2014/02/08

レラビ 2012

レラビ 2012
(1)ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%(スペイン:地中海地方:DOモンサン:12)\1200
(2)ピノ・ノワール(伊:ロンバルディーア州:IGTプロヴィンチャ・ディ・パヴィア:12)\1123
(3)モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(伊:アブルッツォ州:DOCモンテプルチアーノ・ダブルッツォ:12)\997
(4)ネロ・ダーヴォラ(伊:シチリア州:IGTシチリア:12)\997
(5)シラーズ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:12)\780

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:鮮やかな紫色の縁の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが良い、深い透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:プルーンのような加熱された果実の印象、ユーカリオイル、カラメル、オリエンタルスパイス
香りの印象:開いている、甘い印象の個性的な香り

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、フレッシュな
タンニン分:サラサラした、強め
バランス:流れるような、渋みが強い
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
渋みが残って、スパイシー

【評価】
フレッシュでフルーティだが、個性的な香りと、強い渋みがある。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しく濃い外観ながら、深い透明感を持っている。
少なくともピノ・ノワールは外れる。

香りは、プルーンのような個性的な果実香で、これはネロ・ダーヴォラっぽい。
少なくとも、スペイン、フランスは違いそう。

味わいは、フレッシュなアタックで、スッキリしたタイプだが、タンニンが強く、後味は強い渋みが残る。
イタリアに絞って、ピノ・ノワールを外すと、モンテプルチアーノとネロ・ダーヴォラの2択になるが、ここはピンときた方かな。

ファイナルアンサーで、ネロ・ダーヴォラ
で、ブー

ガルナッチャ、カリニェナ、シラーのスペインでした。

【総評】
レラビ 2012
L'HERAVI 2012

スペイン:地中海地方:DOモンサン
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ60%、カリニェナ20%、シラー20%

リカーランドトップで、1200円で購入。

外観は、若々しい紫がかった色調で、ほとんど黒に近い濃さですが、深い透明感があります。

香りは、プルーンのような加熱された果実、揮発性のあるユーカリオイルのような香り、カラメルのような甘い印象、オリエンタルスパイスの要素があって、個性的な構成です。

味わいは、濃厚なフルーツ感のあるアタックから、甘みのあるふっくらとしたボリューム感があり、後味は乾く感じのあるものの、酸味が勝って、ジューシーです。

第1印象は、飲みやすく心地よい余韻で、いい感じ。

今日の晩御飯は、鳥手羽元のトマト煮込み。
合わせると、果実感が強く出るものの、食事の邪魔はしないで、うまく果実感を乗せる感じ。

好みもあるかもしれませんが、個人的には悪くないですね。
素直で、社交的なイメージがあります。

おつまみの、ピスタチオ、ビーフジャーキーに合わせてみても、おおらかな気持ちで包み込むような合い方をします。
合わせる食事の範囲が広そうですね。

カミさんに価格感を聞いたら、800円くらい。
1200円と伝えると、それは高い、イマイチ、という評価でした。

プルーンのような干しぶどうのような味わいが個性的なので、人によって好みが分かれそうですが、良いワインだと思います。

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※サイトより引用
18~19度に温度管理したタンクで、赤いフルーツのアロマを抽出します。24時間葡萄とジュースを一緒にし、その後離して17~18度でモストの醗酵を続けます。『赤ワインなのに白ワインを飲んでいるようなワイン』を目指し、アロマがあって香り豊かなスタイルになっています。澱を撹拌して20日間シュール リ状態にします。バトナージュは1日2~3回行います。初めのうちは3回行い、日が経つごとに徐々に減らしていきます。皮はゆっくりプレスしてタンニンがなめらかでなくなったら、皮を除きます。フレッシュなノーズ。縁が紫がかったチェリーレッド。赤い果実、野生のハーブ、キャンディのような香り、ソフトでエレガント、濃厚なジュースのような口当たりです。3~4年はキープ出来ます。樹齢の古い葡萄からの若いワイン。

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