SEVEN PREMIUM SHILLINGS SHIRAZ 2015
オーストラリア:南オーストラリア州:クレア・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ
セブンイレブンで、861円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクがかった紫の、濃いルビー
濃淡:少し明るさがある
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、明るめ
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、プルーン、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>血液、肉、チョコレート、スパイス
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラした、軽め
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
ライトでスマート、スムーズな味わいだけど、タンニンが効果的に締めている
【供出温度】
14-16度 冷えている方が飲みやすいけど、温度高めの方がワインの味がしっかり出る
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しいピンクがかった紫の濃いルビーで、底がうっすら見えるくらいの明るさがあります。
香りは、血液、生肉、ジャム、プルーン、タバコ、チョコレート、強めのスパイス、などシラーらしい印象。
味わいは、軽めのアタックから、果実感と甘みがじわっと広がり、細身のボディながらスパイシーさがアクセントになって、タンニンが効果的に締めてきて軽く乾く感じでのフィニッシュ。
軽めでスムーズで飲みやすいタイプですが、人工的な感じとか安っぽさは無くて、しっかりワインらしさを持ってますね。
ちょっとケミカルでゴムっぽい感じが気になりますが、第一印象は悪くないです。
グラスに注いだときはイマイチなんですが、時間とともにだんだん良くなってきますね。
温度もちょっと高めの方が良さそうです。
個性的で魅力もあって、ワインだけでもどんどんいっちゃいますね。
今日の晩御飯はセブンイレブンの「ビーフカレー」。
飴色になるまで炒めた玉ねぎと牛肉のうま味を加えたルーをじっくり煮込んだ欧風カレーです。隠し味にフルーツを加え、甘さとコクをプラスしました。というやつです。
合わせると、甘みがつなぎになってて、辛さをフルーツ感が補うみたいな、南国系の合い方をして、バッチリハマります。
ただ、ワインがガンガン進むのでこれは要注意ですね。
「ストリングチーズ スモーク味」に合わせると、スモークの印象がワインのケミカルな感じを強調してこれはちょっとイマイチ。
「揚塩ピー」は完全に裏側にまわるけど、存在感を残します。
スパイスの効いた肉料理は全般的に合いそうですね。
豚肉だとポークチャップくらいの濃いソースで、鶏だとトマト煮込みくらいでしょうか。
いろいろなシーンで使えそうですが、スクリューキャップが安っぽいタイプなのがちょっときになるポイントでしょうか。
■関連リンク(セブンイレブンのワイン)