2011/02/13

アズダ エクストラ・スペシャル サウスアフリカン シュナンブラン 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(3)アレッサンドリア(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ:09)\850
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:07)\798
(5)シュナン・ブラン(南アフリカ:コースタル・リージョン:WOパール:10)\550

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アズダ エクストラ・スペシャル サウスアフリカン シュナンブラン 2010【外観】
わずかにグリーンがかった、中庸な濃さのレモンイエロー。
色あいは、単調で、濃淡はあまり無い。
輝きは強めで、ギラギラしている。
粘性はやや強めで、脚があとからゆっくりと降りてくる。

【香り】
蜜やシロップのような甘い印象。
熟した果実。
パイナップルのような南国の果実。
クリーム。
フローラルやハーブの印象も混ざり、上質感がある。
香りはそれほど強くないが、厚みがある。

【味わい】
残糖を多めに感じる、セック。
やや辛口、くらいかも。
濃厚なフルーツ感のあるアタック。
ボディはちょっと軽い。
酸味はしっかりしているが、マイルド。
苦みがあり、爽やかさを感じる。
後味に独特の果実感が残る。
熟れた果実のような印象?
余韻は少し続く。

【判定】
若々しくて、輝きが強い。
この段階ではほぼみんな候補。

香りは、南国系のフルーツが中心。
ただ、複雑で上品な印象があり、ちょっと高い価格帯か。
シャルドネが一番近い感じ。

味わいは、厚みのある濃厚なフルーツ感だが、ややボディが軽め。
アルコール度も低そう。
少し後味もエグ味が残って、あまり飲み口に上質感は無い。
甘さが強い感じは、シュナン・ブラン。

シュナン・ブランってあまり飲まないんですが、ちょっと熟したような強い果実香と、苦み、が特徴って記憶してます。
大体合ってる感じなんですが・・・

んん、でもソツ無くまとまっている感じが、気になる。

シャルドネは価格帯の印象も合わないし、シャブリなので、まず違う。
ソーヴィニヨン・ブランも違うし、ガヴィって感じでもない。

そうなると、リースリングかシュナン・ブラン。
全然、ペトロール香はしないし、やっぱりリースリングは違うか。

ファイナルアンサーで、シュナン・ブラン
で、ピンポン

普通、これだけ迷うと外す事が多いけど、何とか当たった・・

【総評】
アズダ エクストラ・スペシャル サウスアフリカン シュナンブラン 2010
ASDA EXTRA SPECIAL SOUTH AFRICAN CHENIN BLANC 2010

南アフリカ:コースタル・リージョン:WOパール
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シュナン・ブラン

西友で、550円で購入。

このワイン、いいですね~。
今まで飲んだ南アフリカのシュナン・ブランの中では一番いいんじゃないかって思うくらい。

ブラインドテイスティングの時にかなり迷ったのは、伝統産地のワインのような安定感があってニューワールドっぽく無かった点、なんですよね。

ほんのり甘いのですが、酸味とか苦みのバランスが良くて、センス良く、スッキリとまとまってます。

今日の晩ご飯は残念ながら、ししゃも・・
合うわけがないですね。

カミさんに価格感を聞いてみたら、780円。
あまり高そうじゃないけど、美味しい、って評価。

そうなんですよね、軽くてカジュアルな良さが、このワインのポイントでしょうか。

白なのにアルコール度が13.5%もあって、でもそれを感じさせない軽やかさもスゴイです。

飲み進んでも飽きがこないし、どんどん良くなる感じ。
品質管理がしっかりしてるのか、安心して飲めるワインです。

これはオススメですね。

■関連リンク(ASDAワイン)

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