<2017年8月22日>
2016年の二次試験結果発表では、選択項目までは開示されませんでした。
出題された品種のみですので、これはまた別途お知らせします。
どのような選択項目が出されたかは不明ですね~。
大きな変更は無いとは思いますが、最新の情報はワインスクールなどに行った方が良いかもしれません。
<2016年8月27日>
2015年度二次試験で使われたテイスティングシートのスマホ版を作ってみました。
いつでもどこでも二次試験の練習ができますね。
まあ、ワインバーのような照明が暗くて賑やかな場所でのテイスティングの練習は、なかなか難しいとは思いますが。
プリントして使いたい方は下のPDF版をお使いください。
・白ワイン・テイスティング用語選択用紙
・赤ワイン・テイスティング用語選択用紙
<2016年8月21日>
2015年の二次試験解答を反映してテイスティングシートをアップデートしました。
練習用テイスティングシート:解答編(PDFファイル)
最後に空のテイスティングシートがありますので、練習用にお使いください。
2015年にソムリエ協会が公開したテイスティングシートを元にしていますので、2016年の二次試験が同じ項目かどうかは分かりません。
ただ、過去問題の解答を見ていると、いろいろと方向性が見えてきますよね。
■関連情報(ワインエキスパート二次試験)
<2015年10月19日>
ソムリエ協会からテイスティングシートが公開されました。
いままで公開されなかった試験用のテイスティングシートですが、2015年のテイスティング銘柄発表の際に公表されましたね。
テイスティング用語選択用紙 2015年10月19日実施
みなさん、今後はこちらをお使いください。
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【注意!】
ここから下の内容は2015年以前の情報です。
2011年、2012年のテイスティングの解答をベースにして、テイスティングシートを作りました。
2012年にシニアワインエキスパートを受けましたが、試験前にこのシートを使って日頃から練習していたので、試験当日とってもスムーズに解答できました。
意味の分かりにくい項目がいくつかあるので、当日ぶっつけ本番だと、問の意味を理解するのに時間がかかってしまいますね。
<2015年7月20日>
26年度試験を反映して、テイスティングシートを改訂しました!
練習用テイスティングシート(PDFファイル)
23-26年度の解答項目は黒字、過去のテイスティングシートを参考に追加した項目は青字です。
香りの「豊かさ」が「第一印象」に変更になった以外は大項目の変更はありませんが、選択肢は少し見直しがあったようです。
解答項目は毎年見直しがあるようなので、今年の試験がこの項目で出るかどうかは分かりません。あくまで参考程度に考えてください。
<2015年7月26日>
平成26年度分のテイスティングシート解答編を追加しました!
練習用テイスティングシート:解答編(PDFファイル)
解答を黄色地でマークしています、他の品種の解答項目は黒字、過去のテイスティングシートを参考に追加した項目は青字です。
項目が複数選ばれていますが、選ばれている数が解答する数ではありません。解答のブレの範囲(正解の範囲)とご理解ください。
※同じ品種、生産国、生産年でも、ワインによって選択項目は変わってきますので、自宅テイスティングの解答として使う場合はあくまで参考と考えてください。
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【注意!】
ここから下の内容は2010年以前の情報です。
ワインエキスパートの二次試験に向けて、個人的に作った、テイスティングシートと過去問題のまとめ資料です。
【テイスティングシート】
練習用テイスティングシート(PDFファイル)
ベースはサントリースクールでもらったシートですが、認定試験の第19回から、第22回までの結果を追加していったので、項目数が多く、バラバラに入っている部分があります。
適当に、項目を消すなどして使ってください。
日頃からテイスティングの際に項目をチェックする練習をしておくと本番のときに慌てなくていいですね。
なにしろ意外と時間がありませんので、項目を選ぶのにあまり時間をかけていられないし、迷うと結構焦るんですよね。
迷わず、直感的にチェックを入れられる様に練習しておきましょう。
【過去問題の結果を反映したテイスティングシート】
テイスティングシート:過去問題結果(PDFファイル)
使い方としては、上記のテイスティングシートでテストした結果の正解の参考として使ってください。
シートの順番は開催順ではなく、品種毎にソートしてあります。
同じ品種でもテスト結果にばらつきがありますが、選択されやすい項目と、過去一度も選択されていない項目などありますので、とても参考になると思います。
【項目別にした過去問題結果の一覧】
ワイン認定試験過去問題結果一覧(PDFファイル)
このシートは本来のテイスティングの練習とは違いますが、テスト対策として参考になると思います。
品種によって、過去必ず選択されている項目や、意外と一度も選択された事が無い項目が一目瞭然で分かります。
グレーとブルーで色をつけてある項目は、19回以降一度も選ばれなかった項目で、特にブルーは通常のテイスティングで良く使うのに選ばれていない、ちょっと意外な項目です。
例を出すと、白ワインの香りの項目で「グレープフルーツ」「レモン」。
また「白い花」や「ミント」も今まで答えとして選択されていない項目です。
逆に今まで必ず入っている重要項目を記憶しておくと、テスト時間の節約になります。
■第23回のテスト結果から
選択項目は毎年変わっているようなので、上記シートの項目の中から必ず出る訳ではありません。
上記シートに無かった項目で、第23回の正解として出てきた項目は以下のようなものがあります。
【白:外観】
・スティル
・水様の粘性
・脚ができる粘性
【白:香り】
※新しい項目なし
【白:味わい】
※新しい項目なし
【赤:外観】
・脚ができる粘性
・トパーズ ※いままで項目としてはあったが、一度も選ばれた事がなかった
【赤:香り】
※新しい項目なし
【赤:味わい】
・心地よいアタック
・重量感のあるアタック
※今まで、心地よい渋みというのはありました
赤の香りの項目ですが、「カシス」と「ブラックチェリー」は相変わらず入っています。
第19回以降、赤ワインで選択されなかった事はないですね。
とりあえず入れておくといいのではないでしょうか。
「バランスのとれた」「現在飲み頃」も、いままで必ず入っている項目です。
その他、必ず入っている項目は覚えておく事をおすすめします。
※注意:第24回で、「現在飲み頃」が選ばれませんでした
■第24回のテスト結果から
シートに無い、正解の項目を調べてみました。
【白:外観】
・スティル
・澄みきった
・光沢のある
・澄んで艶のある
・淡い黄色
・脚ができる粘性
正解項目の表現が微妙に変わってきていますね。
また、いままで必ず入っていた「健全な」が正解項目から消えています。
当たり前だからかな?
【白:香り】
※新しい項目なし
いままで必ず入っていた、「ハーブ香」と「ミネラルのニュアンス」が外れました。
今回、甘口ワインが入ったからですね。
【白:味わい】
・甘口
・重厚な
甘口の白ワインが出ているので、その関連項目が新しく追加されてます。
(ソムリエ)オーストラリアのセミヨン、(ワインアドバイザー)イタリアのモスカート、(ワインエキスパート)ドイツのリースリングですね。
甘口のワインって日頃飲まないので難しそう。
ドイツのリースリングはともかく、オーストラリアのセミヨンって・・
「豊かな酸味」「バランスのとれた」「切れの良い後味」「現在飲み頃の」はいままで必ず入っている項目です。
【赤:外観】
・スティル
・澄みきった
・光沢のある
・脚ができる粘性
「健全な外観」が正解項目から消えてますね。
【赤:香り】
※微妙に表現が変わっているが新しい項目なし
ブラックチェリーとカシスは必ず入ってますね。鉄板です。
【赤:味わい】
・心地よいアタック
・重量感のあるアタック
・飲むには若すぎる
ついに、「現在飲み頃に入っている」神話が崩れましたね。
代わりに選ばれたのが、「飲むには若すぎる」。
ここの判断も難しそうですね。
「バランスのとれた」は不動で入っています。
2016/12/31
カッシェロ・デル・ディアブロ デビルズ・コレクション ホワイト 2015
カッシェロ・デル・ディアブロ デビルズ・コレクション ホワイト 2015
Casillero del Diablo Devil's Collection White 2015
チリ:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン85%、シャルドネ10%、ゲヴュルツトラミネール5%
リカーランドトップで、税抜き1280円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強い
外観の印象:若々しい、色づきが弱い
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、グレープフルーツ、青草香
<香辛料・芳香・化学物質>硬質なミネラル
香りの印象:若々しい、やや閉じている
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、やさしい
苦味:穏やか
バランス:スリムでおだやか
アルコール:やや強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
チャーミングな果実感
【評価】
軽めでふわっと優しい果実味のある、穏やかなまとまり
【供出温度】
8-10度 軽めなので温度低めで飲むのが良さそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、しっとりした輝きとツヤがあります。
香りは、ミネラル、白い実の果実、柑橘系、青草香、時間が経つと果実味が強くなってきました。
味わいは、ライトなアタックから、チャーミングな果実感と甘みがふわっと広がり、穏やかな酸味とスマートなボディが支えて、じわっと旨みが出てきてそのまま心地よいフィニッシュ。
デビルズ・コレクションという名前から、もっと強いワインをイメージしていましたが、とても優しく穏やかで、ふわっと幸せ感のあるまとまりです。
普通に美味しいワインですね。
ニューワールドワインは果実味の強いタイプが特徴で、伝統産地には真似出来ないカジュアル感が魅力ですが、このワインはそのニューワールドの果実味をさらにワンランク上げようとしてる感じがします。
派手な果実味ではなくて、カジュアル感を残しながら上品さや繊細さ、優しさを持っていて、フレッシュ感もあって、何だか不思議なまとまりですね。
ソーヴィニヨン・ブランの爽やかな味わいがベースで、シャルドネとゲヴュルツトラミネールで深みと香りを与えている感じ?
温度が10度以下だとフレッシュ感が強くなって、温度があがると繊細さが出てくるようです。
今日の晩御飯は「年越しそば」と「ブリの刺身」。
さすがに、そばも刺し身もちょっと距離感があります。
穏やかな味わいですが、食事と合わせるとワインらしさが主張してくるので、和食向きではないですね。
開けてから時間が経つと少し酸っぱくなってきて、キャラクターが変わって、元気でやんちゃなイメージになってきました。
コストパフォーマンスは高いと思います。
■楽天ショップへのリンク
コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ デビルズ・コレクション ホワイト 750ml (ワイン) 【02P01Apr17】 【wineday】
※サイトより引用
コンチャ・イ・トロ CONCHA Y TORO
チリ・アンデスのふもとにあり、南米最高のプレミアムワイナリーとして知られるのがこのコンチャ・イ・トロ。その最高級ワイン「ドン・メルチョ」はワインスペクテーター誌から世界のトップ12にランキングされ、豪華客船クイーンエリザベス2世号のワインリストにも載せられたほど。
同社所有の豊穣な畑で栽培するカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネによるワインは、欧米のレストランで広く品質を認められています。
カッシェロ・デル・ディアブロ
盗み飲みからワインを守るため、蔵に悪魔がいるという噂を流した伝説を持つワイン『カッシェロ・デル・ディアブロ』。この『デビルズ・コレクション』は、その中でもその年最高の区画の葡萄のみを使用した、ワンランク上のブレンドワインです。
グレープフルーツなどの柑橘系、パイナップルやモモの魅力的な香りと、柔らかいミネラルと磯の香りが複雑に絡みます。柑橘系フルーツ、トロピカルフルーツ、ミネラル香が絡む複雑な香りと、溌剌とした口中が特長です。新鮮な魚介類や、様々なタイプのサラダによく合います。
■関連情報(カッシェロ・デル・ディアブロ シリーズ)
ワインエキスパート試験の合格率
<2017年6月18日更新>
ソムリエ協会HPに掲載されていた合格率をグラフにしてみました。
ソムリエ、ワインアドバイザー(2016年からソムリエに統合)、ワインエキスパート
シニアソムリエ、シニアワインアドバイザー(2016年からシニアソムリエに統合)、シニアワインエキスパート
2016年からワインアドバイザーがソムリエに統合されましたが、その影響が合格率に出ていますね。
ワインアドバイザーは3つの区分の中では最も合格率が低かったのですが、統合されたことでソムリエの足を引っ張っているみたい。
それにしてもシニアソムリエの10.3%って・・・ 相当な難関ですよね~。
<以下2015年の記事>
いや~、シニアの資格は年々難しくなってきてますね。
私が受験した時は、一次試験しかありませんでしたが、今年は三次試験までありますからね。
試験対策も難しそうですが、みなさんの検討をお祈りします!
<以下2012年の過去記事 ※表はアップデートしてます>
ソムリエ協会HPに資格保有者・合格率が掲載されていましたので、表にしてみました。
試験内容にはそれほど差がないのに、ワインアドバイザーの合格率が極端に低いのは、会社やお店の指示で受験に行かされてて、モチベーションが低いのが原因??
いよいよ今週合格発表だと思いますが、一次試験合格していれば来年は筆記は無いので、しっかり1年かけてテイスティングの練習ができますよ。
ちなみに私はそのパターンでしたが、今となってはそれで良かったかなー、って思ってます。
ソムリエ協会HPに掲載されていた合格率をグラフにしてみました。
ソムリエ、ワインアドバイザー(2016年からソムリエに統合)、ワインエキスパート
シニアソムリエ、シニアワインアドバイザー(2016年からシニアソムリエに統合)、シニアワインエキスパート
2016年からワインアドバイザーがソムリエに統合されましたが、その影響が合格率に出ていますね。
ワインアドバイザーは3つの区分の中では最も合格率が低かったのですが、統合されたことでソムリエの足を引っ張っているみたい。
それにしてもシニアソムリエの10.3%って・・・ 相当な難関ですよね~。
<以下2015年の記事>
いや~、シニアの資格は年々難しくなってきてますね。
私が受験した時は、一次試験しかありませんでしたが、今年は三次試験までありますからね。
試験対策も難しそうですが、みなさんの検討をお祈りします!
<以下2012年の過去記事 ※表はアップデートしてます>
ソムリエ協会HPに資格保有者・合格率が掲載されていましたので、表にしてみました。
ソムリエ
|
ワインアドバイザー
|
ワインエキスパート
| |
2005
|
46.5%
|
34.4%
|
49.2%
|
2006
|
46.7%
|
28.7%
|
45.0%
|
2007
|
39.1%
|
22.4%
|
40.9%
|
2008
|
41.0%
|
22.1%
|
39.7%
|
2009
|
41.8%
|
22.2%
|
31.5%
|
2010
|
40.5%
|
24.5%
|
35.1%
|
2011
|
41.1%
|
23.3%
|
36.9%
|
2012
|
40.1%
|
24.7%
|
33.2%
|
2013
|
44.5%
|
26.7%
|
35.5%
|
2014
|
39.1%
|
30.4%
|
41.4%
|
2015
|
40.9%
|
24.6%
|
39.6%
|
2016
|
29.0%
|
―
|
38.2%
|
試験内容にはそれほど差がないのに、ワインアドバイザーの合格率が極端に低いのは、会社やお店の指示で受験に行かされてて、モチベーションが低いのが原因??
いよいよ今週合格発表だと思いますが、一次試験合格していれば来年は筆記は無いので、しっかり1年かけてテイスティングの練習ができますよ。
ちなみに私はそのパターンでしたが、今となってはそれで良かったかなー、って思ってます。
ワインエキスパート二次試験 過去の出題品種まとめ
ワインエキスパートのみですが、過去の二次試験で出た品種をまとめてみました。
■ワインエキスパート二次試験 過去に出題された白ワイン品種と生産国
<2017年8月24日追記>
ワインエキスパートはあまり範囲を広げずに、ベーシックな品種に絞っているように感じられますが、伝統産地とニューワールドの区別はしっかり把握しておく必要がありますね。
シャルドネについては、特に多くの産地をテイスティングしておくと良いでしょう。
<2016年8月21日追記>
平成27年度試験も前年同様にベーシック路線ですが、リースリングがオーストラリアというのがちょっと引っ掛けですね。
ヨーロッパとニューワールドのバランスを取っているのも前年同様です。
<2015年8月23日追記>
平成26年度試験はややベーシックに戻った感じがありますが、はじめてニュージーランドの「ソーヴィニヨン・ブラン」が出題されましたね。
傾向としてはヨーロッパとニューワールドとバランスを取って出題されているようです。
<2014年7月24日追記>
平成25年度試験で、いままで出ると言われ続けていた「甲州」が出題されました。
次に出るとしたらスペイン系の品種でしょうかね?
イタリア系の品種もやや気になるところです。
<2013年>
シャルドネ出題率は非常に高いですね。
従来は、フランスのシャルドネ、ドイツのリースリングが定番でしたが、最近はややひねってきてる傾向にあります。
ちなみに2012年のシニアワインエキスパート試験では、スペインのアルバリーニョが出題されました。
■ワインエキスパート二次試験 過去に出題された赤ワイン品種と生産国
<2017年8月24日追記>
オーストラリアは関税が低くなって売り場での面積が増えてきていて、スペインワインはすっかり定着していますが、出題品種はその年のワイン事情を反映していることが多いですね。
品種と産地の組み合わせはひねってないので、ベーシックな品種と産地の特徴をしっかり把握しておくことが重要ですね。
迷っても、主要品種の主要な産地から選択すれば良さそうです。
<2016年8月21日追記>
平成27年度試験は、白ワインと同様にベーシックな品種で、前年同様ですね。
カベルネ・ソーヴィニヨンがニューワールドで、シラーがヨーロッパという点がポイントでしょうか。
<2015年8月23日追記>
平成26年度試験は、白ワインと同様にベーシックな品種に戻った印象です。
いままでシラー(シラーズ)はオーストラリアのみでしたが、フランスに変わりました。
フランスのシラーってカベルネ・ソーヴィニヨンと迷うことが良くあるので、やや難しい品種だったのではないでしょうか。
<2014年8月22日追記>
赤ワインは、ここ5年間毎年新しい品種が出ていて、だいぶ出尽くした感がありますが、まだ大物が残ってましたね。
去年の白ワインで甲州が出題されましたが、赤ワインの日本品種はまだ出ていません。
そう「マスカット・ベーリーA」。
今年の要注目品種ではないでしょうか。
<2014年7月24日追記>
平成25年度試験で「カベルネ・フラン」が出題されましたね。
赤ワインは相変わらず予測不能状態です。
主要品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シラー)から1品種、その他から1品種というような出題になりそうですね。
<2013年6月20日追記>
24年度試験で出たのは、ガメイとネッビオーロ。
赤ワインはますます出題傾向が分からなくなってきてます。
何が出ても不思議じゃない感じですね。
ちなみにワインアドバイザー試験の方では、ジンファンデルが出題されました。
<2013年>
赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーが定番で、以前はニューワールド比率が高い傾向にありましたが、ここ数年でヨーロッパが多く出題されました。
昨年はヨーロッパとニューワールドがそれぞれ出題されて、品種はベーシックなものに戻ってきましたね。
■ワインエキスパート二次試験 過去に出題されたリキュール
リキュールは範囲が広すぎて、まったく予想できません。
ちなみに2012年のシニアワインエキスパート試験では日本酒が出題され、特定名称、精米歩合、使用米、アルコール度、産地などが問われました。
ちなみに、ソムリエについては出題される品種が違いますのでご注意ください。
平成28年度試験では以下のような違いがあります。
<ソムリエ:平成28年度>
シャルドネ(フランス)、シラーズ(オーストラリア)、マスカット・ベーリーA(日本)、マディラ、バ・アルマニャック
■関連情報(ワインエキスパート二次試験)
<過去記事>
■2012年のソムリエ協会のテーマは「日本」
2013年3月に、世界最優秀ソムリエコンクールが日本で開催される事もあり、今年のソムリエ協会のテーマは、日本のワインと酒類です。
先日も横浜で、日本酒のテイスティングセミナーが開かれたばかりですね。
随分前から日本のワイン、特に甲州が出るのではと言われ続け、いまだに出たことはありませんが、今年あたりひょっとするかも??
<2014年7月24日追記>
平成25年度試験でついに甲州が出ましたね。
続けて出るのか分かりませんが、ひっかけでミュスカデあたりが出ると大混乱しそうですね。
■スペインに要注意
2012年のシニアワインエキスパート試験で出てビックリしたのが、アルバリーニョ。
市場でも、スペインワインの存在価値が大きくなっているので、今年も要注意ですね。
■ワインエキスパート二次試験 過去に出題された白ワイン品種と生産国
シャルドネ
|
リースリング
|
ムロン・ド・ ブルゴーニュ
|
ソーヴィニヨン・ ブラン
|
甲州
| |
16年度
|
フランス
| ||||
17年度
|
フランス
|
ドイツ
| |||
18年度
|
フランス
| ||||
19年度
|
日本
|
フランス
| |||
20年度
|
フランス
|
ドイツ
| |||
21年度
|
フランス
| ||||
22年度
|
日本
|
ドイツ
| |||
23年度
|
アメリカ
|
フランス
| |||
24年度
|
フランス
|
オーストラリア
| |||
25年度
|
フランス
|
日本
| |||
26年度
|
ドイツ
|
ニュージーランド
| |||
27年度
|
フランス
|
オーストラリア
| |||
28年度
|
アメリカ
|
フランス
| |||
シャルドネ
|
リースリング
|
ムロン・ド・ ブルゴーニュ
|
ソーヴィニヨン・ ブラン
|
甲州
|
<2017年8月24日追記>
ワインエキスパートはあまり範囲を広げずに、ベーシックな品種に絞っているように感じられますが、伝統産地とニューワールドの区別はしっかり把握しておく必要がありますね。
シャルドネについては、特に多くの産地をテイスティングしておくと良いでしょう。
<2016年8月21日追記>
平成27年度試験も前年同様にベーシック路線ですが、リースリングがオーストラリアというのがちょっと引っ掛けですね。
ヨーロッパとニューワールドのバランスを取っているのも前年同様です。
<2015年8月23日追記>
平成26年度試験はややベーシックに戻った感じがありますが、はじめてニュージーランドの「ソーヴィニヨン・ブラン」が出題されましたね。
傾向としてはヨーロッパとニューワールドとバランスを取って出題されているようです。
<2014年7月24日追記>
平成25年度試験で、いままで出ると言われ続けていた「甲州」が出題されました。
次に出るとしたらスペイン系の品種でしょうかね?
イタリア系の品種もやや気になるところです。
<2013年>
シャルドネ出題率は非常に高いですね。
従来は、フランスのシャルドネ、ドイツのリースリングが定番でしたが、最近はややひねってきてる傾向にあります。
ちなみに2012年のシニアワインエキスパート試験では、スペインのアルバリーニョが出題されました。
■ワインエキスパート二次試験 過去に出題された赤ワイン品種と生産国
カベルネ・ ソーヴィニヨン
|
シラー (シラーズ)
|
ピノ・ノワール
|
サンジョヴェーゼ
|
メルロー
|
テンプラニーリョ
|
ガメイ
|
ネッビオーロ
|
カベルネ・フラン
| |
16年度
|
アメリカ
|
オーストラリア
| |||||||
17年度
|
アメリカ
| ||||||||
18年度
|
オーストラリア
|
アメリカ
| |||||||
19年度
|
オーストラリア
| ||||||||
20年度
|
チリ
| ||||||||
21年度
|
イタリア
| ||||||||
22年度
|
フランス
| ||||||||
23年度
|
オーストラリア
|
スペイン
| |||||||
24年度
|
フランス
|
イタリア
| |||||||
25年度
|
アメリカ
|
フランス
| |||||||
26年度
|
フランス
|
アメリカ
| |||||||
27年度
|
アメリカ
|
フランス
| |||||||
28年度
|
オーストラリア
|
スペイン
| |||||||
カベルネ・ ソーヴィニヨン
|
シラー (シラーズ)
|
ピノ・ノワール
|
サンジョヴェーゼ
|
メルロー
|
テンプラニーリョ
|
ガメイ
|
ネッビオーロ
|
カベルネ・フラン
|
<2017年8月24日追記>
オーストラリアは関税が低くなって売り場での面積が増えてきていて、スペインワインはすっかり定着していますが、出題品種はその年のワイン事情を反映していることが多いですね。
品種と産地の組み合わせはひねってないので、ベーシックな品種と産地の特徴をしっかり把握しておくことが重要ですね。
迷っても、主要品種の主要な産地から選択すれば良さそうです。
<2016年8月21日追記>
平成27年度試験は、白ワインと同様にベーシックな品種で、前年同様ですね。
カベルネ・ソーヴィニヨンがニューワールドで、シラーがヨーロッパという点がポイントでしょうか。
<2015年8月23日追記>
平成26年度試験は、白ワインと同様にベーシックな品種に戻った印象です。
いままでシラー(シラーズ)はオーストラリアのみでしたが、フランスに変わりました。
フランスのシラーってカベルネ・ソーヴィニヨンと迷うことが良くあるので、やや難しい品種だったのではないでしょうか。
<2014年8月22日追記>
赤ワインは、ここ5年間毎年新しい品種が出ていて、だいぶ出尽くした感がありますが、まだ大物が残ってましたね。
去年の白ワインで甲州が出題されましたが、赤ワインの日本品種はまだ出ていません。
そう「マスカット・ベーリーA」。
今年の要注目品種ではないでしょうか。
<2014年7月24日追記>
平成25年度試験で「カベルネ・フラン」が出題されましたね。
赤ワインは相変わらず予測不能状態です。
主要品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シラー)から1品種、その他から1品種というような出題になりそうですね。
<2013年6月20日追記>
24年度試験で出たのは、ガメイとネッビオーロ。
赤ワインはますます出題傾向が分からなくなってきてます。
何が出ても不思議じゃない感じですね。
ちなみにワインアドバイザー試験の方では、ジンファンデルが出題されました。
<2013年>
赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーが定番で、以前はニューワールド比率が高い傾向にありましたが、ここ数年でヨーロッパが多く出題されました。
昨年はヨーロッパとニューワールドがそれぞれ出題されて、品種はベーシックなものに戻ってきましたね。
■ワインエキスパート二次試験 過去に出題されたリキュール
リキュール
| ||
16年度
|
ルビー・ポート
| |
17年度
|
コニャック
| |
18年度
|
アルマニャック
| |
19年度
|
チェリーヒーリング
| |
20年度
|
泡盛
| |
21年度
|
アルマニャック
| |
22年度
|
アマレット
| |
23年度
|
ドライ・ヴェルモット
|
ウオッカ
|
24年度
|
ホワイト・キュラソーまたはコアントロー
|
カルヴァドス
|
25年度
|
カルヴァドス
|
トウニー・ポート
|
26年度
|
シングルモルト・ウイスキー
|
ガリアーノ
|
27年度
|
コニャック
|
アマレット
|
28年度
|
泡盛
|
リキュールは範囲が広すぎて、まったく予想できません。
ちなみに2012年のシニアワインエキスパート試験では日本酒が出題され、特定名称、精米歩合、使用米、アルコール度、産地などが問われました。
ちなみに、ソムリエについては出題される品種が違いますのでご注意ください。
平成28年度試験では以下のような違いがあります。
<ソムリエ:平成28年度>
シャルドネ(フランス)、シラーズ(オーストラリア)、マスカット・ベーリーA(日本)、マディラ、バ・アルマニャック
■関連情報(ワインエキスパート二次試験)
<過去記事>
■2012年のソムリエ協会のテーマは「日本」
2013年3月に、世界最優秀ソムリエコンクールが日本で開催される事もあり、今年のソムリエ協会のテーマは、日本のワインと酒類です。
先日も横浜で、日本酒のテイスティングセミナーが開かれたばかりですね。
随分前から日本のワイン、特に甲州が出るのではと言われ続け、いまだに出たことはありませんが、今年あたりひょっとするかも??
<2014年7月24日追記>
平成25年度試験でついに甲州が出ましたね。
続けて出るのか分かりませんが、ひっかけでミュスカデあたりが出ると大混乱しそうですね。
■スペインに要注意
2012年のシニアワインエキスパート試験で出てビックリしたのが、アルバリーニョ。
市場でも、スペインワインの存在価値が大きくなっているので、今年も要注意ですね。
2016/12/30
リオ・アルト クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
リオ・アルト クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
Rio Alto Classic Cabernet Sauvignon 2015
チリ:アコンカグア・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
カルディで、10%オフの792円で購入。(元値は880円)
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい色調の、濃いルビー
濃淡:やや明るい
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、軽め
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>重いグリーン香、黒い果実
<香辛料・芳香・化学物質>肉、なめし革、樹脂
香りの印象:若干閉じた感じ?
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:控えめ
バランス:スマートな
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティ、スパイシー
【評価】
フレッシュでフルーティでカジュアルな味わいだけど、甘みがかなり強くジュースっぽい
【供出温度】
10-13度 しっかり冷やしてもいいけど、12度くらいがちょうどいい感じ
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい色調の少し明るさのあるルビーで、輝きがあります。
香りは、なめし革や重いグリーン香が強く、若干閉じているような印象があります。
味わいは、軽めのアタックから、フレッシュな果実感としっかりした甘み、爽やかな酸味があり、ジュースっぽいボディのままフィニッシュ。
かなり甘みが強くて、ジュースっぽいまとまりですね。
ワイン好きにはまったく進められませんが、最近はこういったフルーティで甘みの強めの赤が増えて来ているような気がします。
食事合わせるイメージはまったく無いですね。
そのままジュースのように飲むか、ピザとかポテトフライとかに合わせたい感じ?
今日の晩御飯は、お土産の「宇都宮餃子」と「牛モモのステーキ」。
餃子は、お酢・醤油・ラー油のタレ、ステーキはわさび醤油でいただきましたが、このワイン、ジュースっぽいけど意外と食事の邪魔をしません。
おつまみの「レッドチェダーチーズ」はワインが完全に負けてしまって、何の仕事もしません。
「薄皮付きピーナッツ」は渋みがケンカしてダメ。
「白トリュフ香るミックスナッツ」は社交的に合う感じで打ち解けた感じはない。
やっぱりパーティワインでしょうか。
飲みやすいので女子受けするかもしれませんが、ワイン好き女子にはまったく受けないでしょうね。
人に例えると、かわいこぶってる、ちょっとウザい女の子みたいな・・・
ちょっと後味も重くて、個人的にはリピートしたくないタイプでしょうか。
■関連リンク(カルディコーヒーファームのワイン)
2016/12/25
ヴィーニャス・デル・レイ・クリアンサ 2012
ヴィーニャス・デル・レイ・クリアンサ 2012
VINAS DEL REY CRIANZA 2012
スペイン:内陸部地方:D.O.バルデペーニャス
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ100%
リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は950円。
【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、プルーン、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>チョコレート、カカオ、ケミカル、ちょっとカビっぽい?
香りの印象:酒精強化ワインのような熟成感があって、まだ閉じている印象
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:収斂性がある、サラサラした
バランス:スマート、痩せた、渇いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
酒精強化ワインのような果実味と甘さがあり、スッキリした飲み口ながら渋みが強く後味は辛い
【供出温度】
14-16度 渋みが強いので、少し温度高めの方がよさそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチの濃いガーネットで、液面にツヤがあります。
香りは、酒精強化ワインのようなジャムっぽい果実感、チョコレートやカカオ、タバコ、ケミカル、少しカビっぽい感じが気になります。
味わいは、軽めのアタックから、ジャムのような果実味と甘み、しっかりした酸味がじわっと広がり、その後に強めの渋みが支配的になって、そのまま渇いた印象でフィニッシュ。
飲み口はライトでスムース、チャーミングな果実感と甘みがあるのですが、後半からの舌全体が乾くような強い渋みが出てきますね。
ニューワールドの飲みやすいワインに慣れている人には、ちょっと渋みが強すぎるかも。
今日の晩御飯は、自家製の「デミグラスソースのハンバーグ」。
食事に合わせるとケミカルな感じが強くなって、フィットしません。
おつまみの「ビーフジャーキー」もフィット感が無いですね。
非接触タイプのワイン温度計で確認してみると、15度では温度が高いみたいで、ややダレ気味。
12度くらいが美味しく飲めそうです。
食事が終わってワインだけになると、渋みが強いものの、チャーミングな果実感と甘みがあるので、食事無しでもいけそうです。
4年前のワインなので、酸化を警戒していましたが、「クリアンサ」の赤ワインは最低24ヶ月の熟成を経て出荷されるので、最近蔵出しされたワインということですね。
外観は若々しいのですが、香りには少し熟成感があるのはそれが理由みたいです。
スッキリしていてクールな味わいが良いですね。
香りは少しケミカルな感じが気になりますが、1000円くらいのワインとしては問題なし。
人に例えると、見た目はフレッシュでチャーミングだけど、結構ビターなコメントをする若い女子みたいな感じ?
個人的には好きなタイプです。
■楽天ショップへのリンク
ヴィーニャス デル レイ クリアンサ ヴァルデペーニャス[長S]
※サイトより引用
スペイン中央部に位置するバルデペーニャス産の厳選したテンプラニーリョを100%使用。昼は最高40度、冬は最低-10度と寒暖の差の激しい地域で、熟成に向いた品質の良いテンプラニーリョが育つ。マセレーションでぶどうのアロマと赤色、タンニンを十分抽出させている。アメリカンオークで6ヶ月間熟成させ、瓶詰め後は出荷までセラー内で2年間熟成。黒果実やバニラ、スパイスの香りがパワフルで、タンニンはまろやか。余韻は長い。■1000円以下のおすすめワイン
2016/12/23
ヴェラタ プレミアム テンプラニーリョ 2015
ヴェラタ・プレミアム・テンプラニーリョ 2015
VELATA Premium Tempranillo 2015
スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ
まいばすけっとで、599円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々し色調の、濃いルビー
濃淡:やや明るい
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、やや軽い
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、赤身の肉、シナモンっぽいスパイス
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、収斂性のある
バランス:痩せた、渇いた
アルコール度:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
ライトでドライ、渋みと苦味が強めに残って収斂性のある後味
【供出温度】
10-13度 軽いけどかなり渋みが強いので、あまり冷やさない方がいいかも
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい色調のやや濃いルビーで、底が見えるくらいの透明感と、輝きがあります。
香りは、黒い果実、タバコ、シナモンっぽいスパイス、赤身の肉、重いグリーン香などがあって、時間が経つとカラメルの印象も出てきました。
味わいは、軽いアタックから、抑えめの果実感としっかりした酸味がじわっと広がり、ドライな印象に収斂性のある渋みが強めに出て、苦味も伴った辛いフィニッシュ。
飲み口はライトですが、後味は渋くて辛いですね。
食事には合わせやすいかもしれませんが、逆に食事がないと飲みづらいタイプですね。
今日の晩御飯は冷凍の「マ・マー 大盛り生パスタ ベーコンのトマトクリーム」と、惣菜の「ポテトサラダ」。
ワインの渋みが強く、勝ち気味でフィット感はありませんが、でも食事があった方が飲みやすいですね。
スーパーのお惣菜の、ちょっと甘いポテトサラダに合わせても、やはりワインが強めになります。
おつまみの「ビーフジャーキー」は味が強すぎてワインが負けますが、でもあった方が飲みやすいですね。
「ダイジェスティブ チョコビスケット」は、なかなかいい感じで合います。
デミグラスソースのハンバーグとか、カレー、焼肉あたりにはフィットするかもしれません。
軽くてすっきり感があって、素直な印象で、しっかりとした渋みもある。
決して飲みやすいタイプではありませんが、ワンコインクラスの中では存在感を持っているのではないでしょうか。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)
2016/12/18
ラ・フォーヴィン コート・デュ・ローヌ 2013
ラ・フォーヴィン コート・デュ・ローヌ 2013
La Fauvine Cotes du Rhone 2013
フランス:コート・デュ・ローヌ地方:A.O.C.コート・デュ・ローヌ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー
リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は、1382円
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若さのある紫っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若い、やや軽い
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、干しぶどう
<香辛料・芳香・化学物質>カカオ、シナモン、少しなめし革
香りの印象:まだ若いが、少し酸化熟成が始まっている印象
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、軽い収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
ライトでスッキリした爽やかな味わい、ドライで効果的な渋みもありバランスが良い
【供出温度】
10度以下 かなり冷えていても香りはしっかり立つので、しっかり冷やして飲んだ方がいいかも
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若さのある紫っぽい色調の濃いルビーで、輝きは弱めのちょっと地味なイメージ。
香りは、ジャムやプルーン、干しぶどうのような熟成感、なめし革、カカオ、シナモン、温度が低いせいかちょっとシンプルな印象。
味わいは、かなり軽いアタックから、上品な果実感と優しい酸味、ほんのり甘みがじわっと広がり、スリムなボディとヒンヤリした印象がスーッと続いて、その後に軽い収斂性のある渋みが出てきて、乾く印象でフィニッシュ。
軽くてスッキリしているのですが、ヒンヤリしたクールな印象と上品さがあって、しっかり締めるタンニンもあり、とても良いバランスでまとまっていると思います。
3年前のワインで軽いので、ちょっと酸化が進んでいるかと思いましたが、まったく品質感には問題がないですね。
今日の晩御飯は、家庭の「豚肉カレー」。
このワイン、軽いけどカレーに合わせてもまったく負けません。
こってりオヤジギャグを笑顔でかわす、細身の美女みたいなイメージ?
細い体ながらしっかりと対応してワインの存在感が消えません。
殻付き落花生も、静かに微笑んで上品に対応する感じで、合わせる食事の幅は広そうですね。
軽い中に旨みと深みを持っていて、さらにクールでスッキリした味わい。
なかなかこの世界観を持っているワインは少ないと思います。
1000円台前半だと抜群にコストパフォーマンスが高いですね。
軽いけど最後まで崩れません。
この生産者のワイン、他にも飲んでみたいですね~。
■楽天ショップへのリンク
コート デュ ローヌ ラ フォーヴィン キュべ レゼルヴ[2014]
■1000~2000円のおすすめワイン
2016/12/17
トーレス サングレ・デ・トロ ブランコ 2015
トーレス サングレ・デ・トロ ブランコ 2015
TORRES SANGRE DE TORO BLANCO 2015
スペイン:カタルーニャ州:D.O.カタルーニャ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:パレリャーダ主体、グルナッシュ・ブラン
リカーランドトップで、税抜き1250円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、洋ナシ、白い花
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、クリーム
香りの印象:大人しい、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:穏やかな
バランス:スムースな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
甘い果実感
【評価】
ふわっと軽い、穏やかで上品な味わい
【供出温度】
8-10度 しっかり冷やしても美味しそうだけど、ちょっと温度が上がったくらいが本来の味わいが楽しめる
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。
香りは弱めで、白い実の果実、石灰のようなミネラル、軽いフローラルなど、要素は少なめです。
味わいは、ライトで穏やかなアタックから、上品な果実感と優しい酸味がふんわりと広がり、心地よい甘みのあるスリムなボディがスーッと続いた後に、軽いえぐ味と心地よい余韻の残るフィニッシュ。
とても優しい味わいで、心地よい果実感が残る後味がとても良いですね。
香りがイマイチですが、普通に美味しい安定感のある味わいだと思います。
「パレリャーダ」はカバで使われる品種で、ソムリエ協会教本によると「花のような香り」担当とあります。
確かにちょっとフローラルの印象がありますね。
白くて地味な花で、バラやスミレとはちょっと違います。
今日の晩御飯は「イカの八宝菜」と「マロニーのサラダ」。
香りも味わいも控えめなので、家庭の和食全般に合わせやすそうです。
おつまみの「落花生」や「かりんとう」に合わせても文句を言いません。
ただ、食べ物と合わせると頼りなくなって、物足りない印象になるかも。
品種の特長としては、甲州に近いような感じでしょうか。
飲み干した後にグラスに樽香が残りますが、とても効果的に使ってる印象で、嫌味はありません。
良いワインなんですが、飲み進むとちょっと物足りなくなってきました。
時間が経ってもあまり変化が無いからかな~。
人に例えると、とても控えめな優等生で、長く一緒にいても全然心開かないみたいな感じ?
基本的は良いワインだと思いますが、しっかりした強いワインが好きな人には薦められません。
■楽天ショップへのリンク
トーレス サングレ デ トロ ブランコ 2016 D.O. ペネデス (トーレス ファミリー)TORRES Saugre de Toro White [2016] D.O. Penedes
※サイトより引用
当主ミゲル・トーレス氏は世界的に著名な醸造家の一人。氏のワイン哲学は「葡萄の個性と、ペネデスという土地のインパクトを最大限に追究すること。そのためには伝統と科学をともに尊重しつつ、無数の可能性の中から、土地と品種に最適の方法を選びとる」ことです。そのグローバルな視点による偉大な味わいは、スペインワインに新風を吹き込んでいます。■Amazonへのリンク
「サングレ デ トロ(牡牛の血)」という名が表すとおり、スペインの象徴である闘牛のように熱い想いが込められています。
うすい麦わら色、パレラーダ種特有のエレガントでフルーティな香り。
葡萄の特徴を繊細な部分まで、見事に引き出しています。
フレッシュで爽やかな飲み口をお楽しみいただけます。
2016/12/10
M. シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2016
M. シャプティエ ペイ・ドック ブラン 2016
M. Chapoutier Pays d'Oc Blanc 2015
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:テレ、ヴェルメンティーノ
リカーランドトップで、税抜き1,000円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若い、軽い
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>もも、バナナ、洋ナシ、青りんご、青っぽいハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>チョークのようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やさしい、爽やか
苦味:穏やか
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:長めに続く
【フレーヴァー】
フルーティ
【評価】
ライトで上品だが、しっかりと旨みを持っている
【供出温度】
8-10度 旨みがあるので、冷やしすぎない方がいい
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強めです。
香りは、梨やリンゴ、少し南国系の果実、石灰のようなミネラル、青みの強いハーブなど、フレッシュな印象。
味わいは、軽めの穏やかなアタックから、上品な果実感と甘み、優しい酸味がじわっと広がり、スレンダーなボディながら旨みがじわっと出てきて、余韻の長めのフィニッシュ。
「ヴェルメンティーノ」は「マルヴォワジ・ド・コルス」「ロール」という別名(シノニム)がありますね。
スペイン原産ですが、イタリアで多く栽培されていて、コルシカ島では最も多く栽培されている白ぶどうです。
イタリアでは主役をとっている品種ですね。
「テレ」はブランデー用だったり、南仏の補助品種で、メインはとらない脇役。
「シャルドネ」や「ソーヴィニヨン・ブラン」のようなグローバル品種とは違う、独特な個性がじわっとにじみ出る感じで、派手さは無く食事には合わせやすそうです。
今日の晩御飯は、「餃子」と「タラの鍋」。
思った通り、鍋でも餃子でも、それなりにこなしてくれますね。
ジュースっぽさが無くて、スッキリした味わいなので、合わせる食事幅は広そうです。
温度が上がると、独特の主張が出てきました。
ブランデーの原料になる品種のせいか、特有の押しの強さがあるみたい。
最初は上品さを感じるのですが、飲み進んで温度が上がってくると、力強さとや男っぽい感じが出てきます。
グローバル品種とは違う、どっしり構えて浮つかない、地元で生きていく覚悟というか、ローカル品種のプライドみたいなものを感じますね。
しっかりした旨みがあって、安心して飲めるワインだと思います。
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M シャプティエ ペイ ドック ブラン 750ml 白ワイン
※サイトより引用
渓谷のトップドメーヌがお届けする
100点満点ワイン!
銘醸ワインとして1808年の古き歴史からローヌでは名門中の名門として名高い『M.シャプティエ』。 ローヌ渓谷だけでなく、フランス中のワイン生産者の中でも人気も実力とともに兼ね備えたトップ生産者であり、自社畑100%で有機農法(ビオディナミ)を実践する大人気生産者。フランス、ペイ・ドックの平均樹齢30~40年のテレ・ブラン種(主体)とヴェルメンティーノ種(ロール種)で造る、ピーチ等の白い果実を思わせる香りと、キレの良い酸味が特徴のワインです。
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2016/12/04
インドミタ シャルドネ 2015
インドミタ シャルドネ 2015
INDOMITA CHARDONNAY 2015
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ
リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は、648円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若いけどオレンジっぽさが気になる
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>酸化をイメージさせるリンゴ、熟した果実、白い花
<香辛料・芳香・化学物質>クリーム、ハチミツ、ミネラル
香りの印象:ちょっと酸化のイメージ、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌溂としているが、ちょっと酸化の印象がある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
熟した果実
【評価】
果実感たっぷりでフレッシュだけど、少し酸化の印象があり、飲み進むとどう変わってくるかで評価が分かれそう。
【供出温度】
8-10度 どちらかと言うとリッチタイプなので、あまり冷やしすぎない方が良さそう
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は、少しオレンジがかったイエローで、ねっとりとした輝きがあります。
香りは、酸化をイメージさせるリンゴ、熟した果実、ミネラル、グリーン系のフローラルやハーブ、クリーム、ハチミツなど、リッチ系の香りも出てきそうな印象です。
味わいは、やや軽めのアタックから、フレッシュな果実感と甘み、爽やかな酸味がパッと広がり、その後じわっと旨みが出てきて、少しえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。
酸化した香りの印象がありましたが、飲んだ感じでは問題なく、ワインの個性というかアクセントになりそうですね。
今日の晩御飯は「ブリの照り煮」と「大根と厚揚げの煮物」。
「ブリの照り煮」はちょっと生臭さを消しきれないので、イマイチ。
「大根と厚揚げの煮物」はワインがちょっと浮いてしまいます。
和食に合うタイプではないですが、洋食一般には合わせやそうなタイプで、チキンカツとか唐揚げとかは良く合いそうです。
パスタだとカルボナーラとか、クリーム系が良さそうですね。
ビーフジャーキーも意外といけます。
最初はワインだけでも飲めるタイプでしたが、時間が経つと酸化の印象が悪い方向に振れてきて、食べ物を合わせたい感じになってきました。
食べ物があると美味しく飲めるタイプですが、品質感には若干問題がありでしょうか。
リピートしたいような感じではないかな~。
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インドミタ シリーズ
※サイトより引用
"とてつもないコスパを誇る"チリワイン
パイナップルや洋梨などのアロマ、豊かでバランスのとれたフルーティな味わい。フレッシュなミネラルや柔らかな酸と果実味のバランスがよいので、キリッと冷やして魚料理やクリームソース系パスタに!
2016/12/03
テーブル・マウンテン シラーズ 2015
テーブル・マウンテン シラーズ 2015
TABLE MOUNTAIN SHIRAZ 2015
南アフリカ:W.O.ウェスタン・ケープ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ100%
リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は、842円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいピンクのフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>茎っぽいグリーン香、針葉樹、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、樹脂
香りの印象:まだちょっと閉じている感じ
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
フルーティさと甘さのある、優しく柔らかい味わいだけど、香りがイマイチ
【供出温度】
10-13度 少しヒンヤリしているくらいが良さそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しいピンク色のフチをした濃いガーネットで、底光りするような輝きがあります。
香りはケミカルな鼻を突く印象で、茎っぽい重いグリーン香、なめし革、タバコなどがあり、あまり良くありません。
味わいは、ライトで優しいアタックから、カジュアルな果実感と甘み、穏やかな酸味がふわっと広がるものの、ケミカルな香りがちょっと邪魔をして重さのあるフィニッシュ。
このワイン、良いところと悪いところがありますね。
口当たりやフレッシュな果実感など、すーっとキレイに流れるような飲み口は良いのですが、香りがケミカルで重く、甘みもちょっとクドい感じです。
南アフリカのワインによくあるパターンの、重いグリーン香というか焦げ臭というか。
今日の晩御飯は「和風ハンバーグ」。
自家製の優しい味なので、ワインが完全に勝ってしまいますね。
もうちょっとガツンとした肉料理じゃないと合いません。
おつまみの「ビーフジャーキー」だとバランス的にちょうどいいですね。
お互いクドい感じもバランスが良く、つりあいます。
チーズせんべいも意外と良く合いますね。
味付けがちょっとクドいからですね、きっと。
香りは最後まで良くなりませんが、飲みやすいので800円くらいの印象はあります。
好き嫌いでいうと、個人的にはリピートしないタイプかな~。
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テーブルマウンテン・シリーズ
※サイトより引用
テーブルマウンテン・シリーズが「サクラアワード金賞」を赤白ともに3年連続受賞しました!!
スパイシーな味わいで、果実味が豊かな赤ワイン。
しっかりしたお肉と合わせてどうぞ。
2016/12/02
ヴェラタ プレミアム ボバル 2015
ヴェラタ プレミアム ボバル 2015
VELATA PREMIUM BOBAL 2015
スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:12%
ブドウ品種:ボバル
まいばすけっとで、599円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい色調の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、やや明るく底がうっすら見えるくらいの透明感がある
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、乾燥したハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、なめし革、薬箱
香りの印象:香りが弱くて良く分からない
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな
タンニン分:軽めだけど収斂性がある
バランス:痩せた、渇いた
アルコール度:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
軽めでドライ、スッキリしているが、渋みが強く渇いた印象
【供出温度】
10度以下 とても軽いので冷やしてカジュアルに飲むのが良さそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観はやや明るめの、若々しい色調の濃いルビーで、ツヤと輝きがあります。
香りは弱くケミカルで、赤身の肉、なめし革、赤い果実、薬箱、乾燥したハーブなどの印象があります。
味わいは、軽めのアタックから、落ち着いた果実感と穏やかな酸味がじわっと広がり、甘みが少ないライトボディで、最後は強い収斂性のある乾く印象でフィニッシュ。
とても軽いのですが、スッキリ爽やかな印象があって、強い渋みもアクセントになっていて、第一印象は悪くありません。
ライトでドライ、果実感も抑えめなので、食事全般に合いそうですね。
今日の晩御飯は、冷凍食品の「ロコモコ丼」と「枝豆」。
「ロコモコ丼」は鶏つくねみたいな味ですが、とても良く合います。
「枝豆」は、ケミカルな印象と渋みが強く出てこれは合いません。
おつまみの「ビーフジャーキー」は、ワインが負けるものの相性は良く、お互い遠くから見守るような合い方をします。
気がつくと、1本空けてしまいました。
もの足りなさはあるものの、軽くてバランスが良いので、気軽に飲むには良いですね。
「ボバル」という品種は、「シラー」や「カベルネ・ソーヴィニヨン」と合わせるパターンが多いのですが、このワインみたいに単一品種で造っているタイプは珍しいですね。
ワインに芯を与えるために、通常はグローバル品種と組み合わせているんのでしょうが、それが無い分、このワインは軽く仕上がっているようです。
普段の日に、カジュアルに食事と一緒に楽しむには良い選択だと思います。
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