Los Criollas Chardonnay 2015
チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シャルドネ
神保町の阿波屋酒店で、800円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジっぽさを感じるイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある
【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ハチミツ、南国系果実、パイナップル
<香辛料・芳香・化学物質>硝煙、ちょっと硫黄、バタークリーム
香りの印象:やや控えめ、開ききってない感じ
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:強い(突出した)
バランス:まろやかな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
とにかく苦味が強く残る
【評価】
フルーティで爽やかな味わいなんだろうけど、苦味が強すぎて味が分からない
【供出温度】
11-14度 粉薬のような強い苦味が残るので、温度上げた方が飲みやすいかも
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は、かすかにオレンジ色がさした中庸なイエローで、輝きがあります。
香りは、南国系果実、パイナップル、ハチミツ、硝煙、バタークリームなど、シャルドネらしい印象です。
味わいは、やや強めのアタックから、強いくすりのような苦味が全体を覆って、熟した果実感と甘みが広がるものの、最後まで苦い味わいでフィニッシュ。
いや~、これは完全に事故物件ですね。
こんなに苦味が強い白ワインは初めてで、ちょっと体に悪そうなくらい。
赤ワインはたまに当たりますが、これは何かの添加物の影響なのでしょうか。
町の酒屋屋さんで、とんでもないハズレワインに当たる事がありますが、まさにそのパターン。
普段見ない珍しいワインですが、生産年も若いので傷んでる事はないだろうと買ってみましたが、管理以前の問題ですね。
まあ、これから変わってくるかもしれないので、チビチビ飲んでみましょう。
今日の晩御飯は、コンビニの「ボンゴレビアンコパスタ」。
合わせると、ワインの苦味が料理を台無しにしますね。。。
苦すぎる白ワイン・・・「まるで人生のようだ」
なんて思ってみると、このワインあえて強い苦味を出しているのでは、と思ってしまいました。
造り手のメッセージ??
おつまみで「揚げ塩落花生」には、まったく他人行儀なイメージですが、ケンカはせずに大人な対応って感じ。
「明治ミルクチョコレート」はワインが完全に消えて、気になっていた苦味も合わせて消えます。
余ったワインを次の日に飲んでみたら、苦味が抑えられて飲みやすくなっていました。
若干酸味が尖ってきたものの、2日目の方が飲みやすいですね。
コストパフォーマンスは良くないですが、ちょっと個性があって面白いかも、と思ってしまいました。
人に例えると、スッキリ爽やか系だけどマイペースで人を振り回す、時に毒づくけど憎めない若い男子、みたいな?
俳優の菅田 将暉をイメージしてしまいました。
人にはおすすめできませんが、ちょっと考えさせられるワインですね。
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※サイトより引用
柑橘系フルーツの香りと、ミネラルとまろやかな酸のバランスがとれた、チリのトップメーカーの一つ、エラスリスが作る チリの辛口白ワインです。 コストパーフォーマンス抜群です。
チリは南米屈指のワインの名醸地。チリの首都サンチャゴに近いコルチャグア ヴァレーが産地で、近年高品質なワインを生み出す産地として知られてきました。ぶどうの病害が殆どなく、高品質のワインを生み出す土地柄です。
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