2012/04/23

トーラ・カタラット 2010(ブラインドテイスティング:外す)

トーラ・カタラット 2010
(1)カタラット100%(伊:シチリア州:IGPシチリア:10)\1180くらい(6本セット@714円で購入)
(2)シャルドネ100%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\980くらい(6本セット@714円で購入)
(3)ビウラ100%(スペイン:バレンシア州:DOPウティエル・レケーナ:10)\680
(4)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、やや熟成感がある

【香り】
豊かさ:やや軽め
特徴:リンゴ、メロン、硫黄、ミネラル、ヴェジェタル、白い花、グリーン系のハーブ
香りの印象:落ち着いた、やや還元状態?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:シャープな、収斂性がある
バランス:ドライな、力の抜けた
苦味:エグ味に近い
アルコール:やや弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー、ケミカル

【評価】
ワイン自体に力が無く、管理が悪く酸化しているような味わい

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
濃い、熟成感のある外観からは少し年数が経っている感じ。
でも2010年以前は無い。

香りは独特な果実感と硫黄の印象と、ローカル品種の印象。
ビウラか、カタラットが怪しい。

味わいは、バランスが悪く、ちょっと酸化した感じ。
これはちょっとシェリーにつながるようなクセを持っていて、スペインのテーブルワインって印象がある。

価格的には500円レベル。

ファイナルアンサーで、ビウラ
で、ブー

カタラットでした。

【総評】
トーラ・カタラット 2010
Tola Catarratto 2010

イタリア:シチリア州:IGPシチリア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カタラット100%

ヴィノスやまざきの通販で、6本セット4280円で購入(1本あたり714円)。
参考価格は、1180円。

このワイン、完全に外れだと思うのですが、微妙な酸化感が、和食に意外に合いました。

今日の晩御飯は親子丼。
さすがにワインじゃな、と思っていたら、日本のワインみたいな合い方をします。

フルーティさが少なめで、酵母のイメージが強いというか、まあハッキリ言うと地味な印象なので、悪くありません。
それこそ、お漬物でも合いそうな印象。

なんだろう、ワインじゃなくて、別のお酒みたい。
酸っぱくなった日本酒?

このワイン、美味しくないのですが、傷んでるって事では無さそうですね。
こういう味なんですね、きっと。

カタラットって今までも安いワインでは飲んだことがありますが、毎回印象が違うみたい。

今回のは酸っぱくてダメですね~。

ラベルの印象は良かったのですが。
ちょっと残念

カミさんの価格感は680円。
このワイン、酔わないね、という評価。
それは、あなたの問題では・・って感じもしますが、あまり好印象ではないようです。

これはさすがに勧められないかな。

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