2011/12/17

アズダ ボージョレ 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

アズダ ボージョレ 2010
(1)メルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5% (仏:ボルドー地方:AOCボルドー・コート・ド・フラン:07)\2350
(2)カステラン、カマラーテ、ティンタ・ミウーダ(ポルトガル:リスボア地方:DOCアレンケール:07)\1280くらい(6本セット@902円で購入)
(3)ネグロアマーロ・デル・サレント(伊:プーリア州:IGTプーリア:10)\798
(4)シラーズ(豪:南東部:10)\780
(5)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ:10)\680

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若々しい色調の、濃いルビー。
色味は青みの強いバイオレット。
透明感があり、底がしっかり見える。
粘性は弱め。

【香り】
炭酸。
キャンディ。
赤い果実。
いちご。
グラスを回すとカラメルのような印象が強くなる。
フローラルな印象もある、
香りは弱めながら、華やかさがある。

【味わい】
残糖をかすかに感じるセック。
ミディアムボディ。
フレッシュでフルーティなアタック。
酸味はフレッシュ。
タンニンは弱めで、舌の表面が微かに乾く程度。
サバサバしたドライな印象。
フレッシュなアタックから、ほとんど膨らまず、じわっと味わいが沁みていき、後味はドライ。
余韻は少し続く。

【判定】
明るめで、青みの強いルビーは、ガメイの印象。
生産年も2010年くらいのイメージ。

香りもキャンディやイチゴがガメイの印象。
ちょっと炭酸の印象はボージョレ・ヌーボーっぽい。

味わいはフレッシュでフルーティなアタックからドライな後味。
サバサバした痩せ気味なボディもガメイって感じ。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ピンポン

なんだか、ガメイの見本って感じのワインです。

【総評】
アズダ ボージョレ 2010
ASDA Beaujolais 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCボージョレ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

西友で、680円で購入。

ASDAワインらしい、無駄を削ぎ落した、シンプルで、どストライクな感じのボージョレですね。
実に潔いというか、必要最低限のものは入ってて、無駄なものは入ってない感じ?

価格なりの軽さですが、水っぽさはありません。
飲みくちのヒンヤリ感も好印象です。

クリーンで品質感を感じます。
これで680円は安いですね。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円!
軽いですが、全体のバランスと、深い旨みは1000円を超えているような印象があります。

今日の晩御飯は自家製餃子。

ワインが軽いせいか、よく合いました。

酢醤油につけて食べても、問題なく合います。
というか、餃子のタレにも最終的に負けてないですね。

このワイン、食事が無くても美味しいです。

ただ力が無いので、グラスに入れて時間が経つと、すっかり力が抜けて、ボソボソの味わいになるので要注意。

飲む進むと、ワインだけでだとちょっと辛くなってきました。
やっぱり、食事があった方が美味しく飲めるかも。

それにしても、この価格でボージョレが買える事自体がスゴイですが、さらに期待感を上回る品質のワインだと思います。
オススメですね。

■関連リンク(ASDAワイン)

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事