やかで優しい味わい。
やや酸化したような熟成感があるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。

人に例えると、穏やかで優しい大人の女性って感じ。
あまり艶っぽさはなくて、ちょっと知的な印象でしょうか。

今日の晩御飯は、チキンステーキとカレー。
どちらも赤ワインには合いそうなメニューですが、このワイン意外と主張が強くて何となく馴染みが悪いですね。

熟成感があるので、食事との相性が良さそうだと思ったら、ワインが強めに出てしまいます。

カルディで買ってきたドリアンチップスに合わせると意外と馴染みます。
ドリアンチップスって、ちょっとナッティでピスタチオっぽい味わいですね。

時間が経つとだんだん酸化の印象が強くなってきましたが、全体的には悪くありません。
ちょっとシャトーヌフ・デュ・パプ的な果実感強めの伝統産地の味わいというか。

このワイン、白がとても良かったので期待感が強く、ちょっと辛口な評価になってしまいましたが、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク

レオン・パルディガル レ・コリン 白 NV

■楽天ショップへのリンク

レオン・パルディガル レ・コリン ルージュ [N/V]IGP【あす楽対応_関東】

※サイトより引用
今日のオジェ社の名声と信頼を築く大きな礎となった偉大な初代セラー・マスター『レオン・パルディガル氏』の名を冠し、クロ・ドゥ・ロラトワール=シャトー・ヌフ・デュ・パプの正当な系譜を物語る、重厚なデザインとなっています。
ややスパイシーな風味に果実の熟した凝縮感があり、スムースでソフトな口当たりのしっかりとしたボディーのワイン。
南仏の太陽が育んだ「太陽のあたたかみを感じる、豊かで完熟した果実味」をお楽しみ下さい。
<ワイナリー情報>
シャトー・ヌフ・デュ・パプを代表する生産者の一つ。
“シャトー・ヌフ・デュ・パプ”の史跡がある丘の麓にワイナリーを構えています。
1859年の創業以来シャトーヌフ・デュ・パプ地区でワイン造りを続け、その品質は国内外の国際的コンクール等で高い評価を受けています。
<レ・コリンについて>
『レ・コリン』はフランス語で「丘」を意味します。
ラベルにも丘に広がるブドウ畑の先にシャトー・ヌフ・ディ・パプの史跡が描かれており、その麓にある、オジェ社のセラーで造られています。
シャトー・ヌフ・デュ・パプで生まれ、このローヌ渓谷から如何にエクセレントなワインを生み出すか、それを知り尽くしたオジェ社だからこそその誇りと威信を注ぎ込み、作られています。
■Amazonへのリンク


2015/11/13

ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014

ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
LUIS FELIPE EDWARDS SAUVIGNON BLANC 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ヤオコーで、税抜き598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>梨、青りんご、柑橘系
<香辛料・芳香・化学物質>硝煙、石灰のようなミネラル、やや硫黄
香りの印象:第1アロマが強め、香りが弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、優しい
苦味:おだやか
バランス:スリムな、まろやか
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツのような柑橘系の印象

【評価】
ライトで爽やかでスムーズ、優しさのある味わい

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしても美味しいがちょっと温度が上がっても問題なさそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、柑橘系や青りんご、梨のような果実、石灰のようなミネラル、硝煙、少し硫黄の印象もあります。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、上品な果実感と酸味、甘みがバランス良く広がり、おだやかな苦味がやや締めて、ふわっと優しいフィニッシュ。

このワイン、実にいいですね。
ソーヴィニヨン・ブランなのにこんなに優しい味わいのニューワールドは初めてかも。

何というか全体に夢見心地なふわっとした印象というか、白いレースをまとった乙女が舞ってるようなファンタジーなイメージ。

今までのルイス・フェリペ・エドワーズのワインはちょっとひねった感じの面白さがあったのですが、このワインは実に真面目に王道で勝負してるような印象を受けます。

いやー、この味わいはなかなか無いですね。
他に似てるワインが無いような気がします。
そういう点ではやはり、ルイス・フェリペ・エドワーズのワインなんでしょうね。

軽いし、週末だし、これは1本いっちゃいそうですね。

今日の晩御飯は自家製の豚丼。
玉ねぎの入った醤油ベースの甘辛ダレ。

合わせると、スーッと寄り添うような感じですね。
主張が強くないので、食事の邪魔をしません。

白菜とお麩の味噌汁に合わせると、さすがに何を飲んでるか分からなくなります。

クロワッサンがあったので合わせてみると、バターの香りに負けて存在感が薄くなりますが、それでも素敵な果実感を加えてくれます。
ただクロワッサンの香りが強いので、あまり良い組み合わせではありません。

自家製のバナナパウンドケーキには実に良く合いました。
薄皮付きピーナッツはあまり干渉しない感じで、でも悪くありません。
堅揚げポテトは、塩気と苦味が当たってあまりフィットしません。

このワイン、合わせる食事の幅がかなり広そうですね。

このワイン飲み進むと印象が変わってきました。
最初のふわっとしたオフの印象から、テキパキしたオンモードに変わってきたような。

でも個性的で、コストパフォーマンスも高いと思います。

冷蔵庫に入れておいたら次の日も大丈夫でした。
このワインオススメです。

■関連情報(ルイス・フェリペ・エドワーズのワイン)



■関連リンク(ヤオコーのワイン)


2015/11/11

カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2014

カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
CALEUCHE SAUVIGNON BLANC 2014

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ミニストップで、588円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>グレープフルーツ、青りんご、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ミネラル、硝煙
香りの印象:ちょっと酸化のイメージ

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、やや厚みのある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
ジューシーで果実感のある、しっかり強めの味わい

【供出温度】
7度以下 温度が上がるとちょっとアラが出そう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、硫黄や硝煙の印象があって、柑橘系やちょっと酸化をイメージさせるリンゴ、グリーン系のフローラル、ミネラルの印象もあります。

味わいは、やや強めのアタックから、濃厚な果実感と残糖多めの甘さしっかりした酸味がじゅわっと広がり、その後苦味とアルコールの印象が強めに出てきて、ちょっとえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

やや荒っぽい印象ながら、元気があって悪くない感じ。
ニューワールドらしい味わいですね。

ワインだけでいけるタイプで、逆に和食には相性が悪そうなパーティワインタイプです。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのカルボナーラ。
合わせると、ワインの苦味が強く出てきて、相性はイマイチ。

ウエハースチョコに合わせると、お互いまったく干渉しない感じで、邪魔もしません。
パーティ的な合い方。
薄皮付きピーナッツは苦味がやや当たるけど、特に問題なし。

人に例えると、ちょっと雑で自己主張が強いけど、陽気で明るい営業職のアラフォー女子みたいな?
任せておけば適当に場を盛り上げてくれる、ってタイプでしょうか。

コストパフォーマンスは良いと思います。

1000円以下のおすすめワイン

2015/11/10

タヴェルネッロ ロッソ イタリア NV (2015年購入)

タヴェルネッロ ロッソ イタリア NV
タヴェルネッロ ロッソ イタリア NV
TAVERNELLO VINO ROSSO D'ITALIA NV

イタリア:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:不明

グルメシティで、594円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいルージュ色の、明るいルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、透明感がある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、赤い実の果実、干しプラム、ドライハーブ
<香辛・芳香・化学物質>なめし革、燻製肉
香りの印象:第1アロマが強め、若干ケミカル?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、なめらかな
タンニン分:軽めでサラサラした
バランス:ライトでスマート
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実香

【評価】
ライトでフレッシュ、スマートなまとまりでバランスは良い

【供出温度】
7度以下、ライトでフレッシュなので、しっかり冷やして飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいルージュ色をした明るめのルビーで、輝きもありキレイ。

香りは、イチゴなどの赤い実の果実、ドライフラワーやドライハーブ、なめし革、燻製肉などの印象があります。

味わいは、軽めながらスムーズなアタックで、じわっと果実感と甘みが広がり、スマートな爽やかな味わいが少し続き、軽いえぐ味と渋みを残したジューシーなフィニッシュ。

安くて軽いワインのお手本みたいな、とてもスッキリしたスマートなまとまりです。
ワインだけで、グイグイ飲んじゃいますね。

ジュースっぽさとか、へんな甘みとかもなくて、センス良く、品のいい感じでまとまってます。
国産ワインのような、にせもの感もありません。

今日の晩御飯は、キムチ鍋。
豚肉、豆腐、白菜、もやし、ネギ入り。

ジュースっぽくならずに、食事をうまく引き立てる優等生的な合い方をしますね。

自家製キムチ鍋なので、味も濃くなくてちょうどバランスが良いのかも。

おつまみで薄皮付きピーナッツに合わせると、薄皮の渋みとケンカしないもののフィットもしません。
薄皮取ってピーナッツだけに合わせると、そこそこ合うって感じ。
素煎りピーナッツなので油脂分が少なく、ワインとの相性がいまいちなのかもしれません。

ビーフジャーキーに合わせると、最初は完全に負けるものの最終的には仲間になる感じで、相性は悪くないみたい。

人に例えると、素直で明るく透明感がある、カジュアルで親しみやすい、普通の女子みたいな。

良いワインですね。
コストパフォーマンスというよりも、この価格帯の中でベストな解答を出してるみたいな印象です。

冷蔵庫に入れておくと数日大丈夫みたいですね。
これは使えるワインです。

■楽天ショップへのリンク

【555均】タヴェルネッロ・ロッソ・イタリア・カヴィロ社・750ml・11.5%TAVERNELLO Rosso Italia Caviro 750ml 11.5%

※サイトより引用
イタリア赤ワインファン注目!造り手はイタリア最大の農業協同組合「カヴィロ社」がつくるイタリア定番のワイン。優れた品質により、イタリアワインのリーダーがが造る、清涼感あふれる香り豊かな爽やかな赤ワイン。飲みやすく、すっきりとした味わいで、お料理との相性もバツグン!肉料理はもちろん、揚げ物もさっぱり楽しめます。トマトソースのパスタとの相性もバッチリ!気軽に飲みたいおいしさです。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/11/08

ベラノーヴァ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2013

ベラノーヴァ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2013
ベラノーヴァ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2013
BELLANOVA TREBBIANO D'ABRUZZO 2013

イタリア:アブルッツォ州:D.O.P.トレッビアーノ・ダブルッツォ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ

リカーランドトップで、税抜き778円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>リンゴ、オレンジ、柑橘系、梨
<香辛・芳香・化学物質>ハチミツ、シロップ、ミネラル
香りの印象:開いている、果実香が中心

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:やさしい、きめ細かい
苦味:穏やかな
バランス:まろやかで、爽やか
アルコール:やや強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
オレンジマーマレードのような甘い印象

【評価】
優しくマイルドな味わいで、上品な果実感があり、バランスが良い

【供出温度】
8-10度 あまり冷やし過ぎると優しい味わいが活きなさそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、ややオレンジがかった中庸な濃さのイエローで、輝きがあります。

香りは、南国系の果実、オレンジ、リンゴ、梨など果実香が中心で、ミネラル、ハチミツやシロップのような甘い印象もあります。

味わいは、ふっくら穏やかなアタックから、しあわせ感のある果実味と甘みがふわっと広がり、マイルドなボディが長めに続いて、軽い苦味とえぐ味がある、じわっと旨みを残すフィニッシュ。

第一印象はかなりいいですね。
果実感が強めで甘みもあるので、食事と合わせるとどうなるか分かりませんが、ワインだけで十分美味しく飲めるタイプです。

とにかく優しくて、しあわせ感のある味わい。
ほとんどの女子は好きなタイプではないでしょうか。

ラベルがとてもファンタジーなのですが、味のイメージも近いですね~。

今日の晩御飯は、ブリの照り焼きと大学いも。

ワインには合わせにくいメニューですが、実際に合わせてみるとフルーツ感が控えめになって、料理を持ち上げる感じで、悪くありません。
大学いもはバッチリ合いますね。

食事に合わせると、ファンタジーな印象がちょっと変わって、ちゃんと仕事をする感じになります。

おつまみのビーフジャーキーやピスタチオにも何となく合わせてきて、わりと万能な印象。
ほんのり甘い感じは和食にも合わせやすそうですね。

ワインだけでも美味しく飲めますが、グラスに入れて時間が経つと、ウッドチップのような香りが出てきて、ギスギスした味わいになってきました。
多少お化粧がはがれてくる感じ?

人に例えると、幸せな毎日を送っているチャーミングで可愛いい若い女子で、一般常識はちょっと苦手みたいな?

コストパフォーマンスは高いと思います。

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1000円以下のおすすめワイン

2015/11/07

ラ・パラ・ロカ テンプラニーリョ ロゼ 2013

ラ・パラ・ロカ テンプラニーリョ ロゼ 2013
ラ・パラ・ロカ テンプラニーリョ ロゼ 2013
LA PARRA LOCA Tempranillo Rose 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

イオンで、818円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:やや落ち着いた色調の少しオレンジがかった濃いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:落ち着いた印象、かなり濃い

【香り】
第一印象:弱い
特徴:
<果実・花・植物>酸味の強い赤い果実、薬草のようなハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル
香りの印象:弱い、開いている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かすかに残糖の甘み
酸味:爽やかな、やや弱め
タンニン分:軽い
バランス:スマートな
アルコール度:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
薬草っぽいスパイス

【評価】
ライトでドライ、スッキリとまとまっている。

【供出温度】
7度以下 10-13度 冷やしても良さそうだけど、ちょっと温度高めだと違う味わいが出てきそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、少しオレンジがかった落ち着いた色調の濃いロゼで、輝きは弱めです。

香りは、アセロラのような酸味を感じる赤い果実や、薬草のようなハーブ香、ミネラル感もあります。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、落ち着いた果実感と酸味がじわっと広がり、細身のボディでタンニンも軽くやや水っぽい印象で、そのまま消えるようにフィニッシュ。

外観はかなり濃いロゼなのですが、味わいはとても軽いですね。
ちょっと水っぽさもあるものの、バランスが良くて全体的なまとまり感はあります。

ほんのり甘みもあって、主張も少ないので和食に合わせやすそうな印象。

軽めなのでワインだけでも結構飲んじゃうかも。

今日の晩御飯は鶏の水炊き。
このワインとてもフィットします。

柚子胡椒にも良く合いますね。
こんなにお鍋に合うワインも珍しい。

締めの鶏雑炊は、コショウをちょっとふってみると、これはまたバッチリ合いました。

このワイン、やはり和食との相性が抜群です。
冷やして飲んだ方がワインの主張が抑えられて合いやすいかもしれません。

おつまみで、高座豚手造りハムのパプリカリヨナーに合わせてみたら、これもとてもフィットしました。
軟骨スモークもバッチリ。

ポテトスナックは急にワインがプライドを見せて突き放します。
食事と合わせたいタイプですね。

良いワインだと思います。
おでんとか、筑前煮とか、もつ煮も良さそう。
ちょっと日本酒っぽさもありますね。

人に例えると、気さくで可愛いけど、ちょっとこだわりを持っているチャーミングな女子って感じ?

コストパフォーマンスは高く、家庭料理にも合わせやすいロゼだと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


ワイン展 -ぶどうから生まれた奇跡-

ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-
ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-に行ってきました。

場所:国立科学博物館 東京・上野公園
開催期間:2015年10月31日(土)~2016年2月21日(日)

■一般に人には反応が薄い企画展

「ワイン展に行く」というと、ほとんどの人は「ワインたくさん飲めるの?」と聞いてくるのですが、「いや、一滴も飲めないみたい」「じゃ何があるの?」「ワインの造り方とか歴史とか・・」「ふ~ん・・どんな人が行くんだろうね?」という会話になってしまいます。

確かにワインの勉強してるような人じゃないと行かなさそうな、ちょっと特殊な企画ですよね。

東京モーターショーをやってるタイミングを選んで、空いている事を期待して行ってきました。

■チケット売り場と入り口はガラガラ

午前中早いうちに着いたのですが、チケット売り場も入り口もまったく人がならんでない、ガラガラ状態・・
展示室中にはぼちぼち人がいましたが、かなり空いてる状態で、しっかり展示は楽しめました。

展示は大きく3つのゾーンに分かれています。

1つ目はワイナリーゾーンで、ブドウの種類や栽培、ワインの醸造などを展示してあるゾーン。
2つ目はワインの歴史ゾーン。
3つ目はワインの味わい方や珍しいワインの展示ゾーンです。

■ワイナリーゾーン

1つ目のワイナリーゾーンは撮影可だったので展示物をたくさん写真に収めてきました。

ソムリエ協会教本に書いているような内容が写真やイラスト付きで説明されていて、とても分かりやすく興味が持てるように展示してありました。

ワイナリーゾーンで面白かったのは「フィロキセラの模型」「ブドウの足踏み体験」「ピジャージュ体験」。
ピジャージュは醗酵中の赤ワインの上にたまってくる果皮や茎などを櫂棒で付き沈める作業ですが、これが結構重いんですね。
ワインを醗酵させる大樽に人が入って、足で押し込んでいるような光景を写真で見ますが、確かにこれは手でやっていると結構重労働だと思います。

■ワインの歴史ゾーン

2つ目の歴史ゾーンは撮影禁止だったため写真はありませんが、8000年前のワイン発祥の地と言われるジョージア(グルジア)から始まり、ワインがそれぞれの時代でどのような扱いをされてきたか年代によって説明があり、貴重なワイン用の器も数多く展示してあって、なかなか見応えがありました。

ワインの器もいろいろな種類があって、祭礼用の杯「フィアレ」、角杯(かくはい)の「リュトン」、保存用の「アンフォラ」、古代ギリシアでワインと水を混ぜるのに使われた大型の甕「クラテル」、取っ手付きの酒杯の「キュリクス」などが展示されていました。

日本のワインの歴史も詳しく展示してあり、あまり知られていない明治政府の殖産興業によるブドウ栽培ワイン生産の試みなども当時の資料などと一緒に展示されていました。

ワインは8000年前、ビールは5500年前に造りはじめられましたが、ワインはブドウだけで出来るものなので「発見」、ビールはデンプンの糖化のプロセスがあるので「発明」と言われているそうです。

■ワインを楽しむゾーン

3つ目のワインを楽しむゾーンでは、テイスティングの方法や香りの分類の紹介や、様々なタイプのワイングラスの展示、香り体験、貴重なワインの展示などがあり、その中でも面白かったのは「香り体験」。

「バラ」「イチゴ」「グレープフルーツ」「ピーマン」の4つの香りが体験出来て、その後にシークレットの香りがあり、それを当てるゲームになっているのですが、最後のシークレットの香りは4つの香りのどれかを熟成させたもの。
もちろん熟成とはいっても、いわゆる熟成香の一種をプラスしているだけなのですが、プラスしている香りが分かれば元の香りも分かる感じです。
ちょっと迷いましたが、ちゃんと正解しました。\(^-^)/

ネタバレはしませんので、会場で挑戦してみてください。

ワイングラスの説明では、シャンパーニュグラスの変遷が解説されていました。
シャンパーニュが発明された当時は口が広い「クープ」タイプで、これは甘いシャンパーニュにパンなどを浸して食べたからだそうです。
それから泡がキレイに見える細長い「フルート」タイプが主流になりましたが、現在ではシャンパーニュの香りを楽しむために「たまご型」タイプが多くなってきているようです。

ワイン展示は、海底で発見された世界最古のシャンパーニュや、2000年前栽培されていた古代品種をその当時の栽培方法で再現してワインを造る「ヴィッラ デイ ミステリ」、ドン・ペリニヨンのアートラベル、シャトー・ムートン・ロートシルトのアートラベルの展示などがありました。

■まとめ

あまり期待しないで行ったせいか、かなり面白く見ることができました。

ワインエキスパートの試験を受けようと思っている人にはオススメですね。
ソムリエ協会教本に文字だけで書いているような内容が、実際の道具や写真、製造工程の映像などで紹介されていますので、とても勉強になるのではないでしょうか。

■過去のセミナー・ワイン会の記事はこちら

2015/11/06

キュヴェ・ルイ・ルコント 白 NV

キュヴェ・ルイ・ルコント 白 NV
キュヴェ・ルイ・ルコント 白 NV
CUVEE LOUIS LECOMTE BLANC NV

フランス:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:不明

miniピアゴで、615円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しいがややオレンジっぽいのが気になる

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>カリン、パイナップル、リンゴ、ややナッティ
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ハチミツ、カラメル
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やや軽め
苦味:控えめ
バランス:スリムな、コンパクトな
アルコール:軽め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと酸化したリンゴ

【評価】
ライトでやや水っぽい味わいで、酸化の印象がある

【供出温度】
7度以下 やや水っぽいので冷やして飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ややオレンジがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、最初ちょっと硫黄の印象があり、熟した果実、カリンやパイナップル、酸化をイメージさせるリンゴ、カラメルやハチミツ、独特なハーブの印象もあります。

味わいは、水っぽいくらいのライトなアタックから、控えめのフルーツ感とちょっと頼りない酸味が弱々しく広がり、細身のボディに苦味も弱めで、えぐ味の残るフィニッシュ。

第一印象は、水っぽい出来損ないのワインって感じ。
でもそんなに嫌な印象はありません。

ワンコインの中でもかなりランクが低い方でしょうか。

ヨーロッパの場末のテーブルワインって感じなので、飲み進むと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、コンビニのクラムチャウダーのスープパスタ。
合わせるとちょっとギスギスした酸味が浮き気味でイマイチ。
料理が大人しいので、もうちょっと強めの料理の方が良さそうです。

ちなみにあさりだけに合わせると、ワインが負けて存在感がなくなりますが、後味にえぐ味と変な酸味だけ残りますね。
これは料理を持ちあげないタイプのワインですね。

酸化したワインって、料理に合わせると急に良くなる場合があるのですが、このワインは料理に合わせると酸化の印象が強くなります。
へんなえぐ味もあって後味を悪くしてるんですね。

飲めば飲むほど悪い部分が目立ってきます・・・

おつまみで、クレージーソルトバタピーに合わせると・・んん・・これはなんだかフィットしますね。
ジャンキーなツマミの方がいいみたい。

合わせる食べ物が強めだと、ワインが引き立て役になって、欠点が隠れるようです。

ピーナッツブロックチョコだとワインが完全に消えますが、後味に恨みののようにえぐ味を残します。

なんだかんだ文句を言いながらボトルが1本空きそう。

人に例えると、ものすごく中身のない、みんなから信頼されない若い男子みたいな。。。

これはさすがにオススメできないですね~。

1000円以下のおすすめワイン

2015/11/05

アウトバッグ カベルネ&メルロー 2014

アウトバッグ カベルネ&メルロー 2014
アウトバッグ カベルネ&メルロー 2014
OUTBACK CABERNET MERLOT 2014

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

リカーランドトップで、税抜き500円で購入。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:色付きが良い、若々しい

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>若い黒い果実、メントール、針葉樹、杉
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、赤身の肉、血液、なめし革
香りの印象:木樽の影響、若々しい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:サラサラしているが、後味にしっかり残る
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュなブルーベリー

【評価】
フレッシュでジューシーながら、しっかりしたタンニンが締めている

【供出温度】
10-13度、あまり冷やし過ぎるとタンニンがキツく感じるかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃さのガーネットで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初に硫黄の印象で、フレッシュな黒い果実、メントール、針葉樹や杉、血液や赤身の肉、時間が経つとちょっと青臭いグリーン香が出てきました。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、フレッシュな果実感と甘みが爽やかに広がり、スマートなボディながらタンニンが強めに出てきて、やや舌が乾く感じがありながらもジューシーなフィニッシュ。

ニューワールドらしいジューシーさにあふれていて、とても飲みやすく、それでいてワインとしての存在感もしっかり持ってますね。
第一印象はとても好印象で、マイナス要素をあまり感じません。

ワインだけで飲んでるとえぐ味と苦味がたまってくる感じですが、まったく問題ありません。
ワンコインの中ではかなり良い方ではないでしょうか。

今日の晩御飯は自家製のチキンカレー。
普通のルーのカレーです。

合わせると、ワインがジュースのようになって、グイグイいってしまい、ちょっと危険。

でも相性は良さそうですね。
カレーにもしっかり対応して負けません。

おつまみで、ビーフジャーキーに合わせてみると、塩気とワインの辛さがケンカするようで、なんだかイマイチ。
堅揚げポテトは渋みが強くなってイマイチ。
ピスタチオも苦味がケンカしてイマイチ。

意外と、ちゃんとした料理の方が良さそうですね。
パーティ向きではなさそうです。

タンニンがちょっと主張しすぎで、一見フレンドリーなようで実はそうでもない、みたいな。

人に例えると、キャピキャピしてて、楽しいんだけど、周囲のことをあまり考えない若者みたいな?

飲み進むとちょっとトゲトゲしてきましたが、ワンコインとしてはコストパフォーマンスは高いと思います。

2015/11/03

ストーニー・ヒル シラーズ 2014

ストーニー・ヒル シラーズ 2014
ストーニー・ヒル シラーズ 2014
STONY HILL SHIRAZ 2014

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シラーズ

イオンで、710円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、明るめのルビー
濃淡:やや淡め
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感があり、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>加熱した黒い果実、干しぶどう、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、なめし革、血液
香りの印象:硫黄の印象、ちょっと還元的?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:軽くてほとんど感じられない
バランス:スマートで流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
干しぶどうやプルーン

【評価】
ライトでまろやか、渋みも弱く飲みやすいが、ややジュースっぽい

【供出温度】
10度以下、かなり軽くてスマートなので、温度低めにしてグイグイ飲むタイプ

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は淡く、若々しい紫がかった色調の明るいルビーで、底がうっすら見えるくらいの透明感と輝きがあります。

香りは、硫黄やケミカルな印象、なめし革や血液、干しぶどうのような果実香、タバコの葉、やや還元的な状態かもしれません。

味わいは、かなり軽いアタックから、控えめな果実感とかすかな甘味、やさしい酸味が広がり、スマートなボディでタンニンは弱く、すーっと流れるように続いて、少し渋みが残るのものジューシーなフィニッシュ。

ライトでとても飲みやすいワインです。
角が取れすぎの国産ワイン的な印象もあるものの、ワインとしての存在感は持ってます。

今日の晩御飯は、自家製のチーズハンバーグ。
ワインが控えめなので、料理の後ろの回って支える感じで合いますが、存在感はなくなりません。

食事に合わせやすいタイプみたいですね。

カミさんに感想を聞いたら「メルロー?1,980円くらい。」と高評価。
軽いけど味わいがしっかりしているので、意外と高いワインじゃないかと思ったとのこと。

たしかに全体のバランスはとてもまとまっていて、しっかり旨みも持っているので、ブラインドで飲んだら結構高く評価するかも。
香りも、時間が経つといい感じに出てきました。

これはかなりの高コストパフォーマンスワインかも。

おつまみでピスタチオに合わせると、これはまたいい感じで良く合います。
ワインのジュース感をサポートしてくれて、ちょっと上等なソースみたいになりますね。

最初はちょっとドライでそっけないかと思ったけど、飲み進むとほんのり甘みがあってワインだけでも飲めるタイプのようです。

人に例えると、若いけど育ちが良くてしっかりしてて、将来が有望な若い女子みたいな。
このワインはオススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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