2016/06/12

サン・ジョルジョ ピノ・グリージョ ガルガネーガ 2014

サン・ジョルジョ ピノ・グリージョ ガルガネーガ 2014
サン・ジョルジョ ピノ・グリージョ ガルガネーガ 2014
San Giorgio Pinot Grigio Garganega 2014

イタリア:ヴェネト州:I.G.P. ヴェネツィエ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ、ガルガネーガ

リカーランドトップで、税抜き1000円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡め
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、青りんご、グリーン系のフローラルとハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>貝殻っぽいミネラル、シロップ、クリーム
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:十分だが優しい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、溌剌とした、ちょっと重さがある
アルコール:やや強め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
苦味のある柑橘系フルーツ

【評価】
ライトでフレッシュ、すっきり爽やかな味わいながら、旨みと深みをを持っている。

【供出温度】
8-10度 キンキンに冷やして飲んでもいいけど、冷やし過ぎない方がしっかり味わえると思う

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡めの、若々しいグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、渋みある柑橘系や青りんご、貝殻のようなミネラル、グリーン系のハーブやフローラル、シロップやクリーム、時間が経つと過熟した重い果実香が出てきました。

味わいは、ライトなアタックから、ほんのり甘みと爽やかな果実感がじわっと広がり、やさしい酸味と細身のボディが支えて、旨みと軽いえぐ味のある少し重さのあるフィニッシュ。

基本的には爽やか系の味わいなのですが、旨みや深みがあって、ちょっと重さがありますね。
このあたりは人によって評価の分かれそうなところです。

スッキリ爽やかではなく「ひとクセ」あって、甘みがやや強く、重さを引きずる感じが全体の印象に影響を与えています。

今日の晩御飯は、「バターとポン酢のイカ炒め」、「山芋の甘辛いため」。
合わせると、ほんのり甘みがちょっと日本酒っぽい感じで、和食との相性は悪くありません。

クセはあるけど主張が強くないので、料理全般に合わせやすそうですね。
「パスタスナック」や「ミックスナッツ」にも普通に合います。

温度が上がってくると穏やかで飲みやすい印象になってきました。

ちょっとテンション低めで落ち着いた印象ですが、パーティワインでも大丈夫だし、家庭料理にも合わせやすそう。

人に例えると、素直で爽やかでいいヤツなんだけど、ノリが悪い静かな若い男子みたいな?
ちょっと、窪田 正孝さんをイメージしました。

コストパフォーマンスは良いと思いますが、ちょっと大人しくて地味に感じる部分で評価が分かれそうです。

この生産者の他のワインが気になりますね。

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