2016/06/29

ラポサ ソーヴィニヨン・ブラン 2015

ラポサ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
ラポサ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
RAPOSA SAUVIGNON BLANC 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

まいばすけっとで、599円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、洋梨、ちょっとライチ
<香辛料・芳香・化学物質>クリーム、シロップ、小石のようなミネラル、かすかにスモーク
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、優しい
苦味:控えめ
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
甘みのある柑橘系

【評価】
軽めでフレッシュ、爽やかな味わい

【供出温度】
7度以下 フレッシュでフルーティなので冷やしてカジュアルに楽しむのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りは、果実感が中心で、洋梨、柑橘系、ちょっとライチ、クリーム、シロップ、少しスモーキーなど、ソーヴィニヨン・ブランの感じではありません。

味わいは、少し炭酸を含んだ軽めのアタックから、爽やかな果実と甘み、優しい酸がじわっと広がり、スマートなボディが流れるように続いて、軽いえぐ味と苦味のあるジューシーなフィニッシュ。

あまり個性もなく、そつなくまとまった感じですが、第一印象はいい感じ。
特筆する良さもないけど、マイナスポイントが少ないですね。

フルーティで甘みがあるので、ワインだけでクイクイいっちゃうタイプです。

今日の晩御飯は、冷凍生パスタの「あさりとほうれん草のクリーム」と「枝豆」。

パスタに合わせると、チャーミング甘みがアクセントになってハッピーな組み合わせ。
枝豆もピッタリフィットはしないけど、ニコニコしながら合わせてきます。

ハッピー感がありますね。
家庭料理にも合わせやすそうです。

おつまみの「薄皮付きピーナッツ」にもとても良く合いました。

確かにニューワールドのソーヴィニヨン・ブランの味わいで、メリハリがあって、元気があります。

ワンコインレベルでは完成度が高くて十分な品質ではないでしょうか。

ただ、アルコール度高めでも飲みやすいので、平日飲むには要注意です。
また買ってみたいワインですね。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/06/28

サンタ バイ サンタ・カロリーナ カルメネール プティ・ヴェルド 2015

サンタ バイ サンタ・カロリーナ カルメネール プティ・ヴェルド 2015
サンタ バイ サンタ・カロリーナ カルメネール プティ・ヴェルド 2015
SANTA BY SANTA CAROLINA CARMENERE PETIT VERDOT 2015

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カルメネール、プティ・ヴェルド

グルメシティで、626円で購入。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチの、ほぼ黒に近い濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:やや鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリージャム、ガリーグのようなハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>血液、赤身の肉、黒胡椒、シナモン
香りの印象:開いている、第1アロマが強め、個性的はスパイス

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖とアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、なめらかな
タンニン分:シルキーな、サラサラした
バランス:スマートな、少し乾いた
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
乾いたスパイスの印象

【評価】
軽めでスマートな飲み口から、アルコールとタンニンが強めで辛い

【供出温度】
14-16度 軽めだけど辛いという二面性があるので適温が難しい

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は濃く、若々しい紫色のフチをした黒に近い濃いガーネットで、輝きは強めです。

香りは、カシスやジャムのような濃縮感のある果実、ガリーグや胡椒、シナモンのような個性的なスパイス、グラスを回すと血液や赤身の肉、アルコール臭もあります。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、控えめな果実感と甘みがじわっと広がり、その後に強めのタンニンとアルコールが出てきて、乾く印象のフィニッシュ。

ボルドー原産のマイナー品種のアッサンブラージュという、なかなか珍しい組み合わせですが、カルメネールはチリでは主役を張ってて、プティ・ヴェルドもマイナーではあるものの主役を取ってるワインがいくつかありますね。

性格的に優しく人気者なカルメネールと、個性的でクセの強いプティ・ヴェルドがダブル主演みたいな、なかなかおもしろい組み合わせです。
カルメネールだけだとカジュアルになりすぎるのをプティ・ヴェルドで引き締めてるみたいな感じでしょうか。

肉に合うワインとして売りだしていましたが、確かにカルメネールだけだと食事に合わせる印象ではありませんが、このワインは程よく引き締まってて食事に合わせやすい印象がありますね。

今日の晩御飯は、自家製の唐揚げ。
市販のから揚げ粉を使わないで、タレに漬け込んだ鶏肉を片栗粉で揚げたシンプルな家庭の味。

少し焦げ気味だったのでとても良く合いました。
穏やかなワインなので、主張もそれほど強くなく、家庭の肉料理は全般的に合いそうです。
カレー、ハンバーグ、ビーフシチュー、唐揚げ、焼き鳥のタレ、焼き肉、あれこれ合いそう。

ブランドで飲んだら、チリのカベルネ・ソーヴィニヨンと間違えそうですが、微妙にやはり違いはありますね。
チリカベにない軽やかさとか、マイナー品種らしい控えめな感じがあって、家庭料理にもフィットしそう。

飲み進むと、どんどん良さが出てきましたね。

時間とともに生木のようなウッディさが出てきて、「ミックスナッツ」にはウィスキー的な合い方をします。
「ピスタチオチョコレート」は苦味が強めに出るので、フィット感は良くないですね。

最近では軽めのワインが多くなっていますが、またこういった樽香や凝縮感強めのワインがちらほら出てきたような気がします。
やはり根強いファンがいるのでしょうか。

塊肉とか肉ブームってのもあるのかもしれませんね。
そういう点では、肉バルのハウスワインにピッタリかも。

食事が終わってワインだけになるとちょっと何か欲しくなりますね。
ワインだけで楽しむというタイプではなさそうです。

人に例えると、爽やかで体育系なんだけど、色気も持ってる、しょうゆ顔男子で、ちょっと綾野剛的なイメージがありますね。

このワインはいいですね。オススメです。

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※サイトより引用
大人気チリ産フルボディ辛口赤ワイン!!なんと!このクラスでチリ産濃旨フルボディ辛口赤ワインが楽しめる!造り手は1875年創立のチリワインの高品質ワイナリーのひとつ!サンタ・カロリーナから、「濃い旨チリワイン」を手ごろな価格で!サンタ・カロリーナ社の象徴のブドウ品種であるカルメネール種と、貴重なプティ・ヴェルド種を使用!濃厚な味わいがわかりやすいという意味で、ブラックラベルになったサンタ・バイ・サンタ・カロリーナ・カルメネール・プティ・ヴェルド!しっかり濃い外観。カシスやブラックチェリーのコンポートを連想させる濃厚な果実の香りに、コーヒーやチョコレートのニュアンス。肉厚な果実味と、存在感のあるタンニンが楽しめるしっかりとした味わいの濃い旨チリ赤ワイン!
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/06/26

カッシェロ・デル・ディアブロ シャルドネ 2015

カッシェロ・デル・ディアブロ シャルドネ 2015
カッシェロ・デル・ディアブロ シャルドネ 2015
Casillero del Diablo Chardonnay 2015

チリ:アコンカグア地方:カサブランカ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、税抜き1286円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱い
特徴:
<果実・花・植物>カリン、青りんご、柑橘系、グリーン系フローラル、ハーブ
<香辛・芳香・化学物質>硬質なミネラル、ハチミツ
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:しっかりした、柔らかい
苦味:コク(深み)を感じる
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツのような柑橘系の印象

【評価】
フレッシュでフルーティだが、アルコールが強くやや辛い。

【供出温度】
8-10度、11-14度 温度低めでも少し高めでもどちらでもいけそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。

香りは、熟した果実、青りんご、柑橘系、グリーン系のフローラルやハーブ、固い印象のミネラルなど、爽やか系のシャルドネ。

味わいは、やや強めのアタックから、フレッシュな果実感と甘みが爽やかに広がり、しっかりした酸とアルコールが支えて、少し長めに続いてやや乾く感じの辛いフィニッシュ。

フレッシュな爽やかな味わいで、アルコール度が高めなのにスイスイ飲めるのでちょっと危険なワインです。

2014年の時はちょっと管理が悪かったのかイマイチでしたが、2015年の今回は問題ありません。

最初は冷たく、フレッシュさが際立ってアルコールがちょっと浮いていましたが、温度が上がってくるとさらに違う表情になってきました。
樽の印象やバターのようなリッチ系の印象が出てきましたね。

冷えてても温度高めでも、どちらでもいけるってのは、なかなかやり手なワインです。
ただ、しっかり主張もあってワインらしいので、家庭料理だと合わせるが大変そう。

今日の晩御飯は、九州直送のでっかい「アジの干物」と「肉そぼろレタス巻き」。
青魚はワインの宿敵ですが、このワインは意外と大丈夫ですね。
肉そぼろのレタス巻きも邪魔をせず、思ったより食事との相性は良さそうです。

グラタン、カルボナーラ、チキンカツ、ドライカレーなど、ちょっと強めの料理でバランスが取れそうですね。

おつまみの「ピスタチオチョコ」はチョコレートの味が強いのでワインが負けてしまいます。
「ミックスナッツ」はワインの辛さがちょっと出ますが、ウィスキー的なアルコールが際立つような合い方をしますね。

カジュアルなタイプですが、アルコール強めでえぐ味もあるので、後味が辛いんですよね。
人によっては同じコンチャ・イ・トロでもフロンテラの方が美味しいと思う人もいそうです。
一度飲み比べてみたいですね。

人に例えると、人当たりは良くて対応はいいけど、心がこもってない店員さんみたいな?

1000円台前半だったらコストパフォーマンスは良いと思います。
個人的な好き嫌いでいうと、辛くて強いところがやや苦手で、リピートしたいタイプではないかな~。

■関連情報(カッシェロ・デル・ディアブロ シリーズ)



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カッシェロ・デル・ディアブロ・シャルドネ[2015]年コンチャ・イ・トロ(限定品)Casillero del Diablo Chardonnay [2015]

※サイトより引用
南米でその名を轟かせた「悪魔の蔵」のワイン!! オーク樽からの由来のパイナップルやトロピカルフルーツの人気辛口白ワイン!!ワイン王国38号で超特選ベストバイ5つ星★★★★★に輝きました!
ワイン王国38号において見事超特選ベストバイ 5つ星★★★★★に輝きました!!
酸とミネラルのバランスは最高
料理との合わせやすさは抜群
ややグリーンがかった淡イエローの色調。アタックから感じられる強い樽香に加え、熟したリンゴ、ロースト、カシスの芽、ハチミツ、ナッツ、ミネラルなどの香りが溶け合い心地よい。さらに、やさしい酸味も加わりバランスのよさはピカイチ!豊かな酸味とミネラルが中心にあり、果実味がこれらを後押しするような、広がりのある味わいを持つ。スパイスを利かせた若鶏のソテーやホルモン焼きなど、ボリュームのある料理と合わせても負けないほど、仕上がりもしっかりしている。
Best Marriage 鶏肉のグリル焼き、ウナギの白焼き、魚介のパスタ

2016/06/25

まるき ベーリーA 2015

まるき ベーリーA 2015
まるき ベーリーA 2015
Marquis Bailey A 2015

日本:山梨県産ぶどう100%
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA

リカーランドトップで、税抜き1290円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいが少し黒っぽい色調の、明るいルビー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:透明感がある、若々しい

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>キャンディ、ぶどうジュース、イチゴ
<香辛料・芳香・化学物質>エーテル、フォクシーフレーバー、少しセメダイン
香りの印象:第1アロマが強い、開いている

【味わい】
アタック:かなり軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、なめらかな
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:じわっと続く

【フレーヴァー】
キャンディ、イチゴ、スパイス

【評価】
ライトでスッキリした味わい、チャーミングな果実感とスパイシーさがある

【供出温度】
10-13度 軽いので温度低めが良さそうだけど、あまり冷やし過ぎると良さが出ない

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観はかなり淡く、若々しいけど少し黒っぽい色調の明るいルビーで、輝きがあります。

香りは、フォクシーフレーバー、キャンディ、エーテル、ぶどうジュース、普通だと悪い要素のオンパレードですが、スパイシーさもあり不思議と悪くないです。

味わいは、かなり軽いアタックから、チャーミングな果実感と甘みが広がり、ぶどうジュースのような印象ながら穏やかな味わいで、スパイシーな印象や旨みもあり、そのままジューシーなフィニッシュ。

やはりマスカット・ベーリーAなので、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーとかと同じ土俵にはのりません。
日本の固有品種として、ひいき目で見る感じになりますが、個人的には嫌いじゃないですね。

ただ世界で戦えるかというと、さすがに微妙。
まずもってフォクシーフレーバーといわれる、食用ブドウの香りがあるのでワインとしては特殊な分野になりますね。

飲み進むと、いろいろ気になってきたかも。
ぶどうジュースのような印象が強く、えぐ味とキレの悪い重い後味がありますね。

今日の晩御飯は「酢豚」。
このワイン、ジュースっぽいけど穏やかな味わいなので、食事には馴染みやすいですね。

和食全般で結構いけそうです。

「380日熟成生ハム」「24ヶ月熟成コンテ」「ポートワインダービーチーズ」に合わせると、全部ワインが完全に負けてしまいますが、そこはかとなく存在感を残しますね。

「ピスタチオチョコレート」に合わせると意外とフィット。
パーティ的な合い方ですね。

マスカット・ベーリーAのワインの中では、コストパフォーマンスは抜群に良いと思います。
ただ、一般的なワイン規格で考えるとなかなか微妙。

ブラインドで飲んだら北海道のキャンベル・アーリーと間違えそうですね。

とても頑張ってる感はありますが、品種の限界というか・・・
リピートしたい感じではないかも。

■関連情報(まるき葡萄酒のワイン)


2016/06/23

ラポサ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

ラポサ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
ラポサ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
RAPOSA Cabernet Sauvignon 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

まいばすけっとで、599円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいピンクがかったフチの、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:少し鼻を突く感じ
特徴:
<果実・花・植物>ブラックベリー、ブルーベリー、茎っぽいグリーン香、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>血液、赤身の肉、ケミカル、杉板
香りの印象:若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖
酸味:シャープな、尖った印象
タンニン分:収斂性のある、やや荒い
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
茎っぽい青さとスパイス

【評価】
濃縮感があるが、荒めでトゲトゲしいまとまり

【供出温度】
14-16度 口当たりが荒いので、温度高めの方が落ち着くかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンク色のフチをした濃いガーネットで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、濃縮感のある果実、血液や赤身の肉、茎っぽいグリーン香、メントールやシナモンのようなスパイスなども感じますが、ケミカルな印象が強くイマイチ。

味わいは、きつめのアタックから、濃縮感のある果実と強い酸味が出てきて、その後に収斂性のあるタンニンが覆い、舌全体が乾くような印象でフィニッシュ。

昔のチリカベのような濃縮感と強さのある味わいですが、ちょっと荒っぽいまとまりです。
とにかく強いワインが好き、という人には良いかもしれませんが、甘みも強くて全体的に重い印象。

今日の晩御飯は冷凍の「ミートソースパスタ」。
合わせると、ジャンキーなカップルって感じで悪くありません。

おつまみで「ミックスナッツ」に合わせると、ワインが勝つけど、まあいっか的な合い方をします。
「大人のベビーチーズ 生ハム入り」に合わせると、やっぱりジャンキー。
このチーズがジャンキーなのでしょうがないですね。

食事が終わってワインだけになると、やはりちょっと重さが気になります。

しっかりした肉料理が合いそうだけどカジュアルという点では、野外でのバーベキューが一番イメージが合いますね。
ワインの荒々しい感じがフィットしそうです。

人に例えると、テンション高い、大声で騒ぐパワー系オヤジで、アウトドアとかバーベキューが大好き、って感じ?

個人的にはダメなタイプなので、リピートはしないかな~。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/06/22

サンティアゴ シャルドネ NV (2016年購入)

サンティアゴ シャルドネ NV
サンティアゴ シャルドネ NV
SANTIAGO CHARDONNAY NV

チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

グルメシティで、537円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>南国系果実、蜜の入ったリンゴ、菩提樹、グリーン系のスパイス
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、ミネラル、エーテル香、硝煙
香りの印象:開いているが、若干還元的な印象もある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、キューっと締まる感じ
苦味:穏やか
バランス:スリムな、溌剌とした、少し尖った
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
苦味のある柑橘系

【評価】
フレッシュでフルーティ、サラッとして飲みやすいが、後味にアルコールの強さと、嫌な苦味が長く残る

【供出温度】
7度以下 ライトでフレッシュなのでカジュアルに楽しむ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかった淡いレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りは、最初に濃縮感のある果実、時間が経つとちょっとリンゴっぽい爽やかな果実、硫黄由来のミネラル、硝煙、グリーン系のスパイスなど、シャルドネらしい構成。

味わいは、軽めのアタックから、爽やかな酸味とフレッシュなフルーツ感が広がり、細身のボディと酸味が続いて爽やかにフィニッシュ、と思いきやアルコールの辛さと嫌な苦味が出てきて、ちょっと雑なフィニッシュ。

飲み始めはとても好印象なのですが、飲み終わりでガッカリするパターンです。
アフターに残る強い苦味とアルコール感がすべてを台無しにしてますが、時間が経つと変わってくるかもしれません。

とはいえ、舌がしびれるような感じもあってホントに飲んで大丈夫?と、ちょっと心配。

今日の晩御飯は、イカ焼き。
醤油ベースで、マヨネーズかバターが入ってる味付け。

合わせてみると、まったく馴染まないけど邪魔もしません。

キュウリのぬか漬けも普通に対応してくれる感じで、チューハイっぽい合い方をします。

イギリスのチーズ、ポートワインダービーに合わせてみると、ワインが完全に負けるものの、最後に苦味と余韻を少しだけ残しますね。
でもさすがにチーズとワイン、良く合います。

揚げ塩ピーに合わせると塩気と苦味がケンカしてイマイチ。

ワインだけだといろいろ気になる点がありますが、食事との相性は良さそうです。

後半、生っぽい動物臭みたいな香りが出てきました。

人に例えると、真面目であまりコミュニケーションがうまくないけど、自分の世界感を持っている、芯のしっかりした若者みたいな?
貧しいながらも道を外れずに真面目に生きている感じです。

最終的に好感度は悪くないですね。
また1年経ったら飲んでみたいワインです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/06/21

リカミ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2013 500ml

リカミ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2013 500ml
リカミ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2013 500ml
Ricami Trebbiano d'Abruzzo 2013 500ml

イタリア:アブルッツォ州:D.O.P.トレッビアーノ・ダブルッツォ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ

セブンイレブンで、500mlボトルを702円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:酸化熟成が始まっている、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、バナナ、エーテル香、白い花
<香辛料・芳香・化学物質>少しウッディ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、シャープ
苦味:旨みを伴った
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
酸っぱいキウイとかリンゴ

【評価】
シャープでフレッシュ、やや酸が立っていて痩せた印象

【供出温度】
7度以下 ちょっと酸化が進んでいるので冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、少しオレンジがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、白い実の果実やバナナ、エーテル香、白い花、少しウッディ、時間が経つと梨や青りんごのような固い果実の印象が出てきます。

味わいは、ライトでシャープなアタックから、爽やかな果実感がふわっと広がり、しっかりした酸味が締めて、ややえぐ味と収斂性のあるジューシーなフィニッシュ。

このワイン、酸が特徴ですね。
ちょっと尖った、酸化したような印象ですが、傷んでいるわけではなくて、それが個性になっています。

ちょっと青っぽい酸というか、フレッシュさがあって、青春のイメージでしょうか。
爽やかな青春ではなくて、ちょっと苦さと痛みを伴った青春ですね。
こういうタイプは食事に合わせやすそうです。

ワインのペースに巻き込まれて、どんどん飲んじゃいますね~。
ちょっと麻雀牌っぽい不思議なデザインも、味わいのイメージにピッタリです。

今日の晩御飯は、コンビニの「ボンゴレビアンコパスタ」。
合わせると完全にマッチしますね、これはいい。

和食に日本茶を合わせるかのように、しっとりと落ち着きます。
緑茶っぽい爽やかさをもってるのも、食事に合わせやすい要素かもしれません。

最近飲んだトレッビアーノ・ダブルッツォは当たりが続いたのですが、それとはまた違うタイプの当たりです。

・ベラミコ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2014

・ベラノーヴァ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2013

おつまみで、揚げ塩ピーに合わせると、まあまあって感じで仲裁にはいるような合い方。
というか、あっという間に500mlが終わってしまいそうです。

とても名残惜しい最後の1杯になりました。

500mlで702円ってのは、750mlのフルボトル換算にすると1053円。
個人的にはコストパフォーマンス高いと思います。

また新しいビンテージが出たら飲みたいワインです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2016/06/19

ラウンドハウス シラーズ 2012

ラウンドハウス シラーズ 2012
ラウンドハウス シラーズ 2012
Round House Shiraz 2012

南アフリカ:W.O.コースタル・リージョン
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:シラーズ100%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、1430円。


【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強い
色調:若々しい紫色のフチをした黒に近い濃さのガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、濃縮感が強い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリージャム、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>血液、赤身の肉、アルコール香、胡椒
香りの印象:若々しい、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:強め、少し酸化している
タンニン分:サラサラした、緻密
バランス:ミディアムボディくらいだけど、後味が重い
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸化とスパイス

【評価】
全体的に重い印象を、酸化がさらに追い打ちをかけている

【供出温度】
14-16度 温度が低いと重苦しさが際立つので、温度高めでまったりさせて飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチをした、黒に近い濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは、カシスやジャム、加熱した果実、ウッディ、アルコール香、赤身の肉、血液、スパイスなど、全体的に鼻を突くケミカルで重い感じです。

味わいは、やや強めのアタックから、濃い果実感と甘みが重苦しく広がり、ボディはミディアムながら全体的にのしかかるような重さと酸化の印象があり、軽く乾く感じのフィニッシュ。

このワイン、2つマイナスポイントがあって、1つはのしかかるような重さで、2つめは酸化の印象。

のしかかるような重さは、南アフリカのワインに良くあるのですが、酸化の印象がさらに足をひっぱってて、私の苦手なタイプですね。

かなりお買い得な価格設定のワインセットだったのですが、ワゴンセールで売ってるワインくらい酸化してます。
売れ残ってそろそろヤバイ、というワインがセットになってるみたい。

そんなに古いワインではないのにキャップシールをはがすとカビが生えてたりして、通販のワインセットは本当に難しいですね。

苦手なタイプですが、傷んでる感じではないので、もう少し飲み進んでみることにします。

今日の晩御飯は「ポークソテー和風ソース」。
合わせるとウィスキーのような強さを感じますね。

なるほど・・・
このワイン、ウィスキーっぽい強さがあるんですね。
それが南アフリカワインに共通で感じていた重さなのかも。
南アフリカワインの個性なんでしょうか。

ウィスキーに印象が近いとなると、食事に合わせるイメージではないですね。

父の日で、ピスタチオのチョコレートコーディングをもらったので合わせてみると、水割りとナッツみたいな、スナック的な合い方をします。
何だか悪くない感じ。

ポートワインの入ったチーズ、ポートワインダービーに合わせると、悪い仲間みたいに意気投合します。
強い味同士で手を組むみたいな合い方。

やはり強いワインですね。
重いという当初の感想でしたが、強いんですね、いろいろ強い。

ミックスナッツはアーモンドでも完全にワインが打ち負かしてしまいます。
オラオラって感じで圧倒的につぶしにきますね。

自己主張が強くて暴力的な、まったく優しさの無いワイン。
人に例えると、ワンマンな社長とか、亭主関白な旦那さん、って感じでしょうか。

最初に感じた酸化のイメージはほぼ無くなりましたが、個人的にはあまりタイプじゃないですね~。

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赤ワイン Round House Shiraz 南アフリカ ラウンドハウス シラーズ 【酒類】

※サイトより印象
80%をフレンチオーク樽で、残りの20%をアメリカンオーク樽の1番樽、2番樽、3番樽のそれぞれで12ヶ月熟成させ、その後ブレンドして造られる赤ワインです。
ダークチェリーやブラックベリーなどの果実味豊かな味わい。
コーヒーやダークチョコレートなどのビターの香りがすっと鼻から抜け、まるでフルーツがたっぷり入ったチョコレートを食しているかのような印象です。
Tasting Comment
口にふくむとそのフルボディで強いアタックに圧倒されますが、柔らかく熟したタンニンが心地よく、長い余韻をもたらします。
マリアージュ
焼きそば、バーベキュー

2016/06/18

ヴィラ・レアル ロゼ 2013

ヴィラ・レアル ロゼ 2013
ヴィラ・レアル ロゼ 2013
Vila Real Rose 2013

ポルトガル:ドウロ、ポルト地方:D.O.P.ドウロ
アルコール度:12%
ブドウ品種:トウリガ・ナショナル70%、ティンタ・ロリス20%、トウリガ・フランカ10%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、1490円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:赤身の強い鮮やかな色調のロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、アセロラ、ややヴェジェタル
<香辛料・芳香・化学物質>グリーン系のスパイス
香りの印象:とても弱い

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:軽め
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
残糖の甘みが強いがシャープですっきりした印象で、後味はやや辛さもある

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてカジュアルに楽しむ

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、鮮やかで色味の強い黒っぽい濃いロゼで、フルーツゼリーくらいの輝きがあります。

香りは弱く、赤い実の果実、グリーン系のスパイスなどがあり、時間とともに揮発性のあるユーカリオイルのような印象も出てきました。

味わいは、柔らかでライトなアタックから、チャーミングな果実感と甘み、優しい酸味がしっとりと広がり、ややふっくらしたボディで、軽くえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

甘さがありますが、ベタベタした感じではなくスッキリ爽やか、スパイスやハーブの印象がワインに深みを加えてくれます。
ポルトガルのワインって美味しいですよね~。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
ニンニク少なめ、野菜多めです。

合わせてみると、フレンドリーににこやかにフィットします。
マリアージュというよりはフレンドリー。

果実味が穏やかで甘みがあるので、食事の幅は広そうですね。

チーズの「コンテ」にはややワインがやや負けるものの深みが出て素敵な合い方をします。
「ポートワインダービー」は甘くてフルーツ感があるので、友達のようにフィットします。

ナッツも「ピーナッツ」だとワインが勝ち気味で「アーモンド」くらいがちょうどいいですね。

人に例えると、明るくて社交的なチャーミングで可愛らしい女の子なんだけど、実は知識豊富で深い話題もいける、みたいな。

ロゼ・ダンジューに近いくらいの、甘みのあるタイプなので、人によってはこの甘味が気になるかもしれません。
個人的には好きなタイプですね。

■楽天ショップへのリンク

ロゼワイン Vila Real Rose ヴィラ・レアル ロゼ 750ml 【酒類】

※サイトより引用
甘酸っぱく可愛らしい味わいのロゼワイン。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ2014銅賞受賞。
ストロベリーやスグリを連想させる豊かな香りに、甘酸っぱいチャーミングな優しい果実味が広がります。
爽やかな印象で骨格のしっかりした味わいです。
1000~2000円のおすすめワイン

2016/06/14

リーリコ ボバル カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

リーリコ ボバル カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
リーリコ ボバル カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
LIRICO BOBAL CABERNET SAUVIGNON 2014

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ボバル、カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き369円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:黒っぽい地味な色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:ちょっと濁って地味な印象

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>鉄さび、硫黄、ケミカル
香りの印象:ケミカルで閉じた印象

【味わい】
アタック:とても軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:少しトゲのある印象が残る
タンニン分:ザラついた収斂性がのある印象
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱくなったぶどうジュース

【評価】
ライトでジューシーだが、バランスが悪くギスギスしている

【供出温度】
10度以下 とにかく冷やしてごまかした方が良い

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、少し濁りを感じる黒っぽい色調の濃いルビーで、輝きは弱く地味な印象。

香りはケミカルで、鉄さび、干しぶどう、茎っぽいグリーン香など、良い要素がありません。

味わいは、軽いけどひっかかりのあるアタックで、地味な果実感と妙な甘みがどんより広がり、酸味はトゲトゲ、タンニンはザラッとしていて収斂性のある舌全体が乾く感じでフィニッシュ。

安いワインなので文句も言えませんが、仕事終わってようやく晩酌ってときに、これはちょっと勘弁して、って感じ。

でもまあ、慣れてくると飲めそうなので、もう少し飲み進んでみます。

今日の晩御飯は、「チキンのトマトシチュー」。
自家製なのでシンプルな味わいです。

合わせると、ワインが料理を引きずり下ろす感じ。。
食事がちょっと可哀想。

食事に直接合わせないで、飲み込んだ後でワインを飲んでも、食事の余韻がかき消されてもったいない。

ダメワインなでも、食事と合わせると活きるタイプがありますが、このワインは妙な甘さとジュースっぽさが完全に食事との相性を妨げてますね。

人に例えると、ダメなヤツなのに、人の忠告も聞かずにマイペース、みたいな。

おつまみの「揚げ塩ピーナッツ」と「ジャイアントコーン」には、真正面で向かい合う感じで、塩気がワインの甘みを抑えて両立させてるみたい。
あとはナッツの油脂分がタンニンを穏やかにして合うんですね。

決して良いワインとは言えませんが、傷んでるような印象はありません。
税込み400円未満なので、まあ飲めれば御の字というクラスでしょうか。

パーティに使うにはランクが低すぎるので、納得できるのであれば一人の晩酌用でしょうね。

1000円以下のおすすめワイン

2016/06/12

サン・ジョルジョ ピノ・グリージョ ガルガネーガ 2014

サン・ジョルジョ ピノ・グリージョ ガルガネーガ 2014
サン・ジョルジョ ピノ・グリージョ ガルガネーガ 2014
San Giorgio Pinot Grigio Garganega 2014

イタリア:ヴェネト州:I.G.P. ヴェネツィエ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ、ガルガネーガ

リカーランドトップで、税抜き1000円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡め
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、青りんご、グリーン系のフローラルとハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>貝殻っぽいミネラル、シロップ、クリーム
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:十分だが優しい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、溌剌とした、ちょっと重さがある
アルコール:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
苦味のある柑橘系フルーツ

【評価】
ライトでフレッシュ、すっきり爽やかな味わいながら、旨みと深みをを持っている。

【供出温度】
8-10度 キンキンに冷やして飲んでもいいけど、冷やし過ぎない方がしっかり味わえると思う

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡めの、若々しいグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、渋みある柑橘系や青りんご、貝殻のようなミネラル、グリーン系のハーブやフローラル、シロップやクリーム、時間が経つと過熟した重い果実香が出てきました。

味わいは、ライトなアタックから、ほんのり甘みと爽やかな果実感がじわっと広がり、やさしい酸味と細身のボディが支えて、旨みと軽いえぐ味のある少し重さのあるフィニッシュ。

基本的には爽やか系の味わいなのですが、旨みや深みがあって、ちょっと重さがありますね。
このあたりは人によって評価の分かれそうなところです。

スッキリ爽やかではなく「ひとクセ」あって、甘みがやや強く、重さを引きずる感じが全体の印象に影響を与えています。

今日の晩御飯は、「バターとポン酢のイカ炒め」、「山芋の甘辛いため」。
合わせると、ほんのり甘みがちょっと日本酒っぽい感じで、和食との相性は悪くありません。

クセはあるけど主張が強くないので、料理全般に合わせやすそうですね。
「パスタスナック」や「ミックスナッツ」にも普通に合います。

温度が上がってくると穏やかで飲みやすい印象になってきました。

ちょっとテンション低めで落ち着いた印象ですが、パーティワインでも大丈夫だし、家庭料理にも合わせやすそう。

人に例えると、素直で爽やかでいいヤツなんだけど、ノリが悪い静かな若い男子みたいな?
ちょっと、窪田 正孝さんをイメージしました。

コストパフォーマンスは良いと思いますが、ちょっと大人しくて地味に感じる部分で評価が分かれそうです。

この生産者の他のワインが気になりますね。

■楽天ショップへのリンク

ピノ・グリージョ/ガルガーネガ [2015] サンジョルジョ <白> <ワイン/イタリア>

1000円以下のおすすめワイン

2016/06/11

ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨン・ブラン 2013

ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨン・ブラン 2013
ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨン・ブラン 2013
La Petite Perriere Sauvignon 2013

フランス:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、2,100円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや淡め
粘性:弱め
外観の印象:若いがオレンジっぽい色調が気になる

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>モモや洋梨のような甘い果実香、次に青りんごや柑橘系のさっぱりした印象に変化、グリーン系ハーブ、菩提樹、時間が経つとオレンジ
<香辛料・芳香・化学物質>ややペトロールっぽいミネラル
香りの印象:複雑な果実香が中心で、爽やかさもある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やか、シャープ
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、ドライな、芯の強さがある
アルコール:やや強め
余韻:少し長めに続く

【フレーヴァー】
柑橘系のさっぱりしたフルーツ感

【評価】
爽やかなフルーツ感のある、ドライでシャープな味わい、芯の強さもある。

【供出温度】
8-10度 温度低めで爽やかに飲みたいけど、ちょっと温度が上がるとまた別の表情を見せそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡く、少しオレンジがかったイエローで、輝きは弱めです。

香りは、最初は甘いモモや洋梨で、だんだん爽やかな青りんごや柑橘系に変わり、最終的にはまた甘さのあるオレンジになります。
フローラルもグリーン系からフルーツ系に変化、ちょっと石油系のミネラルの印象もあります。

味わいは、すっきりしたハリのあるアタックから、爽やかな柑橘系の果実感がじわっと広がり、甘みは少なめのドライでしっかりした酸味が支えて、じわっと旨みが出てきてやや長めに続き、充実した果実感のあるジューシーなフィニッシュ。

このワイン、地理的表示の無いヴァン・ド・フランスなのですが、元値は2000円超え。
どうもサンセール地区で作っているようですが、確かにとても美味しいです。

普段飲みのワインよりは確実にワンランク上の味わいですね。

ドライでフレッシュ、シャープな味わいのなかに、とても上品でチャーミングな果実感があります。
押し付けないというか、白いドレスを着ているような、軽やかな清楚な可愛らしさがあって、じわっと幸せが訪れるワインですね。

これはいい!

今日の晩御飯は、クリームシチュー。
ワインが強めなので、家庭のクリームシチューはちょっと負けてしまいますね。

おつまみの「カルボナーラ味のパスタスナック」や「ミックスナッツ」はそれなりに合います。

一番合ったのは「レアチーズケーキ」。
レモンを絞るような爽やかさを加えて、チーズの風味がぐっと良くなります。

飲み進むとちょっと酸化した印象が強くなってきました。
ベースはいいと思うので、新しいヴィンテージを飲んでみたいですね。

少し残ったのを次の日に飲んでみましたが、ちょっと酸っぱくなってるものの、香りの華やかさやりんと響くような味わいがあって素直に良いワインって感じ。

この生産者のワイン、ちょっと気になります。

■楽天ショップへのリンク

白ワイン La Petite Perriere SAUVIGNON 2013 ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニョン 750ml 【酒類】

※サイトより引用
キレのある口当たりにグラスの中で弾ける熟したフルーツの香り。
ロワール・ワインの生産者として上位5社のひとつに数えられる、ギィ・サジェ社。
ギィ・サジェ社は、8世代に渡り代々ロワール河上流のプイィ・シュール・ロワール村でワイン造りを行ってきたサジェ家による家族経営のワイナリーです。
1972年、現会長のジャン・ルイ・サジェが18歳で実家のワイナリーを引き継ぐまで、プイィ・シュール・ロワール村にわずか5haの畑を所有する小規模ワイナリーに過ぎませんでした。
その後、弟のクリスチャンと2人で家業の発展のために懸命に努力し、現在ではロワール・ワインの生産者として上位5社のひとつにランクされるほどに発展しています。
ロワール地方のブドウ品種を深く理解し特徴を自然に引き出すことによって、その潜在性をワインによって表現しています。
また、手間隙かけ手摘みでブドウを厳選することで、高品質なブドウのみを収穫し、高品質なワイン造りを行っています。
また、ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨンは、ロワール渓谷と南フランスで栽培されたソーヴィニヨン・ブランをブレンドして造られます。
鮮やかな黄金色で、香りは熟した桃やアプリコット、メロンのようなエキゾチックな香りが広がります。ミネラル分が味に深みとコクを生み、心地よい余韻が長く楽しめます。
[マリアージュ]
ブルスケッタ、シェーブルチーズ

2016/06/08

ロス クリオラス シャルドネ 2015

ロス クリオラス シャルドネ 2015
ロス クリオラス シャルドネ 2015
Los Criollas Chardonnay 2015

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ

神保町の阿波屋酒店で、800円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジっぽさを感じるイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ハチミツ、南国系果実、パイナップル
<香辛料・芳香・化学物質>硝煙、ちょっと硫黄、バタークリーム
香りの印象:やや控えめ、開ききってない感じ

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:強い(突出した)
バランス:まろやかな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
とにかく苦味が強く残る

【評価】
フルーティで爽やかな味わいなんだろうけど、苦味が強すぎて味が分からない

【供出温度】
11-14度 粉薬のような強い苦味が残るので、温度上げた方が飲みやすいかも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、かすかにオレンジ色がさした中庸なイエローで、輝きがあります。

香りは、南国系果実、パイナップル、ハチミツ、硝煙、バタークリームなど、シャルドネらしい印象です。

味わいは、やや強めのアタックから、強いくすりのような苦味が全体を覆って、熟した果実感と甘みが広がるものの、最後まで苦い味わいでフィニッシュ。

いや~、これは完全に事故物件ですね。

こんなに苦味が強い白ワインは初めてで、ちょっと体に悪そうなくらい。
赤ワインはたまに当たりますが、これは何かの添加物の影響なのでしょうか。

町の酒屋屋さんで、とんでもないハズレワインに当たる事がありますが、まさにそのパターン。
普段見ない珍しいワインですが、生産年も若いので傷んでる事はないだろうと買ってみましたが、管理以前の問題ですね。

まあ、これから変わってくるかもしれないので、チビチビ飲んでみましょう。

今日の晩御飯は、コンビニの「ボンゴレビアンコパスタ」。
合わせると、ワインの苦味が料理を台無しにしますね。。。

苦すぎる白ワイン・・・「まるで人生のようだ」
なんて思ってみると、このワインあえて強い苦味を出しているのでは、と思ってしまいました。
造り手のメッセージ??

おつまみで「揚げ塩落花生」には、まったく他人行儀なイメージですが、ケンカはせずに大人な対応って感じ。
「明治ミルクチョコレート」はワインが完全に消えて、気になっていた苦味も合わせて消えます。

余ったワインを次の日に飲んでみたら、苦味が抑えられて飲みやすくなっていました。
若干酸味が尖ってきたものの、2日目の方が飲みやすいですね。

コストパフォーマンスは良くないですが、ちょっと個性があって面白いかも、と思ってしまいました。

人に例えると、スッキリ爽やか系だけどマイペースで人を振り回す、時に毒づくけど憎めない若い男子、みたいな?
俳優の菅田 将暉をイメージしてしまいました。

人にはおすすめできませんが、ちょっと考えさせられるワインですね。

■Amazonへのリンク



※サイトより引用
柑橘系フルーツの香りと、ミネラルとまろやかな酸のバランスがとれた、チリのトップメーカーの一つ、エラスリスが作る チリの辛口白ワインです。 コストパーフォーマンス抜群です。
チリは南米屈指のワインの名醸地。チリの首都サンチャゴに近いコルチャグア ヴァレーが産地で、近年高品質なワインを生み出す産地として知られてきました。ぶどうの病害が殆どなく、高品質のワインを生み出す土地柄です。

2016/06/05

まるき甲州 2015

まるき甲州 2015
まるき甲州 2015
Marquis Koshu 2015

日本:山梨県産ぶどう100%
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:甲州

リカーランドトップで、税抜き1290円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほぼ無色に近い、かすかなイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:色付きが弱い、ねっとした輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>メロン、梨、柑橘系、かすかにハーブ
<香辛・芳香・化学物質>シロップ、クリーム
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:やさしい
苦味:穏やか
バランス:スムーズな、まろやかな
アルコール:後味に強めに残る
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系の果実

【評価】
ライトでおだやか、優しい甘みと果実感があり心地よいが、後味にアルコールが浮き気味に出るのが気になる。

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、ちょっと温度が上がってきても大丈夫そう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、ほぼ無色に近いかすかなイエローで、ねっとりした輝きがあります。

香りは、メロンや梨、柑橘系など果実感が強く、シロップ、クリーム、アルコール由来のエーテル香なども感じます。

味わいは、軽めで優しいアタックから、おだやかな甘みと果実感がじわっと広がり、心地よさの後にアルコールが浮いて出て、少し乾く感じフィニッシュ。

いまどきのクリーンな甲州ワインなのですが、甘みやアルコールの感じが少し前の甲州ワインをイメージさせますね。
「普段着の甲州」って感じで悪くありません。

甘みがあって穏やかな味わいなので、和食全般に合わせやすそうです。

今日の晩御飯は「サバの竜田揚」と「棒々鶏サラダ」。

サバは青魚なのでワインとの相性は良くないですが、このワインはやさしく包み込むように馴染みます。
マリアージュというよりは「仲が良い」くらいでしょうか。
棒々鶏サラダも同じですね。

お菓子に合わせてみると、甘みのある方が相性が良いみたいで、「ピーナッツかりんとう」が一番良く馴染みました。

時間とともに、アルコールが浮いてる感じも無くなり、落ち着いたいい感じになってきましたね。

人に例えると、甘い青春真っ只中の、明るく笑って部活にがんばってる女子高生みたいな?

甘みの残し方が秀逸で酸味とのバランスが良くて、ワインだけでも美味しく飲めて、普段飲みの甲州としてはとても良いと思います。

■関連情報(まるき葡萄酒のワイン)


2016/06/04

イル・ノストロ グレカニコ オーガニック 2013

イル・ノストロ グレカニコ オーガニック 2013
イル・ノストロ グレカニコ オーガニック 2013
IL NOSTRO GRECANICO ORGANIC 2013

イタリア:シチリア州:I.G.T.テッレ・シチリアーネ
アルコール度:12%
ブドウ品種:グレカニコ100%

ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、1,770円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:酸化熟成が始まっている、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、梨、菩提樹、グリーン系ハーブ
<香辛・芳香・化学物質>ミネラル、針葉樹
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、しっかりしている
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、溌剌とした、ドライな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸っぱいリンゴのような果実感

【評価】
フレッシュで爽やか、ドライでスッキリした味わい。

【供出温度】
7度以下 すっきりした爽やかな味わいなのでしっかり冷やして飲むのが良さそうだけど、ちょっと温度上がっても大丈夫そう。

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、少しオレンジがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、青りんごや梨のような酸味の強い果実、グリーン系のフローラルやハーブ、ミネラル、針葉樹など、爽やかな印象。

味わいは、スッキリ軽めのアタックから、ドライでシャープな果実感と酸味が広がり、スレンダーなボディが続いて、軽く苦味のあるジューシーなフィニッシュ。

3年前のワインなので酸化が始まっているかと思いましたが、まだまだ大丈夫で、芯のしっかりしたシャープで爽やかな味わいです。

グレカニコという品種を調べると「磯っぽいミネラル」とありますが、時間が経つと生っぽい香りが出てきて、多分これが磯の印象なんでしょうね。

サザエの壺焼とか、魚介類にはとても良く合いそうです。
貝類は全般的に合いそうで、刺し身もいけるんじゃないでしょうか。

キレのある純米吟醸のような印象もありますね。
佇まいが良いというか、しゃんと背筋の伸びた印象です。

今日は外食だったので晩御飯はなし。
おつまみで「サワークリームオニオン味クラッカー」に合わせてみると、ワインとちょっと乖離した印象になってしまいました。

このワイン、ちゃんとした食事の方が合いそうですね。
ドライでシャープな味わいが、食事をしっかり引き立ててくれそうです。

カミさんは「軽くて酸っぱい。ちょっと発泡してる感じが好きじゃない。」という感想でした。

人に例えると、真面目で爽やかな青年なんだけど、女子に興味がなくてやや堅物みたいな感じ?

1000円台前半だったらお得感がありますが、1500円超えるとちょっと高いかも。

個人的には嫌いじゃないけど、リピートしたいかというとちょっと微妙でしょうか。
合わせる食事よって評価が変わりそうなワインです。

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白ワイン IL NOSTRO GRECANICO ORGANIC 2013 イル・ノストロ グレカニコ オーガニック 750ml オーガニックワイン 逸品 プレゼント ギフト 専門店 輸入ワイン 直販 ワイン屋さん 人気ワイン 【酒類】

※サイトから引用
数々のワインコンクールでメダルを総なめ!
1万点にもおよぶ様々なワインの中から厳しい審査をくぐり抜けた珠玉ワインです!
キャセ パシフィックインターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション2013 金賞受賞
レ・シタデル・デュ・ヴァン2013 金賞受賞
インターナショナル・ワイン・チャレンジ2013 銀賞受賞
デカンタ・アジア・ワイン2013 銅賞受賞
ムンダス・ヴィニ2012 銀賞受賞
最先端の品質管理と信頼のコストパフォーマンス
2009年にスウェーデンに設立された「マーレ・マグナム」社。スウェーデン随一のワインインポーターを起源とするこの革新的企業は、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ギリシャ、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカ共和国、の計9ヶ国に自社所有または契約による栽培・醸造ネットワークを構築しています。原産地証明取得後は、各地のワインを最終ビン詰めからパッケージング・出荷・輸出をスウェーデン南部に建設した最先端ワイナリーに一元化する垂直インテグレーションによって、高度な品質管理と驚異的なコストパフォーマンスを実現させています。
6名のフライングワインメーカー
トスカーナの「アンジェリーニ」の醸造長などを務めた高名なイタリア人醸造家、マリオ・カルツォラーリを長とする6名の醸造コンサルティングチームが9ヶ国を飛び回り、フライングワインメーカーとして栽培・醸造両面における監督・指導を行っています。
華やかな香りが特徴のシチリア主要品種「グレカニコ」
グレカニコ種は、シチリア特有の主要品種です。柔らかなトロピカルフルーツやマンゴーを思わせる香りに、全体のスタイルを決定づける豊富なミネラルが特徴的です。
魚メインの日本料理と相性抜群!シチリアの白ワイン
トロピカルフルーツを思わせるヴァニラと洋梨などのフルーティな風味が特徴のすっきりした白ワインです。グレカニコ種特有の穏やかな酸味とスッキリした果実味は、魚料理や鍋料理と相性抜群です。

2016/06/03

ジェイコブス・クリーク ラムーン 2014

ジェイコブス・クリーク ラムーン 2014
ジェイコブス・クリーク ラムーン 2014
JACOB'S CREEK LAMOON 2014

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13%
ブドウ品種:品種不明

成城石井で、税抜き990円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい鮮やかな色調の、やや明るめのルビー
濃淡:淡め
粘性:やや弱い
外観の印象:若々しい、色付きが弱く透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>野菜っぽい果実、赤い野菜、若干ゴムっぽい印象
<香辛料・芳香・化学物質>少しジビエっぽい肉、オリエンタルスパイス
香りの印象:スパイシーで個性的

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かなり多めの残糖
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:サラサラした、少し収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:軽め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ジャムのような果実感とスパイス

【評価】
ライトなボディで、かなり甘い残糖とチャーミングな果実感、加えてスパイシーさがある独特なまとまり。

【供出温度】
10-13度 甘みが強いので冷やして飲みたくなるけど、あまり冷やし過ぎない方がいいと思う

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
「タイ料理のために生まれたワイン」というキャッチに惹かれて買ってみました。

外観は、若々しく鮮やかな明るめのルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、赤い果実、野菜、ジビエっぽい肉、個性的なスパイス、時間が経つとカラメルの甘い感じも出てきました。

味わいは、ライトで優しいアタックから、残糖多めの甘みとチャーミングな果実感がじわっと広がり、すっきりした印象が少し続いて、えぐ味とタンニンが出てきて、甘みを残しながら乾く感じでフィニッシュ。

とにかく甘い赤ワインです。

タイでは、食事もお菓子もみんな甘くてスパイシーでしたが、このワインもまさにそんな感じ。
現地の人に、タイの人は「甘さ」と「辛さ」が大好きだと聞きました。

最初はこの甘味にびっくりしますが、バランス良くまとまっているので納得して飲めますね。

今日の晩御飯は、成城石井のお弁当「シンガポール風チキンカレー」。
かなりスパイシーです。

このワイン、スパイスの刺激を緩和してくれて邪魔もせず、地元のともだちみたいな合い方をします。

ただ、カレーはワインが無い方が美味しいかも。。。
ワインが入ると、大事なスパイスの余韻が消えてしまいますね。

どこかで句読点を打ちたい時にワインを入れると良いのかもしれません。
スパイスの印象が強く口に残ってしまいますが、ここでリセット、みたいなときにワインがあると便利です。

タイで買ったワインはフランス産でも甘口だったので、タイの人には好まれる味わいではないでしょうか。

しかもこのワイン、パクチーとの相性が良いみたいで、あの青臭さを赤ワインが受け止めてくれます。
なんだかスゴイ組み合わせですが、スパイスがつなぎになってるんでしょうね。

おつまみの、「ストリングチーズ スモーク味」は塩気がケンカして馴染みません。

悪いワインではないのですが、日本人にはちょっと合わないかも。
ドライなワインが主流なので、甘い赤ワインってちょっと拒否反応がありますよね~。

タイ料理に合うというよりはタイの人の味覚に合わせたイメージなので、日本人がタイ料理に合わせたいワインとはちょっと違うかも。
このワイン、タイの人には感想を聞いてみたいですね。

■楽天ショップへのリンク

ジェイコブス・クリーク ラムーン 750ml

※サイトより引用
タイ料理との相性を追求するワインをコンセプトに、ジェイコブスクリークとタイ料理の名人シェフのイアン・キッティチャイ監修のもと造られたワイン。

2016/06/02

ウルメネタ メルロー 2013

ウルメネタ メルロー 2013
ウルメネタ メルロー 2013
URMENETA MERLOT 2013

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

グルメシティのワゴンセールで、540円で購入。
元値は842円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいが少し黒っぽい色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、色付きが良い

【香り】
第一印象:少し鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、土っぽい感じ
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、薬箱、還元的
香りの印象:閉じた印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:酸化した、強め
タンニン分:サラサラした、控えめ
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
プルーンのような印象

【評価】
果実味が強めだが、熟成が進んで重さが出ている

【供出温度】
10-13度 ちょっとヒンヤリしてるくらいが飲みやすそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、まだ若さがあるけど黒っぽい色調の、濃いガーネット。

香りは、閉じていて還元的、硫黄やケミカルなイメージ。

味わいは、軽めでマイルドなアタックから、穏やかな果実味と少し熟成感のある酸味がじわっと広がり、スマートなボディでタンニンは控えめ、少しえぐ味の残るジューシーなフィニッシュ。

ワゴンセールで買ったのですが、店頭に置かれていた期間が長かったようで、コンディションはイマイチですね。
香りは還元的で、ちょっとシェリーっぽい熟成感が出ていますが、完全に傷んでるって感じではないので、慣れてくると問題ないかもしれません。

今日の晩御飯は、自家製でトマト感強めの「ポークチャップ」。

合わせると、ワインが押し出して食事の美味しさが消えてしまうので、料理がもったいない感じになります。
堅揚げポテトにトマトソースをつけて合わせてみましたが、まったく絡みません。

ジューシーで果実味たっぷりなので、普通の食事には合わせにくいのかもしれませんが、ビーフシチューとかカレー、デミグラスソースなんかには合いそうな気がします。

今回コンディションが悪かったのですが、若いうちに飲んだら普通に美味しいのではないでしょうか。

人に例えると、ちょっとぽっちゃり系の可愛い女子みたいな。
なぜか「おかずクラブ」をイメージしてしまいました。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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