2013/12/21

プレ・ペール・エ・フィス サンタムール 2011

プレ・ペール・エ・フィス サンタムール 2011
(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCサンタムール:11)\2180
(2)テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(3)メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:11)\1080

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫色がかった、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:透明感があり底がうっすら見える、輝きがあり美しい

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:キャンディ、カラメル、バラのようなフローラル、イチゴ、グリーン系のハーブ
香りの印象:華やかで、チャーミング

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):かすかに残糖の甘み
酸味:フレッシュ、シャープ
タンニン分:弱めでサラサラした
バランス:ライトでフルーティ、ドライ
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
ライトでドライなフルーツ感に、華やかな香り

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
紫がかった色味の強い色調で、透明感があり、輝きもある。
この中ではガメイが候補。

香りは、キャンディやイチゴで、ガメイ独特な香り。

味わいはライトでドライながら、フレッシュなフルーツ感がある。
軽さの感じとか、ドライさが、ボージョレらしい。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ピンポン

ガメイは特徴があるので、あまり外しませんね。

【総評】
プレ・ペール・エ・フィス サンタムール 2011
POULET PERE&FILS SAINT-AMOUR 2011

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCサンタムール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

カルディコーヒーファームで、10%引き1962円で購入。
元値は2180円。

ガメイ特有の、紫っぽい鮮やかな色調で、深い透明感があって、輝きもあり、キラキラキレイな外観です。

香りは弱めで、まずキャンディのような甘い印象で、次に華やかなフローラル、それからイチゴの香りやハーブ香が出てきます。

味わいは、ライトでドライながら、フレッシュなフルーツ感とほんのり残糖があり、絶妙なバランスで美味しくまとまってますね。
チャーミングで愛すべき味わい、って感じ?

高級感はありませんが、じわじわ美味しいタイプで、個人的には好きなタイプです。

飲んでて、しあわせ感がありますね。
何だか、とってもいい感じ。

今日の晩御飯は、ミートローフ。
合い挽き肉で、野菜がたっぷり入ったもの。

このワイン、ちょっと軽いのもありますが、ちょうど良く合いました。
料理を支えて、持ち上げる感じ。

ガーリックラスクにも良く合って、合わせる食事の幅が広そうです。
香りが華やかなので、和食には難しいかもしれませんが、焼き鳥くらいだと合いそうな気もします。

食事が終わって、ワインだけになっても、特に食べ物が欲しくなることもなく、そのまま飲めるタイプですね。

ガメイ独特の、クセというか、カジュアルな感じというか、2000円超えるワインに対しての期待感という点では、人によっては物足りないかもしれません。

クリュ・ボージョレだから、まず高い、という前提でこの価格でも納得感があるけど、その前提をなくしたら、1000円程度の印象かもしれませんね。

このワイン、食事に合わせるとしあわせ感があって、とても良いのですが、ワインだけで飲むと、ちょっと物足りないかも。
このあたりは好みで分かれるところですね。

人に薦められるかというと、ちょっと微妙な線ですが、個人的に好きなタイプなので、オススメしてしまいます。

■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)


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