2012/04/13

アルメンターノ・プリウス ガルガネーガ NV(ブラインドテイスティング:当てる)

アルメンターノ・プリウス ガルガネーガ NV
(1)ビウラ100%(スペイン:バレンシア州:DOPウティエル・レケーナ:10)\680
(2)ガルガネーガ(伊:ヴェネト州:IGPヴェネト:NV)\680
(3)シャルドネ、セミヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:11)\498

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきは弱め、小さな気泡が多く付着

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:洋ナシ、メロン、白い花、酵母、アルコール、澱
香りの印象:開いている、第2アロマが強い、やや還元状態?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:穏やかな、なめらかな
バランス:ふくよかな、ややアルコールが浮いた
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
醸造由来の香りが強め

【評価】
軽めだが、厚みをもっていて、深みがある。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
少し淡めで、気泡がたくさんつく感じはイタリア。

香りは、酵母や澱、アルコールが強い。
還元状態なのか、キャベツっぽい香りもある。
チューインガムやキャンディっぽい甘い感じもあって、このあたりはイタリアっぽい。

飲みくちは柔らかくて穏やかだが、ちょっと独特の酸化したような酸味があって、このあたりはガルガネーガの印象がある。

ファイナルアンサーで、ガルガネーガ
で、ピンポン

クセのある味わいで、好き嫌いが分かれそうですね。

【総評】
アルメンターノ・プリウス ガルガネーガ NV
ARMENTANO PRIUS GARGANEGA NV

イタリア:ヴェネト州:IGPヴェネト
アルコール度:11%
ブドウ品種:ガルガネーガ主体、トレッビアーノ

イトーヨーカドーで、680円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、680円でドンピシャ。
このワイン、ちょっと酸化してるね、という感想でした。

確かに酸化してる感はあるのですが、管理が悪かったみたいな印象はありません。
ガルガネーガってちょっと酸化してるような、すえた感じの味わいを持っているので、これはこのワインの個性ですね、きっと。

ひと昔前の、酸っぱいテーブルワインって感じで、ヨーロッパらしさがあります。

ドライで、フルーティさは控えめで、酵母とかアルコールの印象が強めです。

ガルガネーガか、トレッビアーノかの独特な個性的な酸っぱい感じを持っていますが、個人的には嫌いじゃないですね。何となく良さを感じます。

今日の晩御飯は豚肉の柳川風と、揚げシュウマイ。

揚げシュウマイには、ビールっぽい合い方で、なかなか良い感じ。
豚肉の柳川風も、まあ、特に問題なし。

このワイン、つまみ無しでも結構平気です。
抑えたフルーツ感ですが、残る余韻が良いのかも。

若干680円は高いかなという気はしますが、酸っぱいワインでも平気で飲める人には、まあオススメです。

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