JACOB'S CREEK LAMOON 2014
オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13%
ブドウ品種:品種不明
成城石井で、税抜き990円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい鮮やかな色調の、やや明るめのルビー
濃淡:淡め
粘性:やや弱い
外観の印象:若々しい、色付きが弱く透明感がある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>野菜っぽい果実、赤い野菜、若干ゴムっぽい印象
<香辛料・芳香・化学物質>少しジビエっぽい肉、オリエンタルスパイス
香りの印象:スパイシーで個性的
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かなり多めの残糖
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:サラサラした、少し収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:軽め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
ジャムのような果実感とスパイス
【評価】
ライトなボディで、かなり甘い残糖とチャーミングな果実感、加えてスパイシーさがある独特なまとまり。
【供出温度】
10-13度 甘みが強いので冷やして飲みたくなるけど、あまり冷やし過ぎない方がいいと思う
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
「タイ料理のために生まれたワイン」というキャッチに惹かれて買ってみました。
外観は、若々しく鮮やかな明るめのルビーで、輝きとツヤがあります。
香りは、赤い果実、野菜、ジビエっぽい肉、個性的なスパイス、時間が経つとカラメルの甘い感じも出てきました。
味わいは、ライトで優しいアタックから、残糖多めの甘みとチャーミングな果実感がじわっと広がり、すっきりした印象が少し続いて、えぐ味とタンニンが出てきて、甘みを残しながら乾く感じでフィニッシュ。
とにかく甘い赤ワインです。
タイでは、食事もお菓子もみんな甘くてスパイシーでしたが、このワインもまさにそんな感じ。
現地の人に、タイの人は「甘さ」と「辛さ」が大好きだと聞きました。
最初はこの甘味にびっくりしますが、バランス良くまとまっているので納得して飲めますね。
今日の晩御飯は、成城石井のお弁当「シンガポール風チキンカレー」。
かなりスパイシーです。
このワイン、スパイスの刺激を緩和してくれて邪魔もせず、地元のともだちみたいな合い方をします。
ただ、カレーはワインが無い方が美味しいかも。。。
ワインが入ると、大事なスパイスの余韻が消えてしまいますね。
どこかで句読点を打ちたい時にワインを入れると良いのかもしれません。
スパイスの印象が強く口に残ってしまいますが、ここでリセット、みたいなときにワインがあると便利です。
タイで買ったワインはフランス産でも甘口だったので、タイの人には好まれる味わいではないでしょうか。
しかもこのワイン、パクチーとの相性が良いみたいで、あの青臭さを赤ワインが受け止めてくれます。
なんだかスゴイ組み合わせですが、スパイスがつなぎになってるんでしょうね。
おつまみの、「ストリングチーズ スモーク味」は塩気がケンカして馴染みません。
悪いワインではないのですが、日本人にはちょっと合わないかも。
ドライなワインが主流なので、甘い赤ワインってちょっと拒否反応がありますよね~。
タイ料理に合うというよりはタイの人の味覚に合わせたイメージなので、日本人がタイ料理に合わせたいワインとはちょっと違うかも。
このワイン、タイの人には感想を聞いてみたいですね。
■楽天ショップへのリンク
ジェイコブス・クリーク ラムーン 750ml
※サイトより引用
タイ料理との相性を追求するワインをコンセプトに、ジェイコブスクリークとタイ料理の名人シェフのイアン・キッティチャイ監修のもと造られたワイン。
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