2016/03/31

バロン・ロメロ 赤 NV (2016年購入:2回目)

バロン・ロメロ 赤 NV
バロン・ロメロ 赤 NV
BARON ROMERO RED NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

まいばすけっとで、399円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若々しい紫がかった色調の、やや濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、底が見えるくらいの明るさ

【香り】
第一印象:弱い
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、干しぶどう、コーヒーや紅茶、チョコレート
<香辛料・芳香・化学物質>燻製、なめし革、ちょっとケミカル
香りの印象:ちょっと熟成感がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:柔らかいようで、後味にギスギス感がある
タンニン分:控えめ、舌に嫌な感じが残る
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
人工的な果実感

【評価】
ライトで穏やかな味わいながら、ギスギスした酸味や舌に残る嫌な感触がある

【供出温度】
10度以下 ライトで飲み口はいいけど、バランスが悪いので冷やしてごまかした方がいい

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調のやや濃いルビーで、底が見えるくらいの明るさ。

香りは弱めで、人工的な果実感に、チョコレートやカカオ、茎っぽいグリーン感などですが、それほど嫌な感じはありません。

味わいは、ライトで優しい口当たりから、穏やかな果実感と甘みがじわっと広がるものの、急に酸が刺々しく変わって、舌にベタッと嫌なワックスのような感触が残って、ちょっと残念なフィニッシュ。

飲んだ瞬間はいい感じなんですけど、フィニッシュが荒いですね。
飲み進むと慣れてくるのかな。

2014年に一度飲んでますが、その時の感想は、
味わいは、軽めながら、酸味と渋みが強く、全体にギクシャクした印象。
ただ、このワインの個性みたいで、品質が悪いわけではなさそうです。
第一印象はイマイチだけど、価格を考えるとまあ悪くないかな。
バサバサした荒っぽい味わいも、個性ととらえると、こういうのもありかなって感じ。
まあ、今回も同じ感じでしょうかね。

まあ、399円という価格はかなり競争力があるので、どこまで許容出来るかでしょうね。

今日の晩御飯は、冷凍パスタのボロネーゼと、バランスサラダ(胡麻ドレッシング)。

サラダはワインが邪魔するので食べてる最中には飲みたくない感じですが、まあ赤ワインなので当たり前ですね。
ただ、このワイン軽くて控えめなので、そんなに悪さをしなくて意外と相性は悪くないかも。

ボロネーゼの生パスタはきのこが入ってますが、バランスがいいですね。
気軽な友人関係って感じで、カジュアルに、パーティっぽくフィットします。

国産ワインのような、人工的だけど穏やかで角が取れた味わいなのですが、少しワインらしさも持ってます。
まとめるセンスがいいんでしょうかね。

デザートのチョコレートクッキーには苦味がケンカしてイマイチ。

アーモンドは大人っぽい対応で、香りが強まって華やかになり、カシューナッツはちょっとつれない感じでフィット感がなく、ジャイアントコーンはパーティ的な合い方で、適当に盛り上がるって感じで、ピーナッツは普通に黙ってテレビ見てるような感じ。

ピーナッツチョコはワインが完全に負けて、跡形もなくなります。

まあ、この価格なら十分なのではないでしょうか。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/03/29

コスタネラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015

コスタネラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
コスタネラ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
COSTANERA SAUVIGNON BLANC 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

まいばすけっとで、499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>南国系果実、パイナップル、熟したモモ、若干傷みかけた果実、ナッティ
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、石灰のようなミネラル、ケミカル、硝煙
香りの印象:第1アロマが強め、過熟した印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:しっかりした、力強い
苦味:穏やかな
バランス:まろやかな、ねっとりした
アルコール:強め(に感じる)
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
熟した濃厚な果実感

【評価】
果実感が強くてカジュアルだけど、ややアルコールが強めにでて辛さもある

【供出温度】
7度以下 アルコールがやや浮き気味な感じだけど冷やした方が飲みやすそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、熟した果実や南国系の果実、やや傷みかけたようなイメージもあり、硫黄由来のミネラル、硝煙、ナッティなどがあります。

味わいは、ややボリューミーなアタックから、熟した果実味と甘みがぶわっと広がり、その後しっかりした酸が締めて、軽いえぐ味とアルコール感のあるジューシーなフィニッシュ。

果実感と甘みが強めで、それに負けない酸味とアルコールの強さがあって、全体的にメリハリのあるしっかりした印象です。

買った時は常温だったので、冷蔵庫で冷やしつつ飲んでますが、やはり温度が下がった方がハリのある味わいになりますね。
ワインだけで楽しむタイプのパーティワインで、果実感と甘みが強いので、食事には合わせにくそう。

今日の晩御飯は、グリルチキンのサラダと、冷凍パスタのボンゴレビアンコ。
サラダのドレッシングは和風ステーキソースのような味わいです。

鶏肉も、野菜も、ポテサラも、マカロニサラダも、自分のスタンスは変えずに、勝手に騒いでパーティしてる感じの合い方。

冷凍パスタのボンゴレビアンコは味が強いので、ワインがちょっと負けて果実感とフレッシュ感を加えるような合い方になります。
暴れん坊だったワインが、ちょっとしとやかで可愛らしくなる感じですね。

おつまみの薄皮付きピーナッツも、軽くいなします。

ソーヴィニヨン・ブランというよりは、シャルドネとかトロンテス的な盛り上がりのある味わいですね。
パーティワインですが、ワンコインとしては良い方だと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/03/26

コノスル メルロー ヴァラエタル 2014

コノスル メルロー ヴァラエタル 2014
コノスル メルロー ヴァラエタル 2014
Cono Sur Bicicleta Merlot 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:メルロー85%、カべルネ・ソーヴィニヨン9%、シラー4%、マルベック2%

酒のいしかわの通販で、6本セット4,621円、1本あたり770円で購入。
参考価格は、732円。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、ほぼ黒に近い濃いガーネット
濃淡:とても濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリージャム、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>ちょっと閉じた印象、還元的、スパイシー
香りの印象:やや閉じている、若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:軽めだが収斂性がある
バランス:すっきりしているが、ボリューム感としっかりした芯がある
アルコール度:強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
フルーティでカジュアル、濃縮感があるがスッキリまとまっている

【供出温度】
10-13度 フルーティで甘み強めなので温度低めの方があっていそうだけど、温度が上がっても大丈夫そう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は濃く、若々しい紫色のフチをした黒に近い濃いガーネットで、輝きとツヤがあります。

香りは、やや還元的で、荒っぽい茎っぽいグリーン香、濃縮感のあるカシスやブルーベリージャムのような印象もあります。

味わいは、軽めのアタックから濃厚な果実感と豊かな甘みがふわっと広がり、爽やかな酸と締まったタンニンが支えて、その後えぐ味と収斂性が出てきて、少し乾く感じでフィニッシュ。

果実の濃縮感と甘みが強いのが特徴で、ニューワールド全開って感じ。
メルローっぽくなくて、シラーとかグルナッシュのようなイメージです。

ただ、打てば響くような芯の強さがあり、そこはメルローっぽいですね。

今日の晩御飯はビーフシチュー。
でっかいお肉が入ってます。

デミグラスソースでちょっと甘いので、何となく馴染みはいいのですが、表面的な合い方でマリアージュって感じではありません。
お友達って感じ。?

おつまみのピーナッツにもパーティ的に馴染みます。
グリーン豆にも、ビーフジャーキーにも社交的に合わせてきますね。

ジュースとかカクテル的に、ワインだけで自立しているので、食事と合わせるイメージではないですね。

ニューワールドテイスト全開で、人によって評価は分かれるかもしれませんが、コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

【ワイン】【赤】【コノスル】 メルロー ヴァラエタル 750ml 赤ワイン チリ

※サイトより引用
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。滑らかで豊かなタンニン、果実味が特徴。 黒みがかった濃いルビー色。鮮烈なラズベリーにコーヒーやチョコレートのニュアンスが複雑性を与える。滑らかで豊かなタンニンと、いきいきとした果実味が特徴。洗練された余韻が楽しめる。

■関連情報(コノスルのワイン)


レレレ サングリア・ブランカ NV

レレレ サングリア・ブランカ NV
レレレ サングリア・ブランカ NV
Lerele Sangria Blanca NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:7%
ブドウ品種:不明

ドン・キホーテで、200mlボトルを100円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかったイエロー
濃淡:やや濃い
粘性:弱い
外観の印象:少し熟成感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>オレンジ果汁、柑橘系
<香辛料・芳香・化学物質>酵母やナッツのようなイメージ
香りの印象:果汁の香りが強い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):果汁の甘み
酸味:弱め、足りない印象
苦味:ほぼなし
バランス:水っぽい、弱い
アルコール:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
オレンジとかブドウジュースのイメージ

【評価】
カクテル感覚でカジュアルに楽しむ

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてガブガブ飲む感じ

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きは弱め。

香りは、オレンジジュースのような印象が強く、よく嗅ぐと酵母やナッツのような要素があるような気がします。

味わいは、水っぽいくらい軽いアタックから、ジュースのような果実感で酸味も苦味も弱く、ストンと短いフィニッシュ。

まあ、100円のサングリアですので、まったく期待はしてなかったのですが、国産のサングリアよりは美味しい気がします。
水っぽいくらい軽いけど、何だか憎めないキャラというか、ちょっと頼りないけど素直な印象です。

アルコール度は7%で200mlなので、5%のビールだったら280mlくらいの換算になりますね。
クーラボックスにたくさん入れてバーベキューとか持ってくと良さそうです。

グラスにいれないで、瓶で飲むイメージでしょうね。
100円だったら安いし、気軽に楽しむには良いのではないでしょうか。

氷を入れたらますます薄くなるので、瓶ごとしっかり冷やして、そのまま飲んだ方がいいですね。

ちなみに瓶から直接飲むと香りをまったく感じません。
ワイングラスに入れて飲んだほうが、香りも感じられて美味しいですね。

ということは、瓶ごとしっかり冷やして、プラスチックのワイングラスに注いで飲む、がオススメでしょうか。
これから暖かくなってバーベキューのシーズンですが、このサングリアなかなか良いかも。

後味のえぐ味と舌に残るワックスのような印象が気にはなりますが、スナック菓子や肉が一緒だと気にならないでしょうね。

食事と合わせるイメージは全く無いので、ちょっと飲みたい時に気軽に開けるパターンでしょうね。
平日はほろ酔いくらいでちょうどいいのではないでしょうか。

気になるのはボトルデザインで、見た目良くないのでグラスに移して飲んだほうがいいでしょうね。

このワイン、カミさんがドン・キホーテで100円で買ってきたのですが、調べてみると元値はもっと高いみたいですね。

100円だったら全然ありですが、200円になったらちょっと微妙でしょうか。
300円は無いですね~。

ちなみにAmazonだと266円。

う~ん、あえて買わないかな~。
サングリアってフルボトルで買っても意外と安くて、しかも日持ちしますからね。

■Amazonへのリンク



※サイトより引用
白ワインにレモンが香る白のサングリアが日本上陸! ! ぶどう果汁が加わりさらに美味しさに弾みが増しました。ぶどう果汁が加わりさらに美味しさに弾みが増しました。飲み切りサイズでいつでもどこでも気軽にサングリアが味わえます。冷蔵庫で冷やして、キャップをあけるだけ。お家が本格的なスパインバルに変身します。アルコールの弱い方にもおススメです。

2016/03/25

エレンシア・アンティカ 赤 NV

エレンシア・アンティカ 赤 NV
エレンシア・アンティカ 赤 NV
HERENCIA ANTICA RED NV

スペイン:地中海地方:D.O.バレンシア
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ボバル、カベルネ・ソーヴィニヨン

ミニストップで、540円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい色調の、濃いルビー
濃淡:やや明るい
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>茎っぽいグリーン香、ちょっとタバコの葉
<香辛料・芳香・化学物質>ケミカル、硫黄、生肉、血液、アルコール香
香りの印象:ケミカルで青っぽい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:ちょっと荒い印象
タンニン分:ちょっと粗く、収斂性がある
バランス:荒っぽくて、ワイルド
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
ケミカル

【評価】
ライトながら全体的に荒っぽいバランスで、アルコールとタンニンが強く辛いフィニッシュ

【供出温度】
10度以下 荒っぽくて辛いのを冷やして抑えるか、温度を上げて飲みやすくするか、ちょっと微妙

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、底が見えるくらいの透明感と輝きがあります。

香りは、ケミカルな印象があって、茎っぽいグリーン香や、赤身の肉や血液、ちょっと荒っぽい印象です。

味わいは、軽めのアタックから、抑えめの果実感と甘みがじわっと出てくるものの、すぐに荒れた印象の酸味やタンニン、浮き気味のアルコールが主張してきて辛いフィニッシュ。

第一印象はハズレですね。
でも傷んでるとか、管理が悪かったという印象ではありません。

正々堂々と荒っぽいというか、ちょっと男前な感じでしょうか。

食事と合わせると結構いけそうな気がします。

今日の晩御飯は、コンビニのハンバーグカレードリア。
かなり強いメニューですが、このワイン完全に渡り合って負けません。

ただ、相性がいいといよりはケンカするような合い方で、フィット感はありません。
最後にワインの強さが残るのですが、サッパリしてくれる感じでもないですね。

人に例えると、発言は強いんだけど、場をかき回すだけで、何も結論を出さない、身勝手なビジネスマンみたいな。

んん、でも食べ物を飲み込んだあとでワインを飲むと、ちょっとサッパリしてくれますね。

枝豆って意外と赤ワインに合うのですが、このワインはオラオラって枝豆をボコボコにしてしまう感じ。
このワイン暴力的なんですね。

ビーフジャーキーにも対等に渡り合いますが、完全にケンカですね。
楽しそうに乱闘してる感じ。

冷蔵庫で冷やすとフルーツ感と甘みが出てくるので、温度低めの方が飲みやすいみたいです。

ただ温度が低いと、後味に苦味が残るのが気になりますね。
安いワインに時々ある、強く残る苦味です。

あまり幸せ感のない、武闘派ワインですが、好きな人は好きなんじゃないでしょうか。
特に男性は、これくらいガツンと個性のあるタイプが好きな人も多いかもしれません。

まあ個人的にはリピートすることはないかな~。

■楽天ショップへのリンク

エレンシア アンティカ(赤) ビセンテ・ガンディア 750ml (赤ワイン)【ライトボディ】あす楽対応

※サイトより引用
Vicente Gandia ビセンテ・ガンディア
歴史に刻まれたスペインの情熱
1885年に創業を開始して以来、125年以上の歴史を持つ老舗生産者です。
スペインでここまで長い歴史を持つ家族経営の生産者は珍しいと言われています。
創業間もない頃、フランスでフィロキセラの被害があった際に、スペインワインをフランスに輸出したことで大成功を収めました。
年間生産量6500万本。輸出85カ国(全体の90%が輸出)を誇り、オリーブオイルや無農薬有機栽培にも力を注いでいます。現在では四代目が継承しており、更なる飛躍の為に日々情熱を注いでいます 。
ブルーベリーやプラムの香りが広がり、滑らかな舌触りといつまでも余韻の続く味わいを楽しめます。ルビー色に輝く美しい色合いは、正に老舗ならではの情熱を感じさせます。
1000円以下のおすすめワイン

2016/03/22

サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ メルロー 2015

サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ メルロー 2015
サンタ・ヘレナ アルパカ カベルネ メルロー 2015
Alpaca Cabernet Sauvignon Merlot 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

ミニストップで、627円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫色のフチをした、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、キャンディ、ブルーベリー、グリーン系のスパイス
<香辛料・芳香・化学物質>血液、燻製肉、カラメル、樹脂
香りの印象:わりと複雑な印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:サラサラしているが、収斂性がある
バランス:スマートでフレッシュ、華やかさがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
柔らかくスマート、フルーティな味わいながら、しっかりしたタンニンと強めのアルコールで後味は辛い

【供出温度】
14-16度 口当たりは軽めだけど、後味がしっかり辛いのでやや温度高めの方が飲みやすいかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし(若々しいのでデキャンタージュすると開くかもしれない)

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをした濃いルビーで、底光りするような透明感と輝きがあります。

香りは、赤い果実やキャンディ、ブルーベリー、グリーン系のスパイス、血液や燻製肉、カラメルなどあり、複雑性を感じます。

味わいは、ライトですっきりしたアタックから、フレッシュな果実感と甘み、しっかりした酸がじゅわっと広がり、その後しっかりしたタンニンとアルコールが出てきて、辛い印象のフィニッシュ。

あちこちで評判の良いアルパカシリーズですが、このワインもしっかりしてますね。
ただ、アルコールが強く浮いた感じで、ちょっとバランスを崩していますかも、と思いきや・・・
時間が経つと全体がスーッと馴染んできましたね。

このワイン冷やし過ぎ注意で、温度が低いとギスギスした感じですが、ある程度温度が上がって空気に触れると全体的にまろやかになります。
ワンコインクラスでは珍しいですね。

このワイン、2011年、2013年、2014年と飲んでますが、それぞれ

2011年は
軽めながらも優しく、上品にまとまっているので、飲みやすい印象。
いわゆるチリカベとは全然違いますね。
ラングドックのワインって言っても通りそうな感じ。
2013年は
全体的にとても良くまとまっていて、マイルドで飲みやすく、果実感もたっぷり、それでいてワインの官能的な要素をしっかり持っているカジュアルワインです。
2014年は
飲みやすいのですが、かなりジュースっぽい印象ですね。
2013年の時は最初はとても良い評価で、後半お化粧がはがれてきた、という記録ですが、そういう点では2014年はすっぴんな感じです。
もう最初から素顔を見せてる感じ。
ジュースっぽくて、それなりにいろいろ混ざってる感があるものの、全体的には素直なまとまりじゃないでしょうか。
という変遷。

2015年は、カジュアルでジューシーという基本路線は同じですが、まろやかでしんなりした上品さがあって、それをしっかりしたアルコールが支えています。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のキチンが乗ったジャンバラヤ。
合わせるとフルーツ感と甘みが覆って、アメリカンな印象の食事になりますね。
ドライカレーにレーズンとか、ハンバーグにパイナップルとか、ご飯にきな粉とか、そんな感じ。

屋外のバーベキューで、イェーイとか言ってる感じで合います。

乗ってるチキンだけだと、ワインが浮いた感じになります。
ワインが主張強めなので、家庭料理には合わせにくそうですね。

バーベキューとか焼き肉のイメージでしょうか。

「ピーナッツチョコ」には、コーヒー的な合い方をして、これはピッタリ。
米油で揚げた「かめせん」もハイタッチする感じで合います。
「揚げ塩ピーナッツ」には軽い知り合いみたいな感じの合い方。

最後までしっかりした後味の辛さは変わらず、ちょっと真面目過ぎるような印象です。

人に例えると、色気のあるいい男なんだけど、近寄ってみるととても真面目でカタブツみたいな感じ?

コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

サンタ ヘレナ アルパカ カベルネ メルロー 2015 DO セントラル ヴァレー チリ 赤ワイン 辛口 ミディアムボディ 750mlSanta Helena "Alpaca" Cabernet&Merlot [2015] chile(Valley-Central)

※サイトより引用
チリ辛口赤ワインファン大注目!旨安ワイン愛好家に朗報!チリ超お買い得のハイ・コスパ究極辛口赤ワイン!1942年創業のサンタ・ヘレナ社は、いち早く海外進出を果たしたチリワインにおける輸出ブランドのパイオニア!今は世界52ヵ国以上で愛飲されており、長年培ったワイン造りのノウハウをいかしつつ、より高い品質を目指し活動を開始したサンタ・ヘレナ社のワインは、今後ますます世界のワイン愛好家の注目を集めていくこと間違いなし!チリをはじめ南アメリカを代表する動物である“アルパカ”!手頃な価格ながらサンタ・ヘレナ社が自信と想いを込めてお届けする本格派ヴァライエタルワイン!2014年ヴィンテージのカベルネ・メルローで月刊誌「一個人」2013年11月号で極旨ワイングランプリ第3位獲得!チェリーのような果実味とやわらかな味わいが心地よい赤ワイン!やわらかな渋みとまろやかなコクのバランスがとれた、極上辛口ミディアムボディ赤ワインが遂に登場!
■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)


2016/03/20

クネ・アラーノ ビウラ 2014

クネ・アラーノ ビウラ 2014
クネ・アラーノ ビウラ 2014
Cune Arano viura 2014

スペイン:リオハ・アルタ地域:D.O.Ca.リオハ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ビウラ100%

リカーランドトップで、税抜き899円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほぼグレーに近い、淡いイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>やや傷んだ印象の果実、南国系果実、ややナッティ
<香辛・芳香・化学物質>貝殻のようなミネラル、香木
香りの印象:開いている、独特の深みを持っている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:やわらかい、爽やか
苦味:控えめ
バランス:スリムな、まろやかな
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
白い実の果実

【評価】
ライトでほんのり甘みのある、優しく穏やかな味わい

【供出温度】
7度以下 軽いのでしっかり冷やした方がメリハリが出そうだけど、温度上がってもそこそこ飲める

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、ほぼグレーに近いレモンイエローで、金属質な輝きがあります。

香りは、最初にちょっと傷んだような果実感があって、その後南国系の果実感に変わり、ヘーゼルナッツや酵母のようなコクがあり、貝殻のようなミネラル感もあります。

味わいは、とても軽いアタックから、穏やかで優しい甘みと果実感がふんわりと広がり、やわらかな酸味が支えて、軽くえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

最初は傷んでる果実のような印象だったのですが、だんだんコクというか深みに変わってきました。
かなり軽めの味わいながらバランスが取れていて、ちょっと日本酒っぽい感じもあって、和食に合わせやすそう。

ワインだけでもスイスイと飲み進んでしまいますね。

今日の晩御飯は、鶏の水炊き。
キャベツと豆腐、えのき、ネギが入ってます。

このワイン、実によく合いますね。
日本酒っぽい感じが和食に良く合うみたいで、ポン酢と柚子胡椒の味付けでも大丈夫です。

シメの雑炊はコショウを入れる事で、さらに良く馴染みました。

おつまみで「ハツスモーク」に合わせてみると。ちょっとワインが負けて馴染まない感じです。

ワインだけになっても十分美味しいのですが、何か食べ物が欲しくなってしまいます。
食事に合わせやすいタイプだから、食べ物と合わせたときのイメージが出てきてしまうんですね、きっと。

ちょっと評価が難しいんですが、個人的には好きなタイプですね。

軽いけどコクや旨みがあって和食にも合わせやすい。
ただ、華やかさは無くて地味なタイプなので、そのへんで評価が分かれそう。

人に例えると、和装をしたヨーロッパ系の美人で、おしとやかにすましているって感じでしょうか。

個人的にはオススメです。

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クネ アラーノ ビウラ [2014]白ワイン 辛口 750ml スペイン リオハ アルタ DOCaリオハCune Arano Viura 香り豊かなビウラの特性を存分に引き出した仕上がり!

※サイトより引用
なめらかでエレガントな味わい。長い余韻の中に、果実味と心地よい酸が感じられます。果実本来の味わいを表現しています。
アラーノは、スペイン・リオハにて創立1879年の名門ワイナリーC.V.N.E.社の創業者兄弟に嫁ぎ、以来一族に受け継がれる「エレガントさと繊細さ」の象徴であるアラーノ姉妹の名を冠したワインです。
2組の創業者夫妻から5世代目となる兄ビクトール(現CEO)と共に舵を取るマリア・ウルティアは、直系女性として一族に代々続く「エレガントさと繊細さ」をこのワインに表現しました。
<産地詳細>
コンパニア・ビニーコラ・デル・ノルテ・デ・エスパーニャ(通称:クネ)は、DOCaリオハのリオハ・アルタ地区のアロにある家族経営のワイナリー。現CEOは5代目のビクトール・ウルティア氏。アロにある醸造所は1879年に設立し、品質の高いワインを生産することに力を注いできた。現在3つのワイナリーとリオハ・アルタと、リオハ・アラベサに合計550haの自社畑を所有。
『スペインワインで初の世界No.1に』2013年、ワインスペクテーター誌にて世界中の数千にも及ぶワインをテイスティングし、トップ100ワイナリーを厳選したランキングで、C.V.N.E.を代表する「Imperial Gran Reserva 2004」がスペインのワインとして初めて1位を獲得という快挙を成し遂げた。
【Cune】1879年設立。スペインのオフトレードマーケットで販売額第2位。
【IMPERIAL】1920年設立。フェリペ皇太子の結婚式で使用。2013年ワインスペクテーターでNo.1ワイン。
【Vina Real】1920年設立。王室のワインという名で王室御用達。
1000円以下のおすすめワイン

2016/03/19

コノスル リースリング ヴァラエタル 2015

コノスル リースリング ヴァラエタル 2015
コノスル リースリング ヴァラエタル 2015
Cono Sur Bicicleta Riesling 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:リースリング100%

酒のいしかわの通販で、6本セット4,621円、1本あたり770円で購入。
参考価格は、732円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>レモン、グレープフルーツ、青りんご、菩提樹、青草香
<香辛料・芳香・化学物質>白い小石のようなミネラル、ハチミツ、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、優しい
苦味:旨みをともなった
バランス:スリムな、スムースな
アルコール:やや弱め(に感じる)
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツ

【評価】
ライトでフレッシュな、爽やかな味わいながら、じわっと旨みも感じる

【供出温度】
7度以下 基本的にはしっかり冷やして飲んだ方が美味しそうだけど、温度が上がってきてもダレないしっかりした味わいを持っている

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、少し輝きがあります。

香りは、柑橘系や青りんご、梨のような果実香に、強めのミネラル感、グリーン系のフローラルやハーブの印象があります。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな柑橘系のフルーツ感と爽やかな酸味がふわっと広がり、その後に強めのえぐ味が出てきて、苦味が強いフィニッシュ。

爽やかで安定感のある味わいですが、ただ、これといって個性がなくて、何かつかみどころのないというか。
まあ普通な感じで、特に心が動かされるものがありません。

そつなくテキパキこなす、無表情なウエイターみたいな印象でしょうか。

今日の晩御飯は、鯛のソテー。
このワイン、甘みとボリューム感があるので、繊細な料理には合いませんね。

アルザスとかドイツのリースリングだったら合いそうなメニューですが、このワインはいかにもニューワールドって感じでフィットしません。

合わせる料理のイメージが分かりませんね。
パーティワインで、スナックとかオードブルに合わせるイメージでしょうか。

おつまみの、なんこつスモークやポテチには良く合いました。

コノスルワインは過度に期待してしまうので、ついつい辛口な評価になってしまいますが、この価格なら十分な品質だと思います。
最後までダレることなく、温度が上がっても美味しく飲めました。

最初は無表情でテキパキとこなすイメージでしたが、後半だんだん親しみが出てきたというか、打ち解けてきたような印象で、甘みと旨みがあってワインだけでも十分美味しいタイプですね。

2012年を飲んだ時は、「後半アラが出る。」という感想でしたが、2015年はまったく問題ありません。

やはりコノスルワインは進化を続けてるってことでしょうか。
また次の年も飲んでみたいワインです。

■楽天ショップへのリンク

【ワイン】【白】【コノスル】 リースリング ヴァラエタル 750ml 白ワイン チリ

※サイトより引用
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。ステンレスタンクで4ヶ月熟成。糖分を少々残す(7g/L)ことで、ほんのり甘く感じるスタイルに仕上げています。 輝きのある緑色がかった薄い黄色。 ハチミツのような香りをベースに、アプリコット、リンゴ、レモンの花、シトラスなどを感じさせるノートが複雑に絡み合っている。 糖分を少々残す(7g/L)ことで、ほんのり甘く感じるスタイルに仕上げている(コノスルの他のワインの残糖度は、すべて5g/L以下)。適度な酸味とほのかな甘みがバランス良く絡み合い、口当りは抜群。
■関連情報(コノスルのワイン)


2016/03/18

コスタネラ ロゼ 2014 (2回目)

コスタネラ ロゼ 2014
コスタネラ ロゼ 2014
COSTANERA ROSE 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:品種不明

まいばすけっとで、税込499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:オレンジがかった優しいサーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては淡め
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、穏やかな色調

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>アセロラ、赤い実の果実、グリーン系スパイス
<香辛料・芳香・化学物質>石灰っぽいミネラル
香りの印象:第1アロマがつよめ、落ち着いた印象

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、はっきりした
タンニン分:ロゼとしては強め
バランス:アルコールがしっかりしている
アルコール度:強め(に感じる)
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
スマートな口当たりだけど、ドライな味わいで後味は辛い

【供出温度】
10-13度 意外としっかりしているのであまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジがかった優しいサーモンピンクのロゼで、艶っぽい美しい外観です。

香りは、アセロラや赤い実の果実、グリーン系のスパイス、石灰のようなミネラル、時間が経つとキャンディっぽい印象が出てきます。

味わいは、軽めで優しいアタックから、穏やかな果実感としっかりした酸味がじわっと広がり、甘み少なめのドライな味わいの後、アルコールの強さが出てきて、乾いた辛いフィニッシュ。

見た目はとても穏やかで優しいのですが、飲むとしっかりと主張もあって、強さも持ってます。
ワンコインワインとしては十分なレベルですね。

今日の晩御飯は、冷凍食品のガパオライスと、25品目のサラダ・焙煎胡麻ドレッシング。

ガパオライスはとても良く合いますね。
スパイシーな料理にピッタリフィットします。

ロゼは中華に合うと言われますが、まさにそのフィット感。

しかも冷凍食品とワンコインという、似た者同士って感じで、仲良く談笑してるような印象の合い方です。
サラダは、ワインが勝ってしまうのですが、おたがいに邪魔はしないって感じ。

このワイン、フルーツ感控えめでドライなので、食事との相性がいいみたいですね。

おつまみのミックスナッツは、塩気がケンカしますが、まあ問題なし。
気分が上がる味わいではありませんが、安心感と安定感がありますね。

人に例えると、穏やかでテンション低めだけど、とてもしっかりした考え方を持ってて、ブレない印象の若い男子みたいな感じでしょうか。
またリピートしたいワインです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/03/17

バロン・ロメロ 赤 NV (2016年購入)

バロン・ロメロ 赤 NV
バロン・ロメロ 赤 NV
BARON ROMERO RED NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

まいばすけっとで、399円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、やや明るい

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>人工的な果実感
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ややケミカル、スモーク
香りの印象:人工的

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、おだやか
タンニン分:軽め
バランス:スマートな、痩せた印象
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ぶどうジュースっぽい

【評価】
ライトでそっけない味わいながら、バランスは悪くない

【供出温度】
10度以下 冷蔵庫でしっかり冷やして飲むくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、底がうっすら見えるくらいの透明感があります。

香りは、人工的な果実感と、カラメルっぽい甘い印象、硫黄、スモーク、ややケミカルな印象もあります。

味わいは、ライトなアタックから、人工的な果実感と酸味があって、ストンと落ちてくような水っぽい印象の、軽くえぐ味を残すフィニッシュ。

ワンコインをさらに下回る、今どき珍しい低価格ワインですが、まあ意外と悪くないみたい。

ちょっと人工的なのですが、国産ワインのような作りもの感は少なくて、ワインらしさを持ってます。
水っぽいくらい軽いですが、サラッとしてて、シンプルで、気兼ねのない感じが良いですね。

このワイン、2014年に飲んでますがその時の印象は
味わいは、軽めながら酸味と渋みが強く、全体にギクシャクした印象。
第一印象はイマイチだけど、価格を考えるとまあ悪くないかな。
バサバサした荒っぽい味わいも、個性ととらえると、こういうのもありかなって感じ。
でした。

今回はもっとスムーズにまとまってて、ギクシャクした印象はありません。
ちょっと国産ワイン的な、マイルドな方向になってきてる印象でしょうか。

2014年の時から比べると、少し品質があがっているのかもしれませんね。

今日の晩御飯は冷凍パスタのミートソース。
最近の冷凍パスタは、そこらのコンビニパスタよりも美味しかったりしますね。

脂っこさをサッパリしてくれるという点では良く合います。
主張が少ないので、合わせる食事の幅は広そうです。

おつまみのミックスナッツも気兼ねのない感じで合いますね。

この価格なら全然ありじゃないでしょうか。

人に例えると、生真面目な面白みのないサラリーマンなんだけど、でも信頼できる人柄、みたいな。

またリピートしたいと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/03/15

コッパー エステート 白 NV (2016年購入)

コッパー エステート 白 NV
コッパー エステート 白 NV
COPPER ESTATE WHITE NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:不明

セブンイレブンで、494円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ややオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ライチ、熟したモモ、やや傷んだ果実、白バラ
<香辛料・芳香・化学物質>チョーク、クリーム、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め、やや人工的

【味わい】
アタック:とても軽い(水っぽい)
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
苦味:軽め
バランス:スリムな、痩せた
アルコール:軽め
余韻:短い

【フレーヴァー】
水っぽい梨のような果実感

【評価】
水っぽいフルーツ感に痩せたなボディだが、意外と悪くない

【供出温度】
7度以下 とにかく水っぽいのでしっかり冷やして飲んだ方が良い

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、最初にアロマティックなライチのような果実、グラスを回すとやや傷んだ印象の濃縮感のある果実、ハチミツ、チョーク、フローラルの印象もあります。

味わいは、水っぽいくらい軽いアタックから、落ち着いた果実感と酸味がじわっと広がり、細身のボディながら、旨みを持っていて、そのままスーッとフィニッシュ。

かなり水っぽいですが、意外と悪くないですね。
アルコール度を抑えているのが、バランス良く感じるポイントでしょうか。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのチキンとホウレンソウのペペロンチーノ。
サッパリして、フルーツウォーターを合わせるような合い方をします。
香りも立っていいですね。

軽いので食事の邪魔をせずに、引き立て役に回ります。
水っぽいのが逆に、ミネラルウォーターみたいな乾きを癒やしてくれるような合い方で、これはワインがどんどん進みますね。
飲み過ぎ注意です。

なんでしょうね・・・後味がとても良いですね。
とても良い余韻を残します。

甘すぎず、抑えめの果実感で、まさにフルーツフレーバーのミネラルウォーターって感じ。

2015年に飲んだ時の記事を見てみると、まったく同じようなフルーツフレーバーのミネラルウォーター的な印象でした。
基本コンセプトはブレずに変わってないみたいですね。

トマトバジル味のプロセスチーズに合わせると、ワインが完全に負けてしまいました。

ちょっと抑えめな家庭料理的なメニューが良いですね。
普通の日常のワンシーンに何気なく合いそう。

人に例えると、とくべつハンサムじゃないけど、物静かで控えめな気持ちのいい若者みたいな感じでしょうか。

税込みワンコインで買えるという点ではリピート率が高そうなワインです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/03/11

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2015

カーサ・スベルカソー シャルドネ 2015
カーサ・スベルカソー シャルドネ 2015
Casa Subercaseaux Chardonnay 2015

チリ:産地不明
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

ローソンで、税込み575円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、南国系果実、ややナッティ
<香辛料・芳香・化学物質>硝煙、石灰のようなミネラル、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい、やや硫黄の影響を感じる

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:旨みをともなった
バランス:スムースな、溌剌とした
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系フルーツ

【評価】
フレッシュでフルーティだが、ドライでアルコールも強めに感じる

【供出温度】
8-10度 アルコール度が高いので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、淡めのグリーンがかったイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、柑橘系や南国系の果実、石灰のようなミネラル、硝煙、少しフローラルの印象もあります。

味わいは、やや軽めのアタックから、フレッシュなフルーツ感と爽やかな酸味がじわっと広がり、残糖少なめのドライな味わいの後にアルコールの辛さが出てきて、やや乾く印象でのフィニッシュ。

このシリーズ何度も飲んでますが、以前とくらべて安定感が増して貫禄が出てきた感じでしょうか。

ちなみに2014年は、
全体的に、ちょっと暴れた感じのヤンチャなまとまりです。
ちょっと荒っぽい印象だけど、そんなに悪くはありません。
とてもメリハリのある印象で、ピリピリした感じもあって、個性と捉えるとちょっと面白い
2013年は、
このワイン、何度も飲んでますが、そつなく、安心して飲める感じ。
穏やかなフルーツ感がとてもいいですね。
ワインだけでどんどん飲んでしまいます。

2012年は、
ワンコインですが、リッチ感やボリューム感、果実感が好印象。

という感想。

2015年は、スッキリ爽やかで、実に落ち着いた印象ですね。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのカルボナーラ。
ワインの裏ラベルに、相性の良い料理カルボナーラってありますが、確かに馴染みはいいですね。

印象としては、チューハイ的な後味をサッパリしてくれる合い方で、マリアージュというよりは、友人的な合い方。

おつまみの「大人のベビーチーズ、トマト&バジル味」に合わせると、表面的は合うけど、ちょっと距離感があります。
柿ピーわさびも適当にあしらう感じ。

パーティワインとしても、食事と一緒でも、うまくこなす印象ですね。
チューハイ的な合い方なので、鶏のグリルとか、フライ、汁なしの中華麺系とかでしょうか。

人に例えると、知的でロジックがしっかりしてる、ビジネスマンの若者みたいな?

またリピートしたいワインですね。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2016/03/09

アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV (2016年購入2回目)

アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV
アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV
Alegremente Sauvignon Blanc NV

チリ産:日本でボトリング
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

セブンイレブンで、408円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:わりとしっかりしてる
特徴:
<果実・花・植物>キャンディ、カラメル、梨、青リンゴ
<香辛料・芳香・化学物質>シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、やや人工的

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや軽め
余韻:短い

【フレーヴァー】
グレープフルーツ

【評価】
スリムで爽やか、ちょっと人工的でドライ

【供出温度】
7度以下 温度低めにして爽やかさを楽しむ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったイエローで、ねっとりしたツヤがあります。

香りは、柑橘系、カラメル、人口的なキャンディ香、青さのあるリンゴ、固い梨、時間とともに甘いカラメル香が強くなってきました。

味わいは、スリムで軽めのアタックから、さわやかな果実味と酸味が広がり、ドライな味わいで苦味のある短めのフィニッシュ。

痩せた乾いた感じですが、すっきり爽やかなフルーツ感があって、個人的には悪くないです。
全体のバランスが良くて、後味もいいんですね。

軽くてあまり酔わないような感じ。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのボンゴレビアンコ。
合わせてみると、レモンを絞るような爽やかな合い方で、ちょっとチューハイっぽいでしょうか。

おつまみの薄皮付きピーナッツや青のりせんべいにも、うまく合わせてくれます。

このワイン、合わせる食事の幅が広そうですね。
軽いので、家庭料理とかコンビニ弁当に良く合いそう。

人に例えると、身奇麗でさっぱりした、営業の上手い若者って感じで、好感度は高いですね。

個人的は全然OKで、リピートしたいワインです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

2016/03/06

コノスル カルメネール ヴァラエタル 2014

コノスル カルメネール ヴァラエタル 2014
コノスル カルメネール ヴァラエタル 2014
Cono Sur Bicicleta Carmenere 2014

チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:カルメネール85%、カべルネ・ソーヴィニヨン9%、メルロー4%、アスピラン・ブーシェ2%

酒のいしかわの通販で、6本セット4621円、1本あたり770円で購入。
参考価格は、713円。

【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しいピンクっぽいフチの、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ブルーベリージャム、グリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、やや薬っぽいスパイス
香りの印象:若々しい、若干還元的?

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖は少ないがアルコールのボリューム感がある
酸味:なめらかな、しっかりした
タンニン分:溶け込んでいるが、収斂性がある
バランス:やや肉厚で、流れるような
アルコール度:強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー、アルコールの印象が強い

【評価】
フレッシュでフルーティながら、アルコールが強くしっかりしたベースがある

【供出温度】
10-13度 フレッシュ感を味わうなら温度低め、でも温度が上がっても飲めそうな印象

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンク色のフチをした濃いガーネットで、透明感はほとんど無く、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、カシスやブルーベリージャム、生肉、グリーン系のスパイス、ちょっとケミカルで還元的な印象もあるかも。

味わいは、柔らかいトロッとした口当たりから、濃縮感のある果実味と甘み、優しい酸味がたっぷりと広がり、ふっくらしたボディがスーッと続いて、軽く乾く感じでフィニッシュ。

味わいはとてもフルーティでカジュアルなのですが、アルコール度は高くタンニンもしっかりあるので、後味はちょっと乾く感じになって、飲み始めと飲み終わりで印象がだいぶ違いますね。

でも飲み進むと、厚みのあるジャムのような濃厚な果実感でまとまってきて、チビチビ飲んで美味しい感じになってきました。
濃縮された果汁を飲んでるみたいな感じで、ワインだけで美味しいタイプですね。

今日の晩御飯は、自家製のチキンカレー。
普通のルータイプです。

合わせてみると、フルーティで甘みがあるものの、カレーだと何となく馴染む感じです。
口をサッパリしてくれる感じで、ワインがあった方がいいですね。

濃縮果汁みたいな味わいなので、食事には合わせにくそうですが、ミートソースとかデミグラスソースとか甘みのあるソースだと良さそうな気がします。

おつまみのミックスナッツには、まあ適当に合わせてくるような感じです。

バーベキューとか焼き肉のような、お肉パーティみたいなシーンにはカジュアルに合いそうですね。

人に例えると、スイート系ファッションの、可愛いアラサーの肉食女子、って感じ?

シーンによっては活きるワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

【ワイン】【赤】【コノスル】 カルメネール ヴァラエタル 750ml 赤ワイン チリ

※サイトより引用
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。質の良い酸味、まろやかなタンニンがあり、バランスのよい味わいです。 魅力的で深みのあるルビー色。ブラック・ペッパーのようなスパイシーな香り、熟したブルーベリーの果実香、樽熟成に由来するヴァニラ香、コーヒーなどの香り。フルボディで質の良い酸味、まろやかなタンニンがあり、バランスのよい味わい。余韻は長め。
■関連情報(コノスルのワイン)


2016/03/05

コノスル シャルドネ ヴァラエタル 2014

コノスル シャルドネ ヴァラエタル 2014
コノスル シャルドネ ヴァラエタル 2014
Cono Sur Bicicleta Chardonnay 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

酒のいしかわの通販で、6本セット4621円、1本あたり770円で購入。
参考価格は、732円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グルーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、パイナップル、青リンゴ、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、硝煙
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、厚みのある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
南国系のリッチな果実感

【評価】
充実した果実感があり、爽やかながら厚みのある味わい

【供出温度】
8-10度 しっかりしていて厚みがあるので、ちょっと温度高めでもいけそうだけど、冷やし気味でカジュアルに飲むタイプかも

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡く、グリーンがかったイエローで、強い輝きがあります。

香りは、カリン、パイナップル、青りんご、柑橘系など複雑な果実感、グリーン系のフローラル、硝煙、ミネラルなど、しっかりした構成。

味わいは、トロ味のあるネクターのようなアタックから、心地良い甘みとリッチな果実味、爽やかな酸味がじゅわっと広がり、ふっくらしたボディが長めに続いてジューシーなフィニッシュ。

コノスルのシャルドネって実は久しぶりなのですが、ちゃんとしてますね。
リッチなタイプではなく、フルーティで甘みがあるカジュアルタイプなのですが、しっかりした品質で安定感があります。

カジュアルなんだけど、全体のまとまりが良いんですね。
果実感や甘み、酸味や苦味などがちょうど良くて、さらにしっかりワインらしさを持っている。

安いワインはジュースっぽいものが多いですが、コノスルはちゃんとワインらしい味わいがします。

今日の晩御飯は、トンカツ。
中濃ソースと辛子でいただきます。

このワイン、甘くて果実感が強いので、ワインが浮いてしまいますね。
ただ、慣れてくるとワインがあった方がさっぱりして美味しいかも。

後味がいいというか苦味がいいんですね。

食事にワインを直接ぶつけると合わないけど、飲み込んだ後にワインを飲むととてもサッパリします。

甘みがあるけど、ベタベタしないんですね。
このあたりもコノスルマジックで、酸味とか苦味がしっかりしているので甘さが際立たない。

しかも13%もアルコール度があるにも関わらず、アルコールが主張する感じがまったくありません。
バランスがとても良いってことでしょうね。

この価格でこのまとまりはやはり素晴らしいですよね。

おつまみで薄切りバナナチップスに合わせたら、ワインが負けて酸っぱく感じます。
同じような味の構成で、甘みや果実味が負けてるからでしょうか。
ナッツ系はパーティ的に合います。

グラスに入れて時間が経つとちょっと痩せた印象になりますが、まあこの価格帯だったらしょうがないレベルでしょうか。

人に例えると、ブロンドで目立つ高校の留学生だけど、考え方はとてもしっかりしてる、って感じ?

安心の品質でオススメです。

■関連情報(コノスルのワイン)


2016/03/04

コスタネラ シャルドネ ゲヴュルツトラミネール 2014

コスタネラ シャルドネ ゲヴュルツトラミネール 2014
コスタネラ シャルドネ ゲヴュルツトラミネール 2014
COSTANERA CHARDONNAY GEWURZTRAMINER 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール

まいばすけっとで、799円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>グリーン系のハーブ、菩提樹、グレープフルーツ、青草香
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、香木
香りの印象:第1アロマが強め、独特なグリーン香

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:やさしい、おだやか
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、ねっとりした
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ネクターのような甘い果実

【評価】
やわらかい口当たりで、甘くてねっとりしたフルーツ感がある

【供出温度】
8-10度 甘みがありふっくらしているので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、グリーン感が強く、独特のハーブやスパイスのような印象に、ちょっとミネラル、グレープフルーツ、時間が経つと更にハチミツのような甘みが出てきました。

味わいは、ネクターのようなねっとりした口当たりで甘みが強く、ボリューム感のある果実感と穏やかな酸味がふわっと広がり、ふっくらしたボディが少し長めに続いて、軽くえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

最初に口に含んだ時にちょっと腐臭のような嫌な印象がありましたが、その時だけで、後はまったく問題ありません。
残糖が多めで甘みが強めなので、食事には合わせにくいタイプかもしれません。

ワインだけで楽しめるタイプですね。

温度が低いとフレッシュ感が出てきて甘みが抑えられるので、しっかり冷やした方が美味しく飲めそうです。

今日の晩御飯は、冷凍パスタのボンゴレビアンコ。
合わせると、完全にワインが勝ってしまって、全部デザートみたいに持って行きます。
後味は甘い果実のコンポートのようです。

おつまみで、「ロルフ 大人のベビーチーズ、トマト&バジル」に合わせると何というかちょうどいい感じ。
バジルの香りと、ワインのやや強めの香りがいい感じでフィットします。

「塩揚げ餅」には、ジュースっぽい感じでフィットします。
「ベビースターラーメン」にも、パーティっぽく合いますね。

まいばすけっとで展開するコスタネラシリーズの中でもワンランク上の価格帯ですが、たしかにちょっとランクアップした印象はあります。

コストパフォーマンスは悪くないと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/03/02

カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2015

カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
CALEUCHE SAUVIGNON BLANC 2015

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ミニストップで、588円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、ややおとなしい

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>固い白い実の果実、ハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>スモーキー、鉱物質、ミネラル、クリーム、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、やや還元的?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:旨みを伴った
バランス:まろやか、ややオイリー
アルコール:やや弱め
余韻:ちょっと続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
フレッシュでフルーティだが、甘さは弱めなので、食事には合わせやすそう

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やして飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はやや淡い、グリーンがかったレモンイエローで、ちょっとおとなしい印象。

香りは、鉱物や石油系、ミネラルが中心で、青い果実感とハーブ、スモークの印象もあり、時間が経つとべっこう飴のような甘い印象が出てきました。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、やや抑えた果実感と酸味がじわっと広がり、細身のボディにアルコールがやや重くのしかかって、えぐ味と苦味が残るフィニッシュ。

何か悪くないのだけど、ちょっと全体的に重いんですよね。
楽しさがないというか。

今日の晩御飯はコンビニパスタの、トマトチーズスープパスタ。
味にまったくまとまりがなくて、まったく美味しくないですね、これ。。。

学生が作るのに失敗したパスタをワインが優しく慰める、ってな感じで合います。
地味な印象ですが、食事が入ると優しい包み込むような感じになって、ふわっと広がりますね。

それにしてもこんなに美味しくないパスタは久しぶりに食べたな。
冷凍パスタの方がまだ全然美味しいぞ。(愚痴)

このワイン、穏やかで大人しいので、食事の邪魔をしないタイプみたいですね。
おつまみの薄皮付きピーナッツにも穏やかに対応しました。

安心して飲めるタイプで、気分が上がる感じではないけど安定感を感じます。

人に例えると、腰が低くて、人当たりがいい、ニコニコしている若い営業って感じ?

素直な印象で、ワンコインの中では安定感のある方だと思います。
残ったワインを冷蔵庫に入れておいて次の日に飲みましたが、ちょっと酸っぱくなってるもののまだ十分飲めました。

またリピートしてみたいワインですね。

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