Natale Verga Terre Siciliane Greccanico 2012
イタリア:シチリア州:IGTシチリア
アルコール度:12%
ブドウ品種:グレカニコ
トスカニーの通販で、6本セット6279円、1本あたり1047円で購入。
参考価格は、997円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほぼ無色の、グレーがかったイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:色づきが弱い、若々しい
【香り】
豊かさ:弱め
特徴:石灰のようなミネラル、レモンのような柑橘系、シロップのような甘い印象、温度が低く香りが立たない
香りの印象:ミネラル感が強く、上品
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、爽やか、強い
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムでドライ
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
柑橘系の爽やかなフルーツ感
【評価】
シンプルでフレッシュでドライ
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は、ほぼ無色に近い、グレーがかったイエローで、ギラギラした金属質な輝きがあります。
香りは、温度が低めのせいか弱く、ミネラル感が主体で、レモンのような爽やかな柑橘系に、甘いシロップのような印象も少しあります。
味わいは、ドライでフレッシュなアタックから、強い酸味が爽やかに広がり、グレープフルーツのような強い苦味を残して、辛い印象でフィニッシュ。
フレッシュなフルーツ感はあるが、全体的にとてもドライなイメージですね。
この辺りは好みが分かれそうだけど、個人的にはちょっと辛すぎるかも。
でもたくさん飲むには、これくらいドライの方がいいですね。
好みはともかく、しっかりした、品のある良いワインだと思うので、第一印象は悪くありません。
最初は後味の苦味とドライな印象が気になりましたが、飲み進むと、これがこのワインの特徴って感じがしてきました。
食事には合わせやすそう。
飲み進むと、どんどん美味しくなってきました。
グレカニコって、安いワインに良く使われていて、いままで飲んだものはあまり良くない印象でしたが、このワインはいいですね。
今日の晩御飯は自家製の餃子。
餃子のタレってワインに合いにくいですが、このワインは醤油、お酢、ラー油のタレをつけても全然問題なし。
ドライなチューハイをあわせてるような印象で、食事の邪魔をせずに、口をリフレッシュしてくれる感じです。
素直でスッキリした味わいなので、合わせる食事の幅も広そうですね。
おつまみのピスタチオにも良く合いました。
試しに、ワインボンボンには合わせてみましたが、馴染む要素がまったくなくて、ワインが負けて、生っぽい臭さが出る感じ。
これはダメです。
食事が終わってワインだけになると、ワインがドライ過ぎてちょっとなにか欲しくなりますね。
チューハイとかビールを飲んでると、何か食べ物が欲しくなる感じに似てます。
後味にえぐ味と苦味が残るからかも。
シャープでドライな印象は、酒飲み用のワインって感じで、カジュアルで甘みのあるフルーティなワインが好きな人にはイマイチかもしれません。
1000円程度なら、コストパフォーマンスは十分だと思います。
■楽天ショップへのリンク
ナターレ ヴェルガグレカニコ [2012]白ワイン 辛口 750ml イタリア シチリア州 I.G.TGrecanico シチリアの主要品種グレカニコ100%産IGPワイン
※サイトより引用
ナターレ・ヴェルガ
1895年エンリコ・ヴェルガにより創業されたこのワイナリーは、現在4世代により引き継がれ、 現在も創業当時と変わることない想いのもと、ワイン造りを行っています。現在の経営者であり、 社名にもなっているナターレ・ヴェルガ、そして彼の父であるジャンカルロ、妹のクリスチーナ、 ローラとともに家族経営ながら、品質を重視したワインを生み出すため、最新鋭の機器を整え、 今日ではイタリア国内のみならず、世界中で高い評価を受けています。
シチリアの特産白ブドウであるグレカニコ100%使用。
淡く金色の美しい輝き、白い花やトロピカルフルーツを想わせる豊かなアロマ。
フレッシュな果実味が心地よく感じられます。
<受賞歴>ワインエンスージアスト 84ポイント(ヴィンテージ 2008)
<合う料理>ピザ、シーフードやツナのサラダ、白身魚のムニエル
■関連リンク
ナターレ・ヴェルガ ネーロ・ダーヴォラ 2012
ナターレ・ヴェルガ グレカニコ IGTシチーリア 2012
ナターレ・ヴェルガ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2012
ナターレ・ヴェルガ ガヴィ 2011
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