2015/11/25

ロス・モリーノス 白 NV (2015年購入)

ロス・モリーノス 白 NV
ロス・モリーノス 白 NV
LOS MOLINOS WHITE NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:アイレン100%

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>香料っぽいジュースのような果実香、ちょっと傷んだ果実、ミントのようなハーブ
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、ミネラル
香りの印象:人工的でケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖やや多め
酸味:果汁が混ざっているような酸味
苦味:軽め
バランス:スリム、ハツラツとしているがワイン風カクテルのよう
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
添加された果汁のような印象が残る

【評価】
いろいろ混ぜて作ったワイン風のアルコール飲料って感じ

【供出温度】
7度以下 人工的でジュースっぽいので、キンキンに冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ほんのりオレンジがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、人工的な果実香と硫黄やケミカル、ミントのようなハーブっぽさやミネラル感もあるけど、チグハグな印象。

味わいは、軽めの作りものっぽい印象のアタックから、添加された果汁のような印象と酸味があって、なんだかワインらしくない印象のままフィニッシュ。

去年まではこんなに人工的では無かったのですが、今年は国産ワインのような味わいになってますね。
ワインとしては作りものっぽいですが、飲み物としてはそこそこ美味しい、って感じ。

ただ競争相手が、缶のカクテルやチューハイになると、とたんに高い印象になってしまいますね。
最近は9%のチューハイが500ml缶で200円くらいで売っているので、500円を超えると途端に高い酒になってしまいます。

まあ、ワインとチューハイでは需要が違うので単純には比較できませんが。

後味に強いえぐ味が残ることを除けば、アルコール飲料としては悪く無い感じです。
コンビニ食とか、スナックにはよく合いそう。

ジュースを混ぜてフレッシュ感を出しているような味わいですが、ベースのワインも悪くないので、好きな人はいそうですね。

最初、なんだこれ?って思いましたが、飲み進むと結構スイスイ飲んでしまってます。

酔っ払ってくると、このワインに丸め込まれてきますね。
説得力があるというか、やり手な印象です。

グリーン系のハーブの印象がいい感じで効いてて、そこがポイントですね。
ちょっとモヒートっぽい感じというか。
フレッシュさがあるので、文句言いながらも飲んじゃうんですね。

このワインの製造元は「フェリックス・ソリス」ですが、最近コンビニやスーパーの安ワインはほぼ制覇してるような勢いですよね。
世界最大規模のワイナリーだそうです。

同じ製造元だと、どこのコンビニのブランドも同じものが入ってるんじゃ、とか思ってしまいますが、意外と味が違います。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのボンゴレビアンコ。
合わせるとジュースっぽさが前面に出るものの、コンビニ食には相性が良さそうです。

コンビニ食とスナックで、気軽にパーティするなら、これはピッタリですね。

最初は国産ワインっぽいかなと思いましたが、もうちょっとワインらしさを持っているようです。

休み前だったら1本軽く無くなってるかも。
社会人として、平日は5cmくらいは(基準があいまい)残さないとといつも思っているのですが、気が付くと結構危ないラインまで来ています。

おつまみで、薄皮付きピーナッツに合わせると、まったく意に介さない感じで合います。
ピーナッツブロックチョコはワインが完全に負けるけど、余韻にフルーツ感を加えて悪くありません。

おみやげのマンゴーラングドシャはオカマ同士で喧嘩してるみたいな、バッティング感があります。

ワイン好きな人にはオススメ出来ないですが、なんだかんだで結構飲んでるので、アルコール飲料としては悪くないですね。

毎年印象が変わるワインですが、来年も期待したいと思います。
というか、ロットでも違うのかも。

また来年も飲んでみます。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


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