2016/06/14

リーリコ ボバル カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

リーリコ ボバル カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
リーリコ ボバル カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
LIRICO BOBAL CABERNET SAUVIGNON 2014

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ボバル、カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き369円で購入。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:黒っぽい地味な色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:ちょっと濁って地味な印象

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>鉄さび、硫黄、ケミカル
香りの印象:ケミカルで閉じた印象

【味わい】
アタック:とても軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:少しトゲのある印象が残る
タンニン分:ザラついた収斂性がのある印象
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱくなったぶどうジュース

【評価】
ライトでジューシーだが、バランスが悪くギスギスしている

【供出温度】
10度以下 とにかく冷やしてごまかした方が良い

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、少し濁りを感じる黒っぽい色調の濃いルビーで、輝きは弱く地味な印象。

香りはケミカルで、鉄さび、干しぶどう、茎っぽいグリーン香など、良い要素がありません。

味わいは、軽いけどひっかかりのあるアタックで、地味な果実感と妙な甘みがどんより広がり、酸味はトゲトゲ、タンニンはザラッとしていて収斂性のある舌全体が乾く感じでフィニッシュ。

安いワインなので文句も言えませんが、仕事終わってようやく晩酌ってときに、これはちょっと勘弁して、って感じ。

でもまあ、慣れてくると飲めそうなので、もう少し飲み進んでみます。

今日の晩御飯は、「チキンのトマトシチュー」。
自家製なのでシンプルな味わいです。

合わせると、ワインが料理を引きずり下ろす感じ。。
食事がちょっと可哀想。

食事に直接合わせないで、飲み込んだ後でワインを飲んでも、食事の余韻がかき消されてもったいない。

ダメワインなでも、食事と合わせると活きるタイプがありますが、このワインは妙な甘さとジュースっぽさが完全に食事との相性を妨げてますね。

人に例えると、ダメなヤツなのに、人の忠告も聞かずにマイペース、みたいな。

おつまみの「揚げ塩ピーナッツ」と「ジャイアントコーン」には、真正面で向かい合う感じで、塩気がワインの甘みを抑えて両立させてるみたい。
あとはナッツの油脂分がタンニンを穏やかにして合うんですね。

決して良いワインとは言えませんが、傷んでるような印象はありません。
税込み400円未満なので、まあ飲めれば御の字というクラスでしょうか。

パーティに使うにはランクが低すぎるので、納得できるのであれば一人の晩酌用でしょうね。

1000円以下のおすすめワイン

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