ヴィーニャス・デル・レイ・クリアンサ 2012
VINAS DEL REY CRIANZA 2012
スペイン:内陸部地方:D.O.バルデペーニャス
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ100%
リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は950円。
【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、プルーン、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>チョコレート、カカオ、ケミカル、ちょっとカビっぽい?
香りの印象:酒精強化ワインのような熟成感があって、まだ閉じている印象
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:収斂性がある、サラサラした
バランス:スマート、痩せた、渇いた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
酒精強化ワインのような果実味と甘さがあり、スッキリした飲み口ながら渋みが強く後味は辛い
【供出温度】
14-16度 渋みが強いので、少し温度高めの方がよさそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチの濃いガーネットで、液面にツヤがあります。
香りは、酒精強化ワインのようなジャムっぽい果実感、チョコレートやカカオ、タバコ、ケミカル、少しカビっぽい感じが気になります。
味わいは、軽めのアタックから、ジャムのような果実味と甘み、しっかりした酸味がじわっと広がり、その後に強めの渋みが支配的になって、そのまま渇いた印象でフィニッシュ。
飲み口はライトでスムース、チャーミングな果実感と甘みがあるのですが、後半からの舌全体が乾くような強い渋みが出てきますね。
ニューワールドの飲みやすいワインに慣れている人には、ちょっと渋みが強すぎるかも。
今日の晩御飯は、自家製の「デミグラスソースのハンバーグ」。
食事に合わせるとケミカルな感じが強くなって、フィットしません。
おつまみの「ビーフジャーキー」もフィット感が無いですね。
非接触タイプのワイン温度計で確認してみると、15度では温度が高いみたいで、ややダレ気味。
12度くらいが美味しく飲めそうです。
食事が終わってワインだけになると、渋みが強いものの、チャーミングな果実感と甘みがあるので、食事無しでもいけそうです。
4年前のワインなので、酸化を警戒していましたが、「クリアンサ」の赤ワインは最低24ヶ月の熟成を経て出荷されるので、最近蔵出しされたワインということですね。
外観は若々しいのですが、香りには少し熟成感があるのはそれが理由みたいです。
スッキリしていてクールな味わいが良いですね。
香りは少しケミカルな感じが気になりますが、1000円くらいのワインとしては問題なし。
人に例えると、見た目はフレッシュでチャーミングだけど、結構ビターなコメントをする若い女子みたいな感じ?
個人的には好きなタイプです。
■楽天ショップへのリンク
ヴィーニャス デル レイ クリアンサ ヴァルデペーニャス[長S]
※サイトより引用
スペイン中央部に位置するバルデペーニャス産の厳選したテンプラニーリョを100%使用。昼は最高40度、冬は最低-10度と寒暖の差の激しい地域で、熟成に向いた品質の良いテンプラニーリョが育つ。マセレーションでぶどうのアロマと赤色、タンニンを十分抽出させている。アメリカンオークで6ヶ月間熟成させ、瓶詰め後は出荷までセラー内で2年間熟成。黒果実やバニラ、スパイスの香りがパワフルで、タンニンはまろやか。余韻は長い。■1000円以下のおすすめワイン
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