2017/02/28
センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV(2017年購入)
センシィ ボルゴシプレッシ ビアンコ NV
SENSI BORGO CIPRESSI BIANCO NV
イタリア:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明
ローソンで、575円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:酸化熟成のイメージ
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、洋ナシ、ハチミツ、ヘーゼルナッツ
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄由来のミネラル、ちょっと傷んだ植物油
香りの印象:開いている、酸化熟成が始まっている
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、力強い
苦味:穏やかな
バランス:スリムながら、酸化によるひっかかりがある
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
酸化した酸っぱいリンゴ、シードル
【評価】
完全に酸化が進んでいて、酸っぱくて収斂性がある。
【供出温度】
7度以下、8-10度 コンディションが良くないので、しっかり冷やして飲んだ方が良さそう
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は、オレンジがかった濃いめのイエローで、酸化の印象があります。
香りは、硫黄、ミネラル、傷んだ植物油、白い実の果実、洋ナシ、ヘーゼルナッツなど、良い要素と悪い要素がいろいろ混ざっています。
味わいは、ライトなアタックから、酸化したすっぱい果実感が広がった後に、えぐ味と苦味がキューッと締まるように出てきて、そのままフィニッシュ。
センシィのボルゴシプレッシは、私の中では信頼のブランドだったのですが、今回は完全にアウト。
店舗の管理だけでこんなに悪くならないと思うので、すでに出荷時には酸化が進んでいたのでは、と思われますね。
ラベルデザインも変わって期待していただけに、これはガッカリ。。。
でもこういった酸化が進んだワインって食事に合わせると良くなったりするので、そこに期待してもう少し飲み進んでみましょう。
温度高めで飲み始めましたので、冷やして温度が下がってきたらちょっと飲みやすくなるかもしれません。
今日の晩御飯は、冷凍パスタの「白ワイン仕立てペスカトーレ」と「コーンサラダごまドレッシング」。
このワイン、ドジっ子アイドルみたいな、「ダメなだけどなんだか可愛らしい」キャラに変わってきましたね。
冷凍のペスカトーレにもとても良くフィットします。
ごまドレッシングのコーンサラダにも、すっとフィットしました。
ポテンシャルはなかなかスゴイものがありそうなのですが、やはりコンディションが悪い。。。
ちなみに、このワインのせいかどうかは不明ですが、次の日に激しくお腹を下してしまい、残ったワインは飲まずに捨ててしまいました。
瓶の色が濃くてワインの色を店頭で確認できないんですよね。
また来年くらいに違うお店で買って飲んでみようかな。
■関連リンク(ローソンのワイン)
2017/02/26
レゼルヴ ドゥラトゥール シャルドネ 2014
レゼルヴ ドゥラトゥール シャルドネ 2014
Reseruve Delatour Chardonnay 2014
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12。5%
ブドウ品種:シャルドネ
リカーランドトップで、税抜き740円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若干オレンジがかっているのが気になる
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>梨、白い実の果実、青りんご、グリーン系ハーブ、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>貝殻っぽいミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、シャルドネっぽくない
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やか
苦味:後味に強めに残る
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:それほど強くないが、浮いている分強く感じる
余韻:苦味を伴って長めに続く
【フレーヴァー】
グレープフルーツや夏みかんのようなフルーツ
【評価】
スッキリした爽やかな飲み口だが、苦味が強くアルコールが浮き気味に出てきて、後味は辛くて苦い。
【供出温度】
11-14度 冷えていると苦味が強めに感じるので、冷やしすぎないくらいが良さそう
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は少し淡く、ほんのりオレンジがかったイエローで、輝きはあるけどちょっと地味な外観。
香りは、固くて酸っぱい梨や、青りんご、貝殻のようなミネラル、グリーン系のハーブやフローラル、時間が経つとハチミツや硝煙のようなシャルドネらしさも出てきました。
味わいは、ライトなアタックから、爽やかでスッキリした果実感と甘みがパッと広がり、スマートでスレンダーなボディで、苦味が強めに出てきてアルコールの影響と重なり、辛いフィニッシュ。
飲みくちの爽やかさやスッキリ感はとても良いのですが、苦味とアルコールの印象が強くて、やや荒っぽいまとまりですね。
ただ、このあたりは飲み進むと変わってくるかもしれません。
と・・飲み進んでいると、少し時間が経つと、後味の辛さが気にならなくなってきました。
緊張感をもった張りのある味わいで、なかなか面白いワインだと思います。
ワインだけでも美味しく飲めるのですが、フルーツ感も甘みも抑制が効いていて、ニューワールドとはまた違う伝統産地のアプローチですね。
ひとクセというか、文化的なニュアンスというか、ワインを文化として捉えているような印象があります。
ニューワールドのワインはすっかり定着しましたが、やはり伝統産地のワインは常に先を歩み、提案し続けているような印象があります。
今日の晩御飯は、「ポークチャップ風の肉野菜炒め」。
このワインは主張がやや弱めなので食事との相性は良く、ピッタリフィットする感じではありませんが、特に問題もありませんでした。
時間が経って温度も上がってくると、果実味が主張してきましたね。
おつまみの「ドライフルーツ」や「ビーフジャーキー」にも大人な対応で合わせてきます。
グラスが空になると樽の香りが残りますね。
この上品な樽の使い方は、やはり伝統産地のワインの方が進んでいるように思います。
開けてから6時間くらい過ぎると、ちょっと酸っぱくなってきましたが、伝統産地のプライドを感じるワインだと思います。
人に例えると、しっかりしたアイデンティティを持っているけど、周りに柔軟に合わせて大人な対応が出来る、大人の女性って感じ?
コストパフォーマンスは高いと思います。
■楽天ショップへのリンク
レゼルヴ ドゥラトゥール シャルドネ 2014 白ワイン 750ml 金賞受賞Reserve Delatour Chardonnay 12.5% 750ml
※サイトより引用
フランス白ワイン愛好家大注目!造り手のAMIEL社はラングドック・ルション地方のAUDE県Trebesにあり、近くには観光地として有名なCARCASSONNE(カルカソンヌ)があります!協同組合で、現在の経営者は3代目です!組合には30社のブドウ農園が所属、その中から最も優良な“ブドウジュース”を購入し、ブレンド、ボトリングを行います!ボトリング工場もそれぞれのワインの特色に合わせて選定しています!各ブドウ農園は毎年有名なコンクールに出品し、多くの金賞を受賞しています!ブドウは良い区画のブドウを選定して使われ、醸造方法は伝統的で、アルコール発酵はタンクの中で行われます!色調は淡いレモンイエロー!香りは柑橘系の果実やフローラル香がし、味わいは酸味とアルコールのバランスが良い白ワインです!魚介類のグラタンなどと合わせてどうぞ!
見事!パリ農業コンクール2015年金賞受賞!
柑橘系の果実やフローラル香に酸味とアルコールのバランスがとても良い辛口白ワイン!
2017/02/25
ル・ナチュレル 2014
ル・ナチュレル 2014
LE NATUREL 2014
スペイン:北部地方:D.O.ナバーラ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ主体
OKストアで、税抜き999円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>百合っぽいフローラル、ヴェジェタル、黒い果実
<香辛料・芳香・化学物質>やや麝香、なめし革、樹脂、血液
香りの印象:開いている、少し酸化熟成が始まっている
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:サラサラした、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:長めに続く
【フレーヴァー】
ややヴェジェタルなスパイス
【評価】
独特なビオ臭があるが、ナチュラルでスマートな味わい
【供出温度】
10-13度、14-16度 ちょっとヒンヤリしているくらいが良さそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。
香りは、ちょっと強めのフローラル、黒い果実、なめし革、血液、などがありますが、時間とともに悪い方のビオ臭が出てきました。
味わいは、ライトなアタックから、上品な果実感がふわっと広がり、スマートな印象がスーッと続いて、軽い苦味と旨みがじわっと残るフィニッシュ。
いわゆるビオ臭のような悪臭系の香りを持っていて好みが分かれそうですが、ただ、味わいはとてもスマートでスムース。上品で旨みがあります。
今日の晩御飯は自家製の「マフィンバーガー」。
マフィンに、自家製ハンバーグ、炒めたオニオン、トマト、レタスにデミグラスソースとマスタードです。
シンプルな味ですが、ワインも軽めなので、相性は悪くありません。
ただ、レタスやトマトが肉とのバランスを取っているので、ワインの出番が無い感じ。
横からちょっかい出すような合い方です。
茂蔵の「ドライフルーツ」は砂糖が多めについているで、ワインが苦く感じますが、フルーツとの相性は良いですね。
「テングビーフジャーキー」はワインがフレッシュ過ぎてちょっと浮きますが、悪くありません。
ちょっと醗酵している感じで、マッコリやどぶろくのようなピチピチした感じがありますね。
まだ酵母が生きているのでしょうか。
飲みくちはとてもスマートでナチュラルで良いのですが、いわゆる糞尿系のビオ臭があって、人によっては全然ダメでしょうね。
1000円でビオワインテイストが飲めるという点では、貴重なワインだと思います。
人に例えると、見た目を気にしない、自由奔放で、素直で心がキレイな女性って感じ?
女優の門脇麦さんをイメージしました。
個人的には好きなタイプですね。
1500円くらいまでならコストパフォーマンス高いかな。
■楽天ショップへのリンク
ル・ナチュラル [2013] 750ml<ワイン>【12本まで1個口配送出来ます】完全無添加 オーガニック 赤 スペイン [10ap17am]
※サイトより引用
このワインこそ完全無欠なる無添加ワイン
無添加がうたえるのは、40mg/1L以下のSO2量のワイン。
ビールでも、日本酒でも、ウイスキーでもすべてのアルコール醸造の際にSO2は副産されます。
SO2とは亜硫酸分子の事で、酸化防止剤を計測する数値の元の分子です。
亜硫酸はアルコール発酵を止め、ワインを安定させ、酸化を防止し、抗菌力にすぐれたミラクルな添加剤で、決して悪の添加物とは、まるまる考えませんが、自然のままの完全な無添加ワインを造ってみたいと、スペインの若きワイン指導者リカルドの挑戦したワインです。
その反面、大変な技術が必要になります。更に醸造中に自然と出るSO2すらも極小にする為、醸造期間を極限に短く、1Lあたり10ml以下のSO2ワインが完成しました。
一昨年、リカルドにワイナリーでテストして飲んで欲しい挑戦ワインとして、提案があり「もっと酸を抑えないと売れないよ」と提言したことを覚えています。
その1年ちょっとで素晴らしいワインになりました。
やはり、流石の天才です。
2017/02/24
ラビーナ ティント 2015
ラビーナ ティント 2015
Lavina Tinto 2015
スペイン:カタルーニャ州:D.O.カタルーニャ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー、テンプラニーリョ
ドン・キホーテで、税抜き598円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>茎っぽいグリーン香、ジャム
<香辛料・芳香・化学物質>血液、なめし革、濡れた犬、アルコール
香りの印象:ややケミカル、少し還元的?
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:収斂性のある、サラサラした
バランス:スマートな、渇いた、痩せた
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
フルーティでスパイシー
【評価】
ライトでフルーティなカジュアルな味わいだが、タンニンが強く収斂性があり後味は乾く
【供出温度】
14-16度 渋みが強いのであまり冷やしすぎない方が良いかも
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような透明感と輝きがあります。
香りは、ケミカルで重く、茎っぽいグリーン香、なめし革、血液、動物臭、ジャム、時間が経つとカンロ飴のような香りが出てきました。
味わいは、軽めのアタックから、フルーツ感と甘み、爽やかな酸味がじわっと広がるものの、その後に強いタンニンがキューッと締めてきて、えぐ味の残る乾くフィニッシュ。
カジュアルな味わいですが、かなりタンニンが強めですね。
渋いワインが苦手な人はダメかも。
今日の晩御飯は、ドン・キホーテの「チキンカツカレー」。
カレーと合わせても主張する強いワインで、しっかりと存在感が残ります。
バチバチ当たるような合い方ですが、悪い仲間みたいな感じで割と良いかも。
おつまみで「テングビーフジャーキー」に合わせると、これもまた悪い仲間みたいな合い方をしますね。
カジュアルでフルーティなんですが、重いのが気になりますね。
いい意味の重さじゃなくて、テンション上がらない重さ。
テンプラニーリョのワインって時々こういった陰鬱な重さ、みたいな感じがありますが、このワインも、一見明るく装っているけど、実は暗いみたいな感じがあります。
肉系に合わせるとますます重くなるので、ドライフルーツとかがいいのかも。
ワインだけど、果実味を加えたくなります。
一般受けするタイプでは無いので、渋いワインが好きな人は試してみてはいかがでしょうか。
■1000円以下のおすすめワイン
2017/02/22
フィンカ・ラ・エスタンケラ 白 NV
フィンカ・ラ・エスタンケラ 白 NV
Finca La Estanquera Blanco Seco NV
スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:不明
ドン・キホーテで、税抜き298円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:若い、軽い、ちょっと酸化のイメージ
【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、過熟した印象、洋ナシ、リンゴ
<香辛・芳香・化学物質>石灰、ミネラル、硫黄
香りの印象:酸化のイメージ、やや人工的
【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:やさしい、やや頼りない
苦味:穏やか、やや頼りない
バランス:弱い、水っぽい
アルコール:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
水っぽい
【評価】
水っぽいくらい軽くて頼りないが、飲みやすい
【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして、ごまかして飲む
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は、オレンジがかった淡いイエローで、少し輝きがあるものの、地味な印象。
香りは、酸化の印象があり、白い果実、過熟した果実、硫黄、ケミカル、などちょっと人工的な印象。
味わいは、水っぽいくらい軽いアタックから、頼りない果実感や酸味が中途半端に広がり、そのままストンと落ちてえぐ味のあるフィニッシュ。
この価格なので期待はしていませんでしたが、まあ飲めるかなって程度でしょうか。
安いワインを飲みなれていない人は、まったくダメだと思いますが、全体的に素直なまとまりで、悪いやつではない、って感じです。
今日の晩御飯は、ドン・キホーテの「あさりの和風パスタ」。
何とも言えない低レベルなフィット感ですが、とても相性がいいですね。
このワイン、食事が入るとちょっとチャーミングな表情を見せます。
なんだか、食事のレベルが低いせいか、ワインが良く思えてきました。
水っぽいくらい軽いけど、憎めないキャラというか、素直でいいやつです。
おつまみで「ベビースターラーメンおつまみ」に合わせると、ワインが後ろに回ってほとんど消えてしまいます。
ただやっぱり、グラスを口に近づけたときの香りが良くないので、気分的には落ちますね~。
安いのは魅力的ですが、飲んでて幸せ感が無いので、リピートしたいタイプではないかも。
■1000円以下のおすすめワイン
2017/02/21
サンティアゴ ソーヴィニヨン・ブラン NV (2017年購入)
サンティアゴ ソーヴィニヨン・ブラン NV
SANTIAGO SAUVIGNON BLANC NV
チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
グルメシティで、494円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:ちょっと酸化熟成の印象
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実、ナッティ、リンゴのコンポート
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、バタークリーム、硝煙、ミネラル
香りの印象:木樽の影響?ちょっと酸化の印象
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:しっかりした、強め
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、ドライな、当たりが強い
アルコール:やや強めに感じる
余韻:短い
【フレーヴァー】
酸っぱくて固い果実
【評価】
ドライで果実感弱め、アルコールが強めに出て辛い印象
【供出温度】
8-10度 ドライで辛いので、あまり冷やしすぎない方が良いかも
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は、オレンジがかった中庸なイエローで、ギラギラした輝きがあります。
香りは、熟した果実、硝煙、ナッツ、バタークリーム、加熱したリンゴ、などちょっとシャルドネっぽい感じです。
味わいは、軽めのアタックから、柑橘系の果実感としっかりした酸味がじわっと広がり、ドライでスマートなボディの後に、アルコールの辛さが出てきて、乾く印象でフィニッシュ。
前回飲んだ時は、
青りんごや柑橘系、グリーン系のハーブなどソーヴィニヨン・ブランらしい香り。という印象でしたが、今回は大分違いますね。
爽やかな果実感と酸味、甘みのある、フレンドリーでフレッシュなまとまり。
まず香りがシャルドネっぽい、熟した果実香やバタークリームのような印象があって、飲みくちも甘みが少なくて、ドライで強めの味わいです。
店頭で酸化熟成してしまった、という可能性もありますが、チリのワインって表示品種以外に25%は他の品種が使って良いので、時間が経つとブレンドしているシャルドネが主張しだす、という可能性もありますね。
ただまあ、これはこれで悪くないです。
税込みワンコインのなかでは、しっかりしていてブレがなくて、傷んでたりケミカルだったりなどの悪い要素はほぼありません。
最初、温度がやや高めだったのですが、冷蔵庫で冷やしてみると、爽やかさがちょっと出てきました。
今日の晩御飯は、ちょっとスパイシーな「鶏天」。
少し苦味が強めに出るものの、とても良く合いました。
このワイン、ドライでフルーツ感が控えめなので、食事には合わせやすそうです。
ただ苦味が強いので、ゴーヤとか苦味があるメニューはダメでしょうね。
おつまみで「ベビースターラーメンおつまみ」に合わせると、このクラスのワインでもプライドが許さないって感じ?
というか、このワイン意外と正統派で、真面目な感じなので、パーティワインよりは食事に合わせるタイプみたい。
飲み進むとだんだん爽やかさが出てきました。
ただ、香りはあまり良くないですね。ちょっと腐臭のようなものが出てきたかも?
フレッシュで、ストレート、素直な印象で、コストパフォーマンスは高いと思います。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)
2017/02/19
シャトー・ベルリエール 1998
シャトー・ベルリエール 1998
Chateau Berliere 1998
フランス:ボルドー地方:A.O.C.モンターニュ・サンテミリオン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%
OKストアで、税抜き1250円で購入。
【外観】
清澄度:かすかに濁った
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ややレンガ色
濃淡:少し透明感がある
粘性:強い
外観の印象:熟成した
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、干しぶどう、ドライフラワー、腐葉土
<香辛料・芳香・化学物質>燻製肉、オリエンタルスパイス
香りの印象:熟成感がある、開いている
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):わずかに残糖の甘み
酸味:なめらかな、はっきりした
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような、芯の強さがある
アルコール度:やや強め
余韻:長めに続く
【フレーヴァー】
熟成感のあるスパイシー
【評価】
軽めのボディながら、しっかり熟成感を味わえる。香りはちょっと微妙。
【供出温度】
14-16度 熟成感を楽しむには温度高めの方が良いが、香りがイマイチなので、ちょっとひんやりしてるくらいが良さそう
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
飲む30分前くらいにデカンタージュしておくと香りが開くかもしれないが、力がないので一気に酸っぱくなる可能性もあり
【総評】
外観は、熟成感の進んだレンガ色に近いやや濃いルビーで、底光りするような輝きとツヤがあります。
香りは、ドライフルーツや干しぶどう、ドライフラワー、オリエンタルスパイス、温度が上がってくると少しケミカルな印象があり、ちょっとブショネっぽさや麝香のような悪臭系の要素もあります。
味わいは、優しく軽いアタックから、熟成感のある深い果実感と穏やかな甘み、優しい酸味が、じわっと時間をかけて広がり、スレンダーで上品なボディがすーっと流れるように続いて、じわっと旨みを残すフィニッシュ。
冷蔵庫で冷やしてあったので、かなり温度低めから飲み始めましたが、温度が上がって空気に触れてくると、どんどん良くなってきました。
こういうお買い得な蔵出しビンテージワインって、外れるケースもありますが、このワインの第一印象は当たりです。
最初ちょっとブショネっぽいかなと思ったけど、大丈夫みたい。
やっぱり熟成感のあるワインっていいですよね~。
カジュアルで美味しいワインはたくさん出てきましたが、ワインの深みを感じる熟成した味わいは、安いワインではなかなか味わえません。
19年前のワインにしてはまだまだ若さがありますが、これはシャトー蔵出しだからでしょうね。
このボディで普通にビン詰めして19年経ったら、もうビネガーになってますね。
ワインを寝かしておくということは場所も必要で、やはりコストがかかりますから、このワインが1000円台前半で売っているってのは微妙に訳ありな感じがします。
熟成感はあるけど基本的にはカジュアルで、シンプルで深みはありませんが、芯はしっかりしている感じです。
今日の晩御飯は、「ひき肉と大根の煮物」。
熟成したワインって、醤油との相性がいいので、和食によく合いますよね。
ひき肉はもちろん、大根も良く合いました。
「トリュフチョコ」に合わせると、油脂分との相性はいいののの、カカオとタンニンがバッティングして、最終的には苦味が強めに出てしまいます。
時間が経つと酸っぱくなってきますが、1000円台前半で熟成感のあるワインを楽しめるという点では貴重なワインだと思います。
■楽天ショップへのリンク
【お買い物マラソン】 シャトー ベルリエール 1998 モンターニュ・サンテミリオン 750ml
※サイトより引用
完熟したベリーの香りが上品に広がり、なめらかなタンニンとのバランスに優れた果実味に富んだワイン。
土壌:粘土石灰質
飲み頃温度:14~16℃
味わい:赤/ミディアムボディ
2017/02/18
エル・グリル トロンテス 2015
エル・グリル トロンテス 2015
EL GRILL TORRONTES 2015
アルゼンチン:地理的表示無し
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:トロンテス
OKストアで、税抜き798円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ライチ、パイナップル、南国系果実、キンモクセイ、グリーン系ハーブ
<香辛・芳香・化学物質>クリーム、張りのあるミネラル
香りの印象:アロマティック、第1アロマが強い
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープ
苦味:後味に強めに残る
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
グレープフルーツのような爽やかな柑橘系
【評価】
レモンを絞ったような、フレッシュでシャープな味わい、トロンテスっぽくない
【供出温度】
7度以下、8-10度 シャープで爽やかな味わいを楽しむには温度低めが良さそうだけど、温度が上がったときも興味がある
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱めでシンプル。
香りはアロマティックで、ライチ、パイナップル、南国系果実、グリーン系ハーブ、ミネラル、クリーム、キンモクセイなど、華やかな印象です。
味わいは、ライトなアタックから、シャープな果実味と酸味が一気に口の中に広がり、ドライでスレンダーなボディで、えぐ味と苦味があるものの、強い酸味が最後まで残ってジューシーなフィニッシュ。
こんなに酸っぱいトロンテスは初めてですね。
もっと平和な果実感をイメージしてましたが、かなり挑戦的でシャープな味わいです。
今日の晩御飯は、「鶏肉のホワイトシチュー」。
シチューがソフトな味わいなので、ワインが強めに出て、フィット感はありません。
レモンを絞ると美味しい食事、フライとかグリルみたいなものが良さそうですね。
このワインのコンセプトが「グリル料理と合わせるワイン」なので、レモンを絞ったような合い方なんでしょうね。
グリル料理に白ワインってのが不思議でしたが、レモンを絞ったような合い方という点では納得です。
確かに、シンプルに焼いた鶏のモモとか良く合いそうな気もします。
実にシンプルな味わいで、人に例えると、一本気で邪心のない、真面目で爽やかな若者、って感じでしょうか。
それにしてもブラインドで飲んだら、香りでは、ゲヴュルツトラミネールとかトロンテスって思っても、口にふくむとトロンテスとは思わないでしょうね。
ゲヴュルツトラミネールは最近、コノスルなどでもカジュアルなタイプが増えてきましたが、トロンテスにもその波が来てるって事でしょうか。
新しい時代を感じさせるトロンテスです。
■楽天ショップへのリンク
トリヴェント エル グリル トロンテス 白 750ml【アルゼンチンワイン】shibazaki_EGT
※サイトより引用
バーベキュー大国よりグリル料理によく合うワイン
マスカットやオレンジの花を連想させる華やかで鮮やかな香りと、ハチミツやジャスミンティーのニュアンス。 フレッシュでイキイキとした口当たりと、ハツラツとした酸が特長の、果実味溢れる辛口白ワインです。
2017/02/17
チラノ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
チラノ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
CHILANO CABERNET SAUVIGNON 2015
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
ドン・キホーテで、税抜き428円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、ちょっとキャンディ、ウッディ
<香辛料・芳香・化学物質>肉、血液
香りの印象:若々しい、ちょっとケミカル
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
ライトでフルーティだが、甘みと渋みがやや重い印象になっている
【供出温度】
10-13度 温度が高いと重い印象になるので、冷やして飲んだ方が良さそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きがあります。
香りは、赤い実の果実、血液、肉、茎っぽいグリーン香、ウッディ、とやや重く、時間が経つとカラメルの印象が出てきました。
味わいは、ライトなアタックから、チャーミングな果実感と甘みがふわっと広がり、甘みとタンニンがややのしかかるような重さになって、えぐ味のある、重い印象でのフィニッシュ。
ライトボディなのですが、香りも味わいも全体的に鈍調で鈍い印象の重さがありますね。
今日の晩御飯はコンビニ弁当の「バターチキンカレー」。
合わせるととたんに、ワインが出来損ないのような印象になってしまいました。
ちょっとアラがでるのかも。
ワンコインをさらに下回る価格なので、コストパフォマンスは悪くないと思います。
■1000円以下のおすすめワイン
2017/02/15
メルシャン ワールド・セレクション オーストラリア産シャルドネ NV
メルシャン ワールド・セレクション オーストラリア産シャルドネ NV
Mercian World Selection Chardonnay from Australia NV
オーストラリア産ワインを日本でボトリング
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ
リカーランドトップで、税抜き369円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、大人しい外観
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、なし、甘い柑橘系
<香辛・芳香・化学物質>はちみつ
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め、ちょっと人工的
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やや弱め
苦味:控えめ
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:弱い
余韻:短い
【フレーヴァー】
やや水っぽい果実感
【評価】
水っぽいくらいの軽さながら、全体的なバランスは悪くない
【供出温度】
7度以下 温度低いと味がしないタイプだけど、冷やしてスイスイ飲むのようなキャラクター
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は、グリーンがかったやや淡いレモンイエローで、輝きは弱めです。
香りは弱く、白い実の果実、みかんのような柑橘系、はちみつ、など果実感が中心で、温度上がってくると硝煙などの印象が出てきました。
味わいは、水っぽいくらい軽いアタックから、柑橘系の果実感と甘み、酸味が爽やかに広がり、頼りないヒョロヒョロしたボディでストンと落ちて、えぐ味と苦味を残したちょっとひっかかるようなフィニッシュ。
とにかく軽いですが、なんか強制的にまとめられてるような印象で、ヌケ感とかハッピー感は少なめでしょうか。
国産ワイン的な工業製品っぽいまとまりで、味の素みたいな余計な添加物が入っているような印象なんですよね。
ただ、いままでの国産ワインよりはワインらしさを感じます。
今日の晩御飯は、ちょっと辛めの「麻婆豆腐」。
甘みとフルーツ感がフィットしないものの、ワイン自体の主張が少ないので食事の邪魔はしません。
軽いのですが、あまり食事に合わせやすい感じではないかも。
飲み進むと、マイナス要素が消えてきて、だんだんいい感じになってきました。
この価格だったら全然ありかもですね。
少なくとも国産ワインよりは全然いいと思います。
冷蔵庫に入れて、次の日に飲んでみたら、だいぶ酸っぱくなっていました。
もともと力のないタイプなので、あまり日持ちはしないようですね。
■楽天ショップへのリンク
【送料無料】【メルシャン ワイン】ワールドセレクション シャルドネ フロム オーストラリア 12本セット・ケース販売 オーストラリアワイン/白ワイン/辛口/720ml×12【まとめ買い】【ケース売り】【業務用】【セット】【メルシャンワイン】
※サイトより引用
オーストラリアの赤みを帯びた土壌で育ったシャルドネを使用しています。もぎたてのフルーツをほお張ったような、生き生きとした酸味が口いっぱいに広がります。
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手軽に楽しんでいただけるデイリーをお探しの方には超オススメです。あと気取らない食事を出すビストロのハウスワインにもうってつけ!抜栓翌日もヘタることなく美味しく戴けます。
2017/02/13
ズールー レッド NV(2017年購入)
ズールー レッド NV
ZURU DRY RED NV
南アフリカ:ウェスタン・ケープ
アルコール度:13%
ブドウ品種:不明
リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は、734円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若さがあるもののちょっと地味な色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン
<香辛料・芳香・化学物質>アルコール
香りの印象:ポートやシェリーのような印象
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:弱め、サラサラした
バランス:スマートな、渇いた
アルコール度:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
ジャムっぽい果実
【評価】
ライトですっきりカジュアルにまとまっているけど、酒精強化ワインのような印象が気になる
【供出温度】
10度以下 温度が上がってくるとアラがどんどん出てきそう
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若さのある紫っぽい色調ながら、やや地味な色調の濃いルビーで、液面のツヤと輝きはあります。
香りは、温度が低いせいか弱く、プルーンやポートワインのような果実感、生っぽいアルコール、温度が上がるとカビっぽいケミカル、全体的に弱く、よくありません。
味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、小ぶりな果実感とほんのりした甘み、爽やかな酸味がスーッと広がり、スマートでクールな印象が続いて、そのまま渋みもえぐ味も軽めのまま、ジューシーなフィニッシュ。
香りは良くないですが、味わいはスッキリとクールで良いですね。
ただ、温度がかなり低めの状態で美味しいので、温度が上がるとマイナス面が出てきそうな感じ。
温度が上がると、ケミカルだったり、ちょっと腐臭のような香りも出てきそうだけど・・・
キンキンに冷えていたら大丈夫、ってホントに大丈夫なの????
今日の晩御飯は、自家製の「メンチカツ」。
中濃ソースと和がらしでいただきます。
ワインが軽めなので、相性はいいですね。
爽やかさを与えてくれて、料理を持ち上げてくれます。
軽めで主張もしないので、食事との相性は広そうです。
バレンタインでもらった「カカオトリュフチョコ」はワインが完全に負けますが、苦味が少なくケンカしないので相性はいいですね。
チョコが少なくなると、ワインがせっせと働き出します。
ガーナブラックチョコでも苦味はバッティングしません。
この苦味が控えめなのに、ジュースっぽくないのが、このワインの良いところかも。
苦味が少ないのでチョコとの相性はなかなか良く、この時期に飲むにはいいチョイスかも。
ワンコインだったら、まあ許せると思います。
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ズールー レッド[長S]
※ショップ説明より
かすかな甘味で赤が苦手な方にもおすすめ■1000円以下のおすすめワイン
ドライな味わいの中にかすかな甘味を感じ、大変飲み心地のよい口当たりが特徴のユニークな赤ワイン。少し冷やすとさらにフルーティでグイグイいけちゃいます。この独特の風味にひそかにファンの多いワインなんです。軽めのチーズなどとご一緒に。
2017/02/11
ツリー・ベア シャルドネ NV
ツリー・ベア シャルドネ NV
Tree Bear Chardonnay NV
オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ
OKストアで、税抜き599円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、ねっとりした輝きがある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>南国系の果実、パイナップル
<香辛・芳香・化学物質>硝煙、ミネラル、バター
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:やや強め
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め(に感じる)
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
グレープフルーツのような苦味の強い柑橘系
【評価】
すっきり爽やか、シンプルでカジュアルなまとまり、えぐ味と苦味が強めでバランスはイマイチ
【供出温度】
7度以下、フレッシュでフルーツ感が強いので、冷えてる方が美味しい
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、ねっとりした輝きがあります。
香りは、南国系の果実、パイナップル、硝煙、バター、などリッチ系のシャルドネのイメージ。
味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな果実と酸味がふわっと広がり、細身のボディがスーッと続いて、苦味とえぐ味が強めな「ひっかかる」ようなフィニッシュ。
外観と香りはリッチ系のシャルドネのイメージでしたが、飲みくちはシンプルでスッキリ系で、苦味とえぐ味が残るのがちょっと気になります。
ワンコインの中では、中の上くらいのイメージでしょうか。
今日の晩御飯は「ポークソテーのオニオンソース」。
ワインはニコニコと社交的ですが、フルーツ感が強いので、ピッタリフィットはしません。
これくらい甘くてフルーティだと合わせる食事は気を使いますね。
苦味も食事に合わせる時のポイントになりそうです。
フルーツに合うちょっと甘いカレーとか、甘酢の中華炒めとか合いそうですが、どちらかというとパーティワインですね。
ワインだけで飲めるタイプですが、温度が上がってくると後味の苦味がやや気になります。
しっかりキンキンに冷やして、みんなでワイワイ飲むようなイメージでしょうか。
残ったワインを冷蔵庫に入れておいて、次の日に飲んでみましたが、全然大丈夫。
というか、後味の苦味とかえぐ味も気にならなくなって、飲みやすくなってるかも。
3日目もいけそうな感じですね。
そういう点では冷蔵庫に入れておいて、食前酒的に数日かけて楽しむという使い方もありそうです。
コストパフォマンスは高いのではないでしょうか。
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ツリー・ベア シャルドネ 750ml
※サイトより引用
フルーティですっきり、おしゃれ可愛いワイン。
ワイン大国オーストラリアからやってきた、「ツリーベア(コアラ)」とワイナリーの看板娘「オウムのマギー」が目印のおしゃれ可愛いワインです。生産者であるライオン・ワイン社は、オーストラリアとニュージーランド、アメリカの高級ワイン産地に、それぞれの産地を代表する高級ワインブランドを有する造り手です。オーストラリアでは、4つのワイナリーを所有し、それぞれの産地に根差したワイン造りを行っています。
「ツリーベア」はパイナップルや洋梨の香り、フルーティでクリーンな味わいのワイン。毎日の食事や、ちょっとしたパーティーなど、いつもの食卓をパッと華やかにしてくれます。
開けやすいスクリューキャップボトル。
2017/02/05
サンタ・ヘレナ ラ・プンタ レセルヴァ シャルドネ 2015
サンタ ヘレナ ラ・プンタ レセルヴァ シャルドネ 2015
Santa Helena La Punta Reserva Chardonay 2015
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ
OKストアで、税抜き768円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少しオレンジがかったイエロー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若い、よく熟した
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>白い実の果実、モモ、パイナップル、グリーン系ハーブ
<香辛・芳香・化学物質>バタークリーム、ハチミツ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖とアルコールのボリューム感
酸味:しっかりした、やさしい
苦味:後味に強めに残る
バランス:まろやかな、ねっとりした
アルコール:やや強め
余韻:長めに続く
【フレーヴァー】
フルーツ感と、ちょっとピリッとスパイシー
【評価】
果実感たっぷりで、とろとろした穏やかな印象ながら、後味に強めの苦味が残りやや辛い
【供出温度】
8-10度 温度が上がるとややダレた感じになるので、温度低めが良さそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、ギラギラした輝きがあります。
香りは、果実感が中心で、白い実の甘い果実、南国系の果実、柑橘系などがあり、バタークリームやハーブの印象もあります。
味わいは、優しい軽めのアタックから、凝縮感のある果実と甘みが一気に広がり、やさしいふっくらした印象が続いた後にえぐ味と苦味が出てきて、やや辛めのフィニッシュ。
果実感が強くて甘みがあって、ちょっとリッチ系の印象もあって、いろいろと盛り込まれていますが、トータルでの印象はチャーミング。
ワインだけでどんどん飲めるタイプで、価格なりだけど、いい感じです。
今日の晩御飯は「ブリの照り煮」と「ふろふき大根」。
まったくシャルドネとは合わないメニューですが、予想通り合いません。
果実感が強いので和食は難しそうですね。
おつまみの「ビーフジャーキー」や「ミックスナッツ」にはパーティ的に合います。
特別に安いスーパーで買ったので、税抜き768円ですが、普通は1000円ちょっと超えるくらいみたいですね。
確かに1000円ちょっとくらいの印象で、バランスはいいと思います。
ただ、平均的なシャルドネって感じであまり個性は無くて、優等生な感じなので、あまり印象に残らないかも。
フツーに可愛いアイドルなんだけど、覚えてもらえないみたいな?
コストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。
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サンタ ヘレナ ラ プンタ レセルヴァ シャルドネ 2015] サンタ ヘレナ社 DOセントラル ヴァレー 白ワイン 辛口 750mlSanta Helena “La Punta” Reserva Chardonay [2015] chile (Valley-Central)
※サイトより引用
サンタ・ヘレナ社について
いち早く海外進出を果たしたチリワインにおける輸出ブランドのパイオニア、サンタ・ヘレナ社!
今は世界52ヵ国以上で愛飲されており、長年培ったワイン造りのノウハウをいかしつつ、より高い品質を目指し活動を開始したサンタ・ヘレナ社のワインは、今後ますます世界のワイン愛好家の注目を集めていくこと間違いなし!
サンタ・ヘレナ“ラ・プンタ”
レセルヴァ・シャルドネ2015年
チリ超お買い得のハイ・コスパ究極辛口白ワイン!あの月刊誌「一個人」で極旨ワイングランプリ第3位獲得!爆発ヒット中のアルパカのサンタ・ヘレナ社が手掛ける上級品!が遂に新発売!
“ラ・プンタ「頂点」”という名のサンタ・ヘレナの上級品!ありのままの自然環境が保存されたぶどう畑の一角には多様なハーブが自生!ぶどう樹とハーブが共生する畑からは、健全で優れたブドウがもたらされ、その高品質なブドウの持つ可能性を醸造家たちが最大限に引き出し、凝縮感のある果実味と上質な深みを兼ね備えた、気品あるワインに!シャルドネ主体にほんのわずかヴィオニエとソーヴィニヨン・ブランがブレンドされた、シトラスや白桃の豊かな香りで、心地よい酸味とフレッシュな果実味のバランスが良い極上辛口白ワイン!“頂点”という名も良し!かわいいエチケットも良し!人気爆発間違いなしの大人気チリワイン!
2017/02/04
バイレット 2014 エスペルト
バイレット 2014 エスペルト
Vailet 2014 ESPELT
スペイン:カタルーニャ州:D.O.エンポルダ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:マカベオ、ガルナッチャ・ブランカ
ワイナリー和泉屋の通販で6本セット8,640 円(送料別)、1本あたり1,440円で購入。
参考価格は、2,235円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色づきが弱め
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バナナ、パイナップル、熟した果実、オレンジ、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖は少しでアルコールのボリューム感がある
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:旨みを伴った
バランス:溌剌とした、厚みのある
アルコール:高め
余韻:長めに続く
【フレーヴァー】
柑橘系のようなフルーツ
【評価】
フレッシュでフルーティながら、しっかりしたボディでアルコールも強め
【供出温度】
8-10度、11-14度 冷えていてもフレッシュで美味しいけど、温度が上がってもいけそうな感じ
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは強め。
香りは果実香が中心で、パイナップルやバナナ、熟した果実、柑橘系のオレンジ、グリーン系のフローラルなど、時間が経つとまた変わってきそうです。
味わいは、やや強めのアタックから、フレッシュな果実感と甘みがじわっと広がり、しっかりした酸味が支えながら、強めのボディが長めに続いて、アルコールの強さはあるものの、ジューシーなフィニッシュ。
フレッシュフルーティでカジュアルなんですが、味わいの複雑性と深みがあって、じわっと沁みてくる味わいで、これはいいですね。
誰が飲んでも普通に美味しいっていいそうですが、1500円くらいをイメージするかもしれません。
今日の晩御飯は、自家製の「餃子」。
ニンニクが入ってなくて野菜中心の軽めのタイプです。
とてもフレンドリーな対応ですが、ピッタリフィットする感じではありません。
フルーティなので、やはりカジュアルなパスタやピザ、パンにチーズやパテを乗せたようなアンティパストなんかのイメージでしょうか。
「テングのビーフジャーキー」や「ミックスナッツ」に合わせてみても、ワインのしっかり感が浮いてちょっと違和感があります。
カジュアルなようでもしっかりしたワインなので、それなりに食事じゃないと合わせにくいのかもしれません。
チーズ系のおつまみとかだと良いのかな?
ついでに冷凍パスタのカルボナーラに合わせてみましたが、ワインがやはりもったいない感じになってしまいますね。
ジャンキーなものには合わせにくそう。
カミさんの感想は、フルーティだけど後味が良い、1600円くらい、という感想。
確かに1500円くらいのイメージで、2000円超えるとちょっと高いと感じるかもしれせん。
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バイレット [2014] エスペルト【あす楽対応】
※サイトより引用
セラー・エスペルトは、フランスの国境近く、バルセロナの北東 D.O.エンポルダにあるワイナリーです。
地中海沿岸で太陽燦々としている土地で造られるワインは、スパークリングワイン、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン、そして甘口のワインと20種類以上の豊富なラインナップをもちます。
世界No.1レストランの呼び声高いエル・ブジではキンセ・ルレスとテレス・ナグレスが通常ワインリストにオンリスト、東京にも支店があるサン・パウもいくつかのワインを常時オンリスト、そして2010年に7つ目のミシュラン3★に昇格したエル・セジェール・デ・カン・ロカもキンセ・ルレスとテレス・ナグレスをオンリスト、そしてパーティ用のワインとして白はマレニー、赤はヴィディヴィを採用しています。
『いたずら好きの子供』 と言う意味のバイレット。
ガルナッチャ・ブランカとマカベオをブレンドしてつくる辛口の白ワイン。パイナップルや、リンゴ、完熟した白いフルーツの新鮮な香りが広がります。スムーズな口当たりとフレッシュで豊かなボディのバランスのとれた白ワインです。セラー・エスペルトのスタンダード白ワインのひとつです。
2017/02/03
ズールー ホワイト NV(2017年購入)
ズールー ホワイト NV
ZURU DRY WHITE NV
南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:不明
リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は、734円
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがかる
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ナッティ、
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄由来のミネラル、酵母
香りの印象:硫黄の印象が強い
【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖
酸味:爽やかな、ちょっと荒い
苦味:変な苦味
バランス:ギクシャクして良くない
アルコール:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
人工的な果実感、硫黄?
【評価】
ギクシャクしたバランスで、変な甘みと苦味があって、舌にワックスのような感じが残る
【供出温度】
8-10度 冷えていると後味が悪く感じるので、冷やしすぎないくらいが良さそう
【グラス】
小ぶり
【総評】
外観は、グリーンがかったイエローで、金属質な輝きがあります。
香りは、硫黄の印象が強く他の要素があまり感じられません。
味わいは、軽めのアタックから、カジュアルな果実感と甘みがふっと出てくるものの、ギクシャクしたまとまりのない感じで、変な苦味とえぐ味が出てきて、人工的な印象のフィニッシュ。
南アフリカワインって、良いワインになかなか当たらないのですが、これも第一印象はハズレですね。
香りは決定的に悪くて、味わいも人工的で、ジュースっぽい感じ。
いろいろな要素がバラバラで、バランスが悪いんですよね。
今日の晩御飯は、くら寿司の「恵方巻き」。
マヨネーズが入っているタイプには実に良く合いました。
完全にフィットして、専用ワインって感じです。
穴子、えび、かんぴょう、玉子、でんぶなどが入ってるタイプは、やはりフィット感がありません。
でも食べ物が入るとワインが素直な印象になりますね。
飲み進むと、だんだん良くなってきましたが、500円だったらありで、800円はちょっと高いって感じでしょうか。
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ズールー ホワイト[長S]
※サイトより引用
大人気!南アフリカの白ワイン!
レモンやグレープフルーツなどの爽やかな果実香とキリッとした酸味に、フルーティな果実味が調和。スッキリ爽快な白ワインです。パエリアなど魚介を使ったお料理に。
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