2012/04/30

ヴェガ・リブレ 白 2010(ブラインドテイスティング:外す)

ヴェガ・リブレ 白 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)シャルドネ100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980くらい(6本セット@714円で購入)
(4)アイレン(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:NV)\630
(5)ビウラ100%(スペイン:バレンシア州:DOPウティエル・レケーナ:10)\680

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽい、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、やや落ち着いている

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:リンゴ、メロン、レモン、ラムネ
香りの印象:開いている、第1アロマが強い、果実香中心

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:穏やかな、フレッシュな
バランス:スリムな、チャーミングな
苦味:後味に強く残る
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでカジュアル、気軽に楽しむ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
ちょっとオレンジっぽさのある外観だが、熟成している雰囲気ではない。
果実の色ではないか。

香りは、果実香中心で、ちょっと香料っぽさもある。
イタリアっぽい、ラムネのような印象があるが、選択肢の中で選ぶとしたら、低価格のスペイン。

味わいは、ライトで、ワンコインくらいの印象。
力もなく、テーブルワインのイメージ。

ほぼ値段も同じで、この価格で、アイレンかビウラと言われても判定の基準がまったくないので、過去のアイレンとビウラのコメントを確認。

アイレンはオレンジっぽさ、ビウラはグレープフルーツのような爽やかさとシェリーっぽさ、と過去のコメントにあります。

このワインは、シェリーのフィノタイプというよりは、甘い果実香が強いので、アイレンかな?

ファイナルアンサーで、アイレン
で、ブー

残念、ビウラの方でした。

【総評】
ヴェガ・リブレ 白 2010
VEGA LIBRE BLANCO 2010

スペイン:バレンシア州:DOウティエル・レケーナ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:ビウラ100%

イオンで、680円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
やや高評価。

マスカットというか、デラウェアみたいな味わい、だそうです。

アロマティック品種のような強い果実香が特徴ですが、これがビウラの香りなのかは、やや微妙。

今年のシニアワインエキスパートのデギュスタシオンに、アルバリーニョが出ましたからね~。
これからはスペインの白は要チェックですね。

このワインは、ちょっとクセがあって飲みにくいので、一般受けはしなさそう。
痩せた感じで、ちょっと酸化してる感じ。

でも、食事が入るとちょっと印象が変わるかな?

今日の晩御飯は、サーモンのムニエル。
にんにく醤油ソースと、マスタードマヨネーズソースの2種類。

このワイン、軽くて、酸味が立ってるので、ちょうどレモンを絞ったような感じというか、ビールっぽい、口をサッパリしてくる感じの合い方をします。

昨日の残りの餃子に合わせてみても、良く合う感じ。
食事と合わせた方が、納得感がありますね。
ワインも美味しくなります。

でも全体的なまとまりでいくと、やっぱ500円クラスの印象でしょうか。
680円だとちょっと高いかも。

あまりこれといって特長も無いし、あえてこれをリピートするポイントが見当たらないかな。

2012/04/29

ドメーヌ・コワイヨ マルサネ・ロゼ 2010

ドメーヌ・コワイヨ マルサネ・ロゼ 2010
ドメーヌ・コワイヨ マルサネ・ロゼ 2010
DOMAINE COILLOT MARSANNAY ROSE 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCマルサネ・ロゼ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、2280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:かなり淡い、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしてはかなり淡い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきの弱い

【香り】
豊かさ:それほど強くないが、しっかりしている
特徴:ミネラル、酵母、カラメル、白い花、グリーン系のハーブ、チェリー、すもも
香りの印象:やや閉じている、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:穏やか、優しい、やや弱め
バランス:ライトな、心地良い、流れるような
タンニン分:弱い、ほとんど感じない
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュ)、ミネラル

【評価】
ライトで繊細なまとまり。カジュアルに楽しむ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ほとんど白ワイン?ってくらいの淡いロゼ。

ブラン・ド・ノワールのイメージ?

カミさんに、ブルゴーニュのロゼと伝えて価格感を聞いたら、1680円。
2280円とネタばらしすると、それは高い、という評価。

そうとう繊細なのですが、やはり軽すぎる感はありますね。
リゾートで、キンキンに冷やして、ガブガブ飲む、って感じでしょうか。

ブルゴーニュに期待する、「深み」みたいなものはあまり感じません。
ただ、品質は良く、後味はスッキリキレイで、とても飲みやすいロゼです。

初夏の夕暮れに、テラスで風に吹かれながら飲む、ってイメージですかね。
やはりリゾートに合いそう。
別荘のテラスとかで飲んだら美味しいだろーなー、って感じ。

このワイン、余韻がとても良いんですね。
ジワーっと幸せが沁みてくるような、心地良い後味が続きます。

軽くて、グビグビ飲んでしまいそうなので、ちょっとセーブして飲んでます。

今日の晩御飯は餃子。
野菜多めで、にんにく少なめの、ヘルシータイプ。

このロゼだと、力関係はちょうどいいのですが、やっぱりワインがもったいない。
繊細さが活きてこないですね。

野菜のグリルとかに合いそうなタイプです。
とにかく繊細な料理がいいですね。

飲み進んでもカミさんは、「白ワインみたい」とそっけない評価です。。。

美味しいワインですが、この価格だと、もうちょっとメイン感というか、存在感が欲しい感じもしますね。
このワイン飲んだあとに、しっかりしたワインが欲しくなります。

複数あるうちの1つだったら、とても良いですが、メインには出来ないかな。
いろいろな意味で贅沢なワインです。

■楽天ショップへのリンク

ドメーヌ・コワイヨ マルサネ ロゼ [現行品] フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ/

※サイトより引用
マルサネというアペラシオンは、昔ロゼで有名になった目立たないアペラシオンとしか認識されていないように思われますが、実際はコート・ド・ニュイの中でも価格と品質の素晴らしいアペラシオンです。コワイヨの現当主であるクリストフは3代目。ここ数年で突如としてこのワイナリーが話題となり、マイナー産地であるマルサネにこのような傑出したワインが存在するという事実が渦巻き、昨年発売の2006年ヴィンテージが日本市場でも非常に評価が高かったのは記憶に新しいところです。
20年前から父と仕事をし、8年前に完全に引き継ぎました。彼の代になってからは、除草剤の使用は完全にやめ、ヴァンダンジュ・ヴェルトやエフォイヤージュを積極的に行い、ブルゴーニュの伝統的な長期熟成させてから飲むクラッシックなタイプではなく、リスクを負ってでもブドウの完熟を待って十分な選果の後に収穫・再度選果し、若くても果実味とフィネスのあるワインを目指すようになりました。

2012/04/28

トーラ シラー 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

トーラ シラー 2010
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)シラー100%(伊:シチリア州:IGPシチリア:10)\1180くらい(6本セット@714円で購入)
(3)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(5)カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\900くらい(6本セット@714円で購入)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:鼻をつく強さがある
特徴:チョコレート、コーヒー、こげ臭、プルーン、タバコ、赤味の肉
香りの印象:開いている、樽の影響が強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:穏やか、弱い
バランス:軽くて、とげとげしている
タンニン分:強い(突出した)、後味に強く残る
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー、樽香が強い

【評価】
軽めのボディで、お化粧をほどこした印象

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
外観はやや濁りがあって、強さもない。
安いワインの印象。

香りは樽香中心というか、木のチップを投げ込んでるような印象。
イメージはシラー。

味わいは軽くて薄め。
低価格ワインの印象が強い。

このちょっと外した感は、イタリアのカタラットで外したヴィノスやまざきのワインセットのイメージかも。

飲みやすいシラーって感じもイタリアっぽい。

ファイナルアンサーで、イタリアのシラー
で、ピンポン

このシリーズ、我が家的には外れでしょうか。

【総評】
トーラ シラー 2010
TOLA SYRAH SICILIA 2010

イタリア:シチリア州:IGPシチリア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー100%

ヴィノスやまざきの通販で、6本セット4280円で購入(1本あたり714円)。
参考価格は、1180円。

白のカタラットもちょっとイマイチでしたが、赤のシラーもイマイチな感じ。

何でしょうね、濃いんだけど、そっけなくて、木のチップでお化粧したような印象なんですよね。

今日の晩御飯は鶏の唐揚げ。
合わせると、苦味が強く出て、イマイチ合いません。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
濃くて、樽香が強くて、あまり好きなタイプじゃない、という評価。

最後まで、違和感があって、このワイン、どうなんでしょうね~。

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ セミヨン 2011(ブラインドテイスティング:外す)

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ セミヨン 2011
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)シャルドネ100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980くらい(6本セット@714円で購入)
(4)ビウラ100%(スペイン:バレンシア州:DOPウティエル・レケーナ:10)\680
(5)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきは強め、フチに小さな気泡が見られる

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:洋ナシ、モモ、蜜、レモン、ミネラル、炭酸、バタークリーム
香りの印象:開いている、第1アロマが強い、アロマティック品種の印象

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊かな
酸味:穏やかな、なめらかな、しっかりしている
バランス:ふくよかな、爽やかな
苦味:後味にしっかり残る
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
おだやかで、厚みがあるが、フルーツ感はチャーミング

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
若々しくて、力強さを持っている外観。
ラングドックのシャルドネか、デラウェア。

香りはアロマティック品種のような、果実感が強め。
印象としては、最初はイタリアっぽくて、その後、マスカットのイメージ。
落ち着いてくると、シャルドネっぽくなる。
ヴァニラの印象もあり、樽の影響もありそう。
丁寧に造られてる感じがあって、日本のデラウェアが候補。

味わいは、甘みをしっかり感じるタイプ。
柔らかく、飲みやすい。
ボリューム感を感じるが、口あたりは優しい。
後味にしっかりと苦味が残る。

シャルドネもプイィ・フュイッセくらいまで候補に入るか。

グラスに入れて、時間が経つと、香りがどんどん強くなってきた。

これはかなり悩むところ。

口に含んだ時の力強さはそれほど無いので、プイィ・フュイッセはいったん外す。

デラウェアと、ペイ・ドックのシャルドネの2つに絞る。

やはりシャルドネというよりはデラウェアの印象か。

ファイナルアンサーで、デラウェア
で、ブー

なんと、チリのシャルドネ、セミヨンでした。

【総評】
サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ セミヨン 2011
Alpaca Chardonnay Semillon 2011

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、セミヨン

リカーランドトップで、498円で購入。

シャルドネだけの印象じゃないし、何かフルーツ感が強めだと思ったら、セミヨンとのブレンドですね。

このワイン、プイィ・フュイッセまで候補に入れてしまったくらい、造りがしっかりしている印象です。
超コスパワインですね。

アルコール度が13%と高めなのに、それを感じさせない軽やかさが、ワンランクもツーランクも上の印象にしているのだと思います。

さすがにグラスに入れてだいぶ時間が経つと、ちょっと生臭さが出てきたり、力が落ちたりしますが、それにしてもワンコインでは十分は品質。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
500円は超えるけど、1000円まではいかない感じ、だそうです。
飲み進んでも印象が変わらないのと、ちょっとベタベタした甘さが、安さを感じるという評価。

確かに飲みやすくて美味しいけど、ずっと印象が変わらないというのは、若干飽きてくるポイントですね。

でも後味のフルーツ感もチャーミングで、ワンコインワインとしては文句のつけようがありません。

これはオススメです。

■Amazonへのリンク



■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)

2012/04/25

カーサ・スベルカソー カベルネ・ソーヴィニヨン 2011

カーサ・スベルカソー カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
カーサ・スベルカソー カベルネ・ソーヴィニヨン 2011
CASA SUBERCASEAUX CABERNET SAUVIGNON 2011

チリ:産地不明
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体

ローソンで、試し価格500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブルーベリー、薬箱、ミネラル、メントール、シダ、樹脂
香りの印象:やや閉じている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:なめらか、やや弱い
バランス:ライトで心地良い
タンニン分:サラサラとした、弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
ライトでカジュアル、気軽に楽しむ

【供出温度】
11-14度、15-18度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
チリカベにしては、ライトで繊細さを感じるまとまり。
ちょっとケミカルな香りが気になります。

コンビニで冷やして売っていたので、温度が低めなのも一因かもしれません。

味わいもライトで、ちょっとジュースっぽい感じ。
アルコール度も低めですね。

今日の晩御飯は、コンビニのトマトベーコンパスタ。
カベルネ・ソーヴィニヨンに合わせるには、ちょっと軽めのメニューだったか、と思ってたら、このワインはちょうどいいパワーバランスです。

ストリングチーズにも問題なし。

というか、このワイン、やっぱりジュースみたい。
というか、国産ワインみたい?

海外で造らせてる、国産ワインシリーズなのか?

角が取れすぎてて、ワインというよりは、ワイン風のアルコール飲料みたいになってます。

スイスイと飲みやすいので、平日に気軽に飲むにはいいのかもしれませんが、個人的にはちょっと・・

おつまみとか、チョコレートとかに合わせて飲むタイプのような感じです。

それにしても、やっぱり軽すぎるというか、人工的というか、工場的というか。

ワンコインでも、もう少しワインらしい方がいいですね。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2012/04/23

トーラ・カタラット 2010(ブラインドテイスティング:外す)

トーラ・カタラット 2010
(1)カタラット100%(伊:シチリア州:IGPシチリア:10)\1180くらい(6本セット@714円で購入)
(2)シャルドネ100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980くらい(6本セット@714円で購入)
(3)ビウラ100%(スペイン:バレンシア州:DOPウティエル・レケーナ:10)\680
(4)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、やや熟成感がある

【香り】
豊かさ:やや軽め
特徴:リンゴ、メロン、硫黄、ミネラル、ヴェジェタル、白い花、グリーン系のハーブ
香りの印象:落ち着いた、やや還元状態?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、収斂性がある
バランス:ドライな、力の抜けた
苦味:エグ味に近い
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー、ケミカル

【評価】
ワイン自体に力が無く、管理が悪く酸化しているような味わい

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
濃い、熟成感のある外観からは少し年数が経っている感じ。
でも2010年以前は無い。

香りは独特な果実感と硫黄の印象と、ローカル品種の印象。
ビウラか、カタラットが怪しい。

味わいは、バランスが悪く、ちょっと酸化した感じ。
これはちょっとシェリーにつながるようなクセを持っていて、スペインのテーブルワインって印象がある。

価格的には500円レベル。

ファイナルアンサーで、ビウラ
で、ブー

カタラットでした。

【総評】
トーラ・カタラット 2010
Tola Catarratto 2010

イタリア:シチリア州:IGPシチリア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カタラット100%

ヴィノスやまざきの通販で、6本セット4280円で購入(1本あたり714円)。
参考価格は、1180円。

このワイン、完全に外れだと思うのですが、微妙な酸化感が、和食に意外に合いました。

今日の晩御飯は親子丼。
さすがにワインじゃな、と思っていたら、日本のワインみたいな合い方をします。

フルーティさが少なめで、酵母のイメージが強いというか、まあハッキリ言うと地味な印象なので、悪くありません。
それこそ、お漬物でも合いそうな印象。

なんだろう、ワインじゃなくて、別のお酒みたい。
酸っぱくなった日本酒?

このワイン、美味しくないのですが、傷んでるって事では無さそうですね。
こういう味なんですね、きっと。

カタラットって今までも安いワインでは飲んだことがありますが、毎回印象が違うみたい。

今回のは酸っぱくてダメですね~。

ラベルの印象は良かったのですが。
ちょっと残念

カミさんの価格感は680円。
このワイン、酔わないね、という評価。
それは、あなたの問題では・・って感じもしますが、あまり好印象ではないようです。

これはさすがに勧められないかな。

シニアワインエキスパート試験受けてきました。


<※この記事は2012年受験の記事のため、現在の試験システムとは大分違いますのでご注意ください。>

いよいよシニアワインエキスパート試験日当日。
それほど緊張感も無いまま、一夜漬け状態で試験を受けてきました。

■会場のグランドプリンスホテル高輪に到着

早めにホテルに着いたのですが、開場前からフロアには多くの人が集まってきて、床に座り込んで、みな直前までお勉強。
みなさん有資格者なので、受かればラッキーくらいの気持ちかと思いきや、意外と緊張階あります。

会場は400名くらい入れそうなグランドプリンスホテル高輪の宴会場。
ワインエキスパートと同じ雰囲気ですね。
もう2回も受けてるので、慣れたものです。
( ̄^ ̄)>エッヘン

ちょっと余裕を取って席を配置してるので、200名くらいでしょうか。

机に出していいのは、筆記用具だけって何度も言われましたが、もちろん時計もOKです。
時計があるかないかで、ペース配分が全然違ってくるので、必ず持って行った方がいいですね。

■まずは白ワインが2種類

ワインエキスパート試験と違って、シニアの方は、先にデギュスタシオンがあります。

先に酒を入れてから筆記試験なんて、何か意図があるのかも。
( ̄ー ̄;)

まず最初に白が2つ出てきて、そこで試験がスタート。
残りのワインは試験中に出てくるシステムでした。

自宅のワインテイスティングでも、ずっと試験対策の項目でやってきたのでとってもスムーズ。
品種とアペラシオンの2項目は、自由記述方式になっています。

1つ目の白は明るい麦わら色。
香りはグレープフルーツのような爽やかな果実系で、ソーヴィニヨン・ブランに絞って、項目をチェック。

2つ目の白も一緒に進行します。

もう一つは色味の強いタイプ。
しかも香りはバターリィ。
いかにも典型的なシャルドネなので、その線で項目を選択。

最近の傾向からして、日本じゃないかと思っていたけど、選択肢にありません。

じゃあニューワールドで、アメリカかオーストラリアに絞りましたが、オーストラリアのアペラシオンが思い浮かばず、アメリカをチョイスして、アペラシオンはナパ・バレーを想定。

外観、香り、味わいと、項目チェックを進めていると、あれ?一つ目、ソーヴィニヨン・ブランじゃないみたい?
種の部分の香りが強くて、これはリースリング?

これは完全に違いそうなので、方針転換。

リースリングだとしたら、ドイツかアルザス?
ドイツって感じでも無いので、ここは王道でアルザス。

なかなかいい線でまとまったかも。 ( ̄ー ̄)ニンマリ

■赤は1種類

選び終わって、ホッと一息してる間もなく、赤ワインのデギュスタシオン開始。

明るめのルビーで、香りはなめし革やドライフルーツのような印象。
ガメイやサンジョヴェーゼと迷ったのですが、これは王道でピノ・ノワールで決定。
しかも、これはフランスではなくて、ニューワールド?

つい先日、オレゴンのピノ・ノワールセミナーやったばっかりだし、ここはウィラメット・ヴァレーのピノ・ノワールか!?
('ー') フフ これもなかなかいいチョイス。

ちょっと熟成感があるので、2008年にしておきました。

■4つ目は日本酒

驚いた事に4つめは日本酒。
すでにネタばらしがしてあって、特定名称、精米歩合、使用米、アルコール度、産地などを選択。

これはもう全くわからないので、一口飲んで、あとはヤマカン。

大吟醸で、精米歩合は60%、山田錦、アルコール度は18度くらい、産地は岩手。
震災応援関連で東北の酒が出るだろう、ってヤマをはりました。

でも、山田錦って東北でも使われてたっけ?と我ながらちょっと疑問??

■5つ目は琥珀色の酒精強化ワイン

5つくらいの選択肢があって、その中の1つが紹興酒。
さすがに紹興酒は分かるだろう、と香りを嗅いでみると、まったく紹興酒そのもの。

これは決まりと思ったら、飲んだら甘い。

ええ、じゃあ、これはポート?
ということで、ルビー・ポートを選択。

これもまったくのヤマカンというか、ルビー・ポートなんて飲んだこと無いような??
r( ̄_ ̄;)

ヤマカンだよりの部分もあって、スムーズに記述が終わり、時間を余らせて終了。
デギュスタシオンは、考えれば考えるほど外れていく、という今までの経験で、第一印象を大事に選んでみました。

■日頃のトレーニングが役立ちました

毎日のように試験用の項目を使ってテイスティングメモを取っていたので、かなりスピードアップしてチェックできましたね。

試験1ヶ月まえくらいから、地道に毎日のワインをテイスティングチェックしておくと、当日焦らずに出来ていいですね。

筆記試験が控えているので、ほとんど飲まず、ほぼ香りで決めた感じです。

■ほんのり酔っ払って、筆記試験突入

なるべく口に含まないようにしていたものの、5種類テイスティングしたら、ほんのり良い感じになりますね。

10分休憩があって、トイレにいかせてもらえたので、落ち着いて取り組めました。

分かるところと、まったく分からないところに集中して、悩むところは飛ばして一気に回答。
85問の3分の2くらいを終えたのが、開始後10分くらい。

意外とヤマがあたっていた事もあって、ちょっと簡単?って感じでしたが、ヨーロッパ系のマイナーな国が多く出ていて、そこが勝負の分かれ目になりそうです。

残してあった、悩む問題も一通り終わらせて、残り30分。

時間がたっぷり余ったので、あらためて問題を読み直してみると勘違いしてるところが多く、答えをかなり変更しました。
やはりスピーディに回答して、時間に余裕を残して良かった。

基本マークシートですが、自由筆記も意外に多かったですね。

いままでは問題用紙も回収されてましたが、今回からお持ち帰りになりました。
自己採点しても合格してるかどうか分かりませんが、何点取れたか、確認してみよう。

■シニアワインエキスパート試験を受けてみて

合格するかどうかは分かりませんが、今回シニアワインエキスパート試験受けて良かったと思ってます。

日々、スポット的に入ってくる情報なども、総合的に繋がって意外な発見があったり、曖昧に覚えている名称をしっかり確認出来たり、やはり基本は大事ですね。

定期的に試験受けたいな、って思ったくらい。

不合格だったら、また来年受けてみたいと思っています。
受験料は高いけど・・・ (-ω-;)

■デギュスタシオン結果

さっそく、本日デギュスタシオン試験の答えが出ていたので、ソムリエ協会ホームページにアクセス。

ちょっと自信があったのですが、答えをみて愕然。。。 ( ̄▽ ̄;)!!

(1)白ワイン スペイン:アルバリーニョ:リアス・バイシャス:2010
(2)白ワイン オーストラリア:シャルドネ:ビクトリア:2008
(3)赤ワイン アメリカ:ジンファンデル:ナパ・ヴァレー:2007

ああああ・・アルバリーニョって・・
これ当たった人いたら、ものすごいですね。

唯一、ピッタリ当たっていたのは、シャルドネだけ。

デギュスタシオン試験は品種・銘柄当てでは無いので、各項目の選択が当たっていたら合格の可能性もありますが、やはり品種と生産国を外すとガッカリしますね~。

くそー、来年リベンジだ!

■関連リンク

シニアワインエキスパート合格しました!

シニアワインエキスパートの認定バッジが届きました!

イーエックスワイン 品種別ハーフセット

ワインエキスパート二次試験用の資料(テイスティングシート)

2012/04/21

ロランジュレ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

ロランジュレ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980くらい(6本セット@714円で購入)
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(5)カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\900くらい(6本セット@714円で購入)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックチェリー、チョコレート、たばこ、杉、樹脂、シナモン、硫黄
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:フレッシュな、強め
バランス:薄いボディで、角ばっている
タンニン分:ザラッとした、収斂性がある
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー、スパイシー

【評価】
強さがあるが、ボリューム感がなく、口あたりが悪い

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
青みの強い紫のフチで、ほとんど透明感が無い感じはチリカベのイメージ。
若々しいので、2010年が候補。

香りは、濃厚な果実感で、茎のような青っぽさが強い。
カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。

味わいはちょっと新酒っぽい、ワインになりかけくらいのイメージ。
カルメネールでは無さそうなので、カベルネ・ソーヴィニヨンの2つに絞る。

シラーが入っているかどうかがポイント。

カベルネ・ソーヴィニヨンの強いクセだけを抽出したようなまとまりなので、シラーは入ってないかな。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン100%
で、ピンポン

ちょっと絞りすぎちゃった感のある、カベルネ・ソーヴィニヨンです。

【総評】
ロランジュレ・カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
L'ORANGERAIE CABERNET SAUVIGNON 2010

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%

ヴィノスやまざきの通販で、6本セット4280円で購入(1本あたり714円)。
参考価格は、980円。

カミさんに価格感を聞いたら、「ラベルの感じは1500円くらいかと思ったけど、味は1200円くらいかな。」という意外と上の評価。

確かに、雑で荒い感じのまとまりですが、ワインとしては一定レベルを超えてるのかも。

香りも生っぽさがあって良くないし、雑味も多くて、あまり感心しない味わいですが、ワインとしてのベースはしっかりしてる?

晩御飯は、鶏のトマト煮込み。
ワインの欠点を食事がおぎなってくれる形で良く合いました。

食事によっては美味しく飲めるタイプですが、全体的に荒っぽい感じの印象なのであまりおすすめは出来ません。

テラ・マター パッソ・デル・ソル ソーヴィニヨン・ブラン 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

テラ・マター パッソ・デル・ソル ソーヴィニヨン・ブラン 2010
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(3)カタラット100%(伊:シチリア州:IGPシチリア:10)\1180くらい(6本セット@714円で購入)
(4)シャルドネ100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980くらい(6本セット@714円で購入)
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\900くらい(6本セット@714円で購入)

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきは弱め、小さな気泡が多く付着

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カリン、洋ナシ、火打石、ヴァニラ、クリーム、ミネラル、バター、白い花
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:シャープな、爽やかな
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:穏やかな
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
すっきりとシャープな味わい

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【判定】
淡くて、輝きが強め、若々しい外観からは、ソーヴィニヨン・ブランが候補。

香りは、ちょっと厚みのあるフルーツ系で、シャルドネっぽいが、落ち着いてくるとやや青草香が出てくる。
南国系よりも柑橘系のフルーツの印象が強くなってくる。

味わいはスレンダーでシャープ。
後味の酸味の残り方もソーヴィニヨン・ブランっぽい。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

最初はシャルドネっぽかったんですけどね。

【総評】
テラ・マター パッソ・デル・ソル ソーヴィニヨン・ブラン 2010
TerraMater Paso del Sol Sauvignon Blanc 2010

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン主体

ヴィノスやまざきの通販で、6本セット4280円で購入(1本あたり714円)。
参考価格は、900円。

ちょっと蜜のような香りを持っていたりして、他の品種もちょっと入ってそうなソーヴィニヨン・ブランです。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
可もなく不可もなく、って感じ、だそうです。

今日の晩御飯は、鶏のトマト煮込みとミモザサラダ。

玉子を乗せたミモザサラダには良く合いました。
鶏のトマト煮込みにもそこそこ問題なし。

あまり食事の種類を気にせず飲めるタイプですね。

ミックスナッツやドライフルーツにも良く合います。

ちょっとラムネっぽい香りが気になるかな。

ソツなくまとまってて、安定感がありますね。
1000円弱だったら買って損は無いのではないでしょうか。

2012/04/20

ドゥニ・シャルパンティエ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009

ドゥニ・シャルパンティエ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009
ドゥニ・シャルパンティエ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009
DENIS CHARPENTIER BOURGOGNE PINOT NOIR 2009

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

肉のハナマサで、980円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:ほんのりオレンジがかった、ルビー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚い」
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:やや熟成した、色づきは弱い

【香り】
豊かさ:やや控えめ
特徴:赤い果実、なめし革、燻製肉、血液、ドライフラワー、ドライフルーツ、バラ、メントール
香りの印象:やや閉じている、少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:柔らかいが強い
バランス:流れるような、軽い
タンニン分:サラサラした、収斂性がある
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー、フローラル

【評価】
軽い飲みくちながら、ボディはしっかりしている、熟成段階に入っている

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ライトで、ドライ、それでいて、締まっている印象。
芯の強さがあります。

膨らみやフルーティさは少なく、シャープでキュッと締まった味わい。

ワインだけで飲んでると、だんだん口が渋酸っぱくなってくるようなタイプですね。

見た目はかなり明るくて、クラレットくらい。

最初のアタックは拍子抜けするくらい軽いけど、あとからしっかりと強さが出てきます。

コンビニのミネストローネのスープパスタに合わせると、ピノ・ノワールのプライドがちょっと顔を出す感じ。

ランクが違うというか、レベルが違うというか、もうちょっとちゃんとした料理に合わせてよ、みたいな声が聞こえますね。

やっぱり鶏のトマト煮込みくらいが合いそうです。
ちょっと味わいに深みがある食材の方が、フィットしそうですね。

ストリングチーズだとしぶしぶ合う感じ?

ドゥニ・シャルパンティエのシャルドネも美味しかったけど、ピノ・ノワールも期待に十分応えてくれました。

軽い飲みくちだけど、これで980円は良心的だと思います。

ただ、ピノ・ノワールらしい、神経質さを持っているので、好き嫌いはありそう。

軽めのバランスなので、合わせる料理は広そうです。
鶏肉とトマトの組み合わせは多分バッチリ。
牛肉、鶏肉の中華系とかも合いそう。

ちょっと辛い料理も合うかな。

チョコレートはさすがに負けてしまいました。
渋みが強調されてダメみたいです。

平日でも、ちょっといいワイン飲みたい気分の時にはいいのではないでしょうか。

■関連リンク(肉のハナマサのワイン)

2012/04/19

セブンプレミアム ボルドー 赤 2009

セブンプレミアム ボルドー 赤 2009
セブンプレミアム ボルドー 赤 2009
ジュール・ルベーグ ルージュ 2009
JULES LEBEGUE ROUGE 2009

フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン

セブンイレブンで、798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:落ち着いた色調のガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた、やや明るい

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:スミレ、赤い果実、硫黄、燻製肉、樹脂、シダ、ケミカル
香りの印象:やや閉じている、少し熟成感がある

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:やや尖った、強め
バランス:強さのある、突出した
タンニン分:強い(突出した)、収斂性がある
余韻:やや長め

【フレーヴァー】
アルコール感のある、ドライな

【評価】
強さのある、やや力の落ちた

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む直前

【総評】
最初のふっと、スミレのような香りがあって、ちょっと期待したのですが、そのあとはイマイチ。

やけに辛くて硬質で、けんけんした感じのバランス。
ケミカルな感じもちょっと気になります。

でも後味はいいみたい。

食事に合わせるとどうなるかですね。

ワインだけで飲むと、どんどん苦味が溜まってくる感じ。
渋みと言うよりはアクのような苦味が気になるタイプですね。
ブドウ絞りすぎちゃったって感じ?

野菜カレーと合わせると、赤玉パンチみたいな味になってしまいました。

生っぽいブドウ感ですね。
でも、何でしょうか?悪くない?

食事と合わせるとグイグイ進みます。

水がわりみたいに飲んでしまうかも。

温度低めで、グイグイいくのがいいかもしれません。

ボルドーって名前でついつい温度高めの方がいいかと思うけど、価格帯としては、冷やして飲むくらいのレベルって事ですかね。

いや、カレーがケミカルさを消してくれてるから合うのかも。

ワインだけになったら、苦くて辛い?

とても限定的に美味しい飲み方はありそうだけど、普通の飲むにはちょっと勧められないかもしれませんね。

最後まで苦味と、ケミカルな印象が気になってしまいました。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2012/04/18

フロンテラ ソーヴィニヨン・ブラン NV(ブラインドテイスティング:当てる)

フロンテラ ソーヴィニヨン・ブラン NV
(1)シャルドネ100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980くらい(6本セット@714円で購入)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:産地不明:NV)\698
(3)ビウラ100%(スペイン:バレンシア州:DOPウティエル・レケーナ:10)\680
(4)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、火打石、ミネラル、硫黄、バタークリーム、レモン、グリーン系のハーブ、青草香
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、シャープな
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:穏やかな
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
かなり淡い外観からは、ソーヴィニヨン・ブラン。

香りは、グレープフルーツや青草香があって、いかにもソーヴィニヨン・ブランって感じ。

口あたりは軽めでスレンダー。
シャープな酸味がこれまたいかにもソーヴィニヨン・ブラン。
しかもほんのり甘みとフルーティさがニューワールド。

ファイナルアンサーで、チリのソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

とても分かりやすいソーヴィニヨン・ブランです。

【総評】
フロンテラ ソーヴィニヨン・ブラン NV
FRONTERA SAUVIGNON BLANC NV

チリ:産地不明
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン主体

グルメシティで、698円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
まあ、だいたいそんな感じですね。

今日の晩御飯はサバの味噌煮。
そんなに悪くないけど、まあ、合うとはいえない感じ。
レモンっぽい酸味なので、ちょっと尖ってる印象です。

炒り豆腐にあわせてみると、サバの味噌煮よりは合うけど、やっぱりワインが浮き気味。
日本の家庭料理に合わせる、ってコンセプトじゃないので、そこはしょうがないでしょうね。

食事が終わって、おつまみでアーモンドと合わせてみるとバッチリちょうど合いました。
ドライフルーツにも合わせてみると、完全に負けてしまうけど、爽やかさが際立って、美味しい感じ。

飲み会メニューとしてはいい組み合わせですね。

やっぱりナッツがいいみたいですね。
脂分がちょっとある方が馴染みます。

辛さが強いんですね。
後味がとにかく辛い感じ。

安いワインなので、そんなに文句も言えないけど、後味が若干重い感じがします。
ワインだけで飲んでると、食べ物が欲しくなりますね。

ただ、この価格のソーヴィニヨン・ブランってあまり例がないかも。

ちょっと気になる部分はありますが、コストパフォーマンスは高いと思います。

合わせるとしたら、カルボナーラ、魚のフライ、って感じ?

ただ、このシリーズのシャルドネにはちょっと負けてる感がありますかね。

■関連情報(フロンテラ)

2012/04/15

モンシェール 赤 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

モンシェール 赤 2008
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(4)フェテアスカ・ネアグラ(ルーマニア:IGデアルリレ・フシウルイ:08)\880
(5)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、黒っぽい、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、プルーン、干しプラム、メントール
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:やや尖った、強め
バランス:軽くて、個性的、
タンニン分:強い(突出した)、収斂性がある
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー、華やかな

【評価】
フルーティ(熟した)

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しいが、やや落ち着いた色調。
ちょっと普通と違う印象がある。

香りは、若さがあるが、独特なプルーンのような、干しプラムのような印象があり、品種の香りの印象。
熟成したサンジョヴェーゼに良くある感じ。
とても個性的なので、グローバル品種では無さそう。

味わいは、軽めながら、タンニンがキツく、ヨーロッパ的。
このなかでは、飲んだことが無い、ルーマニアのワインのような気がする。

少なくとも、グローバル品種ではなく、スペインのワインでも無いと思われる。

ファイナルアンサーで、フェテアスカ・ネアグラ
で、ピンポン

なかなか個性的な味わいですね。

【総評】
モンシェール 赤 2008
Monser Feteasca Neagra 2008

ルーマニア:IGデアルリレ・フシウルイ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:フェテアスカ・ネアグラ

イトーヨーカドーで、880円で購入。

力の無い品種でボディは軽め。
とても個性的な、プルーンのような加熱した果実の香り。
ちょっと紹興酒みたいな、熟して酸っぱい感じの味わいです。

タンニンが強めで、とても飲みやすいとは言えないまとまりだけど、結構これ好きかも。

今日の晩御飯は餃子。
何も付けないと、まあそこそこ合いますが、酢醤油を付けてしまうとワインの酸味が際立ってダメみたい。

このワイン、酸がポイントになりそうですね。

カミさんに価格感を聞いたら、880円でドンピシャ。
ブドウを絞りすぎてるような雑味とか、造りが荒っぽい感じがあるけど、でも悪くなくって、魅力を持ってる、という評価。

雑に感じる部分もあるけど、これは品種の個性のような気がします。
青っぽい感じが強いんでしょうね。

アーモンドやカシューナッツに合わせても、後味の酸がちょっと気になります。
何が合うのでしょうね。

一般的な美味しさを持っているワインではありませんが、いろいろ試してみたい人は、一度飲んでみると良いのでは。

2012/04/14

セント・ハレット タティアラ ロゼ NV

セント・ハレット タティアラ ロゼ NV
セント・ハレット タティアラ ロゼ NV
St Hallett Tatiara Rose NV

オーストラリア原産:日本でボトリング
アルコール度:11%
ブドウ品種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、グルナッシュ

グルメシティで、880円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強い
色調:赤味の強い、ちょっと暗いロゼ
濃淡:ロゼとしては濃い
ディスク:やや薄め
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、良く熟した

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い花、ミネラル、ケミカル、なめし革、薬箱、消毒用アルコール、赤い果実
香りの印象:閉じた印象、ケミカルさが強め

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:穏やか、フレッシュ
バランス:スリムな、フレッシュ、心地良い
タンニン分:弱め、サラサラした
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュ)、スパイシー

【評価】
優しく、フルーティ、気軽に楽しむ

【供出温度】
8-10度、11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
鮮やかな色調の、赤味の強いロゼ。
シンプルな色調で、フルーツゼリーのような外観です。

香りは薬品っぽさが強いですね。
まだ閉じているのか、SO2が多いのか?
グリーン系のハーブの印象が、ギリギリケミカルになっている感じもあります。

まあ、そのうち落ち着くかも。

口あたりは意外と弱めで、ちょっと頼りない感じ。
ほんのり甘みもあって、飲みやすいタイプです。

アルコール度はやや抑えてあって、ちょっとワインカクテルや、ジュースで割ったワインのような印象。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円と高評価でした。

今日の晩御飯はたけのこご飯と、若竹煮。
案の定、見事に合いません。

香りが強めなので、和食には合わせにくいですね。

アーモンドやカシューナッツにはピッタリ合いました。

ワインだけでも気軽に飲めて、普段飲みに良さそうなタイプです。

ただ、ワインしては、ちょっと物足りない感は否めないでしょうか。

2012/04/13

アルメンターノ・プリウス ガルガネーガ NV(ブラインドテイスティング:当てる)

アルメンターノ・プリウス ガルガネーガ NV
(1)ビウラ100%(スペイン:バレンシア州:DOPウティエル・レケーナ:10)\680
(2)ガルガネーガ(伊:ヴェネト州:IGPヴェネト:NV)\680
(3)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきは弱め、小さな気泡が多く付着

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:洋ナシ、メロン、白い花、酵母、アルコール、澱
香りの印象:開いている、第2アロマが強い、やや還元状態?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:穏やかな、なめらかな
バランス:ふくよかな、ややアルコールが浮いた
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
醸造由来の香りが強め

【評価】
軽めだが、厚みをもっていて、深みがある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
少し淡めで、気泡がたくさんつく感じはイタリア。

香りは、酵母や澱、アルコールが強い。
還元状態なのか、キャベツっぽい香りもある。
チューインガムやキャンディっぽい甘い感じもあって、このあたりはイタリアっぽい。

飲みくちは柔らかくて穏やかだが、ちょっと独特の酸化したような酸味があって、このあたりはガルガネーガの印象がある。

ファイナルアンサーで、ガルガネーガ
で、ピンポン

クセのある味わいで、好き嫌いが分かれそうですね。

【総評】
アルメンターノ・プリウス ガルガネーガ NV
ARMENTANO PRIUS GARGANEGA NV

イタリア:ヴェネト州:IGPヴェネト
アルコール度:11%
ブドウ品種:ガルガネーガ主体、トレッビアーノ

イトーヨーカドーで、680円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、680円でドンピシャ。
このワイン、ちょっと酸化してるね、という感想でした。

確かに酸化してる感はあるのですが、管理が悪かったみたいな印象はありません。
ガルガネーガってちょっと酸化してるような、すえた感じの味わいを持っているので、これはこのワインの個性ですね、きっと。

ひと昔前の、酸っぱいテーブルワインって感じで、ヨーロッパらしさがあります。

ドライで、フルーティさは控えめで、酵母とかアルコールの印象が強めです。

ガルガネーガか、トレッビアーノかの独特な個性的な酸っぱい感じを持っていますが、個人的には嫌いじゃないですね。何となく良さを感じます。

今日の晩御飯は豚肉の柳川風と、揚げシュウマイ。

揚げシュウマイには、ビールっぽい合い方で、なかなか良い感じ。
豚肉の柳川風も、まあ、特に問題なし。

このワイン、つまみ無しでも結構平気です。
抑えたフルーツ感ですが、残る余韻が良いのかも。

若干680円は高いかなという気はしますが、酸っぱいワインでも平気で飲める人には、まあオススメです。

2012/04/12

アドロ 赤 NV (2012年購入)

アドロ 赤 NV
アドロ 赤 NV
ADORO VINO TINTO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

デリドで、568円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:ルージュ、ガーネット
濃淡:やや淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや弱い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、明るさのある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ブルーベリー、チェリー、シナモン、樹脂、メントール、キャンディ
香りの印象:開いている、雑味が多い

【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖が多い
酸味:シャープ、強め
バランス:フレッシュな軽い
タンニン分:後味に強く残る
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)

【評価】
軽くてカジュアルなまとまり、気軽に楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
果実のフレッシュ感が強く残っていて、残糖も多めですね。
ワインになりかけの、ちょっと新酒っぽい印象があります。

香りはやや雑味があるかも。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のビーフカレー。

合わせてみると、ワインが完全に負けて、フレッシュ感だけが残ります。
口をサッパリしてくれる感じで悪くないですね。

ジュースっぽいけど、甘さが出てこないので、食事との相性はいいみたい。

ただ、水がわりに飲んでしまうので、ワインがどんどん無くなってしまいます。

食事が終わって、おつまみにチーズスナックに合わせてみると、まあ普通の飲み会っぽい合い方をします。

でもスナックくらいだと、ワインのジュースっぽさが気になりませんね。
カレーだと強すぎるので、ミートソースのパスタくらいだと丁度いいのかも。

でも、全体のまとまり感は、568円だとちょっと高い感じがあります。

何でしょうね?
古いワインが混ざってるような、妙な熟成感があって、香りもちょっと生っぽいかな。

個人的にはリピートしないタイプですね。

■関連リンク

アドロ 白 NV(2014年購入)

2012/04/10

メルシャン エブリィ 赤 NV(ブラインドテイスティング:当てる)

メルシャン エブリィ 赤 NV
(1)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(3)フェテアスカ・ネアグラ(ルーマニア:IGデアルリレ・フシウルイ:08)\880
(4)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820
(5)品種不明(日本:NV)\598

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブラックベリー、タバコ、血液、燻製肉、シダ、丁子
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):果実由来の
酸味:なめらかな、円みのある
バランス:心地良い、流れるような
タンニン分:軽い、サラサラとした
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー、フレッシュな

【評価】
ライトでカジュアル、気軽に楽しむ

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
ちょっと濁った濃い感じは、オーガニック系というよりは、安いワインの感じ?
輝きも弱く、理由はよく分からないが、国産ワインの印象。

香りは、わりとしっかりしていて、濃縮感のある果実感とグリーン系のカベルネの印象がある。
ただ、ちょっと抜けた感じもあって、ペイ・ドックというよりは、やはり国産の感じがする。
ブレンドっぽいというか。
時間が経つと若干水っぽさが出てくる。

味わいは、ライトでスムーズ、まるでジュース。
工場で造られたワインって印象。
ものすごく角がとれている。

ファイナルアンサーで、国産ワイン
で、ピンポン

すっきりと飲みやすいデイリーワインです。

【総評】
メルシャン エブリィ 赤 NV
Mercian every Red NV

日本:輸入ワイン・輸入果汁使用
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

グルメシティで、598円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、680円でわりと高評価。
悪くない、という感想でした。

ワインというよりは、ワイン風飲料って感じもするけど、飲みやすいのは確かですね。

国産ワインの頂点を目指した感じ?
香りも国産ワインのなかでは、トップだと思います。

すっきりと飲みやすい味わいなので、固定ファンが出来そうですね。

ただ、598円の価格帯って、チリとかスペインの美味しいのが結構あるので、そことの勝負は厳しいですね。

今日の晩御飯は、豚の生姜焼き。
まさにこのワインがターゲットとする家庭料理じゃないでしょうか。

合わせてみると、ご飯食べながらでもまあ、気にならずに合うって感じ。

昨日の残りの、ひき肉カレーに合わせると、ワインが完全に負けて、ジュースっぽい甘さだけ残ってしまいます。
このワイン、食事と合わせると、ちょっとジュースっぽさが強すぎるかも?

ワインだけで飲んでるとだんだんつまらなくなってきますね。
単調で、変化がないし、深みもない。
その点はやっぱり国産ワインかな。

たっぷり飲むワインではなくて、一日にちょっとだけ、数杯飲むようなタイプなのかもしれません?

スクリューキャップだし、冷蔵庫に入れておくと、数日持ちそうな感じです。
(試してませんが・・)

メルシャンビストロからランクアップしたければ、このワインでしょうか。

個人的にもまた買う機会がありそうなワインです。

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メルシャン エブリィ 白 NV

2012/04/09

ワインラベルコレクション その5

コノスル・オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール 2010
チリ:マイポ・ヴァレー
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール
参考価格:980円
モン・トッシュ フィトゥー 2006
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:AOPフィトゥー
ブドウ品種:カリニャン、グルナッシュ、シラー
参考価格:1280円
ブラックタワー クラシック・リースリング 2009
ドイツ:ファルツ地方
ブドウ品種:リースリング
参考価格:1140円


アモーレ・ミーオ・ビアンコ NV
イタリア:ロンバルディア州:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ
ブドウ品種:トレッビアーノ、ガルガーネガ、、ピノ・ブラン
参考価格:670円
B&G サンセール 2006
フランス:ロワール地方:AOCサンセール
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
参考価格:2680円
マアジ モデッロ・デッレ・ヴェネツィエ 2009
イタリア:ヴェネト州:IGTデッレ・ヴェネィエ
ブドウ品種:コルヴィーナ、ラボッソ
参考価格:980円


チャカナ ソーヴィニヨン・ブラン 2010
アルゼンチン:メンドーサ地方
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
参考価格:880円
ライセス シラー レゼルバ 2002
スペイン:DOバルデペーニャス
ブドウ品種:シラー
参考価格:1280円
レゼルヴァ・ドス・アミーゴス 2007
タイプ:スパークリング白
ポルトガル:リスボア地方
ブドウ品種;アリント、フェルナン・ピエス


ベル・リーヴ ブラン 2009
フランス:地理的表示なし
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、クレレット
参考価格:580円
シャトー・ド・カマンサック 2006
フランス:ボルドー地方:AOCオー・メドック グラン・クリュ
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%
参考価格:3080円
エゴット トレッビアーノ ルビコーネIGT
イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:IGTルビコーネ
ブドウ品種:トレッビアーノ
参考価格:950円

ワインラベルコレクション その4

シャトー・メルシャン アンサンブル 萌黄 2009
日本:山梨県
ブドウ品種:シャルドネ(福島、長野)、甲州(山梨)
参考価格:1350円
シュシュ ピンク NV
原産国:EU
ブドウ品種:スペイン産トレパット種85%、テンプラニーリョ15%
タイプ:発泡性
参考価格:500円
ポルタ・ダ・ラベッサ 白 2010
ポルトガル:DOCアレンテージョ
ブドウ品種:ロウペイロ、フェルナン・ピエス、アリント
参考価格:680円


シャトー・オー・ラヴィニョー 2000
フランス:ボルドー地方:AOCサン・テミリオン
ブドウ品種:メルロー主体
参考価格:2180円
シャトー・ラ・グラーヴ 2008
フランス:ボルドー地方:AOCボルドー
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー20%、マルベック10%
参考価格:780円
ラ・キュベ・ミティーク ブラン 2007
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
ブドウ品種:ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ、グルナッシュブラン
参考価格:1800円くらい


ソリア バルバレスコ 2007
イタリア:ピエモンテ州:DOCGバルバレスコ
ブドウ品種:ネッビオーロ
参考価格:1880円
ロス・ヴァスコス ロゼ 2010
チリ:セントラル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
参考価格:1380円
テラ・プラナ 2006
ポルトガル:アレンテージョ地方
ブドウ品種:アラゴネス、アルフロシェイロ、アリカンテ・ブーシェ
参考価格:1380円


バックハウス シャルドネ 2010
アメリカ:カリフォルニア州
ブドウ品種:シャルドネ
参考価格:980円
ヴィーニョ・ヴェルデ・ムラーニャ 2009
ポルトガル:ミーニョ地方:DOCヴィーニョ・ヴェルデ
ブドウ品種:アルヴァリーニョ、トラジャドゥーラ
参考価格:1080円
シャトー・ラ・ジョンカード 赤ラベル 2000
フランス:ボルドー地方:AOCコート・ド・ブール
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロー20%、カベルネ・フラン5%
参考価格:3700円

2012/04/08

ワインラベルコレクション その3

ロス・ヴァスコス シャルドネ 2010
チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー
ブドウ品種:シャルドネ
参考価格:1280円
メモリーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2010
チリ:セントラル・ヴァレー
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体
参考価格:580円
復刻版 シルビア・ドライ 白 NV
日本:輸入ワイン・国産ぶどう使用
ブドウ品種:セミヨン、シャルドネ、甲州、ソーヴィニヨン・ブラン
参考価格:900円


シャトー・メイヌ・レイノー 2006
フランス:ボルドー地方:AOCサンテミリオン・グラン・クリュ
ブドウ品種:メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン
参考価格:1699円
ル・プサン・ローズ 2010
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック
ブドウ品種:グルナッシュ95%、シラー5%
参考価格:900円
ロンボ 赤 2010
イタリア:モリーゼ州:IGTオスコ
ブドウ品種:モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ
参考価格:580円


コトー・デュ・ラングドック ルージュ 2010 ドメーヌ・サン・ジャン・ラヴァル
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:AOCコトー・デュ・ラングドック
ブドウ品種:シラー50%、グルナッシュ・ノワール50%
参考価格:1250円
KOBE セイベル&リースリング NV
日本:兵庫県:神戸市
ブドウ品種:神戸産セイベル、神戸産信濃リースリングなど
参考価格:980円
シャトー・メルシャン アンサンブル 藍茜 2009
日本:山梨県:甲州市
ブドウ品種:長野産メルロー、山梨産マスカット・ベーリーA およびベリー・アリカントA
参考価格:1350円


ムルソー メゾン・サン・ニコラ 2009
フランス:ブルゴーニュ地方:AOCムルソー
ブドウ品種:シャルドネ
参考価格:3200円
KOBE カベルネ&メルロー NV 神戸みのりの公社
日本:兵庫県
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(神戸産)
参考価格:980円
ファットリア・ラヴァッキオ アルベッジョ ロザート 2009
イタリア:トスカーナ州:IGTトスカーナ
ブドウ品種:シラー
参考価格:1050円

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