Round House Shiraz 2012
南アフリカ:W.O.コースタル・リージョン
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:シラーズ100%
ワインショップ マリアージュの通販で6本セット5,890円、1本あたり982円で購入。
参考価格は、1430円。
【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強い
色調:若々しい紫色のフチをした黒に近い濃さのガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、濃縮感が強い
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリージャム、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>血液、赤身の肉、アルコール香、胡椒
香りの印象:若々しい、木樽からのニュアンス
【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:強め、少し酸化している
タンニン分:サラサラした、緻密
バランス:ミディアムボディくらいだけど、後味が重い
アルコール度:強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
酸化とスパイス
【評価】
全体的に重い印象を、酸化がさらに追い打ちをかけている
【供出温度】
14-16度 温度が低いと重苦しさが際立つので、温度高めでまったりさせて飲んだほうが良さそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチをした、黒に近い濃いガーネットで、輝きがあります。
香りは、カシスやジャム、加熱した果実、ウッディ、アルコール香、赤身の肉、血液、スパイスなど、全体的に鼻を突くケミカルで重い感じです。
味わいは、やや強めのアタックから、濃い果実感と甘みが重苦しく広がり、ボディはミディアムながら全体的にのしかかるような重さと酸化の印象があり、軽く乾く感じのフィニッシュ。
このワイン、2つマイナスポイントがあって、1つはのしかかるような重さで、2つめは酸化の印象。
のしかかるような重さは、南アフリカのワインに良くあるのですが、酸化の印象がさらに足をひっぱってて、私の苦手なタイプですね。
かなりお買い得な価格設定のワインセットだったのですが、ワゴンセールで売ってるワインくらい酸化してます。
売れ残ってそろそろヤバイ、というワインがセットになってるみたい。
そんなに古いワインではないのにキャップシールをはがすとカビが生えてたりして、通販のワインセットは本当に難しいですね。
苦手なタイプですが、傷んでる感じではないので、もう少し飲み進んでみることにします。
今日の晩御飯は「ポークソテー和風ソース」。
合わせるとウィスキーのような強さを感じますね。
なるほど・・・
このワイン、ウィスキーっぽい強さがあるんですね。
それが南アフリカワインに共通で感じていた重さなのかも。
南アフリカワインの個性なんでしょうか。
ウィスキーに印象が近いとなると、食事に合わせるイメージではないですね。
父の日で、ピスタチオのチョコレートコーディングをもらったので合わせてみると、水割りとナッツみたいな、スナック的な合い方をします。
何だか悪くない感じ。
ポートワインの入ったチーズ、ポートワインダービーに合わせると、悪い仲間みたいに意気投合します。
強い味同士で手を組むみたいな合い方。
やはり強いワインですね。
重いという当初の感想でしたが、強いんですね、いろいろ強い。
ミックスナッツはアーモンドでも完全にワインが打ち負かしてしまいます。
オラオラって感じで圧倒的につぶしにきますね。
自己主張が強くて暴力的な、まったく優しさの無いワイン。
人に例えると、ワンマンな社長とか、亭主関白な旦那さん、って感じでしょうか。
最初に感じた酸化のイメージはほぼ無くなりましたが、個人的にはあまりタイプじゃないですね~。
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赤ワイン Round House Shiraz 南アフリカ ラウンドハウス シラーズ 【酒類】
※サイトより印象
80%をフレンチオーク樽で、残りの20%をアメリカンオーク樽の1番樽、2番樽、3番樽のそれぞれで12ヶ月熟成させ、その後ブレンドして造られる赤ワインです。
ダークチェリーやブラックベリーなどの果実味豊かな味わい。
コーヒーやダークチョコレートなどのビターの香りがすっと鼻から抜け、まるでフルーツがたっぷり入ったチョコレートを食しているかのような印象です。
Tasting Comment
口にふくむとそのフルボディで強いアタックに圧倒されますが、柔らかく熟したタンニンが心地よく、長い余韻をもたらします。
マリアージュ
焼きそば、バーベキュー
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